JP3997607B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、光ディスクや光磁気ディスク等の円盤状記録媒体が収納されたディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
情報の記録及び/又は再生が可能な円盤状記録媒体がカートリッジ本体内に収納されたディスクカートリッジが知られている。この種のディスクカートリッジとして、例えば図16に示すようなディスクカートリッジ101は、一組の上下ハーフを組み合わせて構成されるカートリッジ本体105と、このカートリッジ本体105内に回転可能に収納された光磁気ディスク106とを備えている。
【0003】
カートリッジ本体105には、図16及び図17に示すように、カートリッジ本体105内に収納された光磁気ディスク106の信号記録領域の一部を外部に外部に臨ませるための記録再生用開口部107,107が相対向する位置にそれぞれ設けられている。この記録再生用開口部107は、カートリッジ本体105に移動可能に設けられたシャッタ部材110により開閉可能とされている。また、シャッタ部材110は、カートリッジ本体105内に設けられた図示しない捻りコイルバネによって、記録再生用開口部107を閉塞する方向に付勢されている。
【0004】
また、カートリッジ本体105には、図17に示すように、下ハーフの中央部に、記録再生装置に装填された際に、光磁気ディスク106を回転駆動するターンテーブルが進入するための円形状のテーブル進入用開口部108が設けられている。また、カートリッジ本体105には、図16に示すように、上ハーフの主面上に、記録再生装置に対する装填方向を示す表示109が設けられている。
【0005】
このカートリッジ本体105内に収納された光磁気ディスク106は、図18に示すように、中心穴を有する円盤状に形成されており、例えば直径が80mmに形成されている。光磁気ディスク106は、中心穴に、フランジ部を有する金属製のセンターハブ106aが設けられており、カートリッジ本体105のテーブル進入用開口部108からセンターハブが露呈されている。光磁気ディスク106は、記録再生装置に装填された際、センターハブ106aがターンテーブルに設けられたマグネットによって吸着されて、ターンテーブル上に載置されて保持される。
【0006】
また、例えばCD(コンパクト・ディスク)等の光学ディスクは、図19に示すようなディスクケース120内に収納されて利用されている。図19に示すように、ディスクケース120は、光学ディスク126を収納する収納部127を有するケース本体125と、このケース本体125の収納部に開閉可能に設けられた蓋体128とを有している。
【0007】
ケース本体125には、収納部に収納された光学ディスク126を挿脱するために、収納部に蓋体128が開閉可能に設けられている。蓋体128には、内方側の主面の中央部に、光学ディスク126の中央部を保持するためのディスク保持部材129が配設されている。この蓋体128は、ケース本体125に設けられた係合爪131,131に係合されることにより、ケース本体125に対して閉塞された状態で保持される。
【0008】
また、ケース本体125には、図20に示すように、底面部の中央部に、記録再生装置に装填された際に光学ディスク126を回転駆動するターンテーブルが進入するためのテーブル進入用開口部135が設けられている。また、ケース本体135には、図20及び図21に示すように、収納部に収納された光学ディスク126の信号記録領域を記録再生装置側の記録再生手段に臨ませるための記録再生用開口部136が、光学ディスク126の半径方向に亘って形成されている。この記録再生用開口部136は、テーブル進入用開口部135に連設されている。
【0009】
記録再生用開口部136は、図20及び図21に示すように、ケース本体125に移動可能に設けられたシャッタ部材132により開閉可能とされている。シャッタ部材132は、図19及び図20に示すように、ケース本体125の幅方向の両側にそれぞれ移動可能に設けられている。また、図19に示すように、ケース本体125には、記録再生装置に対する装填方向を示す表示133が設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のディスクカートリッジ101やディスクケース120は、いずれもカートリッジ本体又105はケース本体125が略方形状に形成されているため、カートリッジ本体105内又はケース本体125内に収納された光磁気ディスク106又は光学ディスク126が、カートリッジ本体105又はケース本体126内で占める面積より大きな面積を有している。すなわち、従来のディスクカートリッジやディスクケースは、特に光磁気ディスクの外周部とカートリッジ本体105又はケース本体125内のコーナ部との間に不要がスペースが設けられている(以下、便宜上ディスクカートリッジ101についてのみ述べるが、ディスクケース120についても同様とされる)。
【0011】
また、従来のディスクカートリッジ101が装填される例えば携帯型の記録再生装置においては、ディスクカートリッジ101全体の投影面積をすべて覆う必要があるため、ディスクカートリッジ101単体と比較して、記録再生装置全体が更に大型化してしまい、可搬性が低下してしまうという不都合があった。すなわち、従来のディスクカートリッジ101は、携帯性が乏しいという問題点があった。
【0012】
一方、ディスクカートリッジ101は、カートリッジ本体105から光磁気ディスク106を取り出して光磁気ディスク106を単体で扱う場合、光磁気ディスク106の信号記録面に塵や指紋等が付着する機会が増えるため、記録再生時にエラーを発生しやすくなるという問題がある。特に、高記録密度化が図られた円盤状記録媒体は、微小は塵埃の影響を受けるという大きな問題がある。
【0013】
したがって、ディスクカートリッジ101は、カートリッジ本体105の小型化を図る必要があり、カートリッジ本体105に収納される光磁気ディスク106の外径に沿ってカートリッジ本体105を円形状に小型化することが考慮される。
【0014】
しかしながら、主面が円形状のカートリッジ本体に、直線的に平行移動するシャッタ部材を有するシャッタ機構を配設することが困難であるという問題がある。回転型のシャッタ部材を有するシャッタ機構を備える場合、この種のシャッタ機構は、シャッタ部材の回転中心を回転自在に支持するリング状のガイド部材が必要となる。このため、回転型のシャッタ機構を備えるディスクカートリッジは、カートリッジ本体に設けられた記録再生用開口とテーブル進入用開口部が分離された形状にせざるを得なかった。
【0015】
ディスクカートリッジは、記録再生用開口部とテーブル進入用開口部が別々に分離されてしまうことによって、記録再生用開口部とテーブル進入用開口部とを分離する枠部が、円盤状記録媒体に対する記録再生手段の移動範囲が制限されてしまうという不都合が生じてしまう。
【0016】
そこで、本発明は、カートリッジ本体の小型化を実現することができるディスクカートリッジを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明に係るディスクカートリッジは、円盤状記録媒体を収納するカートリッジ本体と、上記カートリッジ本体に設けられて、上記カートリッジ本体に収納された円盤状記録媒体を駆動手段が上記カートリッジ本体内に進入するための進入用開口部と、上記カートリッジ本体に設けられて、上記円盤状記録媒体を記録及び/又は再生手段に臨ませる記録及び/又は再生用開口部と、それぞれが回動可能で、連続して形成された上記進入用開口部と上記記録及び/又は再生用開口部を開閉する第1及び第2のシャッタ部材と、上記第1のシャッタ部材の開閉動作を規制するロック部とを備える。上記第1のシャッタ部材と上記第2のシャッタ部材とは、上記カートリッジ本体を挟んで外方側と内方側に位置して回動可能に配設され、上記円盤状記録媒体と上記カートリッジ本体の内方側に配設された上記第2のシャッタ部材との間には、外部から上記カートリッジ本体内に進入する塵埃を遮断する仕切り用シートが配設され、上記仕切り用シートは、上記進入用開口部と記録及び/又は再生用開口部に対応して切欠き部が形成され、この切欠き部が上記記録及び/又は再生用開口部の開口内に突出して設けられている。そして、上記ロック部による上記第1のシャッタ部材の回動規制が解除されると、上記第1のシャッタ部材が回動し、上記第1のシャッタ部材の回転動作に連動して上記第2シャッタ部材が回動し、上記進入用開口部と記録及び/又は再生用開口部を開放する。
【0018】
以上のように構成したディスクカートリッジは、カートリッジ本体に連続して形成された記録及び/又は再生用開口部と進入用開口部を第1及び第2のシャッタ部材が回動することによって開閉する。このディスクカートリッジは、進入用開口部と記録及び/又は再生用開口部とが連続して形成されており、記録及び/又は再生用開口部内を移動する記録及び/又は再生手段の移動範囲を制限することがなく、且つカートリッジ本体が小型化される。また、円盤状記録媒体と上記カートリッジ本体の内方側に配設された第2のシャッタ部材との間に配設された仕切り用シートの切欠き部が上記記録及び/又は再生用開口部の開口内に突出して設けられることで、第1及び第2のシャッタ部材に付着した塵埃が、カートリッジ本体内に進入することを確実に防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態について、ディスクカートリッジを図面を参照して説明する。図1に示すように、ディスクカートリッジ1は、情報記録媒体である光磁気ディスク6と、この光磁気ディスク6を内部に収納するカートリッジ本体8とを備えている。
【0020】
光磁気ディスク6は、例えば直径120mmに形成されており、中心穴が形成されている。光磁気ディスク6の中心穴には、金属製のセンターハブが配設されている。
【0021】
カートリッジ本体8は、例えば樹脂材料により成形された略円形浅皿状の上ハーフ11と下ハーフ12とを突き合わせて結合することによって全体略薄箱状に形成されている。
【0022】
カートリッジ本体8は、図2、図3及び図4に示すように、光磁気ディスク6を回転する記録再生装置側のターンテーブル10がカートリッジ本体8内に進入するためのテーブル進入用開口部15と、記録再生装置側の記録再生手段に光磁気ディスク6の信号記録領域の一部を臨ませるための記録再生用開口部16とを有している。
【0023】
テーブル進入用開口部15は、下ハーフ12の主面の中央部に略円形状に形成されている。ディスクカートリッジ1は、図4に示すように、記録再生装置に装填された際、記録再生装置側のターンテーブル10がテーブル進入用開口部15からカートリッジ本体8内に挿入される。ディスクカートリッジ1は、ターンテーブル10上に突設された位置決め部10aが光磁気ディスク6の中心穴に挿入されて、位置決め部10aの先端に配設されたマグネット10bによって、光磁気ディスク6のセンターハブ6aが吸着保持される。そして、光磁気ディスク6は、ターンテーブル10の載置面10c上に載置される。
【0024】
記録再生用開口部16は、下ハーフ12に、光磁気ディスク6の半径方向に亘って形成されており、一端部がテーブル進入用開口部15に連設されている。また、この記録再生用開口部16の他端部は、下ハーフ12の外周部に開口されて形成されている。
【0025】
そして、ディスクカートリッジ1は、これら記録再生用開口部16及びテーブル進入用開口部15をそれぞれ開閉するためのシャッタ機構18を備えている。
【0026】
シャッタ機構18は、図2、図5及び図6に示すように、記録再生用開口部16を開閉する第1のシャッタ部材21と、テーブル進入用開口部15を開閉するための第2のシャッタ部材22と、これら第1のシャッタ部材21と第2のシャッタ部材22を連動させるための連結部材23と、この連結部材23を回動方向に付勢する捻りコイルバネ24とを有している。
【0027】
第1のシャッタ部材21は、下ハーフ12の外方側に、図2及び図3中矢印a1 方向及びa2 方向に回動可能に配設されている。この第1のシャッタ部材21は、例えば金属材料によって形成されており、図2に示すように、略C字状をなす平板状の第1の摺動部26と、この第1の摺動部26の一端に一体に連設された略矩形状をなす平板状の第2の摺動部27とを有している。
【0028】
第1の摺動部26には、図2及び図3に示すように、記録再生装置側のターンテーブル10がカートリッジ本体8内に進入するためのテーブル進入用切欠き部26aが形成されている。第1の摺動部26には、図3に示すように、カートリッジ本体8のテーブル進入用開口部15の内周部に摺動可能に係合する摺動ガイド片28が、外周部に亘って形成されている。また、第1の摺動部26の主面には、第1のシャッタ部材21を回動操作するための記録再生装置側の図示しないシャッタ駆動ピンが係合する長穴状の回動操作用穴29が形成されている。
【0029】
また、第1のシャッタ部材21には、図3及び図5に示すように、第2の摺動部27の先端部に、上ハーフ11に設けられたガイド溝31に係合するガイド片30が一体に形成されている。このガイド片30の先端部には、ガイド爪30aが形成されており、このガイド爪30aがガイド溝31内に移動自在に挿入されている。
【0030】
第2のシャッタ部材22は、下ハーフ12の内方側に、図2及び図3中矢印b1 方向及びb2 方向に回動可能に配設されている。この第2のシャッタ部材22は、図2、図3及び図5に示すように、例えば、合成樹脂や金属材料によって平板状に形成されており、下ハーフ12の内方側の底面上に設けられた略扇状のガイド凹部33内に摺動可能に配設されている。第2のシャッタ部材22には、図5及び図6に示すように、一方の主面上の一端部に、下ハーフ12に回動自在に支持される回動支持突部34が一体に形成されている。第2のシャッタ部材22は、回動支持突部34が下ハーフ12のガイド凹部33内に設けられた回動支持穴35に挿入されることにより、図3及び図5中矢印b1 方向及びb2 方向に回動自在に支持されている。また、第2のシャッタ部材22には、連結部材23に対向する面上に、連結部材23と連結される連結突部36が一体に立設されている。
【0031】
連結部材23は、図5及び図6に示すように、略C字状を呈する平板状に形成されており、内周部に記録再生装置側のターンテーブル10がカートリッジ本体8内に進入するためのテーブル進入用切欠き部23aが形成されている。連結部材23には、下ハーフ12のテーブル進入用開口部15の内周に亘って形成されたガイド部15aに摺動自在に係合する摺動ガイド片37が、第2のシャッタ部材22に対向する面側の外周部に亘って一体に形成されている。したがって、連結部材23は、摺動ガイド片37が、下ハーフ12のガイド部15aに係合されて、図5中矢印a1 方向及び矢印a2 方向に摺動可能に支持される。
【0032】
また、連結部材23には、外周方向の略中央部に捻りコイルバネ24の一端が取り付けられるバネ取付け凹部38が形成されている。また、下ハーフ12の内方側の底面部には、捻りコイルバネ24の他端が取り付けられるバネ取付け部39が形成されており、このバネ取付け部39に取付けビス40を介して固定されている。
【0033】
また、連結部材23には、第2のシャッタ部材22に対向する主面上には、図6に示すように、第2のシャッタ部材22と連結される連結穴41が設けられている。連結部材23は、連結穴41に第2のシャッタ部材22の連結突部36が挿通されることにより、第2のシャッタ部材22と連動する。また、連結部材23の主面には、図6に示すように、第1のシャッタ部材21の回動操作用穴29と対向する位置に回動操作用穴42が設けられている。
【0034】
捻りコイルバネ24は、一端が連結部材23のバネ取付け凹部38上に取付けビス40を介して固定されており、他端が下ハーフ12の底面部に形成されたバネ取付け部39に取付けビス40を介して固定されている。そして、この捻りコイルバネ24は、中央部が移動可能に配設されており、弾性力によって連結部材23を図5中矢印a2 方向に回動させるように付勢している。したがって、シャッタ機構18は、捻りコイルバネ24の弾性力によって、第1及び第2のシャッタ部材21,22が、テーブル進入用開口部15及び記録再生用開口部16をそれぞれ閉塞している。
【0035】
そして、連結部材23は、第1のシャッタ部材21の第1の摺動部26と互いに外形を対応させて、回動操作穴42を、第1のシャッタ部材21の回動操作穴29に対向させるとともに、摺動ガイド片37を下ハーフ11のガイド部36に摺動自在に係合させた状態で、第1のシャッタ部材21に主面が接着剤等により接合固定されている。
【0036】
また、第1のシャッタ部材21のガイド片30には、第1のシャッタ部材21の開閉動作を規制するためのロック部43が設けられている。このロック部43は、図3、図5及び図6に示すように、下ハーフ12の記録再生用開口部16に係合するロック爪44と、このロック爪44を記録再生用開口部16に係合させる方向に付勢する板バネ45と、ロック爪44を移動操作するための押込み操作片46とを有している。
【0037】
ロック爪44は、ガイド片30上に回動可能に配設されており、ガイド片30に設けられた図示しない開口部内に先端部が挿通自在に設けられている。板バネ45は、ガイド片30上に配設されており、弾性力によってロック爪44の先端部を記録再生用開口部16の一部に係合させている。押込み操作片46は、一部を外方に臨ませてガイド片30上に配設されている。押込み操作片46は、板バネ45の弾性力に抗して押込み操作されることによって、ロック爪44を回動操作して、ロック爪44の先端部と記録再生用開口部16との係合状態を解除する。
【0038】
また、ディスクカートリッジ1は、カートリッジ本体8内に、シャッタ機構18の第2のシャッタ部材22と、光磁気ディスク6の信号記録面との間に、光磁気ディスク6の汚損を防止するための仕切り用シート48が配設されている。
【0039】
仕切り用シート48は、図5及び図6に示すように、例えば不織布等によって円盤状に形成されており、下ハーフ12に形成されたテーブル進入用開口部15及び記録再生用開口部16に対応した形状の切欠き部48a,48bが、外周部から中央部に亘って連続して切欠き形成されている。
【0040】
仕切り用シート48の切欠き部48a,48bは、図3に示すように、カートリッジ本体8の記録再生用開口部16及び第1のシャッタ部材21のテーブル進入用切欠き部26aの開口寸法よりやや小とされて切り欠かれている。したがって、仕切り用シート48は、図3に示すように、テーブル進入用切欠き部26a及び記録再生用開口部16の内側に僅かにそれぞれ突出されており、第1及び第2のシャッタ部材21,22に付着した塵埃が、カートリッジ本体8内に進入することを確実に防止している。
【0041】
また、仕切り用シート48の外周部には、図5及び図6に示すように、仕切り用シート48の移動を規制するための略矩形状の規制用突部48cが一体に形成されている。仕切り用シート48は、規制用突部48cが、下ハーフ12の内周部に形成された係合凹部49に係合されることにより移動が規制された状態で所定の位置に配設される。
【0042】
さらに、仕切り用シート48は、第2のシャッタ部材22に重ねられて配設されたことによって、第2のシャッタ部材22が下ハーフ12から脱落することも防止している。
【0043】
上述したように、シャッタ機構18は、下ハーフ12上に第2のシャッタ部材22や仕切り用シート48を所定の位置に載置するのみで容易に組み付けることができるため、組立性の向上が図られている。
【0044】
以上のように構成されたディスクカートリッジ1について、シャッタ機構18が記録再生用開口部16及びテーブル進入用開口部15をそれぞれ開閉する動作を図面を参照して説明する。
【0045】
まず、シャッタ機構18は、図7及び図8に示すように、記録再生装置に装填された際に、第1のシャッタ部材21に設けられたロック部43の押込み操作片46が記録再生装置側のロック解除手段によって押込み操作されて、第1のシャッタ部材21の規制状態が解除されて回動可能とされる。
【0046】
シャッタ機構18は、第1のシャッタ部材21の回動操作穴29に記録再生装置側のシャッタ駆動ピンが挿入されて、捻りコイルバネ24の弾性力に抗して第1のシャッタ部材21が図7中矢印a1 方向に回動される。
【0047】
シャッタ機構18は、第1のシャッタ部材21が回動されることに伴って連結部材23を回動させて、連結部材23が回動することに伴って第2のシャッタ部材22を回動させる。
【0048】
シャッタ機構18は、図8に示すように、第2のシャッタ部材22が矢印b1 方向に回動することによりテーブル進入用開口部15を開放するとともに、第1のシャッタ部材21が矢印a1 方向に回動することにより記録再生用開口16を開放する。
【0049】
また、シャッタ機構18は、図7に示すように、捻りコイルバネ24の付勢力によって、第2のシャッタ部材22が矢印b2 方向に回動されてテーブル進入用開口部15が閉塞されるとともに、第1のシャッタ部材21が矢印a2 方向に回動されて記録再生用開口部16が閉塞される。
【0050】
また、カートリッジ本体8には、図1に示すように、上ハーフ11の主面上に、記録再生装置に対する装填方向を示す表示10が設けられている。また、カートリッジ本体8の側面部には、記録再生装置側のカートリッジ保持機構によって掴まれるための凹部8a,8bが切欠き形成されている。
【0051】
さらに、カートリッジ本体8には、図1及び図2に示すように、光磁気ディスク6に記録された情報信号を誤って消去することを防止するための誤記録防止部材13が、カートリッジ本体8に設けられたガイド溝に移動可能に配設されている。また、カートリッジ本体8の下ハーフ12には、幅方向の両側に、記録再生装置内のカートリッジ装填位置に位置決めするための位置決め用穴14a,14bがそれぞれ設けられている。
【0052】
また、ディスクカートリッジ1のカートリッジ本体8は、図1に示すように、光磁気ディスク6の記録内容等を表示するためのラベル表示部17を備えている。ラベル表示部17は、図1に示すように、上ハーフ11上に突設されており、印字情報が記録される印字記録媒体17aと、この印字記録媒体17aを収納する収納部17bとを有している。印字記録媒体17aは、感熱記録層と、この感熱記録層を保護するための保護層とを有している。
【0053】
印字記録媒体17aは、ディスクカートリッジ1が記録再生装置内に装填される際に、収納部17bから引き出されて、印字記録領域に印字ヘッドにより印字情報が印字される。また、印字記録媒体17aには、一端部に、収納部17bに対して印字記録媒体17aを挿脱するための挿脱用操作片17cが、印字記録媒体の幅方向に両端が突出されて設けられている。収納部17bに収納された印字記録媒体17aは、挿脱用操作片17cが収納部17bから突出されるため、挿脱用操作片17cを介して容易に挿脱することができる。なお図示しないが、記録再生装置には、ディスクカートリッジ1が装填された際に、カートリッジ本体8の収納部17bに対して印字記録媒体17aを挿脱するラベル操作手段が設けられている。
【0054】
また、収納部17bには、収納された印字記録媒体17aの印字領域に対応する位置に形成された開口部に、透明な樹脂材料によって形成された表示窓板17dが配設されている。したがって、収納部17b内に収納された印字記録媒体17aは、表示窓板17dを介して目視することが可能とされている。さらに、ラベル表示部17の主面上には、収録内容を示す例えば紙製の表示シート17eが必要に応じて貼り付けられている。
【0055】
また、ディスクカートリッジ1のカートリッジ本体8は、図1に示すように、ディスクカートリッジ1の仕様等を表示する仕様表示部19を備えている。この仕様表示部19は、図1、図2及び図5に示すように、記録再生装置側の駆動ピン20や指等によって回動される回動部材19aと、この回動部材19aによって巻き取られるスリップシート19bと、このスリップシート19bによって移動された位置で仕様を示すインジケータ19cと、このインジケータ19cによって示される表示等が設けられた表示窓部材19dとを有している。
【0056】
上述したように、ディスクカートリッジ1は、円形状のカートリッジ本体8に設けられたテーブル進入用開口部15及び記録再生用開口部16をシャッタ機構18によって確実に開閉することができるため、カートリッジ本体8の小型化を実現することができる。
【0057】
つぎに、上述したディスクカートリッジ1に比較して小径の光磁気ディスクを収納した他のディスクカートリッジについて図面を参照して説明する。図9及び図10に示すように、このディスクカートリッジ2は、光磁気ディスク7と、この光磁気ディスク7を収納するカートリッジ本体60とを備えている。
【0058】
光磁気ディスク7は、例えば直径80mmに形成されており、中心穴が形成されている。光磁気ディスク7の中心穴には、金属製のセンターハブ7aが配設されている。
【0059】
カートリッジ本体60は、例えば樹脂材料により形成された略円形浅皿状の上下ハーフ61,62を突き合わせて結合することによって形成されている。
【0060】
カートリッジ本体60は、図9、図10及び図11に示すように、光磁気ディスク7を回転する記録再生装置側のターンテーブルがカートリッジ本体60内に進入するためのテーブル進入用開口部65と、記録再生装置側の記録再生手段に光磁気ディスク7の信号記録領域の一部を臨ませるための記録再生用開口部66とを有している。
【0061】
テーブル進入用開口部65は、下ハーフ62の主面の中央部に円形状に形成されている。記録再生用開口部66は、下ハーフ62に、光磁気ディスク7の半径方向に亘って形成されており、一端部がテーブル進入用開口部65に連設されている。また、この記録再生用開口部66の他端部は、下ハーフ62の外周部に開口されて形成されている。
【0062】
そして、ディスクカートリッジ2は、これら記録再生用開口部66及びテーブル進入用開口部65をそれぞれ開閉するためのシャッタ機構68を備えている。
【0063】
シャッタ機構68は、図10、図11及び図12に示すように、記録再生用開口部66を開閉する第1のシャッタ部材71と、テーブル進入用開口部65を開閉するための第2のシャッタ部材72及び第3のシャッタ部材73とを有している。
【0064】
第1のシャッタ部材71は、下ハーフ62の外方側に、図12及び図13中矢印d1 方向及びd2 方向に移動可能に配設されている。第1のシャッタ部材71は、図10に示すように、例えばアルミニウム等の金属材料によって形成されており、略C字状を呈する平板状の第1の摺動部76と、この第1の摺動部76の一端に一体に連設された略矩形をなす平板状の第2の摺動部77とを有している。
【0065】
第1の摺動部76には、図10及び図13に示すように、記録再生装置側のターンテーブルがカートリッジ本体60内に進入するためのテーブル進入用切欠き部76aが形成されている。第1の摺動部76には、図10に示すように、カートリッジ本体60のテーブル進入用開口部65の内周部に摺動可能に係合する摺動ガイド片78が、外周部に亘って形成されている。また、第1の摺動部76の主面には、第1のシャッタ部材71を回動操作するための記録再生装置側の図示しないシャッタ駆動ピンが係合する長穴状の回動操作用穴79が形成されている。
【0066】
また、第1のシャッタ部材71の第1の摺動部76には、第2及び第3のシャッタ部材72,73と連動するために、略S字状のカム溝80が形成されている。
【0067】
第2の摺動部77の先端部には、上ハーフ61の外周部に設けられたガイド溝82に係合するガイド片81が一体に形成されている。このガイド片81の先端部には、ガイド爪81aが形成されており、ガイド爪81aがガイド溝82内に移動自在に挿入されている。
【0068】
第2のシャッタ部材72は、下ハーフ62の内方側に、図12及び図13中矢印e1 方向及びe2 方向に回動可能に配設されている。この第2のシャッタ部材72は、図12及び図13に示すように、例えば合成樹脂や金属材料によって平板状に形成されている。
【0069】
第2のシャッタ部材72は、一方の主面上の一端部に、下ハーフ62に回動自在に支持される回動支持突部84が一体に形成されている。第2のシャッタ部材72は、回動支持突部84が下ハーフ62のガイド凹部83内に設けられた回動支持穴85に挿入されることにより、図12中矢印d1 方向及びd2 方向に回動自在に支持されている。また、第2のシャッタ部材72の主面には、第1及び第3のシャッタ部材71,73と連動するために、略円弧状のカム溝86が形成されている。
【0070】
第3のシャッタ部材73は、図12及び図13に示すように、下ハーフ62の内方側に第2のシャッタ部材72に重ねられて配設されており、図12及び図13中矢印e1 方向及びe2 方向に回動可能に配設されている。この第3のシャッタ部材73は、図12及び図13に示すように、例えば合成樹脂や金属材料によって平板状に形成されている。
【0071】
第3のシャッタ部材73は、下ハーフ62に対向する一方の主面上の一端部に、回動支持突部87が一体に形成されている。第3のシャッタ部材73は、回動支持突部87が下ハーフ62のガイド凹部83内に設けられた回動支持穴88に挿入されることにより、図12及び図13中矢印e1 方向及びe2 方向に回動自在に支持されている。また、第3のシャッタ部材73は、第2のシャッタ部材72に対向する主面に、カム突部89が一体に形成されており、このカム突部89が第2のシャッタ部材72のカム溝86に挿通されている。
【0072】
また、第1のシャッタ部材71のガイド片81には、図示しないが、第1のシャッタ部材71の開閉動作を規制するためのロック部が設けられている。このロック部は、図示しないが、記録再生用開口部に係合するロック爪と、このロック爪を記録再生用開口部に係合させるように付勢する板バネと、ロック爪を移動操作するための押込み操作片とを有している。
【0073】
また、カートリッジ本体60内には、シャッタ機構68の第2及び第3のシャッタ部材72,73と、光磁気ディスク7の信号記録面との間に、光磁気ディスク7の汚損を防止するための切欠き用シート91が配設されている。
【0074】
仕切り用シート91は、図12に示すように、例えば不織布等によって円盤状に形成されており、下ハーフ62に形成されたテーブル進入用開口部65及び記録再生用開口部66に対応した形状の切欠き部が、外周部から中央部に亘って連続して切欠き形成されている。
【0075】
仕切り用シート91の切欠き部91a,91bは、下ハーフ62の記録再生用開口部66、及び第1のシャッタ部材71のテーブル進入用切欠き部76aの開口寸法よりやや小とされて切り欠かれている。したがって、仕切り用シート91は、テーブル進入用切欠き部76a及び記録再生用開口部66の内側に僅かにそれぞれ突出されており、第1及び第2のシャッタ部材71,72に付着した塵埃が、カートリッジ本体60内に進入することを確実に防止している。
【0076】
また、仕切り用シート91の外周部には、図12に示すように、仕切り用シートの移動を規制するための複数の規制用突部91cが一体に形成されている。仕切り用シート91は、規制用突部91cが、下ハーフ62の内周部に形成された係合凹部92に係合されることにより移動が規制された状態で所定の位置に配設される。
【0077】
さらに、仕切り用シート91は、第2及び第3のシャッタ部材73.74に重ねられて配設されたことによって、第2及び第3のシャッタ部材72が下ハーフ62から脱落することも防止している。
【0078】
上述したように、シャッタ機構68は、下ハーフ62上に第2及び第3のシャッタ部材72.73や仕切り用シート91を所定の位置に載置するのみで容易に組み付けることができるため、組立性の向上が図られている。
【0079】
以上のように構成されたディスクカートリッジ2について、シャッタ機構68がテーブル進入用開口部65及び記録再生用開口部66をそれぞれ開閉する動作を図面を参照して説明する。
【0080】
まず、シャッタ機構68は、図14に示すように、第1、第2及び第3のシャッタ部材71,72,73によって、カートリッジ本体60の記録再生用開口部65及びテーブル進入用開口部66がそれぞれ閉塞されている。シャッタ機構68は、記録再生装置側のシャッタ駆動ピンが第1のシャッタ部材71の回動操作用穴79に係合されて、第1のシャッタ部材71が回動操作される。
【0081】
シャッタ機構68は、図14及び図15に示すように、第1のシャッタ部材71が回動することによって、第2のシャッタ部材72が図12中矢印d1 方向に連動して回動されるとともに、第3のシャッタ部材73が図12中矢印e1 方向に連動して回動される。したがって、シャッタ機構68は、図13及び図15に示すように、テーブル進入用開口部66及び記録再生用開口部65をそれぞれ開放する。
【0082】
また、シャッタ機構68は、第1のシャッタ部材71が逆方向に回動されることによって、第2のシャッタ部材72が図12中矢印d2 方向に連動して回動されるとともに、第3のシャッタ部材73が図12中矢印e2 方向に連動して回動される。したがって、シャッタ機構68は、第1、第2及び第3のシャッタ部材71,72,73によって、テーブル進入用開口部66及び記録再生用開口部65をそれぞれ閉塞する。このとき、第2のシャッタ部材72は、第3のシャッタ部材73の外周部の一部に重なることによって、第1のシャッタ部材71のテーブル進入用切欠き部76aを確実に閉塞する。
【0083】
また、カートリッジ本体60には、図9及び図10に示すように、上ハーフ61の主面上に、記録再生装置に対する装填方向を示す表示93が設けられている。また、カートリッジ本体60の下ハーフ62には、幅方向の両側に、記録再生装置内のカートリッジ装填位置に位置決めするための位置決め用穴94a,94bがそれぞれ設けられている。さらに、図示しないが、カートリッジ本体60には、光磁気ディスク7に記録された情報信号を誤って消去することを防止するための誤消去防止部材が、カートリッジ本体60に設けられたガイド溝に移動可能に配設されている。また、カートリッジ本体60の主面上に、収録内容等を示す例えば紙製の表示ラベル95が貼り付けられている。
【0084】
上述したように、ディスクカートリッジ2によれば、シャッタ機構68を備えることにより、カートリッジ本体60を小型化することができる。また、このディスクカートリッジ2のシャッタ機構68によれば、より小さなスペースに回動可能に配設することができる。
【0085】
なお、本発明に係るディスクカートリッジ1,2は、円盤状記録媒体として光磁気ディスクが適用されたが、光ディスク、磁気ディスクや、いわゆる DVD(Digital Video Disk)等の複数のディスク基板を貼り合わせ構成される貼り合わせ型光ディスク等の他の円盤状記録媒体に適用されてもよいことは勿論である。
【0086】
【発明の効果】
上述したように本発明に係るディスクカートリッジによれば、連続して形成された進入用開口部と記録及び/又は再生用開口部に、第1及び第2のシャッタ部材が回動自在に配設されたことによって、カートリッジ本体の小型化を実現することができる。また、円盤状記録媒体と上記カートリッジ本体の内方側に配設された第2のシャッタ部材との間に配設された仕切り用シートの切欠き部が上記記録及び/又は再生用開口部の開口内に突出して設けられることで、第1及び第2のシャッタ部材に付着した塵埃が、カートリッジ本体内に進入することを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジを示す斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジが備えるシャッタ機構がテーブル進入用開口部及び記録再生用開口部を閉塞した状態を示す斜視図である。
【図3】上記ディスクカートリッジが備えるシャッタ機構がテーブル進入用開口部及び記録再生用開口部を示す斜視図である。
【図4】上記ディスクカートリッジを示す縦断面図である。
【図5】上記ディスクカートリッジを一部組み付けた状態で示す分解斜視図である。
【図6】上記ディスクカートリッジを示す分解斜視図である。
【図7】上記シャッタ機構がテーブル進入用開口部及び記録再生用開口部を閉塞した状態を示す平面図である。
【図8】上記シャッタ機構がテーブル進入用開口部及び記録再生用開口部を開放した状態を示す平面図である。
【図9】他のディスクカートリッジを示す斜視図である。
【図10】他のディスクカートリッジを底面側から示す斜視図である。
【図11】他のディスクカートリッジを示す縦断面図である。
【図12】上記ディスクカートリッジが備えるシャッタ機構がテーブル進入用開口部及び記録再生用開口部を閉塞した状態を示す斜視図である。
【図13】上記シャッタ機構がテーブル進入開口部及び記録再生用開口部を開放した状態を示す斜視図である。
【図14】上記シャッタ機構がテーブル進入用開口部及び記録再生用開口部を閉塞した状態を示す平面図である。
【図15】上記シャッタ機構がテーブル進入用開口部及び記録再生用開口部を開放した状態を示す平面図である。
【図16】従来のディスクカートリッジを示す斜視図である。
【図17】従来のディスクカートリッジを底面側から示す斜視図である。
【図18】従来のディスクカートリッジが備える光磁気ディスクを示す縦断面図である。
【図19】従来のディスクケースを示す斜視図である。
【図20】従来のディスクケースを示す斜視図である。
【図21】従来のディスクケースを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ、6,7 光磁気ディスク、8 カートリッジ本体、15 テーブル進入用開口部、16 記録再生用開口部、18 シャッタ機構、21 第1のシャッタ部材、22 第2のシャッタ部材、23 連結部材、24 捻りコイルバネ
Claims (5)
- 円盤状記録媒体を収納するカートリッジ本体と、
上記カートリッジ本体に設けられて、上記カートリッジ本体に収納された円盤状記録媒体を駆動手段が上記カートリッジ本体内に進入するための進入用開口部と、
上記カートリッジ本体に設けられて、上記円盤状記録媒体を記録及び/又は再生手段に臨ませる記録及び/又は再生用開口部と、
それぞれが回動可能で、連続して形成された上記進入用開口部と上記記録及び/又は再生用開口部を開閉する第1及び第2のシャッタ部材と、
上記第1のシャッタ部材の開閉動作を規制するロック部とを備え、
上記第1のシャッタ部材と上記第2のシャッタ部材とは、上記カートリッジ本体を挟んで外方側と内方側に位置して回動可能に配設され、
上記円盤状記録媒体と上記カートリッジ本体の内方側に配設された上記第2のシャッタ部材との間には、外部から上記カートリッジ本体内に進入する塵埃を遮断する仕切り用シートが配設され、上記仕切り用シートは、上記進入用開口部と記録及び/又は再生用開口部に対応して切欠き部が形成され、この切欠き部が上記記録及び/又は再生用開口部の開口内に突出して設けられており、
上記ロック部による上記第1のシャッタ部材の回動規制が解除されると、上記第1のシャッタ部材が回動し、上記第1のシャッタ部材の回転動作に連動して上記第2シャッタ部材が回動し、上記進入用開口部と記録及び/又は再生用開口部を開放するディスクカートリッジ。 - 上記第1のシャッタ部材と上記第2のシャッタ部材とを連動させる連動手段を有し、上記第2のシャッタ部材は、上記連動手段を介して上記第1のシャッタ部材の回動に連動して回動する請求項1記載のディスクカートリッジ。
- 上記第1のシャッタ部材には、円盤状記録媒体を回転駆動するための駆動手段が上記カートリッジ本体内に進入するための進入用切欠き部が形成されている請求項1又は請求項2記載のディスクカートリッジ。
- 上記カートリッジ本体の内方側に配設された上記第2のシャッタ部材には、上記カートリッジ本体の内面に回動自在に支持される回動支持部が一体に形成されている請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のディスクカートリッジ。
- 上記回動支持部は、上記カートリッジ本体の内面に設けられた回動支持穴に対して係合される請求項4記載のディスクカートリッジ。
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