JPH09285089A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Publication number
JPH09285089A
JPH09285089A JP8620496A JP8620496A JPH09285089A JP H09285089 A JPH09285089 A JP H09285089A JP 8620496 A JP8620496 A JP 8620496A JP 8620496 A JP8620496 A JP 8620496A JP H09285089 A JPH09285089 A JP H09285089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
printed wiring
height
core
spindle motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8620496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Kato
喜久 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8620496A priority Critical patent/JPH09285089A/ja
Publication of JPH09285089A publication Critical patent/JPH09285089A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロッピーディスクドライブに使用されるス
ピンドルモータにおいて、プリント配線板の平面度及び
駆動用マグネット下端の面振れに起因する不安定な磁気
吸引力の問題を解決し、安定して良好な面振れ精度のロ
ータフレーム及びハブ台を有するスピンドルモータを提
供することを目的とする。 【解決手段】 プリント配線板6からコア5最下端まで
の高さに比較して同等もしくはそれ以上の最下端の高さ
(面振れも含む)を有する駆動用マグネット8を設ける
ことにより、プリント配線板の平面度及び駆動用マグネ
ット下端の面振れの磁気スラスト力に対する影響を激減
させることができ、安定した磁気スラスト力を得ること
でロータ面振れ精度及びハブ台面振れ精度を良化させた
スピンドルモータが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフロッピーディスク
ドライブに用いられるスピンドルモータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の周対向型のブラシレスモータにお
いては、駆動用マグネットとコア及びプリント配線板と
の間に発生する磁気スラスト力の調整方法としては、ス
テータ部に超伝導材料を固着してマイスナー効果を発生
させ、駆動用マグネットとの反発力を作用させて磁気ス
ラスト力を調整したり(例えば、特開平1ー19023
8参照)、駆動用マグネットを保持する磁性材でできた
ロータフレーム(本発明ではハウジングと言う)の一部
をコアに接近させることで、コアから発生する磁束と前
記ロータフレームとを吸引させて磁気スラストを発生さ
せて磁気スラスト力を調整する方法が開示されている
(例えば、特開平1ー148053参照)。
【0003】図3に従来のスピンドルモータの半断面図
を示す。図3においてシャフト1はハブ台2と固定締結
し、ハウジング3で保持した軸受4によって回転自在に
保持する。またコア5はプリント配線板6にネジ11で
固定締結し、前記コアには巻線10をほどこしている。
7はロータフレームで、ハブ台2に固定締結し駆動用マ
グネット8及びメディア吸着用マグネット9を保持し、
ロータフレーム7には駆動用マグネット8及びメディア
吸着用マグネット9が接着等により固定締結され、前記
メディア吸着用マグネットは前記ハブ台上部にメディア
(図示せず)を吸着固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらプリント
配線板の有する銅箔部上面からの高さが4.5mm以下の
ハブ台を有するフロッピーディスクスピンドルモータ
(以下スピンドルモータという)においては、モータ高
さの制約から駆動用マグネットを保持する磁性材ででき
たロータフレーム(以下ロータフレームという)の高さ
及び板厚が制約されているので、ロータフレームに波型
加工を施して強度向上を図ることができないし、前述し
た従来の方法であるロータフレームの一部をコアに接近
させる方法では駆動用マグネットが小さくなり、スピン
ドルモータに要求されるトルク性能を満足できないの
で、駆動用マグネットと磁性材を基材としたプリント配
線板(以下プリント配線板という)との間で発生する磁
気吸引力等によってロータフレームが変形してロータフ
レーム面振れ精度及びハブ台面振れ精度が悪化するとい
う問題点を有していた。
【0005】以下、図4を用いてその理由を説明する。
図4は図3の駆動用マグネット,コア,プリント配線板
の部分拡大図である。図4において5はコア、6はプリ
ント配線板、8Aは駆動用マグネットの一部でプリント
配線板からコア最下端の高さより上方に位置する部分、
8Bは駆動用マグネットの一部でプリント配線板からコ
ア最下端の高さより下方に位置する部分、Pは前記8A
の高さ方向の中点、Qは前記コア5の高さ方向の中点で
ある。この時駆動用マグネットの一部8Aには磁気吸引
力によってP点とQ点が引き合う方向の力が発生し、ラ
ジアル方向の分力F2とスラスト方向の分力F3とに分
解される。また駆動用マグネットの一部8Bにおいても
F5の磁気吸引力が発生し、ラジアル方向の分力F7と
スラスト方向の分力F6とに分解される。一方駆動用マ
グネットとプリント配線板との間でもスラスト方向の磁
気吸引力F4が発生する。従ってトータルの磁気スラス
ト力としては前述したF3,F6,F4の和になるが、
駆動用マグネット最下端とプリント配線板との距離が近
いとF4が強大となり、駆動用マグネット最下端の面振
れ及びプリント配線板の平面度によってモータの回転と
ともにF4が安定せず、ロータフレーム面振れが悪化す
る。加えて、駆動用マグネット最下端の面振れが大きい
と上述したF6の方向は一定しないので磁気スラスト力
が安定せずロータフレーム面振れが悪化し、ロータフレ
ームと巻線が接触するという問題と、ロータフレーム面
振れの悪化に伴いハブ台の面振れも悪化してメディアの
読み書きエラーが発生するという問題を有していた。
【0006】本発明はロータフレーム面振れ精度及びハ
ブ台面振れ精度の良いスピンドルモータを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、プリント配線板からコア最下端までの高さ
に比較して同等もしくはそれ以上の最下端の高さ(面振
れも含む)を有する駆動用マグネットを有する構成を設
けているので、駆動用マグネットとプリント配線板との
間で発生する磁気吸引力の影響を小さくすることがで
き、プリント配線板の平面度及び駆動用マグネット下端
の面振れに支配されない、安定した磁気スラスト力を得
ることができる。
【0008】これにより、良好なロータフレーム面振れ
精度及びハブ台面振れ精度を有するスピンドルモータが
得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、プリント配線板からコア最下端までの高さに比較し
て同等もしくはそれ以上の最下端の高さ(面振れも含
む)を有する駆動用マグネットを設ける構成としたもの
であり、駆動用マグネットとプリント配線板との間で発
生する不安定な磁気吸引力の影響と駆動用マグネット下
端の面振れによりコアとの間で発生する不安定な磁気吸
引力の影響を小さくでき、上述した不安定な磁気吸引力
に影響されない良好な面振れ精度のロータフレーム及び
ハブ台を得ることができるという作用を有する。
【0010】以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。 (実施例1)以上のように構成されたスピンドルモータ
について、図1,図2を用いてその動作を説明する。図
1においてシャフト1はハブ台2と固定締結し、ハウジ
ング3で保持した軸受4によって回転自在に保持する。
またコア5はプリント配線板6にネジ11で固定締結
し、前記コアには巻線10をほどこしている。7はロー
タフレームで、ハブ台2に固定締結し駆動用マグネット
8及びメディア吸着用マグネット9を保持し、ロータフ
レーム7には駆動用マグネット8及びメディア吸着用マ
グネット9が接着等により固定締結され、前記メディア
吸着用マグネットは前記ハブ台上部にメディア(図示せ
ず)を吸着固定する。
【0011】図2は図1の駆動用マグネット,コア,プ
リント配線板の部分拡大図である。図2において5はコ
ア、6はプリント配線板、8は駆動用マグネットで、P
は前記駆動用マグネットの高さ方向の中点、Qは前記コ
ア5の高さ方向の中点である。この時駆動用マグネット
8には磁気吸引力によってP点とQ点が引き合う方向の
力F1が発生し、ラジアル方向の分力F2とスラスト方
向の分力F3とに分解される。また前記駆動用マグネッ
トとプリント配線板との間でもスラスト方向の磁気吸引
力F4が発生する。従ってトータルの磁気スラスト力と
しては前述したF3,F4の和になるが、駆動用マグネ
ット下端とプリント配線板との距離が遠いのでF4は小
さく、駆動用マグネット下端の面振れ及びプリント配線
板の平面度によってF4が安定しなくても、トータルの
磁気スラスト力には殆ど影響せず安定したものとなる。
【0012】加えて、駆動用マグネット下端面の振れが
大きくても、プリント配線板からコア最下端までの高さ
に比較して駆動用マグネット最下端の高さを同等もしく
はそれ以上に設けているので、上述したF3は極めて安
定しており、トータルの磁気スラスト力も安定する。
【0013】以上のように本実施例である、プリント配
線板からコア最下端までの高さに比較して駆動用マグネ
ット最下端の高さ(面振れも含む)を同等もしくはそれ
以上に設けることにより、プリント配線板の平面度及び
駆動用マグネット下端の面振れに影響されない良好なロ
ータフレーム面振れ精度及びハブ台面振れ精度を有する
スピンドルモータを得ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、プリント配線板
からコア最下端までの高さに比較して駆動用マグネット
最下端の高さ(面振れも含む)を同等もしくはそれ以上
に設けることにより、プリント配線板の平面度及び駆動
用マグネット下端の面振れに影響されない良好なロータ
面振れ精度及びハブ台面振れ精度を有する優れたスピン
ドルモータを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスピンドルモータの
半断面図
【図2】本発明の一実施例における磁気吸引力の動作説
明のための図1の部分拡大図
【図3】従来のスピンドルモータの半断面図
【図4】従来のスピンドルモータにおける磁気吸引力の
動作説明のための図3の部分拡大図
【符号の説明】
1 シャフト 2 ハブ台 3 ハウジング 4 軸受 5 コア 6 プリント配線板 7 ロータフレーム 8 駆動用マグネット 9 メディア吸着用マグネット 10 巻線 11 ネジ P 駆動用マグネットの高さ方向の中点 Q コアの高さ方向の中点 F1 駆動用マグネットとコアとの間で発生する磁気吸
引力 F2 F1のラジアル方向の分力 F3 F1のスラスト方向の分力 F4 駆動用マグネットとプリント配線板との間で発生
する磁気吸引力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性材を基材としたプリント配線板と、前
    記プリント配線板の有する銅箔部上面からの高さが4.
    5mm以下のハブ台と、前記ハブ台に固定締結したロータ
    フレームと、前記プリント配線板に固定したコアと、前
    記プリント配線板から前記コア最下端までの高さに比較
    して同等もしくはそれ以上の最下端の高さを有する駆動
    用マグネットを備えたスピンドルモータ。
JP8620496A 1996-04-09 1996-04-09 スピンドルモータ Pending JPH09285089A (ja)

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JP8620496A JPH09285089A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 スピンドルモータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1018795A1 (en) * 1999-01-08 2000-07-12 Lg Electronics Inc. Structure of rotor for outer rotor type brushless motor
JP2011074795A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Toto Ltd 水栓用水力発電機

Cited By (3)

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USRE39416E1 (en) 1999-01-08 2006-12-05 Lg Electronics Inc. Structure of rotor for outer rotor type brushless motor
JP2011074795A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Toto Ltd 水栓用水力発電機

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