JPH09285874A - スポット溶接システム - Google Patents

スポット溶接システム

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JPH09285874A
JPH09285874A JP8127689A JP12768996A JPH09285874A JP H09285874 A JPH09285874 A JP H09285874A JP 8127689 A JP8127689 A JP 8127689A JP 12768996 A JP12768996 A JP 12768996A JP H09285874 A JPH09285874 A JP H09285874A
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robots
spot welding
parallel link
arms
robot
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JP8127689A
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Akira Nihei
亮 二瓶
Takeshi Okada
毅 岡田
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
    • B23K37/04Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work
    • B23K37/047Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work moving work to adjust its position between soldering, welding or cutting steps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/30Features relating to electrodes
    • B23K11/31Electrode holders and actuating devices therefor
    • B23K11/314Spot welding guns, e.g. mounted on robots

Abstract

(57)【要約】 【課題】 密集配置したパラレルリンクロボットを用い
たスポット溶接システムの提供。 【解決手段】 S1方向に搬送されて来るワークWの到
来をカメラCMが検出すると、パラレルリンク構造の基
本軸で駆動される伸縮アームAM11〜13等を備える
ロボットRB1〜RB4が動作を開始する。また、ガイ
ド14上で走行軸の駆動によるトラッキングが開始さ
れ、各ロボットR1〜R4が共同動作し、ガンG1〜G
4を用いたスポット溶接が多数の要溶接個所について実
行される。ロボットRB1〜RB4は、立壁部11、台
座部12と構造補強部材13で構成された架台10に壁
掛け形式で設置されている。各アームAM11〜AM1
3の先端部は符号S3,S4で示したように回転する手
首部に連なっている。各アームAM11〜AM13は、
内部に軸受機構を設けた孔H11〜H13を貫通して台
座部12側に延び、基端部には伸縮駆動用のサーボモー
タが搭載されている。パラレルリンクロボットRB1〜
RB4は、点吊り形式で密集配置されても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボットを利用した
スポット溶接システムに関する。
【0002】
【従来技術】スポット溶接ガンを搭載したロボットを用
いたスポット溶接システムは公知であり、例えば車体の
アセンブリング工程などで広く採用されている。一般
に、スポット溶接の対象個所は単一ではなく、特に車体
のアセンブリング工程などでは、極めて多数の個所につ
いてスポット溶接が行われることが通例である。
【0003】そこで、従来のスポット溶接システムにお
いては、何基かの多関節形ロボットを立壁に対して壁掛
け形式で並列設置したり、天井あるいは梁などの構造物
に天吊り形式で並列設置したりするようなレイアウトが
採用されている。また、既存の構造物に代えて専用のロ
ボット設置架台が用意されることもある。
【0004】例えば車体などの溶接対象物は、これら設
置体上に並列設置されたロボットの近傍を通るラインに
沿って搬送される。通常、搬送は各作業ステージで順次
停止する形で断続的に繰り返され、各作業ステージで所
要個所のスポット溶接が実行されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の多関節ロボットを利用したスポット溶接システムで
は、作業効率やスペースの利用効率の面で大きな問題が
あった。即ち、多関節ロボットは構造上乃至形状上の制
約から、ロボット同士を接近させて配置することが困難
なため、密集配置の利点を活かして作業効率の向上やス
ペースの節約に資することが出来なかった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決することにある。即ち、本発明は、複数基のロボッ
トの密集配置が可能なスポット溶接システムを提供しよ
うとするものである。また、その事を通して、スポット
溶接作業の効率化とスペースの節約を図ろうとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、スポット溶接
システムにおいて並列設置されるロボットとして、パラ
レルリンク構造を有する基本軸と回転構造の手首軸から
なるロボット(以下、「パラレルリンクロボット」と適
宜略称する。)を採用することによって、上記課題を解
決するための基本的な技術手段としたものである。
【0008】即ち、本発明のスポット溶接システムにお
いては、パラレルリンク構造の基本軸及び回転構造の手
首軸から構成される複数基のロボットが高密度配置の壁
掛け形式あるいは天吊り形式で架台に設置される。ここ
で設置される複数基のロボットには、スポット溶接ガン
を搭載したロボットが含まれている。
【0009】好ましい形態においては、複数基のロボッ
トを高密度配置の壁掛け形式あるいは天吊り形式で設置
した架台は、溶接対象ワークの搬送方向に沿って走行可
能に設けられる。走行可能な架台を用いた場合には、ト
ラッキングを行いながらスポット溶接を行なうようにシ
ステムを組むことが出来る。
【0010】ここで図5を参照して、従来のスポット溶
接システムで採用されていた多関節ロボットに比して本
発明のスポット溶接システムで採用されるパラレルリン
ク構造を有する基本軸と回転構造の手首軸からなるロボ
ットが、密集配置に対する適性に関して格段に優れてい
ることを説明しておく。同図において、符号1は一つの
作業ステージの領域を表わしており、その中に車体等の
ワークWが搬送されて来る。
【0011】また、符号RB1〜RB4は本発明で採用
されるパラレルリンクロボットを表わし、符号RB1
1,RB12は従来のスポット溶接システムで採用され
る多関節ロボットを表している。多関節ロボットRB1
1,RB12は、数個のリンクを直列的に結合した構造
を有し、各リンクを駆動するモータは関節機構部に各々
設けられている。そのため、多関節ロボットRB11,
RB12は、符号A,Bで示したように、基本軸の関節
機構部にモータ設置用の張出部を有していることが通例
である。
【0012】従って、ロボットアームの運動を別にして
も、ロボットを高密度で配置することは困難である。そ
して、ロボットの動作中のロボットアームの複雑な旋回
運動による干渉の可能性を考慮すると、ロボットの高密
度配置は更に難しくなることは明らかである。
【0013】これに対して、パラレルリンクロボットR
B1〜RB4の基本軸のモータは、後述するように、ア
ームAM11〜AM43の基端部に設けられるので、多
関節ロボットRB11,RB12に存在するモータ設置
用の張出部A,Bが存在しないので高密度配置に適して
いる。また、各基本軸のアームAM11〜AM43は伸
縮アームであり、旋回性の運動は殆ど行なわれない。従
って、干渉可能性の点から見ても、高密度配置に適して
いることは明らかである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態の
概略配置を説明する見取図である。同図において、符号
S1はワーク(例えば未完成の車体アセンブリ)Wを搬
送するコンベア(図示省略)の走行方向を表わし、ここ
ではワーク座標系ΣのX軸方向に一致している。床等の
構造物上にはコンベアの走行方向(X軸方向)に沿って
ガイド14が敷設され、ガイド14上に架台10が走行
可能に搭載されている(矢印S2参照)。
【0015】架台10はL字形をなす立壁部11、台座
部12と構造補強部材13で構成されている。立壁部1
1の適当な位置には、ワークWの位置を検出するカメラ
CMが設置されている。カメラCMは、後述するコント
ローラに内蔵された画像処理部とともに視覚センサを構
成するもので、例えば各ロボットにトラッキング動作を
行なわせる際に利用される。
【0016】架台10には、複数基のパラレルリンクロ
ボットRB1〜RB4がコンベアの走行方向(X軸方
向)に沿って密集して並列設置されている。1台の架台
10に設置されるロボットの台数は一般には任意であ
る。また、同じガイド14上に複数の架台10を搭載し
ても良いことは言うまでもない。
【0017】各パラレルリンクロボットRB1〜RB4
は、ここでは6軸ロボットで、基本軸で駆動される3本
づつの伸縮アームAM11〜AM13(符号はロボット
RB1のみについて表記。以下同じ。)と、回転構造を
有する3軸の手首部を備えている。
【0018】各パラレルリンクロボットは、RB1〜R
B4は、各伸縮アームAM11〜AM13がワークWの
供給位置上方に延びるような姿勢を以て壁掛け形式で設
置されている。各アームAM11〜AM13の先端部は
符号S3,S4,S5で示したように回転する手首部
(本例では3軸)に連なり、各手首部の先端にはスポッ
ト溶接ガンG1〜G4が取り付けられている。但し、パ
ラレルリンクロボットRB1〜RB4の内のいくつか
は、溶接ロボット以外のロボット(例えば、治具ロボッ
ト)とされることもある。
【0019】架台10の立壁部11の所定位置には、ア
ームAM11〜AM13のための孔H11〜H13(符
号はロボットRB1のみについて表記。以下同じ。)が
設けられている。各アームAM11〜AM13は孔H1
1〜H13を貫通して台座部12側に延びている。孔H
11〜H13は、アームAM11〜AM13の動作範囲
に対応した揺動時に障害とならない程度の寸法を有する
と共に、後述するように、その内部にはアームAM11
〜AM13を搖動自在に支持するための軸受機構が設け
られている。
【0020】図2は、架台10の台座部12側の配置を
説明する部分拡大図で、パラレルリンクロボットRB1
のアームの内の2本AM12,AM13の基端部周辺の
配置が拡大描示されている。同図に描かれているよう
に、床面FL上に敷設されたガイド14には台座部12
に設けられた走行輪15が係合している。また、ガイド
14に平行にラック16(図1では図示省略)が敷設さ
れ、ラック16に対してピニオン17が係合している。
そして、ピニオン17は減速機18を介して走行軸駆動
用サーボモータM25に結合されている。
【0021】一方、アームAM12,AM13の基端部
には各々を伸縮駆動するサーボモータM2,M3が搭載
されている。本図には図示されていないが、ロボットR
B1のアームAM12や他のロボットRB2〜RB4の
各アームの基端部にも、全く同様に伸縮駆動用のサーボ
モータが搭載されている。アームAM12,AM13が
貫通する孔H12,H13の内部には、アームAM1
2,AM13を搖動自在に支持するための軸受機構BR
12,BR13が設けられている。他の伸縮アームのた
めの貫通孔についても同様である。
【0022】各アームAM11〜M13の伸縮機構は、
アームAM11〜M13の外皮を形成する管部材等の内
部に収容され、サーボモータで駆動されるボールネジと
ナット、並びに手首部との接続部等に設けられた軸受機
構を含む周知のものである。また、パラレルリンクロボ
ットの動作原理乃至位置決め制御自体は、一般に知られ
た技術である。従って、ここではそれらについての詳し
い説明は省略する。
【0023】符号30は、パラレルリンクロボットRB
1〜RB4、走行軸(サーボモータM25)、カメラC
M(図1参照)、スポット溶接ガンG1〜G4等を統括
的に制御するコントローラで、図4にその要部構成が示
されている。
【0024】同図に示したように、コントローラ30に
はプロセッサボード31が装備され、このプロセッサボ
ード31はマイクロプロセッサからなる中央演算処理装
置(以下、CPUと言う。)31a、ROM31b並び
にRAM31cを備えている。
【0025】CPU31aは、ROM31bに格納され
たプログラムに従ってコントローラの全体及び各部を制
御する。ROM31bに格納されるプログラムには、ワ
ークWを作業ステージで停止させずにスポット溶接を実
行するために必要なトラッキングのための諸プログラム
が含まれる。
【0026】RAM31cには、作成済みの動作プログ
ラムや各種設定値等がダウンロードされる。また、RA
M31cの一部はCPU31aが実行する計算処理等の
為の一時的なデータ記憶に使用される。なお、プログラ
ムデータや設定値の保存やRAM31cへのダウンロー
ドには、適宜外部装置として用意されたハードディスク
装置などが利用される。
【0027】プロセッサボード31はバス37に結合さ
れ、このバス結合を介してコントローラ30内の他の部
分との間で、指令やデータの授受が行なわれるようにな
っている。デジタルサーボ制御回路32がプロセッサボ
ード31に接続されており、CPU31aからの指令を
受けて、サーボアンプ33を経由してサーボモータM1
〜M25を制御する。
【0028】これらサーボモータM1〜M25の内、M
1〜M6はパラレルリンクロボットRB1の各アームA
M11〜AM13の伸縮駆動用及び手首軸の回転駆動用
のモータである。同様に、サーボモータM7〜M12,
M13〜M18,M19〜M24は各々パラレルリンク
ロボットRB2〜RB4の各アーム伸縮駆動用及び手首
軸の回転駆動用のモータである。そして、サーボモータ
M25は走行軸駆動用のモータである。なお、ガンG1
〜G4がサーボガンである場合などにおいては、モータ
数は更に増加する。
【0029】バス37にはシリアルポート34が接続さ
れ、このシリアルポート34には液晶表示部付の教示操
作盤38、RS232C機器(通信用インターフェイ
ス)39が接続されている。教示操作盤38は、各種指
令のマニュアル入力、システムの稼働に必要な各種プロ
グラムや位置データ、その他必要な設定値等の入力、編
集等に使用される。
【0030】また、外部装置との信号の授受のために、
バス37には更にデジタル信号用の入出力装置(デジタ
ルI/O)35、アナログ信号用の入出力装置(アナロ
グI/O)36が結合されている。更に、カメラCMを
含む視覚センサの機能を持たせるために、バス37にカ
メラインターフェイスCF、画像処理プロセッサIP及
びフレームメモリFMが接続されている。
【0031】以上の構成を有する第1実施形態のスポッ
ト溶接システムの動作の概要は例えば次のようなものと
なる。 (1)コントローラ30内でトラッキングのためのプロ
グラムが起動されるとカメラCMによるワークWの撮影
と、フレームメモリFM、画像処理プロセッサFMを用
いた画像処理が開始される。 (2)視覚センサ機能によって、ワークWの到来が検出
されると、予め設定されたタイミングで、パラレルリン
クロボットRB1〜RB4、ガンG1〜G4のための動
作プログラムが起動される。また、サーボモータモータ
M25(走行軸)の駆動によるトラッキングが開始され
る。
【0032】(3)トラッキング動作を続行しながら、
パラレルリンクロボットR1〜R4が共同動作し、ガン
G1〜G4を用いたスポット溶接が多数の要溶接個所に
ついて実行される。
【0033】(4)スポット溶接を完了したら、パラレ
ルリンクロボットRB1〜RB4はワークWから退避さ
せ、トラッキングを終了させる。
【0034】(5)パラレルリンクロボットRB1〜R
B4の各軸位置及び走行軸位置をホムポジションに戻し
た上で、上記(1)へ戻り次のワーク到来に備える。以
下、(1)〜(5)の動作を繰り返す。
【0035】なお、各段階における動作を制御するため
のプログラムは、具体的な作業内容によって定められる
もので、本発明では特に限定されない。また、走行軸を
用いたトラッキングも、公知のリニアトラッキングの技
術の適用に過ぎないので、詳しい説明は省略する。
【0036】次に図3を参照して、第2実施形態につい
て説明する。この第2実施形態は、第1実施形態におけ
る壁掛け形式に代えて、天吊り形式でパラレルリンクロ
ボットを密集配置したものである。即ち、パラレルリン
クロボットRB1〜RB4は、第1実施形態におけると
同型のもので、基本軸で駆動される3本づつの伸縮アー
ムAM11〜AM13と、回転構造を有する3軸の手首
部を備えた6軸ロボットである。
【0037】各パラレルリンクロボットは、RB1〜R
B4は、各伸縮アームAM11〜AM13がワークWの
供給位置上方に垂れ下がるような姿勢を以て天吊り形式
で設置され、各手首部の先端にはスポット溶接ガンG1
〜G4が取り付けられている。パラレルリンクロボット
RB1〜RB4の内のいくつかは、溶接ロボット以外の
ロボット(例えば、治具ロボット)とされることもあ
る。
【0038】架台20は箱型である点を除けば、第1実
施形態で用いた架台10と同様の構造を有し、所定位置
に設けられた孔(図示せず)を貫通して架台20の内部
側に延びている。そして、第1実施形態と同様、各孔の
内部には各アームAM11〜AM13を搖動自在に支持
するための軸受機構が設けられている(図示は省略)。
【0039】架台20の内部の配置は、第1実施形態に
おける台座部12側の配置と同様であるから、詳しい説
明は省略する。但し、本実施形態では、架台20の走行
は高所の適当な構造物に両端部を取り付けられたガイド
21,22とピニオン23によって確保されている。走
行軸の駆動源となるサーボモータM25や減速機、ピニ
オン23と係合するラック等は、第1実施形態における
と同様の態様で架台20の内部に設けられている。
【0040】パラレルリンクロボットRB1〜RB4、
走行軸(サーボモータM25)、カメラCM(図2では
図示省略)、スポット溶接ガンG1〜G4等を統括的に
制御するコントローラも、第1実施形態におけると同様
の態様で架台20の内部に設置されている。
【0041】コントローラは、第1実施形態におけると
同じもので、その構成と機能は、図4を参照して説明し
た通りである。第2実施形態のスポット溶接システムの
動作の概要は、パラレルリンクロボットR1〜R4の姿
勢が異なることに由来する動作プログラムの差異を別に
すれば、第1実施形態のスポット溶接システムと同様で
あるから、再度の説明は省略する。
【0042】以上説明した二つの実施形態においては、
架台の走行にピニオン/ラックを用いたが、他の走行機
構、例えばリニアモータを利用した走行機構を用いるこ
とも出来る。
【0043】
【発明の効果】本発明のスポット溶接システムによれ
ば、複数基のロボットを壁掛け形式あるいは天吊り形式
で密集配置することが可能となるので、スポット溶接作
業の効率化とスペースの節約を図る上で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の概略配置を説明する
見取図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における架台10の台
座部12上の配置を説明する部分拡大図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の概略配置を説明する
見取図である。
【図4】本発明の各実施形態で使用可能なコントローラ
の構成を例示した要部ブロック図である。
【図5】従来のスポット溶接システムで採用されていた
多関節ロボットに比して本発明のスポット溶接システム
で採用されるパラレルリンク構造を有する基本軸と回転
構造の手首軸からなるロボットが、密集配置に対する適
性に関して格段に優れていることを説明する図である。
【符号の説明】
1 作業ステージの領域 10 架台 11 立壁部 12 台座部 13 構造補強部材 14 ガイド 15 走行輪 16 ラック 17 ピニオン 18 減速機 30 コントローラ 31 プロセッサボード 31a メインプロセッサ 31b ROM 31c RAM 32 ディジタルサーボ制御回路 33 サーボアンプ 34 シリアルポート 35 デジタル信号用の入出力装置(デジタルI/O) 36 アナログ信号用の入出力装置(アナログI/O) 37 バス 38 RS232C機器(通信用インターフェイス) 39 液晶表示部付の教示操作盤 A,B モータ設置用の張出部 AM11〜AM43 基本軸のアーム BR12,BR13 軸受機構 CF カメラインターフェイス CM カメラ FM フレームメモリ H11〜H13 孔 IP 画像処理プロセッサ M1〜M24 ロボット各軸駆動用サーボモータ M25 走行軸駆動用サーボモータ RB1〜RB4 パラレルリンクロボット RB11,RB12 多関節ロボット W ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラレルリンク構造の基本軸及び回転構
    造の手首軸から構成される複数基のロボットを高密度配
    置の壁掛け形式で架台に設置し、前記複数基のロボット
    にはスポット溶接ガンを搭載した、スポット溶接システ
    ム。
  2. 【請求項2】 パラレルリンク構造の基本軸及び回転構
    造の手首軸から構成される複数基のロボットを高密度配
    置の天吊り形式で架台に設置し、前記複数基のロボット
    にはスポット溶接ガンを搭載した、スポット溶接システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記架台が溶接対象ワークの搬送方向に
    沿って走行可能に設けられている、請求項1または請求
    項2に記載されたスポット溶接システム。
  4. 【請求項4】 前記架台が溶接対象ワークの搬送方向に
    沿って走行可能に設けられており、前記架台の走行によ
    るトラッキングを行いながらスポット溶接を行なうよう
    にした、請求項1または請求項2に記載されたスポット
    溶接システム。
JP8127689A 1996-04-25 1996-04-25 スポット溶接システム Pending JPH09285874A (ja)

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US08/981,453 US6059169A (en) 1996-04-25 1997-04-25 Spot welding system
PCT/JP1997/001462 WO1997039853A1 (fr) 1996-04-25 1997-04-25 Systeme de soudage par points
DE69723532T DE69723532T2 (de) 1996-04-25 1997-04-25 Punktschweissvorrichtung mit robotern
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EP (1) EP0842727B1 (ja)
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