JP2007026561A - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Kuniko Nakada
邦子 中田
Teruyuki Takizawa
輝之 滝沢
Hironori Okazawa
裕典 岡澤
Shuji Tabuchi
周治 田渕
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Abstract

【課題】ディスクの片面を露出させてディスク収納するディスクカートリッジにおいて、ディスクの取り出し性を向上する。
【解決手段】第1,2面を有するディスクを、開口部から第1面を外部に露出するよう収納する収納部と、チャッキング開口部と、ヘッド開口部を含むカートリッジ本体、ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞するためのシャッタ、シャッタ上に保持されており回転することでシャッタの開閉動作を行う回転部材、シャッタがチャッキング開口部およびヘッド開口部を閉塞する際回転部材を本体に対して固定するロック部材、シャッタの開閉動作に連動し本体に対してディスクを固定するディスク保持部、開口部内に突出した/突出しない状態をとれる脱落防止部材を備え脱落防止部材に連動しディスク保持部が動作し脱落防止部材が開口部内に突出しない状態ではディスクはディスク保持部により固定されずディスクを開口部より取り出せるカートリッジ。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク、磁気ディスク等のディスク状の信号記録媒体を、回転可能な状態で収納するディスクカートリッジに関する。
従来より、ディスク状の信号記録媒体を保持するためのディスクカートリッジが提案されている。
例えば、特許文献1は、片面もしくは両面に信号記録面を有するディスク状の記録媒体(以下ディスクと称する)が、上ハーフおよび下ハーフからなるカートリッジ本体の内部に設けたディスク収納部の中に、完全に覆われた形で収納されるディスクカートリッジを開示している。このカートリッジ本体には、スピンドルモータのターンテーブルおよびクランパがディスクをチャッキングするためのチャッキング開口部と、ヘッドがディスクに対して信号の再生および記録を行うためのヘッド開口部が形成されている。チャッキング開口部とヘッド開口部とは連なっており、カートリッジを携帯して搬送する際、これらの開口部から埃が侵入したりディスクに指紋が付着したりしやすい。このため、これらの開口部を覆うシャッタがディスクカートリッジに形成されている。
しかし、この構造のディスクカートリッジの場合、ディスクカートリッジをディスク装置に挿入してディスクに対して記録再生を行うために、ディスク回転時の面ぶれ、ディスクの反り、およびカートリッジのディスク装置への位置決め誤差を許容するための空間を、上ハーフと下ハーフとの間に形成されるディスクを収納する空間に確保する必要が生じる。このため、カートリッジ本体の厚みが大きくなってしまうという問題点を有していた。
また、下ハーフにはスピンドルモータのターンテーブル用の開口部とヘッド開口部とが設けられ、上ハーフにはクランパ用の開口部が設けられているため、これらを同時に塞ぐためのシャッタは、上ハーフから下ハーフにかけて連なるコの字形状を備えている必要がある。しかし、このような形状のシャッタは高価であるため、ディスクカートリッジの製造コストを上昇させる結果となっていた。
さらに、金属ハブの付いたディスクの場合は磁力によりガタつきの無いように吸引することも可能であるが、CDやDVDといったハブの無い光ディスクの場合、一般にディスクはカートリッジ内で固定されずにフリーの状態にある。このため、ディスク装置内でシャッタが開き、開口部からカートリッジ内に侵入した埃がディスクに付着するという問題点も有していた。また、ディスクのガタつきによりディスクの信号記録面が傷ついたり、ディスクとカートリッジ内壁との衝突により、粉塵を生じ、その粉塵がディスクに付着するという問題点も有していた。
さらに、特許文献2は、片面もしくは両面に信号記録面を有するディスクが、上ハーフおよび下ハーフからなるカートリッジ本体の内部に設けたディスク収納部の中に、完全に覆われた形で収納され、開閉蓋を回動することによりディスク脱着口が開き、ディスクを取り出せるディスクカートリッジを開示している。しかし開閉蓋を開けるためのロック解除が困難であるという問題点や、ディスク脱着口が狭いためにディスク着脱時にディスクを脱着口周辺に接触させディスクを傷つけるという問題点も有していた。
特開平9−153264号公報 特開平9−811463号公報
本発明は上記課題を解決し、特に片面のみに記録面を有するディスクを収納するカートリッジにおいて、ディスクをディスクカートリッジ内で保持しガタつきを無くし、ディスクへの埃の付着を低減し、さらに露出したディスクレーベル面を利用することによりデザイン的に優れたディスクカートリッジを提供することを目的とする。また、ディスク脱着時の操作性を向上させ、脱着時のディスクへの傷付きを低減することを目的とする。また、厚みを薄くし、シンプルなシャッタ構成としてディスクカートリッジのコストを低減することを目的とする。
本発明のディスクカートリッジは、ディスク開口部および底部を有し、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態で、かつ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部に露出するように収納するディスク収納部と、前記ディスクを外部からチャッキングするために前記ディスク収納部の底部に設けられたチャッキング開口部と、信号の記録および/または再生を行うヘッドが前記ディスクの第2の面へアクセスするために前記ディスク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含むカートリッジ本体、前記ディスク収納部の底部上に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に対して、開放または閉塞するための第1および第2のシャッタ、前記ディスク収納部内の前記第1および第2のシャッタ上に保持されており、前記ディスク収納部内で回転することによって、前記第1および第2のシャッタが開閉動作を行うように前記第1および第2のシャッタに係合している回転部材、前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記回転部材を前記カートリッジ本体に対して固定するロック部材、前記シャッタの開閉動作に連動して、前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記カートリッジ本体に対してディスクを固定するディスク保持部、前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態とをとることができる脱落防止部材、前記カートリッジ本体に設けられた軸に回転可動に支持され、前記脱落防止部材と前記回転部材に連動する連結開閉部材を備え、前記脱落防止部材に連動して、前記ディスク保持部が動作し、前記脱落防止部材が前記ディスク開口部内に突出しない状態では、前記ディスクは前記ディスク保持部により固定されず前記ディスクを前記ディスク開口部よりディスク取り出しが可能なディスクカートリッジにおいて、前記脱落防止部材を前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態に移動できるように前記カートリッジ本体に対して前記脱落防止部材を支持するガイド部を有するディスクカートリッジ。
ある好ましい実施形態において、前記ガイド部は前記カートリッジ本体に対して前記ディスクの面に垂直な方向に位置を規制する請求項1に記載のディスクカートリッジ。
ある好ましい実施形態において、前記ガイド部は前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態の位置を規制する請求項1に記載のディスクカートリッジ。
また、ディスク開口部および底部を有し、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態で、かつ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部に露出するように収納するディスク収納部と、前記ディスクを外部からチャッキングするために前記ディスク収納部の底部に設けられたチャッキング開口部と、信号の記録および/または再生を行うヘッドが前記ディスクの第2の面へアクセスするために前記ディスク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含むカートリッジ本体、前記ディスク収納部の底部上に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に対して、開放または閉塞するための第1および第2のシャッタ、前記ディスク収納部内の前記第1および第2のシャッタ上に保持されており、前記ディスク収納部内で回転することによって、前記第1および第2のシャッタが開閉動作を行うように前記第1および第2のシャッタに係合している回転部材、前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記回転部材を前記カートリッジ本体に対して固定するロック部材、前記シャッタの開閉動作に連動して、前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記カートリッジ本体に対してディスクを固定するディスク保持部、前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態とをとることができる脱落防止部材、前記カートリッジ本体に設けられた軸に回転可動に支持され、前記脱落防止部材と前記回転部材に連動する連結開閉部材を備え、前記脱落防止部材に連動して、前記ディスク保持部が動作し、前記脱落防止部材が前記ディスク開口部内に突出しない状態では、前記ディスクは前記ディスク保持部により固定されず前記ディスクを前記ディスク開口部より前記ディスクを取り出すことが可能なディスクカートリッジおいて、前記連結開閉部材は略V字形状であるディスクカートリッジ。
ある好ましい実施形態において、前記連結開閉部材の略V字形状の屈曲部に設けられている回動孔と係合する軸は前記カートリッジ本体に設けられているディスクカートリッジ。
また、ディスク開口部および底部を有し、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態で、かつ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部に露出するように収納するディスク収納部と、前記ディスクを外部からチャッキングするために前記ディスク収納部の底部に設けられたチャッキング開口部と、信号の記録および/または再生を行うヘッドが前記ディスクの第2の面へアクセスするために前記ディスク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含むカートリッジ本体、前記ディスク収納部の底部上に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に対して、開放または閉塞するための第1および第2のシャッタ、前記ディスク収納部内の前記第1および第2のシャッタ上に保持されており、前記ディスク収納部内で回転することによって、前記第1および第2のシャッタが開閉動作を行うように前記第1および第2のシャッタに係合している回転部材、前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記回転部材を前記カートリッジ本体に対して固定するロック部材、前記シャッタの開閉動作に連動して、前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記カートリッジ本体に対してディスクを固定するディスク保持部、前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態とをとることができる脱落防止部材、前記カートリッジ本体に設けられた軸に回転可動に支持され、前記脱落防止部材と前記回転部材に連動する連結開閉部材を備え、前記脱落防止部材に連動して、前記ディスク保持部が動作し、前記脱落防止部材が前記ディスク開口部内に突出しない状態では、前記ディスクは前記ディスク保持部により固定されず前記ディスクを前記ディスク開口部より前記ディスクを取り出すことが可能なディスクカートリッジにおいて、前記連結開閉部材の一端に前記回転部材と連動するよう設けられた突起部は、前記ディスク保持部で前記ディスクを固定しない状態では前記回転部材に係合し前記回転部材を連動するが、前記ディスク保持部で前記ディスクを保持しない状態では前記回転部材とは係合しないディスクカートリッジ。
また、前記連結開閉部材の一端は前記脱落防止部材と係合する案内溝、もう一端には前記回転部材と連動する突起部が設けられているディスクカートリッジ。
本発明のディスクカートリッジによれば、特に片面のみに記録面を有するディスクを収納するのに適している。カートリッジ本体がディスクの信号記録面のみを覆い、片面を露出させる構造を備えることにより、カートリッジの厚みを小さくできる。また、シャッタを、ディスクカートリッジの片側のみを覆う形状にすることによって、構造の簡素化を図り、シャッタのコストを低下させることができる。また、ディスク保持部あるいはディスク保持部材がディスクをシャッタあるいはカートリッジ本体に押し付けて保持するので、カートリッジ本体内においてディスクがガタつくことを防止でき、ディスクの信号記録面への埃等の付着も防止できる。加えてディスク開口部に露出したディスクレーベル面を利用することによりデザイン的に優れる。また脱落防止部材の開閉操作によりディスク保持を開放し、ディスクを取り出せる状態にするので、ディスクを簡単に着脱すことができる。
したがって、本発明によれば、薄型で、防塵性が高く、デザインに優れ、ディスク着脱も簡単で、種々のドライブ装置に使用可能なディスクカートリッジが提供される。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施形態に係わるディスクカートリッジ301について、その全体構成を図1を参照して説明する。
ディスクカートリッジ301は、カートリッジ下体11、カートリッジ上体12、第1のシャッタ21、第2のシャッタ22、脱落防止部材23、ロック部材24、回転部材25、連結開閉部材26、弾性部材27を備えている。これらの部材は合成樹脂等によって好適に形成される。また、これらの部材は、同じ材料を用いて形成される必要はなく、各部材に要求される強度や外観等を考慮して、各部材に最適な材料が決定される。
カートリッジ下体11は、内側下面11uを有している。内側下面11uには、外部からディスク100を回転させるためのスピンドルモータ等のチャッキング部材が侵入できるよう開口したチャッキング開口部11cと、信号(情報)の記録および/または再生を行うヘッドが侵入し、ディスク100にアクセスできるよう開口したヘッド開口部11hとが設けられている。ヘッド開口部11hとチャッキング開口部11cは連通している。ヘッド開口部11hは、カートリッジ下体11の側面に達するように設けられており、ヘッド開口部11hの設けられた側面に隣接する側面には凹部11rが設けられている。
以下で詳述するように、内側下面11uには、回転部材25に設けられた凸部25eおよび25fの先端を受ける溝11eおよび11fが設けられている。溝11eおよび11fは、内側下面11uを貫通していないことが好ましい。また、連結開閉部材26の回動孔26hを受ける軸11mが設けられている。また、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22にそれぞれ設けられた回転孔21aおよび22aを受ける一対の回動軸11pが内側下面11uに設けられている。また、本実施形態では、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22に回転孔21aおよび22aを設け、カートリッジ下体11に回動軸11pを設けているが、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22に回動軸を設け、カートリッジ下体11に回転孔を設けてもよい。また、内側下面11uには、ディスクの取り出しを判別するための取り出し履歴ホール11kが設けられている。
第1のシャッタ21および第2のシャッタ22は、カートリッジ下体11の内側下面11u上に設けられ、ディスク100がディスクカートリッジ301に収納されているときには、ディスク100の信号記録面(第2の面)100Bと内側下面11uとの間に位置している。第1のシャッタ21および第2のシャッタ22は、回転孔21aおよび22aをそれぞれ有しており、回転孔21aおよび22aは、カートリッジ下体11の一対の回動軸11pに挿入されている。このため、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22は、一対の回動軸11pを中心に回動し、ヘッド開口部11hおよびチャッキング開口部11cを外部に対して開放または閉塞する。第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が開放状態にあるとき、ディスク100の第2の面100Bの一部はヘッド開口部11hから外部に露出する。
第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が閉塞状態にあるとき、ディスク収納部に収納されたディスク100のセンタホール100hと重なる領域において、孔20hが形成されるように第1のシャッタ21および第2のシャッタ22には切り欠きが設けられている。第1のシャッタ21および第2のシャッタ22の切り欠きの周縁には、凸部21wおよび22wが形成されている。第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が閉塞状態にあるとき、凸部21wおよび22wは密接し、ディスク100のセンタホール100h近傍の全周に接触する凸部20wを構成する。凸部20wはセンタホール100hからディスク100の信号記録面100B側へ埃が侵入するのを防ぐ。凸部21wおよび22wの孔20h側には三つの突起20pが形成されている。突起20pの上面は、凸部21wおよび22wの上面よりも高くなっている。突起20pは、第1および第2のシャッタ21、22が開閉するときに、ディスク100の情報記録面である第2の面100Bの情報記録領域外に当接しディスクを上方に持ち上げる。これにより、開閉時に凸部20wが第2の面100Bの情報記録領域に接触し傷付けるのを防止する。
また、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が閉塞状態にあるときにディスク収納部内でディスク100を保持するために、第1のシャッタ21はディスク保持部21dを有し、第2のシャッタ22はディスク保持部22cおよび22dを有している。これらのディスク保持部は逆テーパー形状のディスク収納部の底面側に傾斜した斜面を有しており、斜面がディスク100の外縁部と当接し、がたつきなく保持する働きをする。また第1のシャッタ21の先端には凸部21cが設けられている。凸部21cは、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が閉塞状態にあるとき、カートリッジ下体11の側面に達したチャッキング開口部11hからディスク100の側面が露出するのを防ぐ。
以下で詳述するように、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22は、回転部材25の凸部25eおよび25fに係合する案内溝21sおよび22sを有している。回転部材25の凸部25eおよび25fが突き抜けるよう、案内溝21sおよび22sは第1のシャッタ21および第2のシャッタ22を貫通している。
回転部材25は、側壁25iと側壁25iの底部に設けられたディスク受け部25aとを含む。側壁25iは、収納されたディスク100の側面を取り囲むようなサイズと形状を備えた円筒状を有し、切り欠き25d、25gおよび25hによって分断されている。ディスク受け部25aは、平らなリング形状を有しており、その一部に切り欠き25cが設けられている。第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が開放状態にあるとき、回転部材25が回転して、切り欠き25cが、ヘッド開口部11hと重なる。言い換えると、回転部材25が回転することにより、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が開放状態となる。また、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が閉塞状態の時には、ディスク保持部21d、22d、22cと凸部21cがそれぞれ切り欠き25g、25h、25dからディスク受け部25a側に突出し、ディスク100を保持する。ディスク受け部25aの下面には、ディスク下体11側へ突出した凸部25eおよび25fが設けられている。また、側壁25iの外側にはディスクドライブ装置のシャッタ開閉機構と係合する凹部25sおよび歯車25jが設けられている。凹部25sおよび歯車25jは組立後あるいは回転途中にはカートリッジ下体11の側面凹部11rに突出する。即ち、凹部25sおよび歯車25jは、カートリッジ本体301の側面に露出する。また、側壁25iの外側には、後述するロック24のロック先端部24kと係合するための係合窓25kと、後述する連結開閉部材26のピン部26pと係合するための凹部25mが設けられている。
カートリッジ上体12は、ディスク100の全投影領域を開口する円形のディスク開口部12wを有しており、ディスク開口部12wは、円筒状の側面12iによって規定される。このディスク開口部12wを通してディスク100をディスクカートリッジ301に着脱可能とすることができる。
また、カートリッジ上体12の上面12dには、上面12dと一体に形成され、開口部12wへ張り出している脱落防止部材12sが形成されている。脱落防止部材12sおよび後述する脱落防止部材23は、ディスク開口部12wからディスク100が脱落することを防止する。
特に、ディスクカートリッジをドライブ装置に垂直に挿入して使用する場合において脱落防止の効果を発揮する。脱落防止部材の数は3個以上であってもよい。また、図1に示す以外の他の形状を有する脱落防止部材を設けてもよいし、脱落防止部材を設ける場所も図1に示される以外の場所であってもよい。
カートリッジ上体12とカートリッジ下体11とは外縁部で接着もしくは超音波溶着され、あるいは、ねじなどの接続部材を用いて締結されることにより、カートリッジ本体を構成している。また、カートリッジ下体11の内側下面11uとカートリッジ上体12の側面12iとは、ディスク100を収納するディスク収納部を構成している。
ディスク収納部において、側面12iが規定する空間は、ディスク100が回転しても接触しない程度にディスク100よりも大きく、ディスク100は収納部内で回転することが可能である。ディスク収納部の上部はディスク開口部12wとして開放されており、ディスク収納部にセットされたディスク100の第1の面100Aの全面が、ディスク開口部12wから外部に露出される。一方、ディスク100の情報記録面である第2の面100Bは、内側下面11uに面している。
このような構造を採用することにより、ディスクの両面を覆う従来のカートリッジを形成する場合に較べて、カートリッジ301を薄くすることができる。また、ディスク開口部12wからディスクのレーベル面を露出させることができるため、レーベル面(第1の面)100Aに書かれたディスクのコンテンツ等を確認することが容易となる。また、レーベル面の意匠を露出させることによって、ディスクが収納されたディスクカートリッジ全体の意匠も優れたものとなる。
ロック部材24は、回転部材25の回転をロックする働きをする。ロック部材24の回動孔24hはカートリッジ下体11に設けられた回動軸11sに挿入され回動可能な状態となる。ロック先端部24kが回転部材25の係合窓25kに入り込み付勢する。また解除部24sはディスクカートリッジ301の側面に露出している。回転部材25の回転ロック解除を行うには、ドライブメカニズムにより解除部24sを押圧すればよい。解除部24sを押圧することによりロック部材24は回動孔24hを中心に回動し、ロック先端部24kは係合窓25kから外れ、ロック解除状態となる。以上の様に、ロック部材24により、回転部材25は回転をロックされ、同時にシャッタは開放するのをロックされる。
弾性部材27はロック部材24が回転部材25に確実なロックの働きをする。弾性部材27のコイル部27hはカートリッジ下体11に設けられた軸11tに挿入され、ロック部材24の側面24dを弾性部材27の端部27dが押圧しロックの働きを強くする。
脱落防止部材23は、カートリッジ上体12およびカートリッジ下体11からなるカートリッジ本体のヘッド開口部11hが設けられた側面と対向する側面に近接し設けられている。脱落防止部材23の長手方向の両端近傍にはガイド部23j、23kが設けられている。ガイド部23j、23kはカートリッジ上体12に設けられたガイド溝12j、12kに挿入し、脱落防止部材23の移動方向を規制する。また、ガイド部23j、23kの端部には係止爪23c、23dが設けられており、挿入固定することにより脱落防止部材23はカートリッジ上体12よりディスク100に垂直な方向へ離脱することを防ぐ。また、ガイド部23j、23kの係止爪23c、23dに隣接する両方の面23e、23e´、23f、23f’と、ガイド溝12j、12kの長手方向の面に隣接する両方の面12e、12e´、12f、12f´が当接して、移動する位置を規制する。
カートリッジ上体12には、脱落防止部材23のガイドピン23mを受ける貫通した規制孔12mが設けられている。ガイドピン23mは後述する連結開閉部材26に設けられたガイド溝26aと係合する。規制孔12mは脱落防止部材が移動する方向に長く設けられている。
上述したように脱落防止部材23には、履歴ホール23hが設けられている。履歴ホール23hには、蓋材23gが設けられており、履歴ホール23hの開口の一部を柱状の蓋材23gが覆っている。履歴ホール23hの中心は、カートリッジ下体の取出し履歴ホール11kの中心と一致している。また、蓋材23gの一部が取出し履歴ホール11kに挿入されている。
連結開閉部材26は、脱落防止部材23及びカートリッジ上体12とカートリッジ下体11との間に配置され、連結開閉部材26は略V字形状しており、略V字の屈曲部に回動孔26hが設けられており、回動孔26hをカートリッジ下体11に設けられた回動軸11mに挿入する。回動軸11は脱落防止部材23の投影領域以外の位置にあることが好ましいが、投影領域内であってもよい。一端にはピン部26pが設けられている。ピン部26pは回転部材25の側面に設けられた凹部25mと係合し、回転部材25を回転させることができる。
ディスクカートリッジ301は図1に示すような各部品の上下関係を維持して組み立てられる。その結果、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22がカートリッジ下体11に配置され、これらの上に回転部材25が位置するように、カートリッジ下体11とカートリッジ上体12が接合される。この状態でディスク100をディスク開口部12wから挿入し、最後に脱落防止部材23を嵌め込めばディスクカートリッジとして完成する。すなわち、カートリッジ301の組立工程とディスク100の挿入工程を別の場所で行うことができる。例えばディスク100のみの挿入をクリーンルームで行うことができる。
以下に、ディスクカートリッジ301からディスク100を脱着する操作を図2から図5を用いて詳述する。
図4は脱落防止部材23の一部が、ディスク100の上方に突出し、ディスク100がカートリッジ上体12のディスク開口部12wからディスク100が脱落するのを防いでいる状態を示す。また図2は図4の状態でディスク100が無い状態を示す。
図5は脱落防止材23がスライドし、ディスク100の上方に突出しない状態を示す。また図3は図5の状態でディスク100が無い状態を示す。
図2において、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22は閉塞状態にあり、回転部材25とロック部材24と弾性部材27により閉塞状態は維持された状態にある。この時には図4に示すように、ディスク100はディスク保持部21dおよび22d、22cにより保持固定されている。より詳しくは、ディスク保持部21dおよび22d、22cの斜面とディスク100の外周部分とが当接することによって、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が閉塞した状態にあるとき、回転部材25の切り欠き25cが位置する領域において、ディスク収納部の側壁12iにディスク100の外側面が当接するように、ディスク保持部21dおよび22d、22cがディスク100の中心をディスク収納部の中心に対してオフセットさせてディスク100を保持している。同時に、ディスク保持部21dおよび22d、22cの斜面とディスク100の外周部分とが当接することによって、ディスク100をディスク収納部の底部側へ押し付ける。これにより、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22ならびにディスクカートリッジ本体に対してディスク100を固定する。また、ディスクの信号記録面100Bの外周部分および内周部分を回転部材25のディスク受け部25aおよびシャッタの凸部20wに当接させ、これらによって信号記録面100Bの信号記録領域を密閉して、信号記録領域に埃が付着するのを防止している。
脱落防止部材23はディスク100の上方に突出した状態である。ディスク100が保持固定されている状態を維持できるのは、ディスク保持部21dおよび22d、22cを有する第1および第2のシャッタ21、22が閉塞状態を維持しているためである。
まず、前述の第1および第2のシャッタ21、22が閉塞状態を維持できる状況を図2により説明する。第1のシャッタ21の回動は、案内溝21sと回転部材25の凸部25eとの係合を介して回転部材25により規制される。同様に、第2のシャッタ22の回動は、案内溝22sと回転部材25の凸部25fとの係合を介して回転部材25により規制される。一方、回転部材25は、ロック部材24のロック先端部24kが回転部材25の係合窓25kに係合し、弾性部材27で回転部材24側へ押圧しているため回転を規制されている。従って、ロック先端部24kが係合窓25kに係合している状態では、第1および第2のシャッタ21、22は閉塞状態を維持できることになる。
次に、脱落防止部材23がディスク100の上方に突出した状態を維持できる状況を同様に図2により説明する。脱落防止部材23は両端にガイド部23j、23kとカートリッジ上体12にガイド溝12j、12kを備えておりスライド移動できる形態である。ガイド部23j、23kの先端部の係止爪23c、23dがカートリッジ上体12のガイド溝12j、12kに係り止めしているためディスク100に垂直な方向への抜けが規制されている。さらに脱落防止部材23の蓋材23gがカートリッジ下体11の孔11kに係合しているため、脱落防止部材23は移動を規制されている。従って、係止爪23c、23dとガイド溝12j、12kとが係合かつ蓋材23gと孔11kとが係合している状態では、図4に示すように脱落防止部材23はディスク100の上方に突出した状態を維持できる。
また、脱落防止部材23がディスク100の上方に突出した状態では、連結開閉部材26の先端のピン部26pと回転部材25の凹部25mとは係合状態にはないので、ディスクカートリッジ301をドライブ装置に挿入して、ドライブ側の操作による通常の回転部材25の回転動作に連結開閉部材26は影響を与えない。またカートリッジ下体に連結開閉部材26のガイド溝26aが位置する先端に凸部26nと係合する凹部11nを設けることにより、連結開閉部材の回動を規制することができる。
また、ロック部材を押圧している弾性部材は樹脂製のバネではないので高温、多湿によるクリープ等の弾性の劣化がほとんどなく回転部材の規制を損なうことはない。
次に、ディスクカートリッジ301からディスク100を取り出す操作を説明する。まず操作者は蓋材23gをペン先等で押圧して脱落防止部材23から離脱する。この時履歴ホール23hは開いた状態となる。次に、ロック部材24の解除部24sを指先等で押圧すると、ロック部材24は回動孔24hを中心に回動し、ロック先端部24kは回転部材25の係合窓25kから離れる。次に、脱落防止部材23の中央部近傍を図2のA方向に引っ張る。これにより脱落防止部材23の固定は解除され移動自在な状態となる。脱落防止部材23のこの移動に伴い、連結開閉部材26のガイド溝26aは係合しているガイドピン23mに案内され、回動孔26hを中心に回動を始める。同時に連結開閉部材26先端のピン部26pはB方向に移動し始める。
さらに脱落防止部材23の移動が進むと、連結開閉部材26の回動も進み、かつピン部26pもB方向に進む。これによりピン部26pは回転部材25の凹部25mに係合していく。ピン部26pが凹部25mに係合した後は、脱落防止部材23の移動に伴い連結開閉部材26のピン部26pは回転部材25の回転軌道に沿って移動し、ピン部26pと凹部25mとの係合により回転部材25は時計方向に回転することになる。
図3は脱落防止部材23の移動が終了した状態である。これは脱落防止部材23の移動により連結開閉部材26を介して回転部材25が回転し、さらに回転部材25を介して第1および第2のシャッタ21、22が回動し、少し開放した状態を示す。この時、ディスク保持部21d、22dはディスク開口部12w領域の外側へ移動している。
ディスク100が有る状態を示したのが図5である。図5において、脱落防止部材23はディスク100の上方には突出していない。さらにディスク保持部21d、22dもディスク開口部12wには突出していない状態でかつ、ディスク100は保持から開放された状態にある。
この時、操作者はディスク100のセンタホール100hに指を入れ、脱落防止部材23近傍においてディスク100をカートリッジ上体12から浮かせて、ディスク100をディスクカートリッジ301から取り出すことができる。
上述したように、蓋材23gを離脱しないと脱落防止部材23は移動できず、ディスク100の取り出しもできないので、一度ディスク100を取り出すと、蓋材23gを離脱した後の取出し履歴ホール11kが開く。ディスクカートリッジ301を装着するディスクドライブはこの取出し履歴ホール11kの開閉状態を検出して、検出結果を記録・再生動作の制御に用いる。例えば、所定の規格で記録・再生の可能なディスクを収納したディスクカートリッジ301が製造された場合を考える。ディスクドライブは、挿入されたディスクカートリッジ301の取り出し履歴ホール11kの状態を検出する。取出し履歴ホール11kが閉じていると、ディスクドライブは、ディスクカートリッジが所定の規格で記録・再生が可能なディスクを収納していると判断する。そして、直ちにその規格で記録または再生の動作を行う。一方、取出し履歴ホール11kが開いていると、ディスクドライブはディスクカートリッジに収められているディスクの種類が既知ではないと判断する。そして、ディスクドライブは、ディスクカートリッジ内のディスクがどのような種類のディスクであるかを決定するために、種々のテスト信号をディスクに照射してディスクの種類を確認する動作をまず行う。続いて、確認結果に基づいて、最適な条件でディスクへ信号を記録し、または、ディスクから信号を再生する。
次に、取り出したディスク100を再度カートリッジ301に収納する方法を説明する。
操作者はディスク100のセンタホール100hに指を入れてディスク100を持ち、脱落防止部材12sの下方に潜り込ませながらディスク開口部12w内へ設置する。その後は、脱落防止部材23をスライド移動させ元の位置に戻す。この動作に連動して、連結開閉部材26は回転部材25を反時計方向に回転させ、回転部材25は第1および第2のシャッタ21、22を閉塞させる。同時に、ロック部材24は反時計方向に回動することにより、係合窓25kとロック先端部24kは係合し、回転部材25の回転は規制される。このときロック先端部24kが確実に係合窓25に係合させるため、ロック部材24の側面24dを弾性部材27で押圧する。これにより、第1および第2のシャッタ21、22が閉塞し、ディスク保持部21d、22dがディスク100を保持する。
以上のように、ディスクカートリッジ301からディスク100を取り出すには、ロック部材24の押圧操作と脱落防止部材23のスライド操作のみででき、取り出したディスク100を元に戻す方法は、脱落防止部材23を移動させ元の位置に戻すだけで完了する。
上記実施の形態で説明した脱落防止部材は、ディスクに対して略水平な面でスライド移動する内容であるが、例えば、図6のようにディスクに対して略水平な面で回動する方式あっても可能であり、同様の効果が得られる。さらには、脱落防止部材をカートリッジ本体に対し着脱する方式でも同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態で、カートリッジ上体の上面に凸部または凹部、それに嵌合するように脱落防止部材に凹部または凸部が設けられ、脱落防止部材がディスク開口部に突出している状態では軽くロックするディスクカートリッジとして本発明を実施することができる。
また、上記実施の形態では、特にディスク100の大きさについて言及しなかったが、12cmのディスクや、その他のサイズのディスクなど、種々のサイズのディスクを収納するディスクカートリッジとして本発明を実施することができる。
さらに、上記実施の形態では、ディスクカートリッジの外形は、ディスクよりわずかに大きい程度であるように図示されていたが、ディスクとディスクカートリッジとの大きさは、図示される関係に限定されるものではない。例えば、ディスクカートリッジの外形は12cmのディスクを収納できる程度に大きいが、ディスクカートリッジに設けられたディスク収納部やディスク保持部は8cmのディスクを収納するのに適した大きさおよび構造であってもよい。このようなディスクカートリッジは、例えば、12cmディスク用記録/再生装置において、8cmのディスクに対して記録/再生するためのアダプターとしても機能する。
本発明によれば、片面を露出させる構造を備え、薄型で、防塵性が高く、デザインに優れ、ディスクの取り出しも簡単で、種々のドライブ装置に使用可能なディスクカートリッジが提供される。
本発明の実施の形態1におけるディスクカートリッジの全体構造を示す斜視図 図1のディスクカートリッジで脱落防止部材が閉じている平面図 図1のディスクカートリッジで脱落防止部材が開いている平面図 図2のディスクカートリッジでディスクが挿入されている平面図 図3のディスクカートリッジでディスクが挿入されている平面図 図1のディスクカートリッジで脱落防止部材が回動して開いている平面図
符号の説明
11 カートリッジ下体
11k 取出し履歴ホール
11m 軸
11n 凹部
12 カートリッジ上体
12s 脱落防止材
12w ディスク開口部
21 第1のシャッタ
22 第2のシャッタ
21d,22d,22c ディスク保持部
23 脱落防止部材
23g 蓋材
23h 履歴ホール
23m ガイドピン
24 ロック部材
24k ロック先端部
24s 解除部
25 回転部材
25k 係合窓
25m 凹部
26 連結開閉部材
26a ガイド溝
26p ピン部
27 弾性部材
100 ディスク
100h ディスクセンターホール
301 ディスクカートリッジ

Claims (7)

  1. ディスク開口部および底部を有し、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態で、かつ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部に露出するように収納するディスク収納部と、前記ディスクを外部からチャッキングするために前記ディスク収納部の底部に設けられたチャッキング開口部と、信号の記録および/または再生を行うヘッドが前記ディスクの第2の面へアクセスするために前記ディスク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含むカートリッジ本体、
    前記ディスク収納部の底部上に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に対して、開放または閉塞するための第1および第2のシャッタ、
    前記ディスク収納部内の前記第1および第2のシャッタ上に保持されており、前記ディスク収納部内で回転することによって、前記第1および第2のシャッタが開閉動作を行うように前記第1および第2のシャッタに係合している回転部材、
    前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記回転部材を前記カートリッジ本体に対して固定するロック部材、
    前記シャッタの開閉動作に連動して、前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記カートリッジ本体に対してディスクを固定するディスク保持部、
    前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態とをとることができる脱落防止部材、
    前記カートリッジ本体に設けられた軸に回転可動に支持され、前記脱落防止部材と前記回転部材に連動する連結開閉部材を備え、
    前記脱落防止部材に連動して、前記ディスク保持部が動作し、前記脱落防止部材が前記ディスク開口部内に突出しない状態では、前記ディスクは前記ディスク保持部により固定されず前記ディスクを前記ディスク開口部より前記ディスクを取り出すことが可能なディスクカートリッジにおいて
    前記脱落防止部材を前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態に移動できるように前記カートリッジ本体に対して前記脱落防止部材を支持するガイド部を有するディスクカートリッジ。
  2. 前記ガイド部は前記カートリッジ本体に対して前記ディスクの面に垂直な方向に位置を規制する請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  3. 前記ガイド部は前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態の位置を規制する請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  4. ディスク開口部および底部を有し、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態で、かつ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部に露出するように収納するディスク収納部と、前記ディスクを外部からチャッキングするために前記ディスク収納部の底部に設けられたチャッキング開口部と、信号の記録および/または再生を行うヘッドが前記ディスクの第2の面へアクセスするために前記ディスク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含むカートリッジ本体、
    前記ディスク収納部の底部上に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に対して、開放または閉塞するための第1および第2のシャッタ、
    前記ディスク収納部内の前記第1および第2のシャッタ上に保持されており、前記ディスク収納部内で回転することによって、前記第1および第2のシャッタが開閉動作を行うように前記第1および第2のシャッタに係合している回転部材、
    前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記回転部材を前記カートリッジ本体に対して固定するロック部材、
    前記シャッタの開閉動作に連動して、前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記カートリッジ本体に対してディスクを固定するディスク保持部、
    前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態とをとることができる脱落防止部材、
    前記カートリッジ本体に設けられた軸に回転可動に支持され、前記脱落防止部材と前記回転部材に連動する連結開閉部材を備え、
    前記脱落防止部材に連動して、前記ディスク保持部が動作し、前記脱落防止部材が前記ディスク開口部内に突出しない状態では、前記ディスクは前記ディスク保持部により固定されず前記ディスクを前記ディスク開口部より前記ディスクを取り出すことが可能なディスクカートリッジおいて
    前記連結開閉部材は略V字形状であるディスクカートリッジ。
  5. 前記連結開閉部材の略V字形状の屈曲部に設けられている回動孔と係合する軸は前記カートリッジ本体に設けられている請求項4に記載のディスクカートリッジ。
  6. ディスク開口部および底部を有し、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態で、かつ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部に露出するように収納するディスク収納部と、前記ディスクを外部からチャッキングするために前記ディスク収納部の底部に設けられたチャッキング開口部と、信号の記録および/または再生を行うヘッドが前記ディスクの第2の面へアクセスするために前記ディスク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含むカートリッジ本体、
    前記ディスク収納部の底部上に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に対して、開放または閉塞するための第1および第2のシャッタ、
    前記ディスク収納部内の前記第1および第2のシャッタ上に保持されており、前記ディスク収納部内で回転することによって、前記第1および第2のシャッタが開閉動作を行うように前記第1および第2のシャッタに係合している回転部材、
    前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記回転部材を前記カートリッジ本体に対して固定するロック部材、
    前記シャッタの開閉動作に連動して、前記第1および第2のシャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記第1および第2のシャッタもしくは前記カートリッジ本体に対してディスクを固定するディスク保持部、
    前記ディスク開口部内に突出した状態と突出しない状態とをとることができる脱落防止部材、
    前記カートリッジ本体に設けられた軸に回転可動に支持され、前記脱落防止部材と前記回転部材に連動する連結開閉部材を備え、
    前記脱落防止部材に連動して、前記ディスク保持部が動作し、前記脱落防止部材が前記ディスク開口部内に突出しない状態では、前記ディスクは前記ディスク保持部により固定されず前記ディスクを前記ディスク開口部より前記ディスクを取り出すことが可能なディスクカートリッジにおいて
    前記連結開閉部材の一端に前記回転部材と連動するよう設けられた突起部は、前記ディスク保持部で前記ディスクを固定しない状態では前記回転部材に係合し前記回転部材を連動するが、前記ディスク保持部で前記ディスクを保持しない状態では前記回転部材とは係合しないディスクカートリッジ。
  7. 前記連結開閉部材の一端は前記脱落防止部材と係合する案内溝、もう一端には前記回転部材と連動する突起部が設けられている請求項1、4、6のいずれか1項に記載のディスクカートリッジ。
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