JP2001005311A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001005311A JP11175985A JP17598599A JP2001005311A JP 2001005311 A JP2001005311 A JP 2001005311A JP 11175985 A JP11175985 A JP 11175985A JP 17598599 A JP17598599 A JP 17598599A JP 2001005311 A JP2001005311 A JP 2001005311A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写材の感光ドラムからの良好な分離性を確
保しながら、良好な画質を得ることができるようにす
る。 【解決手段】 転写ローラ5の感光ドラム1と圧接する
転写ニップ部の位置を、例えば転写材Pとして分離性が
不利な薄紙の場合には、制御装置31からのON信号に
よりソレノイド28をON状態にして加圧レバー25を
揺動させて、転写ローラ角度を5度から10度に切換え
ることにより、転写材Pの感光ドラム1からの良好な分
離性を確保しながら、良好な画質を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式等によって画像形成を行う複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置としては、帯電手
段で一様に帯電した像担持体としての感光ドラム表面
に、原稿画像あるいはコンピューターから入力した画像
信号に対応した画像露光を照射して該感光ドラム上に静
電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置でトナー像に現
像し、該トナー像を転写手段(例えば転写ローラ)で転
写材に転写して、定着手段で前記トナー像を該転写材に
熱定着して出力する電子写真方式の複写機やプリンター
がある。
【0003】上記転写手段としては、例えば転写ローラ
を感光ドラムに加圧して、感光ドラムと転写ローラ間の
転写ニップ部に転写材を通過させて、転写バイアスが印
加された転写ローラによりトナー像を転写する方式が一
般的に知られている。この場合、転写ローラを感光ドラ
ムに対して所定の一定の角度で感光ドラムに加圧するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のように、転写ローラを感光ドラムに対して所定の一
定の角度で感光ドラムに加圧して転写を行う画像形成装
置において、転写材の紙種や画像の解像度の切換え等に
応じて転写材の搬送速度を2種類以上に切換えられるも
のがある。
【0005】しかしながら、このような構成の画像形成
装置では、転写材の搬送速度を切換えた場合、さらには
画像形成装置の環境条件、転写材の搬送条件、原稿ある
いは画像信号の画像比率等によって、転写ニップ部でト
ナー像が転写された後の転写材の感光ドラムからの良好
な分離性と、転写ニップ部近傍での画像乱れ(トナー飛
び散り)の防止を両立させるのが困難であった。
【0006】また、例え両立する領域が存在しても、そ
の領域を確保するため転写ニップ部の上流側近傍周辺に
設置される転写ガイドの位置精度や、転写ニップ部の下
流側近傍周辺に設置される転写材を感光ドラムより分離
する除電針の高さ規制などを厳しく管理する必要があっ
た。
【0007】そこで本発明は、転写材の感光ドラムから
の良好な分離性と、トナー飛び散りを防止して良好な画
像を得ることができる画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、表面にトナー像が形成される像担持体と、
該像担持体に圧接する転写ローラとを備え、前記像担持
体の回転駆動により圧接状態で回転する前記転写ローラ
との間の転写ニップ部に転写材を通過させて、転写バイ
アスが印加された前記転写ローラにより前記トナー像を
前記転写材に転写して画像形成を行う画像形成装置にお
いて、画像形成条件を検知する画像形成条件検知手段
と、前記転写ローラの前記像担持体と圧接する前記転写
ニップ部の位置を、前記画像形成条件検知手段から入力
される前記画像形成条件に応じて変位させる転写ニップ
位置変位手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】また、前記画像形成条件は前記転写材の種
類であり、前記画像形成条件検知手段は、前記転写材の
種類を検知する検知センサであり、前記転写ニップ位置
変位手段は、前記検知センサから入力される前記転写材
の種類情報に応じて、前記転写ニップ部の位置を変位さ
せることを特徴としている。
【0010】また、前記画像形成条件は前記転写材の搬
送速度であり、前記画像形成条件検知手段は、前記転写
材の搬送速度を検知する検知センサであり、前記転写ニ
ップ位置変位手段は、前記検知センサから入力される前
記転写材の搬送速度情報に応じて、前記転写ニップ部の
位置を変位させることを特徴としている。
【0011】また、前記画像形成条件は画像形成装置内
の温度・湿度環境であり、前記画像形成条件検知手段
は、前記画像形成装置内の温度・湿度環境を検知する検
知センサであり、前記転写ニップ位置変位手段は、前記
検知センサから入力される前記画像形成装置内の温度・
湿度環境情報に応じて、前記転写ニップ部の位置を変位
させることを特徴としている。
【0012】また、前記画像形成条件は原稿あるいは画
像信号の画像比率であり、前記画像形成条件検知手段
は、前記原稿あるいは画像信号の画像比率を検知する検
知センサであり、前記転写ニップ位置変位手段は、前記
検知センサから入力される前記原稿あるいは画像信号の
画像比率情報に応じて、前記転写ニップ部の位置を変位
させることを特徴としている。
【0013】また、前記画像形成条件は前記転写材の搬
送動作であり、前記画像形成条件検知手段は、前記転写
材の搬送動作を検知する検知センサであり、前記転写ニ
ップ位置変位手段は、前記検知センサから入力される前
記転写材の搬送動作情報に応じて、前記転写ニップ部の
位置を変位させることを特徴としている。
【0014】また、前記転写ニップ位置変位手段は、前
記画像形成条件のうちの少なくとも2つの画像形成条件
に応じて、前記転写ニップ部の位置を変位させることを
特徴としている。
【0015】また、転写後に前記像担持体から前記転写
材を分離する分離手段を、前記転写ニップ位置変位手段
による前記転写ニップ部の位置の変位に応じて移動させ
ることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って本発明の実施
の形態について説明する。
【0017】〈実施の形態1〉図1は、本実施の形態に
係る画像形成装置を示す概略断面図である。
【0018】この画像形成装置は、像担持体としての感
光ドラム1と、この周囲に帯電ローラ2、露光装置3、
現像装置4、転写ローラ5、クリーニングブレード14
を有するクリーニング装置6を具備しており、転写ロー
ラ5の転写材Pの搬送方向下流側には定着装置15が配
設されている。
【0019】感光ドラム1は、本実施の形態では負帯電
の有機感光体でアルミニウム製のドラム基体上に感光層
を有しており、所定のプロセススピードで矢印a方向に
回転駆動され、その回転過程において帯電ローラ2によ
り負極性の一様な帯電処理を受ける。
【0020】帯電ローラ2は、感光ドラム1表面に所定
の押圧力で当接されて回転し、帯電バイアス電源7から
帯電ローラ2に対して所定の帯電バイアスを印加して、
感光体ドラムを所定の極性、電位に帯電する。
【0021】露光装置3は、半導体レーザを用いた走査
光学系(不図示)を有しており、入力される画像信号に
応じてレーザ光による露光Lを反射ミラー8を介して帯
電処理された感光ドラム1上に行って静電潜像を形成す
る。
【0022】現像装置4は、本実施の形態では非接触1
成分現像装置であり、トナー11は非磁性1成分トナー
である。現像スリーブ10への印加現像バイアスは、直
流バイアスに交流バイアスを重畳したバイアスを使用し
た。
【0023】転写ローラ5は、転写ニップ部Nにて感光
ドラム1表面に所定の押圧力で当接されて感光ドラム1
の回転駆動により従動回転し、転写バイアス電源(不図
示)から所定の転写バイアスが印加される。
【0024】また、本実施の形態では、転写材Pの搬送
速度の切換えに応じて、転写ローラ5を感光ドラム1の
鉛直方向に対して2種類以上の角度に切換え可能にし
て、感光ドラムに加圧できるように構成されている(詳
細な転写ローラ5の詳細な構成については後述する)。
【0025】定着装置15はフィルム定着方式の定着装
置であり、内側に設けた発熱体15cに耐熱性の定着フ
ィルム15aを摺接させ、この定着フィルム15aを介
して発熱体15cに加圧ローラ15bを圧接させること
により、定着フィルム15aの移動と共に発熱体15c
の加圧ローラ15bとの圧接部(定着ニップ部)で挟持
搬送する紙などの転写材Pに、定着フィルム15aを介
して発熱体15cから熱エネルギーを与えてトナー像を
熱定着する。
【0026】次に、上記した画像形成装置の画像形成動
作について説明する。
【0027】画像形成時には、感光ドラム1は駆動装置
(不図示)により矢印a方向に回転駆動され、感光ドラ
ム1に当接して回転する帯電ローラ2により表面が均一
に帯電される。そして、帯電された感光ドラム1上に露
光装置3から反射ミラー8を介して露光Lが与えられ、
入力される画像情報に応じた静電潜像が形成される。そ
して、トナー容器9内のトナー11は現像スリーブ10
の回転に伴い、適量のトナー11が適度の帯電を受けた
後に感光ドラム1上に供給され、現像スリーブ10上の
トナー11が感光ドラム1上の静電潜像に付着してこの
静電潜像が現像され、トナー像として可視化される。
【0028】そして、感光ドラム1上のトナー像が感光
ドラム1と転写ローラ5間の転写ニップ部Tに到達する
と、このタイミングに合わせて給紙カセット16内の紙
などの転写材Pが給紙ローラ17によって1枚ずつ分離
されて搬送され、転写バイアスが印加され転写ローラ5
により転写材Pの裏側にトナーと逆極性の電荷が付与さ
れて、表面側に感光ドラム1上のトナー像が転写され
る。
【0029】そして、トナー像が転写された転写材Pは
搬送ガイド18を介して定着装置15に搬送され、定着
装置15の定着フィルム15aと加圧ローラ15b間で
の加熱、加圧によりトナー像が転写材P表面に熱定着さ
れて、排紙ローラ19により外部に排出される。また、
転写されずに感光ドラム1上に残った転写残トナーはク
リーニングブレード14により除去されてクリーニング
装置6内に回収され、表面をクリーニングされた感光ド
ラム1は繰り返し次の画像形成に供される。
【0030】ここで、上記した画像形成動作の転写工程
後の、転写材Pの感光ドラム1からの分離性、及び転写
ローラ5の感光ドラム1に対する角度(以下、転写ロー
ラ角度という)と転写材P上の画像乱れの関係につい
て、図2、図3を参照して説明する。なお、図2、図3
に示す感光ドラム1に対する転写ドラム5の位置は、一
般的な状態を示している。
【0031】図2は、転写材Pの感光ドラム1からの分
離性を説明するための図であり、図1と同一部材には同
一符号を付して説明する。
【0032】この図に示すように、転写ドラム5が感光
ドラム1に圧接する転写ニップ部Tの上流側には、転写
材Pを転写ニップ部Tヘ導く転写ガイド下20と転写ガ
イド上21が配置され、転写ニップ部Tの下流側には、
転写材Pを感光ドラム1より分離させる除電針22が配
置されており、更にその下流側には搬送ガイド18とク
リーニング装置6の底面6aが位置している。
【0033】そして、転写ローラ5が感光ドラムに対し
て、例えば転写ニップ部Tの上流側に5度の角度で付勢
されている場合には、転写材Pは転写ニップ部Tでトナ
ー像が転写された後、感光ドラム1に沿って搬送され感
光ドラム1の曲率により分離ポイントNにて転写材Pが
分離される。しかしながら、転写材Pが薄紙の場合は厚
紙に比べて紙の腰が弱いため、分離ポイントNが感光ド
ラム1の下流側へ移動してしまい、結果的にクリーニン
グ装置6の底面6aと近接してしまい、転写材が接触し
てジャムを起こしたり、接触して画像が乱れたりする不
具合がでる可能性がある。
【0034】一方、転写材Pが厚紙の場合は紙の腰が強
いため、分離ポイントNが転写ニップ部T近傍にあり、
あまり転写ローラ角度に影響されない。
【0035】そして、転写ローラ5が感光ドラム1に対
して、例えば2点鎖線で示すように、転写ニップ部Tの
上流側に10度の角度で付勢した場合には、転写材P’
は転写ニップ部T’でトナー像が転写された後、感光ド
ラム1に沿って搬送され感光ドラム1の曲率により分離
ポイントN’にて転写材P’が分離される。
【0036】このように、分離ポイントN’が感光ドラ
ム1の転写材搬送方向上流側へ移動するため、結果的に
は分離ポイントNの時に比ベクリーニング装置6の底面
6aとの距離が離れるため、接触に対して余裕ができる
ことになり、転写材Pが薄紙でも分離性が確保可能とな
る。
【0037】また、転写材Pの搬送速度が速い場合に
は、転写材Pの分離ポイントが上記Nとしても、転写材
Pが落下するまでの時間を一定とすると、転写材Pの搬
送速度が遅い場合より転写材Pの進む距離が伸びるた
め、結果的にクリーニング装置6の底面6aに近接して
しまい、前記不具合点がでるため、転写ローラ角度を大
きく設定する必要がある。
【0038】図3は、転写ローラ角度と転写材Pの画像
乱れの関係を説明するための図であり、図1、図2と同
一部材には同一符号を付して説明する。
【0039】この図に示すように、例えば転写ローラ角
度が5度の場合には、転写材Pは転写ガイド下20の先
端部20aから感光ドラム1に沿って転写ニップ部Tへ
と搬送されるが、この場合の転写ローラ5の転写領域は
感光ドラム1との距離で決まる。ここでは、転写開始ポ
イントは転写ローラ5上のK点となり、そのK点の上方
に位置する感光ドラム1表面のトナー像が転写材P上に
転写し始めるが、この時の転写材Pと感光ドラム1との
距離(隙間)が小さい程、感光ドラム1表面のトナー像
の転写材Pへ飛ぶ距離が小さくなることによって、結果
的にトナー像の飛び散りが少なく良好な画質が得られ
る。
【0040】しかしながら、例えば転写ローラ角度が1
0度の場合には、転写ローラ5が転写ニップ部Tの上流
側へ移動(実線部分から2点鎖線で示した位置に移動)
する。この時、転写ガイド下20の先端部20aの位置
は固定であるため、当然転写材Pの感光ドラム1に対す
る進入角度は、転写ローラ角度が5度の場合と同一であ
るため、この場合の転写開始点K’上の感光ドラム1表
面と転写材Pとの距離(隙間)は転写ローラ角度が5度
の場合より大きくなり、結果的にトナー像の飛び散りが
転写ローラ角度が5度の場合に比べて悪化する傾向にあ
る。
【0041】なお、上記説明では、転写ローラ角度が5
度と10度の場合を想定したが、これはあくまで相対的
な比較のためであって、転写ローラ角度の数値は画像形
成装置の仕様等によって変更されるべき値である。
【0042】次に、本発明の特徴である転写ローラ5の
構成について、図4、図5を参照して説明する。
【0043】図4に示すように、転写ローラ5は、その
両端部にそれぞれ回転自在に嵌合された加圧レバー25
の一端側で回転自在に支持されており、転写ローラ容器
23と加圧レバー25間に接続された加圧バネ24によ
り感光ドラム1に付勢されている。図4では、転写ロー
ラ5の転写ローラ角度は5度である。
【0044】加圧レバー25の他端側には、感光ドラム
1を中心点とした丸長穴25aが形成され、支点26に
対し揺動可能に構成し、その近傍に下方へ付勢するバネ
27が設けられている。また、加圧レバー25の丸長穴
部25aの上方には、丸長穴部25aの揺動方向に沿っ
てソレノイド28の先端部28aが接続されている。
【0045】ソレノイド28には、転写材Pの種類(厚
さ)を検知する検知センサ30と、検知センサ30から
入力される検知情報に基づいてソレノイド28の駆動を
ON、OFF制御する制御装置31が接続されている。
検知センサ30は、例えば転写材Pの搬送経路中に配置
される。図4では、ソレノイド28はOFF状態であ
る。
【0046】加圧レバー19の先端(感光ドラム1の転
写材搬送方向下流側)には、転写材Pを感光ドラム1よ
り分離する除電針22が設けられている。また、感光ド
ラム1の転写材搬送方向上流側には、転写材Pを感光ド
ラム1に導く転写ガイド下20と転写ガイド上21が設
けられ、感光ドラム1の転写材搬送方向下流側には、ク
リーニング装置6と搬送ガイド18が設けられている。
【0047】次に、本実施の形態における転写ローラ5
の動作について説明する。
【0048】先ず、転写材Pの厚みがはがきや厚紙等の
ように厚い紙にトナー像を転写する場合ついて説明す
る。
【0049】この場合には、図4に示すように、検知セ
ンサ30で転写材Pの種類(この場合は厚い紙)を検知
することにより、制御装置31は検知センサ30からの
検知情報に基づいてソレノイド28にOFF信号を出力
する。これにより、ソレノイド28はOFF状態にあ
り、加圧レバー25は揺動されていない。
【0050】よって、転写ローラ角度が5度の状態で、
転写ローラ5が感光ドラム1に当接して転写を行うこと
により、図2、図3で説明したように、分離性を良好に
確保しながら、良好な画質を得ることができる。
【0051】次に、転写材Pの厚みがはがきや厚紙等の
ように厚くない一般的な薄紙にトナー像を転写する場合
ついて説明する。
【0052】この場合には、検知センサ30で転写材P
の種類(この場合は薄紙)を検知することにより、図5
に示すように、制御装置31は検知センサ30からの検
知情報に基づいてソレノイド28にON信号を出力す
る。これにより、ソレノイド28はON状態となり、加
圧レバー25がバネ27の付勢力に抗して揺動し、転写
ローラ5が感光ドラム1と当接した状態で移動(回転)
する。これにより、転写ローラ5の転写ローラ角度は、
本実施の形態では5度から10度に変位される。
【0053】これにより、転写材Pが薄紙の場合でも、
図2、図3で説明したように、分離性を良好に確保しな
がら、良好な画質を得ることができる。また、この時に
除電針22も転写ローラ5と一体に移動(回転)してい
るため、転写材Pと除電針22の距離は、転写ローラ5
の転写ローラ角度が5度と10度の場合でも同様になる
ため、転写材Pが除電針22に接触することはない。
【0054】このように本実施の形態では、転写材Pの
種類(厚さ)に応じて転写ローラ5の転写ローラ角度を
切換えることができるので、転写材Pが薄紙の場合で
も、分離性を良好に確保しながら、良好な画質を得るこ
とができる。
【0055】〈実施の形態2〉本実施の形態において
も、実施の形態1の図1、図4、図5を用いて説明し、
重複する説明は省略する。なお、本実施の形態では、検
知センサ30は転写材Pの搬送速度を検知するセンサと
して機能する。
【0056】図1に示した画像形成装置(プリンタ)に
おいて、画像の解像度を例えば600dpiと1200
dpiとの2種類に切換え可能な場合、解像度が600
dpiの時の転写材Pの搬送速度を100mm/sec
とした場合は、1200dpiに切換えた時は転写材P
の搬送速度が50mm/secとなる。
【0057】次に、本実施の形態における転写ローラ5
の動作について説明する。
【0058】先ず、画像の解像度が1200dpiで転
写材Pの搬送速度が50mm/secの時(転写材Pの
搬送速度が遅い時)の転写モードの場合ついて説明す
る。
【0059】この場合には、図4に示すように、検知セ
ンサ30で転写材Pの搬送速度(この場合は50mm/
sec)を検知することにより、制御装置31は検知セ
ンサ30からの検知情報に基づいてソレノイド28にO
FF信号を出力する。これにより、ソレノイド28はO
FF状態にあり、加圧レバー25は揺動されていない。
【0060】よって、この場合は転写ローラ角度が5度
の状態で、転写ローラ5が感光ドラム1に当接して転写
を行うことにより、図2、図3で説明したように、分離
性を良好に確保しながら、良好な画質を得ることができ
る。
【0061】次に、画像の解像度が600dpiで転写
材Pの搬送速度が100mm/secの時(転写材Pの
搬送速度が速い時)の転写モードの場合ついて説明す
る。
【0062】この場合には、図5に示すように、検知セ
ンサ30で転写材Pの搬送速度(この場合は100mm
/sec)を検知することにより、制御装置31は検知
センサ30からの検知情報に基づいてソレノイド28に
ON信号を出力する。これにより、ソレノイド28はO
N状態となり、加圧レバー25がバネ27の付勢力に抗
して揺動し、転写ローラ5が感光ドラム1の転写材搬送
方向上流側に、感光ドラム1と当接した状態で移動(回
転)する。これにより、転写ローラ5の転写ローラ角度
は、本実施の形態では5度から10度に変更される。
【0063】これにより、転写材Pの搬送速度が速い場
合でも、分離性を良好に確保しながら、良好な画質を得
ることができる。また、この時に除電針22も転写ロー
ラ5と一体に移動(回転)しているため、転写材Pと除
電針22の距離は、転写ローラ5の転写ローラ角度が5
度と10度の場合でも同様になるため、転写材Pが除電
針22に接触することはない。
【0064】このように本実施の形態では、転写材Pの
搬送速度に応じて転写ローラ5の転写ローラ角度を切換
えることができるので、転写材Pの搬送速度が速い場合
でも、分離性を良好に確保しながら、良好な画質を得る
ことができる。
【0065】また、本実施の形態では、転写ローラ角度
が5度と10度の場合について説明したが、転写ローラ
角度の値は、画像形成装置の仕様や環境条件によって変
更可能な値であり、発明者らの実験によると、転写材の
分離性は転写材の搬送速度が100mm/sec以下で
は、転写ローラ角度が0〜10度の場合に良好であり、
転写材の搬送速度が100mm/sec以上では、転写
ローラ角度が10度〜25度の場合に良好であった。
【0066】〈実施の形態3〉本実施の形態において
も、実施の形態1の図1、図4、図5を用いて説明し、
重複する説明は省略する。なお、本実施の形態では、検
知センサ30は複数設けられており、各検知センサ30
は転写材Pの種類(厚さ)、転写材Pの搬送動作、転写
材Pの搬送速度、画像形成装置内の環境(温度・湿
度)、原稿あるいは画像信号の白/黒比率をそれぞれ検
知するセンサとして機能する。これらの検知情報は制御
装置31に入力される。また、本実施の形態の画像形成
装置は、両面あるいは多重画像形成と片面画像形成の切
換えが可能である。
【0067】以下、本実施の形態における転写ローラ5
の転写ローラ角度の切換え制御を、図6に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0068】先ず、検知センサ30で転写材Pの種類
(紙の厚み)を検知する(ステップS1)。ステップS
1において、制御装置31は検知センサ30からの検知
情報に基づいて転写材Pの種類を、100g/mm2
上、60g/mm2 〜100g/mm2 、60g/mm
2 未満の3つのモードに分ける。
【0069】そして、転写材Pが100g/mm2 以上
の厚紙の場合は、制御装置31は検知センサ30からの
検知情報に基づいて、ソレノイド28にOFF信号を出
力する。これにより、ソレノイド28はOFF状態にあ
り(ステップS2)、加圧レバー25は揺動されていな
い。よって、本実施の形態では転写ローラ角度が5度の
状態で(ステップS3)、転写ローラ5が感光ドラム1
に当接して転写を行うことにより、図2、図3で説明し
たように、分離性を良好に確保しながら、良好な画質を
得ることができる。
【0070】また、ステップS1において、転写材Pが
60g/mm2 未満のような薄紙の場合は、分離性が不
利になるため、制御装置31は検知センサ30からの検
知情報に基づいて、ソレノイド28にON信号を出力す
る。これにより、ソレノイド28はON状態となり(ス
テップS4)、加圧レバー25が揺動される。よって、
転写ローラ角度が10度の状態で(ステップS5)、転
写ローラ5が感光ドラム1に当接して転写を行うことに
より、上記したように分離性を良好に確保しながら、良
好な画質を得ることができる。
【0071】また、ステップS1において、転写材Pが
60g/mm2 〜100g/mm2未満のような紙の場
合は、次の条件(通紙条件)により転写ローラ角度を決
めるため次のステップS6に進む。
【0072】ステップS6では、検知センサ30で転写
材Pの搬送動作(通紙条件)を検知する。ステップS6
において、制御装置31は検知センサ30からの検知情
報に基づいて転写材Pの搬送動作(通紙条件)を、両面
画像形成や多重画像形成モードと、片面画像形成モード
に分ける。
【0073】そして、両面画像形成や多重画像形成モー
ドが操作部(不図示)で選択された時に、転写材Pが1
00g/mm2 以上の厚紙の場合は、1面目は片面画像
形成モードの場合と同様に、次の条件(転写材Pの搬送
速度)により転写ローラ角度を決めるため、次のステッ
プS7に進む。そして、2面目は先の画像形成動作で定
着装置を通過しているため、転写材Pの水分が抜けてい
るので分離性は良好なため、ステップS2、S3にて、
ソレノイド28をOFFすることにより転写ローラ角度
は5度である。
【0074】そして、ステップS6において、両面画像
形成や多重画像形成の1面目や片面モードを選択した場
合には、次のステップの転写材Pの搬送速度の条件に進
む(ステップS7)。
【0075】ステップS7において、600dpiを選
択した場合は、転写材Pの搬送速度が速くなることによ
って分離性が不利になるため、制御装置31は検知セン
サ30からの検知情報に基づいて、ソレノイド28にO
N信号を出力する。これにより、ソレノイド28はON
状態となり(ステップS4)、加圧レバー25が揺動さ
れる。よって、転写ローラ角度が10度の状態で(ステ
ップS5)、転写ローラ5が感光ドラム1に当接して転
写を行う。
【0076】また、ステップS7において、1200d
piを選択した場合は、次の条件(画像形成装置内の温
度・湿度)により転写ローラ角度を決めるため、次のス
テップS8に進む。
【0077】ステップS8では、検知センサ30で画像
形成装置内の温度・湿度を検知し、湿度が50%以上の
場合は、転写材Pの水分量が増え腰が弱くなり分離性が
不利になるため、制御装置31は検知センサ30からの
検知情報に基づいて、ソレノイド28にON信号を出力
する。これにより、ソレノイド28はON状態となり
(ステップS4)、加圧レバー25が揺動される。よっ
て、転写ローラ角度が10度の状態で(ステップS
5)、転写ローラ5が感光ドラム1に当接して転写を行
う。
【0078】また、ステップS8において、画像形成装
置内の湿度が50%以上の場合は、次のステップの原稿
あるいは画像信号の白/黒比率の条件に進む(ステップ
S9)。
【0079】ステップS9では、検知センサ30で原稿
あるいは画像信号の白/黒比率を検知し、白の比率が8
0%以上の場合は、転写材Pが感光ドラム1に対し静電
吸着力が大きくなり分離性が不利になるため、制御装置
31は検知センサ30からの検知情報に基づいて、ソレ
ノイド28にON信号を出力する。これにより、ソレノ
イド28はON状態となり(ステップS4)、加圧レバ
ー25が揺動される。よって、転写ローラ角度が10度
の状態で(ステップS5)、転写ローラ5が感光ドラム
1に当接して転写を行う。
【0080】また、ステップS9において、白の比率が
80%以下の場合は分離性は良好なため、ステップS
2、S3にて、ソレノイド28をOFFすることにより
転写ローラ角度は5度である。
【0081】このように本実施の形態では、転写材Pの
種類(厚さ)、転写材Pの搬送動作、転写材Pの搬送速
度、画像形成装置内の環境(温度・湿度)、原稿あるい
は画像信号の白/黒比率の各条件に応じて転写ローラ5
の転写ローラ角度を切換えることができるので、分離性
を良好に確保しながら、良好な画質を得ることができ
る。
【0082】なお、本発明では、画像形成条件を、上記
した各実施の形態で述べた転写材の種類(厚さ)、転写
材の搬送動作、転写材の搬送速度、画像形成装置内の環
境(温度・湿度)、原稿あるいは画像信号の白/黒比率
とした。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写ローラの像担持体と圧接する転写ニップ部の位置
を、画像形成条件(例えば、転写材の種類(厚さ)、転
写材の搬送動作、転写材の搬送速度、画像形成装置内の
環境(温度・湿度)、原稿あるいは画像信号の白/黒比
率の各条件のいずれか)に応じて変位させて、転写ロー
ラ角度を切換えることにより、転写材の像担持体からの
良好な分離性を確保しながら、良好な画質を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す
概略構成図。
【図2】転写材の感光ドラムからの分離性を説明するた
めの図。
【図3】転写ローラ角度と転写材の画像乱れの関係を説
明するための図。
【図4】実施の形態1、2、3における転写ローラ角度
が5度の場合での転写ローラの変位位置を示す図。
【図5】実施の形態1、2、3における転写ローラ角度
が10度の場合での転写ローラの変位位置を示す図。
【図6】実施の形態3における転写ローラの転写ローラ
角度の切換え制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電ローラ 3 露光装置 4 現像装置 5 転写ローラ 15 定着装置 22 除電針 25 加圧レバー 28 ソレノイド 30 検知センサ 31 制御装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、該像担持体に圧接する転写ローラとを備え、前記像
    担持体の回転駆動により圧接状態で回転する前記転写ロ
    ーラとの間の転写ニップ部に転写材を通過させて、転写
    バイアスが印加された前記転写ローラにより前記トナー
    像を前記転写材に転写して画像形成を行う画像形成装置
    において、 画像形成条件を検知する画像形成条件検知手段と、 前記転写ローラの前記像担持体と圧接する前記転写ニッ
    プ部の位置を、前記画像形成条件検知手段から入力され
    る前記画像形成条件に応じて変位させる転写ニップ位置
    変位手段と、を備えた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成条件は、前記転写材の種類
    であり、 前記画像形成条件検知手段は、前記転写材の種類を検知
    する検知センサであり、 前記転写ニップ位置変位手段は、前記検知センサから入
    力される前記転写材の種類情報に応じて、前記転写ニッ
    プ部の位置を変位させる、 請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成条件は、前記転写材の搬送
    速度であり、 前記画像形成条件検知手段は、前記転写材の搬送速度を
    検知する検知センサであり、 前記転写ニップ位置変位手段は、前記検知センサから入
    力される前記転写材の搬送速度情報に応じて、前記転写
    ニップ部の位置を変位させる、 請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成条件は、画像形成装置内の
    温度・湿度環境であり、 前記画像形成条件検知手段は、前記画像形成装置内の温
    度・湿度環境を検知する検知センサであり、 前記転写ニップ位置変位手段は、前記検知センサから入
    力される前記画像形成装置内の温度・湿度環境情報に応
    じて、前記転写ニップ部の位置を変位させる、請求項1
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成条件は、原稿あるいは画像
    信号の画像比率であり、 前記画像形成条件検知手段は、前記原稿あるいは画像信
    号の画像比率を検知する検知センサであり、 前記転写ニップ位置変位手段は、前記検知センサから入
    力される前記原稿あるいは画像信号の画像比率情報に応
    じて、前記転写ニップ部の位置を変位させる、請求項1
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成条件は、前記転写材の搬送
    動作であり、 前記画像形成条件検知手段は、前記転写材の搬送動作を
    検知する検知センサであり、 前記転写ニップ位置変位手段は、前記検知センサから入
    力される前記転写材の搬送動作情報に応じて、前記転写
    ニップ部の位置を変位させる、 請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写材の搬送動作は、前記転写材の
    片面画像形成時と両面あるいは多重画像形成時における
    搬送動作である、 請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記転写ニップ位置変位手段は、前記画
    像形成条件のうちの少なくとも2つの画像形成条件に応
    じて、前記転写ニップ部の位置を変位させる、 請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 転写後に前記像担持体から前記転写材を
    分離する分離手段を、前記転写ニップ位置変位手段によ
    る前記転写ニップ部の位置の変位に応じて移動させる、 請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の画像形
    成装置。
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