JPH09295220A - 切断機 - Google Patents

切断機

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JPH09295220A
JPH09295220A JP11265496A JP11265496A JPH09295220A JP H09295220 A JPH09295220 A JP H09295220A JP 11265496 A JP11265496 A JP 11265496A JP 11265496 A JP11265496 A JP 11265496A JP H09295220 A JPH09295220 A JP H09295220A
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JP
Japan
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work
cutting oil
cutting
oil nozzle
support member
Prior art date
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Pending
Application number
JP11265496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Shimizu
雅樹 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09295220A publication Critical patent/JPH09295220A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの幅が変わっても切削油が適切な位置
に当るようにし、人手を要さず、生産効率の向上を図
る。 【解決手段】 切断機として例えば横型帯鋸盤1に備え
たワークWを挾持,解放自在な固定側バイスジョー7A
と移動側バイスジョー7Bに支持部材29A,29Bを
設け、この支持部材29A,29Bに装着された軸31
に移動自在に切削油ノズル43を備えた支持板39を設
け、この支持板39の両側面と前記支持部材29A,2
9Bの内面35A,35Bとの間の弾性部材であるコイ
ルスプリング47A,47Bを設けた。而して、ワーク
Wの幅が変わっても切削油ノズル43の位置は追従して
変化し、常時ワークWの中心に切削油ノズル43は位置
決めできるので、人手を要ず生産小売筒の向上が図られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切断機に係り、
更に詳細には、切断機にてワークを切断する際、切削油
ノズルをワークの大きさに応じ常にワーク中心位置に位
置決めする切削油供給装置を備えた切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば帯鋸盤の備えたバイス装置
にてワークを挾持し加工を行なう際に切削油をワークに
対して噴射しつつ加工が行なわれている。
【0003】すなわち、図6に示されているごとく、バ
イス装置101を構成する基準となる固定側バイスジョ
ー103とアクチュエータ(図示省略)により移動され
る移動側バイスジョー105とでワークWを挟持してい
る。そして、ワークW切削時に切削油をワークWに噴射
して加工が行なわれるが、切削油はワークWの中心付近
に噴射されるように、一端を固定されたフレキシブルホ
ース107の先端に設けた切削油ノズルの噴射口109
より切削油を噴射して加工が施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の切削油を噴射する装置では、切削油がワークWの中
心付近に当るように、噴射口の装置を決めて切断を行っ
ている。しかし、図7に示す(a)と(b)のごとく、
ワークWの幅が変わる度に噴射口109の位置を材料中
心位置Sに作業者が手で合せている。このため、人手を
要すると共に作業効率の向上が図れないという問題があ
った。
【0005】この発明の目的は、ワークの幅が変わって
も切削油が適切な位置に当るようにして、人手を要さず
生産効率の向上を図った切断機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の切断機は、加工されるワー
クの両側にそれそれ固定支持部材と移動自在な可動支持
部材を設け、この固定支持部材と可動支持部材のそれぞ
れの上部に軸受部材を設け、この各軸受部材に左右方向
へ延伸した軸を装着し、この軸に前記ワークの大きさに
応じて常にワーク幅のほぼ中心位置に位置決めされる切
削油ノズルを設けてなることを特徴とするものである。
【0007】而して、ワーク幅が変化っても切削油ノズ
ルの位置は常にワークの幅方向中心に位置決めされるの
で、人手を要さず生産効率の向上が図れる。
【0008】また、請求項2によるこの発明の切断機
は、請求項1の切断機において、前記固定支持部材、可
動支持部材が固定側バイスジョー、移動側バイスジョー
であることを特徴とするものである。
【0009】このため、駆動源を移動側バイスジョーを
動かす駆動源にて行なうため、コストの低減が図られ
る。
【0010】更に、請求項3によるこの発明の切断機
は、請求項1,2の切断機において、前記各軸受部材と
切削油ノズルとの間に弾性部材を介在せしめてなること
を特徴とするものである。
【0011】なお更に、請求項4によるこの発明の切断
機は、請求項3の切断機において、前記弾性部材はコイ
ルスプリングにて構成されていることを特徴とするもの
である。
【0012】このため、上述した請求項3,4により、
コイルスプリングの弾撥力により、常時切削油ノズルは
ワーク幅の中心位置に位置決めされるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に藻解いて詳細に説明する。なお、本実施の形態
の例として横型帯鋸盤を対象としたが、この機種に限定
することなく切断機一般に採用が可能である。
【0014】まず、理解を容易とするため、切断機とし
て横型帯鋸盤について構成を概略的に説明する。
【0015】図5を参照するに、横型帯鋸盤1は、箱状
の基台3にワークWを支持するためのワークテーブル5
が設けられていると共に、ワークWをワークテーブル5
上の所定位置に固定するために一対の固定例バイスジョ
ー7Aと移動側バイスジョー7Bとからなるバイス装置
7が設けられている。なお、固定側バイスジョー7Aは
固定されており、移動側バイスジョー7Bは固定側バイ
スジョー7Aに対してアクチュエータ(図示省略)の作
動により接近離反する左右方向(図6において左右方
向)へ移動可能である。
【0016】前記基台3にはヒンジシャフト9を介して
上下方向へ揺動自在な鋸刃ハウジング11が設けられて
いる。この鋸刃ハウジング11を揺動させるために、基
台3の適宜位置に昇降用シリンダ13が設けられてお
り、この昇降用シリンダ13から上方向へ突出自在なピ
ストンロッド15は鋸刃ハウジング11の適宜な位置に
連結されている。
【0017】前記鋸刃ハウジング11内には駆動ホイー
ル17、従動ホイール19が回転自在に設けられてお
り、駆動ホイール17と従動ホイール19とにはエンド
レス状の鋸刃21が掛回されている。なお、駆動ホイー
ル17は回転装置(図示省略)に連動連結されている。
【0018】また、前記ワークテーブル5に支持された
ワークWに対して、鋸刃21をほぼ垂直に保持し鋸刃2
1をガイドするため、鋸刃ハウジング11に取付けた鋸
刃ガイドバー23には、固定側ガイドブラケット25A
と、この固定側ガイドブラケット25Aに近接離反自在
な移動側ガイドブラケット25Bとで構成された鋸刃ガ
イド装置25が装着されている。
【0019】上記構成により、固定側バイスジョー7A
と移動側バイスジョー7BとによりワークWをワークテ
ーブル5の所定位置に固定し、移動側ガイドブラケット
25Bを最適位置に位置決めする。
【0020】そして、回転装置を適宜に操作して駆動、
従動ホイール17,19を回転させ、鋸刃21を走行駆
動させると共に、昇降シリンダ13を適宜に操作して鋸
刃ハウジング11を上下方向へ揺動させる。これによっ
て、固定側ガイドブラケット25Aと移動側ガイドブラ
ケット25Bにより案内された鋸刃21により、所望の
切断加工がワークWに施される。
【0021】次に、この発明の実施の形態の例としての
主要部である前記バイス装置7に設けた切削油供給装置
について詳細説明する。
【0022】図1および図2を参照するに、ワークテー
ブル5にワークWを固定するために一対の固定側バイス
ジョー7Aと移動側バイスジョー7Bとからなるバイス
装置7が設けられている。なお、固定側バイスジョー7
Aは基準となり固定されており、移動側バイスジョー7
Bは固定側バイスジョー7Aに対し、アクチュエータで
ある流体圧作動のシリンダ27の作動により接近離反す
る左右方向(図1および図2において左右方向)へ移動
可能となっている。
【0023】前記固定側バイスジョー7Aと移動側バイ
スジョー7Bの上面にそれぞれ軸受部材である支持部材
29A,29Bが立設されていて、支持部材29Aには
軸31の片端が固定され、支持部材29Bには軸31が
貫通する穴33が形成されている。前記軸31の断面形
状は、図3に詳細が示されているごとく、円形の両側面
を切落した小判型をしている。
【0024】前記支持部材29A,29Bの内面側35
A,35Bに切削油供給装置37が設けられている。よ
り詳細には、軸31に左右方向へ移動自在な支持板39
が装着され、この支持板3は図4を併せて参照するに、
軸31に嵌通した小判形状の穴41が形成され、軸31
に対して回転しないようになっている。
【0025】前記支持板材39の一側に垂直方向へ垂下
してせ切削油ノズル43が固定され、この切削油ノズル
43はフレキシブルホース45を介して、図示を省略し
たが機外に設けた切削油供給源に連通している。また、
前記支持板39の両側面と前記支持部材29A,29B
の内面側35A,35Bとの間に、弾性部材である例え
ばコイルスプリング47A,47Bが軸31に装着され
ていて、コイルスプリング47A,47Bの互いの弾撥
力により支持板39を位置決め保持している。なお、前
記支持板39に固定された切削油ノズル43は自由方向
に動くものであっても良い。
【0026】上記構成により切削油ノズル43を備えた
支持板39は両側に装着したコイルスプリング47Aと
47Bの押圧力により、常に支持部材29Aと29B間
の中央に位置決めされている。言い換えれば、固定側バ
イスジョー7Aと移動側バイスジョー7Bとで挾圧保持
されたワークWの横軸中心位置の直上に切削油ノズル4
3が位置していて、挾圧保持されたワークWの径の変化
に応じて常にワークWの直上に切削油ノズル43は位置
決めされるものである。
【0027】而して、切削油における適切な切削条件が
得られ、人手を要ず生産効率の向上を図ることかでき
る。
【0028】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態の例に限定されることなく、適宜な変更を行なうこと
により、その他の態様で実施し得るものである。例え
ば、材料幅の計測が他の方法でできるならば、切削油供
給装置37の取り付け位置はバイス装置7ではなくとも
可能であり、切削油ノズル43の両側からかかる力が均
等であればコイルスプリング47A,47Bの以外のも
のでも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例の説明より
理解されるように、請求項1,3,4によるこの発明に
よれば、挾圧保持されたワークの径の変化に応じ、常に
ワークの直上に切削油ノズルが位置決めされる。このた
め、切削油における適切な切削条件が得られ、人手を要
さず生産効率の向上を図ることかできる。
【0030】また、請求項2によるこの発明によれば、
駆動源を移動側バイスジョーを動かす駆動源にて行なう
ため、コストの逓減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、切削油供給装置の正
面説明図である。
【図2】切削油供給装置の斜視説明図である。
【図3】図1におけるIII −III 線に沿った拡大断面説
明図である。
【図4】図1におけるIV−IV 線に沿った拡大断面説明
図である。
【図5】この発明を実施する実施の形態の一例である横
型帯鋸盤の正面説明図である。
【図6】従来例を示し、切削油供給装置の正面説明図で
ある。
【図7】図6における作用説明図であり、図7の(a)
は大径のワークを挾圧保持した時、図7(b)は小径の
ワークを挾圧保持した時のワークの中心位置の差を示し
ている。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤(切断機) 7A 固定側バイスジョー(固定支持部材) 7B 移動側バイスジョー(可動支持部材) 29A,29B 支持部材(軸受部材) 31 軸 35A,35B 内面側 39 支持板 43 切削油ノズル 47A,47B コイルスプリング(弾性部材) W ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工されるワークの両側にそれぞれ固定
    支持部材と移動自在な可動支持部材を設け、この固定支
    持部材と可動支持部材のそれぞれの上部に軸受部材を設
    け、この各軸受部材の左右方向へ延伸した軸を装着し、
    この軸に前記ワークの大きさに応じて常にワーク幅のほ
    ぼ中心位置に位置決めされる切削油ノズルを設けてなる
    ことを特徴とする切断機。
  2. 【請求項2】 前記固定支持部材、可動支持部材が固定
    側バイスジョー、移動側バイスジョーであることを特徴
    とする請求項1記載の切断機。
  3. 【請求項3】 前記各軸受部材と切削油ノズルとの間に
    弾性部材を介在せしめてなることを特徴とする請求項
    1,2記載の切断機。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材のはコイルスプリングにて
    構成されていることを特徴する請求項3記載の切断機。
JP11265496A 1996-05-07 1996-05-07 切断機 Pending JPH09295220A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000865A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Higashi:Kk ワーク加工機
KR200490042Y1 (ko) * 2019-07-16 2019-09-16 방호갑 씨엔씨 선반의 칩 제거장치
CN115533540A (zh) * 2022-09-19 2022-12-30 江苏匠安精准模具有限公司 一种可对模具原材料加工的分段切割设备

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