JPH09291727A - 錠片受け装置 - Google Patents

錠片受け装置

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JPH09291727A
JPH09291727A JP13138896A JP13138896A JPH09291727A JP H09291727 A JPH09291727 A JP H09291727A JP 13138896 A JP13138896 A JP 13138896A JP 13138896 A JP13138896 A JP 13138896A JP H09291727 A JPH09291727 A JP H09291727A
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JP
Japan
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side wall
contact part
door
lock piece
sides
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JP13138896A
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Tamotsu Otsuka
保 大塚
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Kawaguchi Giken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアとドア枠の間のチリ寸法が大きくても確
実に錠片を係止できる。 【構成】取付ボックス1は、中央に設けた箱体4の上下
に鍔部5・5を設け、そこに取付孔6・6を穿設してあ
る。受具2は、金属板をプレス加工して製造され、底板
7の両側から上方に側壁8・9を立設し、側壁8・9の
上端からそれぞれ外方に突出する耳縁10・11を設け
てある。一方の側壁8と耳縁10の接続角部には、側壁
8の上部を内方に切り起こした当接部12を設けてあ
る。この当接部12を形成するには、まず、折り曲げる
前の平板の状態で、当接部12となる長方形状の部分の
周囲三方をコの字状に切り欠き、その後、直角に折り曲
げる。すると、当接部12は、折り曲がらずにまっすぐ
のままで、その先端は、内方を向くことになり、側壁8
の内側面と同一面になる。表面板3は、略中央に矩形の
開口部13を設け、その上下部には取付孔14・14を
穿設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア枠に取り付けられ
て、ドアに取り付けられた錠片を係止し、その係止位置
を調整することができる錠片受け装置であって、ドアと
ドア枠の間の隙間、いわゆるチリ寸法が大きくても確実
に錠片を係止できるように改良したものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、錠片の係止位置を調整するこ
とができる錠片受け装置は種々のものが提案され、錠片
を係止する摺動可能な受具を、金属板をプレス加工して
製造したものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、金属板をプレス加工して製造したものは安価に製造
できる利点を有しているが、錠片を受ける受具の側壁
と、この側壁から直角に外方に折曲される耳縁の角部
が、プレス加工であると、図9及び図10に示すよう
に、大きな円弧状になってしまい、ドアとドア枠の間の
チリ寸法が大きい場合、錠片の先端がその円弧状部分に
かかり、ドアに開ける方向の力がかかると、錠片の先端
が円弧状部分に沿って動いて後退し、ドアが開いてしま
うという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するため、受具を取付ボックスに摺動可能に収容した
錠片受け装置において、受具は、金属板をプレス加工し
て形成され、錠片を受ける側壁を底板から立設し、側壁
の上端に外側に突出する耳縁を設け、側壁の上部を内方
に切り起こして当接部を形成し、当接部の先端を側壁の
内側面とほぼ同一面にて成るものである。
【0005】
【作用】本発明は上記のように構成され、当接部の切断
面が内方に向き、受具の耳縁と側壁の角部に位置するの
で、その角部は大きな円弧状にならずに、極めて小さい
円弧状もしくは円弧状部分が全くない尖鋭的に角ばった
状態となる。そして、この角部の当接部の切断面で錠片
を受けるようにすることができる。
【0006】
【実施例】図1〜図4に基づいて本発明の第1実施例を
説明する。錠片受け装置は、ドア枠に埋設される取付ボ
ックス1と、取付ボックス1に摺動可能に収容される受
具2と、表面に被着される表面板3から成る。
【0007】取付ボックス1は、中央に設けた箱体4の
上下に鍔部5・5を設け、そこに取付孔6・6を穿設し
てある。
【0008】受具2は、金属板をプレス加工して製造さ
れ、底板7の両側から上方に側壁8・9を立設し、側壁
8・9の上端からそれぞれ外方に突出する耳縁10・1
1を設けてある。一方の側壁8と耳縁10の接続角部に
は、側壁8の上部を内方に切り起こした当接部12を設
けてある。この当接部12を形成するには、まず、折り
曲げる前の平板の状態で、当接部12となる長方形状の
部分の周囲三方をコの字状に切り欠き、その後、直角に
折り曲げる。すると、当接部12は、折り曲がらずにま
っすぐのままで、その先端は、内方を向くことになり、
側壁8の内側面と同一面になる。
【0009】表面板3は、略中央に矩形の開口部13を
設け、その上下部には取付孔14・14を穿設してあ
る。
【0010】本発明を組み立てるには、取付ボックス1
の箱部4の中に受具2を収容し、表面板3の取付孔14
・14を取付ボックス1の取付孔6・6と対応させて、
表面から表面板3を被着すればよく、この組み立てられ
た錠片受け装置をドア枠に設けた堀込み孔に表面板3の
取付孔14・14及び取付ボックス1の取付孔6・6に
ねじを貫通させて取り付ける。なお、本実施例では、受
具2を摺動させる機構を省略しているが、種々のものを
本実施例に適用することができる。
【0011】受具2の当接部12の先端面は、円弧状で
はなく角ばった状態になるので、図4に示すようにドア
Dとドア枠との間のチリ寸法が大きくて、錠片Lの先端
部を受具2の上方で受ける場合でも、錠片Lは、当接部
12が受け、確実に係止される。これに対して、図9及
び図10に示される従来例によれば、ドアDとドア枠と
の間のチリ寸法が大きくて、錠片Lを受具41の上方で
受ける場合、錠片Lの先端部は、側壁42と耳縁43の
接続角部の円弧状部分で受けることになり、ドアDに風
や人が当たって、ドアDを開ける方向に力が加わると、
錠片Lの先端が円弧状部分に沿って動いて後退し、ドア
Dは開いてしまう。
【0012】図5〜図9に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。錠片受け装置は、ドア枠に埋設される取付
ボックス21と、取付ボックス21に摺動可能に収容さ
れる受具22と、表面に被着される表面板23から成
る。
【0013】取付ボックス21は、中央に設けた箱体2
4の上下に鍔部25・25を設け、そこに取付孔26・
26を穿設してある。
【0014】受具22は、金属板をプレス加工して製造
され、底板27の両側から上方に側壁28・29を立設
し、側壁28・29の上端から外方に突出する耳縁30
・31を設けてある。一方の側壁28と耳縁30の接続
角部には、側壁28の上部を内方に切り起こし、なおか
つ上方へ膨出させた当接部32を設けてある。この当接
部32を形成するには、まず、折り曲げる前の平板の状
態で、当接部32となる長方形状の部分の周囲三方をコ
の字状に切り欠くと同時に、あるいはその後、コの字状
の部分を上方へ膨出させ、さらにその後、直角に折り曲
げる。すると、当接部32は、折り曲がらずにまっすぐ
のままで、その先端が内方を向くことになり、側壁28
の内側面と同一面になる。
【0015】表面板23は、略中央に矩形の開口部33
を設け、その一側には、当接部32と係合する案内部3
5を、開口部33と連続するよう切り欠き形成し、上下
部には取付孔34・34を穿設してある。
【0016】本発明を組み立てるには、取付ボックス2
1の箱体24の中に受具22を収容し、表面板23の取
付孔34・34を取付ボックス21の取付孔26・26
と対応させると共に、表面板23の案内部35を受具2
2の当接部32と係合させて、表面から表面板23を被
着すればよく、この組み立てられた錠片受け装置をドア
枠に設けた堀込み孔に表面板23の取付孔34・34及
び取付ボックス21の取付孔26・26にねじを貫通さ
せて取り付ける。なお、本実施例でも、受具22を摺動
させる機構を省略しているが、種々のものを本実施例に
適用することができる。
【0017】この第2実施例でも前記第1実施例と同様
に、受具22の当接部32の先端面は、円弧状ではなく
角ばった状態になるので、図8に示すようにドアDとド
ア枠との間のチリ寸法が大きくて、錠片Lの先端部を受
具22の上方で受ける場合でも、錠片Lは、当接部32
が受け、確実に係止される。さらに、この第2実施例で
は、当接部32は、表面板23の表面と同一面まで、上
方に突出しているので、第1実施例よりも、表面板23
の厚さ分だけ錠片Lのかかり寸法が小さくても確実に係
止される。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、安価なプ
レス加工品でありながら、錠片を受ける受具の耳縁と側
壁の角部に位置する当接部先端面は、大きな円弧状にな
らずに、極めて小さい円弧状もしくは円弧状部分が全く
ない尖鋭的に角ばった状態となるので、錠片が取り付け
られているドアとドア枠の間のチリ寸法が大きくても、
錠片は受具に確実に係止され、意図に反してドアが開い
てしまうことがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の分解斜視図。
【図2】第1実施例の全体を組み立てた状態の断面図で
あって、(A)(B)は錠片の係止位置が相違している
場合を表わしている。
【図3】第1実施例の受具の拡大斜視図。
【図4】第1実施例の受具の拡大断面図。
【図5】第2実施例の分解斜視図。
【図6】第2実施例の全体を組み立てた状態の断面図で
あって、(A)(B)は錠片の係止位置が相違している
場合を表わしている。
【図7】第2実施例の受具の拡大斜視図。
【図8】第2実施例の受具の拡大断面図。
【図9】従来例の受具の拡大斜視図。
【図10】従来例の受具の拡大断面図。
【符号の説明】
1 取付ボックス 2 受具 8 側壁 10 耳縁 12 当接部 21 取付ボックス 22 受具 28 側壁 30 耳縁 32 当接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受具を取付ボックスに摺動可能に収容した
    錠片受け装置において、受具は、金属板をプレス加工し
    て形成され、錠片を受ける側壁を底板から立設し、側壁
    の上端に外側に突出する耳縁を設け、側壁の上部を内方
    に切り起こして当接部を形成し、当接部の先端を側壁の
    内側面とほぼ同一面にしたことを特徴とする錠片受け装
    置。
JP13138896A 1996-04-25 1996-04-25 錠片受け装置 Expired - Fee Related JP2918846B2 (ja)

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JP2918846B2 JP2918846B2 (ja) 1999-07-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114607212A (zh) * 2020-12-09 2022-06-10 台湾福兴工业股份有限公司 可调式挡板及基于设置该可调式挡板的门框

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114607212A (zh) * 2020-12-09 2022-06-10 台湾福兴工业股份有限公司 可调式挡板及基于设置该可调式挡板的门框

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