JP3392485B2 - 管切断機 - Google Patents
管切断機Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D3/00—Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor
- B26D3/16—Cutting rods or tubes transversely
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D1/00—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
- B26D1/01—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work
- B26D1/12—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis
- B26D1/14—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter
- B26D1/157—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter rotating about a movable axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
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- B26D7/20—Cutting beds
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は管の切断を行なう管
切断機に関する。 【０００２】 【従来の技術】図９、図１０に基づいて従来の管切断機
を説明する。図９には従来の管切断機の全体構成、図１
０には図９中にＸ−Ｘ線矢視を示してある。 【０００３】図９に示すように、管１を挟んで一対のカ
ッタヘッド２が設けられ、カッタヘッド２はモータ３の
駆動により管１の中心軸に対して接近離遠動自在にフレ
ーム４に支持されている。カッタヘッド２には駆動モー
タ５ａによって駆動回転されるブレード５が設けられ、
駆動するブレード５を管１に当接させて管１を回転させ
ることにより、ブレード５によって管１が切断される。 【０００４】フレーム４を挟んで管１の入側（図９中右
側）及び出側（図９中左側）にはクランプ６がそれぞれ
設けられている。クランプ６は、管１と同心状態で回転
可能な回転枠７を備え、回転枠７はウオーム８及びウオ
ームホイール９を介して回転される。回転枠７には油圧
シリンダ１０によって管１の中心軸に対して接近離遠動
するクランプヘッド１１が設けられ、クランプヘッド１
１には管１に対向するクランプピース１２が備えられて
いる。油圧シリンダ１０の駆動によりクランプピース１
２で管１を挾持し、回転枠７を回転させることにより管
１を回転させる。尚、図中１３はローラコンベヤであ
る。 【０００５】上述した管切断機では、油圧シリンダ１０
の駆動によりクランプピース１２で管１を挾持すること
で、管１をクランプする。この後、ウオーム８及びウオ
ームホイール９を介して回転枠７を回転し、モータ３の
駆動によりカッタヘッド２を管１側に移動させる。ブレ
ード５は駆動モータ５ａによって駆動回転され、図１１
に示すように、一軸方向の切込みによって管１が切断さ
れる。 【０００６】図１０に示すように、クランプピース１２
の管１側の面は管１の形状に沿った円弧面１２ａとな
り、管１はクランプピース１２によって周面が支持され
るようになっている。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】通常、管１は真直ぐの
ように見えてもわずかな曲がりがある。曲がりのある管
１をクランプして回転させると、クランプピース１２は
所定の位置で回転するため、ブレード５による切断点が
振り回り、切込量が不均一となってしまう。また、切断
終了近くになると、管１の自重により発生する曲げモー
メントで管１が曲げられ、図１２に示すように、切断さ
れた溝が、曲げられる側（図１２中上方）で狭くなり、
ブレード５が挟まれてブレード５に破損が生じる虞があ
った。 【０００８】一方、クランプピース１２は管１の形状に
合った円弧面１２ａを有しているが、上述したシーリン
グ式の管切断機では切断中に管１が振動するとブレード
５の欠損につながるため、管１の径が数mm異なるだけで
クランプピース１２の共用ができなくなり、管１の種類
に合わせて多種類のクランプピース１２を準備する必要
があり、製作コストが嵩みクランプピース１２の保管場
所を必要とすると共に、クランプピース１２の段取り替
え時間も多くかかってしまう。また、管１の形状に合っ
た円弧面１２ａを有していても、管１のゆがみや外径誤
差のため、管１のクランプが不確実になることがあっ
た。 【０００９】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、管の軸方向に直交する面内を移動し
て管の切断を行なう回転カッタを備えたカッタヘッド
と、カッタヘッドの近傍で管を挾圧して管を固定保持す
るクランプピースを少なくとも一対備えたクランプと、
管の曲がりや自重による撓み等の形状に合わせて切断終
了直前に管が垂れ下がらないように管を支えるサポート
とからなることを特徴とする。 【００１０】そして、クランプは、クランプピースの管
に当接する面がＶ字状をなし、クランプピースにはクラ
ンプピースが管の中心軸に向って移動した際に互いに嵌
合する凹凸が形成されていることを特徴とする。 【００１１】［作用］ クランプにより管を固定した後サポートにより管を支
え、静止している管に対してカッタヘッドを管の軸方向
に直交する面内で移動させ、回転カッタにより切断を行
なう。 【００１２】クランプピースの管に当接する面をＶ字状
にしたことにより、管のゆがみや外径誤差に係らず一つ
のクランプピースで管の二点を支持する。小径の管をク
ランプするためにクランプピースが管の中心軸に向って
移動した際、クランプピース同士は凹凸部が嵌合して互
いに干渉しない。 【００１３】 【発明の実施の形態】図１には本発明の一実施例に係る
管切断機の全体構成、図２にはカッタヘッドの詳細状況
を示してある。 【００１４】図１に示すように、管２１はテーブルロー
ル２２に案内されて送られる。フレーム２３の入側（図
１中右側）及び出側（図１中左側）それぞれには、上下
及び左右（図１には上下、図２には左右を示してある）
にはクランプとしてのクランプヘッド２４が設けられ、
クランプヘッド２４にはクランプピース２５が管２１の
中心軸に向って接近動自在（上下、左右動）に支持され
ている。クランプピース２５は油圧シリンダ２６によっ
て駆動され、入側及び出側でそれぞれ二対のクランプピ
ース２５によって管２１が挾圧される。 【００１５】フレーム２３の入側の内側には管２１を挟
んで一対のカッタヘッド２７が設けられ、カッタヘッド
２７には駆動回転される回転カッタとしてのブレード２
８が設けられている。カッタヘッド２７は管２１の軸方
向に直交する面内で互いに直交する二方向に移動自在と
なっている。 【００１６】即ち、図２に示すように、フレーム２３に
は上下方向（紙面に垂直な方向：Ｙ軸方向）に延びるガ
イドバー２９が設けられ、ガイドバー２９に沿って移動
ベース３０が移動自在に設けられている。移動ベース３
０は、ガイドバー２９と平行なねじ軸３１及びねじ軸３
１に螺合するめねじ部３２によって駆動される。移動ベ
ース３０上には左右方向（Ｘ軸方向）に延びるスライド
ベース３３が固定され、スライドベース３３にはサドル
３４が移動自在に支持されている。サドル３４にはカッ
タヘッド２７が設けられ、駆動モータ３５によりサドル
３４を介してカッタヘッド２７はスライドベース３３に
沿って往復動される。つまり、移動ベース３０及びサド
ル３４の往復動により、図３に示すように、カッタヘッ
ド２７は管２１に直交する面内を管２１の形状に沿って
移動する。 【００１７】図１に示すように、フレーム２３の入側及
び出側の床面にはサポート３６がそれぞれ設けられてい
る。サポート３６は、本体３７にサポートピース３８が
上下動自在に支持され、サポートピース３８はジャッ
キ、油圧シリンダ等の昇降装置３９によって昇降駆動さ
れる。サポートピース３８の上部にはタッチセンサ４０
が設けられ、昇降装置３９によってサポートピース３８
が上昇しタッチセンサ４０が管２１を検出した時点でサ
ポートピース３８の上昇が停止する。 【００１８】図４、図５にはクランプピース２５により
管２１を挾圧している状態、図６、図７にはクランプピ
ースの形状を示してある。 【００１９】図４、図５に示すように、クランプピース
２５の管２１に当接する面はＶ字状のＶ字面４１となっ
ている。このため、図４で示した大径の管２１をクラン
プする場合、及び図５で示した小径の管２１をクランプ
する場合のいずれでも、管２１とＶ字面４１との当接面
４２は二点となる。尚、図１３に示したように、３個の
クランプピース２５によって管２１をクランプする場合
も同様に管２１とＶ字面４１との当接点４２は二点とな
る。 【００２０】また、図６に示すように、クランプピース
２５には凹部４３及び凸部４４が形成され、クランプピ
ース２５が管２１の中心軸方向に向って移動した際、凹
部４３と凸部４４が嵌合し、クランプピース２５同士が
干渉することがない。よって、小径の管２１のクランプ
を行なっても、クランプピース２５同士が干渉すること
はない。尚、図７に示すように、クランプピース２５に
凹部４３及び凸部４４も二個ずつ形成することも可能で
ある。 【００２１】上記構成の管切断機の作用を説明する。 【００２２】管２１はテーブルロール２２に案内されて
搬送される。油圧シリンダ２６の駆動によりクランプピ
ース２５を管２１の中心軸側に移動させ、クランプピー
ス２５によって管２１を挾圧する。これにより、管２１
はテーブルロール２２のわずかに上方でクランプヘッド
２４によってクランプされる。サポート３６の昇降装置
３９の駆動によりサポートピース３８を上昇させ、サポ
ートピース３８が管２１に当接するとタッチセンサ４０
がそれを検知し、サポートピース３８を停止させる。こ
れにより、管２１はクランプヘッド２４によってクラン
プされると共に、サポート３６によって管２１の形状に
応じて支持される。つまり、管２１の曲がりや自重によ
る撓み等の形状に合わせて切断終了直前に管２１が垂れ
下がらないように管２１がサポート３６によって支持さ
れる。 【００２３】管２１をクランプした後、稼動ベース３０
及びサドル３４の往復動により、図３に示すように、カ
ッタヘッド２７を管２１に直交する面内で移動させ、駆
動回転するブレード２８を管２１の形状に沿って移動さ
せる。管２１はブレード２８によって切断される。切断
後、サポートピース３８を下降させると共にクランプピ
ース２５を弛めて管２１のクランプ及び支持を解放し、
テーブルロール２２によって管２１を搬出する。 【００２４】上述した管切断機は、管２１をクランプヘ
ッド２４によってクランプした後、サポート３６によっ
て管２１を支え、静止している管２１にそってカッタヘ
ッド２７を移動させてブレード２８により切断を行なう
ようにしたので、管２１はサポート３６に支持された状
態のまま切断され、切断後もその形状を保つことができ
る。このため、ブレード２８は設定された切込量が常時
確保されると共に、ブレード２８は切断時及び切断後に
管２１に挟まれることがない。 【００２５】また、クランプピース２５の管２１に当接
する面をＶ字面４１としたので、一種類のクランプピー
ス２５で、管２１の外径変更や外径誤差に対処すること
ができ、管２１のクランプを確実に行なうことができ
る。また、クランプピース２５に凹部４２及び凸部４４
を形成したので、管２１が小径になっても、クランプピ
ース２５が互いに干渉することがない。 【００２６】図８には本発明の他実施例に係る管切断機
の全体構成を示してある。 【００２７】図８に示した管切断機は、フレーム２３の
入側にのみクランプヘッド２４を設け、フレーム２３の
出側にサポート３６を設けたもので、出側に二台のサポ
ート３６を備えた構成となっている。図８で示した管切
断機も前述同様に管２１の切断が行なわれる。 【００２８】 【発明の効果】本発明の管切断機は、管をクランプによ
って固定した後、サポートによって管を支え、静止して
いる管に沿ってカッタヘッドを移動させて回転カッタに
より切断を行うようにしたので、管はサポートに支持さ
れた状態のまま切断され、切断後もその形状を保つこと
ができる。この結果、回転カッタは設定された切込量が
常時確保されると共に、管の切断時に管自身の曲がりや
自重による撓みにより管のサポートが不十分になること
がなく、回転カッタが切断時、切断終了直前及び切断後
に管に挟まれることがなく、回転カッタの破損の虞がな
くなり、安定した切断が得られ回転カッタの寿命を延長
することができる。しかも、管のサイズによらずクラン
プピースの交換を不要とし、真円でなくてもまた直径が
異なっていても安定した切断が可能となる。 【００２９】また、クランプピースの管に当接する面を
Ｖ字状としたので、一種類のクランプピースで管の外径
変更や外径誤差を対処することができ、管のクランプを
確実にして段取り時間を短くすることができる。また、
クランプピースに凹凸を形成したので、管が小径になっ
てもクランプピースが互いに干渉することがない。
切断機に関する。 【０００２】 【従来の技術】図９、図１０に基づいて従来の管切断機
を説明する。図９には従来の管切断機の全体構成、図１
０には図９中にＸ−Ｘ線矢視を示してある。 【０００３】図９に示すように、管１を挟んで一対のカ
ッタヘッド２が設けられ、カッタヘッド２はモータ３の
駆動により管１の中心軸に対して接近離遠動自在にフレ
ーム４に支持されている。カッタヘッド２には駆動モー
タ５ａによって駆動回転されるブレード５が設けられ、
駆動するブレード５を管１に当接させて管１を回転させ
ることにより、ブレード５によって管１が切断される。 【０００４】フレーム４を挟んで管１の入側（図９中右
側）及び出側（図９中左側）にはクランプ６がそれぞれ
設けられている。クランプ６は、管１と同心状態で回転
可能な回転枠７を備え、回転枠７はウオーム８及びウオ
ームホイール９を介して回転される。回転枠７には油圧
シリンダ１０によって管１の中心軸に対して接近離遠動
するクランプヘッド１１が設けられ、クランプヘッド１
１には管１に対向するクランプピース１２が備えられて
いる。油圧シリンダ１０の駆動によりクランプピース１
２で管１を挾持し、回転枠７を回転させることにより管
１を回転させる。尚、図中１３はローラコンベヤであ
る。 【０００５】上述した管切断機では、油圧シリンダ１０
の駆動によりクランプピース１２で管１を挾持すること
で、管１をクランプする。この後、ウオーム８及びウオ
ームホイール９を介して回転枠７を回転し、モータ３の
駆動によりカッタヘッド２を管１側に移動させる。ブレ
ード５は駆動モータ５ａによって駆動回転され、図１１
に示すように、一軸方向の切込みによって管１が切断さ
れる。 【０００６】図１０に示すように、クランプピース１２
の管１側の面は管１の形状に沿った円弧面１２ａとな
り、管１はクランプピース１２によって周面が支持され
るようになっている。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】通常、管１は真直ぐの
ように見えてもわずかな曲がりがある。曲がりのある管
１をクランプして回転させると、クランプピース１２は
所定の位置で回転するため、ブレード５による切断点が
振り回り、切込量が不均一となってしまう。また、切断
終了近くになると、管１の自重により発生する曲げモー
メントで管１が曲げられ、図１２に示すように、切断さ
れた溝が、曲げられる側（図１２中上方）で狭くなり、
ブレード５が挟まれてブレード５に破損が生じる虞があ
った。 【０００８】一方、クランプピース１２は管１の形状に
合った円弧面１２ａを有しているが、上述したシーリン
グ式の管切断機では切断中に管１が振動するとブレード
５の欠損につながるため、管１の径が数mm異なるだけで
クランプピース１２の共用ができなくなり、管１の種類
に合わせて多種類のクランプピース１２を準備する必要
があり、製作コストが嵩みクランプピース１２の保管場
所を必要とすると共に、クランプピース１２の段取り替
え時間も多くかかってしまう。また、管１の形状に合っ
た円弧面１２ａを有していても、管１のゆがみや外径誤
差のため、管１のクランプが不確実になることがあっ
た。 【０００９】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、管の軸方向に直交する面内を移動し
て管の切断を行なう回転カッタを備えたカッタヘッド
と、カッタヘッドの近傍で管を挾圧して管を固定保持す
るクランプピースを少なくとも一対備えたクランプと、
管の曲がりや自重による撓み等の形状に合わせて切断終
了直前に管が垂れ下がらないように管を支えるサポート
とからなることを特徴とする。 【００１０】そして、クランプは、クランプピースの管
に当接する面がＶ字状をなし、クランプピースにはクラ
ンプピースが管の中心軸に向って移動した際に互いに嵌
合する凹凸が形成されていることを特徴とする。 【００１１】［作用］ クランプにより管を固定した後サポートにより管を支
え、静止している管に対してカッタヘッドを管の軸方向
に直交する面内で移動させ、回転カッタにより切断を行
なう。 【００１２】クランプピースの管に当接する面をＶ字状
にしたことにより、管のゆがみや外径誤差に係らず一つ
のクランプピースで管の二点を支持する。小径の管をク
ランプするためにクランプピースが管の中心軸に向って
移動した際、クランプピース同士は凹凸部が嵌合して互
いに干渉しない。 【００１３】 【発明の実施の形態】図１には本発明の一実施例に係る
管切断機の全体構成、図２にはカッタヘッドの詳細状況
を示してある。 【００１４】図１に示すように、管２１はテーブルロー
ル２２に案内されて送られる。フレーム２３の入側（図
１中右側）及び出側（図１中左側）それぞれには、上下
及び左右（図１には上下、図２には左右を示してある）
にはクランプとしてのクランプヘッド２４が設けられ、
クランプヘッド２４にはクランプピース２５が管２１の
中心軸に向って接近動自在（上下、左右動）に支持され
ている。クランプピース２５は油圧シリンダ２６によっ
て駆動され、入側及び出側でそれぞれ二対のクランプピ
ース２５によって管２１が挾圧される。 【００１５】フレーム２３の入側の内側には管２１を挟
んで一対のカッタヘッド２７が設けられ、カッタヘッド
２７には駆動回転される回転カッタとしてのブレード２
８が設けられている。カッタヘッド２７は管２１の軸方
向に直交する面内で互いに直交する二方向に移動自在と
なっている。 【００１６】即ち、図２に示すように、フレーム２３に
は上下方向（紙面に垂直な方向：Ｙ軸方向）に延びるガ
イドバー２９が設けられ、ガイドバー２９に沿って移動
ベース３０が移動自在に設けられている。移動ベース３
０は、ガイドバー２９と平行なねじ軸３１及びねじ軸３
１に螺合するめねじ部３２によって駆動される。移動ベ
ース３０上には左右方向（Ｘ軸方向）に延びるスライド
ベース３３が固定され、スライドベース３３にはサドル
３４が移動自在に支持されている。サドル３４にはカッ
タヘッド２７が設けられ、駆動モータ３５によりサドル
３４を介してカッタヘッド２７はスライドベース３３に
沿って往復動される。つまり、移動ベース３０及びサド
ル３４の往復動により、図３に示すように、カッタヘッ
ド２７は管２１に直交する面内を管２１の形状に沿って
移動する。 【００１７】図１に示すように、フレーム２３の入側及
び出側の床面にはサポート３６がそれぞれ設けられてい
る。サポート３６は、本体３７にサポートピース３８が
上下動自在に支持され、サポートピース３８はジャッ
キ、油圧シリンダ等の昇降装置３９によって昇降駆動さ
れる。サポートピース３８の上部にはタッチセンサ４０
が設けられ、昇降装置３９によってサポートピース３８
が上昇しタッチセンサ４０が管２１を検出した時点でサ
ポートピース３８の上昇が停止する。 【００１８】図４、図５にはクランプピース２５により
管２１を挾圧している状態、図６、図７にはクランプピ
ースの形状を示してある。 【００１９】図４、図５に示すように、クランプピース
２５の管２１に当接する面はＶ字状のＶ字面４１となっ
ている。このため、図４で示した大径の管２１をクラン
プする場合、及び図５で示した小径の管２１をクランプ
する場合のいずれでも、管２１とＶ字面４１との当接面
４２は二点となる。尚、図１３に示したように、３個の
クランプピース２５によって管２１をクランプする場合
も同様に管２１とＶ字面４１との当接点４２は二点とな
る。 【００２０】また、図６に示すように、クランプピース
２５には凹部４３及び凸部４４が形成され、クランプピ
ース２５が管２１の中心軸方向に向って移動した際、凹
部４３と凸部４４が嵌合し、クランプピース２５同士が
干渉することがない。よって、小径の管２１のクランプ
を行なっても、クランプピース２５同士が干渉すること
はない。尚、図７に示すように、クランプピース２５に
凹部４３及び凸部４４も二個ずつ形成することも可能で
ある。 【００２１】上記構成の管切断機の作用を説明する。 【００２２】管２１はテーブルロール２２に案内されて
搬送される。油圧シリンダ２６の駆動によりクランプピ
ース２５を管２１の中心軸側に移動させ、クランプピー
ス２５によって管２１を挾圧する。これにより、管２１
はテーブルロール２２のわずかに上方でクランプヘッド
２４によってクランプされる。サポート３６の昇降装置
３９の駆動によりサポートピース３８を上昇させ、サポ
ートピース３８が管２１に当接するとタッチセンサ４０
がそれを検知し、サポートピース３８を停止させる。こ
れにより、管２１はクランプヘッド２４によってクラン
プされると共に、サポート３６によって管２１の形状に
応じて支持される。つまり、管２１の曲がりや自重によ
る撓み等の形状に合わせて切断終了直前に管２１が垂れ
下がらないように管２１がサポート３６によって支持さ
れる。 【００２３】管２１をクランプした後、稼動ベース３０
及びサドル３４の往復動により、図３に示すように、カ
ッタヘッド２７を管２１に直交する面内で移動させ、駆
動回転するブレード２８を管２１の形状に沿って移動さ
せる。管２１はブレード２８によって切断される。切断
後、サポートピース３８を下降させると共にクランプピ
ース２５を弛めて管２１のクランプ及び支持を解放し、
テーブルロール２２によって管２１を搬出する。 【００２４】上述した管切断機は、管２１をクランプヘ
ッド２４によってクランプした後、サポート３６によっ
て管２１を支え、静止している管２１にそってカッタヘ
ッド２７を移動させてブレード２８により切断を行なう
ようにしたので、管２１はサポート３６に支持された状
態のまま切断され、切断後もその形状を保つことができ
る。このため、ブレード２８は設定された切込量が常時
確保されると共に、ブレード２８は切断時及び切断後に
管２１に挟まれることがない。 【００２５】また、クランプピース２５の管２１に当接
する面をＶ字面４１としたので、一種類のクランプピー
ス２５で、管２１の外径変更や外径誤差に対処すること
ができ、管２１のクランプを確実に行なうことができ
る。また、クランプピース２５に凹部４２及び凸部４４
を形成したので、管２１が小径になっても、クランプピ
ース２５が互いに干渉することがない。 【００２６】図８には本発明の他実施例に係る管切断機
の全体構成を示してある。 【００２７】図８に示した管切断機は、フレーム２３の
入側にのみクランプヘッド２４を設け、フレーム２３の
出側にサポート３６を設けたもので、出側に二台のサポ
ート３６を備えた構成となっている。図８で示した管切
断機も前述同様に管２１の切断が行なわれる。 【００２８】 【発明の効果】本発明の管切断機は、管をクランプによ
って固定した後、サポートによって管を支え、静止して
いる管に沿ってカッタヘッドを移動させて回転カッタに
より切断を行うようにしたので、管はサポートに支持さ
れた状態のまま切断され、切断後もその形状を保つこと
ができる。この結果、回転カッタは設定された切込量が
常時確保されると共に、管の切断時に管自身の曲がりや
自重による撓みにより管のサポートが不十分になること
がなく、回転カッタが切断時、切断終了直前及び切断後
に管に挟まれることがなく、回転カッタの破損の虞がな
くなり、安定した切断が得られ回転カッタの寿命を延長
することができる。しかも、管のサイズによらずクラン
プピースの交換を不要とし、真円でなくてもまた直径が
異なっていても安定した切断が可能となる。 【００２９】また、クランプピースの管に当接する面を
Ｖ字状としたので、一種類のクランプピースで管の外径
変更や外径誤差を対処することができ、管のクランプを
確実にして段取り時間を短くすることができる。また、
クランプピースに凹凸を形成したので、管が小径になっ
てもクランプピースが互いに干渉することがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例に係る管切断機の全体構成を
表わす側面図。 【図２】カッタヘッドの詳細図。 【図３】カッタヘッドのり移動状況説明図。 【図４】クランプピースにより管を挾圧している状態の
正面図。 【図５】クランプピースにより管を挾圧している状態の
正面図。 【図６】クランプピースの形状を表わす斜視図。 【図７】クランプピースの形状を表わす斜視図。 【図８】本発明の他実施例に係る管切断機の全体構成を
表わす側面図。 【図９】従来の管切断機の全体構成を表わす側面図。 【図１０】図９中のＸ−Ｘ線矢視図。 【図１１】管の切断状況説明図。 【図１２】図１１中のXII −XII 線矢視図。【図１３】 ３個のクランプピースにより管を挟圧してい
る状態の正面図。 【符号の説明】 ２１ 管 ２３ フレーム ２４ クランプヘッド ２５ クランプピース ２７ カッタヘッド ２８ ブレード ３６ サポート ４１ Ｖ字面 ４３ 凹部 ４４ 凸部
表わす側面図。 【図２】カッタヘッドの詳細図。 【図３】カッタヘッドのり移動状況説明図。 【図４】クランプピースにより管を挾圧している状態の
正面図。 【図５】クランプピースにより管を挾圧している状態の
正面図。 【図６】クランプピースの形状を表わす斜視図。 【図７】クランプピースの形状を表わす斜視図。 【図８】本発明の他実施例に係る管切断機の全体構成を
表わす側面図。 【図９】従来の管切断機の全体構成を表わす側面図。 【図１０】図９中のＸ−Ｘ線矢視図。 【図１１】管の切断状況説明図。 【図１２】図１１中のXII −XII 線矢視図。【図１３】 ３個のクランプピースにより管を挟圧してい
る状態の正面図。 【符号の説明】 ２１ 管 ２３ フレーム ２４ クランプヘッド ２５ クランプピース ２７ カッタヘッド ２８ ブレード ３６ サポート ４１ Ｖ字面 ４３ 凹部 ４４ 凸部
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(56)参考文献 特開 昭47−36079（ＪＰ，Ａ)
実開 昭60−87618（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭47−12633（ＪＰ，Ｙ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B23D 21/00 510
B23Q 3/06 303
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 管の軸方向に直交する面内を移動して管
の切断を行なう回転カッタを備えたカッタヘッドと、 カッタヘッドの近傍で管を挾圧して管を固定保持するク
ランプピースを少なくとも一対備えたクランプと、 管の曲がりや自重による撓み等の形状に合わせて切断終
了直前に管が垂れ下がらないように管を支えるサポート
とからなり、 クランプは、クランプピースの管に当接する面がＶ字状
をなし、クランプピースにはクランプピースが管の中心
軸に向って移動した際に互いに嵌合する凹凸が形成され
ていることを特徴とする管切断機。
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|---|---|---|---|
| JP30764993A JP3392485B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 管切断機 |
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| JP30764993A JP3392485B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 管切断機 |
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1993
- 1993-12-08 JP JP30764993A patent/JP3392485B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1994
- 1994-12-03 KR KR1019940032640A patent/KR0147246B1/ko not_active IP Right Cessation
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| KR950017032A (ko) | 1995-07-20 |
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