JPH09298468A - 信号処理装置、信号記録装置及び信号再生装置 - Google Patents

信号処理装置、信号記録装置及び信号再生装置

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JPH09298468A
JPH09298468A JP8109750A JP10975096A JPH09298468A JP H09298468 A JPH09298468 A JP H09298468A JP 8109750 A JP8109750 A JP 8109750A JP 10975096 A JP10975096 A JP 10975096A JP H09298468 A JPH09298468 A JP H09298468A
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bit digital
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digital signal
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文孝 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、1ビットディジタル信号に音質調整処
理を施すとなると、装置の規模が大きくなりかつ高価に
なってしまっていた。 【解決手段】 デシメーションフィルタ4はΣΔ変調器
3が出力した64fS/1ビットディジタル信号をダウ
ンサンプリングする。信号処理回路5はデシメーション
フィルタ4からのfS/24ビットディジタル信号にイ
コライジング処理を施す。遅延器6は上記fS/24ビ
ットディジタル信号を信号処理回路5での処理時間分遅
延させる。減算器7は信号処理回路5からのfS/24
ビットディジタル出力信号とfS/24ビットディジタ
ル遅延信号との差分を演算する。インターポレーション
フィルタ8は上記fS/24ビットディジタル信号の差
分結果を標本化周波数64fSの24ビットディジタル
信号にオーバーサンプリングする。遅延器9は、ΣΔ変
調器3からの64fS/1ビットディジタル信号をデシ
メーションフィルタ4、信号処理回路5、減算器7及び
インターポレーションフィルタ8での合計処理時間分遅
延させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シグマデルタ変調
処理により得られた1ビットディジタル信号に例えばイ
コライジング処理のような音質調整処理を施す信号処理
装置、音質調整処理が施されたディジタル信号を記録す
る信号記録装置、及びシグマデルタ変調処理により得ら
れた1ビットディジタル信号に音質調整処理を施して再
生する信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、音声信号をディジタル化する
方法としては、アナログオーディオ信号を例えば標本化
周波数44.1KHz、データ語長16ビットのマルチ
ビットオーディオ信号に変換する方法が知られている。
【0003】これに対して、近時ではシグマデルタ(Σ
Δ)変調と呼ばれる方法で音声信号をディジタル化し
て、得られた1ビットオーディオ信号をそのまま扱うこ
とが考えられるようになった。
【0004】ΣΔ変調された1ビットオーディオ信号
は、従来のマルチビットオーディオ信号に使われてきた
データのフォーマットに比べて、例えば標本化周波数が
44.1KHzの64倍でデータ語長が1ビットという
ように、非常に高い標本化周波数と短いデータ語長とい
った形をしており、広い伝送可能周波数帯域を特長にし
ている。また、ΣΔ変調により1ビットオーディオ信号
であっても、64倍という標本化周波数に対して低域で
あるオーディオ帯域において、高いダイナミックレンジ
をも確保できる。
【0005】上述したような1ビットオーディオ信号に
対しても、当然のことながらイコライジング処理等のよ
うな信号処理が必要となる。例えば、イコライジング処
理、すなわち可聴帯域内のある特定の帯域を強調した
り、弱めたりして、音質を調整する処理を行う信号処理
装置の最も基本的な構成を図8に示す。
【0006】図8に示した信号処理装置95は、入力端
子96から入力されたアナログオーディオ信号を先ずΣ
Δ変調器97に供給する。ΣΔ変調器97は、例えば現
行のコンパクトディスクで使われる標本化周波数f
S(=44.1KHz)の64倍の標本化周波数64fS
で上記入力アナログオーディオ信号を1ビットディジタ
ル信号に変換する。
【0007】この1ビットディジタル信号は現行のPC
M処理用の信号処理回路98に供給される。信号処理回
路98は上記1ビットディジタル信号に対してイコライ
ジング処理を施す。
【0008】信号処理回路98からのイコライジング処
理信号はΣΔ変調器99に供給され、再度1ビットディ
ジタル信号とされてから出力端子100に供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記PCM
処理用の信号処理回路98では、上記1ビットディジタ
ル信号の標本化周波数が64fSであるため、PCM処
理の標本化周波数の64倍の処理速度が必要とされる
か、あるいは信号処理回路を例えばDSP(Digital Si
gnal Processor)で構成する場合には多数のDSPが必
要とされる。また、標本化周波数64fSに対してオー
ディオ帯域の周波数が極めて低い為、信号処理のビット
数も大きくしないと所望の特性を得ることができないの
で、システムが非常に大規模かつ高価になってしまう。
【0010】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、イコライジング処理等の信号処理を小規模かつ
安価なハードウェアで実現できる信号処理装置、信号記
録装置及び信号再生装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号処理装
置は、上記課題を解決するために、先ず、シグマデルタ
変調により得られた標本化周波数NfSの1ビットディ
ジタル信号をダウンサンプリング手段で標本化周波数f
Sのマルチビット信号にダウンサンプリングしてからこ
のマルチビット信号に信号処理手段で所定の信号処理を
施している。上記ダウンサンプリング手段からのダウン
サンプリング出力であるマルチビット信号は第1の遅延
手段により所定の時間遅延される。この遅延出力は、上
記信号処理手段の信号処理出力から、演算手段により減
算される。上記演算手段の差分結果は、オーバーサンプ
リング手段により標本化周波数NfSのマルチビット信
号にオーバーサンプリングされる。このオーバーサンプ
リング手段のオーバーサンプリング出力は、第2の遅延
手段で所定時間遅延された標本化周波数NfSの1ビッ
トディジタル信号と加算手段で加算される。そして、こ
の加算手段の加算結果は、シグマデルタ変調手段により
再度標本化周波数NfSの1ビットディジタル信号に変
換されて出力される。
【0012】また、本発明に係る信号記録装置は、上記
課題を解決するために、先ず、シグマデルタ変調により
得られた標本化周波数NfSの1ビットディジタル信号
をダウンサンプリング手段で標本化周波数fSのマルチ
ビット信号にダウンサンプリングしてからこのマルチビ
ット信号に信号処理手段で所定の信号処理を施してい
る。上記ダウンサンプリング手段からのダウンサンプリ
ング出力であるマルチビット信号は第1の遅延手段によ
り所定の時間遅延される。この遅延出力は、上記信号処
理手段の信号処理出力から、演算手段により減算され
る。上記演算手段の差分結果は、オーバーサンプリング
手段により標本化周波数NfSのマルチビット信号にオ
ーバーサンプリングされる。このオーバーサンプリング
手段のオーバーサンプリング出力は、第2の遅延手段で
所定時間遅延された標本化周波数NfSの1ビットディ
ジタル信号と加算手段で加算される。そして、この加算
手段の加算結果を、シグマデルタ変調手段により再度標
本化周波数NfSの1ビットディジタル信号に変換して
から、記録処理手段で記録処理を施し、記録媒体に記録
する。
【0013】また、本発明に係る信号再生装置は、上記
課題を解決するために、先ず、シグマデルタ変調により
得られた標本化周波数NfSの1ビットディジタル信号
をダウンサンプリング手段で標本化周波数fSのマルチ
ビット信号にダウンサンプリングしてからこのマルチビ
ット信号に信号処理手段で所定の信号処理を施してい
る。上記ダウンサンプリング手段からのダウンサンプリ
ング出力であるマルチビット信号は第1の遅延手段によ
り所定の時間遅延される。この遅延出力は、上記信号処
理手段の信号処理出力から、演算手段により減算され
る。上記演算手段の差分結果は、オーバーサンプリング
手段により標本化周波数NfSのマルチビット信号にオ
ーバーサンプリングされる。このオーバーサンプリング
手段のオーバーサンプリング出力は、第2の遅延手段で
所定時間遅延された標本化周波数NfSの1ビットディ
ジタル信号と加算手段で加算される。そして、この加算
手段の加算結果を、シグマデルタ変調手段により再度標
本化周波数NfSの1ビットディジタル信号に変換して
から、アナログ変換手段によりアナログ信号に変換して
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る信号処理装
置、信号記録装置及び信号再生装置のいくつかの実施の
形態について説明する。
【0015】先ず、第1の実施の形態について図1を参
照しながら説明する。この第1の実施の形態は、シグマ
デルタ(ΣΔ)変調器3でのΣΔ変調処理により得られ
た1ビットΣΔ変調ディジタル信号にイコライジング処
理のような音質調整処理を施した後、この1ビットΣΔ
変調ディジタル信号に記録処理回路12で記録処理を施
し、磁気テープ14に記録する信号記録装置1である。
【0016】ここで、ΣΔ変調器3が出力する1ビット
ΣΔ変調ディジタル信号は、例えばコンパクトディスク
に用いられるような標本化周波数fS(=44.1KH
z)の64倍の標本化周波数64fSで標本化されて生
成される。
【0017】信号記録装置1は、入力端子2から入力さ
れるアナログオーディオ信号にΣΔ変調器3がΣΔ変調
を施して得られた標本化周波数64fSの1ビットΣΔ
変調ディジタル信号(以下、64fS/1ビットディジ
タル信号と記す。)を標本化周波数fSの例えば24ビ
ットディジタル信号(以下、fS/24ビットディジタ
ル信号と記す。)にダウンサンプリングするデシメーシ
ョンフィルタ4と、このデシメーションフィルタ4から
のfS/24ビットディジタル信号に例えばイコライジ
ング処理のような音質調整処理を施す現行のPCM処理
用の信号処理回路5と、デシメーションフィルタ4から
のfS/24ビットディジタル信号を信号処理回路5で
の処理時間分遅延させる遅延器6と、信号処理回路5か
らのfS/24ビットディジタル出力信号と遅延器6の
S/24ビットディジタル遅延信号との差分を演算す
る減算器7と、この減算器7からのfS/24ビットデ
ィジタル信号の差分結果を標本化周波数64fSの24
ビットディジタル信号(以下、64fS/24ビットデ
ィジタル信号と記す。)にオーバーサンプリングするイ
ンターポレーションフィルタ8と、ΣΔ変調器3からの
64fS/1ビットディジタル信号をデシメーションフ
ィルタ4、信号処理回路5、減算器7及びインターポレ
ーションフィルタ8での合計処理時間分遅延させる遅延
器9と、インターポレーションフィルタ8からの64f
S/24ビットディジタル信号と遅延器9からの64fS
/1ビットディジタル信号とを加算する加算器10と、
この加算器10からの64fS/25ビットディジタル
信号を再度64fS/1ビットディジタル信号に変換す
るΣΔ変調器11と、このΣΔ変調器11からの64f
S/1ビットディジタル信号に記録処理を施す記録処理
回路12とを備えてなり、記録処理回路12で記録処理
が施された1ビットディジタル信号のストリームを記録
ヘッド13で磁気テープ14に記録する。
【0018】一般的に、例えばイコライジング処理は、
目的として音質の調整が主であるから、可聴周波数帯域
のみを操作出来れば良く、可聴周波数帯域を超える帯域
の操作は実用上必要ないと考えられる。これはつまり、
可聴周波数帯域の成分を処理できるだけの標本化周波数
での演算で実用上十分と考えることができるということ
である。
【0019】したがって、標本化周波数64fSの1ビ
ットディジタル信号を、最低限度、可聴帯域の成分を処
理できるまでダウンコンバートして、信号処理すれば実
用上イコライジング処理としては目的を果たすことがで
き、かつハードウェア量を削減できることになる。
【0020】しかしながら、単に原信号である64fS
/1ビットディジタル信号をダウンコンバートして標本
化周波数をfSに下げ、イコライジング処理を実現させ
るということは、演算量の削減を可能とするが、可聴帯
域外の情報も削除してしまうことになり、高速標本化さ
れた1ビットディジタル信号の持つ長所を失うことにな
る。
【0021】そこで、この信号記録装置1では、ΣΔ変
調器3からの64fS/1ビットディジタル信号をデシ
メーションフィルタ4側、及び遅延器9側の2系統に供
給している。
【0022】この内、デシメーションフィルタ4側の一
方の系統では標本化周波数64fSの1ビットディジタ
ル信号を、該デシメーションフィルタ4で最低限度、可
聴帯域の成分を処理できるまでダウンコンバートする。
【0023】デシメーションフィルタ4からのダウンコ
ンバート出力には信号処理回路5により例えばイコライ
ジング処理が施される。
【0024】このイコライジング処理出力から減算器7
が遅延器6を介した遅延信号を減算することで、信号処
理回路5でのイコライジング処理が可能であった可聴帯
域のみを抽出する。
【0025】この可聴帯域のみのfS/24ビットディ
ジタル信号は、インターポレーションフィルタ8で64
S/24ビットディジタル信号にオーバーサンプリン
グされ、他方の系統の遅延器9側の遅延出力に加算器1
0で加算される。
【0026】加算器10は、一方の系統で得られたイコ
ライジング処理が施された可聴帯域の64fS/24ビ
ットディジタル信号に、他方の系統からの可聴帯域外情
報を含んだ64/1ビットディジタル信号を加算し、6
4fS/25ビットディジタル信号をΣΔ変調器11に
供給する。
【0027】そして、ΣΔ変調器11は、再度64fS
/1ビットディジタル信号を生成し、記録処理回路12
に供給する。記録処理回路12は、上記64fS/1ビ
ットディジタル信号に記録処理を施す。
【0028】ここで、ΣΔ変調器3の具体的な構成を図
2に示す。入力端子2からのアナログオーディオ信号
は、抵抗18を介して演算増幅器20の反転入力端子
(−)に供給される。1ビットD/A変換器23の出力
も抵抗22を介して演算増幅器20の反転入力端子
(−)に供給される。
【0029】演算増幅器20の反転入力端子(−)と出
力の間にはコンデンサ21が挿入されており、全体とし
て反転型積分器19を構成しており、入力信号と帰還1
ビット信号の差分電流を積分した電圧が演算増幅器20
から出力され、比較器24に入力される。
【0030】比較器24は、演算増幅器20の出力が0
V以上のときには“1”を、0V未満のときには“0”
をDラッチ25に出力する。Dラッチ25は、比較器2
4の出力をクロック端子26から供給されるサンプリン
グクロックによりサンプリング周期毎にラッチし、1ビ
ットΣΔ変調ディジタル信号として出力する。また、こ
のDラッチ25はその出力により1ビットD/A変換器
23の出力を制御している。
【0031】1ビットD/A変換器23は、Dラッチ2
5の出力が“1”のときには“+αV”を、“0”のと
きには“−αV”を出力し、抵抗18を介した入力アナ
ログオーディオ信号に加算する。
【0032】このΣΔ変調器3が出力する64fS/1
ビットディジタル信号の周波数特性Xを図3の(a)に
示す。この64fS/1ビットディジタル信号の周波数
特性Xは、fS/2以下の可聴帯域x1とfS/2より大
きい可聴外帯域xhの和となる。
【0033】デシメーションフィルタ4は、上記周波数
特性Xの1ビットディジタル信号をダウンコンバートし
て、図3の(b)に示すような周波数特性x1のfS/2
4ビットディジタル信号を出力する。
【0034】信号処理回路5は、図3の(b)に示した
周波数特性x1のfS/24ビットディジタル信号に例え
ばイコライジング処理を施して、図3の(c)に示すよ
うな周波数特性f(x1)のfS/24ビットディジタル
処理信号を出力する。
【0035】減算器7は、周波数特性f(x1)のfS
24ビットディジタル処理信号から遅延器6を介した図
3の(b)に示す周波数特性x1のfS/24ビットディ
ジタル信号を減算し、図3の(d)に示すような周波数
特性f(x1)−x1のfS/24ビットディジタル信号
を出力する。
【0036】図3の(d)に示すような周波数特性f
(x1)−x1のfS/24ビットディジタル信号は、イ
ンターポレーションフィルタ8によりオーバーサンプリ
ングされる。
【0037】加算器10は、64fS/24ビットのオ
ーバーサンプリング出力に遅延器9を介した64fS
1ビットディジタル信号を加算する。
【0038】そして、ΣΔ変調器11は、加算器10か
らの64fS/25ビットの加算出力にΣΔ変調処理を
施して、図3の(e)に示すような周波数特性X’の6
4fS/1ビットディジタル信号に変換する。
【0039】この周波数特性X’の64fS/1ビット
ディジタル信号は、図3の(a)に示した周波数特性X
=x1+xhに、図3の(d)に示すような周波数特性f
(x1)−x1のfS/24ビットディジタル信号をオー
バーサンプリングしたオーバーサンプリング出力を加算
してから、ΣΔ変調処理を施すことによって得られるの
で、X’=[x1+xh]+[f(x1)−x1]=f(x
1)+xhと表せる。
【0040】そして、この周波数特性X’の64fs
1ビットディジタル信号に誤り訂正符号を付加するよう
な記録処理を記録処理回路12で施してから記録ヘッド
13を介して1ビットディジタル信号よりなるビットス
トリームを磁気テープ14に記録する。
【0041】信号処理回路5は、現行のPCM信号処理
用の回路をそのまま活用するので、現行システムとの整
合性が良く、その出力となるfS/24ビットディジタ
ル信号は、出力端子15から現行PCM信号処理出力と
して導出される。
【0042】以上より、この信号記録装置1は、イコラ
イジング処理等の信号処理を64f Sの標本化周波数を
使う高価な信号処理回路を不要とし、またDSPを多数
用いることを不要として行うことができるので、安価か
つ小型化を実現できる。
【0043】また、現行のPCM信号処理用の信号処理
回路をそのまま使用した信号処理が行えるので、ユーザ
ーのコスト負担を低減できる。
【0044】さらに、信号処理の際に現行のディジタル
オーディオフォーマットの信号を取り出すことができる
ので、後に1ビットディジタル信号からデシメーション
して現行のディジタルオーディオフォーマットの信号を
取り出す必要がない。
【0045】次に、第2の実施の形態について図4を参
照しながら説明する。この第2の実施の形態もΣΔ変調
された1ビットディジタル信号にイコライジング処理等
のような音質調整処理を施した後、記録処理を施して、
磁気テープ14に記録する信号記録装置30であるが、
信号処理回路5の後段にフェーダ31を設け、係数を変
更して例えばイコライジング処理出力のゲインを変化さ
せることができる点が上記第1の実施の形態の信号記録
装置1と異なる。なお、遅延器6及び遅延器9の後段に
もフェーダ31と同様に係数を変更するフェーダ32及
びフェーダ33を設けるのは勿論である。以下、信号記
録装置1と同じ各部については同符号を付して説明を省
略する。
【0046】フェーダ31は、信号処理回路5と減算器
7との間に設けられ、信号処理回路5からのイコライジ
ング処理出力のゲインを、減衰又は増幅させるように、
係数を変更する。
【0047】フェーダ32は、遅延器6と減算器7との
間に設けられ、フェーダ31で信号処理回路5の例えば
イコライジング処理出力のゲインを変化させるために係
数を変更したとの同じように係数を変更して遅延器6の
遅延出力のゲインを変化させる。
【0048】フェーダ33は、遅延器9と加算器10と
の間に設けられ、フェーダ31及びフェーダ32で係数
を変更したのと同じように係数を変更して遅延器9の遅
延出力のゲインを変化させる。
【0049】すなわち、この信号記録装置30は、デシ
メーションフィルタ4でダウンサンプリングされたディ
ジタルオーディオ信号について現行PCM信号処理用の
信号処理回路5で例えばイコライジング処理等の音質調
整処理を施した後、ゲイン操作をフェーダ31によって
行う。
【0050】次に、遅延器6によって時間軸補正したデ
シメーションフィルタ4からのディジタルオーディオ信
号をフェーダ32でフェーダ31と同じゲインに揃え、
信号処理後のデータとの差分データを減算器7によって
抽出し、この差分データをインターポレーションフィル
タ8を通して元の1ビットΣΔ変調ディジタル信号のサ
ンプリング周波数のデータにインターポレーションす
る。
【0051】一方、遅延器9によって時間軸補正をした
元の1ビットΣΔ変調ディジタル信号もフェーダ33に
よってフェーダ31と同じゲインに揃えられてから加算
器10でインターポレーションされた上記差分データと
加算される。この加算出力をΣΔ変調器11で1ビット
ΣΔ変調ディジタル信号に戻すことで、信号処理された
1ビットΣΔ変調ディジタル信号が得られる。
【0052】そして、信号処理された1ビットΣΔ変調
ディジタル信号に誤り訂正符号を付加するような記録処
理を記録処理回路12で施してから記録ヘッド13を介
して1ビットΣΔ変調信号よりなるビットストリームを
磁気テープ14に記録する。
【0053】このとき、信号処理回路5には、現行のP
CM信号処理用のディジタル信号処理装置をそのまま活
用できるので現行システムとの整合性が良く、fS/2
4ビットディジタル信号はフェーダ31を介して出力端
子15から現行PCM信号処理出力として導出される。
【0054】以上より、この信号記録装置30も、イコ
ライジング処理等の信号処理を64fSの標本化周波数
を使う高価な信号処理回路を不要とし、またDSPを多
数用いることを不要として行うことができるので、安価
かつ小型化を実現できる。
【0055】また、現行のPCM信号処理用の信号処理
回路をそのまま使用した信号処理が行えるので、ユーザ
ーのコスト負担を低減できる。
【0056】さらに、信号処理の際に現行のディジタル
オーディオフォーマットの信号を取り出すことができる
ので、後に1ビットディジタル信号からデシメーション
して現行のディジタルオーディオフォーマットの信号を
取り出す必要がない。
【0057】次に、第3の実施の形態について図5を参
照しながら説明する。この第3の実施の形態は、ΣΔ変
調器42でのΣΔ変調処理により得られた1ビットディ
ジタル信号にイコライジング処理のような音質処理を施
してからアナログオーディオ信号に変換して再生する信
号再生装置40である。
【0058】ΣΔ変調器42が出力する1ビットディジ
タル信号も、例えばコンパクトディスクに用いられるよ
うな標本化周波数fS(=44.1KHz)の64倍の
標本化周波数64fSで生成される。
【0059】信号再生装置40は、入力端子41から入
力されるアナログオーディオ信号にΣΔ変調器42がΣ
Δ変調を施して得られた標本化周波数64fSの1ビッ
トディジタル信号を標本化周波数fSの例えば24ビッ
トディジタル信号にダウンサンプリングするデシメーシ
ョンフィルタ43と、このデシメーションフィルタ43
からのfS/24ビットディジタル信号に例えばイコラ
イジング処理のような音質調整処理を施す現行のPCM
処理用の信号処理回路44と、デシメーションフィルタ
43からのfS/24ビットディジタル信号を信号処理
回路44での処理時間分遅延させる遅延器45と、信号
処理回路44からのfS/24ビットディジタル出力信
号と遅延器45のfS/24ビットディジタル遅延信号
との差分を演算する減算器46と、この減算器46から
のfS/24ビットディジタル信号の差分結果を64fS
/24ビットディジタル信号にオーバーサンプリングす
るインターポレーションフィルタ47と、ΣΔ変調器4
2からの64fS/1ビットディジタル信号をデシメー
ションフィルタ43、信号処理回路44、減算器46及
びインターポレーションフィルタ47での合計処理時間
分遅延させる遅延器48と、インターポレーションフィ
ルタ47からの64fS/24ビットディジタル信号と
遅延器45からの64fS/1ビットディジタル信号と
を加算する加算器49と、この加算器49からの64f
S/25ビットディジタル信号を再度64fS/1ビット
ディジタル信号に変換するΣΔ変調器50と、このΣΔ
変調器50からの64fS/1ビットディジタル信号を
アナログ信号に変換するD/A変換器51とを備えてな
り、このD/A変換器51からのアナログオーディオ信
号を出力端子52から出力することで1ビットディジタ
ル信号を再生する。
【0060】この信号再生装置40では、ΣΔ変調器4
2からの64fS/1ビットディジタル信号をデシメー
ションフィルタ43側、及び遅延器48側の2系統に供
給している。
【0061】この内、デシメーションフィルタ43側の
一方の系統では標本化周波数64fSの1ビットディジ
タル信号を、該デシメーションフィルタ43で最低限
度、可聴帯域の成分を処理できるまでダウンコンバート
する。
【0062】デシメーションフィルタ43からのダウン
コンバート出力には信号処理回路44により例えばイコ
ライジング処理が施される。このイコライジング処理出
力から減算器46が遅延器45を介した遅延出力を減算
することで、信号処理回路44でのイコライジング処理
が可能であった可聴帯域のみを抽出する。
【0063】この可聴帯域のみのfS/24ビットディ
ジタル信号は、インターポレーションフィルタ47で6
4fS/24ビットディジタル信号にオーバーサンプリ
ングされ、他方の系統の遅延器48側の遅延出力に加算
器49で加算される。
【0064】加算器49は、一方の系統で得られたイコ
ライジング処理が施された可聴帯域の64fS/24ビ
ットディジタル信号に、他方の系統からの可聴帯域外情
報を含んだ64/1ビットディジタル信号を加算し、6
4fS/25ビットディジタル信号をΣΔ変調器50に
供給する。
【0065】ΣΔ変調器50は、上記64fS/25ビ
ットディジタル信号にΣΔ変調処理を施して、再度64
S/1ビットディジタル信号に変換する。この64fS
/1ビットディジタル信号は、D/A変換器51でアナ
ログオーディオ信号に変換される。ΣΔ変調器42の具
体的な構成も図2に示すようになる。ここでは説明を省
略する。
【0066】信号処理回路44は、現行のPCM信号処
理用の回路をそのまま活用するので、現行システムとの
整合性が良く、その出力となるfS/24ビットディジ
タル信号は、出力端子53から現行PCM信号処理出力
として導出される。
【0067】以上より、この信号再生装置40でも、イ
コライジング処理等の信号処理を64fSの標本化周波
数を使う高価な信号処理回路を不要とし、またDSPを
多数用いることを不要として行うことができるので、安
価かつ小型化を実現できる。
【0068】また、現行のPCM信号処理用の信号処理
回路をそのまま使用した信号処理が行えるので、ユーザ
ーのコスト負担を低減できる。
【0069】さらに、信号処理の際に現行のディジタル
オーディオフォーマットの信号を取り出すことができる
ので、後に1ビットディジタル信号からデシメーション
して現行のディジタルオーディオフォーマットの信号を
取り出す必要がない。
【0070】次に、第4の実施の形態について図6を参
照しながら説明する。この第4の実施の形態もΣΔ変調
された1ビットディジタル信号にイコライジング処理等
のような音質調整処理を施した後、再生する信号再生装
置55であるが、信号処理回路44の後段にフェーダ5
6を設け、係数を変更して例えばイコライジング処理出
力のゲインを変化させることができる点が上記第3の実
施の形態の信号再生装置40と異なる。なお、遅延器4
5及び遅延器48の後段にもフェーダ56と同様に係数
を変更するフェーダ57及びフェーダ58を設けるのは
勿論である。以下、信号再生装置40と同じ各部につい
ては同符号を付して説明を省略する。
【0071】フェーダ56は、信号処理回路44と減算
器46との間に設けられ、信号処理回路44からのイコ
ライジング処理出力のゲインを、減衰又は増幅させるよ
うに、係数を変更する。
【0072】フェーダ57は、遅延器45と減算器46
との間に設けられ、フェーダ56で信号処理回路44の
例えばイコライジング処理出力のゲインを変化させるた
めに係数を変更したとの同じように係数を変更して遅延
器45の遅延出力のゲインを変化させる。
【0073】フェーダ58は、遅延器48と加算器49
との間に設けられ、フェーダ56及びフェーダ57で係
数を変更したのと同じように係数を変更して遅延器48
の遅延出力のゲインを変化させる。
【0074】すなわち、この信号再生装置55は、デシ
メーションフィルタ43でダウンサンプリングされたデ
ィジタルオーディオ信号について現行PCM信号処理用
の信号処理回路44で例えばイコライジング処理等の音
質調整処理を施した後、ゲイン操作をフェーダ56によ
って行う。
【0075】次に、遅延器45によって時間軸補正した
デシメーションフィルタ43からのディジタルオーディ
オ信号をフェーダ57でフェーダ56と同じゲインに揃
え、信号処理後のデータとの差分データを減算器46に
よって抽出し、この差分データをインターポレーション
フィルタ47を通して元の1ビットΣΔ変調ディジタル
信号のサンプリング周波数のデータにインターポレーシ
ョンする。
【0076】一方、遅延器48によって時間軸補正をし
た元の1ビットΣΔ変調ディジタル信号もフェーダ58
によってフェーダ56と同じゲインに揃えてから加算器
49でインターポレーションされた上記差分データと加
算し、これをΣΔ変調器50で1ビットΣΔ変調ディジ
タル信号に戻すことで、信号処理された1ビットΣΔ変
調ディジタル信号を得る。
【0077】そして、信号処理された1ビットΣΔ変調
ディジタル信号をD/A変換器51でアナログオーディ
オ信号に変換して、出力端子52から導出する。
【0078】このとき、信号処理回路44には、現行の
PCM信号処理用のディジタル信号処理装置をそのまま
活用できるので現行システムとの整合性が良く、さらに
S/24ビットディジタル信号はフェーダ56を介し
て出力端子53から現行PCM信号処理出力として導出
される。
【0079】以上より、この信号再生装置55も、イコ
ライジング処理等の信号処理を64fSの標本化周波数
を使う高価な信号処理回路を不要とし、またDSPを多
数用いることを不要として行うことができるので、安価
かつ小型化を実現できる。
【0080】また、現行のPCM信号処理用の信号処理
回路をそのまま使用した信号処理が行えるので、ユーザ
ーのコスト負担を低減できる。
【0081】さらに、信号処理の際に現行のディジタル
オーディオフォーマットの信号を取り出すことができる
ので、後に1ビットディジタル信号からデシメーション
して現行のディジタルオーディオフォーマットの信号を
取り出す必要がない。
【0082】次に、第5の実施の形態について図7を参
照しながら説明する。この第5の実施の形態は、入力端
子61及び入力端子78から入力されるLチャンネル及
びRチャンネルのアナログオーディオ信号をそれぞれΣ
Δ変調器62及びΣΔ変調器79で1ビットΣΔ変調デ
ィジタル信号に変換してからイコライジング処理のよう
な音質処理を施し、さらにミックスしてから最終的に1
ビットΣΔ変調ディジタル信号に再変換して出力するミ
キシング装置60である。
【0083】ΣΔ変調器62及びΣΔ変調器79が出力
する1ビットディジタル信号も、例えばコンパクトディ
スクに用いられるような標本化周波数fS(=44.1
KHz)の64倍の標本化周波数64fSで生成され
る。
【0084】このミキシング装置60は、Lチャンネル
のアナログオーディオ信号を処理するLチャンネル処理
系と、Rチャンネルのアナログオーディオ信号を処理す
るRチャンネル処理系とを備え、この二つの系からのデ
ィジタル信号を加算器75で加算した後、ΣΔ変調器7
6で再度1ビットディジタル信号に変換して出力端子7
7から導出している。また、これら二つの系の後述する
信号処理回路64及び信号処理回路68からの信号処理
出力はフェーダ65及び69を介して加算器66で合成
され、出力端子67からPCM変調出力として取り出さ
れる。先ず、Lチャンネル処理系は、入力端子61から
入力されるLチャンネルのアナログオーディオ信号にΣ
Δ変調器62がΣΔ変調を施して得られた標本化周波数
64fSの1ビットディジタル信号を標本化周波数fS
例えば24ビットディジタル信号にダウンサンプリング
するデシメーションフィルタ63と、このデシメーショ
ンフィルタ63からのfS/24ビットディジタル信号
に例えばイコライジング処理のような音質調整処理を施
す現行のPCM処理用の信号処理回路64と、デシメー
ションフィルタ63からのfS/24ビットディジタル
信号を信号処理回路64での処理時間分遅延させる遅延
器70と、信号処理回路64からのfS/24ビットデ
ィジタル出力信号に係数を変更してゲイン調整処理を施
すフェーダ65と、遅延器70の遅延出力のfS/24
ビットディジタル遅延信号に係数を変更してゲイン調整
処理を施すフェーダ71と、フェーダ65のフェーダ出
力とフェーダ71のフェーダ出力の差分を演算する減算
器72と、この減算器72からのfS/24ビットディ
ジタル信号の差分結果を64fS/24ビットディジタ
ル信号にオーバーサンプリングするインターポレーショ
ンフィルタ87と、ΣΔ変調器62からの64fS/1
ビットディジタル信号をデシメーションフィルタ63、
信号処理回路64、フェーダ65、減算器72及びイン
ターポレーションフィルタ87での合計処理時間分遅延
させる遅延器73と、この遅延器73の遅延出力のゲイ
ン調整を行うフェーダ74とを備えてなる。
【0085】また、Rチャンネル処理系は、入力端子7
8から入力されるRチャンネルのアナログオーディオ信
号にΣΔ変調器79がΣΔ変調を施して得られた標本化
周波数64fSの1ビットディジタル信号を標本化周波
数fSの例えば24ビットディジタル信号にダウンサン
プリングするデシメーションフィルタ82と、このデシ
メーションフィルタ82からのfS/24ビットディジ
タル信号に例えばイコライジング処理のような音質調整
処理を施す現行のPCM処理用の信号処理回路68と、
デシメーションフィルタ82からのfS/24ビットデ
ィジタル信号を信号処理回路68での処理時間分遅延さ
せる遅延器83と、信号処理回路68からのfS/24
ビットディジタル出力信号に係数を変更してゲイン調整
処理を施すフェーダ69と、遅延器83の遅延出力のf
S/24ビットディジタル遅延信号に係数を変更してゲ
イン調整処理を施すフェーダ84と、フェーダ69のフ
ェーダ出力とフェーダ84のフェーダ出力の差分を演算
する減算器85と、この減算器85からのfS/24ビ
ットディジタル信号の差分結果を64fS/24ビット
ディジタル信号にオーバーサンプリングするインターポ
レーションフィルタ86と、ΣΔ変調器79からの64
S/1ビットディジタル信号をデシメーションフィル
タ82、信号処理回路68、フェーダ69、減算器85
及びインターポレーションフィルタ86での合計処理時
間分遅延させる遅延器80と、この遅延器80の遅延出
力のゲイン調整を行うフェーダ81とを備えてなる。
【0086】Lチャンネル処理系のデシメーションフィ
ルタ63からのダウンコンバート出力には信号処理回路
64によりイコライジング処理が施される。
【0087】このイコライジング処理出力のゲインを減
衰又は増幅させるようにフェーダ65が係数を変更す
る。遅延器70からの遅延出力のゲインは、フェーダ7
1が係数を変更して調整する。
【0088】減算器72は、フェーダ65を介したイコ
ライジング出力からフェーダ71を介した遅延出力を減
算する。このため、信号処理回路64でのイコライジン
グ処理が可能であった可聴帯域のみを抽出できる。
【0089】この可聴帯域のみのfS/24ビットディ
ジタル信号は、インターポレーションフィルタ87で6
4fS/24ビットディジタル信号にオーバーサンプリ
ングされ、上記加算器75に供給される。
【0090】一方、Rチャンネル処理系のデシメーショ
ンフィルタ82からのダウンコンバート出力には信号処
理回路68によりイコライジング処理が施される。この
イコライジング処理出力のゲインを減衰又は増幅させる
ようにフェーダ69が係数を変更する。遅延器83から
の遅延出力のゲインは、フェーダ84が係数を変更して
調整する。
【0091】減算器85は、フェーダ69を介したイコ
ライジング出力からフェーダ84を介した遅延出力を減
算する。このため、信号処理回路68でのイコライジン
グ処理が可能であった可聴帯域のみを抽出できる。
【0092】この可聴帯域のみのfS/24ビットディ
ジタル信号は、インターポレーションフィルタ86で6
4fS/24ビットディジタル信号にオーバーサンプリ
ングされ、上記加算器75に供給される。
【0093】加算器75には、Lチャンネル処理系の遅
延器73の遅延出力にフェーダ74でゲイン調整が施さ
れた64fS/24ビットのディジタル信号と、Rチャ
ンネル処理系の遅延器80の遅延出力にフェーダ81で
ゲイン調整が施された64fS/24ビットのディジタ
ル信号も供給されている。
【0094】この加算器75への上記各信号の入力タイ
ミングは、上記各遅延器70、73、83及び80によ
って調整され、同じとされている。
【0095】したがって、加算器75はLチャンネル処
理系で音質調整されたディジタル信号とRチャンネル処
理系で音質調整されたディジタル信号とをミックスした
64fS/25ビットのディジタル信号をΣΔ変調器7
6に供給する。
【0096】ΣΔ変調器76は、上記64fS/25ビ
ットのミックスディジタル信号にΣΔ変調処理を施して
64fS/1ビットΣΔ変調信号を出力端子77から導
出する。
【0097】このミキシング装置60の信号処理回路6
4、フェーダ65、加算器66、信号処理回路68及び
フェーダ69は、現行ディジタルオーディオシステムに
おけるミキシングコンソール90である。したがって、
このミキシング装置60は、従来のミシキングコンソー
ル90に他の処理回路を外付け回路として付加するだけ
で1ビットΣΔ変調ディジタル信号用のディジタルミキ
シングコンソールを実現できるため、高価な現行のディ
ジタルミキシングコンソールを無駄なく生かすことがで
きる。
【0098】また、このミキシング装置60は、出力端
子67から現行PCMディジタルオーディオシステムで
使用することのできるfS/24ビットのディジタルオ
ーディオ信号を出力できる。
【0099】
【発明の効果】本発明に係る信号処理装置は、先ず、シ
グマデルタ変調により得られた標本化周波数NfSの1
ビットディジタル信号をダウンサンプリング手段で標本
化周波数fSのマルチビット信号にダウンサンプリング
してからこのマルチビット信号に信号処理手段で所定の
信号処理を施している。上記ダウンサンプリング手段か
らのダウンサンプリング出力であるマルチビット信号は
第1の遅延手段により所定の時間遅延される。この遅延
出力は、上記信号処理手段の信号処理出力から、演算手
段により減算される。上記演算手段の差分結果は、オー
バーサンプリング手段により標本化周波数NfSのマル
チビット信号にオーバーサンプリングされる。このオー
バーサンプリング手段のオーバーサンプリング出力は、
第2の遅延手段で所定時間遅延された標本化周波数Nf
Sの1ビットディジタル信号と加算手段で加算される。
そして、この加算手段の加算結果は、シグマデルタ変調
手段により再度標本化周波数NfSの1ビットディジタ
ル信号に変換されて出力される。このため、イコライジ
ング処理等の信号処理を小規模かつ安価なハードウェア
で実現できる。
【0100】また、本発明に係る信号記録装置は、先
ず、シグマデルタ変調により得られた標本化周波数Nf
Sの1ビットディジタル信号をダウンサンプリング手段
で標本化周波数fSのマルチビット信号にダウンサンプ
リングしてからこのマルチビット信号に信号処理手段で
所定の信号処理を施している。上記ダウンサンプリング
手段からのダウンサンプリング出力であるマルチビット
信号は第1の遅延手段により所定の時間遅延される。こ
の遅延出力は、上記信号処理手段の信号処理出力から、
演算手段により減算される。上記演算手段の差分結果
は、オーバーサンプリング手段により標本化周波数Nf
Sのマルチビット信号にオーバーサンプリングされる。
このオーバーサンプリング手段のオーバーサンプリング
出力は、第2の遅延手段で所定時間遅延された標本化周
波数NfSの1ビットディジタル信号と加算手段で加算
される。そして、この加算手段の加算結果を、シグマデ
ルタ変調手段により再度標本化周波数NfSの1ビット
ディジタル信号に変換してから、記録処理手段で記録処
理を施し、記録媒体に記録する。このため、イコライジ
ング処理等の信号処理を小規模かつ安価なハードウェア
で実現できる。
【0101】また、本発明に係る信号再生装置は、先
ず、シグマデルタ変調により得られた標本化周波数Nf
Sの1ビットディジタル信号をダウンサンプリング手段
で標本化周波数fSのマルチビット信号にダウンサンプ
リングしてからこのマルチビット信号に信号処理手段で
所定の信号処理を施している。上記ダウンサンプリング
手段からのダウンサンプリング出力であるマルチビット
信号は第1の遅延手段により所定の時間遅延される。こ
の遅延出力は、上記信号処理手段の信号処理出力から、
演算手段により減算される。上記演算手段の差分結果
は、オーバーサンプリング手段により標本化周波数Nf
Sのマルチビット信号にオーバーサンプリングされる。
このオーバーサンプリング手段のオーバーサンプリング
出力は、第2の遅延手段で所定時間遅延された標本化周
波数NfSの1ビットディジタル信号と加算手段で加算
される。そして、この加算手段の加算結果を、シグマデ
ルタ変調手段により再度標本化周波数NfSの1ビット
ディジタル信号に変換してから、アナログ変換手段によ
りアナログ信号に変換している。このため、イコライジ
ング処理等の信号処理を小規模かつ安価なハードウェア
で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号処理装置、信号記録装置及び
信号再生装置の第1の実施の形態のブロック図である。
【図2】上記第1の実施の形態となる信号記録装置に用
いられるΣΔ変調器の回路図である。
【図3】上記第1の実施の形態となる信号記録装置の動
作を説明するための周波数特性図である。
【図4】本発明に係る信号処理装置、信号記録装置及び
信号再生装置の第2の実施の形態のブロック図である。
【図5】本発明に係る信号処理装置、信号記録装置及び
信号再生装置の第3の実施の形態のブロック図である。
【図6】本発明に係る信号処理装置、信号記録装置及び
信号再生装置の第4の実施の形態のブロック図である。
【図7】本発明に係る信号処理装置、信号記録装置及び
信号再生装置の第5の実施の形態のブロック図である。
【図8】従来の信号処理装置95のブロック図である。
【符号の説明】
1 信号記録装置、3 ΣΔ変調器、4 デシメーショ
ンフィルタ、5 信号処理回路、6 遅延器、7 減算
器、8 インターポレーションフィルタ、9遅延器、1
0 加算器、11 ΣΔ変調器、12 記録処理回路、
13 記録ヘッド、14 磁気テープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シグマデルタ変調により得られた標本化
    周波数NfSの1ビットディジタル信号を標本化周波数
    Sのマルチビット信号にダウンサンプリングするダウ
    ンサンプリング手段と、 上記ダウンサンプリング手段からの標本化周波数fS
    マルチビット信号に所定の信号処理を施す信号処理手段
    と、 上記ダウンサンプリング手段からの標本化周波数fS
    マルチビット信号を所定時間遅延させる第1の遅延手段
    と、 上記信号処理手段の出力信号と上記第1の遅延手段の出
    力信号の差分を演算する演算手段と、 上記演算手段からの差分結果を標本化周波数NfSのマ
    ルチビット信号にオーバーサンプリングするオーバーサ
    ンプリング手段と、 上記シグマデルタ変調により得られた標本化周波数Nf
    Sの1ビットディジタル信号を所定時間遅延させる第2
    の遅延手段と、 上記オーバーサンプリング手段の出力信号と上記第2の
    遅延手段の出力信号とを加算する加算手段と、 上記加算手段の加算結果を再度標本化周波数NfSの1
    ビットディジタル信号に変換するシグマデルタ変調手段
    とを備えて成る信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記信号処理手段と上記演算手段との間
    に係数変更手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記信号処理手段の信号処理出力である
    標本化周波数fSのマルチビット信号を外部に導出する
    ことを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 シグマデルタ変調により得られた標本化
    周波数NfSの1ビットディジタル信号を標本化周波数
    Sのマルチビット信号にダウンサンプリングするダウ
    ンサンプリング手段と、 上記ダウンサンプリング手段からの標本化周波数fS
    マルチビット信号に所定の信号処理を施す信号処理手段
    と、 上記ダウンサンプリング手段からの標本化周波数fS
    マルチビット信号を所定時間遅延させる第1の遅延手段
    と、 上記信号処理手段の出力信号と上記第1の遅延手段の出
    力信号の差分を演算する演算手段と、 上記演算手段からの差分結果を標本化周波数NfSのマ
    ルチビット信号にオーバーサンプリングするオーバーサ
    ンプリング手段と、 上記シグマデルタ変調により得られた標本化周波数Nf
    Sの1ビットディジタル信号を所定時間遅延させる第2
    の遅延手段と、 上記オーバーサンプリング手段の出力信号と上記第2の
    遅延手段の出力信号とを加算する加算手段と、 上記加算手段の加算結果を再度標本化周波数NfSの1
    ビットディジタル信号に変換するシグマデルタ変調手段
    と、 上記シグマデルタ変調手段の1ビットディジタル信号に
    記録処理を施す記録処理手段とを備えることを特徴とす
    る信号記録装置。
  5. 【請求項5】 シグマデルタ変調により得られた標本化
    周波数NfSの1ビットディジタル信号を標本化周波数
    Sのマルチビット信号にダウンサンプリングするダウ
    ンサンプリング手段と、 上記ダウンサンプリング手段からの標本化周波数fS
    マルチビット信号に所定の信号処理を施す信号処理手段
    と、 上記ダウンサンプリング手段からの標本化周波数fS
    マルチビット信号を所定時間遅延させる第1の遅延手段
    と、 上記信号処理手段の出力信号と上記第1の遅延手段の出
    力信号の差分を演算する演算手段と、 上記演算手段からの差分結果を標本化周波数NfSのマ
    ルチビット信号にオーバーサンプリングするオーバーサ
    ンプリング手段と、 上記シグマデルタ変調により得られた標本化周波数Nf
    Sの1ビットディジタル信号を所定時間遅延させる第2
    の遅延手段と、 上記オーバーサンプリング手段の出力信号と上記第2の
    遅延手段の出力信号とを加算する加算手段と、 上記加算手段の加算結果を再度標本化周波数NfSの1
    ビットディジタル信号に変換するシグマデルタ変調手段
    と、 上記シグマデルタ変調手段からの標本化周波数NfS
    1ビットディジタル信号をアナログ信号に変換するアナ
    ログ変換手段とを備えることを特徴とする信号再生装
    置。
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