JPH07299567A - 溶接ロボットの支持装置 - Google Patents

溶接ロボットの支持装置

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JPH07299567A
JPH07299567A JP9315694A JP9315694A JPH07299567A JP H07299567 A JPH07299567 A JP H07299567A JP 9315694 A JP9315694 A JP 9315694A JP 9315694 A JP9315694 A JP 9315694A JP H07299567 A JPH07299567 A JP H07299567A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湾曲状または傾斜状の横置母材に溶接ロボッ
トを適正な姿勢で配置でき、NCデータを利用できて自
動に効率良く溶接する。 【構成】 溶接ロボット1が基板3を介して設けられた
基台2と、基台2に出退自在に設けられて下端部がスキ
ン材Sに接地される4本の脚柱4A〜4Dおよび各脚柱4A〜
4Dをそれぞれ出退駆動する脚出退装置5A〜5Dと、基台2
の傾きを検出可能な傾斜センサー8と、傾斜センサー8
の検出値に基づいて脚出退装置5A〜5Dを駆動し、基台2
を水平姿勢に制御する基台制御装置31とを具備した。 【効果】水平な基台を基準として溶接ロボットを動作さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば船殻ブロック
の船首部または船尾部のように、湾曲面状などの3次元
的に変化したスキン材に、ロンジ材(縦強材)やトラン
ス材(横強材)などの立置母材を枡目状に溶接して接合
するのに使用される溶接ロボットの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元的に湾曲したスキン材にロ
ンジ材やトランス材などの溶接する作業は、簡易溶接機
を枡目内に搬入して手作業で行われている。
【0003】ところで、たとえば平面状の水平母材(ス
キン材)にロンジ材やトランス材などの垂直母材が枡目
状に溶接される場合には、特開平1−157777号公
報に開示された溶接装置が使用されている。この溶接装
置は、可搬型溶接ロボットを基台に配設し、この基台
に、水平母材上を走行可能で走行方向を変更可能な走行
車輪と、前後および左右に配置された垂直母材との距離
をそれぞれ検出可能な複数の距離センサとを備え、これ
ら距離センサの検出信号に基づいて走行車輪を駆動し、
基台を溶接ロボットの作業原点位置に移動させる制御装
置を設けたもので、基台を水平母材に搬入後、オペレー
ターがNCデータのプログラムNOを選択し、スタート
ボタンを押すことにより、センシングに基づき位置の誤
差を検知してデータを補正しつつ所定の溶接作業を行う
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記溶接装置
は水平母材上を走行する場合には問題が生じないが、湾
曲面状または傾斜面状の横置母材の場合には、搬入位置
または走行位置毎に基台の姿勢が変化して溶接ロボット
の基準位置が変化するため、NCデータを適用できない
という問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決して、湾曲状
や傾斜状の横置母材に溶接ロボットを適正な姿勢で配置
でき、NCデータを利用できて自動的に効率良く溶接で
きる溶接ロボットの支持装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の溶接ロボットの支持装置は、湾曲面状また
は傾斜面状に形成された横置母材と、この横置母材の上
面に取り付けられる立置母材とを自動的に溶接する溶接
ロボットの支持装置において、溶接ロボットが設けられ
た基台と、前記基台に出退自在に設けられて下端部が横
置母材に接地される少なくとも3本以上の脚柱およびこ
れら脚柱をそれぞれ出退駆動する脚出退手段と、基台の
傾きを検出可能な傾斜検出手段と、前記傾斜検出手段の
検出値に基づいて脚出退手段を駆動し、基台を水平姿勢
に制御する制御手段と、を具備したものである。
【0007】また、上記構成に加えて、基台に設けられ
て溶接ロボットを被接合材側の前後方向に移動するロボ
ット移動手段と、基台と横置母材との距離を複数位置で
検出して横置母材の湾曲度または傾斜度を検出可能な高
さ検出手段と、溶接ロボットと立置母材との距離を上下
位置で検出して立置母材の傾きを検出可能な距離検出手
段とを具備し、制御手段は、前記高さ検出手段および距
離検出手段の検出値により横置母材と被接合材との溶接
原点を演算し、この演算値に基づき脚出退手段を駆動し
て、溶接ロボットのマニピュレータの高さ方向の作業中
心が溶接原点と一致するように溶接ロボットの高さを制
御するとともに、ロボット移動装置を駆動して溶接ロボ
ットのマニピュレータの前後方向の作業中心が溶接原点
と一致するように溶接ロボットと被接合材との距離を制
御するように構成されたものである。
【0008】
【作用】上記構成において、溶接ロボットの支持装置を
吊り下げて、まず1本の脚柱を水平母材上に着地させ、
次いで脚出退装置により他の脚柱を進展して着地させた
後、制御装置により、傾斜検出器の検出値に基づいて脚
出退装置を駆動し基台を水平姿勢にする。これにより、
溶接ロボットの動作を基台を基準として行うことがで
き、湾曲面状または傾斜面状の水平母材であってもNC
データを利用して自動的に溶接を行うことができる。
【0009】また、制御手段により高さ検出手段と距離
検出手段の検出値に基づいて、溶接作業中心となる溶接
原点位置を演算し、溶接ロボットを溶接原点に対応する
基準位置に配置することができるので、各溶接母材と溶
接ロボットとの位置関係が適性になるように制御するこ
とができ、横置母材が湾曲面または傾斜面であっても溶
接ロボットによる溶接の自動化を推進することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る溶接ロボットの支持装置
の一実施例を図面に基づいて説明する。この溶接ロボッ
トの支持装置は、湾曲面状に形成されたスキン材(横置
母材)Sと、この溶接母材の上面に枡目状に取り付けら
れるトランス材(立置母材)Tまたはロンジ材(立置母
材)Rとを自動的に溶接するものである。
【0011】図1〜図3において、1は基台2の下部に
基板3を介して中心位置に配置された溶接ロボットで、
ロボット本体1aには、多関節アームを有するマニピュ
レータ1bと、アームの先端部に設けられた溶接トーチ
1cとを具備し、この溶接トーチ1cには図外のワイヤ
給送装置から溶接ワイヤが給送される。
【0012】前記基台2は四隅位置に設けられた4本の
脚柱4A〜4Dに昇降自在に支持されており、各脚柱4
A〜4D毎に基台2に設けられた脚出退装置5A〜5D
により基台2の位置を調整することができる。
【0013】前記基板3は基台2の下部にリニアウェイ
6を介して前後方向に移動自在に配置されており、基板
3を介して溶接ロボット1を前後方向に移動するロボッ
ト移動装置7が設けられている。すなわちリニアウェイ
6は、基台2の下面に左右一対のトラックレール6aが
配設されており、このトラックレール6aにスライドユ
ニット6bを介して基板3が支持されている。またロボ
ット移動装置7は、基台3の下面中心部に移動用ラック
7aが前後方向に沿って取り付けられており、基板3に
設けられた移動用モーター(パルスモーター)7bに回
転駆動さける移動用ピニオン7cが移動用ラック7aに
噛合されている。
【0014】また基台2には、上面中央に基板3の傾き
を検出するための2軸クリノメーターからなる傾斜セン
サー8が配置されている。さらに、基板3のロボット本
体1aの周囲四隅位置には、スキン材Sまでの距離を検
出する超音波センサーからなる被接触式の高さ検出セン
サー9A〜9Dがそれぞれ配置され、また基板3のロボ
ット本体1aの前部に、取付板を介してトランス材T
(またはロンジ材)との距離を検出する超音波センサー
からなる被接触式の距離検出センサー10A,10Bが
上下方向に所定間隔をあけて配置されている。
【0015】前記脚柱4A〜4Dは、図4,図5に示す
ように、下端部に球面軸受21を介して着座部材22が
設けられており、脚柱4A〜4Dの着地を検出する着地
検出器23A〜23Dが設けられている。この着地検出
器23A〜23Dは、着座部材22の底板22aに形成
された穴部22bに出退自在に嵌合されて底板22aか
ら少し突出する検出片23aと、着座部材22内に配置
されたストライカー23bにより検出片23aを突出方
向に付勢するとともに、検出片23aの後退を検出する
リミットスイッチ23cとで構成されている。
【0016】脚出退装置5A〜5Dは、基台2の四隅に
形成された穴部に脚柱4A〜4Dを揺動自在でかつ出退
自在に支持するリニアブッシュ24および球面軸受25
と、脚柱4A〜4Dの側面に形成された出退用ラック2
6と、リニアブッシュ24に取付部材を介して設けられ
た出退用モーター27に回転駆動されて出退用ラック2
6に噛合された出退用ピニオン28とで構成されてい
る。なお、これら脚柱4A〜4Dの原点位置は、リミッ
トスイッチを使用した検出器により検知される。
【0017】さらに、図2,図3に示すように、基台2
の上面前部に第1〜第3表示灯11A〜11Cが並設さ
れている。この第1表示灯11Aは、高さ検出センサー
9A〜9Dと距離検出センサー10A,10Bの検出値
により、スキン材Sとトランス材Tとの溶接部Wが溶接
ロボット1による溶接範囲である時に点灯し、また第2
表示灯11Bは、4本の脚柱4A〜4Dのうちの1本が
着地して着地検出器23A〜23Dにより検出された時
に点灯し、さらに第3表示灯11Cは溶接作業が完了し
て基台2を吊り上げてもよいときに点灯するように構成
されている。
【0018】また、この支持装置の基台制御装置(制御
手段)31は、図6に示すように、中央演算装置31a
に、各高さ検出センサー9A〜9Dおよび距離検出信号
10A,10Bならびに傾斜センサー8の検出信号が変
換ユニット31bを介して入力され、またロボット移動
装置7の移動用モーター7bおよび脚出退装置5A〜5
Dの出退用モーター27にモータ駆動回路31cを介し
て操作信号を出力し、さらに着地検出器23A〜23D
の検出信号と、第1〜第3表示灯11A〜11Cへの表
示出力信号をインタフェイス回路31dを介して入出力
するように構成され、スキン材Sの湾曲度や傾斜度や溶
接条件などのデータが入力された書換え自在なメモリー
31eを具備しており、また前記各信号や演算値に基づ
いて、ロボット制御装置32に操作信号を送受するよう
に構成される。
【0019】次に、スキン材S上にトランス材Tを溶接
する溶接準備作業を図7〜図11を参照して順次説明す
る。 (1)図7に示すように、溶接ロボット1が基板3に取
り付けられた状態で、基台3がワーキングブリッジに設
けられた電動チェーンブロックのフックにワイヤロープ
WRを介して吊り下げられる。この電動チェーンブロッ
クは、ワーキングブリッジの支持機構により、前後左右
方向に移動可能に構成されている。この時、溶接ロボッ
ト1は、その各部材の先端が基台2の外側および脚柱4
A〜4Dの下方に出ない退避姿勢で、かつトランス材T
に対しては後退限位置に配置にされ、さらに脚柱4A〜
4Dの長さLが基準姿勢(図10)の長さL0より短く
設定される。
【0020】(2)電動チェーンブロックにより基台2
が下ろされると、脚柱4A〜4Dがスキン材Sに着地す
る直前で停止され、その時第1表示灯11Aが点灯して
いるのが確認された後、降下される。第1表示灯11A
が点灯していない場合には、支持機構が駆動されて基台
2が第1表示灯11Aが点灯する位置まで移動された
後、降下される。
【0021】(3)図8に示すように、先ず1本の脚柱
たとえば4Cが着地すると、着地検出器23Cにより着
地信号が出力されて第2表示灯11Bが点灯される。こ
の状態で、溶接ロボット1のプログラムが選択されてリ
モートボックスのスタートボタンが押されると、着地し
た以外の脚出退装置5A,5B,5Dの出退用モーター
27がそれぞれ駆動されて脚柱4A,4B,4Dが下方
に突出駆動され、着地検出器23A,23B,23Dが
着地を検出した位置で停止される。
【0022】(4)図9に示すように、傾斜センサー8
により基台2の傾きが検出されて傾きがあれば、脚出退
装置5A〜5Dにより、下がっている側の脚柱4A〜4
Dが下方に突出されて基台2が持ち上げられ、基台2が
水平姿勢にされる。
【0023】(5)図9〜図10に示すように、溶接ロ
ボット1が基準姿勢にされた後、距離検出センサー10
A,10Bにより、トランス材Tとロボット本体1aの
中心ORとの距離が検出されてトランス材Tの傾きが演
算され、この演算値および高さ検出センサー9A〜9D
の検出値およびスキン材Sの湾曲度データとにより、溶
接原点位置W0が判断される。
【0024】(6)この溶接原点位置W0に基づいて、
まずロボット中心ORと溶接原点位置W0までの水平距
離Yが、溶接ロボット1のマニピュレータ1bの前後方
向の作業中心と溶接原点位置W0が一致するように、す
なわちロボット基準位置における基準水平距離Y0と一
致するように、ロボット移動装置7の移動用モーター7
Bが駆動されて基板3を前後方向に移動され、ロボット
中心ORと溶接原点位置W0の水平距離Yが基準水平距
離Y0となる位置で停止される。
【0025】(6)ついで、溶接原点位置W0と基板3
との垂直距離(高さ)Zが溶接ロボット1のマニピュレ
ータ1bの上下方向の作業中心と溶接原点位置W0が一
致するように、すなわちロボット基準位置における基準
垂直距離Z0と一致するように、脚出退装置5A〜5D
の出退用モーター27が同期駆動されて基台2が上昇さ
れる。そして基板3と溶接原点位置W0の垂直距離Zが
基準垂直距離Z0となる位置で停止される。
【0026】(7)このように基台2の位置決めが完了
されると、基台制御装置31からロボット制御装置32
に準備完了信号が出力され、ロボット制御装置32から
プログラムに基づいて溶接ロボット1に操作信号が出力
される。そして図11に示すように、溶接ロボット1が
駆動されて、センシングにより補正されたプログラムの
溶接データにより、溶接作業が進められる。溶接作業が
終了すると、ロボット制御装置32から基台制御装置3
1に動作完了信号が出力される。
【0027】(8)この動作完了信号に基づいて、ロボ
ット移動装置7が駆動されて基板3を介して溶接ロボッ
ト1が後退限まで後退されるとともに、さらに脚出退装
置5A〜5Dが駆動されて脚柱4A〜4Dが収縮され、
脚柱4A〜4Dの長さLがが元の長さL0に戻される。
【0028】(9)第3表示灯11Cの点灯が確認され
ると、電動チェーンブロックが駆動されて溶接ロボット
1および基台2が吊り上げられ、脚柱4A〜4Dが全て
スキン材Sから完全に離れた状態で第2,第3表示灯1
1B,11Cがそれぞれ消灯され、さらに基板3とスキ
ン材Sとの距離が一定以上離れると、第1表示灯11A
も消灯される。
【0029】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、溶
接ロボットの支持装置を吊り下げて、まず1本の脚柱を
水平母材上に着地させ、次いで脚出退装置により他の脚
柱を進展して着地させた後、制御装置により、傾斜検出
器の検出値に基づいて脚出退装置を駆動し基台を水平姿
勢にする。これにより、溶接ロボットの動作を基台を基
準として行うことができ、湾曲面状または傾斜面状の水
平母材であってもNCデータを利用して自動的に溶接を
行うことができる。
【0030】また、制御手段により高さ検出手段と距離
検出手段の検出値に基づいて、溶接作業中心となる溶接
原点位置を演算し、溶接ロボットを溶接原点に対応する
基準位置に配置することができるので、各溶接母材と溶
接ロボットとの位置関係が適性になるように制御するこ
とができ、横置母材が湾曲面または傾斜面であっても溶
接ロボットによる溶接の自動化を推進することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る溶接ロボットの支持装置の一実施
例を示す全体側面図である。
【図2】同支持装置の全体平面図である。
【図3】同支持装置の全体背面図である。
【図4】同支持装置の脚出退装置を示す側面半断面図で
ある。
【図5】同支持装置の着座部材を示す側面断面図であ
る。
【図6】同支持装置の制御回路を示す構成図である。
【図7】同支持装置の溶接準備作業を示し、(a)は側
面図、(b)は背面図である。
【図8】同支持装置の溶接準備作業を示す側面図であ
る。
【図9】同支持装置の溶接準備作業を示す側面図であ
る。
【図10】同支持装置の溶接準備作業を示し、(a)は
側面図、(b)は背面図である。
【図11】同支持装置の溶接準備作業を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
S スキン材(横置母材) T トランス材(立置母材) R ロンジ材(立置母材) 1 溶接ロボット 1a ロボット本体 1b マニピュレータ 1c 溶接トーチ 2 基台 3 基板 4A〜4D 脚柱 5A〜5D 脚出退装置(脚出退手段) 7 ロボット移動装置(ロボット移動手段) 8 傾斜センサー(傾斜検出手段) 9A〜9D 高さ検出センサー(高さ検出手段) 10A,10B 距離検出センサー(距離検出手段) 11A 第1表示灯 11B 第2表示灯 11C 第3表示灯 21 球面軸受 22 着座部材 23A〜23D 着地検出器 23c リミットスイッチ 24 リニアブッシュ 25 球面軸受 27 出退用モーター 31 基台制御装置(制御手段) 31a 中央演算装置 32 ロボット制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 登川 康則 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾曲面状または傾斜面状に形成された横置
    母材と、この横置母材の上面に取り付けられる立置母材
    とを自動的に溶接する溶接ロボットの支持装置におい
    て、 溶接ロボットが設けられた基台と、 前記基台に出退自在に設けられて下端部が横置母材に接
    地される少なくとも3本以上の脚柱およびこれら脚柱を
    それぞれ出退駆動する脚出退手段と、 基台の傾きを検出可能な傾斜検出手段と、 前記傾斜検出手段の検出値に基づいて脚出退手段を駆動
    し、基台を水平姿勢に制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする溶接ロボットの支持装置。
  2. 【請求項2】基台に設けられて溶接ロボットを被接合材
    側の前後方向に移動するロボット移動手段と、 基台と横置母材との距離を複数位置で検出して横置母材
    の湾曲度または傾斜度を検出可能な高さ検出手段と、 溶接ロボットと立置母材との距離を上下位置で検出して
    立置母材の傾きを検出可能な距離検出手段とを具備し、 制御手段は、前記高さ検出手段および距離検出手段の検
    出値により横置母材と被接合材との溶接原点を演算し、
    この演算値に基づき脚出退手段を駆動して、溶接ロボッ
    トのマニピュレータの高さ方向の作業中心が溶接原点と
    一致するように溶接ロボットの高さを制御するととも
    に、ロボット移動装置を駆動して溶接ロボットのマニピ
    ュレータの前後方向の作業中心が溶接原点と一致するよ
    うに溶接ロボットと被接合材との距離を制御するように
    構成されたことを特徴とする請求項1記載の溶接ロボッ
    トの支持装置。
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