JPH09281785A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH09281785A
JPH09281785A JP8086893A JP8689396A JPH09281785A JP H09281785 A JPH09281785 A JP H09281785A JP 8086893 A JP8086893 A JP 8086893A JP 8689396 A JP8689396 A JP 8689396A JP H09281785 A JPH09281785 A JP H09281785A
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智章 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電子写真装置に関し、特に、電子写
真装置のトナー補給装置に関するものである。 【解決手段】 電子写真装置において、上記トナーホッ
パ2内のトナー量が空又は所定値以下であるトナーエン
プティ状態であることを直接又は間接に検出するトナー
残量検出手段30と、該トナー残量検出手段30がトナ
ーエンプティ状態を検出してから次のトナーエンプティ
状態を検出するまでの間のトナー補給回数を計数するカ
ウンタ22と、上記補給回数カウンタ22の計数値と、
上記トナーエンプティ状態になったときにトナーカセッ
トからトナーホッパへ供給されるトナーの総供給量より
算出される一回の補給当たりのトナー補給量に基づい
て、該一回の補給量が設定された所定範囲になるように
トナー補給ローラの回転数及び/又は回転時間を変更す
る演算手段23とを備える構成とした。これによって、
装置の使用環境やトナーの性質如何をとわず、ロナー補
給ローラ5が目詰まりすることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置に関し、特
に、電子写真装置のトナー補給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】図7は従来の電子写真装置の概要を示すも
のである。現像器1内で磁性粉とトナーとよりなる現像
剤4を攪拌羽9で攪拌し、マグネットロール(以下、マ
グロールという)8を介して現像剤を感光体19に形成
された静電潜像に吸着させるようにしている。
【0003】上記現像器1の上側にはトナーホッパ2が
設けられ、該トナーホッパ2の下側出口2aには、該出
口2aを塞ぐようにスポンジ等の多孔質の材質よりなる
トナー補給ローラ5が配設される。このトナー補給ロー
ラ5はトナーホッパ2側では、上記スポンジの細孔が開
放状態となり、このときトナーが細孔に充填される。次
いで、トナー補給ローラ5が回転すると、該トナー補給
ローラ5はトナーホッパ2の下部出口2aの側壁で圧縮
されるが、更に回転すると圧縮から開放され、下側の現
像器1にトナーを落とすようになっている。
【0004】上記現像器1の低部には透磁率センサより
なるトナー濃度センサ3が備えられ、該トナー濃度セン
サ3の状態は図8(a) に示すように、所定時間t0 間隔
でトナー補給制御手段10が監視しており、該トナー濃
度センサ3が濃度不足状態を示すと、上記トナー補給制
御手段10がモータドライバ11に図8(b) に示す補給
指示信号Saを出力し、図8(c) に示すように、モータ
駆動信号でモータ6を所定回転数で所定時間作動させて
トナー補給を行うようになっている。
【0005】上記トナー濃度センサ3に代えて、あるい
は加えて、感光ドラム19の回転方向で現像器1の下流
側に設けた、感光ドラム19上の画像濃度を検出する画
像濃度センサ(ODセンサ)18によりトナー補給をす
る構成もある。
【0006】すなわち、画像濃度検出センサ18は、感
光ドラム19上に形成された画像の濃度を検出してお
り、印刷により現像器1中のトナー濃度が低下したり、
現像剤が劣化することで感光ドラム19上の画像濃度が
低下した場合に、トナー補給制御手段10が補給指示信
号Saを出力し、該補給指示信号Saを受けて画像濃度
が一定になる様にトナーホッパ2からトナー補給ローラ
11によりトナーを補給するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、新しい間は
大きな障害がなく稼働を続けていた装置であっても、装
置が古くなると種々の障害が発生する。トナー補給ロー
ラ5の目詰まりもその障害の一つである。
【0008】トナーの質はさらさらしたものからねばり
のあるものまで各種あり、古い装置に対してねばりのあ
るトナーを使用するとトナー補給ローラ5が目詰まりを
起こし易くなる。また、電子写真装置を使用する環境
は、装置の劣化に大きな影響を与え、例えば装置を高温
多湿下で長時間使用すると上記トナー補給ローラ5が目
詰まりを起こし易くなる。
【0009】従来のトナー補給方法は、上記のように補
給指示信号Saがトナー制御手段10より出されたとき
に、所定の時間所定の回転数でトナー補給ローラ5を回
転する構成となっている。ところが、トナー補給ローラ
5が目詰まりを起こすと、1回の補給量が少なくなり、
極端な場合には、上記図8(a)に示す監視信号の間隔
t0 毎に連続して補給信号Saが出力されても、なおト
ナー補給ができない現象が生じ、この場合にはモータ6
が回転し続けて以後の制御が不能となることがあり、こ
の現象は、高濃度印刷を行った場合に、特に顕著に現れ
ることになる。
【0010】また、トナー補給ローラの目詰まりを考慮
して、予め所定のトナー補給量よりも多くのトナー量を
現像器に補給させた場合には、現像剤と補給されたトナ
ーが均一に混ざるまでに時間が掛かる為、印字濃度ムラ
等の傷害を引き起こす場合がある。
【0011】更に、低印字率印刷等を行った場合、印刷
によるトナー消費は殆どないのでトナー補給は行われな
いはずである。しかしながら、実際には現像器1のマグ
ロール8の回転による遠心力でトナー飛散をし、現像器
1中のトナー濃度は低下する。
【0012】ところが、トナーホッパ2からのトナー補
給が殆どない状態で現像器1の攪拌が長く行われた場
合、現像剤4の帯電量や現像剤の流動性が変化し、トナ
ー濃度センサ3の出力が変動する場合があり、この為に
トナー濃度が低下しているにも関わらず一定濃度で推移
しているかのようにトナー補給制御手段10が誤判断
し、その結果印字濃度低下等の傷害を引き起こす場合が
ある。
【0013】本発明は上記従来の事情に鑑みて提案され
たものであって、装置の使用環境やトナーの性質に関係
なく一定したトナー濃度あるいは画像濃度を確保するこ
とができる電子写真装置を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、現像剤中の現
像剤のトナー濃度が所定値以下になったとき、トナーホ
ッパー2よりトナー補給ローラ5を介して現像器中に所
定量のトナーを補給するトナー補給制御手段21を備え
た電子写真装置を前提としており、上記目的を達成する
ために以下の手段を採用している。
【0015】すなわち、図1に示すように上記トナーホ
ッパ2内のトナー量がエンプティ状態であることを検出
するトナー残量検出手段30が設けられ、これによって
トナーホッパ2のトナー量が監視される。
【0016】該トナー残量検出手段30が上記トナーエ
ンプティ状態を検出してから次のトナーエンプティ状態
を検出するまでの間のトナー補給制御手段21によるト
ナー補給回数が補給回数カウンタ22で計数され、この
補給回数カウンタ22の計数値が演算手段23に入力さ
れる。これにより演算手段23は、該計数値と、上記ト
ナーエンプティ状態になったときにトナーカセット15
からトナーホッパ2へ供給されるトナーの総供給量とよ
り、一回の補給当たりのトナー補給量を算出し、更に、
該一回の補給当たりの補給量が適性でない場合には、該
補給量が設定された所定範囲になるようにトナー補給ロ
ーラの回転数及び/又は回転時間を変更する。
【0017】上記トナー残量検出手段30としては、ト
ナーホッパーに設けられて、トナー残量が所定値以下に
なったときにエンプティ信号を出力するエンプティセン
サ31を用いることができる。また上記現像器中のトナ
ー濃度を検出するトナー濃度センサ3又は感光体上の画
像濃度を検出する画像濃度センサ18の濃度不足検出に
基づいてトナー補給制御手段21より出力される補給指
示信号が連続することを検出する連続検出手段32を用
いることができる。
【0018】更に、低濃度印字の場合のトナー濃度低下
を防止する必要がある。そこで、回転数カウンタ26
で、マグロール8又は感光体19の回転数を計数すると
ともに、該回転数カウンタ26を上記トナー残量検出手
段30がトナーホッパ2内のエンプティ状態を確認した
ときリセットされるようにしておく。これによって、使
用トナー量が少なくて、トナーホッパ2内のトナ量が空
あるいは所定値以下になることがない場合には、上記回
転数カウンタ26の計数値は上がり放しになる。そこ
で、該回転数カウンタ26の計数値が所定値に達する
と、強制的にトナー補給制御手段21を作動させて、所
定量のトナーを補給するようにしている。
【0019】
【実施の形態】図2は本発明の一実施例を示すものであ
る。従来と同様トナーホッパ2よりトナー補給ローラ5
を介して現像器1内にトナーが供給されるようになって
いる。
【0020】トナーホッパ2の下部にはトナーホッパ2
内のトナー残量を検出するトナー残量検出手段30とし
てのエンプティセンサ31が設置されており、このエン
プティセンサ31によりトナーホッパ2内のトナー残量
がある量以下になった時(トナーエンプティ状態)表示
装置(図示しない)にその旨の表示が出され、オペレー
タによってトナーカセット15よりトナーホッパ2にト
ナー補充がなされる。このトナーホッパ2内へのトナー
補充はトナーカセット15により予め決められたトナー
量Agである。
【0021】現像器1内のトナー濃度が所定値より低く
なり、トナー濃度センサ3が現像器内のトナー濃度が所
定値より低くなったことを検出すると、トナー補給制御
手段21から補給指示信号Saが出され、これによって
モータドライバ11がモータ6を駆動してトナー補給ロ
ーラ5が所定の回転数(rpm) で所定時間回転され、現像
器1内にトナーを補給する。
【0022】また、上記補給指示信号Saは補給回数カ
ウンタ22にも入力されており、該補給回数カウンタ2
2は補給指示信号Saの出された回数をカウントするよ
うになっている(図4,ステップS2)。尚、この補給
回数カウンタ22は、初期値は最初のトナー補給あるい
は電源ONによって”0”に設定されている(図4ステ
ップS1)。
【0023】上記のようにトナー補給制御手段21が補
給指示信号Saを出力してトナー補給を繰り返すと、す
なわち補給回数カウンタ22の計数値が多くなると、ト
ナーホッパ2内のトナーは徐々に少なくなる。トナーホ
ッパ2内のトナーが上記エンプティセンサ31の高さま
で少なくなると、上記エンプティセンサ31が補給回数
カウンタ22に対してトナーエンプティ状態であること
を通知し、補給回数カウンタ22は計数を停止するとと
もに、それまでの計数値Bを下記の演算手段23に出力
する(図4、ステップS3→S4)。当然このときオペ
レータにトナーエンプティ状態になったことが通知さ
れ、これに従ってオペレータは新たなトナーを所定量補
給することになる。
【0024】上記補給回数カウンタ22の計数値Bが入
力された演算手段23は、該計数値Bとトナーカセット
15によりトナーホッパ2に供給されたトナー量Agと
から一回のトナー補給指示信号Saにより現像器1内に
補給されたトナー量Cgを算出する(図4、ステップS
5)。すなわち、 一回のトナー補給指示信号Saによる補給トナー量Cg
=Ag/B回 となる。
【0025】この算出された補給トナー量Cgと適正値
設定レジスタ24に設定されている従前の適正トナー補
給量と比較し、設定の範囲内であれば補給量の補正の必
要なしと判断して、トナー補給ローラ5の所定時間での
回転数を前回と同じ値とし(図4、ステップS6→S
7)、上記算出された補給トナー量Cgが設定の範囲を
越えて大きいときには、トナー補給ローラ5の所定時間
での回転数を前回より減少させた値とし(図4、ステッ
プS6→S8→S9)、更に、算出された補給トナー量
Cgが設定の範囲より小さいときには、トナー補給ロー
ラの所定時間での回転数を前回より増加させた値とし
(図4、ステップS8→S10)、このように決定され
たいずれかの値を適正値設定レジスタ24に設定する。
この適正値設定レジスタ24への設定が終了すると補給
回数カウンタ22はリセットされ新たなカウントを開始
する(ステップS2に戻る)。
【0026】上記のようにトナー補給ローラ5の回転数
を決定してもよいが、以下のような方法を採ってもよ
い。すなわち、上記ステップS5の段階で算出される1
回の補給量Cgはそのときのトナー補給ローラ5の状態
(目詰まりがどの程度であるか)が表れた値である。そ
こで、図6に示す記憶手段40に、現状の補給量Cgに
対応する適性な補給量を得るためのトナー補給ローラ5
の回転数(rpm) を記憶しておく。そして、上記ステップ
S5で得られた補給量Cgに対応する回転数を上記記憶
手段40から抽出して、上記適正値設定レジスタ24に
設定するようにする(図4、ステップS6〜S10に代
わる図5ステップS11)。この設定後に、上記補給回
数カウンタ22がリセットされることは上記と同じであ
る。
【0027】また、トナー残量検出手段30としては図
3示すように上記エンプティセンサ31に代えて現像器
1に設置しているトナー濃度センサ3と以下に説明する
連続検出手段25を使用することができる。
【0028】すなわち、上記のようにトナー補給制御手
段21はトナー濃度センサ3(透磁率センサ)の出力を
一定時間t0 毎に検出しており、印刷により現像器1中
のトナー濃度が所定値より低下すると、上記のようにト
ナー補給制御手段21よりトナー補給指示信号Saが出
され、モータドライバ11を介してモータ6を所定回転
数で所定時間回転するようになっている。
【0029】トナー補給量が正常である場合には、この
動作の繰り返しとなるが、トナーホッパー12がエンプ
ティ状態となると、現像剤中のトナー濃度が上記補給に
よっても一向に増えないことになり、トナー補給制御手
段21により補給指示信号Saが上記一定時間t0 間隔
で連続して出力されることになる。
【0030】このように連続してトナー補給指示信号S
aが出力されると、それ以上は何回補給されても補給が
追い付くことはない場合が発生する。そこで、連続検出
手段25で所定回数のトナー補給指示信号Saが連続し
て出力されたか否かを検出するようにし、所定回数連続
して出力されているときには、オペレータにトナー補給
メッセージを出すとともに、上記補給回数カウンタ22
を停止して、その計数値を演算手段23に出力する(図
3のステップS3→S4に相当)。
【0031】演算手段23は該計数値に基づいて1回の
補給量(上記と同様A/B=C)を算出し、更に上記と
同様の手順で適正補給量に対応するトナー補給ローラ5
の回転数を求めて、該回転数を適正値設定レジスタ24
に設定し、更に。補給回数カウンタ22をリセットす
る。
【0032】また、上述のトナー濃度センサ3の代わり
に、あるいはトナー濃度センサ3に加えて、感光ドラム
19の回転方向で現像器1の下流側に設けた上記感光ド
ラム19上の画像濃度を検出する画像濃度センサ(OD
センサ)18を使用することができる。
【0033】すなわち、トナー補給制御手段21は画像
濃度検出センサ18の出力を所定時間(例えば上記と同
じt0 )間隔で検出しており、印刷により現像器1中の
トナー濃度が低下したり、現像剤が劣化することで感光
ドラム19上の画像濃度が低下した場合に、トナー補給
制御手段10は補給指示信号Saを出力し、この補給指
示信号Saを受けて画像濃度が一定になる様にトナーホ
ッパ2からトナー補給ローラ11によりトナーを補給す
るようになっている。
【0034】この実施例でも上記の実施例同様、上記ト
ナー補給制御手段21の出力する補給指示信号Saが補
給回数カウンタ22に入力されてカウントされ、該補給
指示信号Saが連続して所定回数出力されたことを連続
検出信号25が検出することによって、トナーホッパ2
内がエンプティ状態になったと判断され、オペレータに
トナーの供給を指示するとともに、カウンタ22の計数
が停止される。
【0035】次に演算手段23が作動して上記補給回数
カウンタ23の計数値とトナーカセット15よりトナー
ホッパ2に供給されるトナー量に基づいて1回の補給指
示信号Saによるトナー補給量を算出し、上記2つの実
施例と同じ手順で適正値設定レジスタ25に設定された
トナー補給ローラ5の回転数を適性な値に変更し、更に
補給回数カウンタ22をリセットする。
【0036】上記の、トナー濃度センサ3と画像濃度セ
ンサ18を併用して濃度制御を行っている場合には、ト
ナー濃度センサ3によるトナー濃度低下検出(補給指示
信号Saの連続出力)と画像濃度センサによるトナー濃
度低下検出の何方か早い方で、トナーホッパ2内のトナ
ーが無くなったと判断し、トナーカセット15によりト
ナーホッパ2内にトナーを補充する。この時にトナーホ
ッパ2内に補充したトナー量と、次にトナー濃度センサ
3及び画像濃度センサ18の何方か早い方の検出によ
り、連続して補給指示信号Saが出力されたとき、上記
同様1回の補給指示信号Saによるトナー補給量を算出
し、適正トナー補給量となる様に適正値設定レジスタ2
5に設定されたトナー補給ローラの回転数を変更する。
【0037】上記いずれの例においてもトナー補給量を
適正にするために、トナー補給ローラ5の回転数のみを
変更しているがトナー補給ローラ5の回転時間あるい
は、回転数と回転時間の両方を変更してもよいことはも
ちろんである。
【0038】また、上記でのトナーカセット15からト
ナーホッパ2に補充するトナー量、一回の補給指示信号
Saによる適正トナー補給量、および、演算手段23を
作動させるための補給指示信号Saの連続回数は、装置
毎に適正値があるので経験則により求められるようにす
るのが好ましい。
【0039】更に、トナー補給ローラ5によるトナー補
給時間及びトナー補給ローラ5の回転数とトナー補給量
についても、トナー補給ローラ5の径やトナー補給ロー
ラ5の気泡の大きさ、トナー粒径、トナー補給ローラ部
の構造により異なるので経験則により求められるもので
ある。
【0040】次に、上記したように、低印字率印刷(特
に白紙印刷)等を行った場合、現像器1のマグロール8
の回転による遠心力でトナー飛散をし、現像器1中のト
ナー濃度が低下する場合があり、これによる印字濃度の
低下を防止する必要がある。
【0041】すなわち、装置構成要素の中の回転部材、
例えば現像器内のマグロール8の回転数または感光ドラ
ム19の回転数をカウントする回転数カウンタ26を設
け、この回転数カウンタ26を上記トナー残量検出手段
30(エンプティセンサ31、連続検出手段32)がト
ナーエンプティ状態を検出したときリセットされるよう
にする。
【0042】 このように構成すると回転数カウンタ26
のカウント値は正常に装置が動作しているときには、上
記リセットによって所定値より大きくならないが、低印
字率印刷の場合にようにトナーの消費量が少ないときに
はトナーエンプティ状態が長時間発生しないので上記回
転数カウンタ26の計数値は上昇する一方となる。そこ
でるから、該回転数カウンタ26の計数値が該回転数カ
ウンタ26内に設定した定値以上になった場合に、強制
的にトナー補給制御手段21を作動させ所定量のトナー
を補給するようにする。当然のことながらこの補給が完
了した時点で上記トナー補給制御手段21をリセットし
ておく。
【0043】上記トナー補給制御手段21を作動させる
ための回転数カウタンタ26の設定値も、現像剤の特
性、装置条件により適正な値が異なる為、経験則によっ
て決定されるようにするのが好ましい。
【0044】尚、装置が新しい場合には、トナー補給ロ
ーラの目詰まりがあまりないので、トナーホッパ2がエ
ンプティ状態になって、所定量のトナーが補給されたと
きから、次にトナーホッパ2がエンプティ状態になる迄
の間が、上記連続して補給指示信号Saが出されてから
次に連続して補給指示信号Saが出される迄の間に対応
している。従って、装置が新しいときにトナーホッパ2
にトナーが相当量残っているにも関わらずトナー補給制
御手段21より補給指示信号Saが連続して出力される
ことはない。
【0045】 従って、上記構成により装置が新しいとき
から適正値設定レジスタ25の内容を順次更新しておく
ことで、装置が経年劣化してもトナー補給ローラ5が目
詰まりを起こすことはなくなる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、トナーの
質や装置が使用される環境あるいは、装置の経年劣化に
関わりなく、現像剤中のトナー濃度を一定に保ことがで
き、適正な濃度での印刷状態を保持することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例ブロック図である。
【図3】本発明の別の実施例ブロック図である。
【図4】本発明のフロー図である。
【図5】本発明の別の手順を示すフロー図である。
【図6】本発明に使用する記憶手段の概念図である。
【図7】従来の電子写真装置の構成図である。
【図8】従来の電子写真装置の制御状態を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】 トナーホッパー トナー補給ローラ マグネットロール 15 トナーカセット 18 画像濃度センサ 19 感光体 21 補給制御手段 22 補給回数カウンタ 23 演算手段 30 トナー残量検出手段 32 連続検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤中の現像剤のトナー濃度が所定値
    以下になったとき、トナーホッパーよりトナー補給ロー
    ラを介して現像器中にトナーを補給するトナー補給制御
    手段を備えた電子写真装置において、 上記トナーホッパ内のトナー量がエンプティ状態である
    ことを検出するトナー残量検出手段と、 該トナー残量検出手段がトナーエンプティ状態を検出し
    てから次のトナーエンプティ状態を検出するまでの間の
    トナー補給回数を計数するカウンタと、 上記補給回数カウンタの計数値と、上記トナーエンプテ
    ィ状態になったときにトナーカセットからトナーホッパ
    へ供給されるトナーの総供給量より算出される一回の補
    給当たりのトナー補給量に基づいて、該一回の補給量が
    設定された所定範囲になるようにトナー補給ローラの回
    転数及び/又は回転時間を変更する演算手段とを備えた
    ことを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】 マグネットロール又は感光体の回転数を
    計数するとともに、上記トナー残量検出手段がトナーホ
    ッパ内のトナ量が空になったことを検出したときリセッ
    トされる回転数カウンタを備え、該回転数カウンタの計
    数値が所定値以上になると、トナー補給制御手段を作動
    させて所定量のトナーを補充する請求項1に記載の電子
    写真装置。
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Cited By (1)

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