JP2007260799A - 多関節ロボットによる検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多関節ロボットを用いて、汎用性に富んだ加工物検査装置を得る。
【解決手段】多関節ロボット2のアーム先端部にレーザー計測器10を設け、テーブル3に載置されたマスター11を計測し、その計測番地と計測値を記憶するマスター計測モードと、前記テーブル3に載置された加工物12を計測する加工物計測モードとに切り換える。該加工物12の計測値とマスター計測値記憶部で記憶された計測値とを比較して前記加工物12の良否を判別する判定部を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、多関節ロボットによる検査装置に関するものである。
従来の技術として、支持台にコラムをY軸方向移動可能に起立支持し、該コラムにアームをX軸方向及びZ軸方向移動可能に取り付け、該アームの先端部にY軸及びX軸を中心として回動するブラケットを取り付け、該ブラケットに計測用の視覚センサーを取り付け、ロボット制御盤により前記コラム、アーム、及びブラケットを駆動制御して視覚センサーを三次元で移動させるようにした計測ロボットを設け、該計測ロボットにマスターの測定ポイントを教示し、該教示した計測ロボットで組み立てられたアッセンブリーの精度を検査するようにしたものがあった。
前記従来の計測ロボットは、コラム、アーム、ブラケット等を直交座標で制御するようにしていたため、大型になるとともに汎用性の乏しいものであった。
特開平5−158529号公報
本発明は、小型化及び汎用性に富んだ多関節ロボットを使用して加工物の検査ができるようにした新規な多関節ロボットによる検査装置を得ることを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、ロボット制御部からの指令で作動される多関節ロボットを設けるとともに、該多関節ロボットのアーム先端部にレーザー計測器を設け、テーブルに載置されたマスターを計測するマスター計測モードと、前記テーブルに載置された加工物を計測する加工物計測モードとに切り換える計測モード切換え部を設け、前記マスター計測モードは、ロボット制御部により前記多関節ロボットを作動させて前記レーザー計測器をマスターの規定された計測位置に移動させた後、該レーザー計測器を作動させてマスターを計測し、前記計測位置をマスター計測番地記憶部に記憶させるとともに、前記計測値をマスター計測値記憶部に記憶させ、加工物計測モードは、前記マスター計測番地記憶部で記憶されたデーターをロボット制御部に入力し、該ロボット制御部により前記多関節ロボットを作動させてレーザー計測器を加工物の計測位置に移動させた後、該レーザー計測器を作動させて加工物を計測し、該加工物の計測値と前記マスター計測値記憶部で記憶された計測値とを比較して前記加工物の良否を判別する判定部を設ける構成にしたものである。
本願発明は、テーブルにマスターを載置し、マスター計測モードを選択して多関節ロボット、及びレーザー計測器を作動させると、前記マスターの規定された部位が計測された後、マスター計測番地記憶部及びマスター計測値記憶部で前記マスターの計測位置(番地)及び計測値が記憶される。次いで、前記テーブルに加工物を載置し、加工物計測モードを選択すると、前記マスター計測番地記憶部で記憶したデーターがロボット制御部に入力され、該ロボット制御部によって前記多関節ロボットが作動され、レーザー計測器が加工物の、前記マスターの計測位置と対応する位置に移動され、この部を計測する。そして、判定部で前記加工物の計測値とマスター計測値記憶部で記憶された計測値とを比較し、前記加工物の良否が判別されることになる。
この場合、多間接ロボットは、直列に接続した多数のアームをそれぞれの接続部(間接部)で回動させてレーザー計測器を三次元で移動させることになるので、レーザー計測器の三次元移動が小型な装置で行なえることになる。さらに、レーザー計測器を多関節ロボットのアーム先端部に取り付けるようにしたので、一般に普及している加工用多関節ロボットの工具をレーザー計測器に換えるのみで済むことになり、設備費が安価になる。また、レーザー計測器のレーザー光は周囲の明るさに左右され難いので、検査装置を明るい場所に設置することができ、作業環境を良くすることができる。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。図面において、図1は本発明による装置全体の概略図、図2は本発明による操作盤の正面図、図3は本発明による制御装置のブロック図、図4は本発明による制御装置の動作を示すフローチャートである。
図1において、1は検査装置、2はその多関節ロボットである。該多関節ロボット2は。ベース(テーブル)3に固定された支持台4に、旋回台5、第1アーム6、第2アーム7、ハンドアーム8、及び回転体9を連結して構成される。即ち、前記支持台4に旋回台5を上下軸線C1を中心として回転可能に取り付け、該旋回台5の上端部に第1アーム6を第1水平軸線C2を中心として回動可能に取り付け、該第1アーム6の先端部(上端部)に第2アーム7を第2水平軸線C3を中心として回動可能に取り付け、該第2アーム7の先端部(上端部)に短尺なハンドアーム8を第3水平軸線C4を中心として回動可能に取り付け、該ハンドアーム8の先端部に回転体9を、ハンドアーム8の軸心を中心として回転可能に取り付け、これらをロボット制御盤20で駆動制御するようになっている。
前記多関節ロボット2の回転体9にレーザー計測器(レーザーレーダ)10を取り付ける。該レーザー計測器10は、レーザー光を発射する発射管と計測部とを有し、レーザー光を被計測物に向けて発射し、該被計測物によって反射された光を受けて該被計測物の位置、大きさ等を計測するようになっており、該レーザー計測器10は計測盤21によって作動される。
11は前記検査装置1によって計測されるマスター、12は該マスター11と同形状に加工された加工物であり、本例では車体のフレームからなる。前記マスター11、又は加工物12は台車13によってベース(テーブル)3に搬送され、該ベース3上で所定位置にセットされる。即ち、前記マスター11、又は加工物12を、取り付け治具14を介して台車13に位置決め固定し、この状態でベース3上に移動された台車13を、ベース3側に取り付けたクランプ付き昇降機15及びサイドクランプ16によってベース3の規定された位置に固定する。
図1、図2において、22は前述した検査装置1の操作盤22であり、上部に計測、設備の状態表示、設定、操作を行うタッチパネル23を設け、下部に操作電源スイッチ24a、運転準備スイッチ24b、手動・自動切換スイッチ24c、自動起動スイッチ24d、非常停止ボタン24e、単独・連動切換スイッチ24f、リセットボタン24g、ブザー24h等のコマンドスイッチ24を設けてなり、前記コマンドスイッチ24及びタッチパネル23を操作することによってロボット制御盤20、計測盤21に所定の動作を入力及び記憶させるようになっている。
図3において、30は前記ロボット制御盤20及び計測盤21に内装された制御装置であり、被計測物の機種を登録する機種登録部31、被計測物の計測モードをマスター11又は加工物12に切り換える計測モード切換部32、多関節ロボット2を駆動制御するロボット制御部33、レーザー計測器10がマスター11の設定された計測位置に移動する如く多関節ロボット2を作動させるマスター計測番地設定部34、前記計測位置に移動した際の多関節ロボット2の姿勢を記憶するマスター計測番地記憶部35、前記計測位置で被計測物(マスター11又は加工物12)を計測する計測部36、該計測したマスター11の計測値を記憶するマスター計測値記憶部37、及びマスター11の計測値と加工物12の計測値を比較して加工物12の良否を判定する判定部37を有する。
前記制御装置30の動作は図4に示すようになっている。図4において、S1〜S17は制御装置30の各ステップを示す。まず、ベース3にマスター11をセットした状態で電源をオン操作S1し、S2で前記マスター11の機種を登録する。次いでS3でマスター計測モードに切り換え、S4で多関節ロボット2を手動で操作し、レーザー計測器10をマスター11の設定された計測位置に移動させ、該計測位置をS5で記憶する。
次いでS6でレーザー計測器10を作動させ、その計測値をS7で記憶する。S8で前記マスター11の計測が終了したか否かを判断し、NOの場合はS4にジャンプする。本例では、S4〜S7のステップを3〜4回繰り返して前記マスター11の3〜4カ所を計測・記憶するようになっている。
前記S9でYESとなった場合は、前記ベース3に加工物12をセットし、S9で加工物計測モードを選択する。さすれば、S10で前記登録された機種を読込み、S11で前記記憶されたマスター計測番地を読込む。これにより、S12で多関節ロボット2がロボット制御部33からの指令によって駆動制御され、レーザー計測器10を加工物12の、前記マスターの計測位置と対応する位置に移動させ、S13で前記レーザー計測器10を作動させて前記加工物12の該当箇所を計測する。
次いで、S14で前記記憶したマスターの計測値を読込み、S15で両計測値を比較し、前記加工物12の良否を判定する。S16で前記加工物12の計測が完了したか否かを判断し、NOの場合はS11にジャンプし、S11〜S15のステップを繰り返し、加工物12の、前記マスター11の計測カ所と対応する部位を計測し、これらを判定する。そして、S16でYESとなった際には、S17で前記加工物計測モードのステップ、及び検査プログラムを終了する。
以上説明した如く、本発明は、多関節ロボット2のアーム先端部に取り付けたレーザー計測器10の計測位置をマスータ11で教示し、この位置を反復させて加工物12を検査するようにしたので、小型になる普及品の多関節ロボットであっても高精度の検査が行えることになる。また、レーザー計測器10のレーザー光は周囲の明るさに左右され難いので、検査装置を明るい場所に設置することができ、作業環境を高くすることができる。
本発明による検査装置全体の概略図である。 本発明による操作盤の正面図である。 本発明による制御装置のブロック図である。 本発明による制御装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 検査装置
2 多関節ロボット
3 ベース(テーブル)
4 支持台
5 旋回台
6 第1アーム
7 第2アーム
8 ハンドアーム
9 回転体
10 レーザー計測器
11 マスター
12 加工物
13 台車
14 取付け治具
15 クランプ付き昇降機
16 サイドクランプ
20 ロボット制御盤
21 計測盤
22 操作盤
30 制御装置
31 機種登録部
32 計測モード切換部
33 ロボット制御部
34 マスター計測番地設定部
35 マスター計測番地記憶部
36 計測部
37 マスター計測値記憶部
38 判定部

Claims (1)

  1. ロボット制御部(33)からの指令で作動される多関節ロボット(2)を設けるとともに、該多関節ロボット(2)のアーム先端部にレーザー計測器(10)を設け、テーブル(3)に載置されたマスター(11)を計測するマスター計測モードと、前記テーブル(3)に載置された加工物(12)を計測する加工物計測モードとに切り換える計測モード切換部(32)を設け、前記マスター計測モードは、ロボット制御部(33)により前記多関節ロボット(2)を作動させて前記レーザー計測器(10)をマスター(11)の規定された計測位置に移動させた後、該レーザー計測器(10)を作動させてマスター(11)を計測し、前記計測位置をマスター計測番地記憶部(35)に記憶させるとともに、前記計測値をマスター計測値記憶部(37)に記憶させ、加工物計測モードは、前記マスター計測番地記憶部(35)で記憶されたデーターをロボット制御部(33)に入力し、該ロボット制御部(33)により前記多関節ロボット(2)を作動させてレーザー計測器(10)を加工物(12)の計測位置に移動させた後、該レーザー計測器(10)を作動させて加工物(12)を計測し、該加工物(12)の計測値と前記マスター計測値記憶部(37)で記憶された計測値とを比較して前記加工物(12)の良否を判別する判定部(38)を設けたことを特徴とする多関節ロボットによる検査装置。
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