JPH11274763A - 回路基板保持構造 - Google Patents

回路基板保持構造

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JPH11274763A
JPH11274763A JP7074498A JP7074498A JPH11274763A JP H11274763 A JPH11274763 A JP H11274763A JP 7074498 A JP7074498 A JP 7074498A JP 7074498 A JP7074498 A JP 7074498A JP H11274763 A JPH11274763 A JP H11274763A
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JP
Japan
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circuit board
cabinet
casing
holding structure
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP7074498A
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English (en)
Inventor
Kazunori Imazaki
一範 今崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH11274763A publication Critical patent/JPH11274763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシングの外部から力が加えられても、そ
の力がそのままダイレクトに回路基板に伝達されるのを
防止できる回路基板保持構造を提供する。 【解決手段】 ケーシング12の表側半分を構成する表
側キャビネット12aと、ケーシング12の裏側半分を
構成する裏側キャビネット12bと、表側キャビネット
12aと裏側キャビネット12bとにより形成される部
品収納室14内に保持され、ケーシング12を有する携
帯電話機8の動作を制御する回路基板15とを備えた回
路基板保持構造において、回路基板15を裏側キャビネ
ット12bのボス部24にゴムダンパー22を介して取
り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話機
やPHS等の携帯電子装置のケーシング内に回路基板を
保持するための回路基板保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回路基板保持構造としては、例え
ば、図4及び図5に示すような携帯電話機10がある。
図4に示すように、携帯電話機10のケーシング12
は、その表側半分を構成する表側キャビネット12a
と、その裏側半分を構成する裏側キャビネット12bと
を備えている。そして、表側キャビネット12aと裏側
キャビネット12bとの間には部品収納室14が形成さ
れており、この部品収納室14内には、電子回路を構成
する半導体部品等の複数の電子部品が基板に実装された
回路基板16が保持されている。
【0003】回路基板16の基板上に複数の電子部品が
実装されてできた電子回路は、携帯電話機10がその機
能を発揮するために、各種の制御動作や演算動作を行う
ものである。このような回路基板16は、シールドケー
ス部分等の強度を有する部分をビス18により固定し
て、表側キャビネット12aと裏側キャビネット12b
との間に保持されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の回路基板保持構造においては、ケーシング1
2の表側キャビネット12aまたは裏側キャビネット1
2bに、ビス18を用いて回路基板16を直接固定した
り、或いは表側キャビネット12aと裏側キャビネット
12bの間に回路基板16を挾み込んで、ビス18で共
締めして直接固定するような構造となっているため、落
下、衝撃、振動等の、ケーシング12に外部から加えら
れる力が、緩衝されることなくそのままダイレクトに回
路基板16に伝達され、携帯電話機10の故障や誤動作
の原因となるおそれがあるという問題があった。
【0005】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、ケ
ーシングの外部から力が加えられても、その力がそのま
まダイレクトに回路基板に伝達されるのを防止できる回
路基板保持構造を提供することを課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ケーシングの表側半分を構成する表側キャ
ビネットと、前記ケーシングの裏側半分を構成する裏側
キャビネットと、前記表側キャビネットと裏側キャビネ
ットとにより形成される室内に保持され前記ケーシング
を有する装置の動作を制御する回路基板とを備えた回路
基板保持構造において、前記回路基板を前記表側キャビ
ネット及び裏側キャビネットの少なくとも一方に緩衝手
段を介して取り付ける構成としたものである。
【0007】このような構成の回路基板保持構造によれ
ば、回路基板を、表側キャビネット及び裏側キャビネッ
トの少なくとも一方に、緩衝手段を介して取り付けるよ
うにしたため、ケーシングの外部から力が加えられたと
きは、その力が回路基板に伝達される前に緩衝手段によ
り緩衝されるので、その力がそのままダイレクトに回路
基板に伝達されるのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1及び図2
は、本発明による回路基板保持構造の第1の実施の形態
に係る携帯電話機を説明するために参照する図である。
【0009】図1に示すように、携帯電話機8のケーシ
ング12は、その表側半分を構成する表側キャビネット
12aと、その裏側半分を構成する裏側キャビネット1
2bとを備えている。そして、表側キャビネット12a
と裏側キャビネット12bとの間には部品収納室14が
形成されており、この部品収納室14内には、電子回路
を構成する半導体部品等の複数の電子部品が基板に実装
された回路基板15が保持されている。
【0010】回路基板15の基板上に複数の電子部品が
実装された電子回路は、携帯電話機8がその機能を発揮
するために、携帯電話機8についての各種の制御動作や
演算動作を行うものである。このような回路基板15
は、その一部が、弾性を有するゴム(弾性材料)により
形成されたゴムダンパー22(緩衝手段)を介して、裏
側キャビネット12bに設けられている。
【0011】すなわち、裏側キャビネット12bには、
中心孔にビス18が緩く挿通するボス部24が一体成形
されており、このボス部24の外側円周面にゴムダンパ
ー22が焼付固着され、或いは堅く嵌め込まれている。
【0012】図2に示すように、回路基板15の長さ中
央部の両側部には切欠き部15aが形成されており、こ
の切欠き部15aがゴムダンパー22に嵌合して位置決
めされた上で、裏側キャビネット12bに取り付けられ
ている。そして、ビス18により裏側キャビネット12
bに表側キャビネット12aが共締めされることによ
り、ケーシング12及び携帯電話機8の組立てが完成す
るようになっている。
【0013】このような構成の携帯電話機8によれば、
回路基板15をケーシング12の裏側キャビネット12
bに、ゴムダンパー22を介して取り付けるようにした
ため、落下、衝撃、振動等の、携帯電話機8のケーシン
グ12にその外部から力が加えられたときは、その外部
からの力が回路基板15に伝達される前に、ゴムダンパ
ー22の弾性変形により吸収(緩衝)されるので、外部
からの力がそのままダイレクトに回路基板15に伝達さ
れて、回路基板15の故障や誤作動の原因となることを
防止することができる。
【0014】また、ケーシング12が捩られるような力
を外部から受けても、ゴムダンパー22が変形すること
により、回路基板15に伝達される力を削減させること
ができる。このようなことから、上記構成の第1の実施
の形態に係る携帯電話機8によれば、そのケーシング1
2の強度を結果的に向上させることができる。
【0015】また、回路基板15の切欠き部15aがゴ
ムダンパー22に押し付けられて嵌合するために、その
嵌合した時点で裏側キャビネット12bを逆さまにして
も、回路基板15は裏側キャビネット12bから離れて
落下することがない。このため、裏側キャビネット12
bに表側キャビネット12aを組み付ける時の、ビス1
8の締付け作業を容易にすることができる。
【0016】図3は、本発明の第2の実施の形態を説明
するために参照する図である。前記第1の実施の形態に
おいて、裏側キャビネット12bに一体成形されたボス
部24は、図3(a)に示すように、単なる円筒状に形
成されていたのに対し、この第2の実施の形態において
は、図3(b)に示すように、円筒部材を円周方向にお
いて互いに離隔するように3つに分割された、3つの支
持片26a(緩衝手段)を裏側キャビネット12bに一
体成形させると共に、前記第1の実施の形態で用いたゴ
ムダンパー22を用いないで、その分小さくした回路基
板15の切欠き部15aを、直に支持部26の支持片2
6aに嵌合,接触させる点において異なるものである。
【0017】このような第2の実施の形態によれば、ケ
ーシング12に外部からの力が加えられたときは、その
力が回路基板15に伝達される前に支持部26の3つの
支持片26aのいずれかの弾性変形により吸収されるの
で、外部からの力がそのままダイレクトに回路基板15
に伝達されて、回路基板15の故障や誤作動の原因とな
ることを防止することができる。
【0018】また、ケーシング12が捩られるような力
を受けても、支持部26の支持片26aが変形すること
により、回路基板15に伝達される力を削減させること
ができる。このようなことから、上記第2の実施の形態
に係る携帯電話機によっても、そのケーシング12の強
度を結果的に向上させることができる。そして第2の実
施の形態に係る携帯電話機によれば、前記第1の実施の
形態に比べて、部品(ゴムダンパー22)を減らせるの
でコストダウンを図ることができる。
【0019】なお、前記第1の実施の形態においては緩
衝手段としてゴムダンパー22を用いたが、代りにエラ
ストマー(プラスチックゴム)を用いてもよいことはも
ちろんのこと、金属性のコイルバネや板バネを用いても
よく、或いは、緩衝動作が行えるものであればどのよう
な部材をも用いることができる。
【0020】また、前記第1の実施の形態においては、
ケーシング12の裏側キャビネット12bの2ヵ所にゴ
ムダンパー22を設けた場合について説明したが、ゴム
ダンパー22を設ける場所は裏側キャビネット12bの
1ヵ所でもよく、或いは3ヵ所以上に設けてもよい。
【0021】また、前記第1の実施の形態においては、
回路基板15が設けられるゴムダンパー22を裏側キャ
ビネット12b側に(ボス部24に)設けたものであっ
たが、回路基板15が設けられるゴムダンパー22は表
側キャビネット12a側に設けてもよく、或いはゴムダ
ンパー22を回路基板15側に設けて、その回路基板1
5に設けたゴムダンパー22を表側キャビネット12a
及び裏側キャビネット12bのいずれの側に取り付ける
ようにしてもよい。
【0022】また、前記第1の実施の形態においては、
本発明の回路基板保持構造を携帯電話機に用いたものに
ついて説明したが、そのほかに、PHS、ポケットベ
ル、トランシーバー等、本発明の効果を得ることができ
るものであればどのような装置に用いてもよい。
【0023】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その
他にも各種の変更が可能なものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回路基板
保持構造によれば、回路基板を、表側キャビネット及び
裏側キャビネットの少なくとも一方に、緩衝手段を介し
て取り付けるようにしたため、ケーシングの外部から力
が加えられたときは、その力が回路基板に伝達される前
に緩衝手段により緩衝されるので、その力がそのままダ
イレクトに回路基板に伝達されるのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路基板保持構造の第1の実施の
形態に係る携帯電話機8の側面断面図である。
【図2】図1における携帯電話機8のII−II線矢視
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明するための図
であり、図3(a)は図1における携帯電話機8のボス
部24の斜視図、図3(b)は本発明の第2の実施の形
態に係る支持部26の3つの支持片26aを示すその斜
視図である。
【図4】従来の携帯電話機10を示す側面断面図であ
る。
【図5】図4における携帯電話機10のV−V線矢視断
面図である。
【符号の説明】
8,10…携帯電話機、12…ケーシング、12a…表
側キャビネット、12b…裏側キャビネット、14…部
品収納室、15,16…回路基板、15a…切欠き部、
18…ビス、22…ゴムダンパー、24…ボス部、26
…支持部、26a…支持片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの表側半分を構成する表側キ
    ャビネットと、 前記ケーシングの裏側半分を構成する裏側キャビネット
    と、 前記表側キャビネットと裏側キャビネットとにより形成
    される室内に保持され前記ケーシングを有する装置の動
    作を制御する回路基板と、 を備えた回路基板保持構造において、 前記回路基板を前記表側キャビネット及び裏側キャビネ
    ットの少なくとも一方に緩衝手段を介して取り付けるこ
    とを特徴とする回路基板保持構造。
  2. 【請求項2】 前記緩衝手段として弾性材料を用いたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の回路基板保持構造。
  3. 【請求項3】 前記緩衝手段として、前記回路基板を保
    持する前記表側キャビネット及び裏側キャビネットの少
    なくとも一方の保持部分が弾性変形し易い形状に形成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の回路基板保持構
    造。
JP7074498A 1998-03-19 1998-03-19 回路基板保持構造 Pending JPH11274763A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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