JP2008116698A - トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーコンテナの交換検出を少ないトナー補給量で瞬時に行うことができ、補給かぶりの防止並びに画像形成処理再開までの時間短縮化を実現することができるトナー補給装置を提供する。
【解決手段】静電潜像を可視化するために感光体ドラム12にトナーを供給する現像装置13と、この現像装置13にトナーを補給するトナーコンテナ14とを備え、トナーコンテナ14から現像装置13へとトナーを補給するために現像装置13に形成されたトナー補給穴13cの近傍の現像装置13にトナー補給穴13c付近のトナー量を検出するためのトナーセンサ18が設けられ、トナーセンサ18からの検出値に基づいてトナーコンテナ14の交換の有無が制御回路によって判断される際には、トナーコンテナ14のみを駆動させ且つ現像装置13の駆動は停止されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、静電潜像を可視化するために像担持体にトナーを供給する現像装置と、該現像装置にトナーを補給するトナーコンテナとを備えたトナー補給装置及び画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファックス並びにこれらを組み合わせた複合機等の電子写真方式による画像形成装置には、表面に感光体層を有する感光体ドラムにトナー像を形成し、そのトナー像を搬送シート表面に転写する方式が周知である。
また、このような画像形成装置に用いられるトナーは、感光体ドラムに隣接配置(又は感光体ドラムとユニット化)された現像装置から感光体ドラムへと供給され、この現像装置内のトナーが少なくなった場合にはトナーコンテナ(トナーコンテナ)から補給される(例えば、特許文献1参照)。
トナーコンテナの一部は現像装置の上方にオーバーラップするように配置され、そのオーバーラップ部分のトナーコンテナの底面と現像装置の上面とにそれぞれ設けられたトナー補給穴を通じてトナーコンテナから現像装置へとトナーが補給されると共に、トナーコンテナ内のトナーが無くなると新たなトナーコンテナに交換される。
この際、現像装置中のトナー残量や濃度が現像装置に設けられたトナーセンサによって検出され、検出された信号が所定値以下の場合には、トナー補給モータを駆動させてトナーコンテナからトナー補給を行うことで現像装置内のトナー量を一定に保っている。
また、画像形成装置に設けられた画像形成処理カウンタのカウント数がトナーコンテナの交換毎にリセットされ、そのカウント数が所定数に達するとトナーコンテナの交換時期が間近であることを画像形成装置に設けられた表示部に表示(Toner Low)する。
さらに、トナー補給モータを所定回数駆動させてもトナーセンサの検出値が所定値以下の場合には、トナーコンテナから現像装置へのトナー補給が無い、即ち、トナーコンテナ内のトナーが無くなったとしてトナーコンテナの交換を促す表示(Replace)を行うと共に画像形成処理は停止される。
この際、トナーコンテナから現像装置へのトナー補給が無いままトナー補給モータを所定回数駆動させてトナーセンサの検出値が所定値以下であるか否かを検出している間であっても、現像装置内にはトナーが残存しているため画像形成処理は可能である。
従って、トナーコンテナの交換時期が間近であるToner Low表示からトナーコンテナの交換を促すReplace表示となるまでに新たなトナーコンテナを購入しておけば、トナーコンテナ内のトナーを使い切ったうえで、リアルタイムで新たなトナーコンテナの交換を行うことができる。
また、新たなトナーコンテナへと交換を行った際には、その交換後の新たなトナーコンテナからトナー補給を行うと共に、トナー補給の無いまま現像装置を稼動していたことによるトナー使用を含めてトナーセンサが所定値を検出するまでトナー補給を行うことで現像装置内のトナー量を一定に保っている。
尚、トナーコンテナの交換を促すReplace表示期間中は画像形成処理は停止されているが、Toner Low表示からReplace表示に至る期間中に、例えば、実質的に正面カバーの開放(トナーコンテナの交換)を確認することができない状態としての画像形成装置のメインスイッチ等のOFF検出、或いは、メインスイッチON状態での正面カバーの開放/閉成といったインターロック操作を検出すると、トナー補給モータ並びに現像装置内に設けられた一対の攪拌ミキサーを駆動させながら現像装置内のトナー量をトナーセンサで検出し、そのトナーセンサが所定値を検出した時点でReplace表示を解除すると共に画像形成処理が可能となる復帰動作を開始する。
また、トナーコンテナから現像装置へと補給されるトナー量が多いと、未帯電トナーが現像される補給かぶりを発生させやすいため、トナー補給の無いまま現像装置を稼動していた場合を含め、トナー補給量は少ない方が良い。
特開平9−269646号公報
ところが、上記の如く構成されたトナーコンテナと現像装置とからなるトナー補給装置にあっては、現像装置内のトナーは一対の攪拌ミキサーによって攪拌されつつ現像装置の幅方向を往復搬送されることから、メインスイッチ等のOFF検出を含めた意味でのインターロック操作検出後にトナー補給がされない状態であっても攪拌ミキサーによって復路を戻ってきたトナーをトナーセンサが検出し、トナーコンテナの交換がなされずにトナー補給がない場合においても交換されたと誤検知する場合があった。
従って、トナーコンテナの交換に伴う現像装置内のトナーの補給がなされたか否かは、トナー補給前とトナー補給後における現像装置内のトナー全体量が増えたか否かを検出する必要があり、トナーコンテナの交換を認識するまでに時間を要するという問題が生じていた。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、トナーコンテナの交換検出を少ないトナー補給量で瞬時に行うことができ、補給かぶりの防止並びに画像形成処理再開までの時間短縮化を実現することができるトナー補給装置を提供することを目的とする。
本発明のトナー補給装置は、静電潜像を可視化するために像担持体にトナーを供給する現像装置と、該現像装置にトナーを補給するトナーコンテナとを備えたトナー補給装置において、前記トナーコンテナから前記現像装置へとトナーを補給するために前記現像装置に形成されたトナー補給穴と、該トナー補給穴の近傍の前記現像装置に設けられて前記トナー補給穴付近のトナー量を検出するためのトナーセンサと、該トナーセンサからの検出値に基づいて前記トナーコンテナの交換の有無を判断する制御回路とを備え、該トナーセンサによるトナー量検出の際にはトナー補給のための前記トナーコンテナのみを駆動させ且つ前記現像装置の駆動は停止されていることを特徴とする。
この際、前記トナーセンサは、前記トナーコンテナ内のトナー残量が少ない状態から無くなるまでの交換タイミング期間中に前記トナーコンテナの交換検出のためのトリガーとしてインターロック操作が行われた場合には、前記トナーコンテナの駆動後の前記トナー補給穴付近のトナー量を検出し、そのトナー検出量が所定値以上であった場合には前記制御回路が前記トナーコンテナの交換がなされたと判断する。
また、前記トナーセンサは、前記トナーコンテナ内のトナー残量が少ない状態から無くなるまでの交換タイミング期間中に前記トナーコンテナの交換検出のためのトリガーとしてインターロック操作が行われた場合には、前記トナーコンテナの駆動前後の前記トナー補給穴付近のトナー量を検出し、そのトナー検出量の差が所定値以上であった場合には前記制御回路が前記トナーコンテナの交換がなされたと判断する。
本発明のトナー補給装置によれば、トナーコンテナの交換が間近であることを認識させるToner Low表示状態からトナーコンテナの交換を促すReplace表示状態に至る間にインターロック操作検出によるトナーコンテナ交換認識の際には、現像装置側の駆動を停止してトナー補給モータのみを駆動させ、トナー補給口付近のトナー量を検出することで少ないトナー補給量であってもトナーコンテナの交換を瞬時に検出することができる。
また、本発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のトナー補給装置を備えている画像形成装置とすることができる。
本発明のトナー補給装置は、トナーコンテナの交換検出を少ないトナー補給量で瞬時に行うことができ、補給かぶりの防止並びに画像形成処理再開までの時間短縮化を実現することができる。
次に、本発明の一実施形態に係るトナー補給装置を画像形成装置としての複合機に適用し、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るトナー補給装置を採用した画像形成装置としての複合機の説明図、図2は本発明の一実施形態に係るトナー補給装置の断面図、図3は本発明の一実施形態に係るトナー補給装置に使用される現像装置の平面図、図4は本発明の一実施形態に係るトナー補給装置のトナーコンテナ交換検出に関する動作フロー図である。
(複合機の全体構成)
図1において、1は複写機・プリンタ・スキャナー・ファクシミリの各機能を具備した画像形成装置としての複合機である。
複合機1は、装置本体2の前面から引き出し可能な給紙トレイ3と、装置本体2の側面に設けられた手差し給紙トレイ4と、複写機・ファクシミリ・スキャナーとして原稿を読み取るための自動原稿送り装置5と、自動原稿送り装置5を利用して読み取った原稿の読取データ又は図示を略するパーソナルコンピュータ等から出力された出力データに基づいて画像データを生成する画像データ処理部6と、画像データ処理部6で生成した画像データに基づいて給紙トレイ3又は手差し給紙トレイ4から送られてきた搬送シート(図示せず)の表面にトナー画像を形成する画像形成部7と、そのトナー画像を搬送シート表面に定着する定着部8と、画像定着済みの搬送シートを排出する排出部9とを備えている。
画像データ処理部6は、画像形成部7への画像の書き込み光学系(レーザースキャニング光学系)を含み、画像形成処理等に関わる各種駆動制御のための制御回路やメモリ等が設けられている他、例えば、実質的に正面カバー(図示せず)の開放(トナーコンテナの交換)を確認することができない状態となる画像形成装置のメインスイッチ10のOFF検出、或いは、メインスイッチON状態での正面カバーの開放/閉成といったインターロック操作(以下、メインスイッチ等のOFF検出を含めて「インターロック操作」と称する。)等の各種検出(センサスイッチのON/OFF検出)や、装置本体2に設けられた液晶パネルスイッチ等の表示部11の表示・スイッチ制御を行う。
画像形成部7は、画像データ処理部6で形成された画像データに基づいて静電潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム12と、感光体ドラム12に形成された静電潜像をトナー像に現像するための現像装置13と、現像装置13にトナーを供給するトナーコンテナ14とを備えている。
尚、現像装置13とトナーコンテナ14とはトナー補給装置としての機能を果たしており、装置本体2に対してトナーコンテナ14は着脱可能(交換可能)とされている。また、装置本体2の正面は、正面カバーによって開閉可能となっており、この正面カバーを開放することによってトナーコンテナ14の着脱を行えるようになっている。
(現像装置13の構成)
現像装置13は、内部にトナーを循環移動させつつ感光体ドラム12にトナーを供給するもので、図2及び図3に示すように、トナー供給方向上流側から順に、一対のスパイラルフィーダ(攪拌ミキサー)15,16と、感光体ドラム12と対向する現像ローラ17とを回転可能に備えている。
また、現像装置13の内部には、スパイラルフィーダ15,16の間を隔絶する隔壁13aが形成されている。この隔壁13aの両端は、図3に示すように、現像装置13の縦壁との間に隙間13bが形成されており、トナー補給穴13cの下方に設けられたスパイラルフィーダ15により現像装置13の一方(図3の図示上方)へとトナーが攪拌搬送(往路)された後に、この一方側の隙間13bで折り返されてスパイラルフィーダ16により現像装置13の他方(図3の図示下方)へとトナーが攪拌搬送(復路)されてこの他方側の隙間13bで再び折り返される循環経路が構成されている。
さらに、現像装置13のトナー補給穴13cの近傍の壁面には、現像装置13のトナー量を検出するトナーセンサ18が設けられている。
スパイラルフィーダ15,16は、現像装置13に回転可能に保持され、現像装置13内に供給されたトナーを循環搬送させる。また、本実施形態においては、スパイラルフィーダ15は、図示時計回り方向に回転することによりトナーを軸線方向に沿って供給するために左回り螺旋が形成されている。これに対し、スパイラルフィーダ16は、図示時計回り方向に回転することによりトナーを軸線方向に沿って供給するために右回り螺旋が形成されている。
したがって、スパイラルフィーダ15が時計回り方向に回転するとトナーが図2の紙面奥行き方向に搬送されるのに対し、スパイラルフィーダ16が時計回り方向に回転するとトナーが紙面手前方向に搬送されることになる。これにより、トナーは現像装置13の内部を回りこむようにして隔壁13aの両端の隙間を通って循環搬送され、スパイラスフィーダー16で搬送されているトナーが現像ローラ17へと供給される。尚、スパイラルフィーダ15,16は、その回転方向を上記と逆とすることによりトナーの循環方向を逆とすることができる。
現像ローラ17は、その周面が感光体ドラム12の周面と対向するように配置されている。従って、現像ローラ17に搬送されつつあるトナーは、現像ローラ17を介して感光体ドラム12の周面に供給され、これによって感光体ドラム12の周面にトナー像が形成されることになる。
尚、スパイラルフィーダ15の上方には、シャッタ開閉式のトナー補給穴13cが形成されており、後述するトナーコンテナ14からのトナーがこのトナー補給穴13cを経て現像装置13へと供給(補給)される。
トナーセンサ18は、図3に示すように、トナー補給穴13cの近傍に設けられており、その出力信号に基づいて画像データ処理部6の制御回路によってトナー補給穴13c付近のトナー量が検出される。
(トナーコンテナ14の構成)
トナーコンテナ14は、トナーが収納されるコンテナ本体19と、このコンテナ本体19の上面開口を閉成するコンテナカバー20とを備えている。また、トナーコンテナ14の内部には、一対のトナー攪拌羽部材21,22と、螺旋状のスパイラルロッド23とが回転可能に設けられている。このスパイラルロッド23は、トナー攪拌部材22と同期して回転することにより、トナー補給穴13cの上方に位置するようにコンテナ本体19に形成されたトナー補給穴19aからトナーを現像装置13へと補給するようにスパイラル方向設定並びに回転方向設定がなされている。
この際、一対のトナー攪拌羽部材21,22と、螺旋状のスパイラルロッド23とは、図示を略するトナー補給モータ等の駆動装置の駆動によって回転するが、トナー攪拌羽部材21,22を回転させる駆動装置とスパイラルロッド23を回転させる駆動装置とは併用・単独を問わない。また、現像装置13へとトナー補給を行う場合には、少なくともスパイラルロッド23が駆動すれば、トナー攪拌羽部材21,22によるスパイラルロッド23へのトナー供給タイミングは現像装置13へのトナー補給タイミングと同時である必要は無い。
上記の構成において、新規のトナーコンテナ14をセットするには、装置本体2の正面カバーを開放して古いトナーコンテナ14を取り外し、新規のトナーコンテナ14を所定の位置に挿入すればよい。
このような新規のトナーコンテナ14を交換するに際して、トナーセンサ18は、トナー補給穴13c付近の現像装置13内のトナー量を常時検出しており、所定のトナー量以下となったときに画像データ処理部6の制御回路へとトナー補給信号を出力する。
画像データ処理部6では、このトナー補給信号の受信によりトナーコンテナ14(スパイラルロッド23のトナー補給モータ)を駆動させて現像装置13へとトナーを補給する。
一方、トナーコンテナ14内のトナーは、現像装置13へのトナー補給によって減少する。また、そのトナーコンテナ14内のトナー量は、トナーセンサ18を利用して画像データ処理部6によって推定される。
尚、トナーコンテナ14内のトナーは、例えば、画像形成装置に設けられた画像形成処理カウンタによって推定しても良い。また、トナーコンテナ14内のトナーは、トナーコンテナ14にトナー残量検出センサを設け、このトナー残量検出センサによって検出しても良い。
そして、トナーコンテナ14内のトナー残量が少なくなったと推定された場合、画像データ処理部6によってコンテナの交換時期が間近である旨を表示部11等に表示(Toner Low)する。
さらに、現像装置13へのトナー補給時に、トナーコンテナ14からのトナー補給が無い場合には、トナー補給信号の出力にも拘らずトナー補給穴13c付近のトナーが増えていない旨を瞬時にトナーセンサ18によって検出することができる。
これにより、画像データ処理部6では、トナーコンテナ14内のトナーが完全に無くなったとして、トナーコンテナ14の交換を促す旨を表示部11等に表示(Replace)すると共に画像形成処理が停止される。
以下、このToner Low表示状態からReplace表示状態に至る期間中に新たなトナーコンテナ14に交換がなされたか否かを画像データ処理部(制御回路)6で判定するルーチンを図4のフロー図を参照しつつ説明する。
(ステップS1)
ステップS1では、装置本体2の上部側面に設けられたメインスイッチ10のOFF検出を含めたインターロック操作が行われたか否かが監視され、インターロック操作が行われた場合には、画像形成処理のためのウォーミングアップ(例えば、定着装置8の昇温開始等)が行われると共に正常な画像形成処理の環境下にあるか否かの各種制御(例えば、ジャム検出等)の確認が行われると共に、ステップS2へと移行し、インターロック操作が行われていない場合には継続してステップS1を監視する。
(ステップS2)
ステップS2では、上述した正常な画像形成処理の環境下にあるか否かの各種制御の確認の一つとして、インターロック操作前の環境がToner Low表示状態からReplace表示状態に至る期間中(以下、「トナー表示中」と称する。)であったか否かが監視され、トナー表示中であった場合にはステップS3へと移行し、トナー表示中でない場合にはトナーコンテナ14の交換に関わるインターロック操作では無いことから、通常のウォーミングアップ処理等を行って正常な画像形成処理を行うための準備を実施する。
(ステップS3)
ステップS3では、トナーコンテナ14の交換時期でのインターロック操作の実行であることに伴い、トナーコンテナ14(スパイラルロッド23のトナー補給モータ)を駆動させて、現像装置13へのトナー補給を実施してステップS4へと移行する。この際、現像装置13側では、少なくともスパイラルフィーダ15の駆動は停止されている。
(ステップS4)
ステップS4では、トナー補給穴13cの近傍に配設されたトナーセンサ18によってトナー量が検出され、トナー量が所定値以上である場合にはトナーコンテナ14の交換がなされたと画像データ処理部6が判定してステップS5へと移行し、トナー量が所定値以下である場合にはトナーコンテナ14の交換がなされていないと画像データ処理部6が判定してステップS7へと移行する。
(ステップS5)
ステップS5では、トナーコンテナ14の交換に伴い、表示部11等によるToner Low表示又はReplace表示を解除してステップS6へと移行する。
(ステップS6)
ステップS6では、トナーコンテナ14の交換に伴い、その新たなトナーコンテナ14からのトナー補給による画像形成処理の復帰(再開)のための動作を開始してルーチンを終了する。
(ステップS7)
ステップS7では、新たなトナーコンテナ14からのトナー補給が無いかの再確認のために所定時間の経過を監視し、所定時間経過していない場合にはステップS3へとループしてトナーセンサ18による新たなトナーコンテナ14からのトナー補給の検出を継続し、所定時間経過した場合にはステップS8へと移行する。
(ステップS8)
ステップS8では、所定時間経過しても新たなトナーコンテナ14の交換の確認ができなかったことから、トナー表示を継続する。
この際、そのトナー表示がToner Low表示状態であった場合にはその表示を継続しつつインターロック検出の度にトナーコンテナ14の交換を監視(実質的にステップS1へとループ)して画像形成処理は可能とする。また、トナー表示がReplace表示状態であった場合には画像形成処理は停止のままとする。
図5乃至図7は、トナーセンサ18の検出値の一例を示すグラフ図である。
図4に示したステップS4において、トナーセンサ18の閾値は、センサ出力値の変動の影響による誤検知を防止するため、Replace判定時に使用するセンサ出力の閾値は0.6Vとした(図5参照)。
また、トナーコンテナ14の交換に伴い、トナーコンテナ14(スパイラルロッド23のトナー補給モータ)と現像装置13(スパイラルフィーダ15)の両方を駆動させたままトナーコンテナ14の交換検出をした場合、トナーセンサ18からの出力値が閾値以上に回復するまでに約40秒を要しており(図6参照)、その間にトナーコンテナ14から現像装置13には約20gのトナーが補給された。
そのトナー補給検出後に画像形成処理を実行した場合、トナーコンテナ14の交換検出までに現像装置13に補給されたトナー量が多いため、かぶり画像の発生が確認された。
一方、トナーコンテナ14の交換に伴い、トナーコンテナ14(スパイラルロッド23のトナー補給モータ)のみを駆動させてトナーコンテナ14の交換検出をした場合、トナーセンサ18からの出力値が閾値以上に回復するまでに10秒も必要とせず(図7参照)、その間にトナーコンテナ14から現像装置13には約5gのトナーが補給された。
また、そのトナー補給検出後に画像形成処理を実行した場合、トナーコンテナ14の交換検出までに現像装置13に補給されたトナー量が少ないため、かぶり画像の発生は確認されなかった。
尚、トナーセンサ18からの出力がある程度の振幅を持っていて、その平均値でトナー補給制御を行っている場合等のように、現像装置13が停止した状態によってトナーセンサ18からの出力値が異なってくることがある。
例えば、現像装置13が停止している状態でもトナーセンサ18からの出力値が閾値を超えている場合や、閾値よりもはるかに低い場合等がある。
この際、単に閾値を越えているからトナー補給を行わないとしたり、閾値よりもはるかに低いから閾値を超えるまで大量にトナー補給を行ったのでは、トナーセンサ18の誤差や誤検知を含めて安定したトナー補給を行うことができないことが想定される。
そこで、上述したステップS2とステップS3との間で現状の現像装置13内のトナー量を検出し、ステップS3後に現像装置13内のトナー量を再検出し、トナー補給モータの駆動前後でのトナー量の差(例えば、センサ出力値の変化量の差=0.2V)を閾値としてトナーコンテナ14の交換検出を行ってもよい。
このような場合、画像形成処理に使用するトナーを所謂二成分トナー(トナー+キャリア)とした場合に特に誤検知の発生し難い検出とすることができる。
このように、本発明のトナー補給装置にあっては、トナー補給の検出をトナーセンサ18で行う際には現像装置13の駆動を停止させると共に、トナーセンサ18をトナー補給穴13cの近傍に配置することにより、トナーコンテナ14の交換検出を瞬時に行うことができる。しかも、その検出のためのトナー補給量は少なくて良いため、トナー補給に伴うかぶり画像の発生をも防止することができる。
本発明の一実施形態に係るトナー補給装置を採用した画像形成装置としての複合機の説明図である。 本発明の一実施形態に係るトナー補給装置の断面図である。 本発明の一実施形態に係るトナー補給装置に使用される現像装置の平面図である。 本発明の一実施形態に係るトナー補給装置のトナーコンテナ交換検出に関する動作フロー図である。 本発明の一実施形態に係るトナー補給装置のトナーセンサの検出閾値を決定するためのグラフ図である。 本発明の一実施形態に係るトナー補給装置のトナーセンサを用いてトナーコンテナと現像装置の双方を駆動させてトナー補給量検出を行った場合のグラフ図である。 本発明の一実施形態に係るトナー補給装置のトナーセンサを用いてトナーコンテナのみを駆動させてトナー補給量検出を行った場合のグラフ図である。
符号の説明
1…画像形成装置
6…画像データ処理部(制御回路)
12…感光体ドラム(像担持体)
13…現像装置
13c…トナー補給穴
14…トナーコンテナ
18…トナーセンサ

Claims (4)

  1. 静電潜像を可視化するために像担持体にトナーを供給する現像装置と、該現像装置にトナーを補給するトナーコンテナとを備えたトナー補給装置において、
    前記トナーコンテナから前記現像装置へとトナーを補給するために前記現像装置に形成されたトナー補給穴と、該トナー補給穴の近傍の前記現像装置に設けられて前記トナー補給穴付近のトナー量を検出するためのトナーセンサと、該トナーセンサからの検出値に基づいて前記トナーコンテナの交換の有無を判断する制御回路とを備え、
    該トナーセンサによるトナー量検出の際にはトナー補給のための前記トナーコンテナのみを駆動させ且つ前記現像装置の駆動は停止されていることを特徴とするトナー補給装置。
  2. 前記トナーセンサは、前記トナーコンテナ内のトナー残量が少ない状態から無くなるまでの交換タイミング期間中に前記トナーコンテナの交換検出のためのトリガーとしてインターロック操作が行われた場合には、前記トナーコンテナの駆動後の前記トナー補給穴付近のトナー量を検出し、そのトナー検出量が所定値以上であった場合には前記制御回路が前記トナーコンテナの交換がなされたと判断することを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 前記トナーセンサは、前記トナーコンテナ内のトナー残量が少ない状態から無くなるまでの交換タイミング期間中に前記トナーコンテナの交換検出のためのトリガーとしてインターロック操作が行われた場合には、前記トナーコンテナの駆動前後の前記トナー補給穴付近のトナー量を検出し、そのトナー検出量の差が所定値以上であった場合には前記制御回路が前記トナーコンテナの交換がなされたと判断することを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のトナー補給装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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