JP2896909B2 - 放電灯用安定器 - Google Patents

放電灯用安定器

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JP2896909B2 JP1320969A JP32096989A JP2896909B2 JP 2896909 B2 JP2896909 B2 JP 2896909B2 JP 1320969 A JP1320969 A JP 1320969A JP 32096989 A JP32096989 A JP 32096989A JP 2896909 B2 JP2896909 B2 JP 2896909B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放電灯用安定器に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図および第7図には安定器本体および放電灯用安
定器の従来例が示されている。安定器本体1は、鉄心と
巻線(共に図示せず)とを結合しベース2に締着されて
いる。このように構成された安定器本体1は、取付板3
との間に複数個の防振用弾性体4を介して取付板3に取
付けられる。取付けに当っては取付板3に設けた取付片
5によって、ベース2の押圧部6か防振用弾性体4を介
して押圧されるようにしている。このようにして安定器
の振動が照明器具に伝達するのを防止している。
〔発明が解決しようとする課題〕
第6図および第7図の上記従来技術は、取付板3に設
けた取付片5により防振用弾性体4を介して取付板3に
押圧されている安定器本体1のベース2の押圧部が、ベ
ース2の長手方向に沿って直線状に形成されているの
で、長手方向(第7図のx方向)に衝撃等の力が加えら
れた場合には、取付板3とベース2との位置がずれてし
まい、元に戻らなくなる問題があった。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、衝撃等
による安定器本体の位置ずれ防止を可能とした放電灯用
安定器を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ベースに切欠きを設け、この切欠きに対
応する取付板に取付片を設けて、この取付片を防振用弾
性体を介して切欠きに折り曲げ係止すると共に、取付板
に設けたストッパと、これに対向するベースの端部との
間隙を、防振用弾性体の取付片から突出させた側縁の厚
さより小さくすることにより、達成される。
〔作用〕
上記手段を設けたので、衝撃等の力が加わって取付板
に設けたストッパとベースとが当接しても防振用弾性体
は弾性限界内の変形に抑えられるようになって、防振用
弾性体はその復元力が保持されるようになる。
すなわち取付板に設けたストッパとベース端部との間
隙を、切欠きに挿着した防振用弾性体の側縁の厚さより
も小さくしたので、外部から衝撃等の力が加わり、ベー
スの位置がずれて取付板のストッパに当接しても、ベー
スの切欠きと取付板に設けた取付片との間に位置する防
振用弾性体の側縁は完全につぶされることがなく、弾性
限界内の変形にとどまるようになって、防振用弾性体の
弾性復元力によりベースと取付板との関係位置は元の状
態に戻る。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図から第3図には本発明の一実施例が示されてい
る。なお従来と同じ部品には同じ符号(ただし、添え字
aを適宜に付加する)を付したので説明を省略する。本
実施例ではベース2aに切欠き7を設け、この切欠き7に
対応する取付板3aに取付片5を設けて、この取付片5を
防振用弾性体4を介して切欠き7に折曲げ係止すると共
に、取付板3aに設けたストッパ8と、これに対向するベ
ース2aの端部との間隙aを、防振用弾性体4の取付片5
から突出させた側縁の厚さa′より小さくした。このよ
うにすることにより、衝撃等の力が加わって取付板3aに
設けたストッパ8とベース2aとが当接しても防振用弾性
体4は弾性限界内の変形に抑えられるようになって、防
振用弾性体4はその復元力が保持されるようになり、衝
撃等による安定器本体1の位置ずれ防止を可能とした放
電灯用安定器を得ることができる。
すなわち安定器本体1のベース2aには複数の切欠き7
を設け、切欠き7に防振用弾性体4を挿着し、この防振
用弾性体4を介して取付板3aに設けた取付片5を切欠き
7内に屈曲させて取付ける。そして取付板3aの安定器本
体1側にはベース2aに係止するストッパ8を設け、スト
ッパ8とベース2aとの間隙aを防振用弾性体4の取付片
5より突出させた側縁の厚さa′よりも小さくした(第
1図参照)。このようにすることにより例えば第1図の
左方向から取付板3aに衝撃等の大きな力Fxが加えた場合
は、第2図に示されているように、ベース2aの側面とス
トッパ8の側面とが当接しても、防振用弾性体4の側縁
が完全につぶされることはなく、弾性限界内の変形に抑
えられるようになる。このため衝撃等の大きな力Fxが取
除かれると、ベース2aと取付板3aとは防振用弾性体4の
弾性によって再び第2図から第1図に示したような元の
状態に戻る。
また、ストッパ8の基部で取付板3aに沿ってベース2a
の下部に伸びている肉厚部8aは、運搬等で最大の力が加
わる第1図に示されているy方向への落下衝撃に際し
て、取付板3aとベース2aとに挟まれた防振用弾性体4の
底部4a、並びに後述する放熱部材に対する極度な加圧を
避けるためのもので、ストッパ8の肉厚部8aとベース2a
の底部との距離bを、防振用弾性体4の底部4aの厚さ
b′より小さくした。このように距離bと上述の間隙a
とは、ベース2aと取付板3aとの衝撃遮断のために必要な
ものである。
防振用弾性体4は第3図にも示されているように、第
1図のベース2aに設けた切欠き7にそれぞれ対応する位
置で、取付板3aとベース2aとの間に溝部9、屈曲部10を
設けて(第3図(a)参照)挟み込む。そして切欠き7
に屈曲部10から内側に曲げ、防振用弾性体4の溝部9を
介して取付片5を折り曲げ(第3図(b)参照)、安定
器本体1を取付板3aに固定している。
このように本実施例によれば安定器本体1に発生する
振動が取付板3aを介して照明器具に伝達させるのが阻止
されると共に、外部より衝撃が加えられ安定器本体1が
取付板3aのストッパ8に接触しても、防振用弾性体4は
弾性限界内の変形をするだけであるので、安定器本体1
と取付板3aとの相互位置は容易に元に復する。
第4図には本発明の防振用弾性体の他の実施例が示さ
れている。本実施例は防振用弾性体4Aを所定の形状に屈
曲させて作製したものである。このようにすることによ
り前述の場合のように、取付後、切欠きに屈曲部から内
側に曲げたりする要がなくなり、安定器組立の際に予め
ベース側に取付けて使用するのに適している。勿論、こ
の防振用弾性体4Aも前述の場合と同様、復元性および振
動の吸収が大きな弾性材料を成形して形成したものであ
ることは言うまでもない。
第5図には本発明の更に他の実施例が示されている。
本実施例は安定器本体1と取付板3aとの間に、放熱部材
11を設けた。このようにすることにより、安定器本体1
から発生する熱は放熱部材11を通して放熱されるように
なって、前述の場合よりも安定器の温度を低くすること
ができる。
なお、放熱部材11は、復元性、振動の遮断性および熱
伝導性が良好で、かつ防振用弾性体4よりも柔軟なシー
ト状あるいは波形状の弾性部材(例えばアルミニウム製
の波形)である。そして装着前は防振用弾性体4の底部
4aの厚さb′よりもやや厚く、装着後は安定器本体1の
ベース2aと取付板3aとに充分に接し、しかも落下衝撃に
際してベース2aとストッパ8の肉厚部8aとが接するまで
圧縮させても、弾性限界内の変形にとどまるようにし
た。
〔発明の効果〕
上述のように本発明は衝撃等による安定器本体の位置
ずれが防止されるようになって、衝撃等による安定器本
体の位置ずれ防止を可能とした放電灯用安定器を得るこ
とができる。
また、防振用弾性体の底部の厚さを前記のごとく定め
れば、落下方向の衝撃よる位置ずれの防止に特に好適で
ある。一方、安定器本体と取付板との間に放熱部材を配
置すれば、安定器の放熱特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の放電灯用安定器の一実施例の縦断側面
図、第2図は第1図の取付板に外力が加わった場合の状
態を示す縦断側面図、第3図(a)、(b)は同じく一
実施例の防振用弾性体を示すもので(a)は装着前の斜
視図、(b)は装着状態を示す縦断側面図、第4図は本
発明の放電灯用安定器の他の実施例の防振用弾性体の斜
視図、第5図は本発明の放電灯用安定器の更に他の実施
例の縦断側面図、第6図は従来の放電灯用安定器の安定
器本体の斜視図、第7図は第6図の安定器本体を取付板
に取付けた状態を示す放電灯用安定器の斜視図である。 1……安定器本体、2a……ベース、3a……取付板、4,4A
……防振用弾性体、4a……防振用弾性体の底部、5……
取付片、7……切欠き、8……ストッパ、8a……ストッ
パの肉厚部、11……放熱部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心と巻線とを結合しベースに締着した安
    定器本体を、防振用弾性体を介して取付板に取付けた放
    電灯用安定器において、前記ベースに切欠きを設け、こ
    の切欠きに対応する前記取付板に取付片を設け、この取
    付片を前記防振用弾性体を介して前記切欠きに折曲げ係
    止すると共に、 前記取付板に設けたストッパと、これに対向するベース
    の端部との間隙を、前記防振用弾性体の前記取付片から
    突出させた側縁の厚さより小さくし、 前記ストッパの肉厚部と、この肉厚部に対向した前記ベ
    ースの底部との距離を前記防振用弾性体の底部の厚さよ
    りも小さくしたことを特徴とする放電灯用安定器。
  2. 【請求項2】鉄心と巻線とを結合しベースに締着した安
    定器本体を、防振用弾性体を介して取付板に取付けた放
    電灯用安定器において、前記ベースに切欠きを設け、こ
    の切欠きに対応する前記取付板に取付片を設け、この取
    付片を前記防振用弾性体を介して前記切欠きに折曲げ係
    止すると共に、 前記取付板に設けたストッパと、これに対向するベース
    の端部との間隙を、前記防振用弾性体の前記取付片から
    突出させた側縁の厚さより小さくし、 前記安定器本体と前記取付板との間に放熱部材を設けた
    ことを特徴とする放電灯用安定器。
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