JPH0530866Y2 - - Google Patents

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JPH0530866Y2
JPH0530866Y2 JP7722288U JP7722288U JPH0530866Y2 JP H0530866 Y2 JPH0530866 Y2 JP H0530866Y2 JP 7722288 U JP7722288 U JP 7722288U JP 7722288 U JP7722288 U JP 7722288U JP H0530866 Y2 JPH0530866 Y2 JP H0530866Y2
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welding
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welding gun
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、腕の先端部に溶接ガンを具える溶
接ロボツトの配線構造に関するものである。
(従来の技術) 腕の先端部に溶接ガンを具える溶接ロボツトに
おいては、その溶接ガンと固定位置に設けた溶接
電源とを接続する溶接ケーブルを配線する他、溶
接ガンの電極チツプの作動を確認するためその溶
接ガンに設けた信号出力手段としてのリミツトス
イツチと上記溶接ロボツトの制御装置とを接続す
る信号伝達ケーブルや、溶接ガンに対し所定位置
にワークがあることを検知するためその溶接ガン
に設けた信号出力手段としての近接センサと上記
制御装置とを接続する信号伝達ケーブルを配線
し、さらに所要に応じ、腕先端部に対する溶接ガ
ンの姿勢等を変化させるための、信号入力および
出力手段としてのサーボモータ駆動の手首機構
や、溶接ガンに対しワークを位置決め固定するた
めの位置決めクランプ機構のリミツトスイツチ等
と上記制御装置とを接続する信号伝達ケーブルを
配線する必要がある。そして、これらの配線は、
従来の溶接ロボツトにあつては、溶接ケーブルと
信号伝達ケーブルとを近接させて配置すると溶接
時に大きな電流が溶接ケーブルに流れて電磁誘導
により信号伝達ケーブルにノイズが生じ誤動作を
招くおそれがあるため、信号伝達ケーブルは腕の
内部に貫通させるものとする一方、溶接ケーブル
は、作業場所の上方に設置したレール等に沿つて
移動可能なフツクにより吊り下げて、溶接ロボツ
トの腕から離れた位置で作業空間内を引回すもの
としていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の配線では、溶接ロボツ
トの作動による溶接ガンの移動に伴い溶接ケーブ
ルも溶接ガンから大きく離れた位置で作業空間内
を大きく移動するので、溶接ケーブルとワーク等
との干渉が生じ易く、これを避けるため、溶接ガ
ンの移動可能な範囲がせばめられるという問題が
あり、このことは、複数のロボツトを互いに近接
した位置で作動させる場合に特に重大であつた。
この考案は上述の課題を有利に解決した配線構
造を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この考案の溶接ロボツトの配線構造は、腕の先
端部に少なくとも溶接ガンを具える溶接ロボツト
において、前記腕を、互いに平行に延在させた少
なくとも二本の、電磁シールド性を持つ中空フレ
ームを用いて構成し、前記溶接ガンと溶接電源と
を接続する溶接ケーブルを、前記二本の中空フレ
ームの一方の内部に貫通させて配線するととも
に、前記腕の先端部に設けた信号入出力手段と当
該溶接ロボツトの制御装置とを接続する信号伝達
ケーブルを、前記二本の中空フレームの他方の内
部に貫通させて配線することを特徴とする。
(作用) かかる配線構造にあつては、溶接ケーブルと信
号伝達ケーブルとをそれぞれ別個のフレームによ
り電磁シールドしているので、溶接ケーブルを信
号伝達ケーブルから離して作業空間内で引回さな
くとも、信号伝達ケーブルにノイズを生じさせる
ことがない。
従つてこの配線構造によれば、溶接ケーブルと
ワーク等との干渉を生じさせることなく溶接ガン
の移動可能範囲を大幅に拡張することができ、さ
らに、複数のロボツトを作動させる場合にも容易
にそれらを近接位置で作動させることができる。
(実施例) 以下に、この考案の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。
第1図a,bおよびcは、この考案の溶接ロボ
ツトの配線構造の一実施例を示す正面図、下面図
および側面図であり、ここにおける溶接ロボツト
は、いわゆる直交座標型のもので、作業場所に水
平に設けた図中仮想線で示すフレーム1に沿つて
基部2を水平方向(Y方向;図中矢印Yで示す)
へ移動させる基部移動機構10と、その基部2に
支持した腕3を基部2に対して水平かつY方向と
直交する方向(X方向;図中矢印Xで示す)へ移
動させる腕移動機構20と、その腕3の先端部
(第1図a,bでは左方端部)に支持した手首と
しての移動ブラケツト4を腕3に対し垂直方向
(Z方向;図中矢印Zで示す)へ移動させる手首
機構としての移動ブラケツト移動機構30と、移
動ブラケツト4をさらに腕3に対し、X方向へ延
在する中心軸線Rまわりに回動させる移動ブラケ
ツト回動機構40とを具えてなる。
ここで、基部移動機構10は、フレーム1に水
平に固定した図中仮想線で示す二本のガイドレー
ル11に、基部2に固定した四個のボール循環式
のスライダ12をそれぞれ嵌合わせ、ガイドレー
ル11に沿うようにフレーム1に固定したボール
ねじ軸13に、基部2に支持したボールナツト1
4を螺合させ、そのボールナツト14を、基部2
に設けたサーボモータ15にベルト16を介し駆
動結合して回転可能ならしめた構成を有し、また
腕移動機構20は、腕3に固定した二本のガイド
レール21に、基部2に固定した四個のボール循
環式のスライダ22をそれぞれ嵌合わせ、ガイド
レール21の間にて腕3に支持したボールねじ軸
23を、基部2に固定したボールナツト24に螺
合させ、ボールねじ軸23をまた、腕3に設けた
サーボモータ25にカツプリング26を介し駆動
結合して回転可能ならしめた構成を有する。
そして、移動ブラケツト移動機構30は、腕3
の先端部に垂直方向へ延在させて固定した二本の
ガイドレール31に、回動機構ホルダ32に固定
した四個のボール循環式のスライダ33を嵌合わ
せ、ガイドレール31の間にて腕3の先端部に支
持したボールねじ軸34を、回動機構ホルダ32
に固定したボールナツト35に螺合させ、ボール
ねじ軸34をまた、腕3の先端部に設けたサーボ
モータ30にベルト37を介し駆動結合して回転
可能ならしめた構造を有し、また移動ブラケツト
回動機構40は、回動機構ホルダ32に固定した
支持部材41にサーボモータ42と減速機43と
を設け、サーボモータ42の出力軸42aと減速
機43の入力軸43aとを結合するとともに、減
速機43の、入力軸43aの回転を減速して出力
する回転部材43bに、上記移動ブラケツト4を
固定した構造を有する。
尚、ここにおける腕3は、第2図に示すよう
に、各々電磁シールド性を持つとともにその横断
面形状が長方形をなす角パイプからなる二本の中
空フレーム3a,3bを、これも角パイプからな
る複数の連結部材3cにより、それらのフレーム
3a,3bが互いに平行に延在するように固定結
合した構成を有する。
さらに、上記移動ブラケツト4には、イコライ
ズ機構5aと、作動確認用の内蔵リミツトスイツ
チとを有する通常のエアシリンダ駆動のスポツト
溶接ガン5と、図示しない溶接タイマを介し溶接
電源からもたらされる電圧を引下げてその溶接ガ
ン5に供給する溶接トランス6とが固定してあ
り、この一方上記腕3の後端部には、上記溶接ガ
ンのエアシリンダを作動させる電磁式エアバルブ
7と、その電磁式エアバルブとの作動を制御する
コントローラ8とが固定してある。
かかる構成の溶接ロボツトの作動を、ここでは
図示しない制御装置により制御するものとする。
これがためここでは、上記制御装置と、サーボ
モータ15,25,36および42とをそれぞれ
接続する信号伝達ケーブル50,51,52およ
び53を設け、また、上記制御装置と、コントロ
ーラ8および上記溶接ガン内蔵のリミツトスイツ
チとをそれぞれ接続する信号伝達ケーブル54お
よび55を設け、さらに、上記溶接タイマと溶接
トランス6とを接続する溶接ケーブルとしての一
次ケーブル56を設け、加えて、溶接ガン5のエ
アシリンダと電磁式エアバルブ7とを接続する二
本のエアホース57を設ける。
ここで、上記信号伝達ケーブル52,53およ
び55と、二本のエアホース57とは、第2図に
示すように、腕3を構成する二本の中空フレーム
3a,3bのうちの一方3b(図では下側のもの)
の内部に貫通させて、サーボモータ36,42お
よび溶接ガン5から上記制御装置および電磁式エ
アバルブ7へ導くように配線し、この一方、上記
一次ケーブル56は、二本の中空フレーム3a,
3bのうちの他方3a(図では上側のもの)の内
部に貫通させて、溶接トランス6から上記溶接タ
イマへ導くように配線する。
上述した溶接ロボツトによれば、制御装置から
信号伝達ケーブル50〜53を介しサーボモータ
15,25,36および42に駆動信号を伝達し
て、サーボモータ15,25,36および42を
この駆動信号に応じて作動させ、かつそれらから
制御装置に信号伝達ケーブル50〜53を介し作
動位置に関する信号を伝達することにより、移動
ブラケツト4、ひいては溶接ガン5を、X,Yお
よびZ方向へ所定量移動させるとともに中心軸線
Rまわりに所定量回動させて、ワークの所定位置
に配置することができる。
そしてここでは、制御装置から信号伝達ケーブ
ル54を介しコントローラ8に制御信号を伝達す
る一方、エア供給用ホース58から電磁式エアバ
ルブ7へエア圧を供給して、電磁式エアバルブ7
に、二本のエアホース57の一方を介し溶接ガン
5のエアシリンダの一方のポートへエア圧を選択
的に供給させ、これによつて溶接ガン5の電極チ
ツプを進退移動させるとともに、その電極チツプ
の進出移動にともない、上記溶接タイマから一次
ケーブル56を介し溶接トランス6、ひいては溶
接ガン5に溶接電流を供給することにより、電極
チツプ間にワークを挟持してそこにスポツト溶接
を施すことができ、溶接ガン5に内蔵したリミツ
トスイツチの出力信号を信号伝達ケーブル55を
介し制御装置へ伝送することにより、このスポツ
ト溶接が正常に行われたか否かを確認することが
できる。
しかも、上述の溶接ロボツトの配線構造によれ
ば、一次ケーブル56と信号伝達ケーブル52,
53および55とを、それぞれ別個のフレーム3
a,3bの内部に貫通させて独立に電磁シールド
していることから、一次ケーブル56を信号伝達
ケーブル52,53,55から離して作業空間内
で引回さなくとも、信号伝達ケーブル52,53
および55にノイズを生じさせることがないの
で、一次ケーブル56と、ワークや作業場所に設
置した他の設備との干渉を生じさせることなく溶
接ガンの移動可能範囲を広範囲にとることがで
き、さらに、複数の溶接ロボツトあるいは、溶接
ロボツトおよびワークの位置決めを行うロボツト
を同時に作動させる場合にも、容易にそれらを近
接させて作動させることができる。
尚、電磁シールドの方法としては、周知の種々
の方法が採用でき、例えばフレーム3a,3bそ
のものを電磁シールド性を有する材質のもので形
成したり、電磁シールド性を有する別部材で覆う
等が考えられる。
以上図示例に基づき説明したが、この考案は上
述の例に限定されるものでなく、例えば、多関節
型の溶接ロボツトにも適用することができ、また
信号伝達ケーブルとして、溶接ガンに設けたワー
ク確認用センサからのものや、溶接ガンに併設し
た位置決め装置等からのものを配線する場合にも
適用することができる。
(考案の効果) かくしてこの考案の溶接ロボツトの配線構造に
よれば、溶接ケーブルを信号伝達ケーブルから離
して作業空間内で引回さなくとも、信号伝達ケー
ブルにノイズを生じさせることがないので、溶接
ケーブルとワーク等との干渉を生じさせることな
く溶接ガンの移動可能範囲を大幅に拡張すること
ができ、さらに、複数のロボツトを作動させる場
合にも容易にこれらを近接位置で作動させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bおよびcはこの考案の溶接ロボツ
トの配線構造の一実施例を示す正面図、下面図お
よび側面図、第2図は第1図aの−線に沿う
断面図である。 2……基部、3……腕、3a,3b……中空フ
レーム、4……移動ブラケツト、5……溶接ガ
ン、6……溶接トランス、7……電磁式エアバル
ブ、50〜55……信号伝達ケーブル、56……
一次ケーブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 腕3の先端部に少なくとも溶接ガン5を具える
    溶接ロボツトにおいて、 前記腕を、互いに平行に延在させた少なくとも
    二本の、電磁シールド性を持つ中空フレーム3
    a,3bを用いて構成し、 前記溶接ガンと溶接電源とを接続する溶接ケー
    ブル56を、前記二本の中空フレームの一方3a
    の内部に貫通させて配線するとともに、前記腕の
    先端部に設けた信号入出力手段と当該溶接ロボツ
    トの制御装置とを接続する信号伝達ケーブル5
    2,53,55を、前記二本の中空フレームの他
    方3bの内部に貫通させて配線することを特徴と
    する、溶接ロボツトの配線構造。
JP7722288U 1988-06-11 1988-06-13 Expired - Lifetime JPH0530866Y2 (ja)

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JP7722288U JPH0530866Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13
EP89110641A EP0346816B1 (en) 1988-06-11 1989-06-12 Method for assembling vehicle body
DE68924999T DE68924999T2 (de) 1988-06-11 1989-06-12 Verfahren zum Zusammenbau eines Fahrzeugaufbaus.
ES89110641T ES2083366T3 (es) 1988-06-11 1989-06-12 Metodo para el montaje de una carroceria de vehiculo.
US07/365,292 US4981252A (en) 1988-06-11 1989-06-12 Method and apparatus for assembling vehicle body
KR1019890008075A KR930001868B1 (ko) 1988-06-11 1989-06-12 차체조립방법 및 차체조립장치
AU36297/89A AU623145B2 (en) 1988-06-11 1989-06-13 Method and apparatus for assembling vehicle body

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JPH021573U JPH021573U (ja) 1990-01-08
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