JPH0220418Y2 - - Google Patents

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JPH0220418Y2
JPH0220418Y2 JP1985190275U JP19027585U JPH0220418Y2 JP H0220418 Y2 JPH0220418 Y2 JP H0220418Y2 JP 1985190275 U JP1985190275 U JP 1985190275U JP 19027585 U JP19027585 U JP 19027585U JP H0220418 Y2 JPH0220418 Y2 JP H0220418Y2
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resonator
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JP1985190275U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車における吸気音や排気音等の
低減のために用いられるレゾネータをボデー側部
材に支持させるためのステーのレゾネータ本体へ
の位置決め構造に関する。
[従来の技術] 吸気音や排気音を低減させるために、内管と該
内管周囲に設けられた封入形外管との間に共嗚室
を構成し、内管内を通過する音を、共嗚管を介し
て共嗚室で吸収させ低減するようにしたレゾネー
タが知られている。
このレゾネータは、通常ステーを介してボデー
側部材に取付けられるが、そのステーの位置決め
構造は、たとえば第8図および第9図に示すよう
になつている。図は、吸気レゾネータ用ステーの
場合を示しており、1はレゾネータ本体を示して
いる。レゾネータ本体1の側面側には、凹部2が
形成されており、凹部2内に、相手側のボデー側
部材3まで延びるレゾネータステー4が取付けら
れる。レゾネータステー4は、ボルト5、ワツシ
ヤ6を介してレゾネータ本体1に組付けられてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記のような従来構造には、つぎの
ような問題点がある。
まず、レゾネータ本体1をボデー側部材3に対
して所定の位置に決めるためには、レゾネータス
テー4をレゾネータ本体1に対して所定の位置、
所定の方向に決めた状態で固定しなければなら
ず、そのために、レゾネータステー4をレゾネー
タ本体1に組付ける際に治具にセツトしてボルト
5を締め付ける必要があり、組付け工数がかかる
という問題がある。
また、レゾネータステー4はレゾネータ本体1
に対してボルト5で固定されているだけであるか
ら、固定強度が十分とはいえば、レゾネータステ
ー4をレゾネータ本体1に組付けた後でも、運搬
時等にレゾネータステー4が通い箱等に強く当た
つたり運搬中に振動を受けたりすると、回転して
その位置が第10図に示すようにずれることがあ
るという問題もある。
本考案は、上記のような問題を解消するため
に、治具セツトしなくても所定の位置決めがで
き、かつ組付けられたステーの位置が運搬中等に
ずれることのないレゾネータステーの位置決め構
造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的に沿う本考案のレゾネータステーの位
置決め構造は、レゾネータ本体に取付けられ、レ
ゾネータ本体をボデー側部材に対して支持するレ
ゾネータステーの取付け構造において、レゾネー
タ本体の一側面にレゾネータステーが挿入される
凹部を設け、該凹部のレゾネータステー挿入方向
に沿う方向の面には、該凹部に挿入されるレゾネ
ータステーの挿入方向に沿う方向の面にそれぞれ
当接することによりレゾネータステーの挿入方向
と垂直の方向の位置を決める位置決め面を形成
し、凹部の底面には、凹部に挿入されるレゾネー
タステーの先端面に当接することによりレゾネー
タステーの挿入方向の位置を決める位置決め面を
形成したものから成つている。
[作用] このような位置決め構造においては、レゾネー
タステーは、単にその先端面が凹部の底面に形成
された位置決め面に当接するまで挿入された後、
ボルト等によりレゾネータ本体に固定される。凹
部のレゾネータステー挿入方向に沿う方向の面に
はレゾネータステーの挿入方向に沿う方向の面、
たとえば上下面にそれぞれ当接する位置決め面が
形成されているので、この位置決め面に沿わせて
単にレゾネータステーを凹部に挿入するだけで挿
入方向と垂直の方向の位置が決められ、組付け後
もこの位置決め面によつてレゾネータステーの面
が保持されるので、挿入方向と垂直の方向の位置
ずれは防止される。また、凹部の底面にも位置決
め面が形成されているので、この位置決め面に当
接するまでレゾネータステーを挿入するだけでレ
ゾネータステーの挿入方向の位置が決められると
ともに、この当接はボルト締め付けによりそのま
ま保持されるので、組付け後の挿入方向の位置ず
れも防止される。
このように、治具セツトなしで単にレゾネータ
ステーの凹部への挿入だけで所定の位置決めが可
能になり、組付け後には、レゾネータステーはボ
ルトによる締結に加え凹部の位置決め面三面によ
つて保持されるので、固定強度が増大されるとと
もに一旦決められた位置がそのまま精度よく保た
れる。
[実施例] 以下に本考案のレゾネータステーの位置決め構
造の望ましい実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図は、本考案の一実施例に係
るレゾネータステーの位置決め構造を示してお
り、吸気レゾネータに本考案を適用した場合を示
している。図において、10は、樹脂製のレゾネ
ータ本体を示しており、レゾネータ本体10は、
車両の所定の位置に取付けられる。
レゾネータ本体10の一側面には、側方に向け
て開口する凹部11が形成されている。この凹部
11には、レゾネータステー12の一端部が挿入
されており、レゾネータステー12の他端側は、
相手側部材としてのボデー側部材13まで延び
て、振動吸収用の弾性部材14を介して該ボデー
側部材13に固定される。
凹部11内のレゾネータステー挿入方向に沿う
方向の面としての上下面には、それぞれ、凹部1
1に挿入されるレゾネータステー12の上下面に
それぞれ当接することによりレゾネータステー1
2の上下方向の位置を決める位置決め面15が形
成されている。位置決め面15は、本実施例で
は、レゾネータステー12挿入方向に延びる凸条
16の上面、下面として形成されており、凸条1
6は、凹部11の上下面にそれぞれ2条づつ形成
されている。
凹部11の底面側、つまりレゾネータステー1
2の挿入方向先端側の面には、該凹部11に挿入
されるレゾネータステー12の先端面に当接する
ことによりレゾネータステー12の挿入方向の位
置を決める位置決め面17が形成されている。位
置決め面17は、レゾネータステー12挿入に対
するストツパとしても機能し、本実施例では、突
起18の先端面として形成されている。
レゾネータステー12には、ボルト挿通用の穴
19が設けられており(本実施例では2個)、穴
19の背面側には、メネジを構成するためのナツ
ト(またはボス部)20が固着されている。レゾ
ネータステー12は、ボルト21を穴19に挿通
しナツト20部と締結することにより、レゾネー
タ本体10に固定されている。
なお、22はレゾネータ本体10側のボルト挿
通用の穴、23はボルト21位置固定用のブツシ
ユを示している。
上記のように構成された実施例装置の作用につ
いて以下に説明する。
第4図ないし第6図に、レゾネータステー12
の組付け状態を示す。第4図は、組付け前の状態
を示しており、レゾネータステー12は、レゾネ
ータ本体10の凹部11に矢印の方向に挿入され
る。
レゾネータステー12がレゾネータ本体10の
凹部11に挿入され始めた時点を第5図に示す。
レゾネータステー12は、その上下面がそれぞれ
凹部11内に形成されている位置決め面15に当
接されてガイドされながら挿入される。この当接
により、レゾネータステー12のレゾネータ本体
10に対する上下方向の位置は、単にレゾネータ
ステー12が凹部11に挿入されるだけで自然に
決められる。
レゾネータステー12は、位置決め面15にガ
イドされながら、その先端面が位置決め面17に
当接されるまで挿入される。挿入後に第6図に示
すように、ボルト21によりレゾネータ本体10
に締結され、レゾネータステー12のレゾネータ
本体10への組付けが完了する。レゾネータステ
ー12の先端面が位置決め面17に当接される
と、レゾネータステー12の穴19とレゾネータ
本体10側の穴22の位置が合致し、レゾネータ
ステー12を単に凹部11内に挿し込むだけで、
レゾネータステー12はレゾネータ本体10に対
して自然に所定の位置に決められる。
したがつて、レゾネータステー12は、単に凹
部11内に挿入されるだけで、レゾネータ本体1
0に対して上下方向にも挿入方向にも所定の位置
に決められ、従来のような治具が不要化される。
しかも、組付け後には、ボルト21による締結と
ともに、位置決め面15,17の三面によつて位
置が固定されることになるので、固定強度が向上
されるとともに、外力に対してレゾネータステー
12の位置ずれが防止される。とくに本実施例の
如く位置決め面15が上下2条づつ形成されれ
ば、レゾネータステー12はねじれ方向にも確実
に固定されるので、その位置決め精度および固定
強度がより向上される。
つぎに第7図に本考案の別の実施例を示す。
本実施例においては、レゾネータ本体30の凹
部31の上下面には凸条は設けられず、凹部31
の上下面32,33自体が位置決め面として構成
されている。そして、ボルト34の締結位置がこ
の上下面側の片方または両方に設定されている。
レゾネータステー35の長さが長くなつてくる
と、そのボデー側先端部での振動が大きな力とな
つて締付け位置に働いてくるが、上記のように上
下2方向からの締結にすることにより締結強度が
確保され、大きな外力に対しても位置ずれ等が防
止される。その他の構成、作用は前述の実施例に
準じる。
なお、上記各実施例においては、レゾネータス
テー挿入方向に沿う方向の位置決め面を凹部の上
下面に形成したが、これに限らず、たとえば、第
2図における紙面と垂直の方向に該位置決め面を
形成するようにしてもよい。つまり、レゾネータ
ステーに加わる外力の方向に応じて位置決め面を
設定可能である。また、上記各実施例は吸気レゾ
ネータについて説明したが、これに限らず、排気
系等に設けられる他の同タイプのレゾネータ全て
について本考案の適用は可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のレゾネータステ
ーの位置決め構造によるときは、レゾネータステ
ーを単にレゾネータ本体に形成した凹部に挿入す
るだけで自然に位置決めできるようにしたので、
従来のような位置決めのための治具を不要化する
ことができ、組付けを簡略化して組付け工数を低
減することができるという効果が得られる。
また、組付け後にも各位置決め面によつてレゾ
ネータステーの位置が保持されるようにしたの
で、運搬時等にかかる外力に対しレゾネータステ
ーの位置ずれを防止することができるとともに、
レゾネータ本体に対する固定強度を向上すること
ができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るレゾネータス
テーの位置決め構造の斜視図、第2図は第1図の
装置の部分正面図、第3図は第2図の装置の−
線に沿う縦断面図、第4図ないし第6図は第1
図の装置の組付け順序を示す部分正面図、第7図
は本考案の別の実施例に係るレゾネータステーの
位置決め構造の部分正面図、第8図は従来のレゾ
ネータステーの位置決め構造の斜視図、第9図は
第8図の装置の側面図、第10図は第8図の装置
におけるレゾネータステーの位置ずれ状態を示す
斜視図、である。 10,30……レゾネータ本体、11,31…
…凹部、12,35……レゾネータステー、13
……ボデー側部材、15,32,33……上下方
向位置決め面、16……凸条、17……挿入方向
位置決め面、18……突起、21,34……ボル
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レゾネータ本体に取付けられ、レゾネータ本体
    をボデー側部材に対して支持するレゾネータステ
    ーの位置決め構造において、前記レゾネータ本体
    の一側面に前記レゾネータステーが挿入される凹
    部を設け、該凹部のレゾネータステー挿入方向に
    沿う方向の面に、該凹部に挿入されるレゾネータ
    ステーの挿入方向に沿う方向の面にそれぞれ当接
    することによりレゾネータステーの挿入方向と垂
    直の方向の位置を決める位置決め面を形成し、前
    記凹部の底面に、該凹部に挿入されるレゾネータ
    ステーの先端面に当接することによりレゾネータ
    ステーの挿入方向の位置を決める位置決め面を形
    成したことを特徴とするレゾネータステーの位置
    決め構造。
JP1985190275U 1985-12-12 1985-12-12 Expired JPH0220418Y2 (ja)

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JP1985190275U JPH0220418Y2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12

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JP1985190275U JPH0220418Y2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12

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JPS6298719U JPS6298719U (ja) 1987-06-23
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