JPH09298104A - 電気部品 - Google Patents
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- JPH09298104A JPH09298104A JP8139584A JP13958496A JPH09298104A JP H09298104 A JPH09298104 A JP H09298104A JP 8139584 A JP8139584 A JP 8139584A JP 13958496 A JP13958496 A JP 13958496A JP H09298104 A JPH09298104 A JP H09298104A
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Abstract
気部品をプリント基板等に取り付けるための取付脚の形
成は、取付板の外形寸法より大きい材料から、外側から
内側に向けて折り曲げて取付脚を形成していたので、取
付板の材料歩留まりが悪かった。また、材料歩留まりに
影響しないように、取付板の外形寸法の範囲内で、取付
脚を外側から内側に向けて折り曲げて形成すると、取付
脚と取付脚の間隔が狭くなり、回路基板等に取り付ける
とガタ付くという問題があった。 【解決手段】 本発明の電気部品では、取付板11の内
側から外側に観音開き状に切り起こして折り曲げて取付
脚11dを形成しているので、取付板の材料歩留まりが
向上する。また、前記取付脚11dを取付板11の一端
部11mと他端部11nに近づけて形成できるので、取
付板11の材料歩留まりを変えないで2つの取付脚の間
隔を広げることができるので、回路基板等に取り付けて
もガタ付きのない安定した取付が可能になる。。
Description
器や通信機等に使用される電気部品に関する。
1ー143103号公報に開示されている回転型可変抵
抗器を例に説明する。従来の電気部品、例えば回転型可
変抵抗器を図10・11を参照して説明する。図10は
従来の回転型可変抵抗器に係わる分解斜視図であって、
この回転型可変抵抗器は合成樹脂製で円盤状の回転体1
を備え、この回転体1の裏面には摺動子2が備えられて
いる。また、該摺動子2が接する位置に絶縁基板3が配
されている。そして、該絶縁基板3上の前記摺動子2が
接している部分には、印刷抵抗3aが印刷等によって円
弧状に形成されて、該印刷抵抗3aは導体からなる配線
パターン3bを介してリード3cに接続されて、絶縁基
板3の外周側端には切り込み3dが形成されて、前記円
弧状の印刷抵抗3aの中心部には貫通穴3eが設けられ
ている。
部4gに近い部分の、前記シャーシ4の外側から内側に
向けて上方に切り起こして形成した折り曲げ片4aと、
略中央部に設けられた支軸4bと、両サイド側4e・4
eにはシャーシ4の外側から内側に向けて下方に折り曲
げ形成した取付脚4f・4fと、後述するキャビネット
5の開口5aに対応する側端部4dの中央部の一部分を
上方に折り曲げた折り曲げ部分4cを形成している。そ
して、前記絶縁基板3の切り込み3dには、前記折り曲
げ片4aが嵌合するようになっており、これによって絶
縁基板3の位置決めを行うようにしている。 また、前
記絶縁基板3の貫通穴3eと回転体1の貫通穴1aに
は、シャーシ4に取り付けられた支軸4bが嵌合してい
る。そして、前記回転体1は前記支軸4bにより回転可
能に支持されている。そして、従来の回転型可変抵抗器
は、前記折り曲げ形成された取付脚4f・4fと、前記
リード3cによって、回路基板6に取り付けられるよう
になっている。また、従来の回転型可変抵抗器を取り付
けるオーディオ機器等の装置側のキャビネット5には開
口5aが形成されるとともに、回転体1の一部が図11
に示すように開口5aの外側に突出するようになってい
る。このような構成によってキャビネット5の外部か
ら、人の指等によって回転体1を回転させると、回転体
1に取り付けられた摺動子2が絶縁基板3上の印刷抵抗
3aの表面を摺動して抵抗値が変化するようになってい
る。
変抵抗器では、シャーシ4の両サイド側4e・4eに取
付脚4f・4fを、シャーシ4の外側から内側に向けて
下方に折り曲げているが、この取付脚4f・4fの間隔
は広い方が、取付脚4f・4fを回路基板6等に取り付
けた時に、ガタつきのない安定した取付ができる。しか
し、従来の回転型可変抵抗器においては、回路基板6等
への取付を安定させるために、外側から内側に向けて折
り曲げた取付脚4f・4fをシャーシ4の外形寄りに広
げようとすると、取付脚4f・4fの展開寸法がシャー
シ4の外形寸法より大きくなり、通常ある一定の幅の帯
状の金属板を抜き加工して形成する都合上シャーシ4の
材料歩留まりが悪くなるという問題があった。
4hでつながっているので、前記取付脚4fを回路基板
6に半田付けするときに、半田付けの熱が伝わって支軸
4bの温度が高くなる。そのために、支軸4bが嵌合し
ている回転体1の貫通穴1aが熱変形して、回転体1の
回転トルクが変化する問題があった。
回転型可変抵抗器によれば、シャーシ4の両サイド側4
e・4eに取付脚4f・4fを、シャーシ4の外側から
内側に向けて下方に折り曲げているが、回路基板6等へ
の取付を安定させるために、外側から内側に向けて折り
曲げた取付脚4f・4fをシャーシ4の外形寄りに広げ
ようとすると、取付脚4f・4fの展開寸法がシャーシ
4の外形寸法より大きくなり、シャーシ4の材料歩留ま
りが悪くなるという問題があった。また、取付脚4fと
支軸4bの間が平坦部4hでつながっているので、前記
取付脚4fを回路基板6に半田付けするときに、半田付
けの熱が伝わって支軸4bの温度が高くなる。そのため
に、支軸4bが嵌合している回転体1の貫通穴1aが熱
変形して、回転体1の回転トルクが変化する問題があっ
た。
の第一の手段として、金属製の取付板と、該取付板に組
み合わされた絶縁体とを備え、前記取付板の中央部を含
んで内側から外側に向けて切り起こして形成した取付脚
を備えた構成とした。また、前記課題を解決するための
第2の手段として、前記取付板の取付脚を、前記取付板
の一端部付近に設けた構成とした。また、前記課題を解
決するための第3の手段として、前記取付板の中央部を
含んで内側から外側に向けて観音開き状に切り起こして
形成した一対の取付脚を備えた構成とした。また、前記
課題を解決するための第4の手段として、前記取付板に
前記絶縁体を取付ける支軸と、前記切り起こした跡に形
成された開口とを備え、該開口を前記支軸と前記取付脚
との間に形成した構成とした。また、前記課題を解決す
るための第5の手段として、前記取付板を内側から外側
に向けて観音開き状に切り起こした跡に形成された2つ
の開口の間に桟を設けた構成とした。また、前記課題を
解決するための第6の手段として、前記取付板の観音開
き状に切り起こした跡に形成された前記開口に、前記絶
縁体で蓋閉した構成とした。
の形態について回転型可変抵抗器を例に図1ないし図9
を参照して説明する。本発明の電気部品、即ち、回転型
可変抵抗器は、図1において金属製の取付板11と、こ
の取付板11の上面に取付られた絶縁体12と、この絶
縁体12の上面に、基板13を取り付けた回転体14を
順番に積み重ねて構成されている。
向の一方側の片隅には面取りが形成されている。また、
他方側の片隅には突起11aが上方に折り曲げて形成さ
れている。そして、前記取付板11の略中央部には、支
軸11bが絞り加工等によって取付板11と一体的に上
方に突出形成されている。そして、この支軸11bの突
出長さは前記絶縁体12と基板13と回転体14の積層
寸法よりやや長めに形成されている。また、取付板11
の端面11cと前記支軸11bとの間には、取付板11
の長手方向の中央部を含んで内側から外側に向けて、観
音開き状に切り起こして下方に折り曲げた一対の取付脚
11d・11dが開口11eを介在して形成されてい
る。そして、該取付脚11dは、取付板11の一端部1
1mおよび他端部11nの近くに形成されている。ま
た、前記一対の取付脚11d・11dを観音開き状に切
り起こした跡の開口11e・11eの間には桟11fを
形成して取付板11の強度を補強している。また、前記
端面11cの略中央部には突出片11gが前方に出っ張
って形成されている。そして、該突出片11gと前記桟
11fの間の幅狭の平坦部の所定の場所には貫通穴11
hが貫通して形成されている。
他方側に直線状の面12mを備えて略D字状に形成され
ている。そして、この絶縁体12にはリン青銅等からな
る弾力性のある複数の摺動子片12aが成型樹脂材料に
よるインサート成型加工等で一体化されて形成されてい
る。また、図2に示すように、絶縁体12の略中央部に
は取付穴12bが形成されている。また、前記絶縁体1
2の摺動子片12aが形成された部分には、摺動子片1
2aを露出させ、曲げ加工するための角状の開口12c
・12d・12eが形成されている。そして、該開口1
2c・12d・12eの内部には摺動子片12aが露出
して上方に折り曲げて配設されている。
aの先端部分の接点部は、前記取付穴12bの周囲に設
けられた突出面12fから出っ張るように、前記開口1
2c・12d・12eを利用して曲げ加工を行い、所定
の角度をもって上方に折り曲げて形成されている。ま
た、絶縁体12の一方側の半円形状の外周面には切り欠
き状の凹部12gが形成され、前記取付板の突起11a
が嵌合している。また、絶縁体12の表面には後述する
基板13の外径よりやや大きい凹面12kが、絶縁体1
2の表面からくぼみをもって形成されている。また、前
記絶縁体12の一方側の所定の場所には貫通穴12hが
貫通して形成されている。また、前記他方側の直線形状
の面12mには、摺動子片12aから延在されてつなが
っている端子12jが下方に折り曲げて形成されてい
る。そして、前述した取付板11の支軸11bと突起1
1aに、絶縁体12の取付穴12bと凹部12gが嵌合
して、回り止めされた前記絶縁体12が位置決めされて
取付板11に取り付けられている。このとき、前記突起
11aが嵌合する位置決めのための凹部12gは、切り
欠き状に限定されるものでなく、突起11aがガタなく
嵌合する貫通穴でもよい。
12eの一方は、前記取付板11の平坦部11jによっ
て蓋閉され、前記絶縁体12の開口12c・12d・1
2eの一方から本発明の回転型可変抵抗器の内部にフラ
ックスやゴミ等が侵入するのを防ぎ、また、取付板11
の2つの開口11e・11eは絶縁体12の裏面の平坦
部12nによって蓋閉されるので、前記取付板11の2
つの開口11e・11eからはゴミ等が侵入しないよう
になっている。また、基板13は円盤状で、他方側を直
線形状でカットした回り止め部13aが形成されて、フ
ェノール樹脂積層板等の材料からなっている。そして、
基板13には、前記摺動子片12aが対向する面に、印
刷等によって抵抗体13dが形成されている。また、基
板13の中央部には取付穴13bが、そして、一方側の
所定の場所には貫通穴13cが貫通して形成されて、前
記取付穴13bの周囲の面が前記絶縁体12の突出面1
2fに接するようになっている。
からなっている。そして、その外周14aは操作者の指
等の滑り止めのために山形の凹凸形状を形成している。
また、その中心部には前記取付板11に形成された支軸
11bが嵌合する取付穴14bと、前記外周14aに近
い所定の場所には貫通穴14cが貫通して形成されてい
る。また、回転体14の裏面は、図4に示すように基板
13の外形形状と同形状で、基板13の外形がガタなく
嵌合されるように、基板取付部14dが基板13の厚さ
寸法より若干深く形成され、且つ、回り止め部14jを
形成している。また、前記取付穴14bの周囲には前記
基板13の取付穴13bが嵌合する突出部14eが形成
されている。また、前記回転体14の基板取付部14d
と外周14aの間には、回転体14の回転角度を決める
ための回転角度規制溝14fが、所定の幅、深さ、角度
で円弧状に形成されていいる。そして、この回転角度規
制溝14fには前記取付板11の突起11aの先端が挿
入されて回転体14の回転角度を規制するストッパの働
きをするようになっている。このような構成の回転体1
4は、前記基板13が基板取付部14dに回り止めされ
て取り付けられた状態で取り扱われるようになってい
る。そして、前記絶縁体12には、前記基板13を取り
付けた回転体14を組み合わせて、該回転体14は前記
取付板11の支軸11bにカシメ付けられて回転自在に
軸支されている。また、このとき、摺動子片12aは、
基板13に形成されている抵抗体13dに圧接されて、
前記絶縁体12の開口12c・12d・12eの他方か
ら押し下げられた状態になっている。また、このとき、
前記開口12c・12d・12eの他方は、前記基板1
3を取り付けた回転体14によって塞がれている。ま
た、図5に示すように、回転体14の外周14a近傍ま
で、前記取付板11の突出片11gが延在し、そして、
その延在の長さは突出片11gの先端がキャビネット1
7の開口17aの内部に位置するようになっている。
回転型可変抵抗器の組立と動作について説明すると、図
1に示すように、図示しない組立治具に取り付けられて
いる位置決めピン15aに前記取付板11の貫通穴11
hを挿入し、同じく位置決めピン15bに取付板11の
支軸11bの穴を挿入して、取付板11を組立治具に載
置する。次に、前記取付板11の貫通穴11hを貫通し
て突出している前記位置決めピン15aに、前記絶縁体
12の貫通穴12hを挿入し、前記取付板11の支軸1
1bには取付穴12bを挿入すると、突起11aには絶
縁体12の凹部12gが位置決めされて嵌合される。次
に、前記絶縁体12の貫通穴12hを貫通して突出して
いる位置決めピン15aに、回転体14の基板取付部1
4dに嵌合させて取り付けられている基板13の貫通穴
13cと回転体14の貫通穴14cとを同時に挿入し、
且つ、前記絶縁体12の取付穴12bから突出している
取付板11の支軸11bに取付穴14bを挿入すると、
基板13に形成されている抵抗体13dには、前記摺動
子片12aが対向して接する。また、このとき、回転体
14の裏面に形成されている回転角度規制溝14fに前
記取付板11の突起11aの先端が挿入される。そし
て、該挿入状態の突起11aの先端は前記回転角度規制
溝14fの一端側14gに接するようになっている。
基板13、回転体14を積み重ねると、取付板11の支
軸11bの先端が、回転体14の取付穴14bから出っ
張った状態になっている。このとき、基板13を嵌合し
て取り付けた回転体14は、前記摺動子片12aの弾力
性により上方に持ち上げられて、前記絶縁体12との間
に隙間が形成された状態になっている。このような状態
から、前記支軸11bの先端を図示しない治具によりカ
シメると、回転体14の突出部14eの周辺が、絶縁体
12の突出面12fに圧接される。そして、前記回転体
14と絶縁体12との間の隙間がなくなるとともに、基
板13の板厚がばらついたとしても一定の回転作動力を
得ることができるようになっている。
組立の終了した回転型可変抵抗器を取り出すと、前記そ
れぞれの部品の貫通穴11h、12h、13c、14c
に嵌合していた位置決めピン15aと、支軸11bの穴
からは別な位置決めピン15bが抜けて、回転体14
は、所定の回転トルクをもって、前記回転角度規制溝1
4fの一端側14gから他端側14hの範囲内で、回転
可能になる。また、本発明の他の実施の形態として、図
7・8に示すように、取付板11の中央部を含んで内側
から外側に向けて切り起こして一端部11m側だけに取
付脚11dを形成してもよい。 また、図9に示すよう
に取付脚11dを、取付板11の中央部を含んで、他端
部11nの近い部分から一端部11mの近い部分まで形
成してもよい。このような、本発明の回転型可変抵抗器
の一使用状態を説明すると、図5に示すように本発明の
回転型可変抵抗器は、回路基板16に端子12jと取付
脚11dが半田付け等によって取り付けられている。そ
して、オーディオ機器等の装置側のキャビネット17の
外側に臨む回転体14の外周14aの一部を、人の指等
により回転操作すると、基板13が回転して絶縁体12
の摺動子片12a上を摺動して抵抗値が変化するように
なっている。
ち、回転型可変抵抗器では、取付板11の中央部を含ん
で内側から外側に向けて切り起こして取付脚11bを形
成し、前記取付脚11dを、取付板11の一端部11m
付近に設けたことで、前記取付脚11dの長さを図7、
8、9に示すように取付板11の外形寸法の幅の範囲内
で自由に変えることができるので、様々な回路基板の板
厚に対応することが可能となる。また、取付脚11d
に、回路基板が接する取付用の段部を形成すれば、回路
基板16から電気部品までの高さ寸法の選択肢が広が
り、回路基板16への電気部品取付の自由度が向上す
る。また、取付板11の外形寸法の範囲内で取付脚11
dを形成できるので取付板11の材料歩留まりが向上す
る。
を含んで内側から外側に観音開き状に切り起こして、一
対の取付脚11dを形成することにより、取付脚11d
を、取付板11の一端部11mと他端部11n付近に設
けることができるので、一対の取付脚11dの間隔を広
くでき、取付板11の材料歩留まりが良くなる。よっ
て、回路基板等にガタつきのない安定した状態で取り付
けることができる。また、前記取付脚11dを観音開き
状に切り起こした跡の開口11eを、前記取付脚11d
と支軸11bの間に設けたので、取付脚11dを回路基
板16に半田付けするときの熱が、前記開口11eによ
り遮断されて、支軸11bに伝わり難くなるので、回転
体14の取付穴14bが熱変形しにくくなるので、回転
体14の回転トルクが変化することがない。また、前記
取付板11の開口11eと開口11eの間に桟を設けた
ので、取付板11の強度劣化を補強することができる。
また、前記取付板11の開口11eに絶縁体12を載置
して、前記絶縁体12の裏面の平坦部12nにより前記
開口11eを蓋閉したので、取付板11の開口11eか
ら、電気部品、即ち回転型可変抵抗器の内部にゴミ等が
侵入することがない。
回転方向の位置決めを、回り止め部14jと13aによ
り行っているが、これに代えて回転体14の裏面に凸部
を設け、絶縁基板13に、前記凸部が嵌合する穴を設け
てもよい。また、本発明では、絶縁体12の位置決め
と、回転体14の回転角度の規制を、取付板11に設け
た突起11aで行っているが、絶縁体12に突起を設け
てもよい。また、取付板11の突出片11gを変形させ
て、回転体14まで上方に折り曲げて延長させて、且
つ、絶縁体12に該突出片11gが嵌合する凹部を設
け、前記絶縁体12と取付板11との位置決めと、回転
体14の回転角度の規制を行ってもよい。
を印刷して、回転体14に取り付けているが、他の実施
の形態として前記抵抗体13dをインサート成形により
基板13に取り付けてもよい。また、基板13を使わな
いで、回転体14に直接抵抗体13dを印刷、転写等の
方法で形成してもよい。また、本発明の1実施の形態で
は、電気部品として回転型可変抵抗器を例に説明した
が、抵抗体13dに代えて導体パターンを形成した回転
型エンコーダ等の電気部品に応用することも可能であ
る。
品、即ち回転型可変抵抗器によれば、取付板の中央部を
含んで内側から外側に向けて切り起こして取付脚を形成
することにより、取付板の外形寸法の範囲内で取付脚を
形成できるので、取付板の材料歩留まりを向上させた電
気部品を提供できる。また、前記取付脚を、取付板の一
端部付近に設けたことで、前記取付脚の長さを取付板の
外形寸法の幅の範囲内で自由に変えることができるの
で、回路基板からの電気部品の高さ寸法の選択肢が広が
り、回路基板等への取付の自由度が高い電気部品を提供
できる。
側から外側に観音開き状に切り起こした一対の取付脚を
形成することにより、取付脚を取付板の一端部と他端部
付近に設けることができるので、前記一対の取付脚の間
隔を広くすることができ、取付板の材料歩留まりが良く
なる。よって、回路基板等にガタつきのない安定した状
態で取り付けることができる電気部品を提供できる。ま
た、前記取付脚を観音開き状に切り起こした跡の開口
を、前記取付脚と支軸の間に設けたので、取付脚を回路
基板に半田付けするときの熱が、前記開口により遮断さ
れて、支軸に伝わりにくくなるので、回転体の回転穴が
熱変形しにくくなり、回転体の回転トルク変化の影響が
小さくなるので、回路基板等に電子部品を半田付けする
ときに半田の熱に強い電気部品を提供することができ
る。
した跡の2つの開口の間に桟を設けたので、この桟によ
って取付板の強度を補強できるので、前記取付板に開口
を設けても強度が低下しない電気部品を提供できる。ま
た、前記取付板の開口に絶縁体を組み合わせて、該絶縁
体により前記取付板の開口を蓋閉したので、該取付板に
開口があっても、該取付板の開口から電気部品の内部に
フラックスやゴミ等が侵入するのを防ぐことができるの
で、ゴミ等による性能劣化の少ない電気部品を提供でき
る。
図。
る概略図。
る概略図。
Claims (6)
- 【請求項1】 金属製の取付板と、該取付板に組み合わ
された絶縁体とを備え、前記取付板の中央部を含んで内
側から外側に向けて切り起こして形成した取付脚を備え
たことを特徴とする電気部品。 - 【請求項2】 前記取付板の取付脚を、前記取付板の一
端部付近に設けたことを特徴とする請求項1記載の電気
部品。 - 【請求項3】 前記取付板の中央部を含んで内側から外
側に向けて観音開き状に切り起こして形成した一対の取
付脚を備えたことを特徴とする請求項1あるいは請求項
2記載の電気部品。 - 【請求項4】 前記取付板に前記絶縁体を取付ける支軸
と、前記切り起こした跡に形成された開口とを備え、該
開口を前記支軸と前記取付脚との間に形成したことを特
徴とする請求項2あるいは請求項3記載の電気部品。 - 【請求項5】 前記取付板を内側から外側に向けて観音
開き状に切り起こした跡に形成された2つの開口の間に
桟を設けたことを特徴とする請求項3あるいは請求項4
記載の電気部品。 - 【請求項6】 前記取付板の観音開き状に切り起こした
跡に形成された前記開口を、前記絶縁体で蓋閉したこと
を特徴とする請求項3あるいは請求項4あるいは請求項
5記載の電気部品。 【0001】
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13958496A JP3380679B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 電気部品 |
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