JPH0877652A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH0877652A
JPH0877652A JP20995194A JP20995194A JPH0877652A JP H0877652 A JPH0877652 A JP H0877652A JP 20995194 A JP20995194 A JP 20995194A JP 20995194 A JP20995194 A JP 20995194A JP H0877652 A JPH0877652 A JP H0877652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
motor
magnet
bearing
yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20995194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujita
浩之 藤田
Tatsuzo Ujo
達三 鵜城
Shoichi Ibaraki
正一 茨木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP20995194A priority Critical patent/JPH0877652A/ja
Publication of JPH0877652A publication Critical patent/JPH0877652A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の適正作動を保証した上、有効に小型化
を図り得るモータを提供する。 【構成】 軸1及びこの軸1を回転可能に支持する支持
部の一方に、多極着磁されたマグネット9が第1のヨー
ク10に支持されて設けられ、他方にマグネット9に対
向して複数個配置されるコイル7が設けられると共に、
コイル7を挟んでマグネット9に第2のヨーク6を対面
させることにより所定の磁路を形成する。軸1のマグネ
ット9或いはコイル7が配設される側の端面とは反対側
の端面を、スラスト方向で支持するスラスト軸受5を設
ける。軸1のラジアル方向を1か所のみで支持すべく、
支持部に設けられたラジアル軸受2の一方の端部が、第
1及び第2のヨーク10,6の間に相当する位置まで延
設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータに関し、更には
磁気テープを走行させて成る磁気記録又は再生装置にお
ける特にキャプスタンモータに好適に用い得るモータに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録又は再生装置におけるキ
ャプスタンモータは、例えば、特開昭59−37875
号公報に開示されているように、キャプスタンシャフト
にモータのロータ側が直結する所謂、直接駆動キャプス
タンモータとして構成されている。かかる構成は、特に
磁気テープを駆動する際、テープ速度の低速域から高速
域までの広いレンジに有効に対応し得るため、或いはま
た、ベルトや歯車を用いていないために制動時の安定
性,機構の簡素化を図るため等の観点から採用されたも
のである。
【0003】上記特開昭59−37875号公報に記載
のキャプスタンモータは、多極着磁された駆動用マグネ
ットに対向して駆動用コイルを配置して成る偏平モータ
の形式となっている。この種の偏平モータでは、磁路を
形成するステータヨークと駆動用マグネットとの間で必
ず吸引力が発生するため、スラスト方向の荷重を受ける
ための構成が必要になる。そして、この公報に記載の方
式によれば、モータ基板から支柱を立ててコイル及びス
テータヨークを下側に配置すると共に、該ステータヨー
クの中央部にスラスト受け部材を配置するようになって
いる。
【0004】更に、図4及び図5に示されるように、キ
ャプスタンモータのモータ側とは磁気テープを挟んで反
対側に軸受部を設けて、その磁気テープを間にして2つ
の軸受によりラジアル方向の負荷を受持ち、またモータ
側とは反対側の軸受の上部端面でスラスト方向の負荷を
受けるようにしたキャプスタンモータが提案されている
(実開平1−109275号公報)。
【0005】即ち、図4及び図5において、1はキャプ
スタンシャフト、2は軸受、3は軸受ハウジング、5は
スラスト受板、6はステータヨーク、7は駆動用コイ
ル、8はブッシュ、9は駆動用マグネット、10はロー
タヨーク、11はFG検出用マグネット、12はワッシ
ャ、そして13はピンチローラである。このキャプスタ
ンモータによれば、上述した従来例に比べて構造を簡略
化し、小型化を実現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例においては、上下2つの軸受2,2の間で高い同
軸度精度が要求され、このような高精度化を図るために
コストが高価にならざるを得なかった。また上側に軸受
部(軸受2)を備えているため、オイルシール等を設け
る必要がありキャプスタンモータ全体が嵩高になってし
まう。更に、磁気記録又は再生装置の小型化を図る上
で、カセットハーフに対して高さ方向、そして上側の軸
受2及びこれを保持する軸受ハウジング3のための水平
方向において弊害が生じ、カセットハーフに対するキャ
プスタンの配置が著しく制約されてしまい、機構系の小
型化を図るのが困難であった。
【0007】本発明はかかる実情に鑑み、装置の適正作
動を保証した上、有効に小型化を図り得るモータを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のモータは、軸及
びこの軸を回転可能に支持する支持部の一方に、多極着
磁されたマグネットが第1のヨークに支持されて設けら
れ、他方に前記マグネットに対向して複数個配置される
コイルが設けられると共に、前記コイルを挟んで前記マ
グネットに第2のヨークを対面させることにより所定の
磁路を形成するようになっているが、特に、前記軸の前
記マグネット或いはコイルが配設される側の端面とは反
対側の端面を、スラスト方向で支持するスラスト軸受を
設けると共に、前記軸のラジアル方向を1か所のみで支
持すべく、前記支持部に設けられたラジアル軸受の一方
の端部が、前記第1及び第2のヨークの間に相当する位
置まで延設されている。
【0009】また、本発明のモータにおいて、前記軸の
前記スラスト軸受及びラジアル軸受に支持されている部
分の間に対応する部分は、露出している。
【0010】
【作用】本発明によれば、軸受部、即ち単一のラジアル
軸受をモータ側に配置し、スラスト軸受のみをモータ側
に対して軸の反対側に配置することにより、モータの軸
受ハウジングの簡素化と薄型化を実現し、モータ全体を
薄型化すると共に、低コスト化を図ることができる。ま
た、ラジアル軸受の一方の端部を、第1及び第2のヨー
クの間に位置させることにより、軸受長さを有効に確保
して軸を確実に支持することができる。また特に、軸の
スラスト軸受及びラジアル軸受間を露出させ、全体構造
においても極めて簡素化したものとし、キャプスタンモ
ータ等に適用可能としている。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図3に基づき、従来例と実質的
に同一部材には同一符号を用いて本発明によるモータの
好適な実施例を説明する。
【0012】図1は、本発明に係るモータの実施例の断
面図である。また、図2は該モータの上面図である。本
実施例においては、本発明の好適な一適用例として、キ
ャプスタンモータの態様例を説明するものとする。図に
おいて、1は磁気テープを駆動するためのキャプスタン
シャフト(モータの回転軸)であり、ピンチローラ13
がこのキャプスタンシャフト1との間に磁気テープを挟
んだ状態で圧着することにより、キャプスタンシャフト
1の回転によってその磁気テープを駆動する。2はキャ
プスタンシャフト1のラジアル方向を支持する軸受であ
り、軸受ハウジング3に圧入されている。
【0013】本実施例において、キャプスタンシャフト
1の下部もしくは基部にて、単一の軸受2が設けられ
る。また、この軸受2は、モータを構成する機構の内側
に向かって、即ち後述のステータヨーク6よりも下側に
延設されている。従って、軸受2のスラスト方向の長さ
を、従来のもの(図4参照)よりも長く設定することが
できる。また、支柱4はスラスト軸受としてのスラスト
受け板5を保持しており、ステータヨーク6は、駆動用
コイル7が複数個だけ所定位置に配置されている。かか
る構成によって、本実施例ではシャフト1のラジアル方
向を支持する軸受2が1個であるにもかかわらず、軸方
向の長さを大きくしているので、シャフト1の振れを十
分に抑えることができる。しかも、軸受2の端部の一方
を、ステータヨーク6よりも図において下側、即ち後述
のロータヨーク10(第1のヨーク)とステータヨーク
6(第2のヨーク)との間に位置するように構成するの
で、軸受2の長さを大きくしていながら、装置全体の小
型化を図ることができる。
【0014】キャプスタンシャフト1にブッシュ8が固
定され、また、多極着磁された駆動用マグネット9が駆
動用コイル7に対向し得るように、その駆動用マグネッ
ト9を取り付けたロータヨーク10がブッシュ8にカシ
メ固定されている。これにより駆動用コイル7に対して
所定タイミングで電流を流すことにより、駆動用マグネ
ット9がキャプスタンシャフト1を回転駆動し、磁気テ
ープのテープ走行が行われる。
【0015】なお、11はFG検出用マグネットであ
り、図示しない磁気抵抗素子によりFGが検出形成され
て回転速度の制御を行い得るようになっている。駆動用
マグネット9とステータヨーク6の間に働く吸引力は、
スラスト受け板5によって保持される。また、スラスト
受け板5は、支柱4に対しては、接着もしくはカシメ或
いはネジ止め等の方法により所定の高さ位置に固定され
る。
【0016】ここで、図3は、スラスト受け板5の高さ
を調整し得る機構を備えた例を示している。この場合、
支柱4におけるスラスト受け板5の固定面に段差4aを
設けることにより、ネジ14を締め込むことによってキ
ャプスタンシャフト1を下方へ押し付けるように、スラ
スト受け板5を適度に傾かせることができる。これによ
りネジ14の締付回転に応じて、スラスト受け板5の高
さを調整することができる。
【0017】スラスト受け板5は、例えば高硬度のステ
ンレス鋼板又は表面に二硫化モリブデン混合の塗装被膜
を形成した鉄板等により構成することにより、そのスラ
スト受け作用は良好なものにすることができる。また、
スラスト受け板5とキャプスタンシャフト1の間に高分
子系のプラスチック材料を挿入してスラスト受けとして
もよい。例えば、ポリエーテルエーテルケトン樹脂や高
密度ポリエチレン等の材料を用いることができる。な
お、プラスチック材料のスラスト受けの場合には一般
に、潤滑オイルが必要となることもあり、このためキャ
プスタンシャフト1の先端側に油止めワッシャ12を設
ける必要があるが、この場合においても上側のハウジン
グ自体は大きくならないため、実質的に小型化・薄型化
を実現することができる。
【0018】以上本発明を実施例について説明したが、
特にコイル7及びマグネット9の配置構成については、
上記実施例の場合とは逆に、即ちコイル7を軸側に配置
すると共に、マグネット9を支持部側に配置する形式の
もの有効に適用することができる。また、本発明は、キ
ャプスタンモータの場合のみならず、その他のモータに
対して適用可能であり、上記実施例と同様な作用効果を
得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、軸
受部をモータ側に配置し、且つスラスト受け板をモータ
側とは反対側に配置することにより、モータ全体の高さ
を有効に低くすることができる。従って、モータ全体を
薄型化すると共に、低コスト化を図ることができる。ま
た、ラジアル軸受の一方の端部を、第1及び第2のヨー
クの間に位置させることにより、小型化を有効に実現し
た上で、軸を確実に支持することができる。また特に、
本発明は、好適にはキャプスタンモータとして有効に適
用することができ、その場合、カセットハーフに対する
配置としてキャプスタンの上端側にて外径が小さくなる
ため、カセットハーフに接近もしくはその内部に配置す
ることが可能となり、磁気記録又は再生装置の大幅な小
型化を実現することができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータの実施例における断面図で
ある。
【図2】本発明に係るモータの上面図である。
【図3】本発明に係るスラスト受け板の変形例を示す図
である。
【図4】従来のキャプスタンモータの断面図である。
【図5】従来のキャプスタンモータの上面図である。
【符号の説明】
1 キャプスタンシャフト 2 軸受 3 軸受ハウジング 4 ネジ 5 スラスト受板 6 ステータヨーク 7 駆動用コイル 8 ブッシュ 9 駆動用マグネット 10 ロータヨーク 11 FG検出用マグネット 12 ワッシャ 13 ピンチローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸及びこの軸を回転可能に支持する支持
    部の一方に、多極着磁されたマグネットが第1のヨーク
    に支持されて設けられ、他方に前記マグネットに対向し
    て複数個配置されるコイルが設けられると共に、前記コ
    イルを挟んで前記マグネットに第2のヨークを対面させ
    ることにより所定の磁路を形成するようにしたモータに
    おいて、 前記軸の前記マグネット或いはコイルが配設される側の
    端面とは反対側の端面を、スラスト方向で支持するスラ
    スト軸受を設けると共に、 前記軸のラジアル方向を1か所のみで支持すべく、前記
    支持部に設けられたラジアル軸受の一方の端部が、前記
    第1及び第2のヨークの間に相当する位置まで延設され
    ていることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータにおいて、 前記軸の前記スラスト軸受及びラジアル軸受に支持され
    ている部分の間に対応する部分は、露出していることを
    特徴とするモータ。
JP20995194A 1994-09-02 1994-09-02 モータ Pending JPH0877652A (ja)

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JP20995194A JPH0877652A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 モータ

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JP20995194A JPH0877652A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 モータ

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JP20995194A Pending JPH0877652A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 モータ

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