JPH0713207Y2 - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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JPH0713207Y2
JPH0713207Y2 JP1986055568U JP5556886U JPH0713207Y2 JP H0713207 Y2 JPH0713207 Y2 JP H0713207Y2 JP 1986055568 U JP1986055568 U JP 1986055568U JP 5556886 U JP5556886 U JP 5556886U JP H0713207 Y2 JPH0713207 Y2 JP H0713207Y2
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JP
Japan
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mounting portion
bottom plate
reinforcing rib
mounting
case
Prior art date
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JP1986055568U
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JPS62172133U (ja
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裕二 中林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、放電灯安定器等の電磁装置に関するもので
ある。
〔背景技術〕 第6図および第7図に従来例を示す。すなわち、この電
磁装置は、底板30の幅方向の両側に側板31,32を有する
ケース33と、このケース33の底板30と前記側板31,32と
の間に固定された本体34と、前記底板30の両端部の取付
穴36aを有する取付部36を仕切るように前記幅方向に平
行な方向に形成された振動伝達防止用のスリット35とを
備えたものである。
一般に電磁装置は、本体34に使用している積層鋼板の磁
気歪振動あるいは漏洩磁束に起因する振動が、ケース33
の取付部36を固定するねじやリベット等を通して照明器
具の器具本体等の取付部材に伝達されて騒音を発生す
る。これに対して、この電磁装置によれば、底板30と取
付部36との間にスリット35が形成されるため、本体34の
振動がスリット35により吸収されて、振動が器具本体に
伝播することを防止でき、そのため、器具本体に取付け
たときの騒音を低減することができる。
ところが、この電磁装置は、取付部36の取付穴36aを有
する部分とスリット35との間の幅が狭いため、ケース33
の長手方向の引張りおよび圧縮強度が低下するという欠
点があった。すなわち、器具本体等に取付けた状態で器
具本体を運搬するとき等に起こる衝撃を考慮した落下試
験を行うと、取付ねじ等を通じて取付穴36aに加わる力
によって、取付部36が想像線のように変形して電磁装置
が器具本体より外れたり、スリット35が閉ざされて接触
状態となることによりスリット35の機能がなくなり本体
の振動が取付部36および器具本体に伝達されて騒音が大
きくなるという問題があった。
これに対して、第1図および第2図に示すようにスリッ
ト6により仕切られた取付部7の外面側に突出する補強
リブ8を形成した電磁装置が提案された。1は底板、2,
3は側板、4はケース、5は本体、7aは取付穴であり、
第2図は補強リブ8が複数形成された他の提案例であ
る。
この電磁装置によれば、取付部7が補強リブ8により補
強されるので騒音を大きくすることなく簡単な構成によ
りケース4の引張り強度および圧縮強度を改善すること
ができ、また本体5の挿入時に補強リブ8が邪魔になら
ない。
しかし、この電磁装置は、側板および取付部を通じて器
具本体に振動が伝達されるため騒音の防止が十分でなか
った。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、本体の挿入が容易で取付部の強度が
大きく、しかも器具本体に伝達する騒音をより一層低減
することができる電磁装置を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の電磁装置は、底板の幅方向の両側に側板を有
するケースと、このケースの前記底板と前記側板との間
に固定された本体と、前記底板の両端部の取付穴を有す
る取付部を仕切るように前記幅方向に平行な方向に形成
された振動伝達防止用のスリットと、前記取付部の外面
に突出するように形成されて衝撃に伴う前記取付部の前
記幅方向と直角な方向の変形を防止する補強リブと、前
記取付部の前記補強リブの近傍に取付けられて前記補強
リブよりも突出した弾性取付片とを備えたものである。
この考案の構成によれば、衝撃に伴う取付部の底板の幅
方向と直角な方向の変形を防止する補強リブを取付部に
形成したため、騒音を大きくすることなく簡単な構成に
より取付部の引張り強度および圧縮強度を改善でき、し
かも補強リブは底板の外面側に突出しているため、本体
をケースに収納するときに補強リブが邪魔にならない。
さらに弾性取付片が取付部の補強リブの近傍に取付けら
れた補強リブよりも突出し、弾性取付片を介して被取付
体に取付けられているため、補強リブおよび底板は被取
付体から離れるので弾性取付片の振動吸収により、より
一層騒音を低減できるとともに、弾性取付片により取付
部をさらに補強でき、また弾性取付片が補強リブにより
回転止めおよび位置決めされるので組立容易になる。
実施例 この考案の一実施例を第3図ないし第5図に基づいて説
明する。すなわち、この電磁装置は、底板1の幅方向の
両側に側板2,3を有するケース4と、このケース4の底
板1と前記側板2,3との間に固定された本体5と、前記
底板1の両端部の取付穴7aを有する取付部7を仕切るよ
うに前記幅方向に平行な方向に形成された振動伝達防止
用のスリット6と、前記取付部7の外面に突出するよう
に形成されて衝撃に伴う前記取付部7の前記幅方向と直
角な方向の変形を防止する補強リブ8と、前記取付部7
の前記補強リブ8の近傍に取付けられて前記補強リブ8
よりも突出した弾性取付片10とを備えている。
前記電磁装置は放電灯安定器を実施例としている。
前記ケース4は筒形に形成され、底板1および側板2,3
を長手方向に突出している。
前記本体5は図示しない鉄心およびコイルで構成される
が、進相,遅相形や、漏洩磁路の有無およびコンデンサ
の有無等を問うものでなく、またコンパウンドの有無や
種類を問うものでもない。この本体5はケース4の一端
側から挿着されて固定される。
前記取付部7の取付穴7aは切欠を実施例としている。
前記補強リブ8は取付穴7aとスリット6との間に形成さ
れ、その位置は限定されないが、とくに幅が狭くなる中
央に位置させると補強効果が高い。また補強リブ8が取
付部7の外面に突出することにより、組立時に本体5を
ケース4内に収納するとき補強リブ8が邪魔にならない
ので、作業性を損なわない。さらに取付穴7aにゴムパッ
キン等の弾性取付片10を設け、弾性取付片10を器具本体
11と底板1との間に介在することにより騒音をより一層
低下させている。9は取付ねじ,12はナットである。こ
の場合、補強リブ8の高さよりも弾性取付片10の底板1
からの突出量を大きくして、器具本体11と補強リブ8が
接触しないようにしている。弾性取付片10を設けること
により、電磁装置の長手方向の引張り強度および圧縮強
度を向上できる上に、弾性取付片10の回転止めおよび位
置決めの効果がある。
この実施例によれば、衝撃に伴う取付部7の底板1の幅
方向と直角な方向の変形を防止する補強リブ8を取付部
7に形成したため、騒音を大きくすることなく簡単な構
成により取付部7の引張り強度および圧縮強度を改善で
き、しかも補強リブ8は底板1の外面側に突出している
ため、本体5をケース4に収納するときに補強リブ8が
邪魔にならない。さらに弾性取付片10が取付部7の補強
リブ8の近傍に取付けられ補強リブ8よりも突出し、弾
性取付片10を介して被取付体である器具本体11に取付け
られているため、補強リブ8および底板1は被取付体か
ら離れるので弾性取付片10の振動吸収により、より一層
騒音を低減できるとともに、弾性取付片10により取付部
7をさらに補強でき、また弾性取付片10が補強リブ8に
より回転止めおよび位置決めされるので組立容易にな
る。
なお、この考案において、前記取付部7の取付穴7aは切
欠であったが、孔でもよい。またケース4は筒形であっ
たが、底板1と側板2,3を有するベースと側板2,3にかし
めることにより本体1を固定するカバーとで構成しても
よい。
〔考案の効果〕
この考案の電磁装置によれば、衝撃に伴う取付部の底板
の幅方向と直角な方向の変形を防止する補強リブを取付
部に形成したため、騒音を大きくすることなく簡単な構
成により取付部の引張り強度および圧縮強度を改善で
き、しかも補強リブは底板の外面側に突出しているた
め、本体をケースに収納するときに補強リブが邪魔にな
らない。さらに弾性取付片が取付部の補強リブの近傍に
取付けられ補強リブよりも突出し、弾性取付片を介して
被取付体に取付けられているため、補強リブおよび底板
は被取付体から離れるので弾性取付片の振動吸収によ
り、より一層騒音を低減できるとともに、弾性取付片に
より取付部をさらに補強でき、また弾性取付片が補強リ
ブにより回転止めおよび位置決めされるので組立容易に
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は提案例の部分斜視図、第2図は他の提案例の部
分斜視図、第3図はこの考案の一実施例の部分斜視図、
第4図は器具本体への取付状態を示す断面図、第5図は
その横方向からみた概略断面図、第6図は従来例の部分
斜視図、第7図はその概略断面図である。 1…底板、2,3…側板、4…ケース、5…本体、6…ス
リット、7…取付部、7a……取付穴、8…補強リブ、10
…弾性取付片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板の幅方向の両側に側板を有するケース
    と、このケースの前記底板と前記側板との間に固定され
    た本体と、前記底板の両端部の取付穴を有する取付部を
    仕切るように前記幅方向に平行な方向に形成された振動
    伝達防止用のスリットと、前記取付部の外面に突出する
    ように形成されて衝撃に伴う前記取付部の前記幅方向と
    直角な方向の変形を防止する補強リブと、前記取付部の
    前記補強リブの近傍に取付けられて前記補強リブよりも
    突出した弾性取付片とを備えた電磁装置。
JP1986055568U 1986-04-14 1986-04-14 電磁装置 Expired - Lifetime JPH0713207Y2 (ja)

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JPS62172133U JPS62172133U (ja) 1987-10-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150024220A (ko) * 2013-08-26 2015-03-06 삼성전자주식회사 전자사진방식 화상형성장치

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JPH0751778Y2 (ja) * 1988-02-15 1995-11-22 株式会社テック 放電灯安定器
JP2007095720A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置及び照明器具

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