JP3428681B2 - 棒材貯蔵装置 - Google Patents

棒材貯蔵装置

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JP3428681B2 JP10549593A JP10549593A JP3428681B2 JP 3428681 B2 JP3428681 B2 JP 3428681B2 JP 10549593 A JP10549593 A JP 10549593A JP 10549593 A JP10549593 A JP 10549593A JP 3428681 B2 JP3428681 B2 JP 3428681B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は長尺の棒材を貯蔵する棒
材貯蔵装置に係り、さらに詳細には、長尺の棒材を載置
し貯蔵するパレットに対する残材等のごとき比較的短い
棒材の搬出入を容易に行うことのできる棒材貯蔵装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】本発明に係る先行例として、例えば特開
平5−38654号(以下単に先行例と称す)がある。
先行例においては、複数のパレット収納棚を備えた棚フ
レームにエレベータ装置を上下動自在に備え、このエレ
ベータ装置によって各パレット収納棚に対してパレット
を出入することができ、しかも引出されたパレット上の
複数の棒材を切断機へ自動的に供給することができ極め
て有益である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】先行例においては、種
々の棒材を多数貯蔵し、かつ貯蔵している棒材を切断機
等に対して自動的に供給する装置として有益である。し
かし、全体的構成が大型化し、またパレットに対する棒
材の搬出入を半自動的又は手作業的に行う場合には対応
が困難であるという改良すべき点がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、複数本の棒材を載置したパレット
を出入自在に収納するパレット収納棚を複数段備えてな
る棚フレームと、この棚フレームの一側に上下動自在に
設けられ、かつ前記各パレット収納棚に対して各パレッ
トを出入するためのトラバーサを往復動自在に備えてな
るエレベータ装置と、上記エレベータ装置の下方位置に
設けたガイド部材に沿って棒材の長手方向へ往復動自在
の棒材搬出入装置と、前記エレベータ装置が棒材搬出入
位置に下降したことを検知する第1センサと、前記棒材
搬出入装置のワーク保持部が前記エレベータ装置の上下
動領域内に位置することを検知する第2センサと、前記
第1センサの検出に基いて前記棒材搬出装置の操作を可
能とし、前記第2センサの検出に基いて前記エレベータ
装置の上下動を不可能にするための制御装置と、を備え
た構成である。 【0005】前記構成によれば、棒材搬出入装置のワー
ク保持部がエレベータ装置の上方に位置することを検出
するセンサが設けてあり、このセンサの検知作動時には
エレベータ装置の上下動が不可能な構成であるから、エ
レベータ装置の上下動時に棒材搬出入装置のワーク保持
部とエレベータ装置とが干渉するようなことがなく安全
である。 【0006】さらに、例えばガイド部材に沿って棒材搬
出入装置をエレベータ装置の一側方向へ移動しておくこ
ともでき、この場合には、エレベータ装置上のパレット
に対して残材等の搬出入を手作業的に行うことができ、
棒材搬出入装置が邪魔になるようなことがないものであ
る。 【0007】 【実施例】図1を参照するに、本実施例に係る棒材貯蔵
装置1は、長尺の複数本の棒材Bを載置したパレット3
を出入自在に収納するパレット収納棚5を複数段備えて
なる棚フレーム7を備えている。この棚フレーム7の一
側にはエレベータ装置9が上下動自在に設けられてお
り、このエレベータ装置9には、前記パレット収納棚5
に対してパレット3を出入するためのトラバーサ11が
往復動自在に設けられている。 【0008】前記エレベータ装置9を上下動するための
昇降作動装置13の構成や前記トラバーサ11を往復動
するための構成および前記棚フレーム7等の構成は、前
述した先行例等により公知であるので、上記各部の構成
についての詳細な説明は省略する。 【0009】前記エレベータ装置9が上下動する領域内
の下方位置には、パレット3上の棒材Bの長手方向と平
行に延伸したレールなどのごときガイド部材15が設け
てあり、このガイド部材15にはスライドベース17が
移動自在に支持されている。このスライドベース17上
には旋回フレーム19が旋回自在に装着されている。上
記旋回フレーム19には、パレット3上の棒材Bを保持
自在のワーク保持部21を先端部に備えたアーム23等
を備えてなる棒材搬出入装置25が装着してある。 【0010】上記棒材搬出入装置25としては、例えば
産業用ロボットのごとき構成でも、また小型のクレーン
などのごとき構成でも良く、要は下降した状態にあるエ
レベータ装置9上のパレット3に対して残材等の短い棒
材Bの搬出入を行い得る構成であれば良いものである。 【0011】上記棒材搬出入装置25は、前記ガイド部
材15に沿ってのスライドベース17の移動、前記旋回
フレーム19の旋回、アーム23の動作、ワーク保持部
21の保持動作等(各部を作動するモータやシリンダ等
のアクチュエータは図示省略してある)を操作する操作
装置27が適宜位置に設けてある。 【0012】上記構成により、操作装置27を適宜に操
作することによりパレット3上の残材等の短い棒材Bの
位置に対応する位置へ棒材搬出入装置25をガイド部材
15に沿って移動でき、前記残材等をパレット3に対し
て容易に搬出入することができる。 【0013】また、棒材搬出入装置25をガイド部材1
5に沿って適宜位置へ移動した状態に保持するときに
は、作業者はエレベータ装置9に接近することができ、
手作業で残材の搬出入を行うこともできる。この際、ガ
イド部材15はエレベータ装置9の下方に位置するの
で、邪魔になるようなことはない。 【0014】よって、残材の管理を容易に行うことがで
き、短くなった残材を無駄なく有効に利用することがで
きる。 【0015】前述のごとく、下降した状態にあるエレベ
ータ装置9上のパレット3に対する残材等の搬出入作業
時に、エレベータ装置9と棒材搬出入装置25との干渉
を回避するために、本実施例においては次のごとく構成
してある。 【0016】すなわち、前記棚フレーム7にはエレベー
タ装置9が所定位置に下降したことを検出するリミット
スイッチあるいは近接スイッチなどのごとき適宜の第1
センサ29が設けてある。なお、第1センサ29の構成
としては、エレベータ装置9の上下動位置を検出する位
置検出器を用いることも可能である。 【0017】また、棒材搬出入装置25におけるスライ
ドベース17には、旋回フレーム19によって前記アー
ム23、ワーク保持部21がエレベータ装置9の上方に
位置することを検知する第2センサ31が設けてある。
上記第2センサ31が、ワーク保持部21等がエレベー
タ装置9の上方に位置することを検知する構成として
は、例えば次のごとき構成とすることができる。 【0018】例えば、旋回フレーム19に半円状のドグ
を設け、所定位置に設けた第2センサ31が上記ドグを
検知した状態にあるときはワーク保持部21等がエレベ
ータ装置9の上方に位置するものと検知する構成、ある
いは旋回フレーム19の旋回運動に連動するパルスエン
コーダのごとき回転角検出器の構成となし、旋回フレー
ム19の旋回角を検出することによって前記ワーク保持
部21等がエレベータ装置9の上方に位置するものとし
て検知する構成など種々の構成を採用することができ
る。 【0019】前記第1センサ29および第2センサ31
の検出信号は制御装置(図示省略)へ入力され、当該制
御装置においては図2に示すごとき判断処理を行ってエ
レベータ装置9と棒材搬出入装置25との干渉を回避し
ている。 【0020】すなわち、棚フレーム7の所望のパレット
収納棚5からエレベータ装置9上に所望のパレット3を
引出して、エレベータ装置9が下降を開始するとき(ス
テップS1)、第2センサ31が検知作動しているか否
かが判別される(ステップS2)。 【0021】第2センサ31が検知作動時(ONとして
表示した)にはワーク保持部21等がエレベータ装置9
の上下動領域内に位置するので、第2センサ31が非検
知状態となるまで待機する状態となり、エレベータ装置
9の下降は停止された状態にある。 【0022】そして、第2センサ31がOFFになる
と、エレベータ装置9が下降し、所定位置に下降すると
第1センサ29が検知作動する(ステップS3)。 【0023】第1センサ29がエレベータ装置9の下降
を検知すると棒材搬出入装置25の操作が可能となり
(ステップS4)、エレベータ装置9上のパレット3に
対して残材等の短い棒材Bの搬出入が可能となる。 【0024】次に、エレベータ装置9の上昇開始時(ス
テップS5)には、第2センサ31のON,OFFが判
別され(ステップS6)、第2センサ31がOFFにな
ると上昇可能(ステップS7)となる。 【0025】したがって、エレベータ装置9と棒材搬出
入装置25は互いに干渉することなく動作するものであ
る。 【0026】 【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明は、複数本の棒材(B)を載置したパ
レット(3)を出入自在に収納するパレット収納棚
(5)を複数段備えてなる棚フレーム(7)と、この棚
フレーム(7)の一側に上下動自在に設けられ、かつ前
記各パレット収納棚(5)に対して各パレット(3)を
出入するためのトラバーサ(11)を往復動自在に備え
てなるエレベータ装置(9)と、上記エレベータ装置
(9)の下方位置に設けたガイド部材(15)に沿って
棒材(B)の長手方向へ往復動自在の棒材搬出入装置
(25)と、前記エレベータ装置(9)が棒材搬出入位
置に下降したことを検知する第1センサ(29)と、前
記棒材搬出入装置(25)のワーク保持部(21)が前
記エレベータ装置(9)の上下動領域内に位置すること
を検知する第2センサ(31)と、前記第1センサ(2
9)の検出に基いて前記棒材搬出装置(25)の操作を
可能とし、前記第2センサ(31)の検出に基いて前記
エレベータ装置(9)の上下動を不可能にするための制
御装置と、を備えた構成であるから、前記エレベータ装
置9を上下動するとき、エレベータ装置9と棒材搬出入
装置25との干渉を回避でき、安全性を向上することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る棒材貯蔵装置の側面説明図であ
る。 【図2】動作を示すフローチャートである。 【符号の説明】 3 パレット 5 パレット収納棚 7 棚フレーム 9 エレベータ装置 15 ガイド部材 25 棒材搬出入装置

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数本の棒材(B)を載置したパレット
    (3)を出入自在に収納するパレット収納棚(5)を複
    数段備えてなる棚フレーム(7)と、この棚フレーム
    (7)の一側に上下動自在に設けられ、かつ前記各パレ
    ット収納棚(5)に対して各パレット(3)を出入する
    ためのトラバーサ(11)を往復動自在に備えてなるエ
    レベータ装置(9)と、上記エレベータ装置(9)の下
    方位置に設けたガイド部材(15)に沿って棒材(B)
    の長手方向へ往復動自在の棒材搬出入装置(25)と、
    前記エレベータ装置(9)が棒材搬出入位置に下降した
    ことを検知する第1センサ(29)と、前記棒材搬出入
    装置(25)のワーク保持部(21)が前記エレベータ
    装置(9)の上下動領域内に位置することを検知する第
    2センサ(31)と、前記第1センサ(29)の検出に
    基いて前記棒材搬出装置(25)の操作を可能とし、前
    記第2センサ(31)の検出に基いて前記エレベータ装
    置(9)の上下動を不可能にするための制御装置と、
    備えたことを特徴とする棒材貯蔵装置。
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