JPH09285211A - 移植機 - Google Patents

移植機

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Publication number
JPH09285211A
JPH09285211A JP10148296A JP10148296A JPH09285211A JP H09285211 A JPH09285211 A JP H09285211A JP 10148296 A JP10148296 A JP 10148296A JP 10148296 A JP10148296 A JP 10148296A JP H09285211 A JPH09285211 A JP H09285211A
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JP
Japan
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wheels
support
machine body
transplanter
traveling
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Application number
JP10148296A
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English (en)
Inventor
Kazuo Shimazumi
和夫 島隅
Hitoshi Fukumoto
仁志 福本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1条植えの移植機を2条植えに適用させると
共に、3条植えにも適用できるように考慮する。 【解決手段】 左右一方の後輪11を走行機体2Aに、
左右方向に伸縮自在な支持体43を介して走行機体2A
に対して左右移動自在に支持し、他方の車輪11を支持
する車軸51Lを伝動ケース29Lに、左右方向内方に
突出する状態と、左右方向外方に突出する状態とに付け
替え自在に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行しながら野菜
等の苗を圃場の畝に移植する移植機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、移植機として、左右両側に備えた
車輪によって走行可能に支持された走行機体の後部に移
植装置を備えて、この移植装置を走行機体のエンジンの
動力によって駆動し、畝を跨いで畝長手方向に走行しな
がら苗を移植するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のものにおいて、
1条植えの移植機の兼用化を図るために、左右一方の車
輪を、左右方向に伸縮自在な支持体を介して走行機体に
支持して左右方向に移動自在とし、その移動自在とされ
た車輪を左右方向外方に移動させることによって、広い
畝幅に対応すると共に、必然的に移植装置の植付手段が
畝の左右方向中央からオフセットされ、その状態で移植
機を畝の長手方向に往復させて植え付け作業をすること
によって、1つの畝において2条植えできるようにする
ことが考えられている。
【0004】しかしながら、この場合、前記2条植えの
場合よりも少し広い畝幅にトレッドを対応させると共
に、畝の左右方向中央にさらに苗を植え付けて3条植え
を行うことができなく、この3条植えをできる移植機の
提供が要望されている。また、前記支持体を伸縮させる
際において、車輪が接地していると、車輪と地面との間
の摩擦抵抗によって、伸縮作業が困難であるという問題
がある。そして、この伸縮作業を行うのに、車輪を持ち
上げて伸縮させるのでは、大変な労力が必要であり、ま
た、走行機体側と支持体の伸縮される側の部材との間に
油圧シリンダを設けて、この油圧シリンダによって伸縮
させるものであっても、車輪と地面との間の摩擦抵抗が
大きすぎて、支持体の伸縮部分にこじれが生じ、スムー
ズに作動しないという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、前記問題点を解決した
移植機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために講じた請求項1に記載の技術的手段は、左
右両側に備えた車輪によって走行可能に支持された走行
機体の後方に移植装置を設けた移植機において、前記左
右一方の車輪を走行機体に、左右方向に伸縮自在な支持
体を介して走行機体に対して左右移動自在に支持し、他
方の車輪を支持する車軸を、走行機体に設けた車輪支持
部材に、左右方向内方に突出する状態と、左右方向外方
に突出する状態とに付け替え自在に取り付けたことを特
徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の技術的手段は、左
右両側に備えた車輪によって走行可能に支持された走行
機体の後方に移植装置を設けた移植機において、前記左
右一方の車輪を走行機体に、左右方向に伸縮自在な支持
体を介して走行機体に対して左右移動自在に支持し、こ
の支持体を伸縮させる際に車輪を地面から浮かせるため
のスタンド部材を備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項3に記載の技術的手段は、左
右両側に備えた車輪によって走行可能に支持された走行
機体の後方に移植装置を設けた移植機において、前記左
右一方の車輪を走行機体に、左右方向に伸縮自在な支持
体を介して走行機体に対して左右移動自在に支持し、他
方の車輪を支持する車軸を、走行機体に設けた車輪支持
部材に、左右方向内方に突出する状態と、左右方向外方
に突出する状態とに付け替え自在に取り付け、前記支持
体43を伸縮或いは車軸を入れ替える際に車輪を地面か
ら浮かせるためのスタンド部材を備えたことを特徴とす
る。
【0009】前記構成において、支持体を走行機体側に
固定の部材と、この部材に左右方向摺動自在に内嵌され
る部材とを備えて構成し、この摺動自在な部材の端部に
前記走行機体側に固定の部材内を転動するローラを設け
るのがよい。また、左右一対の車輪を前後に設け、これ
ら前後車輪を地面から浮かせるべくスタンド部材を前後
一対設けるのがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図10は第1の実施の形
態を示し、図1および図3において、1は野菜等のソイ
ルブロック苗を移植する移植機を示し、この移植機1
は、走行体2の後方に移植装置3および操縦ハンドル4
を有する歩行型であって、畝5を跨いでその長手方向に
走行しながら、ソイルブロック苗Sを畝5に所定間隔を
おいて自動的に植付けるものである。
【0011】なお、移植機1の進行方向を前後方向とい
い、進行方向に直交する横方向を左右方向という。走行
体2は、ミッションケース6の前部に機体フレーム7を
前方突出状に取付固定すると共に、この機体フレーム7
上にエンジン8等を搭載して主構成されてなる走行機体
2Aを備え、この走行機体2Aは、左右両側に備えた前
輪10および後輪11によって走行可能に支持されてい
る。
【0012】移植装置3は、走行機体2の後部に装着さ
れた移植フレーム12に設けられており、苗Sを畝5に
植付ける植付手段13と、この植付手段13に苗Sを供
給する苗供給装置14と、植付けた苗の根本を覆土・鎮
圧する覆土輪15と、畝5を被覆するマルチフィルムに
植付用の穴を形成する穿孔手段16とを備えて主構成さ
れている。
【0013】移植フレーム12は、前部がミッションケ
ース6に取付固定された主フレーム12Aと、前部がミ
ッションケース6に左右軸廻りに回動自在に枢着された
可動フレーム12Bとから構成され、主フレーム12A
上に苗供給装置14が設けられると共に、主フレーム1
2Aの後端部に操向ハンドル4が取付けられ、可動フレ
ーム12Bに植付手段13、覆土輪15および穿孔手段
16が支持されている。
【0014】植付手段13は、揺動リンク機構によって
前後移動しながら昇降するように支持されていてその軌
跡の上部で苗Sが落下供給されると共に、下部にくちば
し状の開閉自在なオープナを備えており、軌跡の下端側
にて畝5に突入したときにオープナが前後に開き、畝5
に植付穴を形成すると共に、該植付穴に植付手段13内
に保持した苗Sを植付け得るようになっている。
【0015】苗供給装置14は、多数のソイルブロック
苗を縦横に収容した苗トレイ17を縦横に間欠送りする
苗トレイ送り装置18と、この苗トレイ送り装置18の
前方側に配置されていて苗トレイ17から苗を一つずつ
取出して植付手段13へと搬送する苗分送装置19とか
ら構成されている。覆土輪15は、植付手段13後方に
苗植付部分を挟むように左右一対配置され、畝5の上面
を転動し、可動フレーム12Bの後部を支持すると共
に、苗Sの根本部分の土を左右両側から押圧して土寄せ
と同時に鎮圧する。
【0016】穿孔手段16は、平行リンクによって植付
手段13の揺動リンク機構に連動して昇降するように支
持され、穿孔手段13が下降した際に、その下端部に設
けた加熱体をマルチフィルムに押し当てることで、マル
チフィルムに移植用の孔を形成するようになっている。
機体フレーム7の前部には、バッテリ20を搭載する支
持枠21が取付固定され、この支持枠21の下部には、
図4にも示すように、左右方向の軸心を有する支持筒2
2が固定され、この支持筒22には左右一対の前輪支軸
23の左右方向内端側が左右軸廻りに回動自在に挿通さ
れおり、左右各前輪支軸23の左右方向外端側には取付
筒24が外嵌されている。左右各取付筒24には前輪支
持アーム25の上端側が連結固定され、各前輪支持アー
ム25の下端側に前輪10が車軸を介して左右軸廻りに
回転自在に取付けられている。
【0017】前記左右前輪支軸23の外端側と取付筒2
4とは、断面六角形状に形成されていて一体回動するよ
うに構成されており、左右の前輪10が前輪支軸23廻
りに上下揺動自在とされている。また、図4及び図5に
示すように、左右各前輪支軸23の外端側と取付筒24
とは、両者を貫通するピン26によって固定され、左右
各前輪支軸23の外端側に形成されるピン26の挿通孔
27は軸心方向に複数形成されていて、左右各前輪10
の左右位置が位置調節可能(すなわち前輪10の輪距調
節が可能)とされている。
【0018】前記エンジン8の回転動力はミッションケ
ース6内の動力伝達装置に入力され、ミッションケース
6の左右に突出する出力軸28から走行系動力が出力さ
れる。なお、左右の出力軸28に伝動される動力は個別
のクラッチによって左右独立して断接されるようになっ
ている。ミッションケース6の左右両側には、下部に後
輪11を支持した伝動ケース29L,29Rが配置され
ている。図6に示すように、ミッションケース6の左側
には出力軸28が挿通する支持筒30が取付固定され、
この支持筒30には、被支持筒31の左右方向内方側が
左右方向移動自在で且つ左右軸廻りに回動自在に外嵌さ
れて支持され、この被支持筒31の左右方向外方側は、
左側の伝動ケース29L上部の左右方向内方側に該ケー
ス29Lを貫通し且つ固定された円筒状の内側ボス部3
2Lに固定されており、これによって左側の伝動ケース
29Lが左右移動自在で且つ出力軸28廻りに回動自在
に支持されている。
【0019】左側の伝動ケース29L上部の左右方向外
方側には、該ケース29Lを貫通して円筒状の外側ボス
部33Lが固定され、この外側ボス部33Lの内周側に
はベアリング34を介して駆動スプロケット35が回転
自在に支持され、この駆動スプロケット35は出力軸2
8の左右方向外端側に左右移動自在にスプライン嵌合さ
れている。
【0020】左右各外側ボス部33L外周の左右方向外
方側はやや径小に形成され、この径小部分に、図7にも
示すように、鍔付スリーブ36が左右方向外方側から外
嵌固定され、このスリーブ36には内周側にブッシュ3
7が内嵌固定されたサポート筒38が左右方向相対摺動
可能に外嵌され、このサポート筒38には取付プレート
39が溶接固定され、取付プレート39はミッションケ
ース6に固定された支持フレーム40に取付固定されて
いる。
【0021】外側ボス部33Lのスリーブ36外方側に
はカラー47が外嵌されて止め輪によって抜止めされて
いる。前記スリーブ36には、スリーブ36の鍔部36
Aとサポート筒38との間又はカラー47とサポート筒
38との間に介在されて左側の伝動ケース29Lの位置
決めをする位置決め部材48が外嵌されている。この位
置決め部材48は、図7に示すように、板材からU字形
に形成され、その円弧部48Aをスリーブ36に径方向
外方から嵌合させることによって介入され、両端側の直
線部48Bに亘って頭付ピン49を貫通させることによ
って抜止めされている。
【0022】一方、ミッションケース6と右側の伝動ケ
ース29Rとの間には、左右方向に伸縮自在な支持体4
3が配置されている。この支持体43は、図5にも示す
ように、ミッションケース6に出力軸28の軸心廻りに
回動自在で且つ左右移動不能に支持された固定筒43A
と、この固定筒43Aに左右方向外端側から左右移動自
在に内嵌された摺動筒43Bとから構成されている。
【0023】この摺動筒43Bの左右方向外端側は右側
の伝動ケース29Rの上部の左右方向内方側に該ケース
29Rを貫通し且つ固定された円筒状の内側ボス部32
Rに固定されており、これによって右側の伝動ケース2
9Rが左右移動自在で且つ出力軸28廻りに回動自在に
支持されている。右側の被支持筒31Rの左右方向外端
側は、右側の前輪支軸23の左右方向外端側に連結部材
44及び該連結部材44の前後に固定されると共に被支
持筒31R,前輪支軸23外嵌された軸受体45F,4
5Rを介して連結されている。
【0024】また、被支持筒31R及び摺動筒43内に
は、内側ボス部32R及び右側の伝動ケース29R上部
の左右方向外方側に固定された外側ボス部33Rに支持
されて右側の伝動ケース29Rと同行移動すると共に、
右側出力軸28に連動連結されて回転動力が伝達される
伝動軸46が設けられ、この伝動軸46の外端側に駆動
スプロケット35が取付固定されている。
【0025】なお、連結部材44又は機体フレーム7
と、右側の伝動ケース29Rとの間には、油圧シリン
ダ、ターンバックル機構又はネジジャッキ機構等からな
る左右方向に伸縮自在な伸縮装置が設けられ、この伸縮
装置を伸縮させることによって、右側の伝動ケース29
Rが左右方向に位置調節されるようになっている。左右
各伝動ケース29L,29Rの下部には車軸51L,5
1Rに固定の従動スプロケット52が設けられ、駆動ス
プロケット35と従動スプロケット52とに亘ってチェ
ーン53が掛装され、図2に示すように、左側の車軸5
1Lには後輪11のボス部11Aが外嵌されて取付けら
れており(右側も同様)、エンジン8の動力によって後
輪11が回転駆動されるようになっている。
【0026】また、左右後輪11のボス部11Aと車軸
51L,51Rとは、両者を貫通するピン50によって
固定され、車軸51L,51Rに形成されるピン挿通孔
54は軸心方向に複数(図例では3つ)形成されてい
て、後輪11の左右位置が調節可能とされている。左側
の伝動ケース29Lの下部には、図2に示すように、左
右両側に、左右方向に開放状とされた筒部29Aが設け
られ、この左右筒部29Aにベアリング55を介して筒
軸56が左右軸廻りに回動自在に支持され、この筒軸5
6上に従動スプロケット52が溶接等によって固定され
ている。この筒軸56の内周側にはスプライン部56A
が形成され、一方、左側の車軸51Lの基部には前記ス
プライン部56Aに左方又は右方から挿入されてスプラ
イン嵌合されるスプライン軸部57が形成されている。
【0027】また、左側の車軸51Lには、筒軸56の
端部に接当して挿入方向の移動規制を行う段部58が形
成されると共に、車軸51Lの端部に取り付けられて該
車軸51Lの筒軸56からの抜け止めをする抜止め部材
59を取付固定するためのボルト60を螺合するネジ孔
61が形成されている。したがって、車軸51Lの基部
を筒軸56のスプライン部56Aに左方又は右方から挿
入し、抜止め部材59を取付固定することによって、車
軸51Lが左右方向内方(図例では右方)に突出した状
態と、左右方向外方(図例では左方)に突出した状態と
に付け替え自在とされている。(前記左側の伝動ケース
29Lが特許請求の範囲でいう車輪支持部材とされてい
る。) また、左側の伝動ケース29Lの下部には、車軸51L
を挿入しない側の筒部29Aを閉塞するキャップ62が
設けられている。
【0028】図1,図4及び図8に示すように、機体フ
レーム7の前後中間部には、左右方向に配置されたロー
リング軸63が軸受体64を介して左右軸廻りに回動自
在で且つ前後移動自在に支持されている。このローリン
グ軸63の左右方向中間部前方には、昇降シリンダ65
が配置されて機体フレーム7に固定されている。この昇
降シリンダ65のピストンロッドは軸受体56及びロー
リング軸63に連結され、この昇降シリンダ65のピス
トンロッドの出退によってローリング軸63が前後に移
動可能とされている。
【0029】なお、軸受体56は機体フレーム7に対し
て固定手段によって固定できるようになっている。ロー
リング軸63の左右両側にはブラケット66が固定さ
れ、左右各前輪支軸23には前側連結ブラケット67が
固定され、左右の被支持筒31L,31Rには後側連結
ブラケット68が固定されている。また、右側のブラケ
ット66は下方側に突出状とされ、左側のブラケット6
6および前後の連結ブラケット67,68は上方側に突
出状とされている。
【0030】ブラケット66と後側連結ブラケット68
とは連結リンク69によって連結され、前側連結ブラケ
ット67と後側連結ブラケット68とは連結ロッド70
によって連結されている。なお、これら連結リンク69
および連結ロッド70は前後端部側に二股継手を備えて
おり、これら二股継手が各ブラケット66,67,68
にピンを介して左右軸廻りに回動自在に枢支連結されて
いる。
【0031】したがって、昇降シリンダ65のピストン
ロッドを出退させることによって、左右の連結リンク6
9が前後に押引きされて後側連結ブラケット68を介し
て伝動ケース29L,29Rが走行機体2Aに対して相
対的に上下揺動すると共に、連結ロッド70が前後に押
引きされて前連結ブラケット67,前輪支軸23および
取付筒24を介して前輪支持アーム25が走行機体2A
に対して相対的に上下揺動し、これによって、左右の前
後輪10,11が四輪同時に走行機体2Aに対して相対
的に昇降し、したがって、前後輪10,11が接地して
いることから走行機体2Aが地面に対して昇降するよう
に構成されている。
【0032】一方、ローリング軸63にはローリングシ
リンダ71が支持され、このローリングシリンダ71の
ピストンロッドはローリング軸63に固定のブラケット
72に枢着され、このローリングシリンダ65のピスト
ンロッドを出退させることによって、ローリング軸63
が左右軸廻りに回動し、左右一方の連結リンク69が前
方に引動される共に連結ロッド70が前方に押動され、
左右他方の連結リンク69が後方に押動される共に連結
ロッド70が後方に引動され、これによって、傾斜地に
おいてもエンジン8及びミッションケース6及び移植装
置3を水平状態に維持させることができるようになって
いる。
【0033】前記構成において、1条の畝5について苗
Sを3条植えする場合にあっては、図9に示すように、
左右車輪10,11の間隔を所定の畝幅に合わせて所定
のトレッドLに調整をする。このとき、左側の伝動ケー
ス29Lの車軸51Lは右方突出状に取り付けておく。
このときの後輪11の左右方向中央(ピン50による固
定位置)と、左側の伝動ケース29Lの左右方向中央と
の間隔をAとし、車軸51Lのピン挿通孔54間の間隔
をBとする。
【0034】そして、先ず、植付手段13が畝5の左右
方向中央から左方に所定距離偏位した位置に位置させ、
移植機1を畝5の長手方向に往復させ、往路(図9にお
いて紙面に向かう方向)で図9における畝5の左側に苗
Sを植え付け、復路(図9において紙面から遠ざかる方
向)で図9における畝5の右側に苗Sを植え付ける。最
後に、畝5の中央に苗Sを植え付ける場合、図10に示
すように、左側の伝動ケース29Lの車軸51Lを取り
外して、左方突出状に取り付けると共に、ピン50の挿
通位置をかえる。また、右側の伝動ケース29R及び後
輪11等を左方に移動させて左右後輪11の間隔を前記
所定のトレッドLに調節する。
【0035】すると、植付手段13は左方に2A+Bだ
け移動し、畝5の左右方向中央に位置される。なお、前
記の場合、前輪10も後輪11に対応させて左右方向の
位置調節が行われる。また、ピン50の位置をかえず
に、車軸51Lの入替えだけで植付手段13を畝5の左
右方向中央に位置するようにしてもよい。さらに、1条
又は2条植えを行う場合には、図9に示す状態から、右
側の伝動ケース29R及び後輪11等を左方に移動させ
て、1条又は2条植え用の畝5の畝幅に対応させればよ
い。
【0036】図11乃至図29は第2の実施の形態を示
し、左右方向に伸縮自在な支持フレーム(本実施の形態
ではこれが一方の後輪11を走行機体2Aに対して左右
移動自在に支持する、伸縮自在な支持体とされている)
75の左右両側に前後輪10,11を支持して、該支持
フレーム75の伸縮によってトレッドの調節を行い得る
ようにすると共に、この支持フレーム75に、エンジン
8,ミッションケース6及び移植装置を左右方向移動自
在に支持するようにした移植機1を示している。
【0037】なお、図示及び説明を省略した部分は前記
第1の実施の形態と同様に構成されている。図11にお
いて、支持フレーム75は、前後方向に配置された左右
一対のメインフレーム75L,75Rを前後の連結フレ
ーム76,77によって相互に連結して成り、前連結フ
レーム76は左右メインフレーム75L,75R間の前
端側に位置し、後連結フレーム77は左右メインフレー
ム75L,75R間の後端に位置している。
【0038】前連結フレーム76は、図12にも示すよ
うに、断面六角形の外筒体76aと、この外筒体76a
内に右方から左右方向摺動自在に内嵌される断面六角形
の内筒体76bと、外筒体76aの左端側に固定された
支軸76cとから主構成されて伸縮自在に構成されてい
る。支軸76cは軸受体78を介して左側メインフレー
ム75Lに左右軸廻りに回動自在に連結され、内筒体7
6bは右側メインフレーム75Rに軸受体79を介して
左右軸廻りに回動自在に支持されている。
【0039】また、内筒体76bの右端側及び支軸76
cの左端側に前輪支持アーム25を取り付ける取付筒2
4が取り付けらている。図14及び図15に示すよう
に、前連結フレーム76の内筒体76bの左端側には前
後一対の取付板80が固定され、この取付板80間に支
軸81を介して前後軸廻り回動自在に支持されて外筒体
76a内を転動するローラ82が設けられている。
【0040】また、図16乃至図18に示すように、外
筒体76aの右端側下部は切り欠かれており、この切欠
部分に、ローラ83とシューブロック84とが配置され
ている。これらローラ83とシューブロック84は外筒
体76aに固定のカバーケース85内に収納され、それ
ぞれ前後方向の支軸86,87を介して支持ケース85
に支持されていると共に、内筒体76bに接当してい
て、該内筒体76bを支持している。
【0041】前記構成によって、内筒体76bは、ロー
ラ82,83及びシューブロック84によって支持さ
れ、スムーズに左右移動する。図19乃至図21に示す
ように、後連結フレーム77は外筒体77aと、この外
筒体77a内に左右方向摺動自在に内嵌された内筒体7
7bとから構成されて、左右方向に伸縮自在に構成さ
れ、外筒体77aは左側のメインフレーム75Lに連結
され、内筒体77bは右側のメインフレーム75Rに固
定されている。
【0042】また、内筒体77bの左端側には、前記前
連結フレーム76と同様の構成にてローラ82が設けら
れていると共に、外筒体77aの右端部には、前記前連
結フレーム76と同様の構成にてローラ83及びシュー
ブロック84が設けられ、内筒体77bがスムーズに左
右移動するように構成されている。前連結フレーム76
の外筒体76aの右端側と、後連結フレーム77の外筒
体77aの右端側とは連結部材88によって連結され、
連結部材88の前端側は軸受体89を介して前連結フレ
ーム76の外筒体76aに左右軸廻りに回動自在に連結
され、連結部材88の後端側は後連結フレーム77の外
筒体77aに固定されている。
【0043】図23に示すように、左右メインフレーム
75L,75Rにはサポート部材90を介して連結固定
された左右方向の固定筒91が設けられ、左右各固定筒
91には、回動筒92が左右軸廻りに回動自在に内嵌さ
れて支持され、左右各回動筒92の左右方向外端側に、
左右の伝動ケース29L,29Rの上端側が固定されて
いる。
【0044】また、ミッションケース6から左右の出力
軸28を介して出力される動力は、左右方向に伸縮自在
な伝動軸93を介して伝動ケース29L,29R内の駆
動スプロケット35に動力が伝達されるようになってい
る。伝動軸93は、外筒軸94と、この外筒軸94に左
右方向摺動自在に内嵌された内筒軸95と、この内筒軸
95内に同心状に配置されたシャフト96とから三重軸
構造とされていて、大きく伸縮させることができるよう
になっている。
【0045】外筒軸94と内筒軸95とは四角筒体によ
って構成されていて一体回動するようになっており、外
筒軸94の左右方向内端側には、出力軸28に左右移動
自在にスプライン嵌合されたスプラインボス97が固定
されている。一方、シャフト96は中間部から内端部に
亘って断面四角形状のむく軸に形成されていて、内筒軸
95と一体回動するように構成されている。また、シャ
フト96の外端側は伝動ケース29L,29Rに左右軸
廻りに回動自在に支持されると共に駆動スプロケット3
5がスプライン嵌合されている。
【0046】したがって、前記構成にあっては、外筒軸
94と内筒軸95との相対摺動および内筒軸95とシャ
フト96との相対摺動によって、伝動軸93が伸縮され
る。なお、左側の伝動ケース29の車軸51Lの取付構
造は前記第1の実施の形態と同様に構成されている。ま
た、内筒軸95の左右方向両端側には、第1・2の係合
部98,99が設けられ、第1の係合部98は、シャフ
ト96の先端側に設けたピン100に係合してシャフト
96の内筒軸95からの抜止めをなし、第2の係合部9
9は外筒軸94の左右方向外端側に設けた係止ピン10
1に係合して内筒軸95の外筒軸94からの抜止めをな
す。
【0047】なお、図23はミッションケース6から伝
動ケース29L,29Rへの左側の動力伝達構造を図示
したが、右側も略同様に構成されている。図12及び図
13に示すように、前連結フレーム76の前方側には、
断面が後方開放状のコ字形に形成されたレール体102
が左右方向に配置されて左側メインフレーム75L及び
連結部材88の前端側に固定されている。このレール体
102内には左右方向に転動自在に左右一対のベアリン
グローラ103が内嵌されると共に、レール体102の
後面側に上下軸廻りに回動自在な左右一対のローラ10
4が接当しており、これらローラ103,104は機体
フレーム7前端の支持枠21に固定された取付フレーム
105に支軸106,107を介して取付支持されてい
る。
【0048】図19及び図20に示すように、後連結フ
レーム77の外筒体77aには、可動筒108が左右移
動自在に外嵌され、この可動筒108の両端部の上部は
切り欠かれており、この切欠部分にローラ109が配置
されている。図22にも示すように、このローラ109
は、可動筒108に固定されたカバーケース110内に
収納されていると共に、前後方向の支軸111を介して
回動自在に支持されて外筒体77a上を左右方向に転動
する。
【0049】また、可動筒108には、取付板112等
を介して移植フレーム12の固定フレーム12Aの前端
側が固定されている。したがって、前記構成によって、
エンジン8,ミッションケース6及び移植装置が一体的
に左右移動自在として支持フレーム75に支持されてい
ると共に、これらエンジン8等が前記ローラ103,1
04,109によってスムーズに左右移動するように構
成されている。
【0050】ミッションケース6と右側の伝動ケース2
9との間に、油圧シリンダからなる伸縮装置113が配
置され、この伸縮装置113のシリンダ本体113aは
前記可動筒108に枢支連結され、ピストンロッド11
3bは右側メインフレーム75Rに枢支連結されてい
る。前記支持フレーム75には伸縮を規制する手段が設
けられ、可動筒108と後連結フレーム77の外筒体7
7aとの間には可動筒108の左右移動を規制する手段
が設けられており、可動筒108、すなわちエンジン8
等の左右移動を規制し、伸縮装置113のピストンロッ
ド113bを出退させることによって、支持フレーム7
5が伸縮して左右の前後輪10,11のトレッド調整が
できるようになっている。
【0051】また、支持フレーム75の伸縮を規制し、
伸縮装置113のピストンロッド113bを出退させる
ことによって、エンジン8等の左右位置の調整ができる
ようになっている。なお、前記伸縮を規制する手段とし
ては、外筒体77a,76aと内筒体77b,76bと
に亘って、又は、可動筒108と外筒体77aとに亘っ
て挿脱自在に挿通されるピン等によって構成され、内筒
体77b,76b又は外筒体77aに形成されるピン挿
通孔(あるいはピン係合溝)は軸心方向に多数形成され
て任意の位置で規制できるように構成される。
【0052】また、前記伸縮装置113は、油圧シリン
ダの他、ネジジャッキ構造又はターンバックル構造等か
らなる伸縮体によって構成してもよい。さらに、114
は昇降シリンダであり、そのシリンダロッドは左側の回
動筒92に固定のブラケット115に枢着されて直接回
動筒92を左右軸廻りに回動させるように構成されてい
る。
【0053】図24に示すように、移植機1の前後部に
はスタンド部材116,117が設けられている。前側
のスタンド部材116は、図25乃至図28に示すよう
に、パイプ材等の棒材から構成され左右一対設けられて
いる。スタンド部材116の一端側には後方に折曲され
て係止部118が設けられると共に、該一端側には回動
支軸119が後方突出状に固定されている。
【0054】また、レール体102の左右両端部前面側
には規制板120が固定され、この規制板120の後面
側には前後方向に配置された支持筒121が固定され、
前記スタンド部材116の回動支軸119が前方側から
規制板120を貫通して前記支持筒121に挿通されて
おり、これによって、スタンド部材116が前後軸廻り
に回動自在に支持されている。
【0055】また、回動支軸119には、規制板120
の前面側に接当するストッパ122が設けられると共
に、該回動支軸119の先端側に設けたバネ受123と
支持筒121との間に圧縮状に介在されるコイルバネ1
24が外嵌されている。さらに、規制板120には、図
25に実線で示すスタンド部材116を立てた状態、又
は仮想線で示すスタンド部材116をレール体102に
沿う状態で前記係止部118が挿通されて、スタンド部
材116をこれら状態に保持する係止孔125が形成さ
れている。
【0056】なお、係止孔125から係止部118を抜
脱するには、コイルバネ124の付勢力に抗してスタン
ド部材116を前方に移動させればよい。後側のスタン
ド部材117は、図29にも示すように、パイプ材等の
棒材によって前方に開放状のU字形に形成され、中途部
に補強部材126が設けられている。ハンドル4の前部
には左右方向に配置された支持パイプ127が設けら
れ、この支持パイプ127に後側のスタンド部材117
の前端側のボス部128が左右軸廻りに回動自在に取り
付けられている。
【0057】前記支持パイプ127には、扇形の係止板
129が固定され、後側のスタンド部材117には前記
係止板129に、図24に実線で示すスタンド部材11
7を立てた状態、又は仮想線で示すスタンド部材117
を上方に持ち上げた状態で前記係止板129に係合し
て、スタンド部材117をこれら状態に保持するストッ
パ板130が設けられている。
【0058】前記ボス部128は、ガタがある状態で支
持パイプ127に支持され、ストッパ板130は、これ
と支持パイプ127との間に設けられた引張りコイルバ
ネ131によって、支持パイプ127側に引き寄せられ
て係止板129に係合するように構成され、したがっ
て、スタンド部材117をコイルバネ131の付勢力に
抗して支持パイプ127から離反する方向に引くことに
よって、ストッパ板130の係止板129との係合が解
除されるようになっている。
【0059】そして、前記構成の前後のスタンド部材1
16,117を立てることによって、右側の前後輪1
0,11が引きずられることなくスムーズに支持フレー
ム75の伸縮が行われる。したがって、前記第1の実施
の形態において説明したような3条植えの場合の前後輪
10,11の左右位置調節の際にもスタンド部材11
6,117を立てることによって、車輪10,11の移
動をスムーズに行える。
【0060】なお、スタンド部材116,117を立て
るか或いは非使用状態にするときには、移植機1の前後
を持ち上げるか、又は、昇降シリンダ114によって前
輪支持アーム25と伝動ケース29L,29Rとを下方
に揺動させてエンジン8、ミッションケース6等を持ち
上げればよい。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、左右一方の車輪を走行
機体に、左右方向に伸縮自在な支持体を介して走行機体
に対して左右移動自在に支持し、他方の車輪を支持する
車軸を、走行機体に設けた車輪支持部材に、左右方向内
方に突出する状態と、左右方向外方に突出する状態とに
付け替え自在に取り付けたことによって、一方の車輪を
左右方向外方に移動させることによって、広い畝幅に対
応すると共に、必然的に移植装置の植付手段が畝の左右
方向中央からオフセットされ、その状態で移植機を畝の
長手方向に往復させて植え付け作業をすることによっ
て、1つの畝において2条植えできるようにすることが
でき、しかも、他方の車輪の車軸を左右方向内方に突出
した状態から、左右方向外方に突出した状態に入れ替え
ると共に、一方の車輪を左右方向内方に移動させること
によって、移植装置の植付手段を畝の中央に寄せること
ができ、3条植えが可能とされる。
【0062】また、左右一方の車輪を走行機体に、左右
方向に伸縮自在な支持体を介して走行機体に対して左右
移動自在に支持し、この支持体を伸縮させる際に車輪を
地面から浮かせるためのスタンド部材を備えることによ
って、一方の車輪を左右方向外方に移動させることによ
って、広い畝幅に対応すると共に、必然的に移植装置の
植付手段が畝の左右方向中央からオフセットされ、その
状態で移植機を畝の長手方向に往復させて植え付け作業
をすることによって、1つの畝において2条植えできる
ようにすることができ、しかも、一方の車輪を左右方向
外方に移動させる際において、該車輪の移動作業がスム
ーズに行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る移植機の平面図であ
る。
【図2】後輪の車軸の取付構造を示す断面図である。
【図3】移植機の全体側面図である。
【図4】移植機の走行機体の平面図である。
【図5】前後輪の支持構造を示す一部断面平面図であ
る。
【図6】走行系の伝動軸構造を示す断面図である。
【図7】図6のC−C線矢示断面図である。
【図8】前後輪の昇降機構を示す側面図である。
【図9】3条植えする場合の後輪と植付手段との関係を
示す背面図である。
【図10】3条植えする場合の後輪と植付手段との関係
を示す背面図である。
【図11】第2の実施の形態に係る移植機の平面図であ
る。
【図12】走行機体の前部の平面図である。
【図13】機体フレームの前部の支持構造を示す平面図
である。
【図14】前連結フレームの内筒体端部の支持構造を示
す背面断面図である。
【図15】図14のE−E線矢示断面図である。
【図16】図12のD−D線矢示断面図である。
【図17】図16のF−F線矢示断面図である。
【図18】図16のG−G線矢示断面図である。
【図19】支持フレーム後部の構造を示す平面一部断面
図である。
【図20】支持フレーム後部の構造を示す背面断面図で
ある。
【図21】支持フレーム後部の構造を示す背面断面図で
ある。
【図22】機体フレーム及び移植フレームの支持構造の
一部を示す側面断面図である。
【図23】走行系の伝動軸構造を示す断面図である。
【図24】スタンド部材を立てた状態を示す移植機の側
面図である。
【図25】前側スタンド部材の正面図である。
【図26】前側スタンド部材の支持構造を示す平面断面
図である。
【図27】前側スタンド部材の支持構造を示す側面断面
図である。
【図28】前側スタンド部材の支持構造を示す正面図で
ある。
【図29】後側スタンド部材の支持構造を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
2 走行機体 3 移植装置 11 後輪(車輪) 43 支持体 51L 車軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側に備えた車輪によって走行可能
    に支持された走行機体の後方に移植装置を設けた移植機
    において、 前記左右一方の車輪を走行機体に、左右方向に伸縮自在
    な支持体を介して走行機体に対して左右移動自在に支持
    し、他方の車輪を支持する車軸を、走行機体に設けた車
    輪支持部材に、左右方向内方に突出する状態と、左右方
    向外方に突出する状態とに付け替え自在に取り付けたこ
    とを特徴とする移植機。
  2. 【請求項2】 左右両側に備えた車輪によって走行可能
    に支持された走行機体の後方に移植装置を設けた移植機
    において、 前記左右一方の車輪を走行機体に、左右方向に伸縮自在
    な支持体を介して走行機体に対して左右移動自在に支持
    し、この支持体を伸縮させる際に車輪を地面から浮かせ
    るためのスタンド部材を備えたことを特徴とする移植
    機。
  3. 【請求項3】 左右両側に備えた車輪によって走行可能
    に支持された走行機体の後方に移植装置を設けた移植機
    において、 前記左右一方の車輪を走行機体に、左右方向に伸縮自在
    な支持体を介して走行機体に対して左右移動自在に支持
    し、他方の車輪を支持する車軸を、走行機体に設けた車
    輪支持部材に、左右方向内方に突出する状態と、左右方
    向外方に突出する状態とに付け替え自在に取り付け、前
    記支持体43を伸縮或いは車軸を入れ替える際に車輪を
    地面から浮かせるためのスタンド部材を備えたことを特
    徴とする移植機。
  4. 【請求項4】 支持体を走行機体側に固定の部材と、こ
    の部材に左右方向摺動自在に内嵌される部材とを備えて
    構成し、この摺動自在な部材の端部に前記走行機体側に
    固定の部材内を転動するローラを設けたことを特徴とす
    る請求項1,2又は3に記載の移植機。
  5. 【請求項5】 左右一対の車輪を前後に設け、これら前
    後車輪を地面から浮かせるべくスタンド部材を前後一対
    設けたことを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載
    の移植機。
JP10148296A 1996-04-23 1996-04-23 移植機 Pending JPH09285211A (ja)

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JP10148296A JPH09285211A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 移植機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009161117A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 乗用型移動農機

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