JPH05107966A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05107966A JPH05107966A JP3293826A JP29382691A JPH05107966A JP H05107966 A JPH05107966 A JP H05107966A JP 3293826 A JP3293826 A JP 3293826A JP 29382691 A JP29382691 A JP 29382691A JP H05107966 A JPH05107966 A JP H05107966A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- speed
- transfer material
- loop
- fixing
- Prior art date
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】転写材の厚みや含水状態等が変化した場合で
も、簡単な構成によって転写部と定着装置との間で常に
一定量のループを形成することができ、未定着画像の像
乱れが発生することのない画像形成装置を提供すること
を目的とする。 【構成】定着ローラの転写材搬送速度を画像担持体の転
写部における転写材搬送速度よりも遅い第1の速度及び
この第1の速度よりも速い第2の速度で制御可能な制御
手段と、上記定着ローラの転写材搬送速度が画像担持体
の転写部における転写材搬送速度よりも遅い第1の速度
で制御される際に、画像担持体の転写部と定着ローラと
の間に形成される転写材のループが所定の高さ以上とな
った場合にこれを検知して制御手段を第2の速度に切り
換えるとともに、転写材のループが所定の高さ以下とな
った場合にこれを検知して制御手段を第1の速度に切り
換えるループ検知手段とを具備ように構成した。
も、簡単な構成によって転写部と定着装置との間で常に
一定量のループを形成することができ、未定着画像の像
乱れが発生することのない画像形成装置を提供すること
を目的とする。 【構成】定着ローラの転写材搬送速度を画像担持体の転
写部における転写材搬送速度よりも遅い第1の速度及び
この第1の速度よりも速い第2の速度で制御可能な制御
手段と、上記定着ローラの転写材搬送速度が画像担持体
の転写部における転写材搬送速度よりも遅い第1の速度
で制御される際に、画像担持体の転写部と定着ローラと
の間に形成される転写材のループが所定の高さ以上とな
った場合にこれを検知して制御手段を第2の速度に切り
換えるとともに、転写材のループが所定の高さ以下とな
った場合にこれを検知して制御手段を第1の速度に切り
換えるループ検知手段とを具備ように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機やレ
ーザービームプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、
画像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写部と、
トナー像を転写材上に定着する定着ローラとの間隔が、
転写材の長さよりも短く設定された画像形成装置の改良
に関する。
ーザービームプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、
画像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写部と、
トナー像を転写材上に定着する定着ローラとの間隔が、
転写材の長さよりも短く設定された画像形成装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
例えば特開昭62−161157号公報や特開昭62−
161182号公報等に開示されているものがある。特
開昭62−161157号公報に開示された画像形成装
置は、未定着のトナー像を保持した転写材を搬送する搬
送手段と、前記トナー像を一対のローラを用いて前記転
写材上に定着する定着手段と、前記ローラの周速を、前
記搬送手段が前記転写材を搬送する速度より遅い第1の
周速と、この第1の周速より速い第2の周速とに切換制
御する速度制御手段とを有し、前記転写材の先端が前記
ローラに達する時点では前記ローラの周速を前記第1の
周速とし、それから所定時間経過後、前記ローラの周速
を前記第1の周速から前記第2の周速に切換えるように
構成したものである。
例えば特開昭62−161157号公報や特開昭62−
161182号公報等に開示されているものがある。特
開昭62−161157号公報に開示された画像形成装
置は、未定着のトナー像を保持した転写材を搬送する搬
送手段と、前記トナー像を一対のローラを用いて前記転
写材上に定着する定着手段と、前記ローラの周速を、前
記搬送手段が前記転写材を搬送する速度より遅い第1の
周速と、この第1の周速より速い第2の周速とに切換制
御する速度制御手段とを有し、前記転写材の先端が前記
ローラに達する時点では前記ローラの周速を前記第1の
周速とし、それから所定時間経過後、前記ローラの周速
を前記第1の周速から前記第2の周速に切換えるように
構成したものである。
【0003】また、特開昭62−161182号公報に
開示された画像形成装置は、感光体ドラムを回転駆動す
るドラム駆動装置と、転写材に転写されたトナー像を定
着させる定着装置の定着ローラを駆動させるローラ駆動
装置とを備え、感光体ドラム表面のトナー像を転写材へ
転写する転写帯電器と上記定着ローラとの間隔が、転写
材の長さ寸法より短く設定された画像形成装置におい
て、前記トナー像が転写された転写材が、定着ローラに
進入する直前から所定時間、ローラ駆動装置の駆動速度
をドラム駆動装置の駆動速度より遅くするように制御す
る手段を備えるように構成したものである。
開示された画像形成装置は、感光体ドラムを回転駆動す
るドラム駆動装置と、転写材に転写されたトナー像を定
着させる定着装置の定着ローラを駆動させるローラ駆動
装置とを備え、感光体ドラム表面のトナー像を転写材へ
転写する転写帯電器と上記定着ローラとの間隔が、転写
材の長さ寸法より短く設定された画像形成装置におい
て、前記トナー像が転写された転写材が、定着ローラに
進入する直前から所定時間、ローラ駆動装置の駆動速度
をドラム駆動装置の駆動速度より遅くするように制御す
る手段を備えるように構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記両従来技術の場合には、いずれも転写材の先端
が定着装置に達した時点を、定着装置の手前側に設けら
れたセンサーにより検知し、このセンサーからの信号に
より所定時間だけ定着装置の搬送速度を遅い速度に設定
することによって、転写部と定着装置との間において転
写材に一定量のループを形成し、転写部と定着装置との
転写材搬送速度のずれ等による未定着画像の像乱れの発
生を防止するものである。なお、上記転写材の先端検知
後に定着装置を遅い速度で駆動する所定時間は、転写材
の用紙サイズによって変更するようになっている。
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記両従来技術の場合には、いずれも転写材の先端
が定着装置に達した時点を、定着装置の手前側に設けら
れたセンサーにより検知し、このセンサーからの信号に
より所定時間だけ定着装置の搬送速度を遅い速度に設定
することによって、転写部と定着装置との間において転
写材に一定量のループを形成し、転写部と定着装置との
転写材搬送速度のずれ等による未定着画像の像乱れの発
生を防止するものである。なお、上記転写材の先端検知
後に定着装置を遅い速度で駆動する所定時間は、転写材
の用紙サイズによって変更するようになっている。
【0005】このように、上記両従来技術の場合には、
転写材のループの変形量を制御するための手段として、
転写材の先端検知後の所定時間の経過をその基準として
用いている。そのため、転写材の厚さ等が変化した場合
には、定着装置でのニップ量が変化し、このニップ量の
変化に伴って定着装置での転写材の搬送速度が変化して
しまうので、転写材の先端を検知した後所定時間だけ定
着装置の搬送速度を遅い速度に設定しても、厚い転写材
等によっては定着装置の手前側で十分なループが形成さ
れずに、未定着画像の像乱れが発生するという問題点が
あった。この問題点は、転写材の厚さ等が変化した場合
以外にも、転写材の含水状態の変化等によっても同様に
生じる。
転写材のループの変形量を制御するための手段として、
転写材の先端検知後の所定時間の経過をその基準として
用いている。そのため、転写材の厚さ等が変化した場合
には、定着装置でのニップ量が変化し、このニップ量の
変化に伴って定着装置での転写材の搬送速度が変化して
しまうので、転写材の先端を検知した後所定時間だけ定
着装置の搬送速度を遅い速度に設定しても、厚い転写材
等によっては定着装置の手前側で十分なループが形成さ
れずに、未定着画像の像乱れが発生するという問題点が
あった。この問題点は、転写材の厚さ等が変化した場合
以外にも、転写材の含水状態の変化等によっても同様に
生じる。
【0006】そこで、この問題点を解決するためには、
転写材のサイズ情報以外に厚さに関する情報も検知乃至
入力可能とし、この転写材の厚さに関する情報に基づい
て転写材の先端検知後の定着装置の搬送速度を切り換え
る等の制御を行うことも考えられる。しかし、この場合
には、転写材の厚さに関する情報の検知乃至入力を行う
手段や、この転写材の厚さ情報に基づいて定着装置の搬
送速度を切り換える手段等が新たに必要となり、画像形
成装置の制御が複雑となるという問題点が新たに生じ
る。
転写材のサイズ情報以外に厚さに関する情報も検知乃至
入力可能とし、この転写材の厚さに関する情報に基づい
て転写材の先端検知後の定着装置の搬送速度を切り換え
る等の制御を行うことも考えられる。しかし、この場合
には、転写材の厚さに関する情報の検知乃至入力を行う
手段や、この転写材の厚さ情報に基づいて定着装置の搬
送速度を切り換える手段等が新たに必要となり、画像形
成装置の制御が複雑となるという問題点が新たに生じ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
記従来技術の問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、転写材の厚みや含水状態等が
変化した場合でも、簡単な構成によって転写部と定着装
置との間で常に一定量のループを形成することができ、
未定着画像の像乱れが発生することのない画像形成装置
を提供することにある。
記従来技術の問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、転写材の厚みや含水状態等が
変化した場合でも、簡単な構成によって転写部と定着装
置との間で常に一定量のループを形成することができ、
未定着画像の像乱れが発生することのない画像形成装置
を提供することにある。
【0008】すなわち、この発明に係る画像形成装置
は、画像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写部
と、トナー像を転写材上に定着する定着ローラとの間隔
が、転写材の長さよりも短く設定された画像形成装置に
おいて、上記定着ローラの転写材搬送速度を画像担持体
の転写部における転写材搬送速度よりも遅い第1の速度
及びこの第1の速度よりも速い第2の速度で制御可能な
制御手段と、上記定着ローラの転写材搬送速度が画像担
持体の転写部における転写材搬送速度よりも遅い第1の
速度で制御される際に、画像担持体の転写部と定着ロー
ラとの間に形成される転写材のループが所定の高さ以上
となった場合にこれを検知して制御手段を第2の速度に
切り換えるとともに、転写材のループが所定の高さ以下
となった場合にこれを検知して制御手段を第1の速度に
切り換えるループ検知手段とを具備ように構成されてい
る。
は、画像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写部
と、トナー像を転写材上に定着する定着ローラとの間隔
が、転写材の長さよりも短く設定された画像形成装置に
おいて、上記定着ローラの転写材搬送速度を画像担持体
の転写部における転写材搬送速度よりも遅い第1の速度
及びこの第1の速度よりも速い第2の速度で制御可能な
制御手段と、上記定着ローラの転写材搬送速度が画像担
持体の転写部における転写材搬送速度よりも遅い第1の
速度で制御される際に、画像担持体の転写部と定着ロー
ラとの間に形成される転写材のループが所定の高さ以上
となった場合にこれを検知して制御手段を第2の速度に
切り換えるとともに、転写材のループが所定の高さ以下
となった場合にこれを検知して制御手段を第1の速度に
切り換えるループ検知手段とを具備ように構成されてい
る。
【0009】
【作用】この発明においては、転写材が定着ローラに進
入した時点では、制御手段によって定着ローラの転写材
搬送速度を画像担持体の転写部における転写材搬送速度
よりも遅い第1の速度に制御し、画像担持体の転写部と
定着ローラとの間で転写材のループを形成する。そし
て、転写材のループが所定の高さ以上となった場合に
は、これをループ検知手段によって検知して、制御手段
により定着ローラの転写材搬送速度を第1の速度よりも
速い第2の速度に切り換えて、転写材のループ量を減少
させ、転写材のループ量が過大となることによる転写材
上の未定着画像が定着ローラ周辺の部材に接触するのを
防止する。また、この状態で転写材の後端部の転写が終
了していない場合には、転写材のループが所定の高さ以
下となったことをループ検知手段によって検知し、制御
手段により定着ローラの転写材搬送速度を再び第1の速
度に切り換えて、転写材のループを形成し、定着ローラ
によって未定着画像を表面に保持した転写材を引っ張る
ことによる未定着画像の乱れの発生を防止する。
入した時点では、制御手段によって定着ローラの転写材
搬送速度を画像担持体の転写部における転写材搬送速度
よりも遅い第1の速度に制御し、画像担持体の転写部と
定着ローラとの間で転写材のループを形成する。そし
て、転写材のループが所定の高さ以上となった場合に
は、これをループ検知手段によって検知して、制御手段
により定着ローラの転写材搬送速度を第1の速度よりも
速い第2の速度に切り換えて、転写材のループ量を減少
させ、転写材のループ量が過大となることによる転写材
上の未定着画像が定着ローラ周辺の部材に接触するのを
防止する。また、この状態で転写材の後端部の転写が終
了していない場合には、転写材のループが所定の高さ以
下となったことをループ検知手段によって検知し、制御
手段により定着ローラの転写材搬送速度を再び第1の速
度に切り換えて、転写材のループを形成し、定着ローラ
によって未定着画像を表面に保持した転写材を引っ張る
ことによる未定着画像の乱れの発生を防止する。
【0010】このように、転写材のループ量に応じて定
着ローラの搬送速度を切り換えるため、転写材の厚さや
含水状態等の変化によって、定着ローラでの転写材の搬
送速度が変化した場合でも、定着ローラの手前側に常に
略一定量のループを形成することができるため、未定着
画像の乱れの発生を確実に防止することができる。
着ローラの搬送速度を切り換えるため、転写材の厚さや
含水状態等の変化によって、定着ローラでの転写材の搬
送速度が変化した場合でも、定着ローラの手前側に常に
略一定量のループを形成することができるため、未定着
画像の乱れの発生を確実に防止することができる。
【0011】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
明する。
【0012】図1はこの発明に係る画像形成装置の一実
施例を示すものである。
施例を示すものである。
【0013】図1において、1は転写ベルトを示すもの
であり、この転写ベルト1は、無端のベルト状に形成さ
れ、複数のローラ2、3…によって上側の面が水平な状
態を維持して移動可能となっている。上記転写ベルト1
は、その上側の表面上に転写材としての転写用紙4を静
電的あるいは機械的に保持した状態で搬送するものであ
る。また、転写ベルト1の上部には、その移動方向に沿
って複数の感光体ドラム5、5…が配設されている。こ
れらの感光体ドラム5、5…は、既知の電子写真プロセ
スによってシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の
複数色のトナー像を、それぞれの表面に形成するもので
あり、各感光体ドラム5、5…上に形成されたトナー像
は、その下方を転写ベルト1上に保持された状態で移動
する転写用紙4上に転写される。この各感光体ドラム
5、5…上に形成されたトナー像の転写は、転写ベルト
1の下方に配置された転写帯電器(図示せず)の帯電に
よって行われる。
であり、この転写ベルト1は、無端のベルト状に形成さ
れ、複数のローラ2、3…によって上側の面が水平な状
態を維持して移動可能となっている。上記転写ベルト1
は、その上側の表面上に転写材としての転写用紙4を静
電的あるいは機械的に保持した状態で搬送するものであ
る。また、転写ベルト1の上部には、その移動方向に沿
って複数の感光体ドラム5、5…が配設されている。こ
れらの感光体ドラム5、5…は、既知の電子写真プロセ
スによってシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の
複数色のトナー像を、それぞれの表面に形成するもので
あり、各感光体ドラム5、5…上に形成されたトナー像
は、その下方を転写ベルト1上に保持された状態で移動
する転写用紙4上に転写される。この各感光体ドラム
5、5…上に形成されたトナー像の転写は、転写ベルト
1の下方に配置された転写帯電器(図示せず)の帯電に
よって行われる。
【0014】上記複数色のトナー像が転写された転写用
紙4は、転写ベルト1によって定着装置6へと搬送さ
れ、この定着装置6によって転写用紙4上に未定着トナ
ー像が定着される。上記定着装置6は、一対の定着ロー
ラ7、8を備えており、これらの定着ローラ7、8間の
ニップ部を未定着トナー像を担持した転写用紙4が通過
することによって、熱及び圧力によって未定着トナー像
を転写用紙4上に定着するものである。
紙4は、転写ベルト1によって定着装置6へと搬送さ
れ、この定着装置6によって転写用紙4上に未定着トナ
ー像が定着される。上記定着装置6は、一対の定着ロー
ラ7、8を備えており、これらの定着ローラ7、8間の
ニップ部を未定着トナー像を担持した転写用紙4が通過
することによって、熱及び圧力によって未定着トナー像
を転写用紙4上に定着するものである。
【0015】また、上記定着ローラ7、8の転写用紙搬
送速度は、感光体ドラム5、5…の転写部における転写
ベルト1の移動速度すなわち転写用紙搬送速度よりも遅
い第1の速度と、この第1の速度よりも速い第2の速度
とに切り換え可能に、図示しなし制御回路によって制御
されている。この制御回路としては、例えば、画像形成
装置の画像形成動作を制御するCPUが用いられる。
送速度は、感光体ドラム5、5…の転写部における転写
ベルト1の移動速度すなわち転写用紙搬送速度よりも遅
い第1の速度と、この第1の速度よりも速い第2の速度
とに切り換え可能に、図示しなし制御回路によって制御
されている。この制御回路としては、例えば、画像形成
装置の画像形成動作を制御するCPUが用いられる。
【0016】さらに、この画像形成装置は、最終段の感
光体ドラム5上のトナー像を転写用紙4に転写する転写
部と、トナー像を転写用紙4上に定着する定着装置6と
の間隔が、転写用紙4の長さよりも短く設定されてい
る。したがって、転写用紙4の先端が定着装置6に進入
した時点では、最終段の感光体ドラム5の転写部におい
て、転写用紙4の後端部にトナー像の転写がまだ行われ
ていることになる。
光体ドラム5上のトナー像を転写用紙4に転写する転写
部と、トナー像を転写用紙4上に定着する定着装置6と
の間隔が、転写用紙4の長さよりも短く設定されてい
る。したがって、転写用紙4の先端が定着装置6に進入
した時点では、最終段の感光体ドラム5の転写部におい
て、転写用紙4の後端部にトナー像の転写がまだ行われ
ていることになる。
【0017】しかも、上記定着ローラ7、8の転写用紙
搬送速度は、通常、感光体ドラム5、5…の転写部にお
ける転写ベルト1の移動速度すなわち転写用紙搬送速度
よりも遅い第1の速度に設定されるようになっているの
で、転写用紙4の先端が定着装置6に進入した時点で
は、感光体ドラム5の転写部における転写ベルト1の移
動速度の方が遅いため、定着ローラ7、8と感光体ドラ
ム5との間には、図1に示すように、転写用紙4のルー
プ10が形成される。この転写用紙4のループ10は、
上向きに凸状に湾曲した形状に形成される。
搬送速度は、通常、感光体ドラム5、5…の転写部にお
ける転写ベルト1の移動速度すなわち転写用紙搬送速度
よりも遅い第1の速度に設定されるようになっているの
で、転写用紙4の先端が定着装置6に進入した時点で
は、感光体ドラム5の転写部における転写ベルト1の移
動速度の方が遅いため、定着ローラ7、8と感光体ドラ
ム5との間には、図1に示すように、転写用紙4のルー
プ10が形成される。この転写用紙4のループ10は、
上向きに凸状に湾曲した形状に形成される。
【0018】ところで、この実施例では、上記定着ロー
ラの転写材搬送速度が画像担持体の転写部における転写
材搬送速度よりも遅い第1の速度で制御される際に、画
像担持体の転写部と定着ローラとの間に形成される転写
材のループが所定の高さ以上となった場合にこれを検知
して制御手段を第2の速度に切り換えるとともに、転写
材のループが所定の高さ以下となった場合にこれを検知
して制御手段を第1の速度に切り換えるループ検知手段
を備えている。
ラの転写材搬送速度が画像担持体の転写部における転写
材搬送速度よりも遅い第1の速度で制御される際に、画
像担持体の転写部と定着ローラとの間に形成される転写
材のループが所定の高さ以上となった場合にこれを検知
して制御手段を第2の速度に切り換えるとともに、転写
材のループが所定の高さ以下となった場合にこれを検知
して制御手段を第1の速度に切り換えるループ検知手段
を備えている。
【0019】すなわち、上記定着装置6の手前側には、
転写用紙4のループ10が形成される位置に、ループ検
知手段としてのセンサー11が配置されている。このセ
ンサー11の設置位置は、転写用紙搬送路のレジストレ
ーション側で、かつ転写用紙4のループ10の頂点に近
いところで転写用紙4のエッジに接触する位置に設定さ
れている。また、上記センサー11は、転写用紙4のエ
ッジに接触した場合でも、転写用紙4上の未定着トナー
像に画像欠陥を発生させるような接触圧ではなく、かな
り低い接触圧で作動するものが使用される。
転写用紙4のループ10が形成される位置に、ループ検
知手段としてのセンサー11が配置されている。このセ
ンサー11の設置位置は、転写用紙搬送路のレジストレ
ーション側で、かつ転写用紙4のループ10の頂点に近
いところで転写用紙4のエッジに接触する位置に設定さ
れている。また、上記センサー11は、転写用紙4のエ
ッジに接触した場合でも、転写用紙4上の未定着トナー
像に画像欠陥を発生させるような接触圧ではなく、かな
り低い接触圧で作動するものが使用される。
【0020】上記センサー11は、図2又は図3に示す
ように、支点12を中心にして矢印方向に傾動するアク
チュエータ13を備えており、このアクチュエータ13
は、通常の状態では先端部13aが下方に位置してい
る。また、上記アクチュエータ13の基端部13bに
は、遮光板14又はマグネット15が取付けられている
とともに、この遮光板14又はマグネット15の移動を
光学的又は磁気的に検知する検知部16、16が設けら
れている。このセンサー11は、アクチュエータ13の
先端部13aが転写用紙4のループ10のエッジ部と接
触し、アクチュエータ13が転写用紙4のループ10と
ともに上下動するようになっている。
ように、支点12を中心にして矢印方向に傾動するアク
チュエータ13を備えており、このアクチュエータ13
は、通常の状態では先端部13aが下方に位置してい
る。また、上記アクチュエータ13の基端部13bに
は、遮光板14又はマグネット15が取付けられている
とともに、この遮光板14又はマグネット15の移動を
光学的又は磁気的に検知する検知部16、16が設けら
れている。このセンサー11は、アクチュエータ13の
先端部13aが転写用紙4のループ10のエッジ部と接
触し、アクチュエータ13が転写用紙4のループ10と
ともに上下動するようになっている。
【0021】そして、上記センサー11は、図2又は図
3に示すように、転写用紙4のループ10が所定の高さ
H1以上となった場合にオン状態となり、転写用紙4の
ループ10が所定の高さH2以下となった場合にオフ状
態となるように構成されている。このセンサー11がオ
ン状態となる高さH1とオフ状態となる高さH2は、ア
クチュエータ13の基端部13bに取付けられた遮光板
14の大きさやマグネット15の強さを調整することに
より、変更可能となっている。また、上記高さH1及び
H2は、同じ高さとなるように設定してもよい。
3に示すように、転写用紙4のループ10が所定の高さ
H1以上となった場合にオン状態となり、転写用紙4の
ループ10が所定の高さH2以下となった場合にオフ状
態となるように構成されている。このセンサー11がオ
ン状態となる高さH1とオフ状態となる高さH2は、ア
クチュエータ13の基端部13bに取付けられた遮光板
14の大きさやマグネット15の強さを調整することに
より、変更可能となっている。また、上記高さH1及び
H2は、同じ高さとなるように設定してもよい。
【0022】以上の構成において、この実施例に係る画
像形成装置では、次のようにして転写用紙上の未定着画
像に像乱れが発生するのを防止するようになっている。
すなわち、感光体ドラム5、5…からシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラック等の複数色のトナー像が順次転
写され、転写ベルト1上に保持された転写用紙4は、転
写ベルト1の移動に伴って当該転写ベルト1上から分離
されて定着装置6へと搬送され、定着装置6において転
写用紙4上に未定着トナー像が定着される。
像形成装置では、次のようにして転写用紙上の未定着画
像に像乱れが発生するのを防止するようになっている。
すなわち、感光体ドラム5、5…からシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラック等の複数色のトナー像が順次転
写され、転写ベルト1上に保持された転写用紙4は、転
写ベルト1の移動に伴って当該転写ベルト1上から分離
されて定着装置6へと搬送され、定着装置6において転
写用紙4上に未定着トナー像が定着される。
【0023】その際、この画像形成装置は、最終段の感
光体ドラム5上のトナー像を転写用紙4に転写する転写
部と、トナー像を転写用紙4上に定着する定着装置6と
の間隔が、転写用紙4の長さよりも短く設定されている
ため、転写用紙4の先端が定着装置6に進入した時点で
は、最終段の感光体ドラム5の転写部において、転写用
紙4の後端部にトナー像の転写がまだ行われていること
になる。
光体ドラム5上のトナー像を転写用紙4に転写する転写
部と、トナー像を転写用紙4上に定着する定着装置6と
の間隔が、転写用紙4の長さよりも短く設定されている
ため、転写用紙4の先端が定着装置6に進入した時点で
は、最終段の感光体ドラム5の転写部において、転写用
紙4の後端部にトナー像の転写がまだ行われていること
になる。
【0024】この転写用紙4の先端が定着装置6に進入
した時点では、図示しない制御手段によって、定着ロー
ラ7、8の搬送速度が感光体ドラム5の転写部における
搬送速度よりも遅い第1の速度に設定されているため、
転写用紙4には、図1に示すように、次第にループ10
が形成される。そして、このループ10の高さが所定の
高さH1以上になると、この転写用紙4のループ10が
センサー11によって検知され、センサーは、図4に示
すように、オン状態となる。その間も、転写用紙4のル
ープ10は、ある程度成長する。
した時点では、図示しない制御手段によって、定着ロー
ラ7、8の搬送速度が感光体ドラム5の転写部における
搬送速度よりも遅い第1の速度に設定されているため、
転写用紙4には、図1に示すように、次第にループ10
が形成される。そして、このループ10の高さが所定の
高さH1以上になると、この転写用紙4のループ10が
センサー11によって検知され、センサーは、図4に示
すように、オン状態となる。その間も、転写用紙4のル
ープ10は、ある程度成長する。
【0025】すると、図示しない制御手段は、図6に示
すように、センサー11からの検知信号に基づいて定着
ローラ7、8の搬送速度を第1の速度よりも速い第2の
速度に切り換える。そのため、定着ローラ7、8の搬送
速度が速くなると、転写用紙4のループ10は、徐々に
低くなるが、このループ10の高さが所定の高さH2以
下になると、この転写用紙4のループ10がセンサー1
1によって検知され、センサーは、図5に示すように、
オフ状態となる。その結果、制御手段は、センサー11
からの検知信号に基づいて定着ローラ7、8の搬送速度
を再び第1の速度に切り換える。そのため、定着ローラ
7、8の搬送速度が遅くなると、転写用紙4のループ1
0は、再び徐々に高くなる。そして、これらの動作を転
写用紙4の後端が感光体ドラム5の転写部を通過するま
で繰り返すことになる。なお、この転写用紙4のループ
10の形成及びその消失は、転写用紙4のサイズや厚
さ、更には含水状態等によって変化するものであり、転
写用紙4のループ10は、一度しか形成されない場合も
あるとともに、転写用紙4のループ10の形成及びその
消失が繰り返される場合もある。
すように、センサー11からの検知信号に基づいて定着
ローラ7、8の搬送速度を第1の速度よりも速い第2の
速度に切り換える。そのため、定着ローラ7、8の搬送
速度が速くなると、転写用紙4のループ10は、徐々に
低くなるが、このループ10の高さが所定の高さH2以
下になると、この転写用紙4のループ10がセンサー1
1によって検知され、センサーは、図5に示すように、
オフ状態となる。その結果、制御手段は、センサー11
からの検知信号に基づいて定着ローラ7、8の搬送速度
を再び第1の速度に切り換える。そのため、定着ローラ
7、8の搬送速度が遅くなると、転写用紙4のループ1
0は、再び徐々に高くなる。そして、これらの動作を転
写用紙4の後端が感光体ドラム5の転写部を通過するま
で繰り返すことになる。なお、この転写用紙4のループ
10の形成及びその消失は、転写用紙4のサイズや厚
さ、更には含水状態等によって変化するものであり、転
写用紙4のループ10は、一度しか形成されない場合も
あるとともに、転写用紙4のループ10の形成及びその
消失が繰り返される場合もある。
【0026】このように、転写用紙4が定着ローラ7、
8に進入した時点では、制御手段によって定着ローラ
7、8の転写用紙搬送速度を感光体ドラム5の転写部に
おける転写用紙搬送速度よりも遅い第1の速度に制御
し、感光体ドラム5の転写部と定着ローラ7、8との間
で転写用紙4のループ10を形成する。そして、転写用
紙4のループ10が所定の高さH1以上となった場合に
は、これをセンサー11によって検知して、制御手段に
より定着ローラ7、8の転写用紙搬送速度を第1の速度
よりも速い第2の速度に切り換えて、転写用紙4のルー
プ量を減少させ、転写用紙4のループ量が過大となるこ
とによる転写用紙4上の未定着画像が定着ローラ7、8
周辺の部材に接触するのを防止する。また、この状態で
転写用紙4の後端部における転写が終了していない場合
には、転写用紙4のループが所定の高さH2以下となっ
たことがセンサー11によって検知され、制御手段によ
り定着ローラ7、8の転写用紙搬送速度を再び第1の速
度に切り換えて、転写用紙4のループ10を形成し、定
着ローラ7、8によって未定着トナー像を表面に保持し
た転写用紙4を引っ張ることによる未定着トナー像の乱
れの発生を防止する。
8に進入した時点では、制御手段によって定着ローラ
7、8の転写用紙搬送速度を感光体ドラム5の転写部に
おける転写用紙搬送速度よりも遅い第1の速度に制御
し、感光体ドラム5の転写部と定着ローラ7、8との間
で転写用紙4のループ10を形成する。そして、転写用
紙4のループ10が所定の高さH1以上となった場合に
は、これをセンサー11によって検知して、制御手段に
より定着ローラ7、8の転写用紙搬送速度を第1の速度
よりも速い第2の速度に切り換えて、転写用紙4のルー
プ量を減少させ、転写用紙4のループ量が過大となるこ
とによる転写用紙4上の未定着画像が定着ローラ7、8
周辺の部材に接触するのを防止する。また、この状態で
転写用紙4の後端部における転写が終了していない場合
には、転写用紙4のループが所定の高さH2以下となっ
たことがセンサー11によって検知され、制御手段によ
り定着ローラ7、8の転写用紙搬送速度を再び第1の速
度に切り換えて、転写用紙4のループ10を形成し、定
着ローラ7、8によって未定着トナー像を表面に保持し
た転写用紙4を引っ張ることによる未定着トナー像の乱
れの発生を防止する。
【0027】したがって、転写用紙4のループ量に応じ
て定着ローラ7、8の搬送速度を切り換えるため、転写
用紙4の厚さや含水状態等の変化によって、定着ローラ
7、8での転写用紙4の搬送速度が変化した場合でも、
定着ローラ7、8の手前側に常に略一定量のループ10
を形成することができるため、未定着トナー像の乱れの
発生を確実に防止することができる。
て定着ローラ7、8の搬送速度を切り換えるため、転写
用紙4の厚さや含水状態等の変化によって、定着ローラ
7、8での転写用紙4の搬送速度が変化した場合でも、
定着ローラ7、8の手前側に常に略一定量のループ10
を形成することができるため、未定着トナー像の乱れの
発生を確実に防止することができる。
【0028】なお、上記ループ検知手段としては、光学
的に転写材のループの高さを検知するものなど、他の手
段によるものを用いても良いことは勿論である。
的に転写材のループの高さを検知するものなど、他の手
段によるものを用いても良いことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、転写材の厚みや含水状態等が変化した場合で
も、簡単な構成によって転写部と定着装置との間で常に
一定量のループを形成することができ、未定着画像の像
乱れが発生することのない画像形成装置を提供すること
ができる。
るもので、転写材の厚みや含水状態等が変化した場合で
も、簡単な構成によって転写部と定着装置との間で常に
一定量のループを形成することができ、未定着画像の像
乱れが発生することのない画像形成装置を提供すること
ができる。
【図1】 図1はこの発明に係る画像形成装置の一実施
例を示す斜視構成図である。
例を示す斜視構成図である。
【図2】 図2はセンサーを示す構成図である。
【図3】 図3はセンサーを示す構成図である。
【図4】 図4はセンサーの動作を示す説明図である。
【図5】 図5はセンサーの動作を示す説明図である。
【図6】 図6は本実施例の動作を示すグラフである。
4 転写用紙、5 感光体ドラム、6 定着装置、10
ループ、11 センサー
ループ、11 センサー
Claims (1)
- 【請求項1】 画像担持体上のトナー像を転写材に転写
する転写部と、トナー像を転写材上に定着する定着ロー
ラとの間隔が、転写材の長さよりも短く設定された画像
形成装置において、上記定着ローラの転写材搬送速度を
画像担持体の転写部における転写材搬送速度よりも遅い
第1の速度及びこの第1の速度よりも速い第2の速度で
制御可能な制御手段と、上記定着ローラの転写材搬送速
度が画像担持体の転写部における転写材搬送速度よりも
遅い第1の速度で制御される際に、画像担持体の転写部
と定着ローラとの間に形成される転写材のループが所定
の高さ以上となった場合にこれを検知して制御手段を第
2の速度に切り換えるとともに、転写材のループが所定
の高さ以下となった場合にこれを検知して制御手段を第
1の速度に切り換えるループ検知手段とを具備すること
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293826A JPH05107966A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293826A JPH05107966A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05107966A true JPH05107966A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17799661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3293826A Pending JPH05107966A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05107966A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5771434A (en) * | 1996-05-08 | 1998-06-23 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
US6564025B2 (en) | 1999-05-31 | 2003-05-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with recording material convey velocity control feature |
JP2006309189A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-11-09 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2006337994A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-12-14 | Canon Inc | 駆動装置、駆動装置を含む画像形成装置および制御方法 |
US7251426B2 (en) | 2004-09-06 | 2007-07-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with loop detection and conveying speed control based thereon |
US7289744B2 (en) | 2004-12-07 | 2007-10-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2008040226A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7398027B2 (en) | 2005-03-30 | 2008-07-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with conveyance speed control based in part on loop detection |
US7409172B2 (en) | 2005-03-29 | 2008-08-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US7426353B1 (en) | 2005-12-09 | 2008-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with variable convey speed control between transfer device and fixing device |
JP2008281881A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
US7634208B2 (en) | 2005-05-06 | 2009-12-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Driving device, image forming apparatus including driving device, and control method therefor |
US7970308B2 (en) | 2008-03-06 | 2011-06-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with loop correcting device |
US8774664B2 (en) | 2006-05-15 | 2014-07-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with loop detection and conveyance speed control |
US9869953B2 (en) | 2016-02-05 | 2018-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US10289051B2 (en) | 2017-02-28 | 2019-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP3293826A patent/JPH05107966A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5771434A (en) * | 1996-05-08 | 1998-06-23 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
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US7509066B2 (en) | 2004-09-06 | 2009-03-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with loop detection and conveying speed control based thereon |
US7251426B2 (en) | 2004-09-06 | 2007-07-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with loop detection and conveying speed control based thereon |
US7289744B2 (en) | 2004-12-07 | 2007-10-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US7409172B2 (en) | 2005-03-29 | 2008-08-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US7398027B2 (en) | 2005-03-30 | 2008-07-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with conveyance speed control based in part on loop detection |
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US8774664B2 (en) | 2006-05-15 | 2014-07-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with loop detection and conveyance speed control |
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JP2008281881A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
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US9869953B2 (en) | 2016-02-05 | 2018-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US10289051B2 (en) | 2017-02-28 | 2019-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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