JP2001264618A - レボルバ装置 - Google Patents

レボルバ装置

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JP2001264618A
JP2001264618A JP2000070374A JP2000070374A JP2001264618A JP 2001264618 A JP2001264618 A JP 2001264618A JP 2000070374 A JP2000070374 A JP 2000070374A JP 2000070374 A JP2000070374 A JP 2000070374A JP 2001264618 A JP2001264618 A JP 2001264618A
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objective lens
revolver
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lens fixing
screwed
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Nobuyuki Miyake
信行 三宅
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズを装着する度の芯出しが不要であ
り、しかも芯出し作業が容易なレボルバ装置を提供す
る。 【解決手段】 レボルバ10と、このレボルバ10に装
着され、対物レンズ5を螺着可能な円筒状の対物レンズ
固定部材20と、レボルバ10に装着され、対物レンズ
固定部材20を少なくとも3方から顕微鏡本体の光軸L
へ押圧可能であって対物レンズ固定部材20の中心軸を
顕微鏡本体の光軸Lに一致させる芯出し機構を備えたレ
ボルバ装置において、ピン34を半径方向だけ相対摺動
可能に支持する長溝25で構成された回転阻止機構40
を備え、この回転阻止機構40によって対物レンズ5の
螺着時に生じる対物レンズ固定部材20の中心軸周りの
回転を阻止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレボルバ装置に関
し、特に対物レンズの芯出し機構を有するレボルバ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】部品の加工誤差や対物レンズの中心軸の
ずれによって各対物レンズ間での相対的な芯ずれが生じ
ている場合には、レボルバを回転させて対物レンズを交
換したとき、観察中の中心位置が変わってしまう。
【0003】そのため、レボルバ装置には、芯ずれを調
整して個々の対物レンズの中心軸を光軸に合わせる芯出
し機構が設けられている。
【0004】図5は従来のレボルバ装置の一部を破断し
て示した側面図である。
【0005】レボルバ装置は、レボルバ210と、この
レボルバ210に装着され、対物レンズ205を螺着可
能な円筒状の対物レンズ固定部材220と、レボルバ2
10に装着され、対物レンズ固定部材220の中心軸A
を顕微鏡本体の光軸Lに一致させる芯出し機構とを備え
ている。
【0006】レボルバ210は中心軸Aを中心に回転す
る。
【0007】図6は図5のVI−VI線に沿った断面図、図
7は図6のVII−VII線に沿った断面図である。
【0008】対物レンズ固定部材220の外周には斜面
部221と段差部222とが形成されている。対物レン
ズ固定部材220の段部222はレボルバ210に螺合
した抑え環211に支持されている。
【0009】芯出し機構230はねじ231,232と
軸部材233とを有する。
【0010】ねじ231,232はレボルバ210に螺
合され、対物レンズ固定部材220の斜面部221を点
231a,232aで中心軸方向へ付勢している。
【0011】軸部材233はレボルバ210に摺動可能
に支持され、コイルばね234の付勢力によって対物レ
ンズ固定部材220の斜面部221を点233aで中心
軸方向へ付勢している。
【0012】軸部材233の先端部は半球状であり、先
端部は対物レンズ固定部材220のV溝225に接触し
ている。
【0013】点231a,232a,233aの間隔は
120゜である。対物レンズ固定部材220に点233
aから中心軸方向へ作用する力は、点231a,232
aで支持されている。
【0014】点231a,232a,233aに作用す
る力によって対物レンズ固定部材220は抑え環211
に押し付けられ、レボルバ210に固定される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図8は対物レンズ固定
部材と軸部材との関係を説明する図である。
【0016】対物レンズ205を対物レンズ固定部材2
20に螺着するとき、対物レンズ205の締付力が対物
レンズ固定部材220に伝わり、対物レンズ固定部材2
20が中心軸を中心として対物レンズ205とともに若
干回転する。
【0017】このため、軸部材233はV溝225の最
深部を通る軸線X上からαだけずれるが、締付力がなく
なった後にはコイルばね234(図6参照)の弾性力に
よって元の軸線X上の位置に戻る。
【0018】しかし、コイルばね234の弾性力やV溝
225と軸部材233との面粗さ等に起因して、締付力
がなくなったにも拘らず軸部材233が元の位置に戻ら
ない場合がある。
【0019】また、対物レンズを頻繁に交換したとき、
軸部材233の先端とV溝225との摺動によってV溝
225が傷ついたり破損したりする。更に、ねじ23
1,132を強く締め込んだときにもV溝225が傷つ
いてしまう。そのため、やはり軸部材233が元の位置
に戻らない場合がある。
【0020】顕微鏡は僅か数ミクロンの位置ずれも検知
可能であるため、上記事態を回避して軸部材233を確
実にV溝225の元の位置に戻すことは重要なことであ
る。
【0021】この事態を回避するため、対物レンズ20
5を装着するとき、対物レンズ205を必要以上に締め
込まないようにしたり、対物レンズ205の装着の度に
芯出し作業をしたりする必要があった。
【0022】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は対物レンズを装着する度の芯出し
を行なう必要がなく、しかも芯出し作業が容易なレボル
バ装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の発明は、レボルバと、このレボルバ
に装着され、対物レンズを螺着可能な円筒状の対物レン
ズ固定部材と、前記レボルバに装着され、前記対物レン
ズ固定部材を少なくとも3方から顕微鏡本体の光軸へ押
圧可能であって前記対物レンズ固定部材の中心軸を前記
顕微鏡本体の光軸に一致させる芯出し手段を備えたレボ
ルバ装置において、前記対物レンズの螺着時に前記対物
レンズ固定部材の中心軸周りの回転を阻止する回転阻止
手段を備えていることを特徴とする。
【0024】対物レンズを対物レンズ固定部材に螺着す
るとき、対物レンズの締め付けに伴う対物レンズ固定部
材の中心軸周りの回転が回転阻止手段によって阻止され
る。
【0025】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のレボルバ装置において、前記芯出し手段(芯出し機構
30)は、前記レボルバに螺合された複数のねじと、前
記レボルバに装着された付勢部材(板ばね33)とを有
し、前記回転阻止手段(回転阻止機構40)は、前記レ
ボルバ及び前記対物レンズ固定部材の一方に設けられ、
前記付勢部材による付勢力を受ける位置の近傍に位置す
る突起部(ピン34)と、前記レボルバ及び前記対物レ
ンズ固定部材の他方に設けられ、前記突起部を半径方向
だけ相対摺動可能に支持する長溝とを有することを特徴
とする。
【0026】長溝に相対摺動可能に支持された突起部に
よって、対物レンズを対物レンズ固定部材に螺着したと
きの対物レンズ固定部材の中心軸周りの回転を阻止す
る。一方、レボルバに螺合された複数のねじとレボルバ
に装着された付勢部材とによって、芯出しを行なう。
【0027】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のレボルバ装置において、前記付勢部材が、板ばねと、
この板ばねの自由端に固定され、前記対物レンズ固定部
材に接触するほぼ半球状の支持部材とで構成されている
ことを特徴とする。
【0028】板ばねを対物レンズ固定部材の直径と直交
するように配置することによって対物レンズ固定部材の
半形方向外方への突出量を小さくすることができる。
【0029】請求項4に記載の発明は、レボルバと、こ
のレボルバに装着され、対物レンズを螺着可能な円筒状
の対物レンズ固定部材と、前記レボルバに装着され、前
記対物レンズ固定部材を少なくとも3方から顕微鏡本体
の光軸へ押圧可能であって前記対物レンズ固定部材の中
心軸を前記顕微鏡本体の光軸に一致させる芯出し手段
(芯出し機構130)を備えたレボルバ装置において、
前記芯出し手段(芯出し機構130)は、前記レボルバ
に螺合された複数のねじと、前記レボルバに摺動可能に
支持され、ばねの付勢力によって前記対物レンズ固定部
材に押圧される軸部材とを有し、前記軸部材の先端部が
ほぼ球状に形成され、前記対物レンズ固定部材の半径方
向へ延びる溝に、前記軸部材の先端部が、前記対物レン
ズの螺着時に前記溝から抜け出ないように支持されてい
ることを特徴とする。
【0030】対物レンズ固定部材の半径方向へ延びる溝
と軸部材の球状の先端部とによって、対物レンズを対物
レンズ固定部材に螺着したときの対物レンズ固定部材の
中心軸周りの回転を阻止する。一方、レボルバに螺合さ
れた複数のねじとレボルバに摺動可能に支持され、ばね
の付勢力によって対物レンズ固定部材に押圧される軸部
材とによって、芯出しを行なう。このとき、対物レンズ
固定部材の回転を阻止するときに先端部に作用する力の
方向と芯出しを行なうときに先端部に作用する力の方向
とが異なる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0032】図1はこの発明の第1実施形態に係るレボ
ルバ装置の説明図、図2は図1のII−II線に沿った断面
図である。
【0033】このレボルバ装置は、レボルバ10と、対
物レンズ固定部材20と、芯出し機構(芯出し手段)3
0と、回転阻止機構(回転阻止手段)40とを備えてい
る。
【0034】対物レンズ固定部材20は円筒状であり、
レボルバ10に装着される。対物レンズ固定部材20に
は顕微鏡の光軸L上に配置される対物レンズ5が螺着さ
れる。複数の対物レンズ5はレボルバ10の周方向に等
間隔に装着されている。
【0035】対物レンズ固定部材20の外周には斜面部
21と段差部22とが形成されている。対物レンズ固定
部材20の段差部22はレボルバ10に螺合した抑え環
11に支持されている。
【0036】芯出し機構30はねじ31,32と板ばね
(付勢部材)33とを有する。
【0037】ねじ31,32はレボルバ10に螺合さ
れ、対物レンズ固定部材20の斜面部21を点31a,
32aで対物レンズ固定部材20の中心軸方向へ付勢し
ている。
【0038】板ばね33は対物レンズ固定部材20の直
径と直交するように配置され、その基部はビス36によ
ってレボルバ10に取り付けられている。
【0039】板ばね33の先端には対物レンズ固定部材
20の斜面部を点37aで対物レンズ固定部材20の中
心軸方向へ付勢するほぼ半球状の支持部材37が設けら
れている。
【0040】点31a,32a.37aの間隔は120
゜である。対物レンズ固定部材20に点37aから対物
レンズ固定部材20の中心軸方向へ作用する力は点31
a,32aで支持されている。
【0041】回転阻止機構40はピン(突起部)34と
長溝25とを有する。
【0042】ピン34はレボルバ10に設けられてい
る。ピン10を点37aの近傍に設けるのが好ましい。
これは、ピン34が点37aから離れると、回転力を板
ばね33でも受けてしまうこと、また回転力をピン34
と長溝25の他に点31a,32aでも受けることにな
るためである。
【0043】長溝25は対物レンズ固定部材20に形成
されている。長溝25の幅はピン34の直径とほぼ同じ
であり、長溝25はピン34を半径方向だけ摺動可能に
支持する。
【0044】対物レンズ5を螺着したとき、その締付力
が対物レンズ固定部材20に伝わり、対物レンズ固定部
材20が対物レンズ5とともに対物レンズ固定部材20
の中心軸周りに回転しようとするが、長溝25に支持さ
れたピン34によって回転が阻止される。このとき、対
物レンズ固定部材20は矢印に示すようにピン34を中
心にして矢印aに示すように回転する。
【0045】ねじ31,32を締め込んだとき、ピン3
4は長溝25内を半形方向へ摺動する。そのため、対物
レンズ固定部材20が光軸Lに対して垂直方向へ移動し
て、対物レンズ固定部材20の中心軸を光軸Lに一致さ
せることができる。
【0046】その結果、対物レンズ固定部材20に装着
される対物レンズ5の中心軸を光軸Lに一致させること
ができる。
【0047】このとき、対物レンズ固定部材20は斜面
部21に作用する力によって抑え環11に押し付けら
れ、レボルバ10に固定される。
【0048】この実施形態によれば、芯出し位置に影響
を与えない回転阻止機構40を備えているので、対物レ
ンズ5を装着するときの締付力の影響を受けず安定した
位置再現性が得られ、対物レンズ5を装着する度に芯出
しを行なう必要がない。しかも対物レンズ5やねじ3
1,32の締付力等はそれほど正確さを必要としないの
で、芯出し作業を容易に行なうことができる。
【0049】また、板ばね33を対物レンズ固定部材2
0の直径と直交する接線方向に配置したので、対物レン
ズ固定部材20の半形方向外方への突出量をコイルばね
を用いた場合より小さくすることができる。そのため、
たとえ中心軸上にモータを配置する電動レボルバであっ
てもモータの配置に制約を与えず、小型化を図ることが
できる。
【0050】図3はこの発明の第2実施形態に係るレボ
ルバ装置の説明図、図4は図3のIV−IV線に沿った断面
図である。
【0051】このレボルバ装置は、レボルバ110と、
対物レンズ固定部材120と、芯出し機構(芯出し手
段)130を備えている。
【0052】対物レンズ固定部材120は円筒状であ
り、レボルバ110に装着される。対物レンズ固定部材
120には顕微鏡の光軸L上に配置される対物レンズ5
が螺着される。複数の対物レンズ5はレボルバ110の
周方向に等間隔に装着されている。
【0053】対物レンズ固定部材120の外周には斜面
部121と段差部122とが形成されている。対物レン
ズ固定部材120の段部122はレボルバ110に螺合
した抑え環111に支持されている。
【0054】芯出し機構130はねじ131,132と
軸部材133とを有する。
【0055】ねじ131,132はレボルバ110に螺
合され、対物レンズ固定部材120の斜面部121を点
131a,132aで付勢している。
【0056】軸部材133はレボルバ110に摺動可能
に支持され、コイルばね134の付勢力によって点13
3aで対物レンズ固定部材120に付勢されている。
【0057】軸部材133の先端部は対物レンズ固定部
材120の半径方向へ延びる溝125に、対物レンズ5
の螺着時に溝125から抜け出ないように支持されてい
る。
【0058】軸部材133の先端部は球状であり、球状
部135は溝125に形成された凹部126によって摺
動可能に支持されている。
【0059】溝125の開口部の幅は軸部材133の軸
136の直径より大きい。
【0060】点131a,132a,133aの間隔は
120゜である。対物レンズ固定部材120に点133
aから中心軸方向へ作用する力は点131a,132a
で支持されている。
【0061】対物レンズ5を螺着したとき、その締付力
が対物レンズ固定部材120に伝わり、対物レンズ固定
部材120が対物レンズ5とともに対物レンズ固定部材
120の中心軸周りに回転しようとするが、レボルバ1
10に設けられ、溝125の凹部126に支持された軸
部材133の球状部135によって対物レンズ固定部材
120の回転が阻止される。このとき、対物レンズ固定
部材120は球状部135を中心に矢印bに示すように
回転する。
【0062】ねじ131,132を締め込んだとき、軸
部材133はコイルばね134の弾性力に抗して半径方
向へ移動する。そのため、対物レンズ固定部材120が
光軸Lに対して垂直方向へ移動して、対物レンズ固定部
材120の中心軸を光軸Lに一致させることができる。
【0063】その結果、対物レンズ固定部材120に装
着される対物レンズ5の中心軸を光軸Lに一致させるこ
とができる。
【0064】このとき、対物レンズ固定部材120は斜
面部121に作用する力によって抑え環111に押し付
けられ、レボルバ110に固定される。
【0065】この実施形態によれば、芯出し時と対物レ
ンズ螺着時とでは対物レンズ固定部材120が受ける力
の方向が異なるので、対物レンズ5を装着するときの締
付力の影響を受けず安定した位置再現性が得られ、対物
レンズの装着の度に芯出しを必要としない。しかも対物
レンズ5やねじ131,132の締付力等に精密さを必
要としないので、芯出し作業を容易に行なうことができ
る。
【0066】なお、上記各実施形態で対物レンズ固定部
材20,120を3点で支持する構成としたが、3点に
限るものではなく、4点以上であってもよい。
【0067】また、第1実施形態ではレボルバ10にピ
ン34を設け、対物レンズ固定部材20に長溝25を形
成したが、逆にレボルバ10に長溝を形成し、対物レン
ズ固定部材20にピンを設けるようにしてもよい。
【0068】更に、第2実施形態ではコイルばね134
によって軸部材133を付勢したが、コイルばね134
に代えて第1実施形態と同様に板ばねを用いてもよい。
この構成によっても第1各実施形態と同様の作用効果を
発揮できることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1記載の発
明によれば、対物レンズの装着の度に芯出しを必要とせ
ず、しかも芯出し作業が容易となる。
【0070】請求項2記載の発明によれば、芯出しに影
響を与えることなく対物レンズを螺着することができ
る。
【0071】請求項3記載の発明によれば、たとえ中心
軸上にモータを配置する電動レボルバであってもモータ
の配置に制約を与えず、小型化を図ることができる。
【0072】請求項4記載の発明によれば、芯出しに影
響を与えることなく対物レンズを螺着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係るレボルバ
装置の説明図である。
【図2】図2は図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図3はこの発明の第2実施形態に係るレボルバ
装置の説明図である。
【図4】図4は図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図5は従来のレボルバ装置の一部を破断して示
した側面図である。
【図6】図6は図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図7は図6のVII−VII線に沿った断面図であ
る。
【図8】図8は対物レンズ固定部材と軸部材との関係を
説明する図である。
【符号の説明】
10,110 レボルバ 20,120 対物レンズ固定部材 25 長溝 30,130 芯出し機構(芯出し手段) 31,32,131,132 ねじ 33 板ばね(付勢部材) 34 ピン(突起部) 37 支持部材 40 回転阻止機構(回転阻止手段) 125 溝 133 軸部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レボルバと、このレボルバに装着され、
    対物レンズを螺着可能な円筒状の対物レンズ固定部材
    と、前記レボルバに装着され、前記対物レンズ固定部材
    を少なくとも3方から顕微鏡本体の光軸へ押圧可能であ
    って前記対物レンズ固定部材の中心軸を前記顕微鏡本体
    の光軸に一致させる芯出し手段を備えたレボルバ装置に
    おいて、 前記対物レンズの螺着時に前記対物レンズ固定部材の中
    心軸周りの回転を阻止する回転阻止手段を備えているこ
    とを特徴とするレボルバ装置。
  2. 【請求項2】 前記芯出し手段は、前記レボルバに螺合
    された複数のねじと、前記レボルバに装着された付勢部
    材とを有し、 前記回転阻止手段は、前記レボルバ及び前記対物レンズ
    固定部材の一方に設けられ、前記付勢部材による付勢力
    を受ける位置の近傍に位置する突起部と、前記レボルバ
    及び前記対物レンズ固定部材の他方に設けられ、前記突
    起部を半径方向だけ相対摺動可能に支持する長溝とを有
    することを特徴とする請求項1に記載のレボルバ装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢部材が、板ばねと、この板ばね
    の自由端に固定され、前記対物レンズ固定部材に接触す
    るほぼ半球状の支持部材とで構成されていることを特徴
    とする請求項2に記載のレボルバ装置。
  4. 【請求項4】 レボルバと、このレボルバに装着され、
    対物レンズを螺着可能な円筒状の対物レンズ固定部材
    と、前記レボルバに装着され、前記対物レンズ固定部材
    を少なくとも3方から顕微鏡本体の光軸へ押圧可能であ
    って前記対物レンズ固定部材の中心軸を前記顕微鏡本体
    の光軸に一致させる芯出し手段を備えたレボルバ装置に
    おいて、 前記芯出し手段は、前記レボルバに螺合された複数のね
    じと、前記レボルバに摺動可能に支持され、ばねの付勢
    力によって前記対物レンズ固定部材に押圧される軸部材
    とを有し、 前記軸部材の先端部がほぼ球状に形成され、 前記対物レンズ固定部材の半径方向へ延びる溝に、前記
    軸部材の先端部が、前記対物レンズの螺着時に前記溝か
    ら抜け出ないように支持されていることを特徴とするレ
    ボルバ装置。
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