JP2003195623A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003195623A
JP2003195623A JP2001392528A JP2001392528A JP2003195623A JP 2003195623 A JP2003195623 A JP 2003195623A JP 2001392528 A JP2001392528 A JP 2001392528A JP 2001392528 A JP2001392528 A JP 2001392528A JP 2003195623 A JP2003195623 A JP 2003195623A
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Japan
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toner
replenishment
forming apparatus
image forming
sensor
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Application number
JP2001392528A
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English (en)
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Katsuya Ota
克哉 太田
Sakushiro Tanaka
作白 田中
Masatake Hayashi
昌毅 林
Eijiro Masaki
栄次郎 正木
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Kyocera Corp
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Corp
Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1成分系の現像剤としてのトナーを用いて、
適切な制御状態を得ることのできる画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 本複写機1のCPU2は、メモリ20
と、画像データを取り込む画像データ取込部21と、取
り込んだ画像データの印字率を積算する印字率積算部2
1aとを備え、この印字率の積算値に基づいてトナーの
消費量を算出し、同印字率の積算値が所定値を超えたと
きに前記トナー消費量の算出値よりも小さい割合でのト
ナー補給を行うように制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、プ
リンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、トナー単体からなるいわゆる1成
分系の現像剤を使用する複写機では、トナーの現像部内
での沈み込み等を防止するために、トナーを同現像部内
で適当に攪拌しつつ循環している。そして、この攪拌さ
れつつ循環されるトナーのレベルを検出するために圧電
センサを設けて、この圧電センサがLow電圧を出力す
るとトナーホッパからのトナー補給動作を実行し、Hi
電圧を出力するとそのトナー補給動作を停止するように
ON−OFF制御を行っていた。
【0003】ところが、このON−OFFの頻度が高く
なると安定した制御状態が得られず、例えば圧電センサ
の反応速度に起因するオーバーシュートが生じやすくな
って、現像部内のトナーが過剰となるオーバートナー状
態となってしまうことがあった。このオーバートナー状
態を回避するために、例えばトナー消費量の予測値に基
づくトナー補給を行うことが考えられる。
【0004】そのような例として、トナーとキャリアと
からなるいわゆる2成分系の現像剤を使用する複写機で
は、画像の印字率に基づく現像剤濃度制御を行う技術が
知られている(特開2000-214672号公報、特開2000-2277
08号公報、特開2000-37902号公報、特許2937392号公
報、特許315134号公報参照)。しかし、いずれもトナー
消費量の予測値を、直接トナー補給の制御に使用するも
のではない。
【0005】例えば、特開2000-214672号公報に開示さ
れた技術では、現像装置中のトナー濃度を検知するトナ
ー濃度センサと、転写ドラム上に形成した基準トナー像
の画像濃度を検知する画像濃度センサとを設けている。
そして、入力画像の印字率に基づいてトナーの消費量の
予測値を演算し、このトナー消費量の予測値に基づい
て、画像濃度センサの検知結果による比較的精密なトナ
ー補給制御と、トナー濃度センサの検知結果による比較
的精密でないトナー補給制御とのいずれか或いは双方を
使用するべきかを判断するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記従来技
術では、トナー消費量の予測値を、直接トナー補給の制
御に使用せず、画像濃度センサとトナー濃度センサによ
る両トナー補給制御の切換判断に使用しているにすぎな
い。すなわち、もともとトナー消費量の予測値に基づく
トナー補給の制御は、必ずしも現実のトナー消費量に対
応していないことから、画像濃度センサによるトナー補
給制御はいうにおよばず、トナー濃度センサによるトナ
ー補給制御と比べてもさらに精密でないものであり、そ
れゆえにトナー消費量の予測値を直接トナー補給に使用
することは困難であった。しかしながら、2成分系の現
像剤を使用する複写機における、トナー濃度制御(T/
D制御)では、多少オーバートナー状態となっていたと
しても、なお、その最大許容範囲でトナーを取り込むこ
とができたことから、トナー消費量の予測値に基づくト
ナー補給制御を、画像濃度センサやトナーセンサによる
トナー補給制御の補助的機能として使用することができ
た。
【0007】これに対し、上記最大許容範囲のない、1
成分系の現像剤を使用する複写機では、現像部内がオー
バートナーとなった場合には、即機械を停止せざるをえ
ない事態となる。したがって、従来、1成分系の現像剤
を使用する複写機に、トナー消費量の予測値に基づくト
ナー補給の制御を適用することは、上記2成分系の現像
剤を使用する複写機に比べてさらに困難であった。特
に、トナー消費量の予測値の100%付近でトナー補給
を実行したのでは、その精密な制御が困難であるため、
現像部内がオーバートナーとなって、オーバーフロー状
態となりやすい。
【0008】本発明は、上記問題を解決するもので、そ
の目的とするところは、1成分系の現像剤を使用する画
像形成装置に、トナー消費量の予測値に基づくトナー補
給制御を適用しても、適切な制御状態が得られるように
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
1成分系の現像剤としてのトナーを用いて、画像データ
に基づく画像形成を行う画像形成装置であって、現像部
内のトナーレベルを検出するトナー検出手段と、この検
出値に基づいて、トナーホッパから現像部へのトナー補
給を実行するように制御する第1の補給制御手段と、画
像データの印字率に基づいて、トナー消費量を算出する
トナー消費量算出手段と、この算出値よりも小さい割合
で、トナーホッパから現像部へのトナー補給を実行する
ように制御する第2の補給制御手段と、を備えたことを
特徴とするものである。ここで、画像データの印字率と
は、画像データに含まれる文字、記号、図形等の占める
割合をいう。
【0010】この構成によれば、現像部内のトナーレベ
ルがトナー検出手段により検出され、この検出値に基づ
いて、トナーホッパから現像部へのトナー補給を実行す
るように制御されるとともに、画像データの印字率に基
づいて、トナー消費量が算出され、この算出値よりも小
さい割合で、トナーホッパから現像部へのトナー補給を
実行するように制御されるので、トナー検出手段の検出
値のみによるトナー補給を行った場合に比べて、より安
定した制御状態が容易に得られる。また、トナー検出手
段の反応速度に起因するオーバーシュートが生じにくく
なるので、現像部内のトナーが過剰となるオーバートナ
ー状態が容易に回避される。なお、トナー補給量の不足
分は、前記トナー検出手段の検出値に基づくトナー補給
により充足されるが、その量は僅かで済むので、さらに
オーバーシュートしにくくなる。
【0011】前記第2の補給制御手段によるトナー補給
の開始条件は、前記第1の補給制御手段によるトナー補
給の開始条件よりもゆるやかに設定されていることとす
ることが好ましい。その場合には、トナーレベルの検出
値に基づくトナー補給よりもトナー消費量の予測値に基
づくトナー補給が開始されやすくなるので、前記トナー
検出手段の反応速度に起因するオーバーシュートがさら
に生じにくくなり、現像部内のオーバートナー状態が確
実に回避されるようになる。前記第2の補給制御手段に
よるトナー補給の開始条件としては、例えば印字率積算
値の設定値を小さくすることなどを含み、前記第1の補
給制御手段によるトナー補給の開始条件としては、例え
ばトナー検出手段による検出位置を下げることなどを含
む。
【0012】例えば請求項2記載の発明のように、前記
第2の補給制御手段により制御されるトナー補給の割合
は、トナー消費量の算出値の約80〜90%であること
とすればよい。なお、この下限値としての約80%は、
トナー検出手段による安定した制御状態を確保するよう
に決定されるものであり、前記上限値としての約90%
は、トナー検出手段の反応速度に起因するオーバーシュ
ートによって、現像部内がオーバートナー状態とならな
いように決定されるものである。
【0013】請求項3記載の発明のように、前記第2の
補給制御手段は、前記第1の補給制御手段がトナー補給
の実行を制御している間は、トナー補給を重ねて実行し
ないように制御することとすれば、両トナー補給が同時
に実行されて現像部内がオーバートナー状態となる事態
が確実に回避される。
【0014】ところで、トナー検出手段としての圧電セ
ンサがLow電圧を出力した場合には、その出力が瞬間
的なノイズや、イレギュラーな誤検出である可能性を考
慮して、0〜5秒程度のセンサ出力の無視時間を設ける
ことがある。この無視時間は、圧電センサの反応時間
(Hi→Low、或いは、Low→Hiの切り替わりに
要する時間)が1.5〜2秒程度であることに対応させ
たものである。
【0015】この場合、現像部内の全体としてはトナー
が不足していないにも拘わらず、圧電センサ前でのみト
ナーが不足する、いわゆる空洞化現象が生じることがあ
った。この空洞化現象は、例えば使用中にトナーホッパ
から随時新規にトナーを補給するような複写機におい
て、現像部内を長期間トナーが循環する間に、トナーの
流動性が悪化して、圧電センサ近傍に発生しやすくなる
ものであるが、その発生のメカニズムとしては、例えば
攪拌及び循環用のパドル上部材の回転動作により、圧電
センサにトナーを押し付けるように作用し、次の瞬間に
は圧電センサ前からそのトナーを掬い取るように作用す
ることによって発生するものと考えられる。かかる空洞
化現象は、トナーの流動性が低下すると発生する傾向が
ある。そして、一旦発生した空洞化現象は、同パドル上
部材の回転動作により、トナーが圧電センサ前に順次送
り込まれてくることによって解消するものと考えられ
る。
【0016】ところが、圧電センサの反応時間(Hi→
Low、或いは、Low→Hiの切り替わりに要する時
間)が1.5〜2秒程度であるのに対し、前記空洞化現
象による誤検出のLow電圧の出力は、1桁以上長い時
間で発生するため、前記無視時間ではこの誤検出を防止
することができない。その結果、現像部内の全体として
はトナーが不足していないにも拘わらず、同現像部内へ
のトナー補給動作が実行されて、同現像部内に上記オー
バートナー状態が発生するおそれがあった。
【0017】そこで、請求項4記載の発明のように、前
記第1の補給制御手段は、現像部内のトナー検出手段ま
わりでトナーの搬送動作によって一旦発生した空洞化現
象が同搬送動作によって解消されるまでの時間を超えて
同トナー検出手段が低レベルを検出した場合にトナー補
給を実行し、この実行状態でトナー検出手段が高レベル
を検出した場合に前記トナー補給を停止するように制御
することとすれば、前記空洞化現象によるトナー検出手
段の誤検出が防止される。その結果、現像部内の全体と
してトナーが不足していない場合には、同現像部内への
トナー補給動作が実行されることがなくなり、同現像部
内にオーバートナー状態が発生するおそれがなくなる。
【0018】例えば請求項5記載の発明のように、前記
空洞化現象の発生から解消までの時間は75秒以上であ
ることとすればよい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
複写機の概略構成を示す模式図である。
【0020】図1に示すように、この複写機(画像形成
装置の一例)1では、複写機本体101内において、帯
電部102により図中のA方向に回転する感光体ドラム
103が一様に帯電され、原稿読取部104により読み
取られた原稿画像に基づくレーザ走査ユニット(LS
U)105からのレーザビームにより感光体ドラム10
3上に静電潜像が形成され、現像部106により静電潜
像にトナーが付着してトナー像が形成される。一方、用
紙が給紙機構200から感光体ドラム103に向けて搬
送され、転写ローラ108により前記感光体ドラム10
3表面のトナー像が用紙に転写される。そして、感光体
ドラム103から分離された用紙は定着ローラ対109
に搬送され、ここでトナー像が定着された用紙は、その
まま(或いは、スイッチバック部110で反転されて両
面コピーされた後に)、排出ローラ対111により排出
部112に排出される。
【0021】なお、113は感光体ドラム103上の残
留トナー等を除去するクリーニング部、114は現像部
106に補給されるトナーを貯蔵するトナーホッパであ
る。また、トナーは1成分系の現像剤を構成している。
【0022】以下、現像部について詳述する。図2は現
像部の詳細構成を示す斜視図であって、(a)は全体
図、(b)はトナーセンサまわりの拡大図である。ま
た、図3は図2におけるB-B線断面図である。
【0023】現像部106は、前記感光体ドラム103
上の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する他
に、画像濃度の調整をも行うものであって、例えば図2
(a)に示すように、手前側から奥側に延びる直尺かつ
箱状の本体1060を有している。
【0024】そして、本体1060の長手方向と直角方
向に区画されかつ両端が連通する攪拌室1061,10
62内にそれぞれ攪拌機1063,1064が回転自在
に設けられており、攪拌室1062に沿って長尺の現像
ローラ1065が回転自在に並設されている。攪拌機1
063,1064は、現像ローラ1065とともに、図
示しないメインモータにより回転駆動されるようになっ
ている。
【0025】ここで、現像ローラ1065は、図3に示
すように、感光体ドラム103に対向配置されるが、そ
の内部には、永久磁石1065aが回転不可能に設けら
れている。この永久磁石1065aにより現像ローラ1
065上に後述するトナー薄層が形成される。また、図
2(a)における攪拌室1061の手前側上部には前記
トナーホッパ114から図示しない補給手段を使用して
トナーが補給されるトナー補給口1066が形成されて
いる。
【0026】このトナー補給口1066から攪拌室10
61内に補給されたトナーが攪拌機1063の回転駆動
により適宜攪拌されつつ、奥側の連通部分から攪拌室1
062内に送り込まれる。攪拌室1062に送り込まれ
たトナーはさらに攪拌機1064の回転駆動により適宜
攪拌されつつ、手前側の連通部分から攪拌室1061内
に戻される。
【0027】このようにしてトナーは両室1061,1
062内を攪拌されつつ循環されることにより搬送され
るが、このトナーの一部は、攪拌室1062内におい
て、回転駆動される現像ローラ1065上に前記永久磁
石1065aにより吸着されかつブレード1065bで
規制されて形成されるトナー薄層となり、感光体ドラム
103上の静電潜像に適宜付着させられることにより消
費される。
【0028】攪拌室1061の側壁の適所には、トナー
センサ1067が配設されており、トナーセンサ106
7により、同室1061内のトナーレベルを検出するよ
うになっている。このトナーセンサ1067は、例えば
圧電素子で構成された圧電センサであり、トナーレベル
の高/低に応じてそれぞれHi/Low電圧を出力する
ものである。トナーレベルは、トナーセンサ1067に
よる出力(検出値)に応じてトナーホッパ114からの
トナーがトナー補給口1066を介して攪拌室1061
に補給されることにより制御されるようになっている。
【0029】画像濃度の調整方法は、現像バイアス電圧
を変化させると、感光体ドラム103上の静電潜像への
トナーの付着量が変化し、ひいては画像濃度が変化する
(バイアス電圧が高くなるほどコピー濃度は淡くなる)
ことを利用するものである。
【0030】また、攪拌機1063は、図2(b)に示
すように、前記攪拌室1061の前後両端から回転自在
に軸支された回転軸1063aにトナー循環用のスクリ
ュー1063bと、トナー攪拌用のパドル1063cと
が互いに干渉しない位置でそれぞれ固定されており、さ
らにパドル1063cのトナーセンサ1067のセンサ
面1067aに対向する部分にはクリーニング用の弾性
板1063dがその回転により同センサ面1067aに
当接可能となるように突設されている。なお、攪拌機1
064は、前記弾性板は備えていないが、その他の点で
攪拌機1063と同様の構成であるので、その詳細説明
は省略する。
【0031】そして、攪拌機1063において、前記メ
インモータにより回転軸1063aがC方向に回転駆動
されると、スクリュー1063b、パドル1063c及
び弾性板1063dが同方向に回転する。このとき、パ
ドル1063cが、図3に示すように、トナーセンサ1
067に接近する方向にあるときには、パドル1063
cはその近接する側の面(表面)でもってトナーセンサ
1067のセンサ面1067aにトナーを押し付けるよ
うに作用する。
【0032】一方、パドル1063cが、さらに回転し
て、トナーセンサ1067から離間する方向にあるとき
には、パドル1063cは前記表面でもってトナーセン
サ1067のセンサ面1067aからトナーを掬い取
り、その離間する側の面(裏面)でもって同センサ面1
067aにトナーのない空洞を形成するように作用する
(いわゆる空洞化現象の発生)。
【0033】この空洞は、スクリュー1063bの回転
によって、上流側から順次搬送されてくるトナーによっ
て埋められる結果、消滅する(いわゆる空洞化現象の消
滅)。すなわち、この空洞化現象は、攪拌機1063の
パドル1063cとスクリュー1063bとの回転のタ
イミングにより周期的に発生し、消滅するものである。
この空洞化現象の発生から消滅までの時間(以下、第1
の所定時間という。)は、実機を用いた下記実験によれ
ば75秒以上であり、上述したようにトナーセンサ10
67として圧電素子を使用したときの同センサの反応時
間(1.5〜2秒程度)に比べてはるかに長い時間であ
ることが分かった。
【0034】以下、実機により4000枚のプリントを
行って確認した結果を示す。
【0035】第1の所定時間=0秒では、現像部106
の各所でトナーがオーバーフロー状態となった。また、
現像ローラ1065とブレード1065bとの間でトナ
ー凝集が発生した。さらに、感光体ドラム103上にト
ナー薄層が形成されず、画像の現像されない、いわゆる
白帯現象が発生した。
【0036】第1の所定時間=60秒では、現像部10
6の各所でトナーがオーバーフロー状態となった。ま
た、現像ローラ1065まわりのトナーの流動性が悪化
し、感光体ドラム103上にトナー薄層が形成されず、
前記白帯現象が発生した。
【0037】第1の所定時間=75秒以上では、良好な
結果が得られた。すなわち、現像部106でトナーがオ
ーバーフロー状態とならず、現像ローラ1065まわり
のトナーの流動性が良くなり、かつ、感光体ドラム10
3上にトナー薄層が形成されて、前記白帯現象も発生し
なくなった。
【0038】図4は現像部まわりの制御系の構成を示す
ブロック図であって、この現像部106まわりの制御系
は、制御手段としてのCPU2を中心に、メインスイッ
チ107、原稿読取部104、トナーセンサ1067、
表示パネル1041、メインモータ1701等が接続さ
れている。メインモータ1701は、前記感光体ドラム
103、現像部106の攪拌機1063,1064や現
像ローラ1065等を適当なギヤ列等を介して回転駆動
するものである。
【0039】CPU2は、メモリ20と、原稿読取部1
04で読み取った画像データを取り込む画像データ取込
部21と、この取り込んだ画像データの印字率を積算す
る印字率積算部21aと、この印字率の積算値に基づい
てトナーの消費量を算出するトナー消費量算出部(トナ
ー消費量算出手段)22と、前記印字率の積算値が所定
値(例えば40%)を超えたか否かを判断する印字率判
断部23と、後述するトナー補給モードA,Bを切り換
るためのフラグがONか否かを判断するフラグ判断部2
3aと、トナーセンサ1067の各検出値を所定周期で
サンプリングするサンプリング部24と、サンプリング
されたトナーセンサ1067の検出値がLow電圧であ
るか否かを判断するLow判断部25と、Low電圧で
あると判断された場合にこのLow電圧が第1の所定時
間継続しているか否かを判断するLowカウンタ部26
と、前記印字率の積算値が所定値を超えたと判断された
ときに前記トナー消費量の算出値よりも小さい割合(以
下、第2の補給量という。)でトナー補給動作を実行さ
せる第2の補給制御手段としての機能、及び、前記カウ
ント値が第1の所定時間継続していると判断された場合
にトナーホッパ114から現像部106へのトナーの補
給を前記トナー消費量の算出値(以下、第1の補給量と
いう。)で実行させる第1の補給制御手段としての機能
からなるトナー補給制御部27と、このトナー補給の実
行開始から第2の所定時間内にトナーセンサ1067の
検出値がHi電圧となったか否かを判断するHi判断部
28と、この検出値が第2の所定時間内にHi電圧とな
らなかったと判断された場合に「トナーエンプティ」を
表示パネル1041上に表示する表示制御部29とを備
えている。
【0040】ここで、印字率は、画像データに含まれる
文字、記号、図形等の占める割合をいうが、印字率積算
部21aは、例えば転写紙1枚分の画像データに含まれ
る黒画素数をいわゆるビデオカウントすることにより、
印字率を累積し、また、トナー消費量算出部22は、メ
モリ20に予め記憶された印字率の積算値とトナーの消
費量との関係に、前記カウントされた印字率の積算値を
適用することによって、トナー消費量を算出し、このト
ナー消費量に基づいて前記第2の補給量を算出する。さ
らに、トナー補給制御部27は、一旦トナー補給動作を
開始した場合には、所定の条件下でそのトナー補給動作
を停止させる。
【0041】なお、各要素21〜29は、例えばメモリ
20から読み出されてCPU2内に構築される各種実行
プログラムによって具現化される。第2の補給量は、ト
ナー消費量の算出値に対して80〜90%程度に設定さ
れるが、この下限値としての約80%は、トナーセンサ
1067による安定した制御状態を確保するように決定
されるものであり、前記上限値としての約90%は、ト
ナーセンサ1067の反応速度に起因するオーバーシュ
ートにより、現像部106内のトナーが過剰となるオー
バートナー状態とならないように決定されるものであ
る。
【0042】第1の所定時間は、現像部106内のトナ
ーセンサ1067まわりでトナーの攪拌及び循環動作に
よって一旦発生したトナーの空洞化現象が両動作によっ
て解消されるまでの時間であって、上記したように、実
験により求められるが、ここではその第1の所定時間と
して予定された時間が予めメモリ20に記憶されている
ものとする。
【0043】第2の所定時間は、トナーホッパ114に
トナーがあれば、そのトナーが現像部106のトナー補
給口1066を介して補給され始めて、現像部106内
で攪拌されつつ循環される間に、徐々に現像部106内
のトナーレベルが高くなって、トナーセンサ1067が
Hi電圧を出力するようになるまでの時間であるが、こ
こではその予定時間(例えば90秒)が予めメモリ20
に記憶されているものとする。
【0044】また、前記Low/Hi電圧についても、
予めメモリ20に記憶しておいたそれぞれの設定値(設
定値1,2)を基準として判断されるものとする。
【0045】以下、現像部まわりの動作を詳述する。図
5は現像部まわりの動作を示すフローチャート、図6は
トナー補給モードAでの動作を示すフローチャート、図
7はトナー補給モードBでの動作を示すフローチャート
である。ここで、トナー補給モードAは、前記トナー補
給制御部27の第2の補給制御手段としての機能により
画像データに含まれる印字率の積算値に基づくトナー補
給制御を行うためのモードであり、トナー補給モードB
は、同トナー補給制御部27の第1の補給制御手段とし
ての機能によりトナーセンサ1067の検出値に基づく
トナー補給制御を行うためのモードである。
【0046】図5において、まずメインスイッチ107
がONされることにより、複写機1の電源が投入される
と、初期設定がなされる(ステップS10)。この初期
設定では、例えばフラグがOFFである等の各種デフォ
ルトの設定等が行われる。そして、しばらくすると、コ
ピー可能な状態となって、トナー補給モードA,Bがパ
ラレルに実行される。
【0047】(トナー補給モードA)このトナー補給モ
ードAでは、図6に示すように、まず原稿読取部104
で読み込んだ画像データが画像データ取込部21で取り
込まれる(ステップS21)。この取り込まれた画像デ
ータの印字率の積算値が印字率積算部21aで算出され
る(ステップS22)。
【0048】ついで、トナー消費量算出部22で、印字
率の積算値からトナー消費量が算出され(ステップS2
3)、このトナー消費量から第2の補給量が算出される
(ステップS24)。
【0049】そして、印字率判断部23で、印字率の積
算値が40%以上となったか否かが判断される(ステッ
プS25)。ここで、印字率の積算値が40%未満であ
ると判断されると、ステップS21に戻る。一方、印字
率の積算値が40%以上となったと判断されると、トナ
ー補給制御部27により前記第2の補給量でのトナー補
給が開始される(ステップS26)。このトナー補給で
は、トナーホッパ114から図示しない補給手段によっ
て現像部106のトナー補給口1066にトナーが送り
まれることによりその補給が行われる。なお、この場
合、トナー補給量が不足するので、トナーレベルは徐々
に低下する。
【0050】ついで、フラグ判断手段23aでフラグが
ONか否かが判断される(ステップS27)。そして、
フラグがONでないと判断されると、ステップS21に
戻る。一方、フラグがONであると判断されると、トナ
ー補給制御部27の働きにより第2の補給量でのトナー
補給が停止されてから(ステップS28)、リターンす
る。前記ステップS27でフラグがONであるか否かを
判断するのは、トナー補給モードAでトナー補給が実行
されている間に、後述するトナー補給モードBでのトナ
ー補給が重ねて実行されることにより、トナーが過補給
となるのを防止するためである。ただし、最初のループ
では、フラグがOFFとなっているから、ステップS2
7では、フラグがONでないと判断される。
【0051】そして、このフラグがONであると判断さ
れない限り、前記ステップS21〜S26が繰り返され
て、トナー補給モードAでのトナー補給が実行される。
このトナー補給モードAによるトナー補給の開始条件
は、上記のように例えば印字率累積値のしきい値を40
%程度と小さくすることなどによって、その開始がされ
やすいように設定されており、一方、トナー補給モード
Bによるトナー補給の開始条件は、例えばトナーセンサ
1067による低レベル(Low)の検出位置を低くす
ることなどによって、その開始がされにくいように設定
されている。すなわち、本実施形態では、トナー補給モ
ードAによるトナー補給の開始条件は、トナー補給モー
ドBによるトナー補給の開始条件よりもゆるやかに設定
されており、これによりトナーセンサ1067の検出値
に基づくトナー補給よりもトナー消費量の予測値に基づ
くトナー補給が開始されやすくなるので、トナーセンサ
1067の反応速度に起因するオーバーシュートが生じ
にくくなり、現像部106内のオーバートナー状態が確
実に回避される。
【0052】(トナー補給モードB)このトナー補給モ
ードBでは、図7に示すように、サンプリング部24に
より、所定周期でトナーセンサ1067の出力(以下、
Vtという。)のサンプリングが行われる(ステップS
31)。所定周期はいわゆるエリアジングを起こさない
ように設定されるものであって、本実施形態では例えば
50msとされている。
【0053】ついで、Low判断部25により、Vtが
Low電圧であるか否かが判断される(ステップS3
2)。この判断は、上述したように、予めメモリ20に
記憶しておいた設定値1を基準になされる。例えばVt
と設定値1とを比較して、Vtが設定値1よりも小さい
ときに、そのVtはLow電圧であると判断され、Vt
が設定値1以上のときに、そのVtはLow電圧でない
と判断される。
【0054】ここでVtがLow電圧でないと判断され
ると、前記ステップS31に戻るが、VtがLow電圧
であると判断されると、Lowカウント部26により、
そのVtが90秒間継続しているか否かが判断される
(ステップS33)。この判断は、例えばステップS3
2でVtがLow電圧であると判断された回数がカウン
トされ、このカウント数が連続して1800(=90÷
0.05)に達したときに、Vtが90秒間継続してい
ると判断され、カウントがその途中で中断されたとき
に、Vtが90秒間継続していないと判断される。そし
て、Vtが90秒間継続していないと判断されると、前
記ステップS31に戻るが、Vtが90秒間継続してい
ると判断されると、フラグがONとされてから(ステッ
プS34)、次のステップS35に進む。
【0055】このステップS35では、トナー補給制御
部27により、第1の補給量にてトナー補給が実行され
る。このトナー補給中には、トナー不足によるコピー不
良を回避するため、コピー不能な状態とされるのが好ま
しい。
【0056】そして、Hi判断部28により、前記トナ
ー補給の実行が開始してから90秒経過するまでの間に
VtがHiになったか否かが判断される(ステップS3
6)。この判断は、上述したように、予めメモリ20に
記憶しておいた設定値2を基準になされる。例えばVt
と設定値2とを比較して、前記トナー補給の実行が開始
してから90秒経過するまでの間にVtが設定値2より
も小さいままであるときに、この90秒経過後にそのV
tはHi電圧になっていないと判断され、前記トナー補
給の実行が開始してから90秒経過するまでの間にVt
が設定値2以上となったときに、そのVtはHi電圧に
なっていると判断される。
【0057】ここで、VtがHiになっていると判断さ
れると、トナー補給制御部27による第1の補給量での
トナー補給が停止され(ステップS37)、フラグをO
FFにしてから(ステップS37a)、ステップS31
に戻るが、このときコピー不可能な状態となっていれ
ば、再度コピー可能な状態とされる。
【0058】一方、VtがHiになっていないと判断さ
れると、この場合もトナー補給制御部27による第1の
補給量でのトナー補給が停止される(ステップS3
8)。ただし、このときにコピー不可能な状態となって
いれば、その状態は維持されるものとする。
【0059】そして、表示制御部29により、表示パネ
ル1041上に「トナーエンプティ」の表示がなされて
から(ステップS39)、リターンし、両モードA,B
における一連の作業が終了する。この表示により、ユー
ザにトナーホッパ114の交換が促されるので、ユーザ
はタイミングよくそのトナーホッパ114を交換するこ
とができる。
【0060】以上のように、本実施形態によれば、取り
込んだ画像データに含まれる印字率が積算され、この印
字率の積算値に基づいてトナーの消費量が算出され、前
記印字率の積算値が40%を超えたときに前記第2の補
給量でのトナー補給動作が行われるように制御されるの
で、トナーセンサ1067の検出値のみによるトナー補
給を行った場合に比べて、より安定した制御状態が容易
に得られる。また、トナー検出手段の反応速度に起因す
るオーバーシュートが生じにくくなるので、現像部内の
トナーが過剰となるオーバートナー状態が容易に回避さ
れる。このときのトナー補給量の不足分は、前記トナー
センサ1067の検出値に基づくトナー補給により充足
されるが、その量は僅かで済むので、さらにオーバーシ
ュートしにくくなる。
【0061】また、現像部106内のトナーセンサ10
67まわりで攪拌及び循環動作によって一旦発生したト
ナーの空洞化現象が両動作によって解消されるまでの第
1の所定時間を超えて同トナーセンサ1067が低レベ
ルを検出した場合にトナー補給動作が開始し、トナーセ
ンサ1067が高レベルを検出した場合にトナー補給動
作を停止するように制御されるので、前記空洞化現象に
よる誤検出が防止される。その結果、現像部106内の
全体としてトナーが不足していない場合には、同現像部
106内へのトナー補給動作が実行されることがなくな
り、同現像部106内のオーバートナー状態が発生する
おそれがなくなる。
【0062】なお、上記実施形態では、印字率の積算値
のしきい値である所定値を40%としているが、この値
は、経験的に設定されたものであり、必ずしも一定値と
する必要もない。また、上記実施形態では、印字率の累
積値は、例えば転写紙1枚分の画像データごとから逐次
算出した値を用いているが、数枚分の画像データからの
印字率の累積値を平均して用いてもよい。
【0063】また、上記実施形態では、フラグのONで
トナー補給モードAから同モードBへの切り換えを行っ
ているが、フラグのOFFで同切り換え動作を行うよう
にしてもよいし、さらに別の情報(例えばステップS3
3のYES信号)を用いて同切り換え動作を行うように
してもよい。
【0064】また、上記実施形態では、空洞化現象が発
生して消滅するまでの第1の所定時間は、トナーの流れ
方によって多少なりとも変化するものである。したがっ
て、上述した90秒にはこの変化を見込んで安全サイド
に設定している。
【0065】また、上記実施形態では、トナーセンサ1
067は圧電センサであるので、圧電センサの反応時間
(Hi→Low、或いは、Low→Hiの切り替わりに
要する時間)が1.5〜2秒程度である。これに対し、
前記空洞化現象による誤検出のLow電圧の出力は、1
桁以上長い時間で発生するため、従来例における0〜5
秒程度の無視時間では回避不能であった空洞化現象によ
る誤検出が確実に防止される。ただし、トナーセンサ1
067として、透磁率センサ等の他種類のセンサを使用
してもよいのはもちろんである。その場合には、反応時
間がさらに短いことが多いので、上記と同様の時間設定
で足りるものと考えられる。
【0066】また、上記実施形態では、複写機を用いて
説明しているが、これに限られず、本発明は、ファクシ
ミリやプリンタなど、電子写真方式の画像形成装置に適
用することができる。
【0067】
【発明の効果】請求項1,2記載の発明によれば、トナ
ー検出手段の検出値のみによるトナー補給を行った場合
に比べて、より安定した制御状態を得ることができる。
また、トナー検出手段の反応速度に起因するオーバーシ
ュートが生じにくくなるので、現像部内がオーバートナ
ー状態となるのを防止できる。なお、トナー補給量の不
足分は、前記トナー検出手段の検出値に基づくトナー補
給により充足されるが、その量は僅かで済むので、さら
にオーバーシュートしにくくなる。
【0068】請求項3記載の発明によれば、両トナー補
給が同時に実行されて現像部内がオーバートナー状態と
なる事態を確実に防止できる。
【0069】請求項4,5記載の発明によれば、前記空
洞化現象によるトナー検出手段の誤検出が防止される。
その結果、現像部内の全体としてトナーが不足していな
い場合には、同現像部内へのトナー補給動作が実行され
ることがなくなり、同現像部内にオーバートナー状態が
発生するおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る複写機の概略構成を
模式的に示す図である。
【図2】複写機の現像部の詳細構成を示す斜視図であっ
て、(a)は全体図、(b)はトナーセンサまわりの拡
大図である。
【図3】図2におけるB-B線断面図である。
【図4】現像部まわりの制御系を示すブロック図であ
る。
【図5】現像部まわりの動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】トナー補給モードAでの動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】トナー補給モードBでの動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 101 複写機本体 103 感光体ドラム 1041 表示パネル 106 現像部 1063,1064 攪拌機 1065 現像ローラ 1067 トナーセンサ(トナー検出手段) 2 CPU(制御手段) 20 メモリ 21 画像データ取込部 21a 印字率積算部 22 トナー消費量算出部(トナー消費量算出手段) 23 印字率判断-------------------------------部 23a フラグ判断部 24 サンプリング部 25 Low判断部 26 Lowカウンタ部 27 トナー補給制御部(第1,第2の補給制御手段) 28 Hi判断部 29 表示制御部
フロントページの続き (72)発明者 田中 作白 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 林 昌毅 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 正木 栄次郎 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DB01 DD07 DE07 EA06 2H077 AA11 AB03 AC02 DA08 DA10 DA36 DA57 DB02 DB10 EA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1成分系の現像剤としてのトナーを用い
    て、画像データに基づく画像形成を行う画像形成装置で
    あって、 現像部内のトナーレベルを検出するトナー検出手段と、 この検出値に基づいて、トナーホッパから現像部へのト
    ナー補給を実行するように制御する第1の補給制御手段
    と、 画像データの印字率に基づいて、トナー消費量を算出す
    るトナー消費量算出手段と、 この算出値よりも小さい割合で、トナーホッパから現像
    部へのトナー補給を実行するように制御する第2の補給
    制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の補給制御手段により制御され
    るトナー補給の割合は、トナー消費量の算出値の約80
    〜90%であることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の補給制御手段は、前記第1の
    補給制御手段がトナー補給の実行を制御している間は、
    トナー補給を重ねて実行しないように制御することを特
    徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の補給制御手段は、現像部内の
    トナー検出手段まわりでトナーの搬送動作によって一旦
    発生した空洞化現象が同搬送動作によって解消されるま
    での時間を超えて同トナー検出手段が低レベルを検出し
    た場合にトナー補給を実行し、この実行状態でトナー検
    出手段が高レベルを検出した場合に前記トナー補給を停
    止するように制御することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記空洞化現象の発生から解消までの時
    間は75秒以上であることを特徴とする請求項4記載の
    画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10310428B2 (en) 2017-03-31 2019-06-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method of controlling the same
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