JP2982265B2 - キャプスタンモータ - Google Patents

キャプスタンモータ

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JP2982265B2
JP2982265B2 JP2255784A JP25578490A JP2982265B2 JP 2982265 B2 JP2982265 B2 JP 2982265B2 JP 2255784 A JP2255784 A JP 2255784A JP 25578490 A JP25578490 A JP 25578490A JP 2982265 B2 JP2982265 B2 JP 2982265B2
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雅一 奥田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録再生装置などに使用される軸方向空隙
形のキャプスタンモータに関する。
従来の技術 記録再生装置に使用される軸方向空隙形のキャプスタ
ンモータは、薄型化のため、ロータ部,ステータ部,シ
ャフト保持部の3つのユニット部に分離され、ステータ
部とシャフト保持部はシャーシに、ロータ部はシャフト
保持部にビス止め等により取り付けられる軸方向空隙の
構成が既に行われている。
以下に従来のキャプスタンモータについて説明する。
第2図は、従来のキャプスタンモータの構成を示すも
のである。図において、ロータ部7はロータボス1,バッ
クヨーク2,FGマグネット3,モータマグネット4により構
成され、FGマグネット3と、バックヨーク2はアウトサ
ート成型、接着等により、またバックヨーク2とロータ
ボス1もかしめ、アウトサート成型、ビス止め等により
一体化されている。モータマグネット4は接着等により
バックヨーク2に取付けられている。
ステータ部14は、コイル8,磁気センサ9,鉄基材のモー
タプリント基板(以下モータP板という)10,FG用磁気
センサ11により構成され、コイル8は接着により、また
磁気センサ9は半田付けにより、FG用磁気センサ11はビ
ス12によりそれぞれモータP板10に取付けられている。
シャフト保持部23は、ロータ取付けベース15,キャプ
スタンシャフト16,ハウジング17,軸受18,予圧部材19,ば
ね20,予圧固定部材21により構成され、軸受18はハウジ
ング17により上部と下部で保持され、キャプスタンシャ
フト16の一端にはロータ取付けベース15を焼きばめ、接
着、圧入もしくはビス止め等により固定し、キャプスタ
ンシャフト16の他端には下部および上部軸受18,予圧部
材19,ばね20,予圧固定部材21があり、上部および下部軸
受18に最適な予圧を与えている。
このようなロータ部7,ステータ部14,シャフト保持部2
3の3つのユニット部により構成され、ステータ部14は
ビス13により、シャフト保持部23はビス24によりシャー
シ25に、ロータ部7はシャフト保持部23にビス6により
取付けられている。
以上のように構成されたキャプスタンモータについ
て、以下その動作を説明する。
キャプスタンモータの駆動は、モータマグネット4の
磁束の位相を磁気センサ9で検出し、コイル8に流す電
流のタイミングを切換えながら、かつFGマグネット3の
磁束をFG用磁気センサ11で検出し、制御回路にフィード
バックさせモータを一定速度で回転させている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、ロータ部7はモータマ
グネット4が鉄基材のモータP板10へ強力な磁気吸引力
で吸いつけられているため、モータのメンテナンス時に
ロータ部7をシャフト保持部23から取り外すことが困難
である。治具を使ってFGマグネット3を傷つけないよう
にロータ部7を取り外す方法も行われているが、ロータ
部の大きさ、構成、形状は種々あるので、最適な方法で
はない。
本発明は、上記の課題を解決するもので、ロータ部を
シャフト保持部から容易に取り外すことができるキャプ
スタンモータを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明のキャプスタンモ
ータは、シャフト保持部のロータ取付けベースの面上に
凹部を有し、ロータ部のロータボスは上記凹部に対応す
る個所にロータ部取り外し用ビスを有している。
作用 本発明は上記した構成により、シャフト保持部からロ
ータ部を取り外す時は、ロータ部のロータ部取り外し用
ビスを回すことにより、ロータ部のモータマグネットと
ステータ部のモータP板との距離を引き離して、ロータ
部のステータ部への吸引力を弱めることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明のキャプスタンモータの構成を示す断
面図である。第2図の従来例と同一の部材は同一の番号
を付し、説明は省略し、異なる点のみ説明する。15aは
ロータ部取付けベース15の面に設けられた凹部である。
ロータボス1にはこの凹部15aと対応する個所にロータ
部取り外し用ビス5が設置されている。
そしてロータ部7とシャフト保持部23は、ロータ部7
のロータ部取り外し用ビス5とシャフト保持部23の凹部
15aが一致する位置にビス6により取り付けられ、常時
はロータ部取り外し用ビス5の先端と凹部15aの底面と
の間には隙間がある状態にビス5は設定されているが、
シャフト保持部23からロータ部7を取り外す時は、ロー
タ部取り外し用ビス5をまわしてその先端で凹部15aの
底面を押すことにより、モータマグネット4と鉄系のモ
ータP板10の距離を引き離れ、磁気吸引力は距離が離れ
ると急激に減少するので、ロータ部7をシャフト保持部
23から容易に取り外すことができるようになる。シャフ
ト保持部23のロータ部7の取付け面の凹部15aは、ロー
タ部取り外し用ビス5を回す時にロータ取付けベース15
の取付け基準面へ傷,打痕などを与えるのを避けるため
に設けたものである。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明のキャプスタン
モータは、ロータ部取り外し用ビスをまわしてモータマ
グネットとモータP板の距離を引き離し、磁気吸引力を
弱めて手でもロータ部を容易に取り外せるようになり、
かつモータの磁気空隙の精度を維持するためにきわめて
重要な面であるロータ取付け面に傷をつけないように上
記ビスの先端が当る個所には凹部を設けており、実用効
果を高めている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のキャプスタンモータの断面図、第2図
は従来のキャプスタンモータの断面図である。 5……ロータ部取り外し用ビス(ねじ穴およびねじ)、
7……ロータ部、14……ステータ部、15a……ロータ部
取付け面の凹部(比較的小さい凹部)、23……シャフト
保持部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフト保持部と,ステータ部と,前記シ
    ャフト保持部に支持されるロータ部とを備え、前記シャ
    フト保持部はロータ部を軸方向に支持する面の一部に比
    較的小さな凹部を有し、前記ロータ部はこの凹部と一致
    する個所にねじ穴およびねじを有しているキャプスタン
    モータ。
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