JP2696179B2 - 放電灯用安定器 - Google Patents

放電灯用安定器

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JP2696179B2
JP2696179B2 JP1133388A JP13338889A JP2696179B2 JP 2696179 B2 JP2696179 B2 JP 2696179B2 JP 1133388 A JP1133388 A JP 1133388A JP 13338889 A JP13338889 A JP 13338889A JP 2696179 B2 JP2696179 B2 JP 2696179B2
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Inventor
悟 谷村
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日立照明株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防振用弾性体を介して、安定器本体と取付
板とを、位置ずれを防止して取付けた放電灯用安定器に
関するものである。
〔従来の技術〕
安定器の振動が照明器具に伝達されるのを防止する必
要から、安定器本体を防振用弾性体を介して取付板に取
付けた放電灯用安定器は、従来、第5図に示すように鉄
心と巻線とを結合しベース1に鋼板で締着した安定器本
体を、第6図に示すように、取付板4との間に複数個の
防振用弾性体3を介することによって取付けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、防振用弾性体3をそれぞれ介して取
付板4に設けた取付片5により、取付板4に押圧されて
いる安定器本体Aのベース1の押圧部9が、ベース1と
平行に直線状に形成されているため、第6図に示すX方
向に衝撃等の力が加えられた場合には、上記取付板4と
ベース1との位置がずれてしまい、元に戻らないという
問題があった。
本発明は、衝撃等により安定器本体の位置ずれを生じ
ることがなく、上記安定器本体を防振用弾性体を介して
取付板に取付けた、放電灯用安定器を得ることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ベースまたは取付板のいずれか一方に切
欠きを設け、他方に上記切欠きに防振用弾性体を介して
係止する取付片を設けるとともに、上記ベースまたは取
付板のいずれか一方に設けたストッパと、他方のベース
または取付板と対向する間隙を、上記防振用弾性体の側
縁の厚さよりも小さくすることによって達成される。
〔作用〕
上記のように切欠きやストッパは、ベースまたは取付
板のいずれかに設ければよいが、説明を簡単にするため
に、ベースに切欠きを設け、取付板に取付片とストッパ
とを設けた場合について述べることにする。
取付板に設けたストッパとベース端部との距離を、切
欠きに設置した防振用弾性体の側縁の厚さよりも小さく
したため、外部から衝撃等の力が加わり、上記ベースの
位置がずれて取付板のストッパに当接しても、上記ベー
スの切欠きと取付板に設けた取付片との間に位置する防
振用弾性体の側縁は完全につぶされることなく、弾性限
界内の変形にとどめるようにすることによって、防振用
弾性体の弾性復元力により、ベースと取付板との関係位
置は元の状態に戻る。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図は本発明による放電灯用安定器の一実施例を示す断面
図、第2図は上記実施例の取付板に外力Fxが加わった状
態を示す断面図、第3図(a)は防振用弾性体を示す斜
視図、(b)は上記防振用弾性体の装着状態を示す断面
図、第4図は上記防振用弾性体の他の例を示す斜視図で
ある。
第1図において、安定器本体Aのベース1には複数の
切欠き2を設け、上記切欠き2に防振用弾性体3を当接
し、この防振用弾性体3を介して取付板4に設けた取付
片5を上記切欠き2内に屈曲させて取付けるとともに、
上記取付板4の安定器本体A側にはベース1に係止する
ストッパ6を設け、上記ストッパ6とベース1との距離
aを、防振用弾性体3の取付片より突出した側縁の厚さ
a′よりも小さくしているため、例えば第1図の左方か
ら上記取付板4に衝撃等の大きな力Fxが加えられた場合
は、第2図に示すように、ベース1の側面とストッパ6
の側面とが当接しても、上記防振用弾性体3の側縁が完
全につぶされることなく、弾性限界内の変形にとどまる
ようにすることにより、衝撃等の大きな力Fxが取除かれ
ると、上記防振用弾性体3の弾性によって再び第1図に
示したような元の状態に戻る。なお、切欠き2、取付片
5、ストッパ6、ベース1および取付板4における他の
組合わせについても、上記実施例と同様の効果が得られ
ることはいうまでもない。また、上記ストッパ6の基部
で取付板4に沿ってベース1の下部に伸びている肉厚部
61は、運搬等で最大の力が加わる。第1図に示すy方向
への落下衝撃に際して、上記取付板4とベース1とに挟
まれた防振用弾性体3の底部31に対する極度な加圧を避
けるためのもので、第1図に示すように、ストッパ6と
ベース1との距離bを、上記底部31の厚さb′よりも小
さくしてある。ここで、距離aと距離bとは、ベース1
と取付板4との振動遮断のために必要なものである。
上記防振用弾性体3の具体例を第3図(a)および
(b)に示す。(a)は装着前の状態を示す面で、
(b)は装着状態を示している。すなわち、ベース1に
設けた切欠き2にそれぞれ対応する位置で、取付板4と
ベース1との間に上記防振用弾性体3を挟み込み、上記
切欠き2に屈曲部8から内側に曲げ、上記防振用弾性体
3の溝部7を介して取付片5を折曲げ、安定器本体Aを
取付板4に固定している。第4図は本実施例で用いる防
振用弾性体3の他の例を示す図で、本例は安定器組立て
の際にあらかじめベース1側に取付けて使用する場合に
適している。上記防振用弾性体は第3図に示したもの同
様、復元性および吸収が大きな弾性材料を成形して形成
したものである。
本実施例に示す放電灯用安定器は、衝撃等の外力が加
わって、取付板と安定器本体のベースとがぶつかって
も、上記防振用弾性体3の変形はいずれも弾性限界内の
変形にとどまり、上記ベース、すなわち安定器本体Aと
取付板4との関係位置は元の状態に復帰することができ
る。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による放電灯用安定器は、鉄心と
巻線とを結合しベースに締着した安定器本体を、防振用
弾性体を介して取付板に取付けた放電灯用安定器におい
て、上記ベースまたは取付板のいずれか一方に切欠きを
設け、上記切欠きに対応する他方の取付板またはベース
に取付片を設けて、上記取付片を防振用弾性体を介して
上記切欠きに折曲げ係止するとともに、上記ベースまた
は取付板のいずれか一方に設けたストッパと、これに対
向するベースまたは取付板の端部との間隙を、上記防振
用弾性体が上記取付片から突出する側縁の厚さよりも小
さくしたことにより、上記安定器本体が発生する振動が
取付板を介して照明器具に伝達されるのが阻止されると
ともに、外部より衝撃が加えられ上記安定器本体が取付
板のストッパに接触しても、防振用弾性体は弾性限界内
の変形をするだけであるから、安定器本体と取付板との
相互位置は容易に元に復することができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による放電灯用安定器の一実施例を示す
断面図、第2図は上記実施例の取付板に外力Fxが加わっ
た状態を示す断面図、第3図(a)は防振用弾性体を示
す斜視図、第3図(b)は上記防振用弾性体の装着状態
を示す断面図、第4図は上記防振用弾性体の他の例を示
す斜視図、第5図は従来の安定器本体を示す斜視図、第
6図は上記安定器本体を防振用弾性体を介して取付板に
取付けた従来の放電灯用安定器を示す斜視図である。 1…ベース、2…切欠き、3…防振用弾性体、4…取付
板、5…取付片、6…ストッパ、A…安定器本体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心と巻線とを結合しベースに締着した安
    定器本体を、防振用弾性体を介して取付板に取付けた放
    電灯用安定器において、上記ベースまたは取付板のいず
    れか一方に切欠きを設け、上記切欠きに対応する他方の
    取付板またはベースに取付片を設けて、上記取付片を防
    振用弾性体を介して上記の切欠きに折曲げ係止するとと
    もに、上記ベースまたは取付板のいずれか一方に設けた
    ストッパと、これに対抗するベースまたは取付板の端部
    との間隙を、上記防振用弾性体が上記取付片から突出す
    る側縁の厚さよりも小さくしたことを特徴とする放電灯
    用安定器。
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JPH02312210A JPH02312210A (ja) 1990-12-27
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