JP2668268B2 - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

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JP2668268B2 JP19424089A JP19424089A JP2668268B2 JP 2668268 B2 JP2668268 B2 JP 2668268B2 JP 19424089 A JP19424089 A JP 19424089A JP 19424089 A JP19424089 A JP 19424089A JP 2668268 B2 JP2668268 B2 JP 2668268B2
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茂樹 小泉
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はフィロッピーディスクなどの磁気記録媒体
及び磁気ヘッドを駆動して前記フロッピーディスクに書
き込み(記録)及び読み出し(再生)を行うための磁気
ディスク駆動装置に関するものである。
[従来の技術] 第2図は磁気記録媒体の1つである3.5インチのフロ
ッピーディスクを駆動する従来の磁気ディスク駆動装置
の一例を示す正面図である。
プレス加工またはアルミダイキャストなどにより作ら
れた本体シャーシ1内には、装填されたフロッピーディ
スクの両面の記録媒体形成面に記録・再生を行う磁気ヘ
ッド2a,2bが配設されている。この磁気ヘッド2a,2bを支
持し、記録媒体形成面のトラックをシークするために、
ヘッドキャリッジ3a,3bが設けられ、このヘッドキャリ
ッジ3a,3bはステッピングモータ4によって駆動され
る。
本体シャーシ1の上部には、検出回路、制御回路、駆
動回路などの実装されたプリント基板5が配置され、ス
テッピングモータ4などを制御している。また、本体シ
ャーシ1の側面には、ディスクの着脱口、動作表示灯な
どの設けられたパネル6が装着されている。そして、本
体シャーシ1の上部には、外部から塵埃が進入するのを
防止するために、ケース7が覆蓋される。
装填されたフロッピーディスクを回転させるために、
ダイレクト・ドライブ・スピンドルモータ(以下、DDモ
ータという)が設けられている。
このDDモータは、フロッピーディスクのセンタリング
をも兼ねるシャフト8、該シャフト8に固定されて一体
的に回転すると共に装填されたフロッピーディスクの載
置台となる円板上のフランジ9、該フランジ9上に装着
されてフロッピーディスクの金属製のセンタハブを磁気
吸着する吸着マグネット10、フランジ9上に装着されて
フロッピーディスクのセンタハブに係着してフロッピー
ディスクを回転駆動する駆動ピン11、フランジ9の下部
に同心円状に固定されてフランジ9と一体に回転する円
板状のロータ12、該ロータ12の下面に装着される回転子
としての駆動マグネット13、該駆動マグネット13に対向
させて本体シャーシ1側に固定設置される固定子として
の駆動コイル14、該駆動コイル14を固定すると共に後記
するFGパターンが実装されたプリント基板15(鉄基
板)、中心部に軸受17a,17bを保持するモータハウジン
グ16、シャフト8を軸支するための軸受17a,17b、吸着
マグネット10の内側のフランジ9上に設置される滑りワ
ッシャ18の各々より構成されている。
例えば、フランジ9はアルミニウム材の挽物などの加
工により製作され、吸着マグネット10にはプラスチック
マグネットが用いられる。
また、回転子の回転速度を検出するために、ロータ12
の下部の外側近傍にFG(ファンクション・ゼネレータ)
マグネット20が装着され、このFGマグネット20に対向さ
せてプリント基板15上にFGパターンが形成されている。
以上の構成において、パネル6から指定の挿入方法に
従ってフロッピーディスクを挿入し、さらに外側に附勢
される押圧力に抗して挿入すると、自動的にフランジ9
上に位置決めされる。ついで、DDモータに通電、即ち、
所定の通電位相に従った電流が駆動コイル14に流される
と、その起磁力が駆動マグネット13の磁気との間で吸引
力または反発力が生じ、ロータ12に回転力を発生させ
る。
ロータ12と共にシャフト8及び駆動ピン11が回転し、
1回転する間にフロッピーディスクの中心部に設けられ
たセンタハブを滑りながら移動した駆動ピン11がセンタ
ハブに設けられた長孔に嵌入する。以後、駆動ピン11の
回転に応じてフロッピーディスクが回転する。また、フ
ロッピーディスクが回転するのに連動して、記録信号ま
たは再生信号に従って磁気ヘッド2a,2bがディスク半径
方向に移動し、指定のトラック上に位置決めされ、記録
または再生の処理が行われる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、第2図のような従来の磁気ディスク駆動装置
では、モータ部(ロータ部)と磁気ヘッドとが高さ方向
に縦続して配設されているため、装置の高さが規制され
ていた。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたも
ので、装置の高さを低く(厚みを薄く)することができ
る磁気ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、この発明の磁気ディスク
駆動装置は請求項(1)において本体シャーシの一部を
除去し、その除去部に前記ステータ部を配設してロータ
部を磁気ヘッドと略同一面で、かつ高さ方向に重複しな
い位置に配置したものであり、また、請求項(2)にお
いて、ロータ部の駆動用マグネットを希土類元素からな
る磁石を用いて構成したものであり、さらに、請求項
(3)において、ステータ部は軸受保持部材兼用とする
と共に、駆動用マグネット及び磁気記録媒体を吸着固定
する吸着用マグネットが取付けられるロータ部を前記ス
テータ部の上部に配置し、かつモータシャフトに直接取
付けた構成を有するものである。
[作用] 上記の構成を有することにより、請求項(1)におい
ては、磁気ヘッドと干渉しない径までロータ径を小さく
して、ヘッドが最も内側にきたときもロータ部と干渉す
ることがない。また、請求項(2)に記載のように希土
類元素からなる磁石を使用したことにより、ロータ径が
小さくても、従来と同等のトルクが出せるようになった
ので、構造が薄くてもトルク発生の上では何ら不都合は
ない。さらに、ロータを支持固定するためのフランジが
不必要になり、その上、シャーシ開口部を設け、その中
に、モータを埋設とした構成としたことにより、モータ
の厚み部分は関係なく、装置全体を薄くすることができ
た。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示す正面図である。な
お、第1図においては、第2図と同一符号であるもの
は、同一または相当部分を示しているので、以下におい
ては重複する説明を省略する。
本発明においては、従来の単独の部品であったフラン
ジ9を除去し、ロータがフランジの機能を有するように
したものである。即ち、シャフト8に代えて高さを低く
したシャフト21を用い、このシャフト21の上部に円板形
でかつ段差(中心部が高い)を有するロータ22を固定す
る。
ロータ22の上段には、滑りワッシャ23が配設され、フ
ロッピーディスクとの摺動性の向上を図っている。さら
に、ロータ22の下段には、シート状のゴムマグネットに
よる吸着マグネット24が装着されている。
さらに、ロータ22の下面の周縁部寄りには駆動マグネ
ット25が設置されている。この駆動マグネット25に対向
させてプリント基板26が近接配置され、その下面には駆
動コイル27が装着されている、駆動マグネット25は、希
土類磁石の中で最高の磁力を有するネオジ系マグネット
を用いることにより、小ロータ径で高トルクを発生させ
ることができる。また、プリント基板26は、厚み0.3〜
0.4mmのガラスエポキシ基板を用い、その上面にはFGパ
ターンが形成され、かつ、下面には駆動コイル27が貼着
されてリードパターンとの接続が行われている。さら
に、プリント基板26の駆動コイル27貼着面には、駆動コ
イル27に所定の通電モードで電流を供給して駆動するた
めのモータ駆動回路(不図示)が実装されている。
駆動コイル27の下部には、絶縁ワッシャ31を介してス
テータ28が本体シャーシ1の底面に固定設置され、その
中心部はモータハウジング29を支持する基台として機能
している。ステータ28は、本体シャーシ1の底部を切除
した部位に配設され、DDモータの座高が低くなるように
されている。また、モータハウシング29の中心部の上下
には、シャフト21を軸支する軸受30a,30bが配設されて
いる。
以上の構成において、その磁気回路の形成は、ロータ
22がバックヨークとなり、ステータ28及び駆動コイル27
を経由したものとなる。
なお、フロッピーディスクの装填からのチャッキング
に到る動作については、第2図と同一であるので重複す
る説明を省略する。
駆動コイル27に電流が流れると、駆動コイル27に生じ
る起磁力が駆動マグネット25に付与され、両者間に形成
される反発力及び吸引力によって駆動マグネット25に回
転トルクが生じ、ロータ22が回転する。ロータ22が回転
することによって、シャフト21及び駆動ピン11が回転
し、装填されているフロッピーディスクが回転する。
第1図の構成によれば、ステータ28及び駆動コイル27
の一部が本体シャーシ1の底面レベルに設置され、かつ
ロータ22がフランジの機能を併せ持つようにされている
ので、DCモータの全体の高さを低くすることが可能にな
る。また、ロータ径を小さくすることにより、ヘッドキ
ャリッジ3a,3bをDCモータの横に並設することが可能に
なり、磁気ディスク駆動装置の高さを低くすることがで
きる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づ
いて具体的に説明したが、この発明は前記実施例に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更
可能であることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したとうり、本発明は請求項(1)に記載し
た構成により、磁気ヘッドと干渉しない径までロータ径
を小さくして、ヘッドが最も内側にきたときもロータ部
と干渉することがない。また、請求項(2)に記載のよ
うに希土類元素からなる磁石を使用したことにより、ロ
ータ径が小さくても、従来と同等のトルクが出せるよう
になったので、構造が薄くてもトルク発生の上で何ら不
都合はない。さらに、ロータを支持固定するためのフラ
ンジが不必要になり、その上、シャーシ開口部を設け、
その中に、モータを埋設とした構成としたことにより、
モータの厚み部分は関係なく、装置全体を薄くすること
ができた、さらにまた、本体シャーシの天井面に対する
モータ高さを低くすることができ、DDモータとヘッドキ
ャリッジ及び磁気ヘッドとが縦方向に重なりを生ぜず、
磁気ディスク駆動装置の高さ(厚み)を小さくすること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図は従
来の磁気ディスク駆動装置の一例を示す正面図である。 図中. 1:本体シャーシ 2a,2b:磁気ヘッド 3a,3b:ヘッドキャリッジ 11:駆動ピン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動用マグネットを用いたロータ部、及び
    コイルを用いたステータ部を備えて構成されるダイレク
    ト・ドライブ・スピンドルモータを磁気記録媒体回転用
    の駆動源にした磁気ディスク駆動装置において、本体シ
    ャーシの一部を除去し、その除去部に前記ステータ部を
    配設してロータ部を磁気ヘッドと略同一面で、かつ高さ
    方向に重複しない位置に配置したことを特徴とする磁気
    ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】ロータ部の駆動用マグネットを、希土類元
    素からなる磁石を用いて構成したことを特徴とする請求
    項(1)に記載の磁気ディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】ステータ部は軸受保持部材兼用とすると共
    に、駆動用マグネット及び磁気記録媒体を吸着固定する
    吸着用マグネットが取付けられるロータ部を前記ステー
    タ部の上部に配置し、かつモータシャフトに直接取付け
    たことを特徴とする請求項(1)または(2)に記載の
    磁気ディスク駆動装置。
JP19424089A 1989-06-15 1989-07-28 磁気ディスク駆動装置 Expired - Lifetime JP2668268B2 (ja)

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US08/180,509 US5689388A (en) 1989-06-15 1994-01-12 Reduced-height magnetic disk drive unit, and disk mounting device for the unit

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