JPH065084U - 電磁接触器 - Google Patents

電磁接触器

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JPH065084U
JPH065084U JP9552191U JP9552191U JPH065084U JP H065084 U JPH065084 U JP H065084U JP 9552191 U JP9552191 U JP 9552191U JP 9552191 U JP9552191 U JP 9552191U JP H065084 U JPH065084 U JP H065084U
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JP
Japan
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iron core
movable
frame
fixed
head
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Pending
Application number
JP9552191U
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English (en)
Inventor
晶子 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH065084U publication Critical patent/JPH065084U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動鉄心の衝撃緩性能を良好にしつつコスト
アップが抑制できる電磁接触器の提供。 【構成】 固定鉄心2 及び可動鉄心3 を有する電磁石装
置1 等を収容するフレーム13の固定鉄心を載置する底部
13e に複数の小孔13f を設けるとともに、その小孔に頭
部15a と軸部15b を有する緩衝ゴム15の軸部を挿入し、
固定鉄心とフレームの底部間に緩衝ゴムの頭部を介在さ
せた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、可動鉄心の衝撃緩衝構造を改良した電磁接触器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な電磁接触器として、図7に示す構成のものが存在する。図において、 1 は固定鉄心2 及び可動鉄心3 やコイル5 を有する電磁石装置、6 は可動鉄心3 に連結された可動枠、7 は復帰ばね、8 は両端に可動接点9,9 を設けて中間部が 接圧ばね10によって可動枠6 に弾性的に保持された可動接触子、11は可動枠6 の 動作に応じて各可動接点9,9 が接離するよう固定接点板12に設けられた固定接点 、13は電磁石装置1 を収容する下方収容部と可動固定両接点9,11を収容する上方 収容部を有したフレームである。通常、すなわちコイル5 に通電されていないと き、可動鉄心3 と可動枠6 は復帰ばね7 により上方に位置して接点開成状態とな っており、その状態でコイル5 に通電すると可動鉄心3 は復帰ばね7 のばね力に 打ち勝って固定鉄心2 吸引され、可動鉄心3 と可動枠6 は下方に移動して接点閉 成状態となる。このとき、可動鉄心3 は固定鉄心2 に衝突するがそのエネルギー が大きいと跳ね返されて接点バウンスの原因となる。従ってこの衝突のエネルギ ーを吸収するべく、フレーム13の底部と固定鉄心2 間に板ばね14を介在させて衝 撃緩衝構造を採用している。このような衝撃緩衝構造としては、板ばねの他にコ イルばねやシート状の緩衝ゴムを用いるものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電磁接触器の衝撃緩衝構造にあっては、板ばねを用いたものは安価であ るものの衝撃緩性能は十分ではなく、コイルばねを用いたものはスペースをとり 過ぎ、シリコン系の緩衝ゴムを用いたものは厚さを十分にとると衝撃緩性能は大 変良好になるものの高価になる。
【0004】 本考案は、かかる事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、衝撃 緩性能を良好にしつつコストアップが抑制できる電磁接触器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本考案の電磁接触器は、固定鉄心及び可動鉄心 を有する電磁石装置と、可動鉄心に連結された可動枠と、両端に可動接点を設け て中間部が可動枠に弾性的に保持された可動接触子と、可動枠の動作に応じて各 可動接点が接離するよう固定接点板に設けられた固定接点と、電磁石装置を収容 する下方収容部と可動固定両接点を収容する上方収容部を有するフレームと、を 備えた電磁接触器において、固定鉄心を載置するフレームの底部に複数の小孔を 設けるとともに、その小孔に頭部と軸部を有する緩衝ゴムの軸部を挿入し、固定 鉄心とフレームの底部間に緩衝ゴムの頭部を介在させた構成としている。
【0006】 さらに、固定鉄心と緩衝ゴムの頭部間に板ばねを介在させてもよい。
【0007】
【作用】
この構成によれば、緩衝ゴムを用いて衝撃緩衝性能を良好にしながら、高価な 緩衝ゴムの使用量が減らせてコストアップを抑制できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。なお、従来例の ものと実質的に同様の部材には同一の符号を付している。
【0009】 1 は電磁石装置で、中央脚片と対向脚片と連結片にてE字状をなす固定鉄心2 、E字状をなして各片の端面が固定鉄心2 の各片の端面に対向する可動鉄心3 、 固定鉄心2 の中央脚片に嵌め込まれるコイル枠4 に巻装されたコイル5 にて構成 される。この電磁石装置1 は、コイル5 が通電されていないとき、可動鉄心3 が 後述する復帰ばねのばね力により固定鉄心2 から離反した位置にあり、コイル5 に通電すると、可動鉄心3 が復帰ばねのばね力に打ち勝ち固定鉄心2 に吸引され て下降する。
【0010】 6 は可動枠で、横方向に複数 (例えば3個) の長孔6aを設けた中間基部6bと、 その下方に連設された連結部6cと、上方に連設された操作部6dとを有する。この 連結部6cの下部は、連結部材6eを介して可動鉄心5 に連結される。7 は復帰ばね で、連結部材6eと後述するフレーム間に圧縮懸架されており、コイル5 が通電さ れていないときは連結部材6e、つまり可動鉄心3 や可動枠6 を上方に押し上げて 接点開離 (開成) 状態にする。
【0011】 8 は可動接触子で、可動枠6 の横幅より十分長い長板状をなし、その両端に可 動接点9,9 を固着している。この可動接触子8 は、可動接点9 が下方側に位置す るよう可動枠6 の各長孔6aに挿入され、それぞれが接圧ばね10に弾性的に押圧さ れた状態にて保持される。11は固定接点で、長片と短片を有してコ字状をなす固 定接点板12の短片に、可動枠6 の動作に応じて各可動接点9 が接離するよう対向 する位置に設けてある。通常、固定接点板12の長片は、外部接続用の端子部を兼 ねている。
【0012】 13はフレームで、実質的に箱状をなし、前述した可動枠6 の操作部6dや固定接 点板12の端子部を露出させ、その他の部材を内部に収容している。このフレーム 13は、中間部分に可動枠6 の連結部6cや連結部材6eが挿通し得る挿通部13b を有 した仕切り部13a を設けて内部を区分し、下方収容部13c と上方収容部13d を形 成している。この実施例では、下方収容部13c は仕切り部13a を上辺とする下方 フレーム本体、上方収容部13d は仕切り部13a を下辺とする上方フレーム本体と して別々に形成した後に結合させている。また、固定鉄心2 を載置するフレーム 13の底部13e には、2個又は4個の小孔13f を設けている。
【0013】 15はシリコン系の緩衝ゴムで、小孔13f より大径の頭部15a と小孔13f より若 干小径の軸部15b を有した所謂リベット型をなしており、固定鉄心2 とフレーム 13の底部13e 間に頭部15a が介在するよう小孔13f に軸部15b が挿入される。こ の緩衝ゴム15は、その頭部15a によって衝撃緩衝性能をもたせる場合は頭部15a の高さを十分に確保し、頭部15a と軸部15b 、すなわち全体で衝撃緩衝性能をも たせる場合は頭部15a の高さは低く軸部15b の長さは底部13e の厚さよりやや長 くする。後者の場合は、実質的には電磁接触器の取り付け面と固定鉄心2 間に緩 衝ゴム15が介在することとなり、衝撃緩衝構造部分のスペースが減少できて電磁 接触器の小型化が図れる。緩衝ゴム15は、前者の場合のものとして図3に示すよ うに頭部15a の上端面を平坦にしてもよく、後者の場合のものとして図4に示す ようなもの、あるいは図5に示すように中心に貫通孔を形成したもの等を適宜選 択する。
【0014】 かかる電磁接触器は、通常、すなわちコイル5 に通電されていないとき、可動 鉄心3 と可動枠6 は復帰ばね7 により上方に位置して接点開成状態となっており 、その状態でコイル5 に通電すると可動鉄心3 は復帰ばね7 のばね力に打ち勝っ て固定鉄心2 吸引され、可動鉄心3 と可動枠6 は下方に移動して接点閉成状態と なる。このとき、可動鉄心3 は固定鉄心2 に衝突するがそのエネルギーは緩衝ゴ ム15全体あるいはその頭部15a によって緩衝される。
【0015】 図6は、衝撃緩衝構造として緩衝ゴム15に板ばね16を併用したもので、緩衝部 材が2種になって性能が向上するうえに高価な緩衝ゴムの使用量をさらに減らす ことができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案の電磁接触器は、緩衝ゴムを用いて衝撃緩衝性能を良好にしながら、高 価な緩衝ゴムの使用量が減らせてコストアップを抑制できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】その緩衝ゴムの斜視図である。
【図3】その緩衝ゴムの変形例を示す斜視図である。
【図4】その緩衝ゴムの頭部高さの低い変形例を示す斜
視図である。
【図5】その緩衝ゴムの頭部高さの低い別の変形例を示
す斜視図である。
【図6】本考案の別の実施例を示す縦断面図である。
【図7】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 電磁石装置 2 固定鉄心 3 可動鉄心 4 コイル枠 5 コイル 6 可動枠 7 復帰ばね 8 可動接触子 9 可動接点 10 接圧ばね 11 固定接点 12 固定接点板 13 フレーム 13e フレームの底部 13f フレームの小孔 15 緩衝ゴム 15a 緩衝ゴムの頭部 15b 緩衝ゴムの軸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定鉄心及び可動鉄心を有する電磁石
    装置と、可動鉄心に連結された可動枠と、両端に可動接
    点を設けて中間部が可動枠に弾性的に保持された可動接
    触子と、可動枠の動作に応じて各可動接点が接離するよ
    う固定接点板に設けられた固定接点と、電磁石装置を収
    容する下方収容部と可動固定両接点を収容する上方収容
    部を有するフレームと、を備えた電磁接触器において、 固定鉄心を載置するフレームの底部に複数の小孔を設け
    るとともに、その小孔に頭部と軸部を有する緩衝ゴムの
    軸部を挿入し、固定鉄心とフレームの底部間に緩衝ゴム
    の頭部を介在させてなる電磁接触器。
  2. 【請求項2】 固定鉄心と緩衝ゴムの頭部間に板ばね
    を介在させてなる請求項1記載の電磁接触器。
JP9552191U 1991-11-21 1991-11-21 電磁接触器 Pending JPH065084U (ja)

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JP9552191U JPH065084U (ja) 1991-11-21 1991-11-21 電磁接触器

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JP9552191U JPH065084U (ja) 1991-11-21 1991-11-21 電磁接触器

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JPH065084U true JPH065084U (ja) 1994-01-21

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JP9552191U Pending JPH065084U (ja) 1991-11-21 1991-11-21 電磁接触器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260511A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Togami Electric Mfg Co Ltd 電磁接触器装置及び電磁接触器用外箱
WO2014068625A1 (ja) * 2012-11-05 2014-05-08 三菱電機株式会社 電磁接触器
JP2017182889A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 三菱電機株式会社 電磁開閉器

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