JPH09283948A - 基板の固定構造 - Google Patents

基板の固定構造

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Publication number
JPH09283948A
JPH09283948A JP8084998A JP8499896A JPH09283948A JP H09283948 A JPH09283948 A JP H09283948A JP 8084998 A JP8084998 A JP 8084998A JP 8499896 A JP8499896 A JP 8499896A JP H09283948 A JPH09283948 A JP H09283948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
substrate
chassis
sleeve
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8084998A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Jikuya
伸夫 軸屋
Masayuki Shiba
正之 志波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8084998A priority Critical patent/JPH09283948A/ja
Publication of JPH09283948A publication Critical patent/JPH09283948A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板をシャーシに固定する際の組立工程を簡
素化し、かつ全体の薄型化を実現できる基板の固定構造
を提供することを目的とする。 【解決手段】 シャーシ10に突設されたボス11に基
板12の穴14を差し込んで基板12をシャーシ10上
に装着した後、基板12から突出するボス11に弾性を
有するスリーブ13を強制的に圧入して装着する。ボス
11はネジ孔を必要としないので盲でよく、外径を小さ
くできる。またネジ孔の深さを考慮しなくてよいのでボ
ス11の高さを低くし、全体を薄型化できる。またネジ
を回してネジ孔にねじ込む必要はなく、スリーブ13を
圧入するだけでよいので、組立てが簡単となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気製品に組み込
まれる基板をシャーシに固定するための基板の固定構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気製品は小型化・薄型化の一途
をたどっており、基板への部品の実装も高密度化が進ん
でいる。従来、基板をシャーシに固定する方法として
は、ネジを用いた固定法が最も一般的であった。
【0003】以下、従来の基板の固定構造を説明する。
図3は従来の基板の固定構造の分解斜視図、図4は同基
板の固定構造の断面図、図5は同シャーシの部分断面図
である。図3において、1はシャーシ、2はシャーシ1
の上面に突設されたネジによる締結を可能とするための
下穴を有するボス、3は基板、4はネジである。基板3
をシャーシ1に固定する際には、基板3に設けられた穴
5を通してボス2の上に載せた状態で、その上からネジ
4をドライバ等を用いてねじ込むことにより締結する方
法が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
法を用いて基板3をシャーシ1に固定する場合、ネジ4
をねじ込むためのネジ孔2a(図4)を有するボス2が
必要となるが、図5に示すように、ボス2に必要となる
各部寸法は、まずネジ4をねじ込むための下穴径d1、
そしてネジ4をねじ込むことにより樹脂により成形され
たボス2の壁面にクラックが発生しないための樹脂の肉
厚d2が必要となり、金属のボス2を用いた場合でも、
ネジ4のねじ込みに耐え得るだけの強度を確保するため
の壁部の肉厚は必要となる。したがってボス2の外径d
3はかなり大きなものとなる。
【0005】このため、ボス2の台座部分6が接触する
部分の電子部品の実装面積が制限されることになる。ま
た、ネジ4による締結を前提とする場合、ネジ4の有効
ネジ部と樹脂および金属のボス2の内壁にネジ部が噛み
合う高さhが必要となるため、ボス2の高さがある程度
必要となる。このため、装置全体の厚みが増加すること
になり、全体の薄型化に支障をきたしていた。
【0006】したがって本発明は、全体構造を薄型化・
小型化できる基板の固定構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャーシに突
設された盲状のボスに基板に開孔された穴を差し込んで
基板をシャーシ上に装着し、基板から突出する前記ボス
に弾性を有するスリーブを強制的に圧入することによ
り、基板をシャーシに固定するようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の構成によれば、ボスには
ネジ孔を必要としないのでボスは盲でよく、したがって
ボスの外径を小さくでき、それだけ電子部品の実装面積
が広くなる。またネジ孔の深さを考慮する必要がないの
でボスの高さを低くできる。
【0009】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態によ
る基板の固定構造の分解斜視図、図2は同基板の固定構
造の断面図である。
【0010】図1において、10はシャーシ、11はシ
ャーシから突出した盲状のボス、12は基板、13は基
板固定用のスリーブである。ボス11は、後述するよう
にネジを用いる必要がないので、ネジ孔は不要である。
このため、ボス11の外径Dはネジによる締結を行うこ
とを前提とした図5に示す従来の中空のボスの外径d3
より小さくすることができる。また、このボス11の外
径Dはスリーブ13を強制的に圧入気味に挿入すること
により基板12の固定を行うために、スリーブ13の内
径よりも若干小さめに設定する必要がある。しかし、こ
の部分の寸法はボス11およびスリーブ13の材料によ
ってお互いの摩擦係数が変化するために、それぞれの材
料を選択後設定を行う必要がある。
【0011】スリーブ13は、ボス11に圧入気味に挿
入することにより基板12を固定するため、ある程度の
弾性を有することが望ましい。具体的にはゴムまたはエ
ラストマー系の樹脂であることが望ましく、また樹脂及
び金属等のボスとある程度の摩擦力を有するものが望ま
しい。また基板12上の回路パターン、及び電子実装部
品との接触も考えられることから絶縁体であることが望
ましい。
【0012】上記構成において、基板12を固定する方
法として、まずシャーシ10側から突出したボス11に
基板12の穴14を挿入する。その後、スリーブ13を
圧入気味に挿入することにより基板12を固定する。ス
リーブ13をボス11に圧入する際には、弾性を有する
スリーブ13の内径が拡大され、ボス11とスリーブ1
3の摩擦力により基板12が固定される。この時、ボス
11の外径Dとしては既に述べたようにネジ孔を考慮す
る必要がないため、材料にあわせて必要最小限の外径D
でよい。また、ネジによる締結を用いない利点として、
ネジ部がボスの内壁としっかり噛み合うためのネジ孔の
深さも考慮しなくても良いので、ボス11の高さを低く
抑えることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、シャーシに突設される
ボスにはネジ孔を必要としないので、ボスの外径を小さ
くでき、それだけ電子部品の実装面積が広くなる。また
ネジ孔の深さを考慮する必要がないのでボスの高さを低
くでき、全体を薄型化できる。さらには、ネジを回して
ねじ込む工程は不要となり、単にスリーブをボスに強制
的に圧入すればよいので、組立工程も簡単化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による基板の固定構造の
分解斜視図
【図2】本発明の一実施の形態による基板の固定構造の
断面図
【図3】従来の基板の固定構造の分解斜視図
【図4】従来の基板の固定構造の断面図
【図5】従来のシャーシの部分断面図
【符号の説明】
10 シャーシ 11 ボス 12 基板 13 スリーブ 14 穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシに突設された盲状のボスに基板に
    開孔された穴を差し込んで基板をシャーシ上に装着し、
    基板から突出する前記ボスに弾性を有するスリーブを強
    制的に圧入することを特徴とする基板の固定構造。
JP8084998A 1996-04-08 1996-04-08 基板の固定構造 Pending JPH09283948A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8084998A JPH09283948A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 基板の固定構造

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JP8084998A JPH09283948A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 基板の固定構造

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JPH09283948A true JPH09283948A (ja) 1997-10-31

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ID=13846307

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8084998A Pending JPH09283948A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 基板の固定構造

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JP (1) JPH09283948A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017005059A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 株式会社ジャパンディスプレイ 固定構造および固定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017005059A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 株式会社ジャパンディスプレイ 固定構造および固定方法

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