JPH0228204B2 - - Google Patents

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JPH0228204B2
JPH0228204B2 JP58177919A JP17791983A JPH0228204B2 JP H0228204 B2 JPH0228204 B2 JP H0228204B2 JP 58177919 A JP58177919 A JP 58177919A JP 17791983 A JP17791983 A JP 17791983A JP H0228204 B2 JPH0228204 B2 JP H0228204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
core
iron core
case
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58177919A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6070624A (ja
Inventor
Hideaki Chaki
Tadashi Sakamoto
Takuo Nunokawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP17791983A priority Critical patent/JPS6070624A/ja
Publication of JPS6070624A publication Critical patent/JPS6070624A/ja
Publication of JPH0228204B2 publication Critical patent/JPH0228204B2/ja
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  • Surgical Instruments (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、吸引時の衝撃の緩衝装置を備えた電
磁接触器に係り、特に、可動鉄心と固定鉄心の衝
突時の底面への衝撃、ボビンへの衝撃の緩衝およ
び振動の吸収に好適な緩衝装置を備えた電磁接触
器に関する。
〔発明の背景〕 第1の従来例における緩衝装置を第1図に示
す。第1図に示す緩衝装置は、緩衝バネ3、支軸
2、緩衝ゴム1から成り、部品点数が多く製品の
コストが高くなり、また、コイルボビン4の固定
が緩衝バネ3の押圧力のみによるためボビンの緩
衝効果が不完全となりボビンの摩耗、コイル断線
に発展することが多かつた。さらに部品点数が多
く、組立工数が増え、コイル交換時の部品紛失に
つながるなどの問題点があつた。これらの問題点
を解決する過程において検討され、特公昭55−
18011号公報に開示されたものを第2の従来例と
して第2図に示す。第2の従来例は、器体底部上
面に一対の垂立壁を並設し、これらの垂立壁間の
器体底部上面に固定鉄心を配設するとともにこの
固定鉄心両側の垂立壁の上面部に突起体を突設
し、固定鉄心に遊嵌せる緩衝体下面を突起体に圧
入して垂直壁の上部に緩衝体を載置して成ること
を特徴とする電磁接触器であり、さらに第2図に
おいては固定鉄心6と器体底部上面間にはクツシ
ヨン体10が設けられている。
第2の従来例においては緩衝のための部品点数
は減少するが、ボビンへの充分な緩衝力を得るに
は固定鉄心に遊嵌された緩衝体10′の板厚が充
分厚くなければならず、装置が大型化するという
問題が生じる。また固定鉄心6は緩衝体10に遊
嵌されているため、鉄心吸引時の衝撃により固定
鉄心5との接極面のずれを生じてくま取りコイル
11の効果が減少し、うなり音を生じやすいとい
う問題点もあつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、鉄心吸引時の衝撃吸収力に優
れ、特に接極面の接合性が良好で、くま取りコイ
ルの効果を向上させることができる緩衝装置を備
えた電磁接触器を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、ケース内に固定鉄心と、前記固定鉄
心に嵌装されたコイルボビンとを備え、前記固定
鉄心と前記コイルボビンとは一体に成形された緩
衝材を介してケース内面に当接するよう設けられ
たことを特徴とする電磁接触器である。
〔発明の実施例〕
本発明の実施例を以下に説明する。
第3図は、本発明の1実施例における電磁接触
器の可動鉄心5、固定鉄心6、コイルボビン4、
支軸2、緩衝装置である緩衝ゴム1が絶縁台ケー
ス7に収納された状態を示す。
緩衝ゴム1の底部1bは固定鉄心6と絶縁台ケ
ース7の底面間の緩衝装置として作用し、ボビン
支持部1aは支軸2を介して固定鉄心6とコイル
ボビン間の緩衝装置として作用し、側部1cは絶
縁台ケース7の底面7aから上部絶縁台8の連結
面8aにコイルボビン4を弾性的に押し当て固定
するようそれぞれ構成された部分から成り、各々
の部分は第4図に示すように同一材質で一体に成
形されて成る。第5図、第6図、第7図はそれぞ
れ緩衝ゴム1の正面図、底面図、AA′断面図を示
す。
可動鉄心が固定鉄心に衝突した時は、緩衝ゴム
1の底部1bが圧縮され、その後、反力により固
定鉄心6は、コイルボビン4との間〓Gを埋める
方向に移動するがボビン支持部1aが圧縮され、
このくり返しの減衰振動により鉄心が停止する。
この間側部1cはボビン支持部1a、底部1bの
挙動と無関係に一定圧力でコイルボビン4を押圧
している。ゴムの硬度は60゜位で良好な減衰特性
が得られる。
本実施例によれば、ボビンと固定鉄心の間の緩
衝効果を阻害することなく、ボビンの押圧力が得
られ、衝撃によるコイル導線破断の防止、ボビン
の摩耗防止、ボビンの破損防止という効果が得ら
れる。
さらに緩衝装置は底部1bとボビン支持部1a
とが一体に成形されているため、側部1c間の間
隔が一定となるため、第8図Aのように一定幅の
固定鉄心ガイド部が形成され、組立作業性が向上
するとともに、緩衝性能のばらつきを少なくする
ことができる。
また、緩衝ゴム1の装着時においては、第8図
Bに示すように側部1cが圧縮されてふくらみ側
部1c間の間隔が狭くなつて固定鉄心6を確実に
挾持し、固定鉄心6の位置ずれを防止する。これ
により第9図に示すような可動鉄心5(一点鎖線
で示す)に対する固定鉄心6(実線で示す)の位
置ずれによる接極面の減少(同図中斜線部で示
す)を防ぐことができ、くま取りコイル11を通
る磁束が減少せず、うなり音や電磁振動の少ない
電磁接触器を得ることができる。また、第8図C
に示すように可動鉄心5が固定鉄心6に片当りし
た場合でも固定鉄心6が緩衝ゴム1で挾持されて
いるための充分な緩衝効果を得ることができる。
さらに、これらの効果により可動鉄心5の接極
時のはね返りによる接点開離が解消でき、衝撃伝
搬による接点ジヤンプが減少する。また、鉄心の
摩耗が減少し、寿命の長い電磁接触器を得ること
ができる。
さらにまた、第10図に示すように、緩衝効果
を左右するH寸法が、従来はケース底部とボビン
底面間の寸法Lのばらつきにより影響を受けてい
たが、一体成形された緩衝ゴム1を用いることに
より第11図に示すように緩衝ゴム1の側部1c
が圧縮されることによりボビン支持部1aも圧縮
されて厚さhがh′(h>h′)となつて寸法Lのば
らつきを吸収することができ安定した緩衝効果を
得ることができる。
緩衝ゴムの形状は第4図のものに限ることはな
く、第12図Aのように底部に溝を設けて鉄心の
位置決めが容易になるようにしてもよく、また同
図Bのように底部の溝に斜面を設けてもよい。さ
らには同図Cのように底部に複数の突起を設けて
もよい。また突起は高さが異なるように形成して
もよい。また、同図Dに示すように緩衝ゴムの側
部に固定鉄心に向けて突起を設け、前記突起を固
定鉄心の支軸挿通孔に嵌挿してもよい。
なお、本発明による緩衝装置の適用は電磁接触
器に限るものでなく、ソレノイド、電磁継電器、
その他電磁石応用品に適用してもよい。
また、ケース底部7のはケースと別部材で形成
され、ケースと着脱自在に設けられてもよい。
本発明によれば、固定鉄心の底面が緩衝材で保
持されるとともに両側面が緩衝材で挾持されるの
で、鉄心吸引時の衝撃吸収力に優れ、特に接極面
の整合性が良好でくま取りコイルの効果を向上さ
せることができ、うなりや電磁振動を少なくする
ことができる緩衝装置を備えた電磁接触器を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の従来例における電磁接触器の縦
断面図、第2図は第2の従来例における電磁接触
器の縦断面図、第3図は本発明の1実施例におけ
る電磁接触器の縦断面図、第4図は本発明の1実
施例における緩衝材の斜視図、第5図は第4図に
示す緩衝材の正面図、第6図は第4図に示す緩衝
材の底面図、第7図は第4図に示す緩衝材のA−
A′面における断面図、第8図は緩衝材と固定鉄
心との装着状態を示す側面図、第9図は可動鉄心
との接極面のずれを示す平面図、第10図A,B
はそれぞれ緩衝材の寸法誤差吸収状態を示す正面
図および側断面図、第11図は装着時における緩
衝材の圧縮状況を示す正面図、第12図は緩衝材
の他の実施態様を示す側面図である。 符号の説明、1;緩衝材、4;コイルボビン、
5;可動鉄心、6;固定鉄心、7;ケース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケース内に設けられたE字形の固定鉄心と、
    前記固定鉄心の中央脚に嵌装されたコイルボビン
    とを備えてなる電磁接触器において、前記固定鉄
    心と前記コイルボビンとを弾性的に保持する緩衝
    材を備え、該緩衝材は前記固定鉄心の底面と前記
    ケースの底面との間に介在する底部と、該底部の
    両側に設けられて前記ボビンの底面と前記ケース
    の底面との間に介在するボビン支持部とを備え、
    前記底部と前記ボビン支持部とは一体に成形され
    るとともに前記ボビン支持部は前記ボビンにより
    圧縮されて側部が脹らみ前記固定鉄心の側面を挾
    持するよう構成されたことを特徴とする電磁接触
    器。
JP17791983A 1983-09-28 1983-09-28 電磁接触器 Granted JPS6070624A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17791983A JPS6070624A (ja) 1983-09-28 1983-09-28 電磁接触器

Applications Claiming Priority (1)

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JP17791983A JPS6070624A (ja) 1983-09-28 1983-09-28 電磁接触器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6070624A JPS6070624A (ja) 1985-04-22
JPH0228204B2 true JPH0228204B2 (ja) 1990-06-22

Family

ID=16039356

Family Applications (1)

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JP17791983A Granted JPS6070624A (ja) 1983-09-28 1983-09-28 電磁接触器

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JPS6070624A (ja) 1985-04-22

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