JP2007174754A - スピンドルモータ及びその製造方法並びにディスクドライブ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スピンドルモータの回転軸と軸受との間のクリアランスに起因する回転子の振動を抑制するために回転軸に側圧を付加するための専用部品を用いると部品コストが上昇するとともに、これらの専用部品を組み込む作業工数が増加するという課題があった。
【解決手段】スピンドルモータのベースのロータマグネットが対面する領域の一部に、そのベースとロータマグネットとの対面距離を異ならせた距離変位部を絞り成型加工により形成してスピンドルモータを構成する。
【選択図】図2
【解決手段】スピンドルモータのベースのロータマグネットが対面する領域の一部に、そのベースとロータマグネットとの対面距離を異ならせた距離変位部を絞り成型加工により形成してスピンドルモータを構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、スピンドルモータ及びその製造方法並びにスピンドルモータを備えたディスクドライブ装置に関する。
従来、例えばコンパクトディスク、デジタル多目的ディスク或いはハードディスク等のディスク状情報記録媒体のドライブ装置に用いることができるスピンドルモータとして、ベースとなる基体に軸受とコイルを配置した固定子に、周方向に多極着磁された環状のマグネットと回転軸をロータケースで支持した回転子を、固定子側のコイルと回転子側のマグネットが空隙を介して対向するように軸受に回転軸を回転可能に支承させて構成したものが知られている。このように構成されたモータは、マグネットの磁極の位置に対して適切なコイルに順次切り替え通電することにより、マグネットとコイルの間に電磁気的な駆動力が作用して回転子が回転する。
このようなスピンドルモータにおいては、軸受内で回転軸を回転可能に支承するために軸受と回転軸との間に僅少な空間(クリアランス)が設けられており、このクリアランスに起因する回転子の振動を抑制するための技術として、特開平8−140323号公報には、補助板とピアノ線、或いは多孔質含油樹脂等の弾性体からなる側圧付加手段によって軸(回転軸)を軸受の一方向に押圧するようにしたディスク駆動用スピンドルモータの発明が開示されている。また、特開2004−64967号公報には、軸受を支持するケースの内周面から片持ち梁状に延出して自由端が出力軸(回転軸)の外周面に当接される押圧弾性部材を備え、この押圧弾性部材によって出力軸を軸受の一方向に押圧するようにしたモータの発明が開示されている。
また、特開2002−281712号公報には、ロータヨーク(ロータケース)に近接しかつ軸受ホルダ端部に固着され円周方向に着磁した各磁極幅を不均等としてロータヨークを特定のスラスト方向に磁気吸引するバイアスマグネットを有し、このバイアスマグネットの磁気吸引によってスピンドル(回転軸)に側圧を印加するディスク駆動用モータの発明が開示されている。特開2002−330569号公報には、一対の軸受の中間位置に相当する軸受ホルダの外周に取り付け固定子した半円乃至円弧状の吸引磁石を有し、この吸引磁石が軸受ホルダを介して軸受ホルダ内の軸(回転軸)をラジアル方向に磁気吸引して一対の軸受にそれぞれ側圧を印加するスピンドルモータの発明が開示されている。
また、特許第3439318号公報には、基体(ベース)が磁性板と樹脂との一体成形品から構成され、磁性板には駆動コイルの端部が配線接続される端子部、この端子部から延設された配線パターン、およびロータマグネットに対峙する領域のうち、ロータの回転中心位置に対して一方側の領域に偏在してこの一方側にロータを引き寄せる磁気吸引力をロータマグネットとの間で発生させるロータ吸引部が形成されているブラシレスモータの発明が開示されている。
また、図1に示すように、ベース104に軸受105を固定しこの軸受105の外周に駆動コイル106を配置して構成した固定子102と、環状のロータマグネット111と回転軸113とこれらをロータケース112で支持して構成した回転子103を備え、ロータマグネット111と駆動コイル106が空隙を介して対向するように回転軸113を軸受105に回転可能に軸支させたスピンドルモータ100において、ベース104のロータマグネット111に対面する領域の一部に磁性板108を貼着して、この磁性板108とロータマグネット111との磁気的吸引力によって回転軸113に側圧を付与する構成のスピンドルモータ100も提案されている。
しかしながら、上記特許文献1または特許文献2に開示されている発明では、モータの回転軸に側圧を付加するための専用部品を必要とするため部品コストが上昇するとともに、これらの専用部品を組み込む作業工数が増加するという課題がある。また、回転軸を軸受の一方向に側圧負荷部材で機械的に押圧する構成のため、回転軸と側圧付加部材との摺動部の磨耗による信頼性の低下が懸念されるという課題がある。
特許文献3または特許文献4に開示されている発明では、ロータヨークや回転軸等の回転子側の磁性体製部品を磁気的に吸引するために、側圧付加の目的のみに高価なマグネット部品を必要とするので部品コストが上昇するとともに、これらの部品を組み込む作業工数が増加するという課題がある。
特許文献5に開示されている発明では、基体(ベース)にモータの回路を構成する配線パターンとともにロータ吸引部を形成しているので、ロータマグネットの回転による電磁ノイズが回路系に影響を及ぼす懸念がある。また、構造上、ロータマグネットとの距離を近接させるのには限界があるため、十分な側圧が得られないという課題がある。
図1に示す従来技術においては、磁性板108およびこれをベース104に固着するための接着剤等の部品、補材を必要とするためコストが上昇するとともに、磁性板108を接着する作業工数が増加するという課題がある。また、磁性板108の部品形状、接着位置精度、接着強度等のバラツキによる側圧効果のバラツキが懸念されるという課題がある。
請求項1に記載の発明は、磁性体製のベースと、該ベースに固定された軸受と、該軸受の外周に配置された駆動コイルと、を含む固定子と、周方向に複数の磁極が形成されたロータマグネットと、該ロータマグネットを支持するロータケースと、該ロータケースの中心部に固定された回転軸と、を含む回転子と、を備え、前記駆動コイルと前記ロータマグネットが空隙を介して対向するように前記回転軸を前記軸受に回転可能に軸支させたスピンドルモータにおいて、前記ベースの前記ロータマグネットが対面する領域の一部に、前記ベースと前記ロータマグネットとの対面距離を異ならせた距離変位部が絞り成型加工により形成されてなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスピンドルモータの製造方法であって、前記ベースの原材料となる磁性体製の板材に絞り成型加工を施して、前記距離変位部を形成するプレス工程と、絞り成型加工により前記距離変位部が形成された前記ベースに、前記軸受、前記駆動コイル及び前記回転子を組み込む組立工程と、を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、磁性体製のベースと、該ベースに固定された軸受と、該軸受の外周に配置された駆動コイルと、を含む固定子と、周方向に複数の磁極が形成されたロータマグネットと、該ロータマグネットを支持するロータケースと、該ロータケースの中心部に固定された回転軸と、を含む回転子と、を備え、前記駆動コイルと前記ロータマグネットが空隙を介して対向するように前記回転軸を前記軸受に回転可能に軸支させ、前記ベースの前記ロータマグネットが対面する領域の一部に、前記ベースと前記ロータマグネットとの対面距離を異ならせた距離変位部が絞り成型加工により形成されてなるスピンドルモータと、該スピンドルモータによって回転駆動されるディスク状情報記録媒体との間で情報信号の記録再生を行う情報信号変換素子と、前記スピンドルモータによって回転駆動されている前記ディスク状情報記録媒体の内周部と外周部の間を前記情報信号変換素子が移動可能に支持する素子移動手段と、を備えたディスクドライブ装置であって、前記情報信号変換素子の移動方向が、前記スピンドルモータの回転中心に対して前記距離変位部が形成された方向と略直角方向に設定されてなることを特徴とする。
本発明に係るスピンドルモータの一つの実施形態として、磁性金属板等の磁性体から形成されるベースに、回転子の回転軸を回転可能に軸支する軸受を固定し、この軸受の外周に駆動コイルを配置して固定子を構成し、一方、周方向にN極とS極の複数の磁極が形成されたロータマグネットと、このロータマグネットを支持する有底円筒状のロータケースと、このロータケースの中心部に固着された回転軸とを少なくとも含んで回転子を構成し、固定子側に配置された駆動コイルと回転子側に支持されたロータマグネットが空隙を介して対向するように回転軸を軸受に回転可能に軸支させて構成したスピンドルモータにおいて、この磁性体製ベースの、ロータマグネットの端面部と空隙を介して対面する領域の一部に、これらベースとロータマグネットとの対面距離が接近または離間するようにベース上のその他の部分と対面距離を異ならせた距離変位部を、プレス金型等を用いた絞り成型加工によって形成してスピンドルモータが構成される。ここでロータマグネットは、周方向にN極とS極が交互に現出するように着磁された環状のマグネットで構成しても良いし、回転径方向に単極着磁された複数の分割マグネットを略円筒状に組合わせて構成しても良い。
このように構成された本実施形態に係るスピンドルモータは、ベースの距離変位部が形成された部位には、ベース上のロータマグネットと対面するその他の部位とは異なる大きさの磁気的吸引力が作用する。即ち、距離変位部をロータマグネット側に突出する突部で形成した場合は、この突部とロータマグネットとの対面距離が、その他のベース上のロータマグネットと対面する部位とロータマグネットとの対面距離よりも接近するため、この突部によるベースの距離変位部には、単位面積当たり、その他のベース上のロータマグネットと対面する部位よりも大きな磁気的吸引力が作用する。また、距離変位部をロータマグネット側から陥没する凹部で形成した場合は、この凹部とロータマグネットとの対面距離が、その他のベース上のロータマグネットと対面する部位とロータマグネットとの対面距離よりも離間するため、この凹部によるベースの距離変位部には、単位面積当たり、その他のベース上のロータマグネットと対面する部位よりも小さな磁気的吸引力が作用する。なお、ベースの距離変位部に作用する磁気的吸引力を、その他の部位よりも小さくする場合は、上述の凹部を貫通孔で形成しても良い。
ベースに形成された距離変位部により、回転子の周方向の所定位置に磁気的吸引力の偏倚が生じ、これにより回転軸が軸受内の所定位置に安定して保持されるので回転軸の外周面と軸受の内周面との間に設定されている微小空隙(クリアランス)に起因する回転子の振動を効果的に抑制することができる。
ベースの距離変位部の絞り成型加工は、ベースの外形やベースに軸受を取付けるための貫通孔等を磁性金属板等から打ち抜き成型加工する工程と同一工程にて行うことができる。従って、距離変位部を形成するための専用の付加工程を必要としない。また、距離変位部の形成位置精度は、成型金型の仕上がり精度に準拠するので、ベースに他の磁性板等の部材を貼着する等の作業により製作するものと比較して極めて高い精度で距離変位部を形成することができ、距離変位部の形状寸法のバラツキを極めて小さくすることができる。
本実施形態によれば、スピンドルモータにおいて、磁性体製ベースのロータマグネットに対面する領域の一部に、絞り成型加工により距離変位部を形成したので、簡単な構成で専用の部材や付加工程を必要とせず、安定した側圧付加効果が得られるスピンドルモータを提供することができる。
本実施形態に係るスピンドルモータの製造方法にあっては、スピンドルモータのベースの原材料となる鉄板等の磁性体製の板材に絞り成型加工を施して、距離変位部を形成するプレス工程と、絞り成型加工により距離変位部が形成されたベースに、軸受、駆動コイルおよび回転子を組み込む組立工程と、を備えている。また、必要に応じて絞り成型加工のプレス工程を、距離変位部を形成する位置を規定する第1の絞り工程と、距離変位部の外形寸法を規定する第2の絞り工程と、距離変位部の高さを規定する第3の絞り工程とに分割しても良い。
以下、本実施形態に係るスピンドルモータの一実施例について図面を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るスピンドルモータ1の一実施例を示す上面図および断面図である。
図2において、鉄板等の磁性体製の板材をプレス加工して形成したベース4には、筒状の軸受5が固着されている。ベース4には、後述するロータマグネット11の端面部と対面する領域の一部に、例えば符号8a、8bおよび8cで示すように3箇所の突部8が距離変位部7として機能するように絞り成型加工によって形成されている。これらの突部8は、ベース4の外形および軸受5を取付けるための貫通孔を板材から打ち抜き成型加工する工程と同一工程にて成型金型を用いて形成されている。軸受5は、例えば銅系の微細な粉末状の合金元素を圧縮成形した後、高温で加熱することにより結合させた多孔質の焼結合金に潤滑油を含浸させた焼結含油軸受を用いている。
軸受5の外周には駆動コイル6が巻装された磁性コア9が固定されている。磁性コア9は径方向に放射状に延設された複数の突極歯を有し、珪素鋼板等の電磁鋼板の薄板を打ち抜き成型して所定枚数を積層して形成されている。この磁性コア9の複数の突極歯には、例えば3相の駆動コイル6がそれぞれ分割して巻装されている。駆動コイル6の巻き始めおよび巻き終わりの各端部は、図示しないモータ駆動制御回路に接続されており、モータ駆動制御回路から各駆動コイル6に選択的に印加される駆動電流により、磁性コア9の各突極歯を励磁する。
このようにして、ベース4、軸受5、磁性コア9および駆動コイル6によって、スピンドルモータ1の固定子2が構成されている。なお、必要に応じて、樹脂またはアルミニウムや亜鉛合金のダイカストにて軸受ホルダ(図示せず)を作成し、その軸受ホルダに軸受5を保持させ、その軸受ホルダをベース4に固着する構造としても良い。さらに、ベースに固着された軸受ホルダの外周に、駆動コイル6が巻装された磁性コア9を固定する構造としても良い。
一方、軟磁性鋼板等を有底円筒状に抜き絞り成型加工して形成されたロータケース12の側壁内周部には、環状に形成されたロータマグネット11が例えば接着剤等を用いて貼着されて支持されている。ロータマグネット11はフェライト焼結合金磁石、希土類合金磁石、プラスチック磁石、ゴム磁石その他多様な組成、素材のマグネットが、スピンドルモータ1に要求される特性、仕様に応じて適宜選択されて用いられている。
図3はロータマグネット11の実施例を示す斜視図である。ロータマグネット11は、その内周面側から見て周方向に磁極のN極とS極が交互に現出するように複数極に着磁されて形成されている。ロータマグネット11は、図3(a)に示すように、環状に一体的に構成しても良いし、図3(b−1)に示すような回転径方向に単極着磁された複数の分割マグネット11n、11sを、図3(b−2)に示すように略円筒状に組合わせて構成しても良い。
ロータケース12の中心部には、ステンレス鋼等の鋼製の回転軸13が圧入等の手段によって堅固に固定されている。
このように、ロータケース12、ロータマグネット11および回転軸13によって、スピンドルモータの回転子3が構成されている。なお、ロータケース12と回転軸13との固定部には、必要に応じてロータケース12の中心部にバーリング加工部を形成して固定強度を高めるように構成しても良いし、黄銅等の金属にてリング状のブッシュ(図示せず)を作成して、このブッシュを回転軸13に圧入等の手段で固定し、このブッシュにロータマグネット11を支持したロータケース12を取付ける構造としても良い。
上述のように構成した固定子2の軸受5に回転子3の回転軸13を回転可能に軸支させてスピンドルモータ1が構成されている。このとき、駆動コイル6が巻装された磁性コア9の突極歯の径方向端面とロータマグネット11の内周面とが径方向の空隙を介して対向する。そして図示しないモータ駆動制御回路から、ロータマグネットの磁極位置に対して最適な位相の駆動コイル6へ駆動電流が印加され、ロータマグネット11と通電された駆動コイル6との間に作用する電磁気的駆動力によって、回転子3が所定の回転方向に所定の回転数で回転する。
本実施例に示すスピンドルモータ1では、図2中符号8a、8bおよび8cで示す位置に、ベース4とロータマグネット11との対面距離をベース4上の他の対面領域の部位よりも接近させた距離変位部7としての突部8が絞り成型加工によって形成されている。従って、この距離変位部7に作用するロータマグネット11との磁気的吸引力がベース4上のその他のロータマグネット11との部位に作用する磁気的吸引力よりも十分に大きくなり、スピンドルモータ1の固定子2に対して回転子3に安定した側圧効果を付与することができる。なお、本実施例では距離変位部7を3個の突部8a、8bおよび8cで形成する例を示したが、本発明においてはこれに限定されることなく、突部8の個数、形状等は例えば図2中の距離変位部7を示す破線のように一連の蒲鉾状に形成する等、必要に応じて任意に選択することができる。
このように構成された本実施例のスピンドルモータ1は、回転子3に側圧を付加するための専用部品および付加工程を必要としないので、安価で量産性に優れるという顕著な効果を奏する。
本実施例に示すスピンドルモータ1では、ベース4に形成した距離変位部7をロータマグネット11側へ突出形成された突部8によって形成している。2つの物体の間に作用している磁束密度が一定であれば、これら2つの物体の単位面積当たりに作用する磁気的吸引力の大きさは2つの物体間の距離の2乗に反比例するから、距離変位部7を突部8で形成することにより同一部位に凹部や貫通孔を設けるよりも効果的に、十分な側圧効果が得られる磁気的吸引力の偏倚を生じさせることができる。
本実施例に示すスピンドルモータ1は、固定子2側に配置された磁性コア9に駆動コイル6巻装し、磁性コア9の突極歯の先端面とロータマグネット11の内周面とを周方向に空隙を介して対向させる構造としており、磁性体製のベース4はスピンドルモータ1の磁気回路を構成するものではないので、ベース4に距離変位部7を絞り成型加工することにより磁気回路に影響を及ぼしてスピンドルモータ1の特性を不安定にする等の懸念が一切ない。
図4は本実施形態のスピンドルモータ1の製造方法に係る、絞り成型加工により距離変位部7(図2参照)としての突部8を形成するプレス工程を説明するための図である。
まず、図4(a)に示すように、ベース4の原材料となる鉄板を上金型22と下金型21で挟持するように押圧するとともに、ピン20にて突部8の形成位置を規定する。次に別の上金型32、底型33、下金型31及びピン30を用いて、上金型32に形成された孔部の内周面と底型33にて突部8の外形寸法Dを規定する。最後に上金型42、底型43、下金型41とピン40を用いて、突部8のベース4からの高さHを規定する。
このような方法で絞り成型加工を施せば、比較的小型のプレス機を用いても精度の高い突部8を形成することができる。なお、これらの工程では図4に示した絞り成型加工が単独で行われる必要はなく、他の部位で必要な貫通孔等の打ち抜き加工や曲げ加工等と同一の工程で行うことができるので、この絞り成型加工のために専用の工程を付加する必要はない。
次に、本発明に係るディスクドライブ装置の一つの実施形態について説明する。本発明に係るディスクドライブ装置の一実施形態として、スピンドルモータと、このスピンドルモータに回転駆動される、例えばコンパクトディスク、デジタル多目的ディスク或いはハードディスク等のディスク状情報記録媒体との間で情報信号の記録再生を行う、例えば光ピックアップ或いは磁気抵抗ヘッド等の情報信号変換素子と、この情報信号変換素子が、前記スピンドルモータによって回転駆動されているディスク状情報記録媒体の内周部と外周部の間を移動可能に支持する素子移動手段と、を備え、この情報信号変換素子の移動方向をスピンドルモータの回転中心に対して前記距離変位部が形成されている方向と略直角方向に設定したディスクドライブ装置が構成される。
本実施形態においては、スピンドルモータとして上記「実施例1」に詳述したスピンドルモータ、即ち磁性体製のベース、このベースに固定された軸受およびこの軸受の外周に配置された駆動コイルを含む固定子と、周方向に複数の磁極が形成されたロータマグネット、このロータマグネットを支持するロータケースおよびこのロータケースの中心部に固定された回転軸を含む回転子と、を備え、駆動コイルとロータマグネットが空隙を介して対向するように回転軸を軸受に回転可能に軸支させ、前記ベースの前記ロータマグネットが対面する領域の一部に、前記ベースと前記ロータマグネットとの対面距離を異ならせた距離変位部が絞り成型加工により形成されたスピンドルモータを用いることができる。
このように構成されたディスクドライブ装置によれば、ベースに形成された距離変位部によってスピンドルモータの回転子に側圧が付与され振動等が抑制されたスピンドルモータの円滑な回転が得られるが、スピンドルモータの回転子は、ベースに対して距離変位部に対面する位置が低くその180度反対側が高くなるように微小角度分傾斜する。この回転子にターンテーブル等を介して載置され回転駆動されるディスク状情報記録媒体も、スピンドルモータのベースに対して傾斜した面内で回転する。このとき、スピンドルモータの回転中心に対して距離変位部が形成されている方向と直角の方向では、ディスク状情報記録媒体の内周部と外周部で設計上ベースとの距離の差異は無い。
従って、この方向に情報信号変換素子を素子移動手段によって移動させることによりディスク状情報記録媒体と情報信号変換素子との距離がディスク状情報記録媒体の内周部から外周まで一定値に保持されるので、スピンドルモータの回転子の傾斜に伴うディスク状情報記録媒体の傾斜に影響されることなく、このディスク状情報記録媒体との間で情報信号変換素子が安定した情報信号の記録再生動作を行うことができる。
以下、本実施形態に係るディスクドライブ装置の一実施例について図面を参照して詳細に説明する。図5は、本実施形態に係るディスクドライブ装置50の一実施例を示す上面図である。
図5において、ディスクドライブ装置50は、スピンドルモータ1を備えている。このスピンドルモータ1は、上記「実施例1」で図2を参照して詳述した構成のものであり、本実施例ではスピンドルモータ1のベース4(図2参照)は、ディスクドライブ装置50の筐体の一部で構成している。
符号60はコンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD)、光磁気ディスク(MO)、固定式磁気ディスク(HD)等のディスク状情報記録媒体を示し、以下単に「ディスク」と呼称する。このようなディスク60は、中央部にスピンドルモータ1に設けられたターンテーブルに係合する貫通孔62を備え、この貫通孔62からディスク60の外周部へと延設された部位に情報記録層61を備えている。情報記録層61はディスク60の片面に形成されているもの、ディスク60の上下両面に形成されているもの、またはディスクの表面及び内部に多層に形成されているもの等が提供されている。
符号51は光ピックアップ、磁気抵抗ヘッド(MRヘッド)等の情報信号変換素子を示し、以下「ピックアップ」と呼称する。このピックアップ51は、ディスクドライブ装置50に設けられた図示しない指令手段の指令に従って、ディスク60の情報記録層61に記録されている情報信号を読み取ったり、指令手段から指令された情報信号をディスク60の情報記録層61に書き込んだり、或いはディスク60の情報記録層61に記録された情報を消去したりする機能を有する。
符号52は、ピックアップ51を固定支持し、スピンドルモータ1によって回転駆動されるディスク60の内周部から外周部に亙って形成されている情報記録層61上をピックアップ51を移動させるための素子移動手段を示す。この素子移動手段52は、板金または硬質プラスチック等で形成したピックアップ51の保持部材を、周知のリニアステッピングモータ、或いは回転型ステッピングモータとタイミングベルト等を用いた駆動装置に結合して構成し、ピックアップ51を移動可能に支持する。
本実施例においては、図5中矢符Aに示すように、スピンドルモータ1の回転中心に対して距離変位部7が形成されている方向と直角方向に直線的にピックアップ51が移動するように素子移動手段52が配設されている。
なお、図5中矢符Bで示す方向は、スピンドルモータ1の回転中心に対して距離変位部7が形成されている位置と180度反対の位置での、スピンドルモータ1の回転中心と距離変化部7の中心を結ぶ方向を示しており、ディスクドライブ装置50の筐体に対してディスク60の傾斜が最も大きくなる方向である。
図6は図5のディスクドライブ装置50の要部断面図であり、図6(a)は本実施例における図5の矢符A方向の断面を示した図であり、図6(b)は図5の矢符B方向にピックアップ51が移動するように素子移動手段52を配設した場合を仮定した断面を示す図である。なお、図6中、図2ないし図5で使用した符号はそれらの図を参照して説明したものと同一の部材ないし部位を示している。
図6(a)において、磁性体製のベース4に固定された軸受5とこの軸受5に固定された磁性コア9に巻装された駆動コイル6からなる固定子2に、ロータマグネット11とこのロータマグネット11を支持するロータケース12とこのロータケース12の中心部に固定された回転軸13からなる回転子3を軸支させて構成したスピンドルモータ1の回転子3には、ディスク60を載置してこのディスク60を回転駆動するためのターンテーブル15が固着されている。
このターンテーブル15のボスにディスク60の中心の貫通孔62を係合させるようにしてターンテーブル15上にディスク60が載置され、スピンドルモータ1によって回転駆動される。そして素子移動手段52に支持されたピックアップ51は、ディスク60の情報記録層61上を微小空隙を介して矢符Aに示すディスク60の径方向に移動しながら、ディスク60の情報記録層61との間で情報信号の記録再生動作を行う。
このときディスク60は回転子3と共にこの図面の表面から裏面へ直交する方向で傾斜しているが、図面に示す矢符A方向に移動するピックアップ51とディスク60の情報記録層61との距離は、ディスクの外周部における距離d1とディスクの内周部における距離d2は等しく、外周部から内周部に亙るピックアップ51の移動範囲内で全て等しくなる。
従って、ディスク60の全情報記録領域に亙って情報記録層61とピックアップ51との間で安定した情報信号の記録再生動作が確保され、性能の安定したディスクドライブ装置50を提供することができる。
ちなみに、図6(b)に示すように、図5の矢符B方向にピックアップ51が移動するように素子移動手段52を配設した場合、距離変位部7の突部8とロータマグネット11との磁気的吸引力により、スピンドルモータ1の回転子3はベース4に対して距離変位部7に対面する位置が低くその180度反対側が高くなるように傾斜する。このときの鉛直線に対する回転軸13の傾斜角度をθ、軸受5の内径の半径をr1、回転軸13の外径の半径をr2とし、軸受5内で回転軸13が軸受5と摺動している2点間の鉛直方向の距離をLとすると、傾斜角度θの正接(tanθ)は2×(r1−r2)/Lとなる。ピックアップ51がディスク60の外周部の回転中心から半径R1の情報記録層61に対向しているときのピックアップ51とディスク60の情報記録層61との距離をd3、ピックアップ51がディスク60の内周部の回転中心から半径R2の情報記録層61に対向しているときのピックアップ51とディスク60の情報記録層61との距離をd4とすると、d3<d4となる。d3とd4の差を△dとすると、△d=d4−d3=(R1−R2)×tanθとなる。
上述した数値のうち、r1、r2及びLがスピンドルモータ1を設計する際の重要なパラメータとなるが、実際の数値は使用されるディスク60やピックアップ51の仕様によって制限される。いずれにしても設計段階で△dを0にすることができない構造となり、このことはピックアップ51とディスク60の情報記録層61との間における情報信号の記録再生動作の不安定要素となる懸念があり好ましくない。
本実施例のディスクドライブ装置50においては、図6(a)に示すように、設計上、△d(=d1−d2)を0にすることができるので、ピックアップ51とディスク60の情報記録層61との間における情報信号の記録再生動作が安定したディスクドライブ装置50を提供することができる。
図7は本発明に係るディスクドライブ装置50の他の実施例を示す上面図であり、図5に示したものと同一の機能を果たす部材、部位には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
本実施例のディスクドライブ装置50は、素子移動手段56の構造が図5を参照して上述した実施例と異なる。本実施例のディスクドライブ装置50では、素子移動手段56が、ピックアップ51の保持部材を回転型の駆動装置(図示せず)に結合し、この回転型駆動装置の回転中心57を支点として、ディスク60の情報記録層61上をピックアップ55が矢符Cで示すような円弧状の軌跡を移動するように構成したものである。この構成によれば、素子移動手段56の駆動装置として安価な回転型ステッピングモータ等を採用することができるディスクドライブ装置50を提供することができる。
以上、詳述したように本発明の一実施例に係るスピンドルモータ1は、磁性金属板等の磁性体から形成されるベース4に、回転子3の回転軸13を回転可能に軸支する軸受5を固定し、この軸受5の外周に駆動コイル6を配置して固定子2を構成し、一方、周方向にN極とS極の複数の磁極が交互に現出するように着磁された環状または複数の分割マグネットから構成されるロータマグネット11と、このロータマグネット11を支持する有底円筒状のロータケース12と、このロータケース12の中心部に固着された回転軸13とを少なくとも含んで回転子3を構成し、固定子2側に配置された駆動コイル6と回転子3側に支持されたロータマグネット11が空隙を介して対向するように回転軸13を軸受5に回転可能に軸支させて構成したスピンドルモータ1において、この磁性体製ベース4の、ロータマグネット11の端面部と空隙を介して対面する領域の一部に、これらベース4とロータマグネット11との対面距離が接近または離間するようにベース4上のその他の部分と対面距離を異ならせた距離変位部7を、プレス金型等を用いた絞り成型加工によって形成したので、ベース4に形成された距離変位部7により、回転子3の周方向の所定位置に磁気的吸引力の偏倚が生じ、これにより回転軸13が軸受5内の所定位置に安定して保持されるので回転軸13の外周面と軸受5の内周面との間に設定されている微小空隙(クリアランス)に起因する回転子3の振動を効果的に抑制することができる。また、磁性体製のベース4に、絞り成型加工により距離変位部7を形成したので、簡単な構成で専用の部材や付加工程を必要とせず、安価で安定した側圧付加効果が得られるスピンドルモータ1を提供することができる。
本発明の一実施例に係るスピンドルモータの製造方法は、ベース4の原材料となる磁性体製の板材に絞り成型加工を施して、距離変位部7を形成するプレス工程と、絞り成型加工により距離変位部7が形成されたベース4に、軸受5、駆動コイル6及び回転子3を組み込む組立工程と、を備えているので、絞り成型加工により容易に、かつ安価に寸法精度の高い距離変位部7を形成することができる。
本発明の一実施例に係るディスクドライブ装置50は、スピンドルモータ1と、このスピンドルモータ1に回転駆動される、例えばコンパクトディスク、デジタル多目的ディスク或いはハードディスク等のディスク状情報記録媒体60との間で情報信号の記録再生を行う、例えば光ピックアップ或いは磁気抵抗ヘッド等の情報信号変換素子51と、この情報信号変換素子51が、前記スピンドルモータ1によって回転駆動されているディスク状情報記録媒体60の内周部と外周部の間を移動可能に支持する素子移動手段52と、を備え、この情報信号変換素子51の移動方向をスピンドルモータ1の回転中心に対して前記距離変位部7が形成されている方向と略直角方向に設定しているので、この方向に情報信号変換素子51を素子移動手段52によって移動させることによりディスク状情報記録媒体60と情報信号変換素子51との距離がディスク状情報記録媒体60の内周部から外周まで一定値に保持されるので、スピンドルモータ1の回転子3の傾斜に伴うディスク状情報記録媒体60の傾斜に影響されることなく、このディスク状情報記録媒体60との間で情報信号変換素子51が安定した情報信号の記録再生動作を行うことができる。
1 スピンドルモータ
2 固定子
3 回転子
4 ベース
5 軸受
6 駆動コイル
7 距離変位部
8 突部
9 磁性コア
11 ロータマグネット
12 ロータケース
13 回転軸
50 ディスクドライブ装置
51、55 情報信号変換素子(ピックアップ)
52、56 素子移動手段
60 ディスク状情報記録媒体(ディスク)
2 固定子
3 回転子
4 ベース
5 軸受
6 駆動コイル
7 距離変位部
8 突部
9 磁性コア
11 ロータマグネット
12 ロータケース
13 回転軸
50 ディスクドライブ装置
51、55 情報信号変換素子(ピックアップ)
52、56 素子移動手段
60 ディスク状情報記録媒体(ディスク)
Claims (7)
- 磁性体製のベースと、該ベースに固定された軸受と、該軸受の外周に配置された駆動コイルと、を含む固定子と、
周方向に複数の磁極が形成されたロータマグネットと、該ロータマグネットを支持するロータケースと、該ロータケースの中心部に固定された回転軸と、を含む回転子と、を備え、
前記駆動コイルと前記ロータマグネットが空隙を介して対向するように前記回転軸を前記軸受に回転可能に軸支させたスピンドルモータにおいて、
前記ベースの前記ロータマグネットが対面する領域の一部に、前記ベースと前記ロータマグネットとの対面距離を異ならせた距離変位部が絞り成型加工により形成されてなることを特徴とするスピンドルモータ。 - 前記距離変位部は、前記ロータマグネット側へ突出形成された突部であることを特徴とする請求項1に記載のスピンドルモータ。
- 前記固定子は、径方向に放射状に延設された複数の突極歯を有する磁性コアを備え、
前記駆動コイルが前記突極歯に巻装され、
前記ロータマグネットと前記突極歯が径方向に空隙を介して対向するように構成されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスピンドルモータ。 - 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスピンドルモータの製造方法であって、
前記ベースの原材料となる磁性体製の板材に絞り成型加工を施して、前記距離変位部を形成するプレス工程と、
絞り成型加工により前記距離変位部が形成された前記ベースに、前記軸受、前記駆動コイル及び前記回転子を組み込む組立工程と、
を備えたことを特徴とするスピンドルモータの製造方法。 - 磁性体製のベースと、該ベースに固定された軸受と、該軸受の外周に配置された駆動コイルと、を含む固定子と、周方向に複数の磁極が形成されたロータマグネットと、該ロータマグネットを支持するロータケースと、該ロータケースの中心部に固定された回転軸と、を含む回転子と、を備え、前記駆動コイルと前記ロータマグネットが空隙を介して対向するように前記回転軸を前記軸受に回転可能に軸支させ、前記ベースの前記ロータマグネットが対面する領域の一部に、前記ベースと前記ロータマグネットとの対面距離を異ならせた距離変位部が絞り成型加工により形成されてなるスピンドルモータと、
該スピンドルモータによって回転駆動されるディスク状情報記録媒体との間で情報信号の記録再生を行う情報信号変換素子と、
前記スピンドルモータによって回転駆動されている前記ディスク状情報記録媒体の内周部と外周部の間を前記情報信号変換素子が移動可能に支持する素子移動手段と、
を備えたディスクドライブ装置であって、
前記情報信号変換素子の移動方向が、前記スピンドルモータの回転中心に対して前記距離変位部が形成された方向と略直角方向に設定されてなることを特徴とするディスクドライブ装置。 - 前記距離変位部は、前記ロータマグネット側へ突出形成された突部であることを特徴とする請求項5に記載のディスクドライブ装置。
- 前記固定子は、径方向に放射状に延設された複数の突極歯を有する磁性コアを備え、
前記駆動コイルが前記突極歯に巻装され、
前記ロータマグネットと前記突極歯が径方向に空隙を介して対向するように構成されてなることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005366404A JP2007174754A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | スピンドルモータ及びその製造方法並びにディスクドライブ装置 |
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JP2005366404A JP2007174754A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | スピンドルモータ及びその製造方法並びにディスクドライブ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007174754A true JP2007174754A (ja) | 2007-07-05 |
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ID=38300603
Family Applications (1)
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JP2005366404A Pending JP2007174754A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | スピンドルモータ及びその製造方法並びにディスクドライブ装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011510607A (ja) * | 2008-01-21 | 2011-03-31 | アヴィオ エッセ.ピー.アー. | 可逆式の発電機−電動機動作を用いるモジュール式電磁装置 |
EP2209185A3 (en) * | 2009-01-20 | 2011-11-23 | Sunonwealth Electric Machine Industry Co., Ltd. | Electric motor balancing means |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07322587A (ja) * | 1994-05-20 | 1995-12-08 | Nippon Densan Corp | マイクロモータ |
JP2003289642A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Mitsumi Electric Co Ltd | モータの取付ベースへの取付構造 |
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-
2005
- 2005-12-20 JP JP2005366404A patent/JP2007174754A/ja active Pending
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