JPH09270185A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH09270185A
JPH09270185A JP7798396A JP7798396A JPH09270185A JP H09270185 A JPH09270185 A JP H09270185A JP 7798396 A JP7798396 A JP 7798396A JP 7798396 A JP7798396 A JP 7798396A JP H09270185 A JPH09270185 A JP H09270185A
Authority
JP
Japan
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cartridge
disc
recording
reproducing
hole
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7798396A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Tsukahara
信彦 塚原
Sunao Aoki
青木  直
Toshiharu Okanishi
俊治 岡西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕様識別孔に仕様識別手段が当接することに
よる負荷によって、カートリッジ本体が浮き上がること
を防止する。 【解決手段】 カートリッジ装填方向に臨む記録再生用
開口部5Aが設けられ、記録再生用開口部5Aのカート
リッジ装填方向に平行な中心線Cに対して線対称に、記
録再生装置が有する仕様識別用スイッチが当接すること
によって光ディスク2の仕様を識別するための第1の仕
様識別孔22A乃至第4の仕様識別孔22Dが設けられ
たカートリッジ本体5とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光磁
気ディスク等の円盤状光記録媒体を回転自在に収納した
ディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディスクカートリッジは、所定
の情報信号が記録されたディスクと、このディスクを回
転自在に収納した一対の上下ハーフを結合してなるカー
トリッジ本体とから構成されている。ディスクカートリ
ッジには、カートリッジ本体に、ディスクの信号記録領
域の一部を半径方向に亘って外部へと臨ませる記録再生
用開口部が設けられている。このディスクカートリッジ
は、記録再生装置に装填されると、この記録再生装置側
の情報信号記録再生手段が記録再生用開口部から進入し
てディスクの信号記録領域に対して情報信号の記録再生
が行われる。
【0003】また、ディスクカートリッジには、記録再
生装置や使用目的等に応じて、種々の仕様のディスクが
収納されたカートリッジがある。したがって、ディスク
カートリッジには、カートリッジ本体に、記録再生装置
に装填された際、収納されたディスクの仕様を識別する
ために、複数の仕様識別孔が配設されている。
【0004】例えば、図5に示すように、光磁気ディス
クが収納されたディスクカートリッジ50について説明
する。このディスクカートリッジ50は、情報信号の記
録再生が両面可能(以下、一方の面をA面、他方の面を
B面と称する。)とされるものである。
【0005】このディスクカートリッジ50には、図5
に示すように、カートリッジ本体51の一方の主面上
に、カートリッジ装填方向に臨む側面部と対向する側面
部に沿って、第1の仕様識別孔52A乃至第4の仕様識
別孔52Dから構成されるA面用識別孔群52が設けら
れている。また、このディスクカートリッジ50には、
カートリッジ本体51の他方の主面上に、カートリッジ
装填方向に臨む側面部と対向する側面部に沿って、第1
の仕様識別孔53A乃至第4の仕様識別孔53Dから構
成されるB面用識別孔群53がそれぞれ設けられてい
る。
【0006】また、図示しない記録再生装置には、ディ
スクカートリッジ50が装填されるカートリッジ装填位
置に、カートリッジ本体51の各識別孔群52、53に
対応して、仕様識別用スイッチがそれぞれ配設されてい
る。この仕様識別用スイッチは、押込み操作される作動
部と、この作動部を変位自在に支持するバネ等の弾性部
材とを有しており、弾性部材の弾性力に抗して作動部が
押込み操作される。
【0007】記録再生装置は、カートリッジ装填位置に
ディスクカートリッジ50が装填された際、光磁気ディ
スクの仕様に対応して設けられた各第1の仕様識別孔5
2A、53A乃至第4の仕様識別孔52D、53Dの貫
通の有無に応じて、仕様識別用スイッチの作動部が押込
み操作されることによって、このディスクカートリッジ
50に収納された光磁気ディスクの仕様の識別を行って
いる。
【0008】また、ディスクカートリッジ50には、図
5に示すように、カートリッジ本体51の底面部に、カ
ートリッジ装填位置に対する位置基準とされる位置決め
孔54、55が設けられている。ディスクカートリッジ
50は、記録再生装置のカートリッジ装填位置に装填さ
れた際、カートリッジ装填位置に立設された位置決めピ
ンが位置決め孔54、55に挿通されることによって、
所定位置に位置決めされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ディ
スクカートリッジ50は、光磁気ディスクの仕様を識別
するために、第1の仕様識別孔52A乃至第4の仕様識
別孔52Dの4個から構成されるA面用識別孔群52、
及び第1の仕様識別孔53A乃至第4の仕様識別孔53
Dの4個から構成されるB面用識別孔群53とが、カー
トリッジ本体51のA面及びB面の一側面部に隣接して
それぞれ配設されている。
【0010】このため、ディスクカートリッジ50は、
記録再生装置のカートリッジ装填位置に装填されて、仕
様識別用スイッチの作動部が4個の各仕様識別孔52A
乃至52D、或いは各仕様識別孔53A乃至53Dによ
り押し込まれる際に、仕様識別用スイッチが有する弾性
部材の弾性力によってカートリッジ本体51の片側が押
し上げられてしまうという問題があった。
【0011】したがって、ディスクカートリッジ50
は、記録再生装置のカートリッジ装填位置に対してカー
トリッジ本体51が傾いて浮き上がってしまうといった
不都合があった。したがって、ディスクカートリッジ5
0は、カートリッジ装填位置でカートリッジ本体51が
浮き上がることによって、記録再生動作に悪影響が及ぼ
されるという問題があった。
【0012】そこで、本発明は、仕様識別孔に仕様識別
手段が当接することによる負荷によって、カートリッジ
本体が移動することを防止することが可能とされて、記
録再生動作の信頼性を向上することが可能とされるディ
スクカートリッジを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を達成するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係るディスクカートリッジは、カートリ
ッジ本体に、記録再生用開口部のカートリッジ装填方向
に平行な中央線に対して線対称に、円盤状光記録媒体の
仕様を識別するための仕様識別孔を設ける。
【0014】以上のように構成したディスクカートリッ
ジは、カートリッジ本体に、仕様識別孔が、記録再生用
開口部のカートリッジ装填方向に平行な中央線に対して
線対称に設けられているため、仕様識別孔に記録及び/
又は再生装置の仕様識別手段が当接することによる負荷
が、カートリッジ本体の両側面部側にそれぞれ均等に付
与される。このため、ディスクカートリッジは、仕様識
別手段によって浮き上げられて傾斜することが防止され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、ディスクカートリッジを図面を参照して説明
する。実施の形態のディスクカートリッジ1は、図1及
び図2に示すように、情報信号が記録された光ディスク
2と、一対の上ハーフ3及び下ハーフ4を組み合わせて
構成され光ディスク2が回転自在に収納されるカートリ
ッジ本体5と、このカートリッジ本体5に開設された記
録再生用開口部5Aに開閉自在に設けられたシャッタ部
材6と、カートリッジ本体5に設けられたディスク挿脱
用開口部5Bに開閉自在に設けられた蓋体7とを備えて
構成されている。
【0016】なお、以下の説明において、「前方」と
は、図1においてカートリッジ装填方向を示す矢印表示
8が指す側を示し、「後方」とは、蓋体7が設けられた
側を示すものとする。また、「上方」及び「下方」と
は、上ハーフ3及び下ハーフ4の主面側を示し、「左右
方向」とは、シャッタ部材6がスライド移動される方向
に平行な方向を示すものとする。そして、このディスク
カートリッジ1は、前方面部側から図示しない記録再生
装置に装填されて、光ディスク2に対して情報信号の記
録又は再生が行われる。
【0017】また、ディスクカートリッジ1におけるカ
ートリッジ装填方向は、記録再生装置のカートリッジ装
填位置に対して往復動作するカートリッジトレーに対す
る載置方向であるとともに、カートリッジ装填位置に対
する挿入方向でもある。
【0018】光ディスク2は、ポリカーボネート樹脂等
の合成樹脂を材料として中心孔を有する円盤状のディス
ク基板から構成されている。このディスク基板は、環状
の信号記録領域が設けられており、この信号記録領域を
被覆するアルミニウム等の反射層、合成樹脂の保護層を
有する。
【0019】なお、光ディスク2は、他のディスク基板
を貼り合わせることによって、表裏の両面に信号記録領
域を有するように構成しても良く、また積層された複数
の信号記録領域を有するように構成しても良い。また、
ディスクカートリッジ1は、円盤状記録媒体として光デ
ィスクが収納される構成とされたが、例えば磁気ディス
ク、光磁気ディスク等が収納される構成とされても良い
ことは勿論である。
【0020】カートリッジ本体5は、合成樹脂等を材料
として形成された上ハーフ3及び下ハーフ4とが突き合
わされて結合されて構成される。これら上ハーフ3及び
下ハーフ4には、外周壁部3A、4Aが略方形状の主面
部の外周縁部に沿って突設されている。また、上ハーフ
3及び下ハーフ4の主面部には、互いに突き合わせられ
て光ディスクを収納保持するディスク収納部10を構成
する図示しない環状のディスク収納壁が突設されてい
る。
【0021】上ハーフ3及び下ハーフ4には、前方面部
の中央付近から内部に亘って、光ディスク2に対する情
報信号の書き込み読み出しを行う上下一組の記録再生用
開口部5Aがそれぞれ形成されている。これら記録再生
用開口部5Aは、光ディスク2の主面部に設けられた信
号記録領域の半径方向に亘ってカートリッジ本体5の外
部に臨み得る大きさに形成されている。
【0022】上ハーフ3及び下ハーフ4の主面部の外面
部には、シャッタガイド凹部11が、記録再生用開口部
5Aを含んで一方側面部側に亘って段落ち形成されてい
る。また、このシャッタガイド凹部11の後方面部側に
は、ガイド板12が配設されている。
【0023】そして、上ハーフ3及び下ハーフ4の前方
面部は、図3及び図4に示すように、外形形状が、シャ
ッタ部材のスライド領域に亘って段差部13が設けられ
ることによって、カートリッジ装填方向に平行な両側面
部の一方の側面部の長さ寸法より他方の側面部の長さ寸
法が小とされている。すなわち、上ハーフ3及び下ハー
フ4によって構成されるカートリッジ本体5は、カート
リッジ装填方向に平行な両側面部の長さ寸法が互いに異
なっている。
【0024】また、上ハーフ3及び下ハーフ4には、カ
ートリッジ装填方向に平行な両側面部と、後方面部との
コーナ部15A、15Bが、円弧状に形成されている。
これらコーナ部15A、15Bは、曲率半径が10mm
程度とされている。
【0025】ところで、従来、このディスクカートリッ
ジ1と外形寸法が同一とされた他の仕様のディスクカー
トリッジは、カートリッジ装填方向に平行な両側面部と
後方面部とのコーナ部の曲率半径が2〜4mm程度とさ
れており、ディスクカートリッジ1のコーナ部15A、
15Bの曲率半径より小とされている。
【0026】すなわち、ディスクカートリッジ1は、他
の仕様のディスクカートリッジのコーナ部の曲率半径と
異なる曲率半径を有する各コーナ部15A、15Bが、
他の仕様のディスクカートリッジとの仕様判別手段とさ
れる。
【0027】なお、上述したコーナ部15A、15B
は、円弧状に形成されたが、例えば面取り形状等の他の
切欠き形状に形成されても良い。また、コーナ部15
A、15Bは、他の仕様のディスクカートリッジのコー
ナ部の外形形状と異なる形状であれば、いずれか一方の
みの曲率半径を異ならせたり、一方を円弧状に形成する
とともに他方を切欠き形状に形成するように互いに異な
る形状を組み合わせても良いことは勿論である。
【0028】また、カートリッジ本体5の後方面部に
は、後方縁部を切り欠くことによって、ディスク挿脱用
開口部5Bが開設されている。このディスク挿脱用開口
部5Bは、長手方向が、光ディスク2の直径寸法よりや
や大とされるとともに、幅方向が光ディスク2の厚さ寸
法よりやや大とされている。そして、カートリッジ本体
5には、ディスク挿脱用開口部5Bに、板状の蓋体7が
開閉自在に配設されている。この蓋体7は、長手方向の
一端部が、カートリッジ本体5に支軸16を介して回動
自在に支持されており、長手方向の他端部に図示しない
係止片が形成されている。この蓋体7は、ディスク挿脱
用開口部5Bを閉塞した際、係止片が、ディスク挿脱用
開口部5Bの開口縁部に設けられた係止部17に係止さ
れる。
【0029】また、下ハーフ4には、図2及び図4に示
すように、後方面部に隣接して、カートリッジ装填方向
に平行な一方の側面部側に楕円状の位置決め孔20が設
けられており、また他方の側面部側に円状の位置決め孔
21が設けられている。カートリッジ本体5は、記録再
生装置に装填された際、これら位置決め孔20及び位置
決め孔21に、図示しない位置決めピンがそれぞれ挿入
されて所定位置に位置決めされる。
【0030】また、下ハーフ4には、図2及び図4に示
すように、光ディスク2の仕様を識別するための第1の
仕様識別孔22A乃至第4の仕様識別孔22Bがそれぞ
れ設けられている。第1の仕様識別孔22A及び第2の
仕様識別孔22Bは、カートリッジ装填方向に平行な一
方の側面部側に、後方面部に沿ってそれぞれ設けられて
いる。また、これら第1の仕様識別孔22A及び第2の
仕様識別孔22Bは、後方面部と位置決め孔20との間
に位置してそれぞれ設けられている。
【0031】第3の仕様識別孔22C及び第4の仕様識
別孔22Dは、カートリッジ装填方向に平行な一方の側
面部側に、後方面部に沿ってそれぞれ設けられている。
また、これら第3の仕様識別孔22C及び第4の仕様識
別孔22Dは、後方面部と位置決め孔20との間に位置
してそれぞれ設けられている。
【0032】そして、これら第1、第2の仕様識別孔2
2A、22Bと第3、第4の仕様識別孔22C、22D
は、下ハーフ4に、図4に示すように、記録再生用開口
部5Aのカートリッジ装填方向に平行な中心線Cに対し
て、互いに線対称な位置に設けられている。
【0033】なお、光ディスク2は、両面に信号記録領
域が設けられて両面の情報信号が記録再生される構成と
される場合には、上ハーフ3に、他方の面に対応する第
1の仕様識別孔乃至第4の仕様識別孔、及び位置決め孔
をそれぞれ設ける構成とすれば良い。これら第1、第2
の仕様識別孔と第3、第4の仕様識別孔は、上ハーフ3
に、記録再生用開口部5Aのカートリッジ装填方向に平
行な中心線Cに対して、互いに線対称な位置に設けられ
る。
【0034】図示しない記録再生装置には、ディスクカ
ートリッジ1が装填されるカートリッジ装填位置に、第
1の仕様識別孔22A乃至第4の仕様識別孔22Dに対
応して、仕様識別用スイッチがそれぞれ配設されてい
る。ディスクカートリッジ1は、記録再生装置に装填さ
れた際、光ディスク2の仕様に対応する貫通の有無に応
じて、仕様識別用スイッチが押込み操作されることによ
って、記録再生装置によって光ディスク2の仕様が識別
される。
【0035】そして、ディスクカートリッジ1には、第
1の仕様識別孔22A乃至第4の仕様識別孔22Dに仕
様識別用スイッチが当接することによって付与される負
荷が、カートリッジ装填方向に平行な両側面部側に均等
に負荷される。また、ディスクカートリッジ1は、カー
トリッジ装填方向に平行な両側面部に第1の仕様識別孔
22A乃至第4の仕様識別孔22Dが分割されて配設さ
れているため、これら第1の仕様識別孔22A乃至第4
の仕様識別孔22Dに仕様識別用スイッチが当接するこ
とによって付与される負荷が分散されて小さくされてい
る。
【0036】また、カートリッジ本体5には、カートリ
ッジ装填方向に平行な両側面部の前方側に、相対向する
一対の装填操作用切欠き部23A、23Bがそれぞれ設
けられている。これら装填操作用切欠き部23A、23
Bは、カートリッジトレーを備えない記録再生装置に対
してディスクカートリッジ1が装填される際、図示しな
い記録再生装置内に設けられた装填操作ピンが係合され
る。カートリッジ本体5は、装填操作用切欠き部23
A、23Bに係合する装填操作ピンによって所定のカー
トリッジ装填位置に引き込まれる。
【0037】さらに、カートリッジ本体5には、カート
リッジ装填方向に平行な両側面部の後方側に、相対向す
る一対の取出し操作用切欠き部24A、24Bがそれぞ
れ設けられている。これら取出し操作用切欠き部24
A、24Bは、ディスクカートリッジ1が記録再生装置
のカートリッジ装填位置から取り出される際、図示しな
いオートチェンジャ装置が有する取出しピンが係合され
る。カートリッジ本体5は、取出し操作用切欠き部24
A、24Bに係合する取出しピンによって所定の取出し
位置に引き出される。
【0038】上述した上ハーフ3及び下ハーフ4は、下
ハーフ4の四隅部等の所定箇所に設けられた図示しない
ネジ止め用ボス部に、これらネジ止め用ボス部に対応し
て上ハーフ3に設けられた図示しないネジ挿通穴を介し
て止めネジがねじ込まれて結合される。
【0039】シャッタ部材6は、薄い金属板を屈曲させ
て、互いに対向する一対のシャッタ部6Aを有する断面
略コ字状に形成されている。このシャッタ部材6は、シ
ャッタ部6Aが、記録再生用開口部5Aを閉塞し得る大
きさに形成されている。
【0040】また、シャッタ部材6には、カートリッジ
本体5の前方側面部側に対応する側面部の両側に、図示
しない記録再生装置が有するシャッタ開放ピンが係合す
るスライド操作用切欠き部14A、14Bが設けられて
いる。
【0041】そして、シャッタ部材6は、シャッタ部6
Aが、シャッタガイド凹部11に対応して配設されると
ともに、一側端部がガイド板12に支持されている。シ
ャッタ部材6は、図示しないトーションばねの弾性力に
抗してシャッタガイド凹部11上をスライド動作されて
記録再生用開口部5Aを開放し、図示しないロック部材
によって開放位置にロックされる。また、シャッタ部材
6は、トーションばねの弾性力によってシャッタガイド
凹部11上をスライド動作されて記録再生用開口部5A
を閉塞する。
【0042】なお、上述したシャッタ部材6は、一方向
のみにスライド移動される構成とされたが、必要に応じ
てカートリッジ本体5の左右両方向にスライド移動され
るように構成してもよい。カートリッジ本体5には、左
右両方向にスライド移動されるシャッタ部材を取り付け
る場合、主面上の前面側の幅方向に亘ってシャッタガイ
ド凹部が形成される。
【0043】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジ1は、図示しない記録再生装置によって、光ディス
ク2の情報信号の記録再生が行われる。記録再生装置
は、ディスクカートリッジ1が載置されるとともに、所
定のカートリッジ装填位置に対して往復動作するカート
リッジトレーを備えており、このカートリッジトレー上
に載置されたディスクカートリッジ1をカートリッジ装
填位置に対して引き込む。
【0044】カートリッジトレーの主面上には、ディス
クカートリッジ1の外形形状よりやや大とされた載置部
が凹設されており、この載置部に対してディスクカート
リッジ1が所定の前後、左右及び上下(表裏)の向きで
載置される。
【0045】ディスクカートリッジ1は、カートリッジ
装填方向に平行な両側面部の各長さ寸法が互いに異なる
ため、カートリッジトレーの載置部に対する載置方向が
規制されており、この載置部に対して誤った向きで載置
することが不能である。したがって、ディスクカートリ
ッジ1は、カートリッジトレーの載置部に対して、誤っ
た向きで載置されることが確実に防止されている。
【0046】また、ディスクカートリッジ1は、コーナ
部15A、15Bの曲率半径が、他の仕様のディスクカ
ートリッジのコーナ部の曲率半径と異なるため、カート
リッジトレーの載置部に対して他の仕様のディスクカー
トリッジが載置されることが不能である。したがって、
ディスクカートリッジ1に対応する載置部を有するカー
トリッジトレーは、載置部に対して他の仕様のディスク
カートリッジが誤って載置されることが確実に防止され
ている。換言すれば、ディスクカートリッジ1は、コー
ナ部15A、15Bの曲率半径によって、他の仕様のデ
ィスクカートリッジと確実に判別することが可能とされ
ている。
【0047】そして、ディスクカートリッジ1が載置部
に対して所定の向きで載置されたカートリッジトレー
は、記録再生装置のカートリッジ装填位置に移動動作さ
れて、カートリッジ装填位置に引き込まれることによっ
て、ディスクカートリッジ1が所定のカートリッジ装填
位置に装填される。また、ディスクカートリッジ1は、
カートリッジトレーがカートリッジ装填位置から離間動
作することによってカートリッジ装填位置から引き出さ
れる。
【0048】このディスクカートリッジ1は、記録再生
装置に装填された際、シャッタ部材6が開放されるとと
もに、記録再生用開口部5Aに記録再生装置の光ピック
アップ装置が進入されて光ディスク2の情報信号の記録
再生が行われる。また、ディスクカートリッジ1に収納
された光ディスク2は、ディスク単体で記録再生する場
合、カートリッジ本体5のディスク挿脱用開口部5Bか
ら取り出されて、記録再生装置に装填され情報信号の記
録再生が行われる。
【0049】なお、本実施の形態に係るディスクカート
リッジ1は、載置部に載置されてカートリッジ装填位置
に引き込むカートリッジトレーを有する記録再生装置に
よって情報信号の記録再生が行われるが、カートリッジ
装填位置に対して挿入されるいわゆるスロットイン方式
の記録再生装置によっても情報信号の記録再生が行われ
ることは勿論である。
【0050】上述したように、実施の形態のディスクカ
ートリッジ1は、カートリッジ本体5に、記録再生用開
口部5Aのカートリッジ装填方向に平行な中央線Cに対
して線対称に、光ディスク2の仕様を識別するための第
1の仕様識別孔22A乃至第4の仕様識別孔22Dが設
けられたことによって、これらの仕様識別孔22A乃至
22Dに記録再生装置の仕様識別用スイッチが当接する
ことによる負荷が、カートリッジ本体5のカートリッジ
装填方向に平行な両側面部側にそれぞれ均等に付与され
る。したがって、このディスクカートリッジ1は、記録
再生装置に装填された際、仕様識別用スイッチによって
装置内で浮き上がって傾斜する等の移動が防止される。
したがって、ディスクカートリッジ1は、記録再生動作
の信頼性を向上することができる。
【0051】
【発明の効果】上述したように本発明に係るディスクカ
ートリッジによれば、カートリッジ本体に、カートリッ
ジ装填方向に平行な中央線に対して線対称に、円盤状光
記録媒体の仕様を識別するための仕様識別孔が設けられ
たことによって、仕様識別孔に記録及び/又は再生装置
の仕様識別手段が当接することによる負荷が、カートリ
ッジ本体のカートリッジ装填方向に平行な両側面部側に
それぞれ均等に付与される。したがって、このディスク
カートリッジは、記録及び/又は再生装置に装填された
際、仕様識別孔に仕様識別手段が当接することによっ
て、装置内で移動することが防止される。したがって、
ディスクカートリッジは、記録再生動作の信頼性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態のディスクカートリッ
ジを示す斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジを底面側から示す斜
視図である。
【図3】上記ディスクカートリッジを示す平面図であ
る。
【図4】上記ディスクカートリッジを底面側から示す平
面図である。
【図5】従来のディスクカートリッジの仕様識別孔を説
明するために示す平面図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ、2 光ディスク(円盤状光
記録媒体)、5 カートリッジ本体、5A 記録再生用
開口部、22A乃至22D 第1の仕様識別孔乃至第4
の仕様識別孔、C 中心線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状光記録媒体と、この円盤状光記録
    媒体が回転自在に収納されるディスク収納部を有するカ
    ートリッジ本体とを備え、記録及び/又は再生装置に装
    填されるディスクカートリッジにおいて、 カートリッジ本体には、カートリッジ装填方向に臨む記
    録再生用開口部が設けられ、記録再生用開口部のカート
    リッジ装填方向に平行な中心線に対して線対称に、記録
    及び/又は再生装置が有する仕様識別手段が当接するこ
    とによって円盤状光記録媒体の仕様を識別するための仕
    様識別孔が設けられたことを特徴とするディスクカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 上記カートリッジ本体には、記録及び/
    又は再生装置のカートリッジ装填位置に対して位置決め
    するための位置決め孔が設けられ、 上記仕様識別孔は、上記位置決め孔と、カートリッジ装
    填方向に臨む側面部に対向する側面部との間に位置して
    設けられたことを特徴とする請求項1に記載のディスク
    カートリッジ。
JP7798396A 1996-03-29 1996-03-29 ディスクカートリッジ Withdrawn JPH09270185A (ja)

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