JP2604242B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP2604242B2 JP1234803A JP23480389A JP2604242B2 JP 2604242 B2 JP2604242 B2 JP 2604242B2 JP 1234803 A JP1234803 A JP 1234803A JP 23480389 A JP23480389 A JP 23480389A JP 2604242 B2 JP2604242 B2 JP 2604242B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば、ISO8378/1,8630/1で標準化されてい
る5.25″フロッピーディスク等を回転駆動させるディス
ク駆動装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の5.25″フロッピーディスク駆動装置
(以下、5.25″FDDという)の主要部の概略構成を示す
側断面図で、1は本体ベースとしてアルミダイキャスト
又はプレス等で作られるシャーシ、2は情報が記録・再
生される媒体(メディア)、23,23′は軸受(ベアリン
グ)で、媒体保持駆動を行うスピンドル25を軸支してい
る。メディア2はセンターコーン40により、スピンドル
25に固定される。41は軸受(ベアリング)で、42はセン
ターシャフトであり、44の止めリングにより押圧板43に
保持されている。45はスプリングで、押圧板43からのク
ランプ力をベアリング41を介してセンターコーン40に伝
える。26はロータでその内側に駆動マグネット7を固定
保持している。
8はディスク駆動モータ用のプリント回路基板(PC
B)である。29は駆動コイルで、平面状に所定の間隔で
配置されており、周知の電流切換方法による電磁変換力
を利用し、駆動マグネット7に回転力を与える。10はス
テータヨークで駆動マグネット7と閉磁路を形成する。
11はメディア2に情報の記録・再生を行う磁気ヘッドで
あり、図示していないヘッドキャリッジに固定され、図
中矢印方向に移動可能とされる。
22はロータ26とスピンドル25を固定する止めネジ、13
は軸受23,23′を保持,固定するハウジングでシャーシ
1に固着されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記、従来例においては、次のような問
題がある。
軸受部分の厚さが、スピンドル,軸受,ロータと重な
つた状態に構成されているので、薄くするには限界があ
る。
磁気ヘッドの厚みがモータ部分の厚さに積み上げられ
ることになり、この磁気ヘッドの厚さとモータの厚さと
を加えた厚みを、何らかの方法で薄くするには限界があ
った。
この発明はかかる従来の課題を解決するためになされ
たもので、磁気ヘッド及びモータの厚さを、他の部分で
吸収することによって装置全体の薄型化を行うことので
きるディスク駆動装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明のディスク駆
動装置は、ディスクを回転駆動するスピンドルの軸受部
をラジアルベアリング1個で構成し、かつディスク内径
をD,上記ラジアルベアリングの軸受ボール転動面の内径
をDrとすると、 Dr≧D とし、必要に応じて、ラジアルベアリング外輪の直径を
DBとすると、 DB<ディスクの最内周トラックの直径とし、又、ラジ
アルベアリングの軸受ボールの中心からスピンドルのデ
ィスク搭載面までの高さをHとすると、 H≦6mm とし、さらに、スピンドルはラジアルベアリングの内輪
で構成し、 軸受内径>D とし、かつ、アルミ,アルミ合金,ステンレス,真ちゅ
う,亜鉛,亜鉛合金からなる金属、及び充填剤を入れ、
熱膨張を抑えたプラスチックの別部材で作成したスピン
ドルを、軸受内径の空洞部に埋設固着した構成を有する
ものである。
[作用] 本発明では、スピンドルの軸受部にボールの内輪転動
面の径がメディア内径より大きな1つの軸受であるラジ
アルベアリングを設けることにより、前記不具合を解決
した。即ち、 センターコーンの押圧力か又はロータの吸着力等のス
ラスト方向の力を片方に単に安定的にかけておけば、1
個のラジアルベアリングでも、スラスト方向の位置が安
定し、Dr≧Dとすることにより、内輪転動面の径が力の
作用点とほぼ同径以上となり、回転時の面ブレが生じに
くくなるため安定的な回転ブレ精度が得られ、軸受部が
薄くすむ)。
かつ、ラジアルベアリングの外径(DB)をディスクの
最内周トラックの直径以下にすれば、ヘッドに当たらな
い。
又、の構成で軸受ボールの中心からスピンドルのデ
ィスク搭載面までの高さ(H)を6mm以下にすれば、よ
り回転精度が安定するし、ドライブの厚さも薄くてす
む。
ラジアルベアリングの内径をメディア径以上にすれ
ば、スピンドル及びセンターコーンを軸受厚さ内に落し
込め、より装置の薄形化が可能である。もちろん、ラジ
アルベアリング内輪をスピンドルそのものとしても問題
はない。
等の構成で、非常に薄いFDDの軸受部が達成できる。
[実施例] 第1図は本発明の5.25″FDDの一実施例を示す側断面
図であり、第3図は第1図の装置を下から見た斜視図の
XY断面図である。第2図は第1図の軸受部のみの寸法関
係を示す図である。
第1,2図において、第4図と異なる点を挙げると、軸
受3は大口径ラジアルベアリングで内径がメディア径D
より大きく、メディア径Dとほぼ等しい口径をもつスピ
ンドル5をその内側に固着している。4は止め輪でシャ
ーシ1に図示していないクランパで固定されている。ロ
ータ6はスピンドル5に止めネジ12で固定されている。
本構成において、駆動マグネット7の吸着力はセンター
コーン40のクランプ圧よりも充分大きく(例えば、|吸
着力−クランプ圧|>300g)設定されており、その吸着
力で軸受3に上方向の予圧をかけ、安定させている。10
はステータヨークで、接着又はネジ止め等でシャーシ1
に固着させている。又、磁気ヘッド11の挿入される部分
が絞られ、ステータヨーク10の凹部10aを形成してい
る。又、この凹部10aの軸受3を介して相対する反対側
には、吸着バランスをさせることとトルクの不均一から
生じるコギングを減少させることを目的とした凹部10b,
10cが形成されている。そして、凹部10a,10b,10cは吸着
力を高める効果もある。この凹部10b,10cは別ヨークを
付着させても同様な効果が得られる。
9は駆動コイルで、第7図の様に配置されており、空
間部にはステータ10の凹部10a,10b,10cが入り込む。マ
グネット7は第6図の様に12極に着磁されており、本来
なら駆動コイル9は9個で周知の3相全波駆動となるの
だが、各相のコイルを1つづつ削除し、第7図の様に6
個の構成とした。そして、3相の各相を均一に削除すれ
ば、トルク平滑性も失われない。
この駆動コイルの空間部の作り方は、着磁の極数を変
えることで空間部の幅等変更可能である。
尚、第2図において、軸受3の外径、即ちラジアル外
輪の直径DBは、磁気ヘッド11の最内周位置が1面の第79
トラックにおいて半径34.13mmまでくるため、それより
できるだけ小さい方が良く、DB<68mmとすれば、軸受3
と磁気ヘッド11は同一面に並列に設置可能となる。
又、軸受ボールの中心からメディアまでの高さHは低
ければ低い程スピンドル部の面ブレ及び軸ブレは小さく
なり、かつドライブ厚さも薄くできる。本発明において
は、モータ部の厚さ,クランプするのに必要なセンター
コーンの寸法も考慮し、H≦6mm程度が有効と思われ
る。
第5図は軸受3の内輪をそのままスピンドルとした本
発明の他の実施例を示した側断面図である。
第5図において、50は大口径ラジアルベアリングであ
り、その内輪の内径50aはほぼメディアの内径と等しく
作ってあり、かつメディアをガイドするテーパ部50bも
形成されており、そのままスピンドルの機能であるメデ
ィアのセンタリング及び回転駆動能力をもたせてある。
51はロータで、その中心が51aの様に絞られ、軸受50の
内径50aに嵌合,固着されている。
尚、本発明の各実施例において、モータはダイレクト
ドライブモータである面対向ブラシレスモータとして説
明してきたが、もちろんベルト駆動でも良く、その場合
ロータ6又は51はベルトプーリとなる。この場合でも、
センターコーン40のクランプ力で軸受内輪が一方向に安
定的に押さえられ、かつ軸受内輪のボール転動面がメデ
ィアの内径より大きいため、安定した回転が得られる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明において、5.25″FDDのスピ
ンドル軸受部の大口径のラジアルベアリング1個で構成
したので、以下のような効果を奏する。
ラジアルベアリング内輪転動面Dr≧メディア内径D
(φ28.57±0.025mm)とすれば、ラジアルベアリング1
個でも安定的なブレ精度が得られる。
例えば、ラジアルベアリング外径DB<トラック最内周
の直径≒68mmとすれば、ラジアルベアリングとヘッドが
同一平面に配置でき、薄型化が可能となる。
軸受ボール中心からメディア面までの高さH<6mmと
すれば、スピンドル部のブレ精度も高くなり、又軸受部
の薄型化も充分満足できる値となる。
又、ラジアルベアリング内径≧メディア内径Dとすれ
ば、 アルミ,アルミ合金,ステンレス,真ちゅう,亜鉛,
亜鉛合金等及び充填剤を入れ、熱膨張を抑えた別部材で
作ったスピンドルをラジアルベアリング内径部に落し込
め、標準的なラジアルベアリングが使え、かつスピンド
ルと軸受の厚さが高さ方向で積層せず、より薄型化が可
能となる。
軸受内径をほぼメディア内径Dとすれば、軸受内輪が
スピンドル兼用となり、より高機能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の5.25″FDDの一実施例を示す側断面
図、第2図は第1図の軸受部のみの寸法関係を示す図、
第3図は第1図の装置を下から見た斜視図のXY断面図、
第4図は従来の5.25″FDDの主要部分の概略構成を示す
側断面図、第5図は軸受の内輪をそのままスピンドルと
した本発明の他の実施例を示した側断面図、第6図は本
発明のマグネット着磁状態を示す平面図、第7図は本発
明の駆動コイル配置図である。 図中. 1:シャーシ、2:メディア 3:軸受、4:止め輪 5,25:スピンドル、6:ロータ 7:駆動マグネット、8:PCB 9:駆動コイル、10:ステータヨーク 11:磁気ヘッド、12:ロータ止めネジ 13:ハウジング、40:センターコーン 41:ベアリング 42:センターシャフト 43:押圧板、44:止めリング 45:スプリング

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が記録された媒体としてのディスクを
    駆動するディスク駆動装置において、前記ディスクを回
    転駆動するスピンドルの軸受部をラジアルベアリング1
    個で構成し、かつディスク内径をD,上記ラジアルベアリ
    ングの軸受ボール転動面の内径をDrとすると、 Dr≧D としたことを特徴とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、ラジアルベアリン
    グ外輪の直径をDBとすると、 DB<ディスクの最内周トラックの直径 としたことを特徴とするディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)において、ラジアルベアリン
    グの軸受ボールの中心からスピンドルのディスク搭載面
    までの高さをHとすると、 H≦6mm としたことを特徴とするディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項(1)において、スピンドルはラジ
    アルベアリングの内輪で構成したことを特徴とするディ
    スク駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項(1)において、 軸受内径>D とし、アルミ,アルミ合金,ステンレス,真ちゅう,亜
    鉛,亜鉛合金からなる金属、及び充填剤を入れ、熱膨張
    を抑えたプラスチックの別部材で作成したスピンドル
    を、軸受内径の空洞部に埋設固着したことを特徴とする
    ディスク駆動装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59231776A (ja) * 1983-06-14 1984-12-26 Takahashi Yoshiteru フロツピ−デイスクドライブ装置
JPS6344357A (ja) * 1986-08-12 1988-02-25 Koyo Seiko Co Ltd フロツピ−デイスク支持用ころがり軸受

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