JPH09297481A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH09297481A JPH09297481A JP8137477A JP13747796A JPH09297481A JP H09297481 A JPH09297481 A JP H09297481A JP 8137477 A JP8137477 A JP 8137477A JP 13747796 A JP13747796 A JP 13747796A JP H09297481 A JPH09297481 A JP H09297481A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2028—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00367—The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
- G03G2215/00413—Fixing device
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0103—Plural electrographic recording members
- G03G2215/0119—Linear arrangement adjacent plural transfer points
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置のコンパクト化という要請を満足させな
がら、簡単な構成で、転写材ガイドからの転写材への反
力による移動転写体への弊害(蛇行による像乱れや色ず
れ等)を有効に回避すると共に、定着手段に対して転写
材を安定案内する。 【解決手段】 未定着画像1を転写材2に転写させ、該
転写材2を搬送する転写搬送体3と、この転写搬送体3
との間が最大転写材長さLmaxよりも短い距離Lだけ離
間配置されて転写材2上の画像を定着する定着手段4
と、転写搬送体3と定着手段4との間に配置されて定着
手段4の定着ニップ域4aに向けて転写材2を突入案内
する転写材ガイド5とを備えた画像形成装置において、
転写材ガイド5には、定着手段4の定着ニップ域4aに
転写材2の先端が突入したタイミングで転写材ガイド5
の位置が転写材2のループ2a変形側に向けて変化する
ガイド位置可変手段6を具備させる。
がら、簡単な構成で、転写材ガイドからの転写材への反
力による移動転写体への弊害(蛇行による像乱れや色ず
れ等)を有効に回避すると共に、定着手段に対して転写
材を安定案内する。 【解決手段】 未定着画像1を転写材2に転写させ、該
転写材2を搬送する転写搬送体3と、この転写搬送体3
との間が最大転写材長さLmaxよりも短い距離Lだけ離
間配置されて転写材2上の画像を定着する定着手段4
と、転写搬送体3と定着手段4との間に配置されて定着
手段4の定着ニップ域4aに向けて転写材2を突入案内
する転写材ガイド5とを備えた画像形成装置において、
転写材ガイド5には、定着手段4の定着ニップ域4aに
転写材2の先端が突入したタイミングで転写材ガイド5
の位置が転写材2のループ2a変形側に向けて変化する
ガイド位置可変手段6を具備させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、転写搬送体にて
未定着画像を転写材に転写させ且つ該転写材を搬送し、
定着手段にて転写材上の未定着画像を定着させる画像形
成装置に係り、特に、転写搬送体と定着手段との間が最
大転写材長さよりも短い長さで離間配置されるタイプ
で、転写搬送体と定着手段との間に、定着手段の定着ニ
ップ域へ転写材が突入案内される転写材ガイドを設けて
なる画像形成装置の改良に関する。この発明に係る画像
形成装置は多色画像を形成する用途で使用する際に特に
有用である。
未定着画像を転写材に転写させ且つ該転写材を搬送し、
定着手段にて転写材上の未定着画像を定着させる画像形
成装置に係り、特に、転写搬送体と定着手段との間が最
大転写材長さよりも短い長さで離間配置されるタイプ
で、転写搬送体と定着手段との間に、定着手段の定着ニ
ップ域へ転写材が突入案内される転写材ガイドを設けて
なる画像形成装置の改良に関する。この発明に係る画像
形成装置は多色画像を形成する用途で使用する際に特に
有用である。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー画像形成装置として所謂タ
ンデム型を例に挙げて説明すると、この種のカラー画像
形成装置は、例えば図16に示すように、電子写真方式
などで各色成分画像が形成される複数の画像形成ユニッ
ト200(200K,200Y,200M,200C)
を有し、各画像形成ユニット200の画像転写部位に対
向した箇所に用紙搬送ベルト201を配設し、この用紙
搬送ベルト201にて搬送される用紙202に対して各
画像形成ユニット200の各色成分画像を転写させた
後、用紙搬送ベルト201から剥離された用紙202を
定着装置203に導き、用紙202上の未定着画像を定
着するようにしたものである。
ンデム型を例に挙げて説明すると、この種のカラー画像
形成装置は、例えば図16に示すように、電子写真方式
などで各色成分画像が形成される複数の画像形成ユニッ
ト200(200K,200Y,200M,200C)
を有し、各画像形成ユニット200の画像転写部位に対
向した箇所に用紙搬送ベルト201を配設し、この用紙
搬送ベルト201にて搬送される用紙202に対して各
画像形成ユニット200の各色成分画像を転写させた
後、用紙搬送ベルト201から剥離された用紙202を
定着装置203に導き、用紙202上の未定着画像を定
着するようにしたものである。
【0003】ところで、この種のカラー画像形成装置に
おいては、装置のコンパクト化を考慮し、用紙搬送ベル
ト201と定着装置203の定着ニップ域203aとの
間を最大用紙長さよりも短く設定し、用紙搬送ベルト2
01と定着装置203との間に用紙ガイド205を固定
的に設け、定着装置203の定着ニップ域203aに向
けて用紙202を突入案内させるようにしたものが既に
提案されている。尚、符号206は用紙搬送ベルト20
1から用紙202を強制剥離する剥離爪である。このと
き、用紙ガイド205の位置は、用紙202を定着ニッ
プ域203aへスムースに案内でき、しかも、用紙20
2の先端が定着ニップ域203aに突入したタイミング
で、定着装置203の用紙搬送速度が用紙搬送ベルト2
01の搬送速度よりも通常遅いことから、用紙202に
生成されるループ202a変形を吸収し得るように予め
設定されるものである。
おいては、装置のコンパクト化を考慮し、用紙搬送ベル
ト201と定着装置203の定着ニップ域203aとの
間を最大用紙長さよりも短く設定し、用紙搬送ベルト2
01と定着装置203との間に用紙ガイド205を固定
的に設け、定着装置203の定着ニップ域203aに向
けて用紙202を突入案内させるようにしたものが既に
提案されている。尚、符号206は用紙搬送ベルト20
1から用紙202を強制剥離する剥離爪である。このと
き、用紙ガイド205の位置は、用紙202を定着ニッ
プ域203aへスムースに案内でき、しかも、用紙20
2の先端が定着ニップ域203aに突入したタイミング
で、定着装置203の用紙搬送速度が用紙搬送ベルト2
01の搬送速度よりも通常遅いことから、用紙202に
生成されるループ202a変形を吸収し得るように予め
設定されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の固定式の用紙ガイド方式にあっては、用紙2
02の案内機能を重視し、用紙ガイド205の傾斜姿勢
を小さく設定すると、ループ変形202aを有効に吸収
できず、一方、用紙ガイド205の傾斜姿勢を大きく設
定すると、ループ202a変形を有効に吸収できるもの
の、急な用紙ガイド205面と用紙202の衝合姿勢と
が大きく相違する分、用紙ガイド205面に沿って用紙
202の先端をスムースに案内できず、用紙ガイド20
5の位置の設定作業が極めて面倒であった。
うな従来の固定式の用紙ガイド方式にあっては、用紙2
02の案内機能を重視し、用紙ガイド205の傾斜姿勢
を小さく設定すると、ループ変形202aを有効に吸収
できず、一方、用紙ガイド205の傾斜姿勢を大きく設
定すると、ループ202a変形を有効に吸収できるもの
の、急な用紙ガイド205面と用紙202の衝合姿勢と
が大きく相違する分、用紙ガイド205面に沿って用紙
202の先端をスムースに案内できず、用紙ガイド20
5の位置の設定作業が極めて面倒であった。
【0005】更に、図17に示すように、用紙搬送ベル
ト201や定着装置203の設置誤差に起因し、通常用
紙搬送ベルト201による用紙搬送方向Aと、定着装置
203による用紙搬送方向Bとが微妙に異なるため、用
紙202の先端が定着ニップ域203aに突入する際に
用紙202の幅方向が不均一にニップされることにな
り、その分、用紙202が図17中二点鎖線で示すよう
に、用紙202の進行方向に略直交する方向(幅方向)
に変位する。一方、用紙202先端が定着ニップ域20
3aに突入したタイミング以後、用紙202にはループ
変形202aが生成され、当該ループ202a変形が用
紙ガイド205を押圧して形状規制を受ける。この状態
において、用紙搬送ベルト201は、幅方向変位した用
紙202反力を受けて矢印C方向へ蛇行することにな
り、各画像形成ユニット200による転写中用紙上での
像乱れ、色ずれや、用紙搬送ベルト201の偏りによっ
てベルトエッジが損傷してしまうという技術的課題が生
ずる。
ト201や定着装置203の設置誤差に起因し、通常用
紙搬送ベルト201による用紙搬送方向Aと、定着装置
203による用紙搬送方向Bとが微妙に異なるため、用
紙202の先端が定着ニップ域203aに突入する際に
用紙202の幅方向が不均一にニップされることにな
り、その分、用紙202が図17中二点鎖線で示すよう
に、用紙202の進行方向に略直交する方向(幅方向)
に変位する。一方、用紙202先端が定着ニップ域20
3aに突入したタイミング以後、用紙202にはループ
変形202aが生成され、当該ループ202a変形が用
紙ガイド205を押圧して形状規制を受ける。この状態
において、用紙搬送ベルト201は、幅方向変位した用
紙202反力を受けて矢印C方向へ蛇行することにな
り、各画像形成ユニット200による転写中用紙上での
像乱れ、色ずれや、用紙搬送ベルト201の偏りによっ
てベルトエッジが損傷してしまうという技術的課題が生
ずる。
【0006】このような技術的課題を解決するために、
本件出願人は、用紙のループ程度が検知されるセンサを
設け、このセンサ出力に応じて用紙のループ程度を判定
し、用紙のループ程度が大きくなると定着装置の速度を
高速に切換え、用紙のループが大きくならないようにし
たものを提案した(特開平5−107966号公報参
照)。しかしながら、このタイプにあっては、用紙ルー
プ検知手段、用紙ループ判定手段及び定着装置の速度切
換え手段を必要とするため、装置構成が複雑化するとい
う技術的課題を含んでいる。
本件出願人は、用紙のループ程度が検知されるセンサを
設け、このセンサ出力に応じて用紙のループ程度を判定
し、用紙のループ程度が大きくなると定着装置の速度を
高速に切換え、用紙のループが大きくならないようにし
たものを提案した(特開平5−107966号公報参
照)。しかしながら、このタイプにあっては、用紙ルー
プ検知手段、用紙ループ判定手段及び定着装置の速度切
換え手段を必要とするため、装置構成が複雑化するとい
う技術的課題を含んでいる。
【0007】また、他の解決手段としては、例えば使用
する用紙サイズに応じて定着装置を移動させ、定着装置
と用紙搬送ベルトとの間には、定着装置の移動に応じて
用紙の案内長が伸張する用紙ガイド(可動ベルト)を設
けたものが提案されている(特開平6−9096号公報
参照)。しかしながら、このタイプにおいては、定着装
置の移動機構、用紙ガイドとして用紙の案内長が伸縮自
在な構成を採用しなければならないため、装置構成が複
雑化してしまうほか、用紙搬送ベルトの用紙反力による
蛇行を防止するには、用紙が定着装置の定着ニップ域に
突入する際に、用紙の後端が用紙搬送ベルトから剥離さ
れることが必要になり、装置のコンパクト化という要請
に沿わない。
する用紙サイズに応じて定着装置を移動させ、定着装置
と用紙搬送ベルトとの間には、定着装置の移動に応じて
用紙の案内長が伸張する用紙ガイド(可動ベルト)を設
けたものが提案されている(特開平6−9096号公報
参照)。しかしながら、このタイプにおいては、定着装
置の移動機構、用紙ガイドとして用紙の案内長が伸縮自
在な構成を採用しなければならないため、装置構成が複
雑化してしまうほか、用紙搬送ベルトの用紙反力による
蛇行を防止するには、用紙が定着装置の定着ニップ域に
突入する際に、用紙の後端が用紙搬送ベルトから剥離さ
れることが必要になり、装置のコンパクト化という要請
に沿わない。
【0008】尚、このような不具合は、用紙搬送ベルト
方式に限られるものではなく、転写ドラム方式を始め、
中間転写ベルト等の中間転写体間接転写方式や、感光ド
ラム、感光ベルト等の像担持体直接転写方式にあって
も、用紙ガイドからの用紙への反力が転写ドラム、中間
転写体、像担持体に影響することから、同様に生ずるも
のである。
方式に限られるものではなく、転写ドラム方式を始め、
中間転写ベルト等の中間転写体間接転写方式や、感光ド
ラム、感光ベルト等の像担持体直接転写方式にあって
も、用紙ガイドからの用紙への反力が転写ドラム、中間
転写体、像担持体に影響することから、同様に生ずるも
のである。
【0009】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ためになされたものであって、装置のコンパクト化とい
う要請を満足させながら、簡単な構成で、転写材ガイド
からの転写材への反力による転写搬送体への弊害(蛇行
による像乱れや色ずれ、エッジ損傷など)を有効に回避
すると共に、定着手段に対して転写材を安定案内する画
像形成装置を提供するものである。
ためになされたものであって、装置のコンパクト化とい
う要請を満足させながら、簡単な構成で、転写材ガイド
からの転写材への反力による転写搬送体への弊害(蛇行
による像乱れや色ずれ、エッジ損傷など)を有効に回避
すると共に、定着手段に対して転写材を安定案内する画
像形成装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
図1(a)に示すように、未定着画像1を転写材2に転
写させ、該転写材2を搬送する転写搬送体3と、この転
写搬送体3との間が最大転写材長さLmaxよりも短い距
離Lだけ離間配置されて転写材2上の画像を定着する定
着手段4と、転写搬送体3と定着手段4との間に配置さ
れて定着手段4の定着ニップ域4aに向けて転写材2を
突入案内する転写材ガイド5とを備えた画像形成装置に
おいて、前記転写材ガイド5には、定着手段4の定着ニ
ップ域4aに転写材2の先端が突入したタイミングで転
写材ガイド5の位置が転写材2のループ2a(図1
(c)参照)変形側に向けて変化するガイド位置可変手
段6を具備させたことを特徴とするものである。
図1(a)に示すように、未定着画像1を転写材2に転
写させ、該転写材2を搬送する転写搬送体3と、この転
写搬送体3との間が最大転写材長さLmaxよりも短い距
離Lだけ離間配置されて転写材2上の画像を定着する定
着手段4と、転写搬送体3と定着手段4との間に配置さ
れて定着手段4の定着ニップ域4aに向けて転写材2を
突入案内する転写材ガイド5とを備えた画像形成装置に
おいて、前記転写材ガイド5には、定着手段4の定着ニ
ップ域4aに転写材2の先端が突入したタイミングで転
写材ガイド5の位置が転写材2のループ2a(図1
(c)参照)変形側に向けて変化するガイド位置可変手
段6を具備させたことを特徴とするものである。
【0011】このような技術的手段において、未定着画
像1の形成方式については電子写真方式を始め各種方式
のものを採用することができ、単色、カラーを問わな
い。ここで、カラーの未定着画像1を形成するには、複
数の色成分画像を一括若しくは多重転写する構成を採用
すればよい。また、転写材2としては、通常用紙が用い
られるが、画像を転写し得るものであればOHPシート
を始め各種のものが用いられる。
像1の形成方式については電子写真方式を始め各種方式
のものを採用することができ、単色、カラーを問わな
い。ここで、カラーの未定着画像1を形成するには、複
数の色成分画像を一括若しくは多重転写する構成を採用
すればよい。また、転写材2としては、通常用紙が用い
られるが、画像を転写し得るものであればOHPシート
を始め各種のものが用いられる。
【0012】更に、転写搬送体3としては、未定着画像
1を転写材2に転写させ、該転写材2を定着手段4側へ
搬送するものであれば各種態様のものを含む。例えば転
写材2を保持搬送する転写材搬送部材であってもよい
し、また、未定着画像1形成時に該未定着画像1が担持
される像担持体(感光体、誘電体など)と対向配置さ
れ、像担持体上に形成された未定着画像1を転写材2に
間接的に転写する中間転写体であってもよいし、また、
未定着画像1形成時に該未定着画像1を担持する像担持
体であってもよく、その形態についても、無端ベルト
状、ドラム状を問わない。更にまた、定着手段4として
は、一対の定着ロール(加熱ロール,加圧ロール)から
なるものでもよいし、あるいは、加熱ベルトと加圧ロー
ルとからなるもの等適宜選定して差し支えなく、定着ニ
ップ域4aとは定着ロール間や、加圧ベルトと加熱ロー
ルとの間などの定着に必要なニップ域を指す。
1を転写材2に転写させ、該転写材2を定着手段4側へ
搬送するものであれば各種態様のものを含む。例えば転
写材2を保持搬送する転写材搬送部材であってもよい
し、また、未定着画像1形成時に該未定着画像1が担持
される像担持体(感光体、誘電体など)と対向配置さ
れ、像担持体上に形成された未定着画像1を転写材2に
間接的に転写する中間転写体であってもよいし、また、
未定着画像1形成時に該未定着画像1を担持する像担持
体であってもよく、その形態についても、無端ベルト
状、ドラム状を問わない。更にまた、定着手段4として
は、一対の定着ロール(加熱ロール,加圧ロール)から
なるものでもよいし、あるいは、加熱ベルトと加圧ロー
ルとからなるもの等適宜選定して差し支えなく、定着ニ
ップ域4aとは定着ロール間や、加圧ベルトと加熱ロー
ルとの間などの定着に必要なニップ域を指す。
【0013】また、転写材ガイド5としては、定着手段
4の定着ニップ域4aに転写材2の先端をスムースに導
くための位置を基準位置として選定したものであればよ
く、基準位置を選定する際に、転写材2のループ2a変
形を考慮する必要は全くない。
4の定着ニップ域4aに転写材2の先端をスムースに導
くための位置を基準位置として選定したものであればよ
く、基準位置を選定する際に、転写材2のループ2a変
形を考慮する必要は全くない。
【0014】また、ガイド位置可変手段6としては、転
写材2のループ2a変形生成時にこのループ2aを逃げ
るように転写材ガイド5を基準位置から変位させればよ
い。ここで、転写材ガイド5の変位形態としては、傾斜
姿勢を変えるようにしてもよいし、傾斜姿勢はそのまま
で平行移動させるようにするなど適宜選定して差し支え
なく、また、転写材ガイド5の変位程度としては、転写
材2のループ2aを完全に逃げる程度が好ましいが、転
写材2の反力による転写搬送体3への悪影響がない範囲
であればループ2aを僅かに変形させる程度でも差し支
えない。例えば、定着手段4の定着ニップ域4aに転写
材2の先端が突入したタイミングで転写材ガイド5の位
置を基準位置から退避させるソレノイド等のアクチュエ
ータが挙げられる。このようなアクチュエータを用いる
場合においては、転写材2の後端が転写搬送体3から離
れたタイミング以後に転写材ガイド5の位置を基準位置
に復帰させることが必要である。また、このようなアク
チュエータの動作タイミングは、例えば転写材2の通過
位置検知手段からの検知信号に基づいて制御される。こ
こで、転写材2の通過位置検知手段としては、転写材2
のジャム検知手段等を兼用するようにしたり、位置決め
用ロールの駆動タイミングを利用する等適宜選定するこ
とができる。
写材2のループ2a変形生成時にこのループ2aを逃げ
るように転写材ガイド5を基準位置から変位させればよ
い。ここで、転写材ガイド5の変位形態としては、傾斜
姿勢を変えるようにしてもよいし、傾斜姿勢はそのまま
で平行移動させるようにするなど適宜選定して差し支え
なく、また、転写材ガイド5の変位程度としては、転写
材2のループ2aを完全に逃げる程度が好ましいが、転
写材2の反力による転写搬送体3への悪影響がない範囲
であればループ2aを僅かに変形させる程度でも差し支
えない。例えば、定着手段4の定着ニップ域4aに転写
材2の先端が突入したタイミングで転写材ガイド5の位
置を基準位置から退避させるソレノイド等のアクチュエ
ータが挙げられる。このようなアクチュエータを用いる
場合においては、転写材2の後端が転写搬送体3から離
れたタイミング以後に転写材ガイド5の位置を基準位置
に復帰させることが必要である。また、このようなアク
チュエータの動作タイミングは、例えば転写材2の通過
位置検知手段からの検知信号に基づいて制御される。こ
こで、転写材2の通過位置検知手段としては、転写材2
のジャム検知手段等を兼用するようにしたり、位置決め
用ロールの駆動タイミングを利用する等適宜選定するこ
とができる。
【0015】また、ガイド位置可変手段6の他の態様と
しては、転写材2のループ2a変形に従って転写材ガイ
ド5を弾性的に変位させる弾性支持機構であってもよい
し、更には、転写材2のループ2a変形に従って転写材
ガイド5を弾性的に変形させるべく、転写材ガイド5を
弾性変形可能な材料にて構成するようにしてもよい。
しては、転写材2のループ2a変形に従って転写材ガイ
ド5を弾性的に変位させる弾性支持機構であってもよい
し、更には、転写材2のループ2a変形に従って転写材
ガイド5を弾性的に変形させるべく、転写材ガイド5を
弾性変形可能な材料にて構成するようにしてもよい。
【0016】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。転写材ガイド5は、図1(b)に示すよう
に、予め基準位置(定着手段4の定着ニップ域4aに導
く上で最適な傾斜姿勢位置)に設定されているから、転
写搬送体3から剥離された転写材5の先端は、転写材ガ
イド5に沿って定着ニップ域4aに向かってスムースに
導かれる。そして、ガイド位置可変手段6は、図1
(c)に示すように、定着手段4の定着ニップ域4aに
転写材2の先端が突入したタイミングで転写材ガイド5
の位置を転写材2のループ2a変形側に向けて変化させ
る。このため、転写材2のループ2a変形が転写材ガイ
ド5によって形状規制されることはほとんどなくなり、
転写材2には転写材ガイド5からの反力がほとんど作用
しない状態になる。それゆえ、転写材2の後端が転写搬
送体3側に残っていたとしても、転写搬送体3には転写
材2を通じて蛇行方向の反力が作用することはほとんど
ない。
説明する。転写材ガイド5は、図1(b)に示すよう
に、予め基準位置(定着手段4の定着ニップ域4aに導
く上で最適な傾斜姿勢位置)に設定されているから、転
写搬送体3から剥離された転写材5の先端は、転写材ガ
イド5に沿って定着ニップ域4aに向かってスムースに
導かれる。そして、ガイド位置可変手段6は、図1
(c)に示すように、定着手段4の定着ニップ域4aに
転写材2の先端が突入したタイミングで転写材ガイド5
の位置を転写材2のループ2a変形側に向けて変化させ
る。このため、転写材2のループ2a変形が転写材ガイ
ド5によって形状規制されることはほとんどなくなり、
転写材2には転写材ガイド5からの反力がほとんど作用
しない状態になる。それゆえ、転写材2の後端が転写搬
送体3側に残っていたとしても、転写搬送体3には転写
材2を通じて蛇行方向の反力が作用することはほとんど
ない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施
の形態1の概要を示す。同図において、カラー画像形成
装置は、各色成分(ブラック(K),イエロ(Y),マ
ゼンタ(M),シアン(C))の現像像を生成する画像
形成ユニット10(具体的には10K,10Y,10
M,10C)を有し、各画像形成ユニット10として
は、例えば感光ドラム11の周辺に、帯電デバイス1
2、像形成用の露光デバイス13、各色成分トナーが収
容された現像デバイス14、用紙17に各色トナー像を
転写させる転写デバイス15、及び、感光ドラム11上
の残留トナーが除去されるクリーナ16を配置したもの
が用いられる。
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施
の形態1の概要を示す。同図において、カラー画像形成
装置は、各色成分(ブラック(K),イエロ(Y),マ
ゼンタ(M),シアン(C))の現像像を生成する画像
形成ユニット10(具体的には10K,10Y,10
M,10C)を有し、各画像形成ユニット10として
は、例えば感光ドラム11の周辺に、帯電デバイス1
2、像形成用の露光デバイス13、各色成分トナーが収
容された現像デバイス14、用紙17に各色トナー像を
転写させる転写デバイス15、及び、感光ドラム11上
の残留トナーが除去されるクリーナ16を配置したもの
が用いられる。
【0018】そして、各画像形成ユニット10の転写部
位に対応した箇所には無端状の用紙搬送ベルト20が駆
動ロール21及び適宜数の従動ロール22〜24に掛け
渡されて配設されており、従動ロール23の一つをテン
ションロールとして用紙搬送ベルト20に適宜の張力を
付与するようになっている。尚、前記各転写デバイス1
5は用紙搬送ベルト20を介して感光ドラム11に対向
配置されている。また、用紙搬送ベルト20の最初の転
写部位(画像形成ユニット10Kの転写部位)の手前に
は用紙搬送ベルト20を帯電し、用紙17を静電吸着す
る用紙吸着デバイス25が設けられ、一方、用紙搬送ベ
ルト20の最後の転写部位(画像形成ユニット10Cの
転写部位)の後方には用紙17を除電し、用紙搬送ベル
ト20から用紙17を剥離する剥離デバイス26が設け
られている。尚、符号27は用紙搬送ベルト20上の紙
粉等を除去するベルトクリーナ、28は用紙搬送ベルト
20に蓄積された電荷を除去し、次の転写工程をスムー
スに行わせる転写前処理用の除電デバイス、29は用紙
17を収容する用紙トレイ、30,31は用紙トレイ2
9内の用紙17を用紙搬送ベルト20へ搬送する搬送ロ
ールである。
位に対応した箇所には無端状の用紙搬送ベルト20が駆
動ロール21及び適宜数の従動ロール22〜24に掛け
渡されて配設されており、従動ロール23の一つをテン
ションロールとして用紙搬送ベルト20に適宜の張力を
付与するようになっている。尚、前記各転写デバイス1
5は用紙搬送ベルト20を介して感光ドラム11に対向
配置されている。また、用紙搬送ベルト20の最初の転
写部位(画像形成ユニット10Kの転写部位)の手前に
は用紙搬送ベルト20を帯電し、用紙17を静電吸着す
る用紙吸着デバイス25が設けられ、一方、用紙搬送ベ
ルト20の最後の転写部位(画像形成ユニット10Cの
転写部位)の後方には用紙17を除電し、用紙搬送ベル
ト20から用紙17を剥離する剥離デバイス26が設け
られている。尚、符号27は用紙搬送ベルト20上の紙
粉等を除去するベルトクリーナ、28は用紙搬送ベルト
20に蓄積された電荷を除去し、次の転写工程をスムー
スに行わせる転写前処理用の除電デバイス、29は用紙
17を収容する用紙トレイ、30,31は用紙トレイ2
9内の用紙17を用紙搬送ベルト20へ搬送する搬送ロ
ールである。
【0019】更に、本実施の形態において、上記用紙搬
送ベルト20の剥離デバイス26の近傍には用紙17を
強制剥離するための剥離爪32が用紙17の幅方向に亘
って適宜数設けられている。そして、用紙搬送ベルト2
0の用紙剥離部位から離間した部位には定着装置40が
配設されている。この定着装置40は加熱定着方式を採
用したもので、ヒータが内蔵された加熱ロール41と加
圧ロール42とを回転可能に圧接配置したものであり、
用紙搬送ベルト20の用紙剥離部位と加熱ロール41及
び加圧ロール42の定着ニップ域40aとの間の距離L
は、最大用紙長さ(本実施の形態では例えばJIS規格
A3判)より短く設定されている。
送ベルト20の剥離デバイス26の近傍には用紙17を
強制剥離するための剥離爪32が用紙17の幅方向に亘
って適宜数設けられている。そして、用紙搬送ベルト2
0の用紙剥離部位から離間した部位には定着装置40が
配設されている。この定着装置40は加熱定着方式を採
用したもので、ヒータが内蔵された加熱ロール41と加
圧ロール42とを回転可能に圧接配置したものであり、
用紙搬送ベルト20の用紙剥離部位と加熱ロール41及
び加圧ロール42の定着ニップ域40aとの間の距離L
は、最大用紙長さ(本実施の形態では例えばJIS規格
A3判)より短く設定されている。
【0020】また、用紙搬送ベルト20と定着装置40
との間には定着ニップ域40aに用紙17を案内するた
めの用紙ガイド機構60が設けられている。この用紙ガ
イド機構60は、図3に示すように、一端を回転中心6
2とする板状の用紙ガイド61を有し、この用紙ガイド
61の回転中心62に回転レバー63を介してアクチュ
エータとしての電磁ソレノイド64を連結したものであ
り、電磁ソレノイド64のオンオフ動作により用紙ガイ
ド61を基準位置(定着ニップ域40aに用紙17を案
内する上で最適な位置)と退避位置(基準位置よりも更
に斜め下方に傾斜した位置)との間で傾動させるように
なっている。本実施の形態では、電磁ソレノイド64オ
ン時に用紙ガイド61が退避位置に後退するようになっ
ており、電磁ソレノイド64オフ時には例えば用紙ガイ
ド61の回転自由端の幅方向一側に取付けられた復帰ス
プリング65の弾性復帰力にて用紙ガイド61が基準位
置へ復帰し、定着装置40の収容ハウジング74(図3
中仮想線で示す)の所定部位に固定設置された一対のス
トッパ66(図3中仮想線で示す)にて位置決め停止さ
れるようになっている。尚、図3中、符号75はオイル
供給ロール、76は定着装置40の出口側に設けられた
搬送ロールである。
との間には定着ニップ域40aに用紙17を案内するた
めの用紙ガイド機構60が設けられている。この用紙ガ
イド機構60は、図3に示すように、一端を回転中心6
2とする板状の用紙ガイド61を有し、この用紙ガイド
61の回転中心62に回転レバー63を介してアクチュ
エータとしての電磁ソレノイド64を連結したものであ
り、電磁ソレノイド64のオンオフ動作により用紙ガイ
ド61を基準位置(定着ニップ域40aに用紙17を案
内する上で最適な位置)と退避位置(基準位置よりも更
に斜め下方に傾斜した位置)との間で傾動させるように
なっている。本実施の形態では、電磁ソレノイド64オ
ン時に用紙ガイド61が退避位置に後退するようになっ
ており、電磁ソレノイド64オフ時には例えば用紙ガイ
ド61の回転自由端の幅方向一側に取付けられた復帰ス
プリング65の弾性復帰力にて用紙ガイド61が基準位
置へ復帰し、定着装置40の収容ハウジング74(図3
中仮想線で示す)の所定部位に固定設置された一対のス
トッパ66(図3中仮想線で示す)にて位置決め停止さ
れるようになっている。尚、図3中、符号75はオイル
供給ロール、76は定着装置40の出口側に設けられた
搬送ロールである。
【0021】更に、本実施の形態では、図3及び図4に
示すように、剥離爪32間の所定部位には用紙の剥離タ
イミングを検知するための剥離センサ70が設けられて
いる。本実施の形態では、剥離センサ70として、例え
ば用紙のジャム検知用の光学センサ(本実施の形態では
反射型センサを使用したが、透過型センサでも使用可能
である)が兼用されている。この剥離センサ70からの
検知信号は、図4に示すように、タイミング制御装置7
1に入力され、このタイミング制御装置71は、剥離セ
ンサ70の出力をトリガーとして、定着ニップ域40a
に用紙17(図5参照)先端が突入するタイミングで、
電磁ソレノイド64をオンし、一方、用紙17の後端が
剥離センサ70を通過した後のタイミングで、電磁ソレ
ノイド64をオフする。
示すように、剥離爪32間の所定部位には用紙の剥離タ
イミングを検知するための剥離センサ70が設けられて
いる。本実施の形態では、剥離センサ70として、例え
ば用紙のジャム検知用の光学センサ(本実施の形態では
反射型センサを使用したが、透過型センサでも使用可能
である)が兼用されている。この剥離センサ70からの
検知信号は、図4に示すように、タイミング制御装置7
1に入力され、このタイミング制御装置71は、剥離セ
ンサ70の出力をトリガーとして、定着ニップ域40a
に用紙17(図5参照)先端が突入するタイミングで、
電磁ソレノイド64をオンし、一方、用紙17の後端が
剥離センサ70を通過した後のタイミングで、電磁ソレ
ノイド64をオフする。
【0022】本実施の形態において、各画像形成ユニッ
ト10にて画像が転写された用紙17が用紙搬送ベルト
20から剥離されると、用紙17の先端が剥離センサ7
0を通過する。このとき、剥離センサ70は用紙17の
先端が通過したことを示すトリガーパルスを出力し、タ
イミング制御装置71へ送出する。この後、図5(a)
に示すように、剥離された用紙17の先端は基準位置に
設定されている用紙ガイド61に沿って定着ニップ域4
0aへスムースに案内され、定着ニップ域40aに突入
する。
ト10にて画像が転写された用紙17が用紙搬送ベルト
20から剥離されると、用紙17の先端が剥離センサ7
0を通過する。このとき、剥離センサ70は用紙17の
先端が通過したことを示すトリガーパルスを出力し、タ
イミング制御装置71へ送出する。この後、図5(a)
に示すように、剥離された用紙17の先端は基準位置に
設定されている用紙ガイド61に沿って定着ニップ域4
0aへスムースに案内され、定着ニップ域40aに突入
する。
【0023】このとき、剥離センサ70のトリガーパル
スの発生から所定時間t1経過しており、このタイミン
グt1にて、タイミング制御装置71が電磁ソレノイド
64をオンし、図5(b)に示すように、用紙ガイド6
1を退避位置にリトラクトさせる。剥離センサ70と定
着ニップ域40aとの間の距離は、変形用紙、坪量差に
よる用紙挙動差をほとんど考慮しなくても、同一経路を
通過することになり、固定値として扱えるから、用紙が
突入するまでの時間は用紙移動速度で決められる。この
ため、用紙17が定着ニップ域40aに突入するまでの
速度は、用紙搬送ベルト20によって決められる。尚、
用紙搬送ベルト20以外の搬送手段(転写ドラム、中間
転写ベルト等の中間転写体、感光ドラムや感光ベルト等
の像担持体)を備えた後述する実施の形態でも同様であ
る。より具体的に説明すれば、例えば剥離点から定着ニ
ップ域40aまでの距離を101mm、用紙搬送速度を
160.046mm/sec.とすれば、64gsmか
ら220gsmまでの広い坪量の範囲で、通過時間は略
一定に0.631sec.であった。このときのバラツ
キ、シーケンスソフトのタイマバラツキ、電磁ソレノイ
ド64の追従遅れを考慮して0.7sec.後に電磁ソ
レノイドをオンする仕様とした。
スの発生から所定時間t1経過しており、このタイミン
グt1にて、タイミング制御装置71が電磁ソレノイド
64をオンし、図5(b)に示すように、用紙ガイド6
1を退避位置にリトラクトさせる。剥離センサ70と定
着ニップ域40aとの間の距離は、変形用紙、坪量差に
よる用紙挙動差をほとんど考慮しなくても、同一経路を
通過することになり、固定値として扱えるから、用紙が
突入するまでの時間は用紙移動速度で決められる。この
ため、用紙17が定着ニップ域40aに突入するまでの
速度は、用紙搬送ベルト20によって決められる。尚、
用紙搬送ベルト20以外の搬送手段(転写ドラム、中間
転写ベルト等の中間転写体、感光ドラムや感光ベルト等
の像担持体)を備えた後述する実施の形態でも同様であ
る。より具体的に説明すれば、例えば剥離点から定着ニ
ップ域40aまでの距離を101mm、用紙搬送速度を
160.046mm/sec.とすれば、64gsmか
ら220gsmまでの広い坪量の範囲で、通過時間は略
一定に0.631sec.であった。このときのバラツ
キ、シーケンスソフトのタイマバラツキ、電磁ソレノイ
ド64の追従遅れを考慮して0.7sec.後に電磁ソ
レノイドをオンする仕様とした。
【0024】すると、定着装置40の搬送速度と用紙搬
送ベルト20の搬送速度との差に基づいて用紙17がル
ープ変形するが、用紙ガイド61は用紙17のループ1
7aを逃げる位置にリトラクトしているため、用紙17
のループ17aが用紙ガイド61から不必要に反力を受
けることはない。この結果、用紙17先端の定着ニップ
域40aへの突入安定性を確保しながら、用紙17のル
ープ成長を規制しないという当初の目的通りの効果が得
られた。
送ベルト20の搬送速度との差に基づいて用紙17がル
ープ変形するが、用紙ガイド61は用紙17のループ1
7aを逃げる位置にリトラクトしているため、用紙17
のループ17aが用紙ガイド61から不必要に反力を受
けることはない。この結果、用紙17先端の定着ニップ
域40aへの突入安定性を確保しながら、用紙17のル
ープ成長を規制しないという当初の目的通りの効果が得
られた。
【0025】また、本実施の形態では、用紙17の後端
が剥離センサ70ほ通過した時点で電磁ソレノイド64
がオフになるため、電磁ソレノイド64のオン動作時間
は用紙サイズによって一義的に決められ、用紙ガイド6
1は、次の未定着用紙に間に合う様に、初期位置(基準
位置)に復帰する。
が剥離センサ70ほ通過した時点で電磁ソレノイド64
がオフになるため、電磁ソレノイド64のオン動作時間
は用紙サイズによって一義的に決められ、用紙ガイド6
1は、次の未定着用紙に間に合う様に、初期位置(基準
位置)に復帰する。
【0026】◎実施の形態2 図6及び図7はこの発明が適用されたカラー画像形成装
置の実施の形態2で用いられる用紙ガイド機構60を示
す。同図において、用紙ガイド機構60は、一端を回転
中心62とする板状の用紙ガイド61を有し、この用紙
ガイド61の幅方向両側を一対の弾性バネ67(一方の
弾性バネについては一部省略)で弾性支持すると共に、
基準位置規制用のストッパ66を設けたものである。
尚、同図中、実施の形態1と同様の構成要素については
実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な
説明を省略する。
置の実施の形態2で用いられる用紙ガイド機構60を示
す。同図において、用紙ガイド機構60は、一端を回転
中心62とする板状の用紙ガイド61を有し、この用紙
ガイド61の幅方向両側を一対の弾性バネ67(一方の
弾性バネについては一部省略)で弾性支持すると共に、
基準位置規制用のストッパ66を設けたものである。
尚、同図中、実施の形態1と同様の構成要素については
実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な
説明を省略する。
【0027】従って、本実施の形態によれば、用紙17
の先端が用紙搬送ベルト20から剥離されると、図8
(a)に示すように、用紙17の先端は用紙ガイド61
に沿って定着ニップ域40aにスムースに導かれる。こ
の後、用紙17の先端が定着ニップ域40aに突入する
と、図8(b)に示すように、用紙17がループ変形し
始めるが、前記用紙ガイド61は弾性バネ67の弾性支
持力にて用紙17のループ17aを吸収しながら変位す
る。
の先端が用紙搬送ベルト20から剥離されると、図8
(a)に示すように、用紙17の先端は用紙ガイド61
に沿って定着ニップ域40aにスムースに導かれる。こ
の後、用紙17の先端が定着ニップ域40aに突入する
と、図8(b)に示すように、用紙17がループ変形し
始めるが、前記用紙ガイド61は弾性バネ67の弾性支
持力にて用紙17のループ17aを吸収しながら変位す
る。
【0028】すなわち、本実施の形態において、弾性バ
ネ67として求められる特性は、用紙17のループ17
aを吸収しつつ、反力を最小限に抑え、かつ、用紙17
通過後は極力短時間に用紙ガイド61を初期位置に復帰
させることである。このため、用紙17の最大ループ高
さ15mmの時に弾性バネ67が0.5Nの反力で用紙
17のループ17aを押す設定とした。用紙ガイド61
の慣性質量は弾性バネ67支持点で0.3kgであるか
ら、最大負荷位置での弾性バネ67張力は3.44N、
復帰位置では3Nとなっている。このときの復帰に要し
た時間は20msec.であり、用紙間最小ギャップ1
50msec.に比べて充分短く実用上問題とならなか
った。また、計算上10msec.以下になるはずであ
るが、移動負荷があるため、若干遅れている。0.5N
の反力は用紙搬送ベルト20をウオークさせる力として
影響するが、影響量は数μm以下であり実用上問題では
ない。尚、実施の形態1と同一構成の実験装置で行なっ
たため、上記数値を選択したが、この数値構成だけに制
約を受けるものではない。
ネ67として求められる特性は、用紙17のループ17
aを吸収しつつ、反力を最小限に抑え、かつ、用紙17
通過後は極力短時間に用紙ガイド61を初期位置に復帰
させることである。このため、用紙17の最大ループ高
さ15mmの時に弾性バネ67が0.5Nの反力で用紙
17のループ17aを押す設定とした。用紙ガイド61
の慣性質量は弾性バネ67支持点で0.3kgであるか
ら、最大負荷位置での弾性バネ67張力は3.44N、
復帰位置では3Nとなっている。このときの復帰に要し
た時間は20msec.であり、用紙間最小ギャップ1
50msec.に比べて充分短く実用上問題とならなか
った。また、計算上10msec.以下になるはずであ
るが、移動負荷があるため、若干遅れている。0.5N
の反力は用紙搬送ベルト20をウオークさせる力として
影響するが、影響量は数μm以下であり実用上問題では
ない。尚、実施の形態1と同一構成の実験装置で行なっ
たため、上記数値を選択したが、この数値構成だけに制
約を受けるものではない。
【0029】◎実施の形態3 図9及び図10はこの発明が適用されたカラー画像形成
装置の実施の形態3で用いられる用紙ガイド機構60を
示す。同図において、用紙ガイド機構60は、一端を回
転中心62とした板状の用紙ガイド68自体をバネ材
(例えば0.15mm厚のPET)で構成し、この用紙
ガイド68の他端側をブラケット69を介して固定し、
用紙ガイド68を予め基準位置に対応した傾斜姿勢に設
置したものである。尚、同図中、実施の形態1と同様の
構成要素については実施の形態1と同様な符号を付して
ここではその詳細な説明を省略する。
装置の実施の形態3で用いられる用紙ガイド機構60を
示す。同図において、用紙ガイド機構60は、一端を回
転中心62とした板状の用紙ガイド68自体をバネ材
(例えば0.15mm厚のPET)で構成し、この用紙
ガイド68の他端側をブラケット69を介して固定し、
用紙ガイド68を予め基準位置に対応した傾斜姿勢に設
置したものである。尚、同図中、実施の形態1と同様の
構成要素については実施の形態1と同様な符号を付して
ここではその詳細な説明を省略する。
【0030】従って、本実施の形態によれば、用紙17
の先端が用紙搬送ベルト20から剥離されると、図11
(a)に示すように、用紙17の先端は用紙ガイド68
(基準位置に対応した傾斜姿勢)に沿って定着ニップ域
40aにスムースに導かれる。この後、用紙17の先端
が定着ニップ域40aに突入すると、図11(b)に示
すように、用紙17がループ変形し始めるが、前記用紙
ガイド68自体の弾性作用にて用紙17のループ17a
を吸収しながら変位する。
の先端が用紙搬送ベルト20から剥離されると、図11
(a)に示すように、用紙17の先端は用紙ガイド68
(基準位置に対応した傾斜姿勢)に沿って定着ニップ域
40aにスムースに導かれる。この後、用紙17の先端
が定着ニップ域40aに突入すると、図11(b)に示
すように、用紙17がループ変形し始めるが、前記用紙
ガイド68自体の弾性作用にて用紙17のループ17a
を吸収しながら変位する。
【0031】このように、本実施の形態では、用紙ガイ
ド68自体をバネ材としたものであり、この場合の大き
な目的は不具合を回避しつつ、低価格化を計ることであ
る。材料として、0.15mm厚のPETを用いて実験
したが、実施の形態2で示したように、ループ17aを
つぶす力が小さければ材料、厚みは制約を受けることは
ない。また、用紙17先端をガイドするという目的も持
っているのであるから、坪量の大きな用紙17をガイド
できれば厚みは薄い方が好ましいことは当然のことであ
る。実験結果は実施の形態2と同様な結果を得た。本実
施の形態は、初期的には充分な構成といえるが、経時変
化、特に、高温部近傍での使用条件を考慮すると、熱的
に強い材料、例えば、ポリイミド等の高温適性を持つ材
料が好ましい。
ド68自体をバネ材としたものであり、この場合の大き
な目的は不具合を回避しつつ、低価格化を計ることであ
る。材料として、0.15mm厚のPETを用いて実験
したが、実施の形態2で示したように、ループ17aを
つぶす力が小さければ材料、厚みは制約を受けることは
ない。また、用紙17先端をガイドするという目的も持
っているのであるから、坪量の大きな用紙17をガイド
できれば厚みは薄い方が好ましいことは当然のことであ
る。実験結果は実施の形態2と同様な結果を得た。本実
施の形態は、初期的には充分な構成といえるが、経時変
化、特に、高温部近傍での使用条件を考慮すると、熱的
に強い材料、例えば、ポリイミド等の高温適性を持つ材
料が好ましい。
【0032】◎実施の形態4 図12はこの発明が適用されるカラー画像形成装置の実
施の形態4の概要を示す。同図において、カラー画像形
成装置は、感光ドラム81の周囲に、帯電デバイス8
2、露光デバイス83、各色成分の現像器が搭載された
回転式現像装置84及び残留トナー除去用のクリーナ8
5を配設し、更に、感光ドラム81の転写部位には転写
ドラム86(本実施の形態では、ドラム本体の周囲に絶
縁性のドラムシート861が張り渡され、このドラムシ
ート861の周囲に用紙17吸着用の静電吸着デバイス
862、トナー像転写用の転写デバイス863、ドラム
シート除電用の除電デバイス864及びドラムシート清
掃用のシートクリーナ865が配設されたものを使用)
を配設し、この転写ドラム86に用紙17を保持し、感
光ドラム81上に各色成分のトナー像を順次形成すると
共に、これを転写ドラム86上の用紙17に順次転写さ
せ、各色成分の転写工程が終了した時点で、剥離デバイ
ス87及び剥離爪88にて転写ドラム86から用紙17
を剥離し、用紙ガイド機構60にて定着装置40の定着
ニップ域40aへ用紙17を案内するようにしたもので
ある。ここで、用紙ガイド機構60としては、実施の形
態1〜3と同様のものを使用することが可能であり、実
施の形態1〜3と同様に、用紙ガイド61(68)から
の反力に起因して転写ドラム86に対し不必要な軸方向
外力が作用することはない。このため、たとえ用紙17
の先端が定着装置40の定着ニップ域40aに突入した
時点で、用紙17の後端側が転写部を通過中であるとし
ても、転写ドラム86のぶれ(蛇行)による色ずれが生
ずることはない。
施の形態4の概要を示す。同図において、カラー画像形
成装置は、感光ドラム81の周囲に、帯電デバイス8
2、露光デバイス83、各色成分の現像器が搭載された
回転式現像装置84及び残留トナー除去用のクリーナ8
5を配設し、更に、感光ドラム81の転写部位には転写
ドラム86(本実施の形態では、ドラム本体の周囲に絶
縁性のドラムシート861が張り渡され、このドラムシ
ート861の周囲に用紙17吸着用の静電吸着デバイス
862、トナー像転写用の転写デバイス863、ドラム
シート除電用の除電デバイス864及びドラムシート清
掃用のシートクリーナ865が配設されたものを使用)
を配設し、この転写ドラム86に用紙17を保持し、感
光ドラム81上に各色成分のトナー像を順次形成すると
共に、これを転写ドラム86上の用紙17に順次転写さ
せ、各色成分の転写工程が終了した時点で、剥離デバイ
ス87及び剥離爪88にて転写ドラム86から用紙17
を剥離し、用紙ガイド機構60にて定着装置40の定着
ニップ域40aへ用紙17を案内するようにしたもので
ある。ここで、用紙ガイド機構60としては、実施の形
態1〜3と同様のものを使用することが可能であり、実
施の形態1〜3と同様に、用紙ガイド61(68)から
の反力に起因して転写ドラム86に対し不必要な軸方向
外力が作用することはない。このため、たとえ用紙17
の先端が定着装置40の定着ニップ域40aに突入した
時点で、用紙17の後端側が転写部を通過中であるとし
ても、転写ドラム86のぶれ(蛇行)による色ずれが生
ずることはない。
【0033】◎実施の形態5 図13はこの発明が適用されるカラー画像形成装置の実
施の形態5の概要を示す。同図において、カラー画像形
成装置は、各色成分の画像を形成する複数の画像形成ユ
ニット90(具体的には90K,90Y,90M,90
C)(本実施の形態では、例えば感光ドラム91の周囲
に、帯電デバイス92、露光デバイス93、各色成分ト
ナーが収容された現像デバイス94、一次転写デバイス
95及びクリーナ96が配設されたものを使用)を有
し、各画像形成ユニット90の転写部位に無端状の中間
転写ベルト97を配設すると共に、各画像形成ユニット
90の転写部位に対応した箇所には前記一次転写デバイ
ス95を配設し、各画像形成ユニット90にて形成され
た各色成分画像を中間転写ベルト97に順次転写させ、
二次転写デバイス98にて中間転写ベルト97上の一次
転写像を用紙17に二次転写させ、中間転写ベルト97
の屈曲部(必要に応じて剥離爪を配置)から剥離された
用紙17を用紙ガイド機構60を介して定着装置40の
定着ニップ域40aへ案内するようにしたものである。
尚、符号99は中間転写ベルト97上の残留トナーを除
去するベルトクリーナである。ここで、用紙ガイド機構
60としては、実施の形態1〜3と同様のものを使用す
ることが可能であり、実施の形態1〜3と同様に、用紙
ガイド61(68)からの反力に起因して中間転写ベル
ト97に対し不必要な軸方向外力が作用することはな
い。このため、たとえ用紙17の先端が定着装置40の
定着ニップ域40aに突入した時点で、用紙17の後端
側が転写部を通過中であるとしても、中間転写ベルト9
7の蛇行による像乱れが生ずることはない。
施の形態5の概要を示す。同図において、カラー画像形
成装置は、各色成分の画像を形成する複数の画像形成ユ
ニット90(具体的には90K,90Y,90M,90
C)(本実施の形態では、例えば感光ドラム91の周囲
に、帯電デバイス92、露光デバイス93、各色成分ト
ナーが収容された現像デバイス94、一次転写デバイス
95及びクリーナ96が配設されたものを使用)を有
し、各画像形成ユニット90の転写部位に無端状の中間
転写ベルト97を配設すると共に、各画像形成ユニット
90の転写部位に対応した箇所には前記一次転写デバイ
ス95を配設し、各画像形成ユニット90にて形成され
た各色成分画像を中間転写ベルト97に順次転写させ、
二次転写デバイス98にて中間転写ベルト97上の一次
転写像を用紙17に二次転写させ、中間転写ベルト97
の屈曲部(必要に応じて剥離爪を配置)から剥離された
用紙17を用紙ガイド機構60を介して定着装置40の
定着ニップ域40aへ案内するようにしたものである。
尚、符号99は中間転写ベルト97上の残留トナーを除
去するベルトクリーナである。ここで、用紙ガイド機構
60としては、実施の形態1〜3と同様のものを使用す
ることが可能であり、実施の形態1〜3と同様に、用紙
ガイド61(68)からの反力に起因して中間転写ベル
ト97に対し不必要な軸方向外力が作用することはな
い。このため、たとえ用紙17の先端が定着装置40の
定着ニップ域40aに突入した時点で、用紙17の後端
側が転写部を通過中であるとしても、中間転写ベルト9
7の蛇行による像乱れが生ずることはない。
【0034】◎実施の形態6 図14はこの発明が適用される画像形成装置の実施の形
態6を示す。同図における画像形成装置は、電子写真方
式による単色画像形成用のものであり、感光ベルト10
0の周囲に、帯電デバイス101、露光デバイス10
2、現像デバイス103、転写デバイス104及びクリ
ーナ105を配設し、感光ベルト100に対して帯電、
露光、現像を施し、感光ベルト100上に形成されたト
ナー像を転写デバイス104にて用紙17に転写した
後、感光ベルト100の屈曲部(必要に応じて剥離爪を
配置)から剥離された用紙17を用紙ガイド機構60を
介して定着装置40の定着ニップ域40aへ案内するよ
うにしたものである。ここで、用紙ガイド機構60とし
ては、実施の形態1〜3と同様のものを使用することが
可能であり、実施の形態1〜3と同様に、用紙ガイド6
1(68)からの反力に起因して感光ベルト100に対
し不必要な軸方向外力が作用することはない。このた
め、たとえ用紙17の先端が定着装置40の定着ニップ
域40aに突入した時点で、用紙17の後端側が転写部
を通過中であるとしても、感光ベルト100の蛇行によ
る像乱れが生ずることはない。
態6を示す。同図における画像形成装置は、電子写真方
式による単色画像形成用のものであり、感光ベルト10
0の周囲に、帯電デバイス101、露光デバイス10
2、現像デバイス103、転写デバイス104及びクリ
ーナ105を配設し、感光ベルト100に対して帯電、
露光、現像を施し、感光ベルト100上に形成されたト
ナー像を転写デバイス104にて用紙17に転写した
後、感光ベルト100の屈曲部(必要に応じて剥離爪を
配置)から剥離された用紙17を用紙ガイド機構60を
介して定着装置40の定着ニップ域40aへ案内するよ
うにしたものである。ここで、用紙ガイド機構60とし
ては、実施の形態1〜3と同様のものを使用することが
可能であり、実施の形態1〜3と同様に、用紙ガイド6
1(68)からの反力に起因して感光ベルト100に対
し不必要な軸方向外力が作用することはない。このた
め、たとえ用紙17の先端が定着装置40の定着ニップ
域40aに突入した時点で、用紙17の後端側が転写部
を通過中であるとしても、感光ベルト100の蛇行によ
る像乱れが生ずることはない。
【0035】◎実施の形態7 図15はこの発明が適用される画像形成装置の実施の形
態7を示す。同図における画像形成装置は、電子写真方
式による単色画像形成用のものであり、感光ドラム11
0の周囲に、帯電デバイス111、露光デバイス11
2、現像デバイス113、転写デバイス114、用紙剥
離デバイス115及びクリーナ116を配設し、感光ド
ラム110に対して帯電、露光、現像を施し、感光ドラ
ム110上に形成されたトナー像を転写デバイス114
にて用紙17に転写した後、用紙剥離デバイス115
(必要に応じて剥離爪を配置)にて感光ドラム110か
ら剥離された用紙17を用紙ガイド機構60を介して定
着装置40の定着ニップ域40aへ案内するようにした
ものである。ここで、用紙ガイド機構60としては、実
施の形態1〜3と同様のものを使用することが可能であ
り、実施の形態1〜3と同様に、用紙ガイド61(6
8)からの反力に起因して感光ドラム110に対し不必
要な軸方向外力が作用することはない。このため、たと
え用紙17の先端が定着装置40の定着ニップ域40a
に突入した時点で、用紙17の後端側が転写部を通過中
であるとしても、感光ドラム110のぶれ(蛇行)によ
る像乱れが生ずることはない。
態7を示す。同図における画像形成装置は、電子写真方
式による単色画像形成用のものであり、感光ドラム11
0の周囲に、帯電デバイス111、露光デバイス11
2、現像デバイス113、転写デバイス114、用紙剥
離デバイス115及びクリーナ116を配設し、感光ド
ラム110に対して帯電、露光、現像を施し、感光ドラ
ム110上に形成されたトナー像を転写デバイス114
にて用紙17に転写した後、用紙剥離デバイス115
(必要に応じて剥離爪を配置)にて感光ドラム110か
ら剥離された用紙17を用紙ガイド機構60を介して定
着装置40の定着ニップ域40aへ案内するようにした
ものである。ここで、用紙ガイド機構60としては、実
施の形態1〜3と同様のものを使用することが可能であ
り、実施の形態1〜3と同様に、用紙ガイド61(6
8)からの反力に起因して感光ドラム110に対し不必
要な軸方向外力が作用することはない。このため、たと
え用紙17の先端が定着装置40の定着ニップ域40a
に突入した時点で、用紙17の後端側が転写部を通過中
であるとしても、感光ドラム110のぶれ(蛇行)によ
る像乱れが生ずることはない。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、転写材ガイドにて転写材を定着手段の定着ニップ
域にスムースに導き、しかも、ガイド位置可変手段に
て、転写材の先端が定着ニップ域に突入した時点で、転
写材のループ変形を吸収するように転写材ガイドの位置
を変化させるようにしたので、転写材のループ変形が転
写材ガイドによって形状規制されることはほとんどなく
なり、転写材には転写材ガイドからの反力がほとんど作
用することはなくなる。このため、転写材の後端が転写
搬送体側に残っていたとしても、転写搬送体には転写材
を通じて蛇行方向の反力が作用することはほとんどな
り、転写材ガイドからの転写材への反力による転写搬送
体への弊害(蛇行による像乱れや色ずれ、エッジ損傷な
ど)を有効に回避し、画素書き込み位置を高精度に制御
して高画質化を図ることができると共に、定着手段に対
して転写材を安定案内することができる。
れば、転写材ガイドにて転写材を定着手段の定着ニップ
域にスムースに導き、しかも、ガイド位置可変手段に
て、転写材の先端が定着ニップ域に突入した時点で、転
写材のループ変形を吸収するように転写材ガイドの位置
を変化させるようにしたので、転写材のループ変形が転
写材ガイドによって形状規制されることはほとんどなく
なり、転写材には転写材ガイドからの反力がほとんど作
用することはなくなる。このため、転写材の後端が転写
搬送体側に残っていたとしても、転写搬送体には転写材
を通じて蛇行方向の反力が作用することはほとんどな
り、転写材ガイドからの転写材への反力による転写搬送
体への弊害(蛇行による像乱れや色ずれ、エッジ損傷な
ど)を有効に回避し、画素書き込み位置を高精度に制御
して高画質化を図ることができると共に、定着手段に対
して転写材を安定案内することができる。
【0037】また、この発明によれば、転写材ガイドに
ガイド位置可変手段を具備させるという簡単な構成を採
ればよく、転写材のループを大きくしないために、転写
材のループを検知して定着手段の速度を可変制御した
り、転写材のサイズに応じて転写材ガイドを転写材の進
行方向に伸長させるという手段を採る必要がなくなるの
で、装置のコンパクト化を図りながら、装置構成を簡略
化することができる。
ガイド位置可変手段を具備させるという簡単な構成を採
ればよく、転写材のループを大きくしないために、転写
材のループを検知して定着手段の速度を可変制御した
り、転写材のサイズに応じて転写材ガイドを転写材の進
行方向に伸長させるという手段を採る必要がなくなるの
で、装置のコンパクト化を図りながら、装置構成を簡略
化することができる。
【図1】 (a)はこの発明に係る画像形成装置の構成
を示す説明図、(b)は転写材ガイドが基準位置に設定
されている状態を示す説明図、(c)は転写材ガイドが
基準位置から退避する状態を示す説明図である。
を示す説明図、(b)は転写材ガイドが基準位置に設定
されている状態を示す説明図、(c)は転写材ガイドが
基準位置から退避する状態を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る画像形成装置の概要を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】 実施の形態1で用いられる用紙ガイド機構を
示す斜視説明図である。
示す斜視説明図である。
【図4】 実施の形態1に係る用紙ガイド機構の模式説
明図である。
明図である。
【図5】 (a)(b)は実施の形態1に係る用紙ガイ
ド機構による用紙の案内動作過程を示す説明図である。
ド機構による用紙の案内動作過程を示す説明図である。
【図6】 実施の形態2で用いられる用紙ガイド機構を
示す斜視説明図である。
示す斜視説明図である。
【図7】 実施の形態2に係る用紙ガイド機構の模式説
明図である。
明図である。
【図8】 (a)(b)は実施の形態1に係る用紙ガイ
ド機構による用紙の案内動作過程を示す説明図である。
ド機構による用紙の案内動作過程を示す説明図である。
【図9】 実施の形態3で用いられる用紙ガイド機構を
示す斜視説明図である。
示す斜視説明図である。
【図10】 実施の形態3に係る用紙ガイド機構の模式
説明図である。
説明図である。
【図11】 (a)(b)は実施の形態1に係る用紙ガ
イド機構による用紙の案内動作過程を示す説明図であ
る。
イド機構による用紙の案内動作過程を示す説明図であ
る。
【図12】 実施の形態4に係る画像形成装置の概要を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図13】 実施の形態5に係る画像形成装置の概要を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図14】 実施の形態6に係る画像形成装置の概要を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図15】 実施の形態7に係る画像形成装置の概要を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図16】 従来における画像形成装置の一例を示す説
明図である。
明図である。
【図17】 従来における画像形成装置の不具合を示す
平面説明図である。
平面説明図である。
1…未定着画像,2…転写材,2a…ループ,3…転写
搬送体,4…定着手段,4a…定着ニップ域,5…転写
材ガイド,6…ガイド位置可変手段,17…用紙,17
a…ループ,20…用紙搬送ベルト,40…定着装置,
40a…定着ニップ域,60…用紙ガイド機構,61,
68…用紙ガイド,86…転写ドラム,97…中間転写
ベルト,100…感光ベルト,110…感光ドラム
搬送体,4…定着手段,4a…定着ニップ域,5…転写
材ガイド,6…ガイド位置可変手段,17…用紙,17
a…ループ,20…用紙搬送ベルト,40…定着装置,
40a…定着ニップ域,60…用紙ガイド機構,61,
68…用紙ガイド,86…転写ドラム,97…中間転写
ベルト,100…感光ベルト,110…感光ドラム
Claims (12)
- 【請求項1】 未定着画像(1)を転写材(2)に転写
させ、該転写材(2)を搬送する転写搬送体(3)と、
この転写搬送体(3)との間が最大転写材長さ(Lma
x)よりも短い距離(L)だけ離間配置されて転写材
(2)上の画像を定着する定着手段(4)と、転写搬送
体(3)と定着手段(4)との間に配置されて定着手段
(4)の定着ニップ域(4a)に向けて転写材(2)を
突入案内する転写材ガイド(5)とを備えた画像形成装
置において、 前記転写材ガイド(5)には、定着手段(4)の定着ニ
ップ域(4a)に転写材(2)の先端が突入したタイミ
ングで転写材ガイド(5)の位置が転写材(2)のルー
プ(2a)変形側に向けて変化するガイド位置可変手段
(6)を具備させたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、ガイド位
置可変手段(6)は、定着手段(4)の定着ニップ域
(4a)に転写材(2)の先端が突入したタイミングで
転写材ガイド(5)の位置を基準位置から退避させるア
クチュエータであることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、ガイド位
置可変手段(6)は、転写材(2)の後端が転写搬送体
(3)から離れたタイミング以後に転写材ガイド(5)
の位置を基準位置に復帰させるアクチュエータであるこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載のものにおいて、
ガイド位置可変手段(6)の動作タイミングは、転写材
(2)の通過位置検知手段からの検知信号に基づいて制
御されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のものにおいて、ガイド位
置可変手段(6)は、転写材(2)のループ(2a)変
形に従って転写材ガイド(5)を弾性的に変位させる弾
性支持機構であることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 請求項1記載のものにおいて、ガイド位
置可変手段(6)は、転写材(2)のループ(2a)変
形に従って転写材ガイド(5)を弾性的に変形させるべ
く、転写材ガイド(5)を弾性変形可能な材料にて構成
することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 請求項1記載のものにおいて、転写材
(2)に転写される未定着画像(1)は複数の色成分画
像を一括若しくは多重転写したものであることを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項8】 請求項1記載のものにおいて、転写搬送
体(3)は、転写材(2)を保持搬送する転写材搬送部
材であることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】 請求項1記載のものにおいて、転写搬送
体(3)は、未定着画像(1)形成時に該未定着画像
(1)が担持される像担持体と対向配置され、像担持体
上に形成された未定着画像(1)を転写材(2)に間接
的に転写する中間転写体であることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項10】 請求項1記載のものにおいて、転写搬
送体(3)は、未定着画像(1)形成時に該未定着画像
(1)を担持する像担持体であることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項11】 請求項1記載のものにおいて、転写搬
送体(3)は無端ベルト状であることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項12】 請求項1記載のものにおいて、転写搬
送体(3)はドラム状であることを特徴とする画像形成
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8137477A JPH09297481A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 画像形成装置 |
US08/851,030 US5771434A (en) | 1996-05-08 | 1997-05-05 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8137477A JPH09297481A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09297481A true JPH09297481A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15199545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8137477A Pending JPH09297481A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5771434A (ja) |
JP (1) | JPH09297481A (ja) |
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