JPH07245203A - 回転形可変抵抗器 - Google Patents

回転形可変抵抗器

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JPH07245203A
JPH07245203A JP3380294A JP3380294A JPH07245203A JP H07245203 A JPH07245203 A JP H07245203A JP 3380294 A JP3380294 A JP 3380294A JP 3380294 A JP3380294 A JP 3380294A JP H07245203 A JPH07245203 A JP H07245203A
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JP
Japan
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insulating substrate
metal plate
operating body
variable resistor
hole
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JP3380294A
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English (en)
Inventor
Toshikatsu Miyake
利勝 三宅
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型化を図れるとともに、プリント基板のパ
ターンを設計する際の自由度を高めることができる回転
形可変抵抗器を提供する。 【構成】 合成樹脂製の絶縁基板2に金属板3を埋設し
両者を一体化し、該絶縁基板2の側面から突出する前記
金属板3に、プリント基板16にはんだ付けされる一対
の取付部12,13と操作体6の回転角度を規制するス
トッパ部14とをそれぞれ折り曲げ形成した。 【効果】 金属板と絶縁基板とが相互補完的に強化さ
れ、また、絶縁基板の裏面にプリント基板のパターンを
配設することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は操作体を回転操作するこ
とにより抵抗値が設定される回転形可変抵抗器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の回転形可変抵抗器の従来技術と
しては、例えば実開昭63−112310号公報に記載
されているように、抵抗体を形成した合成樹脂製の絶縁
基板の下面に該絶縁基板とは別体の取付板を配設し、こ
の取付板に、プリント基板にはんだ付けされる取付部
と、操作体の回転を規制するストッパ部と、上方へ突出
する鳩目とを一体的に設け、該鳩目を絶縁基板と操作体
とを貫通した状態でかしめることにより、前記操作体と
絶縁基板および取付板の三者を連結するように構成した
ものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の回転形可変抵抗器では、操作体の回転角度を規
制する際に、操作体への回転力がストッパ部を介して全
て取付板に作用するため、該取付板の板厚寸法を充分に
厚くして剛性を確保する必要があり、同様に、合成樹脂
製の絶縁基板が反り返って変形するのを防止するため、
該絶縁基板の板厚寸法も充分に厚く必要があり、その結
果、当該回転形可変抵抗器の薄型化を図るのが困難であ
るという問題があった。また、回転形可変抵抗器をプリ
ント基板上に実装した際、該プリント基板の表面に導電
性の取付板が接触することから、この接触部分にパター
ンを引き回すことができず、前記プリント基板の設計上
の制約を生じるという不具合があった。
【0004】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、薄型化に好適で、プ
リント基板のパターン設計の自由度を高めることができ
る回転形可変抵抗器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、表面に抵抗体が形成され、略中央に貫通孔が穿設さ
れた絶縁基板と、この絶縁基板上に回転可能に配設さ
れ、前記抵抗体に摺接する摺動子片を有する操作体と、
前記貫通孔に挿入され、前記操作体を前記絶縁基板に対
して回転可能に連結する支軸と、前記抵抗体の両端に接
続する端子とを備え、前記操作体を回転操作することに
より抵抗値が設定される回転形可変抵抗器において、前
記絶縁基板に、該絶縁基板の側面からそれぞれ突出する
取付部およびストッパ部を有する金属板を埋設し、前記
取付部をプリント基板に取付け可能に折り曲げ形成する
とともに、前記ストッパ部を前記操作体の回転を規制可
能に折り曲げ形成することによって達成される。
【0006】
【作用】合成樹脂製の絶縁基板に金属板を埋設して両者
を一体化すると、これら金属板と絶縁基板とが相互補完
的に強化され、両者を別々に組立た場合に比べると全体
の厚さ寸法を小さくして薄型化を図ることができる。ま
た、可変抵抗器をプリント基板上に実装した際、該プリ
ント基板の表面に接触するのは絶縁性の絶縁基板であ
り、導電性の金属板自体がプリント基板の表面に接触す
ることがないため、該絶縁基板の接触部分にもパターン
を配設することが可能となり、その結果、プリント基板
のパターンを設計する際の自由度を高めることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る回転形可変抵抗器の
分解斜視図、図2は図1の回転形可変抵抗器をプリント
基板上に実装した状態の断面図、図3は図1の回転形可
変抵抗器に備えられる絶縁基板の平面図、図4は図3の
絶縁基板を裏面側から見た背面図、図5は図1の回転形
可変抵抗器に備えられる操作体を裏面側から見た斜視図
である。
【0008】図1に示す本実施例の回転形可変抵抗器
は、略中央に四角形の貫通孔1が穿設された絶縁基板2
と、この絶縁基板2にアウトサート成形により埋設され
た金属板3と、該絶縁基板2上に回転可能に配設され、
裏面側に摺動子片4,5を有する操作体6と、これら絶
縁基板2と金属板3および操作体6を貫通する支軸、例
えばリベット7とを備えている。
【0009】前記絶縁基板2は、耐熱性に優れた合成樹
脂、例えばPPS等の絶縁材からなり、図2に示すよう
に、裏面から一対の位置決め用突起2a,2bが突出す
るとともに、裏面の略中央に金属板3を露出させる凹部
2cが形成されている。図1に示すように、この絶縁基
板2の表面には、略馬蹄形の抵抗体8,9およびその内
側に配設された集電体10,11がそれぞれ印刷形成さ
れており、また、絶縁基板2の一端から複数本の端子8
a,8b,9b,10a,11aが導出されている。こ
れら端子は絶縁基板2の内部で、端子8aが抵抗体8,
9の両一端と電気的に接続され、端子8b,9bが抵抗
体8,9の各他端と電気的に接続され、同様に、端子1
0a,11aが集電体10,11の各端部に電気的に接
続されている。
【0010】前記絶縁基板2に埋設された金属板3に
は、該絶縁基板2の側面からそれぞれ突出する一対の取
付部12,13とストッパ部14およびアース部15と
が一体的に設けてある。図2に示すように、このアース
部15はプリント基板16の端部近傍に配置されてお
り、この端部で操作者が指等で操作体6を回転操作する
際、該操作者に帯電した静電気を前記アース部15で捕
捉するようになっている。前記両取付部12,13は、
前記アース部15の突出方向に対してそれぞれ直交する
位置に配置され、絶縁基板2を介して互いに反対方向に
突出するとともに、それぞれプリント基板16側に折り
曲げられて先端が該プリント基板16の接地用パターン
のランド(図示せず)にはんだ付けされるようになって
いる。前記ストッパ部14は、操作体6側へ折り曲げら
れて先端が該操作体6の後述する当接部と係合するよう
になっており、操作体6の回転角度を規制する部材とし
て機能する。なお、このストッパ部14の先端は、図3
に示すように、操作体6の回転中心を中心とする円弧状
に湾曲形成してある。さらに図4に示すように、前記金
属板3には、絶縁基板2の内部で上下に貫通する一対の
連通孔3a,3bと、前記凹部2c内に位置する四角形
の貫通孔3cとがそれぞれ穿設されており、これら連通
孔3,3b内は前記絶縁基板2を形成する合成樹脂の一
部が充填されている。そして、図2に示す組立状態で
は、前記リベット7が貫通孔3cを挿通して凹部2cの
裏面側にかしめられ、該かしめ部7bが貫通孔3cの周
縁に当接してリベット7を金属板3(絶縁基板2)に固
定する。
【0011】前記操作体6はポリアミド等の合成樹脂か
らなり、該操作体6の外周面にはセレーション溝21が
全周にわたって設けられ、中央には前記リベット7が貫
通する円形の貫通孔22が穿設され、さらに、この貫通
孔22の周縁に前記リベット7の鍔部7aを受け入れる
凹部23が形成されている。また、図5に示すように、
操作体6の裏面側には、外周に沿って形成され、前記ス
トッパ部14の先端が摺動する溝24と、この溝24内
の所定位置にそれぞれ形成され、該ストッパ部14の先
端側面と当接可能な一対の当接部25,26と、前記溝
24の内側に形成され、摺動子片4,5を受け入れる凹
部27と、この凹部27の底面より突出し、一方の摺動
子片4を保持する1組の円形突起28および楕円形突起
28aと、同様に他方の摺動子片5を保持する他の1組
の円形突起29および楕円形突起29aとが設けられて
いる。前記当接部25,26の前記溝24と対向する端
面は、操作体6の回転中心を通る面内に形成されてお
り、これによって、これら当接部25,26の端面に前
記ストッパ部14先端の側面が直交する状態で当接する
ようになっている。
【0012】前記リベット7はかしめ加工が容易なアル
ミ材等からなり、操作体6の表面側の凹部23に受け入
れられる鍔部7aと、操作体6の貫通孔22に遊嵌され
る円柱部7cと、絶縁基板2の貫通孔1および金属板3
の貫通孔3cに嵌合する角柱部7dとから一体的に構成
され、前述したように図2に示す組立状態では、該角柱
部7dの先端をかしめることにより形成されるかしめ部
7bが、絶縁基板2の裏面側の凹部2cに受け入れるよ
うになっている。
【0013】回転形可変抵抗器を図2の如く組立てるの
に際しては、あらかじめ絶縁基板2に金属板3および端
子8a,8b,9b,10a,11aをアウトサート成
形により埋設し、該絶縁基板2の表面に抵抗体8,9お
よび集電体10,11をそれぞれ印刷形成するととも
に、操作体6の裏面側に円形突起28,29と楕円形突
起28a,29aを用いて摺動子片4,5を装着する。
次いで、該操作体6を前記絶縁基板2上に載置し、金属
板3のストッパ部14の先端を操作体6の裏面側の溝2
4に挿入した状態で、リベット7を操作体6の貫通孔2
2と絶縁基板2の貫通孔1および金属板3の貫通孔3c
に順次挿入し、金属板3の裏面から突出する角柱部7d
の先端をかしめてかしめ部7bを形成することにより、
リベット7の下端を金属板3に固定する。その結果、操
作体6がリベット7を介して絶縁基板2に回転可能に連
結されて回転形可変抵抗器の組立が完了し、この組立状
態では、一方の摺動子片4が抵抗体8および集電体10
に摺接し、他方の摺動子片5を抵抗体9および集電体1
1に摺接する。
【0014】このようにして組立てられた回転形可変抵
抗器は、絶縁基板2の裏面から突出する位置決め用突起
2a,2bをプリント基板16の孔16a,16bにそ
れぞれ挿入した状態で前記絶縁基板2がプリント基板1
6上に載置され、該プリント基板16の図示せぬパター
ンのランド部に端子8a,8b,9b,10a,11a
および取付部12,13がリフロー半田によりはんだ付
けされることにより、プリント基板16上に実装され
る。そして、使用に際しては、該プリント基板16の端
部側から操作者が指等を操作体6の外周に当てて操作体
6を操作すると、該操作体6はリベット7を中心として
回転するため、抵抗体8上における摺動子片4の接触位
置が変更し、それによって、前記端子8a,8bの一方
と端子10aとの間の抵抗値が調整され、同時に、他の
抵抗体9上における摺動子片5の接触位置が変更し、そ
れによって、前記端子8a,9bの一方と端子11aと
の間の抵抗値が調整される。また、操作体6に対する回
転力は、ストッパ部14の先端が操作体6の裏面に形成
されたいずれか一方の当接部25,26に当接すること
によって所定の角度範囲内に規制される。また、前述し
たようにプリント基板16の端部近傍で操作者が操作体
6を回転操作する際、該操作者に帯電した静電気が前記
アース部15で捕捉し、該静電気を金属板3および取付
部12,13を介して該プリント基板16の接地用パタ
ーンに流すようになっている。
【0015】このように構成した実施例では、金属板3
を絶縁基板2に埋設して両者を一体化したため、該絶縁
基板2および金属板3の剛性が相互補完的に高まり、し
たがって、回転形可変抵抗器の薄型化を図ることができ
る。また、上記のように金属板3の剛性が絶縁基板2に
よって補強され、しかも該金属板3から突出するストッ
パ部14の先端が操作体6の回転中心を中心とする円弧
状に形成され、該ストッパ部14の先端側面が当接部2
5,26と直交する状態で当接することから、このスト
ッパ部14の先端の強度も大きくすることができる。さ
らに、金属板3に連通孔3a,3bを設けたため、溶融
樹脂を金型内に射出して絶縁基板2を成形する際に、溶
融樹脂のまわり具合が良好になるとともに、これら連通
孔3a,3b内に充填される合成樹脂によって絶縁基板
2の強度を高めることができ、しかも、金属板3の絶縁
基板2への保持も強固となるので、ストッパ部14に荷
重が加わった際に、金属板3が変形するのを防止するこ
とができる。さらに、金属板3にリベット7が貫通する
貫通孔3cを設け、該貫通孔3cの周縁で前記リベット
7のかしめ部7bを受けることから、該かしめ部7bが
合成樹脂製の絶縁基板2の裏面に当接することがなく、
該絶縁基板2が割れる等の不具合を生じることがない。
さらにまた、金属板3に固定したリベット7に対して操
作体6が回動するため、合成樹脂製の操作体6は金属製
のリベット7を摺動面として回動することになり、合成
樹脂同志あるいは金属同志の摺動に比べると操作感触が
良好になる。
【0016】また、回転形可変抵抗器をプリント基板1
6上に実装した場合、該プリント基板16の表面に金属
板3自体が接触しないので、回転形可変抵抗器該の裏面
に位置するプリント基板16上にもパターンを配設する
ことが可能となり、したがって、プリント基板16のパ
ターン設計を行なう際の自由度が高められる。さらに、
絶縁基板2の裏面から突出する一方の位置決め用突起2
aを金属板3の両取付部12,13間に位置させたた
め、換言すると、該位置決め用突起2aを本来パターン
を引き回すことのできないデッドスペース内に設けたた
め、プリント基板16のパターンを前記取付部12,1
3と各端子8との間に引き回す際に、前記位置決め用突
起2aが邪魔になることなく、したがって、プリント基
板16のパターン設計を行なう際により大きな自由度が
得られる。
【0017】また、操作体6を回転操作する際、操作者
に帯電した静電気を前記アース部15で捕捉してプリン
ト基板16の接地用パターンに流すことができるため、
該静電気による誤動作や損傷などの悪影響を防止でき
る。さらに、合成樹脂からなる操作体6の貫通孔22が
アルミ材等からなるリベット7の円柱部7cを摺動する
ことから、この貫通孔22の内周面との間でかじり等が
生じることがなくて済み、したがって、操作体6の円滑
な回転を確保することができる。
【0018】図6は本発明による回転形可変抵抗器の他
の実施例を示す断面図で、図1〜図5に対応する部分に
は同一符号を付してある。
【0019】図6に示す回転形可変抵抗器では、上記実
施例と比べて、絶縁基板31の略中央に円形の貫通孔3
2が穿設され、該絶縁基板31に埋設した金属板33に
も円形の貫通孔34が穿設され、これら貫通孔32,3
4に挿入される支軸35が操作体36と一体に形成され
ている。なお、この実施例の特に説明しない部分の構成
や操作体36の回転時の動作は、上記実施例と同様であ
る。
【0020】この実施例でも、金属板33を絶縁基板3
1に埋設したので、該絶縁基板31および金属板33の
剛性が相互補完的に高まり、したがって、絶縁基板31
および金属板33の強度を確保できるとともに、薄型化
を図ることができる。また、当該可変抵抗器をプリント
基板上に実装した際、該プリント基板16の表面に金属
板33自体が接触しないので、該プリント基板の部分に
もパターンを配設することが可能となり、したがって、
プリント基板のパターン設計を行なう際の自由度が高め
られる。さらに、この実施例では操作体36と一体に形
成された支軸35を備えたので、上記実施例のようにリ
ベット7を要せずに済み、したがって、部品点数をより
削減でき構造が簡単である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
絶縁基板に金属板を埋設して該金属板および絶縁基板を
相互補完的に強化したので、絶縁基板および金属板の強
度を確保できるとともに、厚さ寸法を小さくして薄型化
を図ることができる。また、可変抵抗器をプリント基板
上に実装した際、該プリント基板の表面に前記金属板自
体が接触することがないので、該絶縁基板の裏面にもパ
ターンを配設することが可能となり、したがって、プリ
ント基板のパターンを設計する際の自由度を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回転形可変抵抗器の分
解斜視図である。。
【図2】図1の回転形可変抵抗器をプリント基板上に実
装した状態の断面図である。
【図3】図1の回転形可変抵抗器に備えられる絶縁基板
の平面図である。
【図4】図3の絶縁基板を裏面側から見た背面図であ
る。
【図5】図1の回転形可変抵抗器に備えられる操作体を
裏面側から見た斜視図である。
【図6】本発明による回転形可変抵抗器の他の実施例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 貫通孔 2 絶縁基板 2c 凹部 3 金属板 3a,3b 連通孔 3c 貫通孔 4,5 摺動子片 6 操作体 7 リベット(支軸) 7b かしめ部 8,9 抵抗体 8a,8b,9b,10a,11a 端子 10,11 集電体 12,13 取付部 14 ストッパ部 31 絶縁基板 32 貫通孔 33 金属板 34 貫通孔 35 支軸 36 操作体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に抵抗体が形成され、略中央に貫通
    孔が穿設された合成樹脂製の絶縁基板と、この絶縁基板
    上に回転可能に配設され、前記抵抗体に摺接する摺動子
    片を有する操作体と、前記貫通孔に挿入され、前記操作
    体を前記絶縁基板に対して回転可能に連結する支軸と、
    前記抵抗体の両端に接続する端子とを備え、前記操作体
    を回転操作することにより抵抗値が設定される回転形可
    変抵抗器において、前記絶縁基板に、該絶縁基板の側面
    からそれぞれ突出する取付部およびストッパ部を有する
    金属板を埋設し、前記取付部をプリント基板に取付け可
    能に折り曲げ形成するとともに、前記ストッパ部を前記
    操作体の回転を規制可能に折り曲げ形成したことを特徴
    とする回転形可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記金属板に
    その板面を貫通する連通孔を設け、この連通孔内に前記
    絶縁基板を形成する樹脂の一部を充填したことを特徴と
    する回転形可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記金属板に
    前記支軸が挿入される貫通孔を設け、該貫通孔の周縁で
    前記支軸のかしめ部を受けるようにしたことを特徴とす
    る回転形可変抵抗器。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、前記金属板に
    前記取付部を少なくとも2つ設け、これら取付部を前記
    絶縁基板を介して互いに反対側に配置したことを特徴と
    する回転形可変抵抗器。
JP3380294A 1994-03-03 1994-03-03 回転形可変抵抗器 Pending JPH07245203A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1035551A2 (en) * 1999-03-11 2000-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Rotary variable resistor and output regulator using the same
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