JPH06150991A - アース部品取り付け構造 - Google Patents

アース部品取り付け構造

Info

Publication number
JPH06150991A
JPH06150991A JP29985792A JP29985792A JPH06150991A JP H06150991 A JPH06150991 A JP H06150991A JP 29985792 A JP29985792 A JP 29985792A JP 29985792 A JP29985792 A JP 29985792A JP H06150991 A JPH06150991 A JP H06150991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
ground plate
component
protrusion
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29985792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Horie
正治 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP29985792A priority Critical patent/JPH06150991A/ja
Publication of JPH06150991A publication Critical patent/JPH06150991A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い精度を要することなく導通を確実に得
る。 【構成】 第2アース板22には立上部23及び幅サイ
ズSbなる開口部24が形成され、第1アース板20に
は間隔Saを置いて対向状態に一対の弾性部21aが形
成されている。第2アース板22の開口部24に、径サ
イズScなる突起13を挿通せしめた後、上述の第2ア
ース板22の上から第1アース板20が圧入される。上
述の径サイズSc、幅サイズSb、間隔Saには(Sa
<Sc<Sb)の関係がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアース部品取り付け構
造、特にVTRのような電子機器におけるアース機能を
有する部品の取付けに好適なアース部品取り付け構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】アース機能を有する部品(以下、アース
部品と称する)の取り付け構造が各種、提案されてお
り、その一例が図5及び図6に示されている。
【0003】電子機器のパネル100の所定の位置に突
起105が形成されており、該突起105にはアース板
110が取り付けられている。このアース板110に
は、突起105を挿通するための小孔106が形成され
ており、該小孔106に臨む一部分が弾性部112とさ
れている。
【0004】アース板110の小孔106に突起105
を挿通させようとする時、弾性部112が突起105の
先端部に接触する。この状態でアース板110を図6
中、矢示D方向に圧入すると、一対の弾性部112が弾
性限度内で撓み、該弾性部112の弾性によってアース
板110がパネル100に押し付け固定されると共に、
突起105に押圧され該突起105から外れない状態と
なる。
【0005】アース板110の端部には、断面U字状の
接触部111が形成されており、アース板110の取り
付け固定時、接触部111がアース板120と面接触し
導通するようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような導通を
目的とするアース板110の取り付け構造では、部品精
度、組み立て精度のバラツキを完全に吸収することがで
きないという問題点があった。このため、部品精度、組
み立て精度のバラツキに起因する導通不良を解決するこ
とができないという問題点があった。
【0007】本発明は、上述の問題点を解消するべくな
されたものであって、本発明は、高い精度を要すること
なく導通を確実に得ることの可能なアース部品取り付け
構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、パネルに突出形成されている突起を用い
て、第一のアース部品と第二のアース部品を接続せしめ
るアース部品取り付け構造に於いて、上記第一のアース
部品の一部に、上記突起の横断面におけるサイズよりも
小なる間隔を置いて、一対の弾性部を対向状態で設け、
上記第二のアース部品の一部を区画し曲折して立上部を
形成すると共に、開口部を形成し、上記第二のアース部
品の開口部に上記突起を挿通せしめ、上記突起及び上記
第二のアース部品の立上部を、第一のアース部品の弾性
部の弾性力を以て押圧・固定するようにした構成として
いる。
【0009】
【作用】第二のアース部品の一部を区画すると共に曲折
して立上部及び開口部を形成する。また、第一のアース
部品の一部に、突起の横断面におけるサイズよりも小な
る間隔を置いて、一対の弾性部が対向状態で設けられ
る。
【0010】第二のアース部品の開口部にパネルに突出
形成されている突起を挿通せしめる。この後、第一のア
ース部品の弾性部を突起に接触させた状態で、第一のア
ース部品に対して圧入する。
【0011】第一のアース部品の弾性部で得られる弾性
力によって、第一のアース部品と第二のアース部品、と
りわけ弾性部と立上部が、より強く面接触せしめられる
と共に、固定せしめられる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4を参照
して説明する。この一実施例では、VTRのキャビネッ
トを例として説明がなされている。図1には、VTRの
キャビネット1の断面図が示されている。このキャビネ
ット1は、上側キャビネット3と、プラスチックシャー
シ(以下、単にシャーシと称する)5と、該シャーシ5
の前側(図中、矢示FR方向)に取り付けられている合
成樹脂製の前パネル7とから主に構成されている。
【0013】前パネル7には押しボタン11が一体形成
されており、また、この前パネル7には必要に応じてド
ア9を取り付けることができる。前パネル7のドア9に
対応する部分7aには表示板13が貼り付けられてい
る。この表示板13の部分13a、即ち、上述の前パネ
ル7の部分7a側には、金属箔が設けられている。
【0014】シャーシ5の立上部5aの前側(図中、矢
示FR方向)には、タクトスイッチ15を有する基板1
7が取り付けられている。このタクトスイッチ15は前
述の押しボタン11を介して操作する事ができる。
【0015】前パネル7の下側部分7bには、Scなる
径サイズの突起13が形成されている。該突起13に
は、第1アース板20、第2アース板22が後述する状
態にて取り付けられている。第1アース板20の曲折部
20aは表示板13の金属箔に面接触せしめられてお
り、該第1アース板20の曲折部20bは第2アース板
22の曲折部22aに面接触せしめられている。
【0016】第2アース板22の曲折部22bは、その
端面が、底部に配されている底板24に面接触せしめら
れている。該底板24は、前パネル7の下側部分7b、
第2アース板22の曲折部22bと共に、ビス26によ
ってシャーシ5に螺合せしめられている。
【0017】次いで、図2乃至図4を参照して突起13
に対する第1アース板20、第2アース板22の構成及
び組付け状態を説明する。図2及び図3に於いて、第2
アース板22には、該第2アース板22の一部を区画
し、該区画部分を図示のように曲折形成することによっ
て立上部23及び開口部24が形成されている。即ち、
立上部23が曲折形成されることで生ずる開口部分が開
口部24とされている。該開口部24の幅サイズはSb
とされている。
【0018】第1アース板20には、該第1アース板2
0からH字形状の部分が打ち抜かれることにより、一対
の弾性部21aが形成されている。この一対の弾性部2
1aは、間隔Saを置いて対向状態に設けられている。
上述の径サイズSc、幅サイズSb、間隔Saの大小関
係は、(Sa<Sc<Sb)とされている。
【0019】図3及び図4に於いて、第2アース板22
の開口部24に突起13を挿通せしめる。前述したよう
に、(Sa<Sc<Sb)の関係があるので、第2アー
ス板22に対する突起13の挿通は容易に行うことがで
きる。
【0020】次いで、第1アース板20の突起13に対
する挿通を行う。しかしながら、該第1アース板20の
一対の弾性部21a間に対する突起13の挿通は、前述
の(Sa<Sc<Sb)の関係からそのままでは行うこ
とができない。従って、第1アース板20の一対の弾性
部21aに突起13を接触させた状態で、図中、矢示D
方向に圧入する。
【0021】これによって、図4に示されるように弾性
部21aは弾性限度内にて曲折状態に変形せしめられ
る。図4に示されている状態に於いて、弾性部21a
は、突起13、第2アース板22の立上部23にそれぞ
れ押圧され当接せしめられている。弾性部21aの弾性
力によって、第2アース板22が図中、矢示D方向に押
圧せしめられている。また、前述の(Sa<Sc<S
b)の関係から第2アース板22の立上部23が、弾性
部21aの弾性力によって、突起13に押圧され当接せ
しめられる。
【0022】この結果、第2アース板22は、第1アー
ス板20の弾性部21aの弾性力によって前パネル7に
押圧・固定せしめられる。従って、第1及び第2アース
板20、22は振動、衝撃等で、突起13から外れるこ
とが防止される。また、上述の第2アース板22と第1
アース板20は面接触せしめられ、特に、弾性部21a
と立上部23は、より強く押圧されて面接触せしめられ
るので、確実な導通を確保できる。
【0023】従って、図1に示されるように、表示板1
3の部分13aに設けられている金属箔から、第1アー
ス板20、該第1アース板20と面接触されている第2
アース板22を経て、該第2アース板22と面接触され
ている底板24に至る経路で、アースの経路が形成され
る。このため、操作者の身体に発生した静電気が、表示
板13と押しボタン11間の隙間dから入り込むと、上
述のアースの経路を経て底板24に流れる。従って、静
電気がタクトスイッチ15の金属リード(図示せず)に
飛ぶことが防止され、静電気から部品を守ることができ
る。
【0024】この一実施例では、第2アース板22には
立上部23及び幅サイズSbなる開口部24が形成さ
れ、第1アース板20には間隔Saを置いて対向状態に
一対の弾性部21aが形成されている。第2アース板2
2の開口部24に、径サイズScなる突起13を挿通せ
しめた後、上述の第2アース板22の上から第1アース
板20が圧入される。上述の径サイズSc、幅サイズS
b、間隔Saには(Sa<Sc<Sb)の関係があるの
で、弾性部21aは、突起13、立上部23とそれぞれ
強く押圧・当接し合い面接触する。この結果、第2アー
ス板22は、第1アース板20の弾性部21aによって
前パネル7に押圧、固定せしめられると共に、上述の第
2アース板22と第1アース板20は面接触せしめられ
る。
【0025】従って、第1アース板20と第2アース板
22の加工精度或いは組み立て精度のバラツキを吸収す
ることができ、確実な導通を得る事ができる。また、立
上部23の表面に油、汚れ等が付着していても、弾性部
21aと立上部23が、より強く押圧せしめられること
から、確実な導通を確保できる。そして、これによっ
て、アース経路を確実に確保する事ができ、タクトスイ
ッチ15の金属リードにおける短絡を防止でき、静電気
から部品を守る事ができる。更に、第1アース板20と
第2アース板22が、振動、衝撃等で突起13から外れ
ることが防止される。
【0026】また、導体は、一般的に、数が少ないほ
ど、抵抗が低くアース効果を得易い。しかしながら、コ
スト、形状の難易、組み立て状況等から複数の導体を必
要とする状況が発生した場合、導体間の接触抵抗を低く
押さえる必要がある。一実施例によれば、弾性部21a
にて得られる弾性力によって、第1及び第2アース板2
0、22との面接触、また立上部23と弾性部21aと
の面接触がより確実なものとなり、押圧により、必要最
小限の接触抵抗で確実な導通を確保できる。
【0027】尚、この一実施例によれば、VTRを例に
説明されているが、これに限定されるものではなく、あ
らゆる電子機器に適用できるものである。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、アース部品の加工精
度或いは組み立て精度のバラツキを吸収することがで
き、確実な導通を得る事ができるという効果がある。ま
た、立上部の表面に油、汚れ等が付着していても確実な
導通を確保できるという効果がある。そして、必要最小
限の接触抵抗で確実な導通を確保できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分拡大断面図であ
る。
【図2】アース部品の組み付け状態を示す部分拡大断面
図である。
【図3】アース部品の組み付け状態を示す部分拡大斜視
図である。
【図4】アース部品の組み付け後の状態を示す部分拡大
断面図である。
【図5】従来のアース部品の組み付け状態を示す部分拡
大斜視図である。
【図6】従来のアース部品の組み付け状態を示す部分拡
大斜視図である。
【符号の説明】
7 前パネル 13、105 突起 20 第1アース板 22 第2アース板 23 立上部 24 開口部 21a 弾性部 100 パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに突出形成されている突起を用い
    て、第一のアース部品と第二のアース部品を接続せしめ
    るアース部品取り付け構造に於いて、 上記第一のアース部品の一部に、上記突起の横断面にお
    けるサイズよりも小なる間隔を置いて、一対の弾性部を
    対向状態で設け、 上記第二のアース部品の一部を区画し曲折して立上部を
    形成すると共に、開口部を形成し、 上記第二のアース部品の開口部に上記突起を挿通せし
    め、上記突起及び上記第二のアース部品の立上部を、第
    一のアース部品の弾性部の弾性力を以て押圧・固定する
    ようにしたことを特徴とするアース部品取り付け構造。
JP29985792A 1992-11-10 1992-11-10 アース部品取り付け構造 Pending JPH06150991A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29985792A JPH06150991A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 アース部品取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29985792A JPH06150991A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 アース部品取り付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06150991A true JPH06150991A (ja) 1994-05-31

Family

ID=17877792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29985792A Pending JPH06150991A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 アース部品取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06150991A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009043125A1 (en) * 2007-10-05 2009-04-09 Derick Arippol Attachment device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009043125A1 (en) * 2007-10-05 2009-04-09 Derick Arippol Attachment device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5334048A (en) Electrical connector with board retention device
JPH07245147A (ja) モジュラージャック
JPH06150991A (ja) アース部品取り付け構造
JPH06163125A (ja) 基板対基板用コネクタ
US2953766A (en) Connector for printed circuit panels
JP2007165101A (ja) 帯電防止機能を備えた電子機器
JP3551587B2 (ja) 押しボタン装置
JPH0946065A (ja) 筐 体
JP2002063823A (ja) プッシュスイッチ
JP2848361B2 (ja) シールド構造及びシールド方法
JPH0973960A (ja) コネクタ
JPH0720855Y2 (ja) 端子装置
KR890007987Y1 (ko) 슬라이드형 전자부품
US10849230B2 (en) Surface mounted switch assembly
JPH0132683Y2 (ja)
JPH0595137U (ja) シールドクランプ
JPH0757797A (ja) 電子機器
JP2504985Y2 (ja) 高周波回路装置
KR100553204B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치의 연결 부재 고정 구조
JPS6042427Y2 (ja) 押釦装置
JP2529084Y2 (ja) スプリングコネクタ
JPS62211818A (ja) 押釦装置
JP3638375B2 (ja) Icカード
JPH0238557Y2 (ja)
JPH05281569A (ja) Lcdの取付具