JPH09282829A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- JPH09282829A JPH09282829A JP9290596A JP9290596A JPH09282829A JP H09282829 A JPH09282829 A JP H09282829A JP 9290596 A JP9290596 A JP 9290596A JP 9290596 A JP9290596 A JP 9290596A JP H09282829 A JPH09282829 A JP H09282829A
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- JP
- Japan
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- lid
- cartridge
- disc
- opening
- disk
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円盤状記録媒体を容易に取り出し可能とし、
機械的強度を向上する。 【解決手段】 収納される光ディスク50の主面に直交
する後方面に設けられてディスク収納部に対して光ディ
スク50が挿脱される後方面開口部19と、上記後方面
に直交する主面で後方面開口部19に連続して切り欠か
れた主面開口部20、21とを有するカートリッジ本体
2と、上記後方面開口部19の一方側縁に開閉自在に支
持された後方面蓋体部23と、この後方面蓋体部23に
直交して設けられて上記主面開口部20、21を開閉す
る主面蓋体部27、28とを有する蓋体4とを備える。
機械的強度を向上する。 【解決手段】 収納される光ディスク50の主面に直交
する後方面に設けられてディスク収納部に対して光ディ
スク50が挿脱される後方面開口部19と、上記後方面
に直交する主面で後方面開口部19に連続して切り欠か
れた主面開口部20、21とを有するカートリッジ本体
2と、上記後方面開口部19の一方側縁に開閉自在に支
持された後方面蓋体部23と、この後方面蓋体部23に
直交して設けられて上記主面開口部20、21を開閉す
る主面蓋体部27、28とを有する蓋体4とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光磁
気ディスク等の円盤状記録媒体を収納するディスクカー
トリッジに関する。
気ディスク等の円盤状記録媒体を収納するディスクカー
トリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスク等の
ように、2枚のディスク板が貼り合わせられて構成され
た貼り合わせ円盤状記録媒体が提案されている。例え
ば、図7に示すように、直径寸法が120mmの光ディ
スク100は、互いに貼り合わせられた2枚のディスク
板101、102を備えている。これら2枚のディスク
板101、102は、中心孔103を有する円盤状にそ
れぞれ形成されている。また、これらディスク板10
1、102は、合成樹脂材料によって形成された基体
と、この基体の主面上に形成される情報信号層と、この
情報信号層を機械的及び化学的に保護するために情報信
号層上に被覆形成される保護層とを備えている。これら
ディスク板101、102は、基体上の情報信号層が形
成された面を信号記録面としている。これらディスク板
101、102は、この信号記録面の情報信号層が形成
された領域を情報信号領域104とし、中心孔103の
外周で情報信号層が形成されていない領域を載置領域1
05とし、外周縁107側で情報信号層が形成されてい
ない領域を外部領域106としている。
ように、2枚のディスク板が貼り合わせられて構成され
た貼り合わせ円盤状記録媒体が提案されている。例え
ば、図7に示すように、直径寸法が120mmの光ディ
スク100は、互いに貼り合わせられた2枚のディスク
板101、102を備えている。これら2枚のディスク
板101、102は、中心孔103を有する円盤状にそ
れぞれ形成されている。また、これらディスク板10
1、102は、合成樹脂材料によって形成された基体
と、この基体の主面上に形成される情報信号層と、この
情報信号層を機械的及び化学的に保護するために情報信
号層上に被覆形成される保護層とを備えている。これら
ディスク板101、102は、基体上の情報信号層が形
成された面を信号記録面としている。これらディスク板
101、102は、この信号記録面の情報信号層が形成
された領域を情報信号領域104とし、中心孔103の
外周で情報信号層が形成されていない領域を載置領域1
05とし、外周縁107側で情報信号層が形成されてい
ない領域を外部領域106としている。
【0003】この光ディスク100を収納する従来のデ
ィスクカートリッジ110は、図7に示すように、例え
ば、略方形の浅皿状のカートリッジ本体111と、この
カートリッジ本体111の後方面側に一方縁が回動自在
に取り付けられた略方形の薄板状の蓋体112とを備え
ている。
ィスクカートリッジ110は、図7に示すように、例え
ば、略方形の浅皿状のカートリッジ本体111と、この
カートリッジ本体111の後方面側に一方縁が回動自在
に取り付けられた略方形の薄板状の蓋体112とを備え
ている。
【0004】カートリッジ本体111は、一方主面の中
央領域に、光ディスク100が収納される略円形状のデ
ィスク収納部113が設けられている。このディスク収
納部113は、中央部から前面側に亘って略方形状に開
口された再生開口部114が設けられている。これら再
生開口部114は、光ディスク100の情報信号領域1
04の一部、載置領域105及び中心孔103をカート
リッジ本体111の外方に臨ませる大きさに形成されて
いる。また、ディスク収納部113は、中央部の再生開
口部114の外周に、光ディスク100の載置領域10
5を載置する略半円形状の載置凸部115が設けられて
いる。
央領域に、光ディスク100が収納される略円形状のデ
ィスク収納部113が設けられている。このディスク収
納部113は、中央部から前面側に亘って略方形状に開
口された再生開口部114が設けられている。これら再
生開口部114は、光ディスク100の情報信号領域1
04の一部、載置領域105及び中心孔103をカート
リッジ本体111の外方に臨ませる大きさに形成されて
いる。また、ディスク収納部113は、中央部の再生開
口部114の外周に、光ディスク100の載置領域10
5を載置する略半円形状の載置凸部115が設けられて
いる。
【0005】蓋体112は、カートリッジ本体111の
表面積よりやや小とされた表面積を有している。この蓋
体112は、カートリッジ本体111のディスク収納部
113を開閉する。蓋体112は、カートリッジ本体1
11の載置凸部115に対応した中央部に、光ディスク
100の載置領域105を支持する光ディスク支持凸部
116が設けられている。
表面積よりやや小とされた表面積を有している。この蓋
体112は、カートリッジ本体111のディスク収納部
113を開閉する。蓋体112は、カートリッジ本体1
11の載置凸部115に対応した中央部に、光ディスク
100の載置領域105を支持する光ディスク支持凸部
116が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
に構成された従来のディスクカートリッジ110は、光
ディスク100を取り出す際に、まず、蓋体112がデ
ィスク収納部113を開放する。ディスクカートリッジ
110は、ディスク収納部113が下方に向けられ、光
ディスク100を自重により下方に移動動作させる。そ
して、この光ディスク100は、中心孔103と外周縁
107とがユーザーの指によって挟まれ、ディスクカー
トリッジ110から取り出される。
に構成された従来のディスクカートリッジ110は、光
ディスク100を取り出す際に、まず、蓋体112がデ
ィスク収納部113を開放する。ディスクカートリッジ
110は、ディスク収納部113が下方に向けられ、光
ディスク100を自重により下方に移動動作させる。そ
して、この光ディスク100は、中心孔103と外周縁
107とがユーザーの指によって挟まれ、ディスクカー
トリッジ110から取り出される。
【0007】ところが、この従来のディスクカートリッ
ジ110では、ユーザーが光ディスク100を取り出す
際に、光ディスク100を不注意で落下させ、光ディス
ク100の信号記録面を損傷させるおそれがあるといっ
た問題点があった。また、このディスクカートリッジ1
10では、光ディスク100を取り出す際に、光ディス
ク100の信号記録面に不注意でユーザーの指を接触さ
せ、光ディスク100の信号記録面に指紋、塵埃等を付
着させるといった問題点があった。このため、この従来
のディスクカートリッジ110では、光ディスク100
に対して情報信号の再生不能或いは誤再生を生じさせる
ことになる。
ジ110では、ユーザーが光ディスク100を取り出す
際に、光ディスク100を不注意で落下させ、光ディス
ク100の信号記録面を損傷させるおそれがあるといっ
た問題点があった。また、このディスクカートリッジ1
10では、光ディスク100を取り出す際に、光ディス
ク100の信号記録面に不注意でユーザーの指を接触さ
せ、光ディスク100の信号記録面に指紋、塵埃等を付
着させるといった問題点があった。このため、この従来
のディスクカートリッジ110では、光ディスク100
に対して情報信号の再生不能或いは誤再生を生じさせる
ことになる。
【0008】この問題点を解決する手段としては、光デ
ィスク100を自重によりスライド動作させて取り出す
ディスクカートリッジ120が提案されている。このデ
ィスクカートリッジ120は、図8に示すように、光デ
ィスク100が収納されるカートリッジ本体121と、
このカートリッジ本体121の前面側にスライド自在に
取り付けられたシャッタ部材122と、カートリッジ本
体121の後方面側に回動自在に取り付けられた蓋体1
23とを備えている。
ィスク100を自重によりスライド動作させて取り出す
ディスクカートリッジ120が提案されている。このデ
ィスクカートリッジ120は、図8に示すように、光デ
ィスク100が収納されるカートリッジ本体121と、
このカートリッジ本体121の前面側にスライド自在に
取り付けられたシャッタ部材122と、カートリッジ本
体121の後方面側に回動自在に取り付けられた蓋体1
23とを備えている。
【0009】カートリッジ本体121は、略方形の浅皿
状に形成された一対の上ハーフ124と下ハーフ125
とが突き合わせ結合されて構成される。このカートリッ
ジ本体121には、一方主面の中央部から前面側に亘っ
て略方形状に開口された再生開口部126が設けられて
いる。これら再生開口部126は、光ディスク100の
情報信号領域104の一部、載置領域105及び中心孔
103をカートリッジ本体121の外方に臨ませる大き
さに形成されている。
状に形成された一対の上ハーフ124と下ハーフ125
とが突き合わせ結合されて構成される。このカートリッ
ジ本体121には、一方主面の中央部から前面側に亘っ
て略方形状に開口された再生開口部126が設けられて
いる。これら再生開口部126は、光ディスク100の
情報信号領域104の一部、載置領域105及び中心孔
103をカートリッジ本体121の外方に臨ませる大き
さに形成されている。
【0010】また、カートリッジ本体121は、一方主
面の再生開口部126を含む前面側に位置して、シャッ
タ部材取付凹部127が段落ち形成されている。このシ
ャッタ部材取付凹部127には、再生開口部126を開
閉する略縦長方形状のシャッタ部材122がスライド自
在に取り付けられている。
面の再生開口部126を含む前面側に位置して、シャッ
タ部材取付凹部127が段落ち形成されている。このシ
ャッタ部材取付凹部127には、再生開口部126を開
閉する略縦長方形状のシャッタ部材122がスライド自
在に取り付けられている。
【0011】さらに、カートリッジ本体121は、後方
面側を開放した光ディスク挿脱開口部128が設けられ
ている。この光ディスク挿脱開口部128は、光ディス
ク100を挿脱するに足る大きさを有する。この光ディ
スク挿脱開口部128は、後方右側面の内面に位置して
係合凸部が設けられている。
面側を開放した光ディスク挿脱開口部128が設けられ
ている。この光ディスク挿脱開口部128は、光ディス
ク100を挿脱するに足る大きさを有する。この光ディ
スク挿脱開口部128は、後方右側面の内面に位置して
係合凸部が設けられている。
【0012】蓋体123は、一方縁がカートリッジ本体
121の後方縁に回動自在に取り付けられ、光ディスク
挿脱開口部128を開閉する。この蓋体123は、光デ
ィスク挿脱開口部128を閉塞するに足る大きさを有し
ている。この蓋体123は、他方縁側に、光ディスク挿
脱開口部128の内部に設けられた係合凸部に係合する
係合片129が設けられている。
121の後方縁に回動自在に取り付けられ、光ディスク
挿脱開口部128を開閉する。この蓋体123は、光デ
ィスク挿脱開口部128を閉塞するに足る大きさを有し
ている。この蓋体123は、他方縁側に、光ディスク挿
脱開口部128の内部に設けられた係合凸部に係合する
係合片129が設けられている。
【0013】以上のように構成された従来のディスクカ
ートリッジ120は、光ディスク100を取り出す際
に、まず、蓋体123が光ディスク挿脱開口部128を
開放する。ディスクカートリッジ120は、光ディスク
挿脱開口部128が斜め下方に向けられ、光ディスク1
00を自重により斜め下方にスライド動作させる。そし
て、この光ディスク100は、中心孔103と外周縁1
07とがユーザーの指によって挟まれ、ディスクカート
リッジ120から取り出される。
ートリッジ120は、光ディスク100を取り出す際
に、まず、蓋体123が光ディスク挿脱開口部128を
開放する。ディスクカートリッジ120は、光ディスク
挿脱開口部128が斜め下方に向けられ、光ディスク1
00を自重により斜め下方にスライド動作させる。そし
て、この光ディスク100は、中心孔103と外周縁1
07とがユーザーの指によって挟まれ、ディスクカート
リッジ120から取り出される。
【0014】しかしながら、この従来のディスクカート
リッジ120では、蓋体123の一方縁がカートリッジ
本体121の後方縁に取り付けられているため、蓋体1
23が光ディスク挿脱開口部128に対して約90°以
上に開放されなければ、光ディスク100を取り出させ
ることが困難であるといった問題点があった。また、こ
の従来のディスクカートリッジ120では、蓋体123
が光ディスク挿脱開口部128を閉塞するに足る長板状
に形成されているため、蓋体123が容易に破損するお
それがあるといった問題点があった。
リッジ120では、蓋体123の一方縁がカートリッジ
本体121の後方縁に取り付けられているため、蓋体1
23が光ディスク挿脱開口部128に対して約90°以
上に開放されなければ、光ディスク100を取り出させ
ることが困難であるといった問題点があった。また、こ
の従来のディスクカートリッジ120では、蓋体123
が光ディスク挿脱開口部128を閉塞するに足る長板状
に形成されているため、蓋体123が容易に破損するお
それがあるといった問題点があった。
【0015】そこで、本発明は、円盤状記録媒体を容易
に取り出し可能とし、機械的強度を向上したディスクカ
ートリッジを提供することを目的に提案されたものであ
る。
に取り出し可能とし、機械的強度を向上したディスクカ
ートリッジを提供することを目的に提案されたものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るディスクカートリッジは、収納される円盤状記
録媒体の主面に直交する一側面部に設けられてディスク
収納部に対して円盤状記録媒体が挿脱される第1の開口
部と、上記一側面部に直交する主面で第1の開口部に連
続して切り欠かれた第2の開口部とを有するカートリッ
ジ本体と、上記第1の開口部の一方側縁に開閉自在に支
持された第1の蓋体部と、この第1の蓋体部に直交して
設けられて上記第2の開口部を開閉する第2の蓋体部と
を有する蓋体とを備える。
明に係るディスクカートリッジは、収納される円盤状記
録媒体の主面に直交する一側面部に設けられてディスク
収納部に対して円盤状記録媒体が挿脱される第1の開口
部と、上記一側面部に直交する主面で第1の開口部に連
続して切り欠かれた第2の開口部とを有するカートリッ
ジ本体と、上記第1の開口部の一方側縁に開閉自在に支
持された第1の蓋体部と、この第1の蓋体部に直交して
設けられて上記第2の開口部を開閉する第2の蓋体部と
を有する蓋体とを備える。
【0017】また、このディスクカートリッジは、上記
第2の蓋体部の先端縁に係合傾斜部が設けられ、上記第
2の開口部の先端縁に第2の蓋体部に閉塞された際に上
記係合傾斜部に係合される被係合傾斜部が設けられても
良い。
第2の蓋体部の先端縁に係合傾斜部が設けられ、上記第
2の開口部の先端縁に第2の蓋体部に閉塞された際に上
記係合傾斜部に係合される被係合傾斜部が設けられても
良い。
【0018】さらに、このディスクカートリッジは、上
記カートリッジ本体における上記第1の開口部の一側縁
と対向する他方側縁の近傍に、蓋体に係合する係合部が
設けられ、上記蓋体に第1の開口部及び第2の開口部を
閉塞した際に上記係合部に弾性変位して係合する被係合
片が設けられても良い。
記カートリッジ本体における上記第1の開口部の一側縁
と対向する他方側縁の近傍に、蓋体に係合する係合部が
設けられ、上記蓋体に第1の開口部及び第2の開口部を
閉塞した際に上記係合部に弾性変位して係合する被係合
片が設けられても良い。
【0019】以上のように構成された本発明に係るディ
スクカートリッジは、円盤状記録媒体を取り出す際に、
カートリッジ本体の第1の開口部が斜め下方に向けら
れ、円盤状記録媒体を自重によりスライド動作させる。
そして、ディスクカートリッジは、円盤状記録媒体を蓋
体の第2の蓋体部の間に進入させ、第1の蓋体部に当接
させる。このとき、ディスクカートリッジは、蓋体の第
2の蓋体部が円盤状記録媒体を支持している。そして、
ディスクカートリッジは、蓋体の第2の蓋体部に円盤状
記録媒体を支持させた状態で、第2の蓋体部が第2の開
口部を開放する。ディスクカートリッジは、円盤状記録
媒体の中心孔をカートリッジ本体の第2の開口部から外
方に臨ませる位置に、円盤状記録媒体をスライド動作さ
せる。この状態で、円盤状記録媒体は、中心孔と外周部
とがユーザーの指によって挟まれ、カートリッジ本体内
のディスク収納部から取り出される。
スクカートリッジは、円盤状記録媒体を取り出す際に、
カートリッジ本体の第1の開口部が斜め下方に向けら
れ、円盤状記録媒体を自重によりスライド動作させる。
そして、ディスクカートリッジは、円盤状記録媒体を蓋
体の第2の蓋体部の間に進入させ、第1の蓋体部に当接
させる。このとき、ディスクカートリッジは、蓋体の第
2の蓋体部が円盤状記録媒体を支持している。そして、
ディスクカートリッジは、蓋体の第2の蓋体部に円盤状
記録媒体を支持させた状態で、第2の蓋体部が第2の開
口部を開放する。ディスクカートリッジは、円盤状記録
媒体の中心孔をカートリッジ本体の第2の開口部から外
方に臨ませる位置に、円盤状記録媒体をスライド動作さ
せる。この状態で、円盤状記録媒体は、中心孔と外周部
とがユーザーの指によって挟まれ、カートリッジ本体内
のディスク収納部から取り出される。
【0020】また、このディスクカートリッジは、蓋体
の第1の蓋体部が第1の開口部を開放した状態で、円盤
状記録媒体がディスク収納部に収納される。そして、こ
のディスクカートリッジは、蓋体の第1の蓋体部が第1
の開口部を閉塞する方向に回動される。このとき、第2
の蓋体部の係合傾斜部は、ディスク収納部に傾斜した状
態で収納された円盤状記録媒体の外周部に当接する。こ
の第2の蓋体部の係合傾斜部は、円盤状記録媒体の外周
部を押圧して、円盤状記録媒体の一部を蓋体の第2の蓋
体部の間に移動させ、円盤状記録媒体をカートリッジ本
体内のディスク収納部に収納させる。
の第1の蓋体部が第1の開口部を開放した状態で、円盤
状記録媒体がディスク収納部に収納される。そして、こ
のディスクカートリッジは、蓋体の第1の蓋体部が第1
の開口部を閉塞する方向に回動される。このとき、第2
の蓋体部の係合傾斜部は、ディスク収納部に傾斜した状
態で収納された円盤状記録媒体の外周部に当接する。こ
の第2の蓋体部の係合傾斜部は、円盤状記録媒体の外周
部を押圧して、円盤状記録媒体の一部を蓋体の第2の蓋
体部の間に移動させ、円盤状記録媒体をカートリッジ本
体内のディスク収納部に収納させる。
【0021】さらに、蓋体は、第1の蓋体が第1の開口
部を閉塞する方向に回動されると、第2の蓋体部の係合
傾斜部がカートリッジ本体の第2の開口部の被係合傾斜
部にそれぞれ当接する。そして、この第2の蓋体部の係
合傾斜部は、第2の開口部の被係合傾斜部上をそれぞれ
スライド動作して、第2の開口部の被係合傾斜部に係合
する。そして、蓋体は、第1の蓋体部が第1の開口部を
閉塞した際に、第2の蓋体部が第2の開口部を確実に閉
塞する。
部を閉塞する方向に回動されると、第2の蓋体部の係合
傾斜部がカートリッジ本体の第2の開口部の被係合傾斜
部にそれぞれ当接する。そして、この第2の蓋体部の係
合傾斜部は、第2の開口部の被係合傾斜部上をそれぞれ
スライド動作して、第2の開口部の被係合傾斜部に係合
する。そして、蓋体は、第1の蓋体部が第1の開口部を
閉塞した際に、第2の蓋体部が第2の開口部を確実に閉
塞する。
【0022】また、このディスクカートリッジは、蓋体
の第1の蓋体部が第1の開口部を開放した状態で、円盤
状記録媒体が収納される。そして、このディスクカート
リッジは、蓋体の第1の蓋体部が第1の開口部を閉塞す
る。このとき、ディスクカートリッジは、蓋体の被係合
片がカートリッジ本体の係合部に弾性変位して係合し、
第1の蓋体部が第1の開口部を閉塞した状態に保持され
る。
の第1の蓋体部が第1の開口部を開放した状態で、円盤
状記録媒体が収納される。そして、このディスクカート
リッジは、蓋体の第1の蓋体部が第1の開口部を閉塞す
る。このとき、ディスクカートリッジは、蓋体の被係合
片がカートリッジ本体の係合部に弾性変位して係合し、
第1の蓋体部が第1の開口部を閉塞した状態に保持され
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図1乃至図6の図面を参照して詳細に説明
する。本発明の実施の形態として示すディスクカートリ
ッジ1は、光ディスク50を収納自在としている。この
ディスクカートリッジ1に収納される光ディスク50
は、図2に示すように、厚さ寸法が0.6mmの第1の
ディスク板51と厚さ寸法が0.6mmの第2のディス
ク板52とが互いに貼り合わされて構成されている。し
たがって、この光ディスク50は、全体の厚さ寸法が
1.2mmとされている。また、この光ディスク50
は、トラックピッチ0.80μmとされている。
態について、図1乃至図6の図面を参照して詳細に説明
する。本発明の実施の形態として示すディスクカートリ
ッジ1は、光ディスク50を収納自在としている。この
ディスクカートリッジ1に収納される光ディスク50
は、図2に示すように、厚さ寸法が0.6mmの第1の
ディスク板51と厚さ寸法が0.6mmの第2のディス
ク板52とが互いに貼り合わされて構成されている。し
たがって、この光ディスク50は、全体の厚さ寸法が
1.2mmとされている。また、この光ディスク50
は、トラックピッチ0.80μmとされている。
【0024】これら一対のディスク板51、52は、中
心孔53を有する円盤状にそれぞれ形成されている。ま
た、これらディスク板51、52は、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリオレ
フィン等の合成樹脂材料によって形成された基体と、こ
の基体の主面上に形成される情報信号層と、この情報信
号層を機械的及び化学的に保護するために情報信号層上
に被覆形成される保護層とをそれぞれ備えている。これ
らディスク板51、52は、基体上の情報信号層が形成
された面を信号記録面としている。これらディスク板5
1、52は、この信号記録面の情報信号層が形成された
領域を情報信号領域54とし、中心孔53の外周で情報
信号層が形成されていない領域を載置領域55とし、外
周部57で情報信号層が形成されていない領域を外部領
域56としている。これらディスク板51、52は、そ
れぞれの信号記録面を外方に臨ませた状態で、それぞれ
の基体の裏面を互いに貼り合わせて固定されている。
心孔53を有する円盤状にそれぞれ形成されている。ま
た、これらディスク板51、52は、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリオレ
フィン等の合成樹脂材料によって形成された基体と、こ
の基体の主面上に形成される情報信号層と、この情報信
号層を機械的及び化学的に保護するために情報信号層上
に被覆形成される保護層とをそれぞれ備えている。これ
らディスク板51、52は、基体上の情報信号層が形成
された面を信号記録面としている。これらディスク板5
1、52は、この信号記録面の情報信号層が形成された
領域を情報信号領域54とし、中心孔53の外周で情報
信号層が形成されていない領域を載置領域55とし、外
周部57で情報信号層が形成されていない領域を外部領
域56としている。これらディスク板51、52は、そ
れぞれの信号記録面を外方に臨ませた状態で、それぞれ
の基体の裏面を互いに貼り合わせて固定されている。
【0025】ディスクカートリッジ1は、図1に示すよ
うに、光ディスク50が収納されるカートリッジ本体2
と、このカートリッジ本体2の前面側にスライド自在に
取り付けられたシャッタ部材3と、カートリッジ本体2
の後方面側に回動自在に取り付けられた蓋体4とを備え
ている。なお、以下の説明において、ディスクカートリ
ッジ1は、図1においてシャッタ部材3が設けられた側
を「前方」とし、これを基準として「右側」、「左側」
及び「後方」とするものとする。
うに、光ディスク50が収納されるカートリッジ本体2
と、このカートリッジ本体2の前面側にスライド自在に
取り付けられたシャッタ部材3と、カートリッジ本体2
の後方面側に回動自在に取り付けられた蓋体4とを備え
ている。なお、以下の説明において、ディスクカートリ
ッジ1は、図1においてシャッタ部材3が設けられた側
を「前方」とし、これを基準として「右側」、「左側」
及び「後方」とするものとする。
【0026】カートリッジ本体2は、合成樹脂材料等に
より略方形の浅皿状に形成された一対の上ハーフ5と下
ハーフ6とが突き合わせ結合されて構成される。このカ
ートリッジ本体2は、外周部に沿って前方壁7、右側壁
8及び左側壁9が設けられている。また、上下ハーフ
5、6の内面には、図1に示すように、光ディスク50
を収納支持する環状の光ディスク支持壁10がそれぞれ
突設されている。これら光ディスク支持壁10は、ディ
スクカートリッジ1に収納される光ディスク50の収納
位置を規制している。また、これら光ディスク支持壁1
0は、カートリッジ本体2内のディスク収納部を構成し
ている。
より略方形の浅皿状に形成された一対の上ハーフ5と下
ハーフ6とが突き合わせ結合されて構成される。このカ
ートリッジ本体2は、外周部に沿って前方壁7、右側壁
8及び左側壁9が設けられている。また、上下ハーフ
5、6の内面には、図1に示すように、光ディスク50
を収納支持する環状の光ディスク支持壁10がそれぞれ
突設されている。これら光ディスク支持壁10は、ディ
スクカートリッジ1に収納される光ディスク50の収納
位置を規制している。また、これら光ディスク支持壁1
0は、カートリッジ本体2内のディスク収納部を構成し
ている。
【0027】また、カートリッジ本体2には、図1に示
すように、一方主面及び他方主面の中央部から前面側に
亘って略方形状に開口された上下一組の再生開口部11
が設けられている。これら再生開口部11は、光ディス
ク50の情報信号領域54の一部、載置領域55及び中
心孔53をカートリッジ本体2の外方に臨ませる大きさ
に形成されている。したがって、これら再生開口部11
は、光ディスク50に対する情報信号の読み出しを行う
再生装置側の光ピックアップ装置を進入させる。また、
再生開口部11は、光ディスク50の載置領域55を載
置して光ディスク50を回転駆動する再生装置側のディ
スクテーブルを進入させる。
すように、一方主面及び他方主面の中央部から前面側に
亘って略方形状に開口された上下一組の再生開口部11
が設けられている。これら再生開口部11は、光ディス
ク50の情報信号領域54の一部、載置領域55及び中
心孔53をカートリッジ本体2の外方に臨ませる大きさ
に形成されている。したがって、これら再生開口部11
は、光ディスク50に対する情報信号の読み出しを行う
再生装置側の光ピックアップ装置を進入させる。また、
再生開口部11は、光ディスク50の載置領域55を載
置して光ディスク50を回転駆動する再生装置側のディ
スクテーブルを進入させる。
【0028】さらに、カートリッジ本体2は、一方主面
の再生開口部11を含む前面側に位置して、シャッタ部
材取付凹部12が段落ち形成されている。このシャッタ
部材取付凹部12は、再生開口部11の略2倍の面積を
有している。このシャッタ部材取付凹部12は、シャッ
タ部材3を右側に移動自在としている。
の再生開口部11を含む前面側に位置して、シャッタ部
材取付凹部12が段落ち形成されている。このシャッタ
部材取付凹部12は、再生開口部11の略2倍の面積を
有している。このシャッタ部材取付凹部12は、シャッ
タ部材3を右側に移動自在としている。
【0029】さらにまた、カートリッジ本体2は、図1
に示すように、左右側壁8、9の後方側に位置して、装
填装置側の挿脱操作ピンに係合される係合凹部13A、
13Bが設けられている。これら係合凹部13A、13
Bは、再生装置に対してディスクカートリッジ1を差し
込み動作或いは取り出し動作する装填装置側の挿脱操作
ピンによって係合される。
に示すように、左右側壁8、9の後方側に位置して、装
填装置側の挿脱操作ピンに係合される係合凹部13A、
13Bが設けられている。これら係合凹部13A、13
Bは、再生装置に対してディスクカートリッジ1を差し
込み動作或いは取り出し動作する装填装置側の挿脱操作
ピンによって係合される。
【0030】さらにまた、カートリッジ本体2は、左右
側壁9、8の前方側に位置して、再生装置側の着脱操作
ピンに係合される一対の係合凹部14A、14Bがそれ
ぞれ設けられている。これら係合凹部14A、14B
は、再生装置側のディスクテーブルに対して装着動作或
いは脱離動作する再生装置側の着脱操作ピンによって係
合される。
側壁9、8の前方側に位置して、再生装置側の着脱操作
ピンに係合される一対の係合凹部14A、14Bがそれ
ぞれ設けられている。これら係合凹部14A、14B
は、再生装置側のディスクテーブルに対して装着動作或
いは脱離動作する再生装置側の着脱操作ピンによって係
合される。
【0031】さらにまた、カートリッジ本体2は、図示
しないが、他方主面の後方側に位置して仕様識別穴が設
けられている。仕様識別穴15は、再生装置側の仕様識
別機構によって、カートリッジ本体2に収納された光デ
ィスク50の信号フォーマット、記録密度等の仕様を識
別させる。
しないが、他方主面の後方側に位置して仕様識別穴が設
けられている。仕様識別穴15は、再生装置側の仕様識
別機構によって、カートリッジ本体2に収納された光デ
ィスク50の信号フォーマット、記録密度等の仕様を識
別させる。
【0032】さらにまた、カートリッジ本体2は、図2
に示すように、後方面側に位置して、ディスク収納部に
対して光ディスク50が挿脱される光ディスク挿脱開口
部が設けられている。この光ディスク挿脱開口部は、図
3に示すように、カートリッジ本体2の後方面を開放し
た略矩形状の後方面開口部19と、カートリッジ本体2
の一方主面及び他方主面の後方側で後方面開口部19に
連続して切り欠かれた略台形状の一対の主面開口部2
0、21とから構成されている。後方面開口部19は、
光ディスク50の外径寸法より大とされた幅寸法を有す
るとともに、光ディスク50の厚さ寸法より大とされた
高さ寸法を有する。この後方面開口部19は、右側壁8
の後方側の内面に位置して図示しない係合凸部が設けら
れている。
に示すように、後方面側に位置して、ディスク収納部に
対して光ディスク50が挿脱される光ディスク挿脱開口
部が設けられている。この光ディスク挿脱開口部は、図
3に示すように、カートリッジ本体2の後方面を開放し
た略矩形状の後方面開口部19と、カートリッジ本体2
の一方主面及び他方主面の後方側で後方面開口部19に
連続して切り欠かれた略台形状の一対の主面開口部2
0、21とから構成されている。後方面開口部19は、
光ディスク50の外径寸法より大とされた幅寸法を有す
るとともに、光ディスク50の厚さ寸法より大とされた
高さ寸法を有する。この後方面開口部19は、右側壁8
の後方側の内面に位置して図示しない係合凸部が設けら
れている。
【0033】これら主面開口部20、21は、カートリ
ッジ本体2の後方縁から再生開口部11の後方縁までの
距離の略半分までが切り欠かれて設けられている。これ
ら主面開口部20、21は、光ディスク50の情報信号
領域54の一部をカートリッジ本体2の外方に臨ませる
大きさに形成されている。カートリッジ本体2は、図1
に示すように、カートリッジ本体2の後方縁から主面開
口部20、21の前方縁までの距離aと、主面開口部2
0、21の前方縁から後方面開口部19の後方縁までの
距離bとが略等しいとされている。したがって、カート
リッジ本体2は、一方主面及び他方主面において再生開
口部11と主面開口部20、21との間の領域の機械的
強度が維持されている。
ッジ本体2の後方縁から再生開口部11の後方縁までの
距離の略半分までが切り欠かれて設けられている。これ
ら主面開口部20、21は、光ディスク50の情報信号
領域54の一部をカートリッジ本体2の外方に臨ませる
大きさに形成されている。カートリッジ本体2は、図1
に示すように、カートリッジ本体2の後方縁から主面開
口部20、21の前方縁までの距離aと、主面開口部2
0、21の前方縁から後方面開口部19の後方縁までの
距離bとが略等しいとされている。したがって、カート
リッジ本体2は、一方主面及び他方主面において再生開
口部11と主面開口部20、21との間の領域の機械的
強度が維持されている。
【0034】シャッタ部材3は、図2に示すように、カ
ートリッジ本体2の前面側に設けられたシャッタ部材取
付凹部12にスライド自在に取り付けられている。シャ
ッタ部材3は、略縦長方形状の薄い金属板が屈曲されて
相対向する一対のシャッタ板部16と、これらシャッタ
板部16に一方縁を連結する連結板部17とによって略
コ字状に形成されている。このシャッタ部材3は、シャ
ッタ板部16が再生開口部11を閉塞し得る大きさに形
成されている。
ートリッジ本体2の前面側に設けられたシャッタ部材取
付凹部12にスライド自在に取り付けられている。シャ
ッタ部材3は、略縦長方形状の薄い金属板が屈曲されて
相対向する一対のシャッタ板部16と、これらシャッタ
板部16に一方縁を連結する連結板部17とによって略
コ字状に形成されている。このシャッタ部材3は、シャ
ッタ板部16が再生開口部11を閉塞し得る大きさに形
成されている。
【0035】シャッタ部材3は、連結板部17の両側に
再生装置側のシャッタ開放ピンが係合する切り欠き部1
8が切り欠いて形成されている。また、シャッタ部材3
には、一端部がカートリッジ本体2の内部に掛け止めさ
れたトーションバネの他端部が掛け止めされている。こ
のシャッタ部材3は、トーションバネにより再生開口部
11を閉塞する方向へと付勢されている。そして、シャ
ッタ部材3は、シャッタ部材取付凹部12の右側或いは
左側に移動動作され、再生開口部11を開閉する。
再生装置側のシャッタ開放ピンが係合する切り欠き部1
8が切り欠いて形成されている。また、シャッタ部材3
には、一端部がカートリッジ本体2の内部に掛け止めさ
れたトーションバネの他端部が掛け止めされている。こ
のシャッタ部材3は、トーションバネにより再生開口部
11を閉塞する方向へと付勢されている。そして、シャ
ッタ部材3は、シャッタ部材取付凹部12の右側或いは
左側に移動動作され、再生開口部11を開閉する。
【0036】蓋体4は、図2に示すように、光ディスク
挿脱開口部に対して開閉自在に支持されている。蓋体4
は、左側壁9の後方縁に位置して設けられた回動支軸2
6と、この回動支軸26に一方縁25が回動自在に取り
付けられた後方面蓋体部23と、この後方面蓋体部23
に突出して設けられた略台形状の薄板状の主面蓋体部2
7、28とを有している。
挿脱開口部に対して開閉自在に支持されている。蓋体4
は、左側壁9の後方縁に位置して設けられた回動支軸2
6と、この回動支軸26に一方縁25が回動自在に取り
付けられた後方面蓋体部23と、この後方面蓋体部23
に突出して設けられた略台形状の薄板状の主面蓋体部2
7、28とを有している。
【0037】蓋体4は、この後方面蓋体部23が光ディ
スク挿脱開口部の後方面開口部23を開閉し、主面蓋体
部27、28が光ディスク挿脱開口部の主面開口部2
0、21を開閉する。蓋体4は、この後方面蓋体部23
がディスクカートリッジ1の後方面を構成し、主面蓋体
部20、21がディスクカートリッジ1の左側面の後方
側を構成する。
スク挿脱開口部の後方面開口部23を開閉し、主面蓋体
部27、28が光ディスク挿脱開口部の主面開口部2
0、21を開閉する。蓋体4は、この後方面蓋体部23
がディスクカートリッジ1の後方面を構成し、主面蓋体
部20、21がディスクカートリッジ1の左側面の後方
側を構成する。
【0038】後方面蓋体部23は、光ディスク挿脱開口
部の後方面開口部19の高さ寸法よりやや大とされた高
さ寸法を有するとともに、後方面開口部19の幅寸法よ
りやや大とされた幅寸法を有する。主面蓋体部27、2
8は、光ディスク挿脱開口部の主面開口部20、21の
内周寸法と略等しいとされた外周寸法をそれぞれ有す
る。したがって、この蓋体4は、光ディスク挿脱開口部
を閉塞するに足る大きさを有している。
部の後方面開口部19の高さ寸法よりやや大とされた高
さ寸法を有するとともに、後方面開口部19の幅寸法よ
りやや大とされた幅寸法を有する。主面蓋体部27、2
8は、光ディスク挿脱開口部の主面開口部20、21の
内周寸法と略等しいとされた外周寸法をそれぞれ有す
る。したがって、この蓋体4は、光ディスク挿脱開口部
を閉塞するに足る大きさを有している。
【0039】この蓋体4の後方面蓋体部23の右側面に
は、カートリッジ本体2側に向かって突出された係合片
29が設けられている。この係合片29は、蓋体4が光
ディスク挿脱開口部を閉塞した状態で、光ディスク挿脱
開口部の内部に設けられた係合凸部に弾性変位して係合
する。このとき、この係合片29は、蓋体4を光ディス
ク挿脱開口部に対して閉塞した状態に保持する。
は、カートリッジ本体2側に向かって突出された係合片
29が設けられている。この係合片29は、蓋体4が光
ディスク挿脱開口部を閉塞した状態で、光ディスク挿脱
開口部の内部に設けられた係合凸部に弾性変位して係合
する。このとき、この係合片29は、蓋体4を光ディス
ク挿脱開口部に対して閉塞した状態に保持する。
【0040】以上のように構成された実施の形態ディス
クカートリッジ1は、図2に示したように、蓋体4が光
ディスク挿脱開口部を開放した状態で、光ディスク50
がディスク収納部に収納される。このとき、ディスクカ
ートリッジ1は、光ディスク支持壁10によって光ディ
スク50をディスク収納部に収納支持する。そして、こ
のディスクカートリッジ1は、蓋体4が光ディスク挿脱
開口部を閉塞する。このとき、蓋体4は、後方面蓋体部
23がカートリッジ本体2の後方面開口部19を閉塞
し、主面蓋体部27、28がカートリッジ本体2の主面
開口部20、21を閉塞する。そして、ディスクカート
リッジ1は、蓋体4の係合片29が弾性変位してカート
リッジ本体2内の係合凸部に係合して、蓋体4が光ディ
スク挿脱開口部を閉塞した状態に保持される。
クカートリッジ1は、図2に示したように、蓋体4が光
ディスク挿脱開口部を開放した状態で、光ディスク50
がディスク収納部に収納される。このとき、ディスクカ
ートリッジ1は、光ディスク支持壁10によって光ディ
スク50をディスク収納部に収納支持する。そして、こ
のディスクカートリッジ1は、蓋体4が光ディスク挿脱
開口部を閉塞する。このとき、蓋体4は、後方面蓋体部
23がカートリッジ本体2の後方面開口部19を閉塞
し、主面蓋体部27、28がカートリッジ本体2の主面
開口部20、21を閉塞する。そして、ディスクカート
リッジ1は、蓋体4の係合片29が弾性変位してカート
リッジ本体2内の係合凸部に係合して、蓋体4が光ディ
スク挿脱開口部を閉塞した状態に保持される。
【0041】このディスクカートリッジ1は、光ディス
ク50が収納された状態で一方主面を表面にして再生装
置に装填されると、シャッタ部材3の切り欠き部18が
再生装置側のシャッタ開放ピンに係合される。そして、
シャッタ部材3は、再生装置側のシャッタ開放ピンによ
って押圧操作され、シャッタ部材取付凹部12上をスラ
イド動作する。そして、シャッタ部材3は、カートリッ
ジ本体2の再生開口部11を開放する。このとき、トー
ションバネは、シャッタ部材3が再生開口部11を閉塞
する方向に畜勢される。
ク50が収納された状態で一方主面を表面にして再生装
置に装填されると、シャッタ部材3の切り欠き部18が
再生装置側のシャッタ開放ピンに係合される。そして、
シャッタ部材3は、再生装置側のシャッタ開放ピンによ
って押圧操作され、シャッタ部材取付凹部12上をスラ
イド動作する。そして、シャッタ部材3は、カートリッ
ジ本体2の再生開口部11を開放する。このとき、トー
ションバネは、シャッタ部材3が再生開口部11を閉塞
する方向に畜勢される。
【0042】そして、この再生開口部11には、再生装
置側のディスクテーブルにディスクテーブルが進入す
る。このとき、光ディスク50は、載置領域55がディ
スクテーブルに載置されるとともに、中心孔53がディ
スクテーブル上の支持凸部に進入されて支持される。そ
して、光ディスク50は、再生装置側のディスクテーブ
ルが回転駆動することにより、高速で回転動作する。ま
た、再生開口部11には、再生装置側の光ピックアップ
装置が進入する。このとき、光ディスク50は、高速で
回転された状態で、光ピックアップ装置により情報信号
の読み出しが行われる。
置側のディスクテーブルにディスクテーブルが進入す
る。このとき、光ディスク50は、載置領域55がディ
スクテーブルに載置されるとともに、中心孔53がディ
スクテーブル上の支持凸部に進入されて支持される。そ
して、光ディスク50は、再生装置側のディスクテーブ
ルが回転駆動することにより、高速で回転動作する。ま
た、再生開口部11には、再生装置側の光ピックアップ
装置が進入する。このとき、光ディスク50は、高速で
回転された状態で、光ピックアップ装置により情報信号
の読み出しが行われる。
【0043】また、ディスクカートリッジ1は、再生装
置から取り出されると、再生装置側のシャッタ開放ピン
がシャッタ部材3の切り欠き部18に係合した状態から
解除される。シャッタ部材3は、畜勢されたトーション
バネの弾性力により押圧操作され、シャッタ部材取付凹
部12上をスライド動作する。そして、シャッタ部材3
は、カートリッジ本体2の再生開口部11を閉塞する。
置から取り出されると、再生装置側のシャッタ開放ピン
がシャッタ部材3の切り欠き部18に係合した状態から
解除される。シャッタ部材3は、畜勢されたトーション
バネの弾性力により押圧操作され、シャッタ部材取付凹
部12上をスライド動作する。そして、シャッタ部材3
は、カートリッジ本体2の再生開口部11を閉塞する。
【0044】光ディスク50は、仕様態様の異なる再生
装置によって、ディスクカートリッジ1から取り出され
た状態で使用されることもある。ディスクカートリッジ
1は、図2に示したように、光ディスク50を取り出す
際に、カートリッジ本体2の光ディスク挿脱開口部が斜
め下方に向けられ、光ディスク50を自重によりスライ
ド動作させる。そして、ディスクカートリッジ1は、光
ディスク50を蓋体4の主面蓋体部27、28の間に進
入させ、後方面蓋体部23に当接させる。このとき、デ
ィスクカートリッジ1は、蓋体4の主面蓋体部27、2
8が光ディスク50を支持している。
装置によって、ディスクカートリッジ1から取り出され
た状態で使用されることもある。ディスクカートリッジ
1は、図2に示したように、光ディスク50を取り出す
際に、カートリッジ本体2の光ディスク挿脱開口部が斜
め下方に向けられ、光ディスク50を自重によりスライ
ド動作させる。そして、ディスクカートリッジ1は、光
ディスク50を蓋体4の主面蓋体部27、28の間に進
入させ、後方面蓋体部23に当接させる。このとき、デ
ィスクカートリッジ1は、蓋体4の主面蓋体部27、2
8が光ディスク50を支持している。
【0045】そして、ディスクカートリッジ1は、蓋体
4の主面蓋体部28に光ディスク50を支持させた状態
で、蓋体4が光ディスク挿脱開口部を開放する。このと
き、蓋体4は、主面蓋体部20、21の回動支軸26を
回動支点として回転動作する。ディスクカートリッジ2
は、光ディスク50の中心孔53をカートリッジ本体2
の主面開口部20、21から外方に臨ませる位置に、光
ディスク50をスライド動作させる。この状態で、光デ
ィスク50は、中心孔53と外周部57とがユーザーの
指によって挟まれ、図3に示すように、カートリッジ本
体2内のディスク収納部から取り出される。
4の主面蓋体部28に光ディスク50を支持させた状態
で、蓋体4が光ディスク挿脱開口部を開放する。このと
き、蓋体4は、主面蓋体部20、21の回動支軸26を
回動支点として回転動作する。ディスクカートリッジ2
は、光ディスク50の中心孔53をカートリッジ本体2
の主面開口部20、21から外方に臨ませる位置に、光
ディスク50をスライド動作させる。この状態で、光デ
ィスク50は、中心孔53と外周部57とがユーザーの
指によって挟まれ、図3に示すように、カートリッジ本
体2内のディスク収納部から取り出される。
【0046】上述した実施の形態ディスクカートリッジ
1は、蓋体4が光ディスク挿脱開口部の形状に対応した
主面蓋体部27、28とを有していることにより、蓋体
4の主面蓋体部27、28に光ディスク50を支持させ
た状態で蓋体4に光ディスク挿脱開口部を開放させるた
め、光ディスク50を容易に取り出すことができ、光デ
ィスク50を不注意に落下させることが防止される。
1は、蓋体4が光ディスク挿脱開口部の形状に対応した
主面蓋体部27、28とを有していることにより、蓋体
4の主面蓋体部27、28に光ディスク50を支持させ
た状態で蓋体4に光ディスク挿脱開口部を開放させるた
め、光ディスク50を容易に取り出すことができ、光デ
ィスク50を不注意に落下させることが防止される。
【0047】また、このディスクカートリッジ1は、カ
ートリッジ本体2に主面開口部27、28が設けられた
ことにより、光ディスク50を取り出す際に、カートリ
ッジ本体2の主面開口部20、21から光ディスク50
の中心孔53を外方に臨ませた状態とするため、蓋体4
が光ディスク挿脱開口部に対して少ない回動量で開放し
ても、光ディスク50を容易に取り出すことができる。
ートリッジ本体2に主面開口部27、28が設けられた
ことにより、光ディスク50を取り出す際に、カートリ
ッジ本体2の主面開口部20、21から光ディスク50
の中心孔53を外方に臨ませた状態とするため、蓋体4
が光ディスク挿脱開口部に対して少ない回動量で開放し
ても、光ディスク50を容易に取り出すことができる。
【0048】したがって、このディスクカートリッジ1
は、不注意により光ディスク50を損傷させ、指紋、塵
挨等を付着させることを防止し、光ディスク50を確実
に保護する。
は、不注意により光ディスク50を損傷させ、指紋、塵
挨等を付着させることを防止し、光ディスク50を確実
に保護する。
【0049】さらに、ディスクカートリッジ1は、蓋体
4が後方面蓋体部23に突出して設けられた主面蓋体部
27、28を有していることにより、蓋体4の機械的強
度が向上される。
4が後方面蓋体部23に突出して設けられた主面蓋体部
27、28を有していることにより、蓋体4の機械的強
度が向上される。
【0050】さらに、ディスクカートリッジ1は、カー
トリッジ本体2に係合凸部が設けられるとともに蓋体4
に係合片29が設けられたことにより、蓋体4の係合片
29がカートリッジ本体2の係合凸部に弾性変位して係
合するため、蓋体4が光ディスク挿脱開口部を閉塞した
状態に確実に保持される。
トリッジ本体2に係合凸部が設けられるとともに蓋体4
に係合片29が設けられたことにより、蓋体4の係合片
29がカートリッジ本体2の係合凸部に弾性変位して係
合するため、蓋体4が光ディスク挿脱開口部を閉塞した
状態に確実に保持される。
【0051】本発明の他の実施の形態として示すディス
クカートリッジ1は、図4乃至図6に示すように、基本
的な構成を第1の実施の形態ディスクカートリッジ1と
同様とする。以下の説明において、上述した第1の実施
の形態ディスクカートリッジ1と同一部材、同一構成部
については、同一符号を付すことにより、説明を省略す
る。
クカートリッジ1は、図4乃至図6に示すように、基本
的な構成を第1の実施の形態ディスクカートリッジ1と
同様とする。以下の説明において、上述した第1の実施
の形態ディスクカートリッジ1と同一部材、同一構成部
については、同一符号を付すことにより、説明を省略す
る。
【0052】このディスクカートリッジ1は、図4に示
すように、蓋体4の主面蓋体部27、28の先端縁に係
合傾斜部32、33がそれぞれ設けられるとともに、カ
ートリッジ本体2の主面開口部20、21の先端縁に被
係合傾斜部30、31がそれぞれ設けられている。蓋体
4の主面蓋体部27、28の係合傾斜部32、33は、
内方に向かって傾斜されている。この主面開口部20、
21の被係合傾斜部30、31は、主面蓋体部27、2
8の係合傾斜部32、33に対応した傾斜角に形成さ
れ、外方に向かって傾斜されている。これら主面蓋体部
27、28の係合傾斜部32、33は、主面蓋体部2
7、28が主面開口部20、21を閉塞した際に、主面
開口部20、21の被係合傾斜部30、31に確実に係
合する。
すように、蓋体4の主面蓋体部27、28の先端縁に係
合傾斜部32、33がそれぞれ設けられるとともに、カ
ートリッジ本体2の主面開口部20、21の先端縁に被
係合傾斜部30、31がそれぞれ設けられている。蓋体
4の主面蓋体部27、28の係合傾斜部32、33は、
内方に向かって傾斜されている。この主面開口部20、
21の被係合傾斜部30、31は、主面蓋体部27、2
8の係合傾斜部32、33に対応した傾斜角に形成さ
れ、外方に向かって傾斜されている。これら主面蓋体部
27、28の係合傾斜部32、33は、主面蓋体部2
7、28が主面開口部20、21を閉塞した際に、主面
開口部20、21の被係合傾斜部30、31に確実に係
合する。
【0053】以上のように構成された他の実施の形態デ
ィスクカートリッジ1は、図5に示すように、蓋体4が
光ディスク挿脱開口部を開放した状態で、光ディスク5
0がディスク収納部に収納される。このとき、ディスク
カートリッジ1は、光ディスク支持壁10によって光デ
ィスク50をディスク収納部に収納支持する。そして、
このディスクカートリッジ1は、図5に矢印Mで示すよ
うに、蓋体4が光ディスク挿脱開口部を閉塞する方向に
回動される。このとき、後方面蓋体部23の係合傾斜部
32、33は、ディスク収納部に傾斜して状態で収納さ
れた光ディスク50の外周部57に当接する。この後方
面蓋体部23の係合傾斜部32、33は、光ディスク5
0の外周部57を押圧して、光ディスク50の一部を蓋
体4の主面蓋体部27、28の間に移動させ、光ディス
ク1をカートリッジ本体2のディスク収納部に収納させ
る。
ィスクカートリッジ1は、図5に示すように、蓋体4が
光ディスク挿脱開口部を開放した状態で、光ディスク5
0がディスク収納部に収納される。このとき、ディスク
カートリッジ1は、光ディスク支持壁10によって光デ
ィスク50をディスク収納部に収納支持する。そして、
このディスクカートリッジ1は、図5に矢印Mで示すよ
うに、蓋体4が光ディスク挿脱開口部を閉塞する方向に
回動される。このとき、後方面蓋体部23の係合傾斜部
32、33は、ディスク収納部に傾斜して状態で収納さ
れた光ディスク50の外周部57に当接する。この後方
面蓋体部23の係合傾斜部32、33は、光ディスク5
0の外周部57を押圧して、光ディスク50の一部を蓋
体4の主面蓋体部27、28の間に移動させ、光ディス
ク1をカートリッジ本体2のディスク収納部に収納させ
る。
【0054】さらに、蓋体4は、光ディスク挿脱開口部
を閉塞する方向に回動されると、図6に示すように、後
方面蓋体部23の係合傾斜部32、33がカートリッジ
本体2の主面開口部20、21の被係合傾斜部30、3
1にそれぞれ当接する。そして、この後方面蓋体部23
の係合傾斜部32、33は、主面開口部20、21の被
係合傾斜部30、31上をそれぞれスライド動作して、
主面開口部20、21の被係合傾斜部30、31に係合
する。そして、蓋体4は、後方面蓋体部23が後方面開
口部19を閉塞した際に、主面蓋体部27、28が主面
開口部20、21を確実に閉塞する。
を閉塞する方向に回動されると、図6に示すように、後
方面蓋体部23の係合傾斜部32、33がカートリッジ
本体2の主面開口部20、21の被係合傾斜部30、3
1にそれぞれ当接する。そして、この後方面蓋体部23
の係合傾斜部32、33は、主面開口部20、21の被
係合傾斜部30、31上をそれぞれスライド動作して、
主面開口部20、21の被係合傾斜部30、31に係合
する。そして、蓋体4は、後方面蓋体部23が後方面開
口部19を閉塞した際に、主面蓋体部27、28が主面
開口部20、21を確実に閉塞する。
【0055】上述した他の実施の形態ディスクカートリ
ッジ1は、蓋体4の主面蓋体部27、28の先端縁に係
合傾斜部32、33がそれぞれ設けられたことにより、
ディスク収納部に傾斜して状態で収納された光ディスク
50を押圧して、光ディスク50をカートリッジ本体2
の収納部に確実に収納させることができる。
ッジ1は、蓋体4の主面蓋体部27、28の先端縁に係
合傾斜部32、33がそれぞれ設けられたことにより、
ディスク収納部に傾斜して状態で収納された光ディスク
50を押圧して、光ディスク50をカートリッジ本体2
の収納部に確実に収納させることができる。
【0056】また、このディスクカートリッジ1は、蓋
体4の主面蓋体部27、28の先端縁に係合傾斜部3
2、33がそれぞれ設けられるとともに、カートリッジ
本体2の主面開口部20、21の先端縁に被係合傾斜部
30、31がそれぞれ設けられていることにより、この
後方面蓋体部23の係合傾斜部32、33が主面開口部
20、21の被係合傾斜部30、31上をそれぞれスラ
イド動作して、主面蓋体部27、28が主面開口部2
0、21を確実に閉塞することができる。
体4の主面蓋体部27、28の先端縁に係合傾斜部3
2、33がそれぞれ設けられるとともに、カートリッジ
本体2の主面開口部20、21の先端縁に被係合傾斜部
30、31がそれぞれ設けられていることにより、この
後方面蓋体部23の係合傾斜部32、33が主面開口部
20、21の被係合傾斜部30、31上をそれぞれスラ
イド動作して、主面蓋体部27、28が主面開口部2
0、21を確実に閉塞することができる。
【0057】なお、このディスクカートリッジ1は、蓋
体4の主面蓋体部27、28の係合傾斜部32、33が
内方に向かって傾斜されて、主面開口部20、21の被
係合傾斜部30、31が外方に向かって傾斜されている
が、蓋体4の主面蓋体部27、28の係合傾斜部32、
33が外方に向かって傾斜されて、主面開口部20、2
1の被係合傾斜部30、31が内方に向かって傾斜され
ても良い。
体4の主面蓋体部27、28の係合傾斜部32、33が
内方に向かって傾斜されて、主面開口部20、21の被
係合傾斜部30、31が外方に向かって傾斜されている
が、蓋体4の主面蓋体部27、28の係合傾斜部32、
33が外方に向かって傾斜されて、主面開口部20、2
1の被係合傾斜部30、31が内方に向かって傾斜され
ても良い。
【0058】上述した実施の形態ディスクカートリッジ
1は、片面再生用としてカートリッジ本体2の一方主面
及び他方主面のいずれか一方に再生開口部11が設けら
れたが、片面再生用としてカートリッジ本体2の一方主
面及び他方主面にそれぞれ再生開口部が設けられても良
い。このとき、シャッタ部材3は、左方向及び右方向に
スライド動作して再生開口部を開閉するようにカートリ
ッジ本体2に取り付けられる。
1は、片面再生用としてカートリッジ本体2の一方主面
及び他方主面のいずれか一方に再生開口部11が設けら
れたが、片面再生用としてカートリッジ本体2の一方主
面及び他方主面にそれぞれ再生開口部が設けられても良
い。このとき、シャッタ部材3は、左方向及び右方向に
スライド動作して再生開口部を開閉するようにカートリ
ッジ本体2に取り付けられる。
【0059】また、このディスクカートリッジ1は、カ
ートリッジ本体2の一方主面及び他方主面にそれぞれ主
面開口部20、21が設けられたが、カートリッジ本体
2の一方主面及び他方主面のいずれか一方に主面開口部
が設けられても良い。 さらに、これらディスクカート
リッジ1は、蓋体4が回動支軸26によりカートリッジ
本体2に回動自在に取り付けられたが、蓋体がヒンジを
介してカートリッジ本体に回動自在に一体に形成されて
も良い。
ートリッジ本体2の一方主面及び他方主面にそれぞれ主
面開口部20、21が設けられたが、カートリッジ本体
2の一方主面及び他方主面のいずれか一方に主面開口部
が設けられても良い。 さらに、これらディスクカート
リッジ1は、蓋体4が回動支軸26によりカートリッジ
本体2に回動自在に取り付けられたが、蓋体がヒンジを
介してカートリッジ本体に回動自在に一体に形成されて
も良い。
【0060】さらにまた、これらディスクカートリッジ
1は、光ディスク50の他に情報信号の書き込みが可能
な光磁気ディスク等の円盤状記録媒体を収納するディス
クカートリッジにも適用される。
1は、光ディスク50の他に情報信号の書き込みが可能
な光磁気ディスク等の円盤状記録媒体を収納するディス
クカートリッジにも適用される。
【0061】
【発明の効果】本発明に係るディスクカートリッジで
は、蓋体の第1の蓋体部に直交して設けられた第2の蓋
体部を有していることにより、蓋体の第2の蓋体部に円
盤状記録媒体を支持させた状態で蓋体の第1の蓋体部に
第1の開口部を開放させるため、円盤状記録媒体を容易
に取り出すことができ、円盤状記録媒体を不注意に落下
させることが防止される。
は、蓋体の第1の蓋体部に直交して設けられた第2の蓋
体部を有していることにより、蓋体の第2の蓋体部に円
盤状記録媒体を支持させた状態で蓋体の第1の蓋体部に
第1の開口部を開放させるため、円盤状記録媒体を容易
に取り出すことができ、円盤状記録媒体を不注意に落下
させることが防止される。
【0062】また、このディスクカートリッジは、カー
トリッジ本体に第2の開口部が設けられたことにより、
円盤状記録媒体を取り出す際に、カートリッジ本体の第
2の開口部から円盤状記録媒体の中心孔を外方に臨ませ
た状態とするため、蓋体の第1の蓋体部が第1の開口部
に対して少ない回動量で開放しても、円盤状記録媒体を
容易に取り出すことができる。
トリッジ本体に第2の開口部が設けられたことにより、
円盤状記録媒体を取り出す際に、カートリッジ本体の第
2の開口部から円盤状記録媒体の中心孔を外方に臨ませ
た状態とするため、蓋体の第1の蓋体部が第1の開口部
に対して少ない回動量で開放しても、円盤状記録媒体を
容易に取り出すことができる。
【0063】したがって、このディスクカートリッジ
は、不注意により円盤状記録媒体を損傷させ、指紋、塵
挨等を付着させることを防止し、円盤状記録媒体を確実
に保護する。
は、不注意により円盤状記録媒体を損傷させ、指紋、塵
挨等を付着させることを防止し、円盤状記録媒体を確実
に保護する。
【0064】さらに、ディスクカートリッジは、蓋体が
第1の蓋体部に突出して設けられた第2の蓋体部を有し
ていることにより、蓋体の機械的強度が向上される。
第1の蓋体部に突出して設けられた第2の蓋体部を有し
ていることにより、蓋体の機械的強度が向上される。
【0065】さらにまた、ディスクカートリッジは、カ
ートリッジ本体に係合部が設けられるとともに蓋体に係
合片が設けられたことにより、蓋体の係合片がカートリ
ッジ本体の係合部に弾性変位して係合するため、蓋体の
第1の蓋体部が第1の開口部を閉塞した状態に確実に保
持される。
ートリッジ本体に係合部が設けられるとともに蓋体に係
合片が設けられたことにより、蓋体の係合片がカートリ
ッジ本体の係合部に弾性変位して係合するため、蓋体の
第1の蓋体部が第1の開口部を閉塞した状態に確実に保
持される。
【図1】本発明に係る実施の形態ディスクカートリッジ
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】蓋体が光ディスク挿脱開口部を開放した状態の
上記ディスクカートリッジを示す斜視図である。
上記ディスクカートリッジを示す斜視図である。
【図3】光ディスクを取り出させた状態の上記ディスク
カートリッジを示す斜視図である。
カートリッジを示す斜視図である。
【図4】他のディスクカートリッジを示す斜視図であ
る。
る。
【図5】光ディスクを収納する状態の上記ディスクカー
トリッジを示す断面図である。
トリッジを示す断面図である。
【図6】光ディスクを収納した状態の上記ディスクカー
トリッジを示す断面図である。
トリッジを示す断面図である。
【図7】従来のディスクカートリッジを示す斜視図であ
る。
る。
【図8】従来のディスクカートリッジを示す斜視図であ
る。
る。
1 ディスクカートリッジ、 2 カートリッジ本体、
4 蓋体、 19後方面開口部、 20,21 主面
開口部、 23 後方面蓋体部、 27,28 主面蓋
体部、 50 光ディスク
4 蓋体、 19後方面開口部、 20,21 主面
開口部、 23 後方面蓋体部、 27,28 主面蓋
体部、 50 光ディスク
Claims (4)
- 【請求項1】 円盤状記録媒体が収納されるディスク収
納部を有する方形状のカートリッジ本体を備えるディス
クカートリッジにおいて、 収納される円盤状記録媒体の主面に直交する一側面部に
設けられてディスク収納部に対して円盤状記録媒体が挿
脱される第1の開口部と、上記一側面部に直交する主面
で第1の開口部に連続して切り欠かれた第2の開口部と
を有するカートリッジ本体と、 上記第1の開口部の一方側縁に開閉自在に支持された第
1の蓋体部と、この第1の蓋体部に直交して設けられて
上記第2の開口部を開閉する第2の蓋体部とを有する蓋
体とを備えたことを特徴とするディスクカートリッジ。 - 【請求項2】 上記第2の開口部は、カートリッジ本体
の上記一側面部に直交する一方主面と他方主面とにそれ
ぞれ設けられたことを特徴とする請求項1に記載のディ
スクカートリッジ。 - 【請求項3】 上記第2の蓋体部の先端縁には、係合傾
斜部が設けられ、 上記第2の開口部の先端縁には、第2の蓋体部に閉塞さ
れた際に上記係合傾斜部に係合される被係合傾斜部が設
けられたことを特徴とする請求項1に記載のディスクカ
ートリッジ。 - 【請求項4】 上記カートリッジ本体には、上記第1の
開口部の一側縁と対向する他方側縁の近傍に、蓋体に係
合する係合部が設けられ、 上記蓋体には、第1の開口部及び第2の開口部を閉塞し
た際に上記係合部に弾性変位して係合する被係合片が設
けられたことを特徴とする請求項1に記載のディスクカ
ートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9290596A JPH09282829A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9290596A JPH09282829A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09282829A true JPH09282829A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14067508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9290596A Withdrawn JPH09282829A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09282829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6874157B2 (en) | 2001-06-12 | 2005-03-29 | Hitachi, Ltd. | Disk case |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP9290596A patent/JPH09282829A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6874157B2 (en) | 2001-06-12 | 2005-03-29 | Hitachi, Ltd. | Disk case |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |