JPH09290340A - 円形体の心出し装置 - Google Patents

円形体の心出し装置

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JPH09290340A
JPH09290340A JP8105438A JP10543896A JPH09290340A JP H09290340 A JPH09290340 A JP H09290340A JP 8105438 A JP8105438 A JP 8105438A JP 10543896 A JP10543896 A JP 10543896A JP H09290340 A JPH09290340 A JP H09290340A
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circular
circular body
lens
ring member
centering device
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Tsutomu Tsuneki
勤 常木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レンズ等の円形体の外周をクラン
プして心出しを行う円形体の心出し装置に関し、レンズ
等の円形体に歪みを与えることなく、円形体の心出しを
正確に行うことを目的とする。 【解決手段】 ベース部材の一側に突出し外周に円形状
のカム面が形成される案内部と、案内部のカム面の外周
に等角に接して配置される3個のローラと、案内部の外
側に配置され三個のローラを支持する回転可能なリング
部材と、ベース部材におけるリング部材の外側の等角な
位置に支点を有し先端に円形体の外周を把持する把持部
の形成される三個のレバー部材と、レバー部材の把持部
をローラに押圧するレバー部材付勢手段と、リング部材
をレバー部材の把持部がローラを介して内側に移動する
方向に回動するように付勢するリング部材付勢手段と、
リング部材をレバー部材の把持部が円形体から離間する
位置に位置させる把持部開放手段とを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ等の円形体
の外周をクランプして心出しを行う円形体の心出し装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レンズの光学性能の測定時、あ
るいは、加工時には、レンズの外周を基準として心出し
が行われる。従来、このような心出しを行う心出し装置
として、例えば、図4に示す心出し装置が知られてい
る。
【0003】この心出し装置では、ベース部材11の外
周に4ヶ所の凹部11aが形成され、レンズの測定装置
あるいは加工装置等の図示しないステージにボルトによ
り固定可能とされている。ベース部材11の一側には、
操作棒13が配置されている。この操作棒13は、エア
シリンダ等のアクチュエータに連結され、矢印の方向に
一定のストロークで移動可能とされている。
【0004】操作棒13が矢印の方向に移動されると、
先端に突き出たピン13aにより拘束されていた把手1
5がコイルスプリング17に引っ張られて移動される。
そして、把手15が円筒部材19に固定されているた
め、把手15がコイルスプリング17に引っ張られて移
動するのに合わせて、円筒部材19が一定角度右回転さ
れる。
【0005】ベース部材11には逃げ溝11bが形成さ
れ、把手15と円筒部材19が一定角度回転できるよう
になっている。ベース部材11上の等角な位置3ヶ所に
は、レバー部材21が段付軸23により回転可能に取り
付けられている。
【0006】レバー部材21には長孔21aが形成さ
れ、円筒部材19から突き出たピン25が長孔21aに
貫通され、レバー部材21は、ピン25により回転を拘
束されている。円筒部材19が右回転すると、ピン25
によりレバー部材21の長孔21aの左側面が押圧さ
れ、レバー部材21は、段付軸23を中心にして左回転
される。
【0007】そして、3ヶ所のレバー部材21のそれぞ
れ回転により、レバー部材21の先端に配置される把持
部材27がレンズに当接され、図5に示すように、レン
ズ29が把持される。従来、一般に、このような心出し
装置では、汎用的に装置を使用できるように、対応でき
るレンズ29の外径の範囲を広くとる設計がなされてい
る。
【0008】そして、そのために、レバー部材21の回
転軸となる段付軸23とレンズ29を把持する把持部材
27との距離に対して、レバー部材21の回転を誘導す
るピン25と段付軸23との距離がかなり短く設定され
ている。なお、図では半分程度であるが、一般的には半
分以下にしているものが多い。また、レンズ29の把持
力を生み出すコイルスプリング17もレンズ29の外径
の範囲に対応して長いものとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の心
出し装置では、レバー部材21の長孔21aと、この長
孔21aに嵌挿されるピン25との間には微小な隙間が
形成され、レバー部材21のガタの発生の原因になると
いう問題があった。特に、レバー部材21の回転軸とな
る段付軸23とレンズ29を把持する把持部材27との
距離が、段付軸23とピン25との距離より長いため
に、ピン25と長孔21aとの隙間によるガタが、レバ
ー部材21の先端の把持部材27の部分では拡大されて
大きくなる。
【0010】そして、このようなガタのために、再現性
のある正確なレンズ29の心出しを行うことが困難にな
る。また、上述した心出し装置では、レンズ29の把持
力を発生させるコイルスプリング17を、広い範囲のレ
ンズ29の外径に対応させているため、レンズ29の外
径により把持力が異なり、小径のレンズでは把持力が小
さくて安定せず、大径のレンズでは把持力が大き過ぎて
歪みが発生するという問題があった。
【0011】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、レンズ等の円形体に歪みを与える
ことなく、円形体の心出しを正確に行うことができる円
形体の心出し装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の円形体の心出
し装置は、円形体の外周を基準として心出しを行う円形
体の心出し装置において、ベース部材と、前記ベース部
材の一側に突出し外周に円形状のカム面が形成される案
内部と、前記案内部の前記カム面の外周に等角に接して
配置される3個のローラと、前記案内部の外側に配置さ
れ前記三個のローラを支持する回転可能なリング部材
と、前記ベース部材における前記リング部材の外側の等
角な位置に支点を有し先端に前記円形体の外周を把持す
る把持部の形成される三個のレバー部材と、前記レバー
部材の把持部を前記ローラに押圧するレバー部材付勢手
段と、前記リング部材を前記レバー部材の把持部が前記
ローラを介して内側に移動する方向に回動するように付
勢するリング部材付勢手段と、前記リング部材を前記レ
バー部材の把持部が前記円形体から離間する位置に位置
させる把持部開放手段とを有することを特徴とする。
【0013】請求項2の円形体の心出し装置は、請求項
1記載の円形体の心出し装置において、前記案内部は、
前記ベース部材の軸長方向に形成される円形穴に嵌合固
定される円筒部材の前記円形穴からの突出部からなるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3の円形体の心出し装置は、請求項
1または2記載の円形体の心出し装置において、前記把
持部開放手段は、リング部材から外方に向けて突出して
形成される突出部と、この突出部を押圧する操作棒とか
らなることを特徴とする。請求項4の円形体の心出し装
置は、請求項3記載の円形体の心出し装置において、前
記リング部材の突出部を、前記ベース部材に形成される
切欠溝に配置してなることを特徴とする。
【0015】請求項5の円形体の心出し装置は、請求項
1ないし4のいずれか1項記載の円形体の心出し装置に
おいて、前記円形体は、レンズであることを特徴とす
る。
【0016】(作用)請求項1の円形体の心出し装置で
は、心出し前に、把持部開放手段によりレバー部材の先
端の把持部が、心出しをすべき円形体の外周より外側に
位置される。
【0017】この状態で、レバー部材の把持部の内側に
円形体を位置し、把持部開放手段を解除すると、リング
部材付勢手段により、リング部材が回動され、ローラに
よりレバー部材の把持部が内側に移動され、円形体がレ
バー部材の把持部により3方から把持され心出しが行わ
れる。請求項2の円形体の心出し装置では、案内部が、
ベース部材の軸長方向に形成される円形穴に嵌合固定さ
れる円筒部材の円形穴からの突出部により形成される。
【0018】請求項3の円形体の心出し装置では、操作
棒を押圧方向と反対側に移動すると、リング部材から外
方に向けて突出して形成される突出部が、リング部材付
勢手段により操作棒の移動方向に移動され、リング部材
が回動される。請求項4の円形体の心出し装置では、リ
ング部材の突出部を、ベース部材に形成される切欠溝に
配置したので、切欠溝の一側に突出部が当接した位置で
リング部材の回動が阻止される。
【0019】請求項5の円形体の心出し装置では、円形
体がレンズとされ、レンズの心出しが行われる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて詳細
に説明する。
【0021】図1および図2は、本発明の円形体の心出
し装置の一実施形態を示しており、符号31は、ベース
部材である。このベース部材31は、円筒状をしてお
り、外周にフランジ部31aが一体形成されている。フ
ランジ部31aには、4ヶ所に切欠部31bが形成さ
れ、レンズの測定装置あるいは加工装置等の図示しない
ステージにボルトにより固定可能とされている。
【0022】ベース部材31のフランジ部31a側に
は、図2に示すように、円形状の第1の凹部31cが形
成されている。また、ベース部材31のフランジ部31
aと反対側には、円形状の第2の凹部31dが形成さ
れ、凹部31dの外側に環状の突部31eが形成されて
いる。第2の凹部31dの内側には、円形穴31fが形
成され、これにより内側フランジ部31gが形成されて
いる。
【0023】ベース部材31の円形穴31fには、円筒
部材33が嵌挿され、この円筒部材33は、ボルト35
によりベース部材31の内側フランジ部31gに固定さ
れている。なお、ベース部材31は、ボルト35の頭部
の逃げのための第1の凹部31c加工を除き、旋盤によ
り同一方向から加工され、ベース部材31の外径部31
h,第2の凹部31dおよび円形穴31fが、ベース部
材31の中心を基準点として同心状に加工されている。
【0024】従って、円筒部材33の中心とベース部材
31の中心とは正確に一致している。円筒部材33は、
円形穴31fから突出されており、先端部に円形状のカ
ム面33aの形成される案内部33bが一体形成されて
いる。円筒部材33の上面には、レンズ35が載置され
る載置部33cが形成されている。
【0025】円筒部材33のカム面33aには、図1に
示すように、3個のローラ37が120度の角度を置い
て当接されている。この実施形態では、ローラ37にベ
アリングが用いられ、ベアリングの回転ガタのないよう
に予圧タイプが用いられている。円筒部材33の外側に
は、円環状のリング部材39が配置されている。
【0026】そして、3個のローラ37が、それぞれ固
定ブロック41を介してリング部材39に取り付けられ
ている。固定ブロック41は、ボルト43によりリング
部材39に固定されている。リング部材39は、円筒部
材33のカム面33aを3個のローラ37で挟み込むこ
とにより回転可能とされている。
【0027】リング部材39には、外方に向けて突出部
39aが一体形成されている。この突出部39aの先端
には、ナット45によりローラ47が取り付けられてい
る。リング部材39の突出部39aは、ベース部材31
の突部31eに形成される切欠溝31iに位置されてい
る。
【0028】そして、突出部39aとベース部材31の
外周との間にコイルスプリング49が掛けられている。
従って、リング部材39は、コイルスプリング49によ
り右回転の力を受け、レンズ35のない状態では、ベー
ス部材31の切欠溝31iの片側に当たって動きを阻止
される。
【0029】ベース部材31の突部31eには、3個の
レバー部材51が120度の角度を置いて配置され、そ
れぞれ段付軸52により回転可能に支持されている。3
個のレバー部材51とベース部材31の突部31eの内
側との間には、それぞれコイルスプリング53が掛けら
れており、レバー部材51の把持部51aがローラ37
に常に接するように付勢されている。
【0030】なお、この実施形態では、図2に示したよ
うに、ベース部材31の上方が、円環状のカバー55に
より覆われている。また、図1に示したように、リング
部材39の突出部39aのローラ37の側方に、図示し
ないアクチュエータにより移動される操作棒57の先端
が位置されている。
【0031】上述した円形体の心出し装置では、例え
ば、レンズ35の心出しが以下のようにして行われる。
すなわち、レンズ35の心出し前の状態では、図3に示
すように、リング部材39の突出部39aの先端に固定
されるローラ47が、操作棒57により図の上方に向け
て押圧され、突出部39aが切欠溝31iの上側面に当
接され、レンズ35が開放されている。
【0032】そして、この状態から、図示しないアクチ
ュエータにより操作棒57が矢符方向に移動されると、
コイルスプリング49により付勢されるリング部材39
が右回転される。この回転により、リング部材39に取
り付けられた3個のローラ37が円筒部材33のカム面
33aに接しながら移動され、3個のレバー部材51
が、それぞれレンズ35の外周に接するまで押し込まれ
る。
【0033】そして、コイルスプリング49による付勢
力と、3個のレバー部材51のレンズ35を把持する把
持力とがバランスしたところでリング部材39の回転が
停止され、図1に示したようにレンズ35の心出しが行
われる。
【0034】以上のように構成された円形体の心出し装
置では、ローラ37が常に案内部33bのカム面33a
に接しているため、レバー部材51の把持部51aに過
大な力が作用することを確実に防止することができ、レ
ンズ35等の円形体に歪みを与えることなく正確な心出
しを行うことができる。また、レバー部材51の把持部
51aの外側にローラ37が当接されるため、レバー部
材51の支点に多少のガタがあっても心出しへの影響が
少なく、レンズ35の心出しを高い精度で行うことがで
きる。
【0035】さらに、従来のように、レバー部材51の
回転の誘導に、長孔21aとピン25とを使用していな
いため、長孔21aとピン25との間のガタによる心出
し精度の低下をなくすことができる。また、上述した円
形体の心出し装置では、案内部33bを、ベース部材3
1の軸長方向に形成される円形穴31fに嵌合固定され
る円筒部材33の円形穴31fからの突出部により形成
したので、案内部33bのカム面33a等が磨耗した場
合に、円筒部材33のみを容易に交換することができ
る。
【0036】さらに、上述した円形体の心出し装置で
は、、把持部開放手段を、リング部材39から外方に向
けて突出して形成される突出部39aと、この突出部3
9aを押圧する操作棒57により形成したので、レンズ
35の心出し前に、レバー部材51の把持部51aをレ
ンズ35から離間した位置に容易,確実に位置させるこ
とができる。
【0037】また、リング部材39の突出部39aを、
ベース部材31に形成される切欠溝31iに配置したの
で、リング部材39が、所定角度以上回動することを確
実に阻止することができる。さらに、上述した円形体の
心出し装置では、レンズ35が心出しされるが、レバー
部材51による把持力が比較的小さいため、レンズ35
の歪みが小さく、光学性能を損なうことなくレンズ35
の心出しを行うことができる。
【0038】なお、上述した実施形態では、ローラ37
にベアリングを用いた例について説明したが、本発明は
かかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、多
種市販されているカムフォロワを用いてもよい。また、
上述した実施形態では、コイルスプリング53をレバー
部材51の付勢手段として用いた例について説明した
が、レバー部材51の回転角は極僅かであるので、ゴム
のような弾性部材を紐状にして用いてもよい。
【0039】さらに、上述した実施形態では、レンズ3
5の心出しに本発明を適用した例について説明したが、
本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例
えば、凹面鏡等の円形体の心出しに広く適用することが
できる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の円形体の
心出し装置では、ローラが常に案内部のカム面に接して
いるため、レバー部材の把持部に過大な力が作用するこ
とを確実に防止することができ、レンズ等の円形体に歪
みを与えることなく正確な心出しを行うことができる。
【0041】また、レバー部材の把持部の外側にローラ
が当接されるため、レバー部材の支点に多少のガタがあ
っても心出しへの影響が少なく、円形体の心出しを高い
精度で行うことができる。さらに、従来のように、レバ
ー部材の回転の誘導に、長孔とピンとを使用していない
ため、長孔とピンとの間のガタによる心出し精度の低下
をなくすことができる。
【0042】請求項2の円形体の心出し装置では、案内
部を、ベース部材の軸長方向に形成される円形穴に嵌合
固定される円筒部材の円形穴からの突出部により形成し
たので、案内部のカム面等が磨耗した場合に、円筒部材
のみを容易に交換することができる。
【0043】請求項3の円形体の心出し装置では、把持
部開放手段を、リング部材から外方に向けて突出して形
成される突出部と、この突出部を押圧する操作棒により
形成したので、円形体の心出し前に、レバー部材の把持
部を円形体から離間した位置に容易,確実に位置させる
ことができる。請求項4の円形体の心出し装置では、リ
ング部材の突出部を、ベース部材に形成される切欠溝に
配置したので、リング部材が、所定角度以上回動するこ
とを確実に阻止することができる。
【0044】請求項5の円形体の心出し装置では、レン
ズが心出しされるが、レバー部材による把持力が比較的
小さいため、レンズの歪みが小さく、光学性能を損なう
ことなくレンズの心出しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円形体の心出し装置の一実施形態をカ
バーを外して示す上面図である。
【図2】図1の円形体の心出し装置をカバーを付けて示
す断面図である。
【図3】図1の円形体の心出し装置のレンズの心出し前
の状態を示す上面図である。
【図4】従来の円形体の心出し装置の心出し前の状態を
示す上面図である。
【図5】図4の円形体の心出し装置の心出し後の状態を
示す上面図である。
【符号の説明】
31 ベース部材 31i 切欠溝 31f 円形穴 33 円筒部材 33a カム面 33b 案内部 35 レンズ 37 ローラ 39 リング部材 39a 突出部 49,53 コイルスプリング 51 レバー部材 51a 把持部 57 操作棒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形体の外周を基準として心出しを行う
    円形体の心出し装置において、 ベース部材と、 前記ベース部材の一側に突出し外周に円形状のカム面が
    形成される案内部と、 前記案内部の前記カム面の外周に等角に接して配置され
    る3個のローラと、 前記案内部の外側に配置され前記三個のローラを支持す
    る回転可能なリング部材と、 前記ベース部材における前記リング部材の外側の等角な
    位置に支点を有し先端に前記円形体の外周を把持する把
    持部の形成される三個のレバー部材と、 前記レバー部材の把持部を前記ローラに押圧するレバー
    部材付勢手段と、 前記リング部材を前記レバー部材の把持部が前記ローラ
    を介して内側に移動する方向に回動するように付勢する
    リング部材付勢手段と、 前記リング部材を前記レバー部材の把持部が前記円形体
    から離間する位置に位置させる把持部開放手段と、を有
    することを特徴とする円形体の心出し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の円形体の心出し装置にお
    いて、 前記案内部は、前記ベース部材の軸長方向に形成される
    円形穴に嵌合固定される円筒部材の前記円形穴からの突
    出部からなることを特徴とする円形体の心出し装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の円形体の心出し
    装置において、 前記把持部開放手段は、リング部材から外方に向けて突
    出して形成される突出部と、この突出部を押圧する操作
    棒とからなることを特徴とする円形体の心出し装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の円形体の心出し装置にお
    いて、 前記リング部材の突出部を、前記ベース部材に形成され
    る切欠溝に配置してなることを特徴とする円形体の心出
    し装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    円形体の心出し装置において、 前記円形体は、レンズであることを特徴とする円形体の
    心出し装置。
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