JP3812476B2 - 苗移植機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数条づつの単位ごとに苗植付けを停止させられる苗移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】
田植機等の苗移植機において、畦際での植付条数を調節するために所定条数、例えば2条づつの苗送り駆動ユニットごとに苗植付けを停止させるには、該当する条の苗植付装置及び苗送りベルトの作動を停止させる必要がある。苗載台上の苗を苗植付装置による苗取出口の側へ送る苗送り手段である苗送りベルトは、駆動ローラと従動ローラとに掛けられていて、苗載台の左右移動と同期して間欠的に駆動ローラを回転させることにより、所定距離づつ苗送り作動するようになっている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
畦際で植付条数を調節する場合は、適当な植付条の植付動作を停止する必要があり、畦際での植付が終了して元の状態に復帰するときには、停止した植付条の作動を復帰させるが、これらの操作を簡単かつ適正に行うことができる装置はなかった。
【0004】
そこで、本発明は、植付条の調節と復帰を簡単かつ確実に行うことのできる装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる苗移植機は、苗載台(80)上の苗を苗植付装置(160)による苗取出口(90)の側へ送る各植付条ごとの苗送り手段(102)と、これら各苗送り手段(102)へ伝動するための左右方向に長い苗送り駆動軸(105)とを備え、苗送り駆動軸(105)から苗送り手段(102)への伝動を複数条づつの単位ごとに停止させられるように構成した苗移植機であって、苗載台(80)の左右端部分を左右内側に移動させて苗載台の左右幅を縮小可能に構成するとともに、前記苗送り駆動軸(105)から苗送り手段(102)への伝動を個別に入り・切りする複数の苗送り畦クラッチ(106)と、該苗送り畦クラッチに連動して、対応する植付条の苗植付装置(160)の駆動を入り・切りする複数の植付畦クラッチ(77)を設け、さらに、これら苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)を「切り」にする際には、単一のスイッチにより、左から順に苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)を連動させて「切り」にするか、逆に右から順に苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)を連動させて「切り」にするかにより、必ず外側条から停止させるとともに、苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)が「切り」の状態から、それまで「切り」になっていた苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)をすべて「入り」にすることができるように構成したことを特徴としている。
【0007】
【発明の効果】
上記のように苗移植機を構成することにより、畦際で植付条数を調節する場合は、必ず外側条から停止させることができ、復帰するときは、それまで「切り」になっていた苗送り畦クラッチ及び植付畦クラッチをすべて「入り」にすることができるので、実用的に便利なものとなった。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態について説明する。苗移植機の一種である図示の田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して10条植えの苗植付部4が昇降可能に装着されているとともに、走行車体2にペースト状肥料の施肥装置5が搭載されている。
【0009】
走行車体2は四輪駆動車両で、それぞれ駆動輪である各左右一対の前輪7,7及び後輪8,8を備えている。機体の前部に配したミッションケース10の左右側方に前輪ファイナルケース11,11が設けられ、その前輪ファイナルケースから外向きに突出する前輪車軸に前輪7,7が取り付けられている。また、ミッションケース10の背面部にメインフレーム12の前端部が固着されていて、そのメインフレームの後端部に左右の後輪ギヤケース13,13がローリング自在に支持され、その後輪ギヤケースから外向きに突出する後輪車軸に後輪8,8が取り付けられている。なお、後輪車軸には第一補助後輪8a,8a及び第二補助後輪8b,8bが取り付けられている。これらの補助後輪は、格納時に左右内側へ移動させられるようになっている。
【0010】
エンジン15は、メインフレーム12に固定して設けた水平状のエンジン台16の上に搭載されている。エンジン21の上側、前側及び左右両側はエンジンカバー17で覆われている。そして、そのエンジンカバー17の上に操縦席20が設置されている。また、機体前部の中央上側はフロントカバー21で覆われていて、その上方に前輪7,7を操向するハンドル22が設けられている。フロントカバー21には、各種作動状態を表示する表示パネル、操作用の各種レバー、ペダル類が設けられている。
【0011】
エンジンカバー17及びフロントカバー21の周囲は、操縦者が自由に歩行できる水平状のメインステップ24になっている。メインステップ24の後部24aは、後輪8,8と干渉しないように高くなっている。また、メインステップ24の後部左右両側に、ステップ面がメインステップ24とほぼ同レベルとなるように拡張ステップ25,25が設けられている。拡張ステップ25の後部25aも、主後輪8及び補助後輪8a,8bと干渉しないように高くなっている。拡張ステップ25,25の下側には、機体左右側からステップ上に乗り降りするときに使用する昇降ステップ26,26が設けられている。
【0012】
機体の前部左右両側には、補給用の苗を載せておく予備苗載台28,28が設けられている。各予備苗載台28は、前記予備苗載台フレーム28aに支持ポスト28bを水平面内で旋回可能に設け、該支持ポストに苗枠フレーム28cを垂直軸回りに回動自在に装着して設け、該苗枠フレームに複数段の苗枠28d,…を所定間隔で取り付けている。
【0013】
また、機体の側方には、苗植付部4の昇降に連動して起立・転倒の切り替えが行われる線引きマーカ30,30が設けられている。この線引きマーカ30,30は、圃場内を往復しながら植付作業を行う際、次行程で機体が通る側の線引きマーカ30が転倒した状態となり、次行程で機体の左右中心が通る位置を圃場面に線引きする。
【0014】
線引きマーカ30を支持するマーカ支持フレームは、図16に示すように、機体から側方に突出する固定部32と、該固定部の先端部に上下方向の回動支点33回りに回動自在な回動部34とからなり、両部32,34の間に回動支点33を支点越えするように配したスプリング35が張架されている。これにより、回動部34は固定部32と一直線になる作業位置(A)と、固定部32に対し後方に直角になる格納位置(B)とで安定保持される。図中の36は回動部34を作業位置に位置決めするストッパ、37は回動部34を格納位置に位置決めするピンのピン穴である。
【0015】
固定部32に回動部34を組み付けるに際しては、まず回動部34を回動支点33回りに回動自在に装着し、然る後、ピン穴37にピンが挿入されていない状態でスプリング35を装着する。この方法であると、回動部32を組付け位置(C)に回動させてスプリング35を弛んだ状態で装着することができ、高張力であるスプリング35の装着が容易である。その後、回動部32を格納位置(B)と作業位置(A)との範囲内まで回動させ、ピン穴37にピンを挿入する。
【0016】
昇降リンク装置3は、メインフレーム15の後端部に固定して設けたリンクベースフレーム50に回動自在に取り付けられた上リンク51及び下リンク52,52を備え、これら上下リンクの後端部に縦リンク53が連結されている。そして、縦リンク53の下端部から後方に突出する軸受部に苗植付部側に固着したローリング軸54が回転自在に挿入連結され、苗植付部4が進行方向に対して左右に回動自在に装着される。
【0017】
メインフレーム15に基部側が枢支された昇降油圧シリンダ56が設けられ、そのピストンロッドが上リンク51の基部に一体に設けたスイングアーム57の下端部に連結されている。この昇降油圧シリンダ56を伸縮させると昇降リンク装置3が昇降作動し、苗植付部4が一定姿勢のまま昇降する。昇降油圧シリンダ56は苗植付部4に設けた油圧バルブ58によって制御される。後述するセンサフロート170(3)によって検出される圃場面の凹凸に基づき油圧バルブ58を駆動することにより苗の植付深さを一定に維持する。
【0018】
苗植付部4は10条植えの構成で、伝動機構を内蔵する苗植付部フレームに、苗を載せておく苗載台80、該苗載台上の苗を圃場面に植え付ける10組の植付装置160、苗植付に先行して泥面を整地する5体の整地用フロート170(1〜5)等が組み付けられている。
【0019】
苗植付部フレームは、苗載台80の下方左右中央部に配置されたセンターケース61と、該センターケースの後方に左右並列に配置された5個の前後フレーム62(1〜5)と、該前後フレームの後端部に前端部が固着され斜め後方に延設された植付伝動ケース63(1〜5)と、最外側の前後フレーム62(1,5)及び植付伝動ケース63(1,5)とその内側の前後フレーム62(2,4)及び植付伝動ケース63(2,4)との間に配置された分割フレーム64(L,R)と、センターケース61の左右側面、前後フレーム62(1,2,4,5)の前端部、及び分割フレーム64(L,R)の前端部を互いに連結する連結パイプ65(1,2,3,4,5,6)と、中央3個の植付伝動ケース63(2,3,4)の後端部及び分割フレーム64(L,R)の後端部に固着された左右方向のスライドレール66と、最外側の前後フレーム62(1,5)の後端部と分割フレーム64(L,R)の後端部とを連結する伝動パイプ67(L,R)とを組み合わせて構成されている。なお、左右中央の前後フレーム62(3)の前端部はセンターケース61の背面に固着されている。
【0020】
そして、植付伝動ケース63(1〜5)の前端部から左右両側に突出する植付装置取付軸68(1〜5)の各突出部に苗植付装置160,…がそれぞれ装着されている。また、センターケース61の左右中央部から回転自在に支承された前記ローリング軸54が前方に突出しており、このローリング軸を前記縦リンク33に連結することで苗植付部4を装着するようになっている。さらに、最外側の前後フレーム62(1,5)の前端部には、後記支持レール83の外側をガードする支持レールガード69の基部が固着されている。
【0021】
走行車体2から伝達される外部取出動力が、センターケース61に回転自在に支承された前後方向の第一入力軸70に入力される。そして、この第一入力軸70から図示しない横送り変速装置を介して、左右方向のリードカム軸71へ動力が伝達される。リードカム軸71は外周部に螺旋状の溝が形成された軸で、前記溝に係合する爪を備えた横移動棒72がリードカム軸71と平行に設けられている。横移動棒72の両端はセンターケース61外に突出しており、その左右両端部が連結部材72aを介して苗載台80に連結されている。リードカム軸71が回転すると、横移動棒72と一体に苗載台80が左右に往復動させられる。これにより、苗載台80上の苗が、苗載台の下側で苗を支える苗受板83bに形成された苗取出口90,…に順次供給される。前記横送り変速装置を切り替えて、苗載台80の横移動速度を変更することにより、1行程あたりの苗取り数を調節することができる。
【0022】
また、第一入力軸70の後端部はセンターケース61から後方に突出し、その後端部にカップリングを介して第二入力軸73の前端部が連結されている。第二入力軸73は苗載台80の下側を通って後方に延び、その後端部が左右中央の植付伝動ケース63(3)の後端部右側に設けた入力ケース74内に挿入されている。第二入力軸73の回転動力は、各植付伝動ケース63(1〜5)の後端部に回転自在に支承された左右方向の植付駆動軸75に伝動される。植付伝動ケース63(2,4)の後端部右側に設けた植付畦クラッチケース76内には、外側2条の苗植付装置の駆動を入り・切りするための植付畦クラッチ77(1,5)が設けられている。また、分割フレーム64(L,R)の後端部には、植付駆動軸75を中央部分と外側部分とに伝動可能に分離するための爪クラッチ78(L,R)が設けられている。なお、植付駆動軸75の中央部分は露出して設けられ、外側部分は前記伝動パイプ67(L,R)内に収容されている。
【0023】
各植付伝動ケース63内には植付駆動軸75側のスプロケットと植付装置取付軸68側のスプロケットとに掛けたチェーン79が設けられ、このチェーンを介して植付駆動軸75の回転が植付装置取付軸68へ伝達される。中央3本の植付装置取付軸68(2,3,4)には、植付装置の駆動を入り・切りするための植付畦クラッチ77(2,3,4)がそれぞれ設けられている。各植付畦クラッチ77(1〜5)は外部操作するようになっており、植付装置160の駆動を2条単位で任意に入り・切りすることができる。
【0024】
苗載台80は、前側が上位となるよう傾斜して設けられており、フェンス部81によって各植付条ごとの苗載部80−1〜10に区分されている。苗載部の各条は左から順に第1条、第2条、…と呼称することにする。
【0025】
苗載台80は苗載面の裏側で左右動自在に支持されている。その支持構造は、図5に示すように、苗載面の裏面側下部に左右方向に設けた横枠82に係合摺接部材84を固着し、該係合摺接部材を前後フレーム62(1〜5)の上に設けた左右に長い支持レール83に左右に摺動自在に係合させていると共に、図1及び図4に示すように、前後フレーム62及び分割フレーム64に基部が固着された苗載台支持フレーム85(O,C,O)の上端部に取り付けたローラ86を苗載面の裏面上部に固着した左右方向の断面コ字状の上部レール87に係合させている。そして、前記横移動棒72の両端部に固着した連結部材72aと横枠82に固着した取付部材88とが連結され(図10参照)、横移動棒71が左右往復動することにより苗載台80も支持レール83に沿って左右往復動するようにしている。なお、各苗載面80の上端部には、延長苗載せ部89が苗載面側へ回動可能に取り付けられている。
【0026】
前記支持レール83は、係合摺接部材84が係合する断面長方形の部位83aと、苗載面上にある苗の下端面を受け止める断面L字状の部位(苗受板)83bとを一体成形したものであり、苗受板83bには各苗載面に対応させて10箇所にコ字状に切り欠かれた苗取出口90が形成されている。苗載台80が左右往復動することにより、苗載面下端部に位置する苗が1株分づつこの苗取出口90に順次供給される。植付装置の後記植付具162がこの苗取出口90を通過し、苗を1株分に分割して取り出す。
【0027】
支持レール83は次のように支持されている。すなわち、前後フレーム62に固着のブラケット94に支持レール上下動ガイドプレート95を取り付け、該ガイドプレートに対し上下に摺動自在に支持レール取付部材96を設け、さらに該取付部材に支持レール83を取り付けている。また、ブラケット94には左右方向の苗取り量調節パイプ97が回転自在に嵌合しており、該苗取り量調節パイプに固着したアーム98の先端部が支持レール取付部材96にピン99にて連結されている。図示を省略した苗取り量調節レバーを操作して苗取り量調節パイプ97を回転させると、支持レール取付部材96とそれに一体な支持レール83とが苗載台80と平行に上下移動し、それにより植付具162による苗取り量が調節される。
【0028】
図5乃至図7に示すように、各苗載部80−1〜10の裏面側下部には、苗載部の苗を苗取出口90側へ移送する苗送り手段である左右一対で1組の苗送りベルト102が各条ごとに設けられている。苗送りベルト102は外周部に小突起が形成された無端ベルトであって、駆動ローラ103と従動ローラ104とに張架されている。駆動ローラ103は左右方向の苗送り駆動軸105の外周部に回転自在に嵌合しており、苗送り駆動軸105と駆動ローラ103とが苗送り畦クラッチ106を介して入り・切り可能に伝動連結されている。苗送り畦クラッチ106は、ラチェット機構106aにより、苗送りベルト102が苗送りする方向にだけ回転を伝達するようになっている。
【0029】
苗送りベルト102の駆動機構は下記の構成となっている。すなわち、前記リードカム軸71には、先端部にローラ108aが回転自在に支持された苗送りカム108が取り付けられている。また、苗送り駆動軸105の上側には左右方向の中継軸109が設けられ、それに苗送り駆動アーム110が取り付けられている。中継軸109と苗送り駆動軸105とは、アーム111a,111b及びリンク111cとからなるリンク機構111により伝動連結されている。
【0030】
苗載台80が左右行程の端部に到達すると、苗送りカム108のローラ108aが苗送り駆動アーム110に当接して、中継軸109を所定角度回転させる。その回転がリンク機構111を介して苗送り駆動軸105に伝達される。これにより、苗送り畦クラッチ106が入りの状態にあるときに、苗送りベルト102が所定量だけ作動する。ローラ110aが苗送り駆動アーム110から離れると、スプリング112の張力によって中継軸109及び苗送り駆動軸105は駆動前の位置に戻る。
【0031】
ところで、苗送り駆動軸105は、左側6条部分105Lと右側4条部分105Rとに分割されている。また、中継軸109は、2条分の長さを有する左側中継軸109Lと、3条分の長さを有する右側中継軸109Rとに機体の左右中心部で分割されている。そして、苗載台80の第4条と第5条とを仕切るフェンス部81−5に設けたリンク機構111Lによって左側中継軸109Lから左側苗送り駆動軸105Lへ伝動されると共に、第7条と第8条とを仕切るフェンス部81−8に設けたリンク機構111Rによって右側中継軸109Rから右側苗送り駆動軸105Rへ伝動される。
【0032】
左側苗送り駆動軸105Lの回転力は、苗送り畦クラッチ106(1)を介して第1条の駆動ローラ103(1)へ伝達され、苗送り畦クラッチ106(2)を介して第2条の駆動ローラ103(2)へ伝達され、苗送り畦クラッチ106(3・4)を介して第3条及び第4条一体の駆動ローラ103(3・4)へ伝達され、苗送り畦クラッチ106(5・6)を介して第5条及び第6条一体の駆動ローラ103(5・6)へ伝達される。
【0033】
苗送り畦クラッチ106(3・4),106(5・6)は、駆動ローラ103(3・4),103(5・6)の右端部が位置するフェンス部81に設けられている。これに対し、苗送り畦クラッチ106(1),106(2)は、第1条と第2条とを仕切るフェンス部81に互いに対向させて設けられている。これは、後述するように左側苗送り駆動軸105Lは第2条と第3条の境界部で2分割(105La,105Lb)されており、駆動ローラ103(1),103(2)が嵌合している部分105Lbの内端部には両部分を伝動連結するための爪クラッチ113Lが設けられ、外端部には軸受(図示せず)が設けられるため、これらとの干渉を避けて上記位置に苗送り畦クラッチ106(1),106(2)を配置しているのである。これら苗送り畦クラッチ106(1),106(2)のクラッチアーム106a,106aはリンク106b,106bを介して共通の操作ワイヤ106cに繋いでいる。これにより、苗送り畦クラッチ106(1),106(2)は連動して入り・切り操作される。
【0034】
また、右側苗送り駆動軸105Rの回転力は、苗送り畦クラッチ106(7)を介して第7条の駆動ローラ103(7)へ伝達され、苗送り畦クラッチ106(8)を介して第8条の駆動ローラ103(8)へ伝達され、苗送り畦クラッチ106(9)を介して第9条の駆動ローラ103(9)へ伝達され、苗送り畦クラッチ106(10)を介して第10条の駆動ローラ103(10)へ伝達される。
【0035】
右側苗送り駆動軸105Rも第8条と第9条の境界部で2分割され、両部分が爪クラッチ113Rで伝動連結されている。苗送り畦クラッチ106(9),106(10)は、第9条と第10条とを仕切るフェンス部81に互いに対向させて設けられている。両苗送り畦クラッチ106(9),106(10)も、苗送り畦クラッチ106(1),106(2)を連動させる機構と同じ機構により、連動して入り・切り操作されるようになっている。
【0036】
また、第7条と第8条との間にはリンク機構111Rが設けられているので、両条の駆動ローラ103が一体化することができず、両条の駆動ローラ103,103を苗送り畦クラッチ106(7),106(8)によってそれぞれ個別に伝動する。両苗送り畦クラッチ106(7),106(8)も連動して入り・切り操作されるようになっている。
【0037】
上述のように、2条づつの苗送り駆動ユニットごとに、苗送り駆動軸105から苗送り手段である苗送りベルト102への伝動をそれぞれ個別に入り・切りできるように各苗送り畦クラッチ106が構成されている。また、苗送り畦クラッチ106は、対応する条の植付畦クラッチ77と互いに連動する。植付畦クラッチ77は操作ワイヤを引くと「切」になり、苗送り畦クラッチ106は操作ワイヤを戻すと「切」になるというように、両クラッチ77,106は操作ワイヤの操作方向が逆になっている。したがって、両クラッチの操作ワイヤ駆動機構を図17のように構成すると好都合である。
【0038】
図中の200は両ロッド型のモータで、一方の駆動ロッド200aには植付畦クラッチの操作ワイヤ201が繋がれ、他方の駆動ロッド200bには苗送り畦クラッチの操作ワイヤ202が繋がれている。モータ200を駆動して駆動ロッド200a,200bをスライドさせると、両操作ワイヤ201,202が逆向きに操作され、両クラッチ77,106が連動して操作される。操作位置は一対のマイクロスイッチ203,203によって検出される。
【0039】
10条植え苗移植機で2条1ユニットとなっている場合、計5個のクラッチ操作部がある。各クラッチ操作部ごとにスイッチを設けてもよいが、次のようにすると3個のスイッチで各クラッチ操作部の入り・切り制御を行える(図18参照)。すなわち、左(右)の切スイッチ205L(205R)を押すごとに、左(右)から順にクラッチ操作部が「切」になり、入スイッチ206を押すと全クラッチ操作部が「入」になるようになっている。畦際で植付け条数を調整する場合、必ず外側条の植付けを停止させるので、上記制御が可能であり、実用的にも便利である。
【0040】
全条の植付けを停止する場合は植付クラッチを「切」にするので、左(右)から順にクラッチ操作部を「切」にした場合、右(左)端のクラッチ操作部は「切」にならないようにしておくとよい。
【0041】
また、左(右)からクラッチ操作部を「切」にしている状態で右(左)の切スイッチ205R(205L)を押した場合、それまで「切」になっていた左(右)のクラッチ操作部は全て「入」になり、右(左)のクラッチ操作部が「切」になるようにすると、左右間違えて切スイッチ205L,205Rを押したときに便利である。
【0042】
植付装置160は、前記植付装置取付軸68に連結された回転ケース161と、該回転ケースの両端側部に取り付けられた一対の植付具162,162とからなる。回転ケース161内の伝動機構により植付具162,162が回転ケース161の回転方向と逆方向に回転し、植付具に固定したフォーク状の苗分離具の先端が上下に変形楕円状の閉軌跡を描くよう作動する。これにより、植付具162の苗分離具が、苗取出口90に供給された苗載台80上の苗を分離して保持し、それを圃場面に植え付ける。
【0043】
各フロート170(1〜5)は、フロート支持アーム171の後端部に枢支軸172によって上下に揺動自在に取り付けられ、圃場の泥面に接地した状態では機体重量の一部がこの接地部で受けられる。フロートを接地させた状態で機体を進行させると、フロートが泥面を整地しつつ滑走する。フロート支持アーム171の前端部は左右方向に設けた植付深さ調節パイプ173に固着されており、この植付深さ調節パイプ173を植付深さ調節レバー(図示せず)を用いて回動させることにより、各フロート170の上下位置が変わり、苗の植付深さが調節される。
【0044】
中央のフロート170(3)は圃場面の凹凸を検出するセンサフロートであり、両フロートは一体に上下動するように設けられ、その上下動に応じて油圧バルブ58が作動するようになっている。すなわち、センサフロートが上動すると昇降油圧シリンダ56を伸ばす方向に油圧バルブ58が作動され、逆にセンサフロートが下動すると昇降油圧シリンダ56を縮める方向に油圧バルブ58が作動されるのである。
【0045】
施肥装置5は、フロントカバー42の左右両側のメインステップ44上にペースト状肥料を入れる肥料タンク180,180が配設され、この肥料タンク内の肥料が図示を省略した肥料供給ホースを通ってリンクベースフレーム50の上に設けたポンプ182に供給されるようになっている。ポンプ182の肥料ノズル182aにはペースト状肥料を圃場に施肥ホースが接続される。
【0046】
この苗移植機1は、運搬時や格納時に苗植付部4の左右幅を縮小できるようになっている。その左右幅を縮小させるための構造について説明する。
【0047】
まず、苗載台80については、中央6条部分80−3〜8は一体に設けられているが、外側2条部分80−1・2,80−9・10はこれとは別体に設けられ、該外側2条部分が内側に反転させて折りたたみ可能に構成されている。その折りたたみ部の構造は次のようになっている(図9、図12参照)。
【0048】
外側から2番目の条とその内側の条を仕切るフェンス部81−3,81−9は、内側の部位81aと外側の部位81bに分割されており、内側の部位81aは中央6条部分80−3〜8に一体形成され、外側の部位81bは外側2条部分80−1・2又は80−9・10に一体形成されている。また、このフェンス部81−3,81−9は他のフェンス部よりも苗載面に対して高く形成されている。そして、両部位81a,81bの上端部に形成した筒状部120a,120bに1本の回動軸121を挿通して設け、この回転軸121を中心として外側2条部分80−1・2,80−9・10を内側に反転させ、当該部分をその内側2条部分80−3・4,80−7・8の上に重ね合せた状態に折りたたむようにしている。外側から4番目と5番目のフェンス部81−4,81−5,81−7,81−8に設けた支柱122の頂部には凹状の支柱受け122aが固着されており、折りたたみ状態では折りたたみ部のフェンス部81−1,81−2,81−10,81−11に設けた支柱122の頂部がこの支柱受け122aに係合するようになっている。
【0049】
前述のように、苗送り駆動軸105L,105Rは中央部分105La,105Raと外側2条部分105Lb,105Rbとを爪クラッチ113L,113Rを介して連結した構成をしており、苗載台80の外側2条部分を折りたたむと中央部分と外側2条部とに分離される。
【0050】
苗載台80の展開時には、外側2条部分80−1・2,80−9・10を上下2箇所で中央6条部分80−3〜8に固定する(図10、図11参照)。
【0051】
図10における82は前記横枠で、この横枠は中央6条部分82(C)と外側2条部分82(O)とに分離している。そして、中央6条部分82(C)の左右両端部に前記取付部材88が固着されていると共に、外側2条部分82(O)の内端部に取付部材88に対向して固定部材124が固着されている。固定部材124には左右に貫通する丸孔125が穿設され、また連結部材72aには前記丸孔125の延長線上にねじ孔126が穿設されている。先端部にねじが切られた固定棒127を外側から固定部材124の丸孔125に挿入し、その先端ねじ部を連結部材72aのねじ孔126に螺合させることにより、苗載台の外側2条部分80−1・2(又は80−9・10)を中央部分80−3〜80−8に固定する。なお、固定棒127の適所に小径部127aが形成されており、苗載台80を折りたたむに際して固定棒127をねじ孔126から引き抜くと、この小径部127aにノックピン128の先端が係合するため、固定棒127がそれ以上抜けないようになっている。小径部127aの外側の壁面はテーパ状になっているので、固定棒127を押し込むことはできる。図中の129はノックピン128を固定棒側に付勢するスプリングである。
【0052】
図11における131は苗載台の裏面上部に設けた横パイプで、この横パイプも中央6条部分131(C)と外側2条部分131(O)とに分離している。そして、中央6条部分131(C)の中空部内端側に雄ねじ部材132が嵌装されている。先端部にねじ孔133が形成された固定棒134を外側から横パイプ131内に挿入し、そのねじ孔133を雄ねじ部材132に螺合させることにより、苗載台の外側2条部分80−1・2(又は80−9・10)を中央6条部分80−3〜8に固定する。この固定棒134の抜落ち防止機構は、前記固定棒127のそれと同様で、スプリング136で付勢されたノックピン137を固定棒134の小径部134aに係合させるようになっている。
【0053】
中央6条分の苗載台支持フレーム85(C)は前後フレーム62(2,4)に基部が固着され、外側2条分の苗載台支持フレーム85(O)は前後フレーム62(1又は5)と分割フレーム64(L又はR)の外側フレーム体64Oに基部が固着されている。
【0054】
苗載台80を除く部分の左右幅を縮小させる構造は図12及び図13に示されている。前記分割フレーム64は内側フレーム体64Iと外側フレーム体64Oとからなっており、通常状態では、両フレーム体64I,64Oの前後中央部に形成された筒状部64aI,64aOに連結ピン150を挿通し、外側フレーム体の筒状部64aOの外面から螺入した抜け止めボルト151を上記連結ピン150に係合させて、両フレーム体64I,64Oが連結一体化されている。連結ピン150は、回動アーム152の先端部に回転自在に支持されている。また、回動アーム152は、前記スライドレール66に沿ってスライド自在なスライダ153に固定した左右方向の中心軸154に回動自在に取り付けられている。通常状態では、スライダ153に設けたロックピン155が回動アーム152の基部に形成された係合部156に係合することにより、回動アーム152の回動が規制されている。
【0055】
植付駆動軸75、支持レール83、苗取り量調節パイプ97、及び植付深さ調節パイプ173も、分割フレーム64の分割面と左右ほぼ同位置で中央6条部分と外側2条部分とに分割できるようになっている。
【0056】
苗取り量調節パイプ97の分割部に関しては、苗取り量調節パイプの中央6条部分97(C)及び外側2条部分97(O)の前側に接続パイプ190(C),190(O)がそれぞれ設けられ、両接続パイプの内部に接続ピン191を挿通させて、中央6条部分97(C)と外側2条部分97(O)とが一体に回動するようにしている。接続ピン191は外側2条側の接続パイプ190(O)に回動自在に設けたレバー192に連結されており、該レバーを操作して接続ピン191を中央6条側の接続パイプ190(C)から抜くことにより、苗取り量調節パイプが中央6条部分97(C)と外側2条部分97(O)とに分割される。193は接続ピン191の位置を固定するロックボルトである。
【0057】
また、支持レール83及び植付深さ調節パイプ173の分割部については詳細に図示しないが、凸部と凹部とを嵌合させることにより中央6条部分83(C),173(C)と外側2条部分83(O),173(O)とを連結するようになっている。
【0058】
苗植付部の左右幅を縮小させるに際しては、抜け止めボルト151を外して分割64を外方へ少しスライドさせて、連結ピン150を分割フレームの内側フレーム体64Iから抜くと共に、植付駆動軸75、支持レール83、苗取り量調節パイプ97、及び植付深さ調節パイプ173の中央6条部分と外側2条部分とに分割する。そして、第一移動手段により回動アーム152を中心軸154を支点にして上側から後方へ回動させることにより、図12において二点鎖線で示すように、苗載台を除く苗植付部の左右外側部分が後方へ移動させられる。また、第二移動手段によりスライドレール66に沿ってスライダ153を内側へスライドさせることにより、図3において二点鎖線で示すように、苗載台を除く苗植付部の左右外側部分が内側へ移動させられる。苗植付部の左右幅を縮小した苗移植機の全体図が図14及び図15である。
【0059】
また、走行車体2については、図14及び図15に示すように、予備苗載台48,48を格納位置まで移動させ、線引きマーカ30,30を後方へ回動させ、補助後輪8a,8a,8b,8bを内側へ移動させる。
【0060】
本実施の形態のような苗載台の左右端部を折りたたんで苗植付部の左右幅を縮小する苗移植機においては、苗植付部の駆動の入り・切りを以下のように行うとよい。図19は植付クラッチ操作部を示す図で、苗植付部昇降用レバー210と一体に回動する植付クラッチカム211が設けられ、この植付クラッチカム211の先端が植付クラッチアーム212に設けたカムローラ213に当接するようになっている。苗植付部昇降用レバー210を「上げ」「固定」及び「下げ」に操作すると、植付クラッチピン214が引っ込んだ状態となり、植付クラッチ「切」になる。また、苗植付部昇降用レバー210を「自動」に操作すると、植付クラッチピン214が引き出された状態となり、植付クラッチ「入」になる。
【0061】
また、植付クラッチカム211を作動させるソレノイド215を設け、このソレノイド215を、苗載台の左右端部が折りたたまれたことを検出する折りたたみスイッチ216と、手動でON・OFFする解除スイッチ217とに基づき制御する。図20はその制御のフローチャートである。通常は、解除スイッチ217がOFFになっており、苗載台の左右端部を折りたたんで折りたたみスイッチ216がONになると、「自動」への操作を規制し植付クラッチが「切」に保持される。解除スイッチ217をONにしておくと、折りたたみスイッチ216がONになっても「自動」に操作することが可能で、作業者の意志で植付クラッチを「入」にすることができる。このため、格納庫等の中で苗載台の左右端部を折りたたんだ状態で苗植付部のメンテナンスを行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業状態にある田植機の側面図である。
【図2】作業状態にある田植機の平面図である。
【図3】苗植付部の一部を省略した平面図である。
【図4】苗植付部の一部を省略した背面図である。
【図5】苗載台下部の側部断面図である。
【図6】苗載台下部の要部の正面断面図である。
【図7】苗送りベルト伝動機構の正面図である。
【図8】苗送り畦クラッチの連結部を示す図である。
【図9】苗載台の折りたたみ部の断面図である。
【図10】苗載台の中央6条部分と外側2条部分の上部連結部の一部を断面で表した正面図である。
【図11】苗載台の中央6条部分と外側2条部分の下部連結部の一部を断面で表した正面図である。
【図12】苗植付部の左右分割部の側面図である。
【図13】苗植付部の左右分割部の展開平面図である。
【図14】苗植付部の左右幅を縮小させた状態にある田植機の側面図である。
【図15】苗植付部の左右幅を縮小させた状態にある田植機の平面図である。
【図16】マーカ支持フレームの要部の平面図である。
【図17】植付畦クラッチ及び苗送り畦クラッチの操作ワイヤ駆動機構を示す図である。
【図18】クラッチ操作部のスイッチの配置を示す図である。
【図19】植付クラッチ操作部を示す図である。
【図20】植付クラッチ制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 田植機(苗移植機)
2 走行車体
3 昇降リンク装置
4 苗植付部
5 施肥装置
77 植付畦クラッチ
80 苗載台
81 フェンス部
90 苗取出口
102 苗送りベルト(苗送り手段)
105 苗送り駆動軸
106 苗送り畦クラッチ
160 苗植付装置

Claims (1)

  1. 苗載台(80)上の苗を苗植付装置(160)による苗取出口(90)の側へ送る各植付条ごとの苗送り手段(102)と、これら各苗送り手段(102)へ伝動するための左右方向に長い苗送り駆動軸(105)とを備え、苗送り駆動軸(105)から苗送り手段(102)への伝動を複数条づつの単位ごとに停止させられるように構成した苗移植機であって、苗載台(80)の左右端部分を左右内側に移動させて苗載台の左右幅を縮小可能に構成するとともに、前記苗送り駆動軸(105)から苗送り手段(102)への伝動を個別に入り・切りする複数の苗送り畦クラッチ(106)と、該苗送り畦クラッチに連動して、対応する植付条の苗植付装置(160)の駆動を入り・切りする複数の植付畦クラッチ(77)を設け、さらに、これら苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)を「切り」にする際には、単一のスイッチにより、左から順に苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)を連動させて「切り」にするか、逆に右から順に苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)を連動させて「切り」にするかにより、必ず外側条から停止させるとともに、苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)が「切り」の状態から、それまで「切り」になっていた苗送り畦クラッチ(106)及び植付畦クラッチ(77)をすべて「入り」にすることができるように構成したことを特徴とする苗移植機。
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