JPS6042427Y2 - 押釦装置 - Google Patents

押釦装置

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Publication number
JPS6042427Y2
JPS6042427Y2 JP6662579U JP6662579U JPS6042427Y2 JP S6042427 Y2 JPS6042427 Y2 JP S6042427Y2 JP 6662579 U JP6662579 U JP 6662579U JP 6662579 U JP6662579 U JP 6662579U JP S6042427 Y2 JPS6042427 Y2 JP S6042427Y2
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JP
Japan
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Expired
Application number
JP6662579U
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English (en)
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JPS55166023U (ja
Inventor
政信 森岡
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種の電子機器に適用される押釦装置であって
、特に押釦を支持する釦支持部材を合成樹脂にて成形し
、その釦支持部材の一端にヒンジ部を介して基部を一体
成形腰その釦支持部材を基部によってキャビネットに固
定腰その釦支持部材の前記押釦とは反対側にブツシュス
イッチを配置し、その押釦を押した時に、前記ヒンジ部
を撓ませて、前記釦支持部材にてブツシュスイッチを押
圧操作するようにした押釦装置に関するものである。
ところでこの種押釦装置では、前記釦支持部材の自由端
である他端側かキャビネットに対して接触した状態に組
み立てられてしまうと、キャビネット等の振動によって
その釦支持部材の他端側かキャビネットとの間で振動的
に衝突して、ビリツキを発生してしまう。
そして例えばテレビジョン受像機、ラジオ受信機、テー
プレコーダ等の音響機器では、このビリツキの発生は音
響特性上誠に好ましくないものであった。
本考案は上述の如き実状に鑑み考案されたものであって
、製造が非常に簡単な構造でありながら、上記釦支持部
材のビリツキを防止出来るようにしたものを提供しよう
とするものである。
以下本考案をテレビジョン受像機等の電子機器に適用し
た一実施例を図面に基き説明する。
先ず第1図は釦支持部材1を示したものであって、この
釦支持部材1は合成樹脂にて形成されていて、板状をな
腰その一端1aにヒンジ部2を介して基部3が一体成形
されている。
またこの釦支持部材1の他端1bには弾性を有する突起
4が一体成形されている。
なおこの釦支持部材1には一方の面に押釦取付用突起5
が一体成形されていて、別成形された押釦6がその突起
5に嵌合され、かつ接着等にて固定されている。
但しこの場合その押釦6をこの釦支持部材1に一体成形
することも出来るものである。
またこの釦支持部材1の前記押釦6とは反対側の面には
スイッチ押圧用突起7が一体成形されている。
またこ)では複数個の釦支持部材1を長手状をなす1つ
の基部3に一体成形した多連構造の釦支持部材が示され
ている。
次に組み立てに関しては第2図及び第3図に示されるよ
うに、合成樹脂にて成形された電子機器のキャビネット
9に釦支持部材1の基部3を固定し、各押釦6をキャビ
ネット9に設けられた押釦挿通孔10に挿通ずる。
なお基部3の固定に関しては、例えばその基部3の長手
方向に両端部でキャビネット9に一体成形された一対の
取付台11間に金属板12を乗せ、その金属板12の両
端部を一対のビス13によって取付台11にビス止めし
て、その金属板12にて基部3を押え込んで固定する。
次に釦支持部材1に対向させて、プリント基板14がキ
ャビネット9に取り付けられる。
なおこのプリント基板14はキャビネット9に一体成形
されたビス止め用の複数個の筒体15に捩じ止めされる
複数個のビス16にて固定される。
なおそのプリント基板14には各釦支持部材1に対向さ
せて複数個のブツシュスイッチ17が半田付けされてい
る。
モして押釦6を指で押すと、釦支持部材1がヒンジ部2
で撓み、スイッチ押圧用突起7がブツシュスイッチ17
の押圧子17aを内蔵バネに抗して押し、スイッチの切
り換えがなされる。
なお押釦6から指を離すと、ブツシュスイッチ17の内
蔵バネによって押圧子17aが押し戻され、釦支持部材
1を介して押釦6が押し戻されるように構成されている
ところでこの押釦装置では、釦支持部材1の弾性を有す
る突起4をキャビネット9に弾性的に接触させて、その
釦支持部材1をスイッチ押圧用突起7を介してブツシュ
スイッチ17の押圧子17aに接触させると共に、その
釦支持部材1とキャビネット9との間に隙間Gを保持さ
せている。
そしてこのように突起4の弾性によって、釦支持部材1
をキャビネット9に対して浮かした状態に取り付けてお
けば、キャビネット9が振動した場合、その振動が突起
4の弾性作用にて吸収され、釦支持部材1の他端1bが
キャビネット9に振動的に衝突して、ビリツキを発生す
るようなことが全くない。
本考案は上述の如く釦支持部材の他端に一体成形した弾
性を有する突起によって、釦支持部材をキャビネットに
対して浮かすように構成したので、キャビネット等の振
動により、釦支持部材がビリツキを発生するようなこと
を未然に防止出来、特に音響機器において効果がある。
しかも構造的には釦支持部材の他端に弾性を有する突起
を一体成形しただけの製造が非常に簡単な構造であり、
コスト高になるようなことは全くない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をテレビジョン受像機等の電子機器に適用
した一実施例を示したものであって、第1図は釦支持部
材の斜視図、第2図は釦支持部材をキャビネットに組み
立てた状態の断面図、第3図は第2図■−■線矢視図で
ある。 また図面に用いられた符号において、1・・・・・・釦
支持部材、1a・・・・・・釦支持部材の一端、1b・
・・・・・釦支持部材の他端、2・・・・・・ヒンジ部
、3・・・・・・基部、4・・・・・・弾性を有する突
起、6・・・・・・押釦、9・・・・・・キャビネット
、17・・・・・・ブツシュスイッチ、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押釦を支持する釦支持部材を合成樹脂にて成形し、その
    釦支持部材の一端にヒンジ部を介して基部を一体成形す
    ると共に、他端に弾性を有する突起を一体成形し、その
    釦支持部材を前記基部によってキャビネットに固定し、
    その釦支持部材の前記押釦とは反対側にブツシュスイッ
    チを配置し、前記突起をキャビネットに弾性的に接触さ
    せて、その釦支持部材をブツシュスイッチに接触させる
    と共に、その釦支持部材をキャビネットに対して浮かし
    た押釦装置。
JP6662579U 1979-05-18 1979-05-18 押釦装置 Expired JPS6042427Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6662579U JPS6042427Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 押釦装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6662579U JPS6042427Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 押釦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55166023U JPS55166023U (ja) 1980-11-29
JPS6042427Y2 true JPS6042427Y2 (ja) 1985-12-26

Family

ID=29300573

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JP6662579U Expired JPS6042427Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 押釦装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5954978U (ja) * 1982-10-04 1984-04-10 三洋電機株式会社 前面パネル取付装置
JP2006164795A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Pioneer Electronic Corp スイッチ操作装置及び電子機器

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Publication number Publication date
JPS55166023U (ja) 1980-11-29

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