JP2005192313A - データ記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ハードディスク・ドライブに実装された流体軸受モータのロータ部浮上量を、簡易な構造によって効果的に制御する。
【解決手段】
ベース102は磁性体によって形成されている。ベース底部202と、ロータ・マグネット305及びバックヨーク304から構成されるマグネット部330との間には磁力による引力が働く。これによって、スラスト・ベアリング部362による浮上力に抗してロータ部306をベースに引きつけ、ロータ部の回転を効果的に制御することができる。ベースの底部には、マグネット部と対向する位置に、ベースの内面側に突出する凸部320がリング状に形成されている。凸部の高さあるいは幅を調整することによって、ロータ部に加えられる磁気背圧を制御することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、データ記憶装置に関し、特に、ハードディスク・ドライブに好適なデータ記憶装置に関する。
データ記憶装置として、光ディスクや磁気テープなどの様々な態様のメディアを使用する装置が知られているが、その中で、ハードディスク・ドライブは、コンピュータの記憶装置として広く普及し、現在のコンピュータ・システムにおいて欠かすことができない記憶装置の一つとなっている。さらに、コンピュータ・システムにとどまらず、動画像記憶再生装置、カーナビゲーション・システム、あるいはデジタル・カメラなどで使用されるリムーバブルメモリなど、ハードディスク・ドライブの用途は、その優れた特性により益々拡大している。
ハードディスク・ドライブは、データを記憶する磁気ディスクと、磁気ディスクとの間のデータ読み出し及び/もしくは書き込みを行うヘッド、及び、ヘッドを磁気ディスク上の所望の位置に移動するアクチュエータを備えている。アクチュエータはボイス・コイル・モータによって駆動され、ピボットを中心として回動することによって、回転する磁気ディスク上でヘッドを半径方向に移動する。これによって、ヘッドが磁気ディスクに形成された所望のトラックにアクセスし、データの読み出し/書き込み処理を行うことができる。
アクチュエータは弾性を有するサスペンションを備え、ヘッドはサスペンションに固着されている。ヘッドは、記録/再生薄膜素子とスライダとを有しており、磁気ディスクに対向するスライダのABS(Air Bearing Surface)面と回転している磁気ディスクとの間の空気の粘性による圧力が、アクチュエータによって磁気ディスク方向に加えられる圧力とバランスすることによって、磁気ヘッドは磁気ディスク上を一定のギャップをおいて浮上する。
磁気ディスクはベースに固定されたスピンドル・モータによって、所定速度において回転される。図7は、従来のハードディスク・ドライブに使用されているスピンドル・モータ701及びスピンドル・モータを収容するベース702の一部の構成を示す断面図である。スピンドル・モータ701は、軸受部にオイルを使用した流体軸受モータである。静音性、耐久性などの観点から、玉軸受モータに代わって、益々多くのハードディスク・ドライブにおいて流体軸受モータが採用されている。図7において、スピンドル・モータ701は、回転するハブ側に回転軸(シャフト)が固定された軸回転構造を有している。ベース702は、アルミニウム合金を鋳造加工することによって形成されている。また、必要な精度で所望の形状を得るため、一部の構成は切削加工によって形成される。尚、流体軸受モータについては、例えば、特許文献1にその一例が開示されている。
図7において、703は磁気ディスクが固定されるハブである。図7の例においては、ハブ703はSUSなどの磁性金属によって形成されている。704は回転するシャフトであって、シャフト704はハブ703内面側の中央部に固定されている。705はロータ・マグネットである。ロータ・マグネット705は円筒状であり、ハブ703側部の内面側に固着されている。ハブ703、シャフト704そしてロータ・マグネット705によって、一体的に構成されたロータ部706を形成する。707はシャフト704を収容するスリーブである。
スリーブ707には、内部にシャフト704を収容する軸受孔707aが形成されている。シャフト704は軸受孔707a内において回転自在に収容されている。軸受孔707a内面には動圧発生用のラジアル動圧溝が形成されている。シャフト704と軸受孔707a内面との間にはオイルが塗布されており、ラジアル軸受部708となっている。ハブ703内面と当接するスリーブ707上面には、動圧発生用のスラスト動圧溝が形成されている。スリーブ707上面とハブ703内面との間にはオイルが塗布されており、スラスト軸受部709となっている。
710はスピンドル・モータに電流を流すステータ・コイルである。711はステータ・コアである。ステータ・コア711にはステータ・コイル710が巻かれている。ステータ・コア711はロータ・マグネット705の内側に、ロータ・マグネット705と対向するように配置されている。ステータ・コイル710とステータ・コア711とによって、一体的に構成されたステータ部712が構成されている。
ステータ・コイル710に通電されると、ステータ部712による回転磁界によってトルクが発生し、ロータ部706が回転を始める。ロータ部706の回転に伴い、軸受孔707a内面に形成されている複数本のラジアル動圧溝によってラジアル軸受部708に圧力が生成される。同様に、ハブ内面と当接するスリーブ707上面に形成されている複数本のスラスト動圧溝によって、スラスト軸受部709において圧力が生成され、ハブ703はスリーブ707上面から浮上する。これによって、ロータ部706は非接触状態で回転することができる。
スピンドル・モータ701は、回転軸方向(図7における上下方向)におけるスラスト軸受部709がスリーブ707上面とハブ703内面の間のみに形成されている。このため、ロータ部706には上方向(ベース702からハブ703方向)への浮上力が加えられる。この浮上力とバランスする磁気背圧を形成するため、ベース702底部に、磁性体のバイアス・プレート713が固着されている。ロータ・マグネット705とバイアス・プレート713の間の磁気背圧によってスラスト軸受部709による浮上力に抗してロータ部706をベース702に引きつけ、ロータ部706の回転を制御することができる。
上に説明された従来のハードディスク・ドライブにおいて、スラスト軸受部709を回転軸方向の片面のみに形成することによって、ハードディスク・ドライブの薄型化を図ることができる。しかし、非磁性体のアルミニウム合金によってベース702を形成しているので、スラスト軸受部709におけるハブ703の浮上量を制御するためのバイアス・プレート713を、ベース702とは別に形成することが必要とされる。
あるいは、上記従来のハードディスク・ドライブにおいて、ベース702は鋳造法によって形成されている。ハブの浮上量はバイアス・プレート713とロータ・マグネット705との間のギャップによって決定されるので、ベース702におけるバイアス・プレート713設置面を高精度に形成することが要求される。そのため、ベース702のバイアス・プレート713固着部は、鋳造形成後の切削処理によって形成することが必要となり、製造工程がさらに複雑化する。
特開2003−143803号公報
本発明は上記事情を背景としてなされたものであって、本発明の一つの目的は、流体軸受モータにおけるロータ部の浮上量を効果的に制御することである。本発明の他の目的は、流体軸受モータ、記憶ディスク駆動装置の薄型化に寄与することである。本発明の他の目的は、流体軸受モータを利用する記憶ディスク駆動装置の構成を簡略化することである。本発明の他の目的は、記憶ディスク駆動装置の製造を効率化することである。
本発明の第1の態様はデータ記憶装置であって、データを記憶する記憶ディスクと、前記記憶ディスクを回転する流体軸受モータと、前記流体軸受モータを収容するベースと、を有する。前記流体軸受モータは、前記ベースに固定されたステータ部と、マグネット部を備え、前記ステータ部から加えられる回転磁力に応じて回転するロータ部とを有する。前記ベースは、前記マグネット部との対向位置に形成された凸部を有する磁性体からなる。磁性体ベースがマグネット部との対向位置に凸部を有することによって、ロータ部への磁気背圧制御をより容易に行うことができる。
ベースは磁性体プレートをプレス加工することによって形成されていることが好ましい。プレス加工によって製造効率を上げることができる。前記凸部は、前記流体軸受モータの回転軸について回転対称である形状に形成されていることが好ましい。あるいは、前記凸部は、前記流体軸受モータの回転軸を囲むリング状に形成されていることが好ましい。これによって、ロータ部に対して均一な力を加えることができる。
前記ベースは、前記ロータ部の浮上量を制御するように、前記マグネット部の対向位置にプレス加工された前記凸部を有している。また、前記凸部は、前記流体軸受モータのスラスト軸受部によって前記ロータ部に与えられる浮上力にバランスするように調整された高さを有している。凸部の高さを調整することによって、ロータ部の浮上量を効果的に制御することができる。ベースが凸部を有することによって、とマグネット部とのギャップ調整を行うことができることは、前記ロータ部の磁気センタは、前記ステータの磁気センタよりも前記ベースから離れる方向に位置している場合に特に有用である。
本発明の第2の態様はデータ記憶装置であって、データを記憶する記憶ディスクと、回転磁力を生成するステータ部と、マグネット部を備え前記ステータ部から加えられる回転磁力に応じて回転するロータ部とを有し、前記記憶ディスクを回転する流体軸受モータと、前記流体軸受モータを収容し、磁性体によって形成され、前記ロータ部の浮上量を制御するように、前記マグネット部との対向位置に凸部を有しているベースとを有するものである。磁性体ベースがマグネット部との対向位置に凸部を有していることによって、磁気背圧によるロータ部の浮上量制御を効果的に行うことができる。
本発明の第3の態様は、データを記憶する記憶ディスクと、前記記憶ディスクを回転する流体軸受モータと、前記流体軸受モータを収容するベースとを備えるデータ記憶装置である。前記流体軸受モータは、前記ベースに固定されたステータ部と、前記ステータ部から加えられる回転磁力に応じて回転するロータ部と、を有する。前記ロータ部は、前記記憶ディスクが固定され、前記ベースの底部と対向する面に凹部が形成されているハブと、前記ハブに固定されたマグネット部と、を有する。前記マグネット部のベース側端と前記ベース底部との距離を調整するように、前記マグネット部のハブ側端部は前記ハブの凹部に収容されている。ハブがマグネット部の端部を収容する凹部を有するので、ベース底部とマグネット部の距離を効果的に調整することができる。
ベースは磁性体によって形成され、前記ロータ部の磁気センタが前記ステータの磁気センタよりも前記ベース底部から離れる方向に位置している場合に、マグネット部のベース側端と前記ベース底部との距離を調整することで、マグネット部への磁気背圧を調整することができる。また、前記ベースは磁性体プレートをプレス加工することによって形成されていることが好ましい。
本発明の第4の態様はデータ記憶装置であって、データを記憶する記憶ディスクと、前記記憶ディスクを回転するスピンドル・モータと、前記スピンドル・モータを収容し、プレス加工によって形成されたベースと、前記スピンドル・モータを前記ベースの底部に固定するために、前記ベースと独立に形成され、前記ベース底部と前記スピンドル・モータとに固着されたブッシュと、を有する。上記ブッシュによって、プレス加工によって形成されたベースにスピンドル・モータを効果的に固定することができる。
前記スピンドル・モータは、前記記憶ディスクが固定されるハブと、前記ハブの内側に固定されたロータ・マグネットと、前記ロータ・マグネットの内側に、前記ロータ・マグネットと対向する位置に固定されたステータ部と、を備え、前記ブッシュは、前記ステータと前記ベース底部とに固着されていることが好ましい。上記ブッシュによってステータをプレス加工によって形成されたベースの底部に確実に固定することができる。
本発明によれば、スピンドル・モータを効果的に制御することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。尚、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
図1は、本実施の形態に係るハードディスク・ドライブ100の概略構成を示すための斜視図である。図1において、101は磁性層が磁化されることによってデータを記憶する不揮発性の記憶ディスクである磁気ディスクである。磁気ディスク101はアルミニウム基板もしくはガラス基板によって形成することができる。102はハードディスク・ドライブ100の各構成要素を収容する上部開口の箱状ベースである。本形態において、ベース102は鉄鋼(SPCC)などの磁性体をプレス加工することによって形成されている。磁性体としては、鉄鋼や磁性ステンレス鋼等を利用することができる。ベース102については、後に詳述される。ベース102は、ベース102の上部開口を塞ぐカバーと(不図示)フッ素ゴムなどのガスケット(不図示)を介して固定されることによってディスク・エンクロージャを構成し、ハードディスク・ドライブ100の各構成要素を密閉状態で収容することができる。
103はベースに固定されたスピンドル・モータ、104はスピンドル・モータ103に設けられているハブである。スピンドル・モータ103の構成については、後に詳述される。105は、ホスト(不図示)との間で入出力されるデータについて、磁気ディスク101への書き込み及び/または読み出しを行うヘッドである。ヘッド105は、磁気ディスク101への記憶データに応じて電気信号を磁界に変換する記録素子及び/又は磁気ディスク101からの磁界を電気信号に変換する再生素子と、記録素子及び/又は再生素子がその面上に形成されているスライダとを有している。
106はヘッド105を支持するアクチュエータである。アクチュエータ106は、回動軸107に回動自在に保持されており、アクチュエータ・アーム108とVCM(ボイス・コイル・モータ)109とを備えている。115は、磁気ディスク101の回転が停止するときには、ヘッド105を磁気ディスク101から退避させるためのランプ機構である。116はサスペンション110の先端部に形成されたタブである。
磁気ディスク101は、ベース102の底面に固定されたスピンドル・モータ103のハブ104にトップ・クランプ(201)によって固定され、スピンドル・モータ103により所定の回転速度で回転駆動される。ハードディスク・ドライブ100の非動作時には、磁気ディスク101は静止している。VCM109は、コントローラ(不図示)からフラットコイルに流される駆動信号に応じて、回動軸107を中心としてアクチュエータ・アーム108を回動し、磁気ディスク101の上にヘッド105を移動する、もしくは、磁気ディスク101の外側へヘッド105移動することができる。
ベース102外面(下面)には、回路基板(不図示)が取り付けられ、回路基板は典型的にはベース102の外半面を覆うような大きさの矩形とされる。回路基板とスピンドル・モータ103との間ではモータ駆動用の電力、信号等の入出力が行なわれる。回路基板とアクチュエータ106との間ではVCM109用コイルへの動力やヘッド105の読み取り等のための電力、信号の入出力が行なわれる。回路基板とアクチュエータ106との間の入出力は、FPC(Flexible Printed Circuit)を介して行なわれる。
磁気ディスク101からのデータの読み取り/書き込みのため、アクチュエータ106は回転している磁気ディスク101表面のデータ領域上空にヘッド105を移動する。アクチュエータ106が回動することによって、ヘッド105が磁気ディスク101の表面の半径方向に沿って移動する。これによって、ヘッド105が所望のトラックにアクセスすることができる。ヘッド105は、磁気ディスク101に対向するスライダのABS(Air Bearing Surface)面と回転している磁気ディスク101との間の空気の粘性による圧力が、アクチュエータ106によって磁気ディスク101方向に加えられる圧力とバランスすることによって、ヘッド105は磁気ディスク101上を一定のギャップを置いて浮上する。
本形態のハードディスク・ドライブ100はロード・アンロード型と称されるディスク・ドライブ装置である。磁気ディスク101の回転が停止すると、ヘッド105が磁気ディスク101表面に接触し、吸着現象によってデータ領域の傷の発生、磁気ディスクの回転不能などの問題が起こるため、磁気ディスク101の回転が停止するときには、アクチュエータ106はヘッド105をデータ領域からランプ機構115に退避させる。
アクチュエータ106がランプ機構115の方向に回動し、アクチュエータ106先端部のタブ116がランプ機構115表面上を摺動しながら移動し、ランプ機構115上のパーキング面に載ることにより、ヘッド105がアンロードされる。ロードのときには、パーキング面に支持されていたアクチュエータ106は、ランプ機構115から離脱して磁気ディスク101表面上空に移動する。尚、CSS方式(Contact Start and Stop)のハードディスク・ドライブにおいては、磁気ディスク101内周側に形成されているCSSゾーンにヘッド105が退避する。
尚、本形態のハードディスク・ドライブは、一枚の磁気ディスク101を備えるが、本発明は、複数枚の磁気ディスクを備えるハードディスク・ドライブに適用することができる。複数枚の磁気ディスクを両面記憶する場合には、ハブ104によってスピンドル・モータ103の回転軸方向に所定の間隔で複数枚の磁気ディスクを一体的に保持する。それぞれ各記憶面を走査するヘッドを保持するアクチュエータ・アームを記憶面の数だけ用意し、アクチュエータ・アーム108と所定の間隔をおいて重なる位置でアクチュエータ106に固定する。
図2は、本形態におけるハードディスク・ドライブ100の一部構成を示す、分解斜視図である。図2において、ハードディスク・ドライブ100の構成要素のうち、ベース102、スピンドル・モータ103、磁気ディスク101、そしてトップ・クランプ201が示されている。図2に示すように、ベース102は、ハードディスク・ドライブ100の各構成部品が固定される底部202と、底部の外周を囲むように形成された壁部203を備えている。
壁部203によって規定されるベース内空間204は複数のエリアを有しており、磁気ディスク101および磁気ディスクを回転駆動するスピンドル・モータ103からなるディスク・アセンブリを収容するディスク収容エリア204aと、ヘッド105を磁気ディスク101上あるいは磁気ディスクを離れて所望の位置に移動するためのアクチュエータ106を収容するアクチュエータ収容エリア204bを備えている。
スピンドル・モータ103は、ディスク収容エリア204aの底部202のほぼ中央に、ベース102内面側から外面側に向かって形成された凹部205内に配置され、ベース102内面の底部202に固定される。磁気ディスク101は、スピンドル・モータ103のハブ104上に載置され、ネジ止めされたトップ・クランプ201とハブ104とに挟持されることによって、スピンドル・モータ103に固定される。
本形態のハードディスク・ドライブ100において、ベース102は、SPCCなどの磁性体のプレートをプレス加工によって加工することによって形成されている。プレス加工は、プレス機を使用して、型打ち抜き、型鍛造、板曲げなどによって部材を加工する。プレス加工によって、圧延で作られた金属の板を所望の形に成形することができ、成形品は金型の形に応じて成形される。加工法として、打ち抜き、穴あけ、絞り、曲げ等が知られている。プレス加工は、鋳造と比較して加工が容易であり、製造コストの面からも好ましい加工法である。
図3は、本形態におけるスピンドル・モータ103及びスピンドル・モータ103を収容するベース102の一部構成を示す断面図である。また、図4は、ベース102の構成を示す斜視図である。本形態におけるスピンドル・モータ103は、流体軸受モータである。流体軸受モータは、モータの回転軸の軸受部に油などの流体を使用したモータである。軸受部において、回転部と固定部との間に流体のみが介在するため、回転部が滑らかに回転することができる。
流体軸受モータは、玉軸受モータと比較し、モータの長寿命化に寄与し、静音性にも優れ(低騒音)ている。また、高次の振動に対する減衰効果により振動を抑制することができ、位置決め精度の観点からも優れている。本形態において示されているスピンドル・モータ103は、ハブの内側にステータとロータ・マグネットを持つインハブ構造である。また、スピンドル・モータは、回転するハブ側に回転軸(シャフト)が固定された軸回転構造を有している。
図3において、301は磁気ディスク(不図示)が固定されるハブである。本例において、ハブ301はアルミニウムで構成されている。磁気ディスクをアルミニウム基板で形成する場合、熱膨張の相違によって生ずる歪を防止する観点から、アルミニウムのハブ301が使用される。ガラス基板によって磁気ディスクを形成する場合、SUSなどによってハブ301を形成することができる。ハブ301は側面が円筒状の一面開口の箱状体であり、開口面(ハブ内面)がベース102内面と向き合うように配置される。
磁気ディスクの中心開口部とハブ301が嵌合され、ハブ301の外側側面に磁気ディスクが固定される。303は回転するシャフトであって、シャフト303はハブ301内面の中央部に固定されている。304は磁石が持つ吸着力を増幅するバックヨークである。バックヨーク304は鉄などの磁性体によって円筒状に形成され、ハブ301側部内面に固着されている。305はロータ・マグネットである。ロータ・マグネット305は円筒状であり、バックヨーク304内面に固着されている。ハブ301、シャフト303、バックヨーク304そしてロータ・マグネット305によって、一体的に構成されたロータ部306を形成する。尚、ハブ301が磁性体で形成されている場合、バックヨーク304は省略することができる。
307はシャフト303を収容するフランジである。フランジ307は2つ部材によって構成されている。フランジ307は外側フランジ307aと、外側フランジ307a内側に嵌め合わされた内側フランジ307bを有している。フランジ307は側面が円筒状の一面開口の箱状体であり、内部にシャフト303を収容する軸受孔307cが形成されている。シャフト303は軸受孔内307cにおいて回転自在に収容されている。
フランジの軸受孔307c内面には動圧発生用の複数本のラジアル動圧溝が形成されている。シャフト303とフランジの軸受孔307c内面との間には潤滑剤が塗布されており、ラジアル軸受部361となっている。フランジ307の開口側において、フランジ307上面とハブ301内面とが対向し当接している。ハブ301内面と当接するフランジ307上面には、動圧発生用の複数本のスラスト動圧溝が形成されている。フランジ307上面とハブ内面との間には潤滑剤が塗布されており、スラスト軸受部362となっている。
308はスピンドル・モータに電流を流すステータ・コイルである。309はコイルに磁束を導くためのステータ・コアであって、典型的には高透磁率材料で形成された複数の板を積層することによって形成されている。ステータ・コア309にはステータ・コイル308が巻かれている。スピンドル・モータ103は円周方向に配置された複数のステータ・コア309を備えており、ステータ・コア309はロータ・マグネット305の内側に、ロータ・マグネット305と対向するように配置されている。ステータ・コイル308とステータ・コア309とによって、一体的に構成されたステータ部310が構成されている。
311はステータ部310を保持し、ステータ部310をベース102内部に固定するためのステータ・ブッシュである。315は、ロータ部306が外れないようにするための抜け止めピンである。ステータ・ブッシュ311は、フランジ307の外周側に配置されている。ステータ・ブッシュ311は、ベース102とは別部材として形成され、ベース102内面及びステータ部310と固定されることによって、ステータ部310をベース102内側に固定することができる。ステータ・ブッシュ311とベース102、及び、ステータ・ブッシュ311とステータ部310とは、接着剤によってそれぞれ固定することができる。
ステータ・ブッシュ311は中央に貫通孔を有するリング状の金属構造体である。ステータ・ブッシュ311は、内径(貫通孔径)が小さい小径部311aと、内径が大きい大径部311bとを有している。大径部311bによって規定される空間内には、ハブ301の一部か挿入されている。ベース底部202には、フランジ307を挿入するために円形の孔312が形成されおり、孔312の周囲を囲むように底部からベース102内部に突出する壁313が形成されている。
壁313の外周側(底部内面側)とステータ・ブッシュ311の貫通孔内面側の一部が当接し、固着されている。図3に示すように、ステータ・ブッシュ311の小径部311a内面と壁313の外周面とが接触し、必要に応じて接着剤などによって固着されている。ステータ・ブッシュ311外周面には、ステータ部310と嵌合するように段が形成されている。ステータ・ブッシュ311外周面とステータ・コア309のフランジ側の側面とが接触し、接着剤などによって固着されている。ステータ・ブッシュ311は、その底面においてベース102の底部202内面と当接し、必要に応じて接着剤などによって固着されている。
ベース102は厚みがほぼ一定である鋼板をプレス加工するによって形成されている。そのため、ベース102自体にステータ部310を保持するための複雑な形状を形成すること困難である。本形態においては、ステータ部310を保持するためのステータ・ブッシュ311は、ベース102とは別部材として用意されている。ステータ・ブッシュ311を介してベース102とステータ部310を固定することによって、ステータ部310をベース102内に効果的に保持し、固定することが可能となる。
ステータ・コイル308に通電されると、ロータ部306を回転する回転磁界がステータ部310によって発生される。ステータ部310による磁界によってトルクが発生し、ロータ部306が回転を始める。ロータ部306の回転に伴い、フランジ軸受孔307c内面に形成されている複数本のラジアル動圧溝は、フランジ307内周面とシャフト303外周面の間に塗布された潤滑剤をかき集め、ポンピング作用によって圧力を発生する。同様に、ハブ302内面と当接するフランジ307上面に形成されている複数本のスラスト動圧溝は、フランジ307上面とハブ302内面との間に塗布された潤滑剤をかき集め、ポンピング作用によって圧力を発生し、ハブ302はフランジ307から浮上する。これによって、ロータ部306はフランジ307に対して非接触状態で回転することができる。
本形態のスピンドル・モータ103は、回転軸方向(図3における上下方向)におけるスラスト・ベアリング部362がフランジ上面のみに形成されている。このように、回転軸方向の一の面のみにスラスト・ベアリング部362を形成することによって、スピンドル・モータ103を薄型化することができる。しかし、ロータ部306には上方向への浮上力、つまりベース102底面から離れる方向への力が、スラスト・ベアリング部362によって加えられることになる。
本形態のハードディスク・ドライブ100において、ベース102は磁性体によって形成されている。ベース底部202と、ロータ・マグネット305及びバックヨーク304から構成されるマグネット部330との間には磁力による引力が働く。これによって、スラスト・ベアリング部362による浮上力に抗してロータ部306をベース102に引きつけ、ロータ部306の回転を効果的に制御することができる。
ロータ部306の回転を阻害することなく、効果的にその回転制御を行うためには、ベース102とロータ部306との間の引力の強さを調整し、ロータ部306の浮上量を制御することが重要である。本形態において、ベース102の底部202には、マグネット部330と対向する位置に、ベース102の内面側に突出する凸部320が形成されている。図4に示すように、凸部320はマグネット部330と対向するように円周方向に延びるリブ状に形成されている。
また、マグネット部330の形状に対応するように、凸部320はリング状に形成されている。凸部320の上面は、平面状あるいは曲面状に形成することができる。凸部320の高さあるいは幅(半径方向の長さ)を調整することによって、ロータ部306に加えられる磁気背圧を制御することができる。特に、凸部320の高さ、あるいは、凸部320とマグネット部330との間のギャップの大きさは、生成引力(ハブ301の浮上量)の調整に重要な要素である。
図3において、線351と線352とは、それぞれ、マグネット部330の磁気センタとステータ部310の磁気センタを示している。図3から理解されるように、マグネット部330の磁気センタとステータ部310の磁気センタとは一致しておらず、マグネット部330の磁気センタが上方向、つまり、ベース102底面から離れる方向にずれている。本形態のベース102は高透磁率の磁性体によって形成されているため、磁性体ベース102が、ステータ部310とロータ部306とによる磁気回路における磁界形成に大きく影響を及ぼすことに起因すると考えることができる。
このように、マグネット部330の位置は、ステータ部310に対してハブ301側にずれるため、ベース102の底部とマグネット部330との間のギャップが大きくなる。このため、ベース102の底部202がフラットである場合、ロータ部306の浮上量制御のために必要な引力を得ることができないことが考えられる。本形態のベース102は、上記のように、マグネット部330に向かって突出する凸部320を備えているので、マグネット部330と凸部320との間のギャップ量を調整することができ、必要な磁気背圧の制御を効果的に行うことができる。
あるいは、本実施形態のベース102は、鋼板をプレス加工することによって形成されている。プレス加工によって形成する場合、平坦面によって高精度に高さを出すことは一般に難しい。このため、マグネット部330とベース102の底部との間のギャップ・コントロールを必要な精度で行うためには、マグネット部330に対向する部分をプレス加工によって、凸形状もしくは凹形状とすることが望ましい。本実施形態のベース102には凸部320が形成されており、このことは、ギャップ・コントロール精度の観点からも、大きな効果を奏することができる。
尚、上記において、凸部320はリング状に形成されているが、ベース102は、マグネット部330の対向位置に、分離された複数の凸部を有することができる。図5は、マグネット部330の対向位置に形成され、磁気背圧を制御する凸部320の形状のいくつかの例を示している。図5(a)は、上記リング状の凸部320を示している。凸部320の形状としては、この他、例えば、図5(b)に示すように凸部320をリブ状の複数の凸部501によって構成すること、あるいは、図5(c)に示すように、凸部320を点状の複数の凸部502から構成することなどが可能である。ロータ部306に対して均一な力を加えるため、好ましくは、凸部320はロータ部306の回転軸について回転対称となるように形成される。また、同様の観点から、凸部320を複数の分離された凸部によって構成するのではなく、図5(a)に示すように、リング状に形成することがより好ましい。
図6は、他の好ましい態様におけるスピンドル・モータ103及びベースの構成を示す断面図である。図6において、図4と同一の符号によって指示された要素は、図4で説明された要素と実質的に同一の構成を有しており、必要のない限り重複する説明は省略される。図6において、601はハードディスク・ドライブ100の各構成要素を収容する上部開口の箱状ベースである。ベース601は磁性体をプレス加工することによって形成されている。602は、磁気ディスク101が固定されるハブである。ハブ602は本例において、アルミニウムで構成されている。
603は磁石が持つ吸着力を増幅するバックヨークである。バックヨーク603は鉄などの磁性体によって円筒状に形成され、ハブ602側部内面に固着されている。604はロータ・マグネットである。ロータ・マグネット604は円筒状であり、バックヨーク603内面に固着されている。ハブ602、シャフト303、バックヨーク603そしてロータ・マグネット604によって、一体的に構成されたロータ部605を構成する。バックヨーク603とロータ・マグネット604によってマグネット部606を構成する。
本態様のベース601において、マグネット部606と対向する位置に凸部320が形成されておらず、マグネット部606対向位置のベース601底部は平坦である。一方、ハブ602の磁気回路を収容する内側において、ベース601底部と対向する面(内部上面)には、マグネット部606の上端の一部を収容するための凹部607が形成されている。凹部607は、マグネット部606の形状に対応して、リング状に形成されている。
図6及び図4を参照して理解されるように、マグネット部606とステータ部310の磁気センタの関係は、図6及び図4において同様であり、マグネット部606の磁気センタは、ステータ部310の磁気センタよりもベース601から離れた位置にある。スピンドル・モータの磁気回路構成の点から、磁気センタ位置は重要な要素であるため、容易に大きく変更することはできない。一方、本態様のマグネット部606は、その高さ、つまり、回転軸方向における長さが、図4を参照して説明されたマグネット部330、ステータ部310よりも大きくなるように形成されている。これによって、マグネット部606の磁気センタの位置を変更することなくマグネット部606下端をベース601の底部に近づけることができ、マグネット部606とベース601との間において所望の磁気引力を得ることができる。
以上のように、ハブ602内面(ベース601底部に対向する面)に凹部を形成し、マグネット部606の高さを調整することによって、ベース601底部に凸部を形成することなく、ロータ部605の浮上量を制御するための磁気背圧を制御することができる。尚、ハブ602内側のベース601底部対向面に、マグネット部606を収容する凹部を形成すると同時に、ベース601底部のマグネット部606と対向する位置に凸部を形成することが可能である。尚、マグネット部606とベース601底部との間のギャップ精度の観点から、あるいは、ハブ602の厚みが薄くなることを避けるため、図4、5を参照して説明したように、ベース601底部に凸部を形成してギャップを調整することによって、制御を行うことが好ましい。
尚、以上の説明において、ベースは磁性体の鋼板をプレス加工することによって形成されているが、本発明において、非磁性ステンレス鋼などの非磁性体の鋼板をプレス加工することによって、ベースを形成することができる。この場合、磁性体のバイアス・プレートをベース底部のマグネット部に対向する位置に固着することによって、バイアス・プレートとマグネット部の間の磁力によってロータ部の浮上量を制御することができる。あるいは、磁性体のベースを鋳造加工などのプレス加工以外の方法によって加工形成することが可能である。
上に説明されたスピンドル・モータは、ステータ部とマグネット部とがハブの内側の収容されたインハブ・タイプであるが、本発明は、マグネット部をハブの外周に固着し、ステータ部がハブの外側に配置されたイナーロータ・タイプのスピンドル・モータなど、他のタイプのスピンドル・モータに適用することができる。あるいは、シャフトがロータ部と共に回転する軸回転型のスピンドル・モータの他、シャフトがベース側に固定された軸固定構造のスピンドル・モータにも、本発明を適用することが可能である。本発明は、ハードディスク・ドライブの他、光ディスク・ドライブなどのデータを記憶する記憶ディスクを回転駆動する様々なタイプの記憶ディスク駆動装置に適用することができる。
本実施形態における、ハードディスク・ドライブの概略構成を示す、斜視図である。 本実施形態における、ハードディスク・ドライブの一部構成を示す斜視図である。 本実施形態における、スピンドル・モータとベースの構成を示す断面図である。 本実施形態における、ベースの構成を示す斜視図である。 本実施形態における、ベースに形成される凸部の形状のいくつかの例を示す平面図である。 他の好ましい形態における、スピンドル・モータとベースの構成を示す断面図である。 従来の技術における、スピンドル・モータとベースの構成を示す断面図である。
符号の説明
100 ハードディスク・ドライブ、101 磁気ディスク、102 ベース、
103 スピンドル・モータ、104 ハブ、105 ヘッド、
106 アクチュエータ、107 回動軸、108 アクチュエータ・アーム、
109 VCM、115、ランプ機構、116 タブ、201 トップ・クランプ
202 底部、203 壁部、204 ベース内空間、205 凹部、
301 ハブ、303 シャフト、304 バックヨーク、
305 ロータ・マグネット、306 ロータ部、307 フランジ、
307a 外側フランジ、307b 内側フランジ、307c 孔、
308 ステータ・コイル、309 ステータ・コア、310 ステータ部、
311 ステータ・ブッシュ、311a ステータ・ブッシュ小径部、
311b ステータ・ブッシュ大径部、312 孔、313 壁、
315 抜け止めピン、320 凸部、330 マグネット部、
351 マグネット部磁気センタ、352 スタータ部磁気センタ、
361 ラジアル軸受部、362 スラスト軸受部、601 ベース、
602 ハブ、603 バックヨーク、604 ロータ・マグネット、
605 ロータ部、606 マグネット部

Claims (13)

  1. データを記憶する記憶ディスクと、
    前記記憶ディスクを回転する流体軸受モータと、
    前記流体軸受モータを収容するベースと、を有し、
    前記流体軸受モータは、
    前記ベースに固定されたステータ部と、
    マグネット部を備え、前記ステータ部から加えられる回転磁力に応じて回転するロータ部と、を有し、
    前記ベースは、前記マグネット部との対向位置に形成された凸部を有する磁性体からなる、
    データ記憶装置。
  2. 前記ベースは磁性体プレートをプレス加工することによって形成されている、請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 前記凸部は、前記流体軸受モータの回転軸について回転対称である形状に形成されている、請求項1に記載のデータ記憶装置。
  4. 前記凸部は、前記流体軸受モータの回転軸を囲むリング状に形成されている請求項1に記載のデータ記憶装置。
  5. 前記ベースは、前記ロータ部の浮上量を制御するように、前記マグネット部の対向位置にプレス加工された前記凸部を有している、請求項1に記載のデータ記憶装置。
  6. 前記凸部は、前記流体軸受モータのスラスト軸受部によって前記ロータ部に与えられる浮上力にバランスするように調整された高さを有している、請求項5に記載のデータ記憶装置。
  7. 前記ロータ部の磁気センタは、前記ステータの磁気センタよりも前記ベースから離れる方向に位置している、請求項2に記載のデータ記憶装置。
  8. データを記憶する記憶ディスクと、
    回転磁力を生成するステータ部と、マグネット部を備え前記ステータ部から加えられる回転磁力に応じて回転するロータ部とを有し、前記記憶ディスクを回転する流体軸受モータと、
    前記流体軸受モータを収容し、磁性体によって形成され、前記ロータ部の浮上量を制御するように、前記マグネット部との対向位置に凸部を有しているベースと、
    を有するデータ記憶装置。
  9. データを記憶する記憶ディスクと、前記記憶ディスクを回転する流体軸受モータと、前記流体軸受モータを収容するベースとを備えるデータ記憶装置であって、前記流体軸受モータは、
    前記ベースに固定されたステータ部と、
    前記ステータ部から加えられる回転磁力に応じて回転するロータ部と、を有し、
    前記ロータ部は、
    前記記憶ディスクが固定され、前記ベースの底部と対向する面に凹部が形成されているハブと、
    前記ハブに固定されたマグネット部と、を有し、
    前記マグネット部のベース側端と前記ベース底部との距離を調整するように、前記マグネット部のハブ側端部は前記ハブの凹部に収容されている、
    データ記憶装置。
  10. 前記ベースは磁性体によって形成され、
    前記ロータ部の磁気センタは、前記ステータの磁気センタよりも前記ベース底部から離れる方向に位置している、
    請求項9に記載のデータ記憶装置。
  11. 前記ベースは磁性体プレートをプレス加工することによって形成されている、請求項9に記載のデータ記憶装置。
  12. データを記憶する記憶ディスクと、
    前記記憶ディスクを回転するスピンドル・モータと、
    前記スピンドル・モータを収容し、プレス加工によって形成されたベースと、
    前記スピンドル・モータを前記ベースの底部に固定するために、前記ベースと独立に形成され、前記ベース底部と前記スピンドル・モータとに固着されたブッシュと、
    を有するデータ記憶装置。
  13. 前記スピンドル・モータは、
    前記記憶ディスクが固定されるハブと、
    前記ハブの内側に固定されたロータ・マグネットと、
    前記ロータ・マグネットの内側に、前記ロータ・マグネットと対向する位置に固定されたステータ部と、を備え、
    前記ブッシュは、前記ステータと前記ベース底部とに固着されている、
    請求項12に記載のデータ記憶装置。
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