JPH06289715A - トナー現像装置 - Google Patents

トナー現像装置

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Publication number
JPH06289715A
JPH06289715A JP5073592A JP7359293A JPH06289715A JP H06289715 A JPH06289715 A JP H06289715A JP 5073592 A JP5073592 A JP 5073592A JP 7359293 A JP7359293 A JP 7359293A JP H06289715 A JPH06289715 A JP H06289715A
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JP
Japan
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toner
developing device
hopper
supply roller
time
Prior art date
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Application number
JP5073592A
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English (en)
Inventor
Takeshi Suzuki
鈴木  剛
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーを必要に応じて急速に供給でき、印字
速度を落とすことなく安定した画像濃度の印字を得るこ
とができ、また、トナーホッパー交換時の待機時間を極
めて短くするトナー現像装置を提供する。 【構成】トナー濃度センサ20は、現像器32内のトナ
ー濃度を検出し、その検出値に基づき制御装置は、トナ
ーホッパー38の開口部42に配置されたトナー供給ロ
ーラー44を駆動するステッピングモータ66の回転速
度を変化させる。トナーホッパー38内のトナー36
は、トナー供給ローラー44の回動により現像器32に
供給される。また、制御手段は、最も速い予め定められ
た回転速度で、トナー供給ローラー44を一定時間回転
したときに、トナー濃度センサ20の検出値が基準値以
下の場合に、トナーエンプティと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式画像形成装
置に用いるトナー現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トナー現像装置としては、図7に
示す二成分磁気ブラシ現像方式の現像器が知られてい
る。
【0003】以下、この二成分磁気ブラシ現像方式の現
像器の動作を図7を参照して説明する。
【0004】現像器70内で磁性キャリア(フェライ
ト、約50μm径)72と、非磁性トナー(スチレン−
アクリル系樹脂、約10μm径)74が攪拌部材76に
よって攪拌されることにより、各々が正負に帯電され、
磁性キャリア72と非磁性トナー74は互いに付着す
る。磁性キャリア72は、現像スリーブ77内に配置さ
れた磁石78から磁気拘束力を受けて、該現像スリーブ
77上に付着し磁気ブラシ80を形成する。そして、該
磁気ブラシ80は現像スリーブ77の回転にともない、
磁性を有する穂高規制部材82によって穂立ちの高さを
規制されて現像領域83に搬送される。
【0005】現像領域83に搬送された磁気ブラシ80
は、感光体84上を摺擦し該感光体84上に坦持された
静電潜像を可視像に現像する。現像後の現像スリーブ7
7上の現像剤はスクレーパ86によって剥ぎ取られ、再
び現像器70内でトナー74とともに攪拌される。
【0006】ここで、現像を繰り返すことにより現像器
70内のトナー74が消費され、現像剤中のトナー濃度
が低下すると、画像濃度が低下したりキャリア72が磁
気拘束力を振り切って現像スリーブ77からはなれ、感
光体84上に付着するといった好ましくない現象が起こ
る。そこで、現像剤中のトナー濃度をトナーセンサ88
により検知し、一定濃度範囲に維持するように現像剤中
にトナー74を供給することが必要になる。
【0007】かかる問題を解決するためには、現像剤中
のトナー濃度を検出するセンサを設けることが必要であ
り、特公昭57−16355号公報に透磁率の変化を検
出するセンサが開示され、また、特公昭56−3552
号公報に現像スリーブ近傍に設けた回転体にトナーを付
着させ、その濃度を光学的に検出するセンサが開示され
ている。
【0008】それらのセンサからの現像剤中のトナー濃
度信号が一定基準値を下回ると、図示しない制御装置に
よりトナーホッパー90からトナー74を現像器70中
に送るトナー供給手段を駆動させる。図7に示している
トナー供給手段は、トナーホッパー90下部に設けら
れ、DCモータ92のON/OFF制御によって一定回
転数で回転するトナー供給ローラー94である。トナー
供給ローラー94は、トナー濃度信号が一定基準値以上
になるまで一定回転速度にて回転することによって、ト
ナー74を現像器70内に送る。
【0009】このときのトナー濃度信号とトナー供給ロ
ーラー94の回転速度の関係を図8に示す。
【0010】トナー濃度が下基準値を下回るとDCモー
タ92を回動し、トナー供給ローラ94を一定の速度で
回転する。また、トナー濃度が上基準値を上回るとDC
モータ92の回転が停止する。
【0011】また、一定時間トナー供給ローラー94を
回転させてもトナー濃度信号が一定基準値以上にならな
いとき、例えば、予め定めてあるt2時間を経過する
と、トナーホッパー90内のトナー切れと判断し、図示
しない操作パネルにトナーエンプティ表示をし、印字待
機する。
【0012】ここで、上記のトナー現像装置では、単位
時間あたりのトナー消費量が印字速度、印字用紙のサイ
ズ、原稿中の黒面積率により決定されるので、例えば印
字速度を10ppm、印字用紙サイズをA4、通常文書
の黒面積率を6%として、これにあわせて単位時間あた
りのトナー供給量を一定に定めている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像デ
ータがベタ黒に近いものの印字を繰り返したときには、
現像器内のトナー濃度が急激に薄くなり、印字中にトナ
ーの消費速度がトナー供給速度を上回ってしまい、印字
濃度は次第に薄くなるという問題があった。
【0014】この問題を解決するために、トナー濃度が
ある一定基準値に達するまで印字を待機したりする方法
も知られているが、この方法では、印字速度低下の問題
を生じていた。
【0015】また、トナーホッパーがトナーエンプティ
となり、トナーホッパーを交換する時には、現像器内の
トナー濃度は非常に薄い状態であり、この状態でトナー
ホッパーを交換した場合には、トナーホッパーから現像
器へのトナーの供給に時間がかかり、現像器が印字可能
状態に達するまで待機時間が長いという問題があった。
【0016】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、トナーを必要に応じてトナーホ
ッパーから現像器に急速に供給し、印字速度を落とすこ
となく安定した画像濃度の印字を得ることを目的とす
る。また、トナーホッパー交換時の待機時間を極めて短
くすることのできるトナー現像装置を提供することも目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のトナー現像装置は、下部に開口部を有し、
トナーを蓄えるトナーホッパーと、トナーホッパーの開
口部に配置され、回動に伴って前記トナーホッパー内の
トナーを現像器に送り出すためのトナー供給ローラー
と、そのトナー供給ローラーを回転動作により駆動する
駆動手段と、現像器内のトナー濃度を検出する検出手段
と、その検出手段からの検出値に基づきトナー供給ロー
ラーの回転速度を変化させるために駆動手段を制御する
制御手段とを備えている。
【0018】また、最も速い予め定められた回転速度
で、駆動手段によりトナー供給ローラーを一定時間回転
したときに、検出手段の検出値が基準値以下の場合に、
トナーエンプティと判断する判断手段を設けてもよい。
【0019】
【作用】上記の構成を有する本発明のトナー現像装置に
おいて、現像器内トナー濃度が検出手段によって検出さ
れと、その検出手段からの検出値に応じて、制御手段に
より駆動手段が制御され、トナーホッパーから現像器に
トナーが供給される。
【0020】更に、駆動手段が最も速い予め定められた
回転速度で、トナー供給ローラーを一定時間回転させた
とき、検出手段からの検出値が基準値以下のときには、
判断手段によりトナーエンプティが判断される。
【0021】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。
【0022】先ず、本実施例のトナー現像装置の制御部
10の電気的構成を図1を参照して説明する。
【0023】制御部10の中心をなし各種の判断を行う
CPU12には、トナー現像装置の制御プログラムや予
め定められた値等を記憶するROM14と、各種のデー
タを記憶するRAM16と、データバス18が接続され
ている。データバス18にはトナーの濃度を検出するト
ナー濃度センサ20と、ステッピングモータの制御を行
うステッピングモータ制御装置22が接続されている。
【0024】次に、トナー現像装置の現像装置30の構
造について図2を参照して説明する。
【0025】現像装置30は、二成分磁気ブラシ現像方
式によるトナー現像器である。トナー現像装置30の中
心を構成する現像器32は、静電潜像を坦持する感光体
34に対向する位置に固定されている。現像器32の左
端上部には、トナー36を供給するトナーホッパー38
が設けられている。トナーホッパー38の内部には、ト
ナー36を攪拌する攪拌羽根40が設けられ、攪拌羽根
40は図示しないステッピングモータに接続されてい
る。攪拌羽根40の下方のトナーホッパー38の開口部
42には、トナー36をトナーホッパー38から現像器
32内に供給するトナー供給ローラー44が回動可能に
設けられている。トナー供給ローラー44は、減速装置
46と駆動部材48により接続されている。現像器32
の内部には、トナーホッパー38から供給されたトナー
36以外にキャリア50が蓄えられている。現像器32
内には、トナー36及びキャリア50を攪拌帯電する攪
拌羽根52が回動可能に設けられ、攪拌羽根52は図示
しないステッピングモータと接続されている。
【0026】また、現像器32内には、感光体34の表
面を摺擦する磁気ブラシ54を形成する磁気ロール56
及び現像スリーブ58が回動可能に設けられている。磁
気ロール56は、図示しないステッピングモータに接続
されている。
【0027】更に、現像器32内には、磁気ブラシの5
4の穂立ち高さを規制する規制ブレード60が現像器3
2内の上部に現像スリーブ58と対向して設けられ、ま
た、現像スリーブ58上の磁気ブラシ54を剥離するス
クレーパ62が、現像器32内の下部に現像スリーブ5
8と対向して設けられている。また、現像器32内の攪
拌羽根52の下方には、トナー36の濃度を検出するト
ナー濃度センサ20が設けられている。
【0028】以下、このように構成されたトナー現像装
置の動作について、図3に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0029】本実施例のトナー現像装置30の電源が投
入されると(S10)、制御装置10のROM14から
初期設定データがCPU12に読込まれ、トナー現像装
置の30の初期設定が行われる(S12)。次いで、R
OM14に記憶したタイマ割込設定データがCPU12
に読込まれ、現像器32内のトナー36の濃度を検出す
るタイミングの設定がされる(S14)。
【0030】ここで、図示しない印字データ制御部より
プリント要求がデータバス18を経由してCPU12に
伝えられると(S16・YES)、プリント制御が行わ
れる。即ち、現像器32に内に蓄えらたキャリア50と
トナー36が攪拌羽根52によって攪拌帯電され、静電
力によって互いに付着する。キャリア50は磁気ロール
56から磁気吸引力を受けて現像スリーブ58上に付着
し、磁気ブラシ54を形成する。次いで、現像スリーブ
58の回転にともなって、磁気ブラシ54は規制ブレー
ド60によってその穂立ち高さを規制されながら現像領
域側57まで搬送され、感光体34の表面を摺擦する。
磁気ブラシ54の摺擦により、感光体34上に坦持され
た静電潜像へトナー36が付着し、可視像が現像され
る。
【0031】現像後の磁気ブラシ54は、スクレーパ6
2によって現像スリーブ58により剥ぎ取られ、再びト
ナー36とキャリア50は攪拌され、トナー36の帯電
に寄与する。上述した現像を繰り返すことによって、現
像器32内のトナー濃度が低下する。従って、画像濃度
の低下、キャリア50の感光体34への付着などが発生
するので、現像器32内に必要に応じてトナーポッパ3
8からトナー36を供給する必要がある。
【0032】ここで、このトナー現像装置30のトナー
供給の動作を図4のフローチャートを参照して以下に説
明する。
【0033】印字によりトナー濃度が低下しているとき
に、図3のタイマ割込設定(S14)で設定されたタイ
マ割込タイミングになると(S50)、ステッピングモ
ータ66を第3の速度で回した時間を計測するCPU1
8内のループカウンタのカウント時間tが制御装置10
のROM14に記憶した基準時間t3以下であれば(S
52・NO)、現像器32内のトナー濃度をトナー濃度
センサ20で検出する(S54)。
【0034】ここで、図6に示すように、トナー濃度の
基準値は、第1基準値、第2基準値、第3基準値の三段
階の基準値を設け、例えば、第1基準値を12%、第2
基準値を11%、第3基準値を10%とする。また、ス
テッピングモータ66を回転する速度は、第1速度が最
も遅く、第2速度が次に遅く、第3速度が最も速い速度
とする。これらの基準値等は、制御装置10のROM1
4に記憶されている。トナー濃度センサ20が濃度レベ
ルに応じた濃度信号を制御装置10のデータバス18に
送ると(S54)、制御装置10のCPU12は、その
濃度信号とROM14に記憶している基準値と比較する
(S56〜S60)。
【0035】ここで、現像器内のトナー濃度が第3基準
値より低い場合は(S56・YES)、ループカウンタ
が、時間の計測を開始する(S62)。更に、CPU1
2から第3速度でステッピングモータ66を回転する為
の信号がデータバス18を経て、ステッピングモータ制
御装置22に伝えられる。ステッピングモータ制御装置
22は第3速度に応じたステップパルス周波数を発生
し、ステッピングモータ66が第3速度で回転し(S6
4)、駆動装置68の減速装置46を経て、駆動部材4
8によりトナー供給ローラー44が回転し、トナー36
がトナー供給ローラー44の回動により現像器32内に
落下・供給され、極めて短時間に必要量のトナーを供給
する。その後、メインルーチンに戻る(S66)。
【0036】次に、現像器内のトナー濃度が第3基準値
より高く(S56・NO)、第2基準値より低い場合は
(S58・YES)、ループカウンタがリセットされ
(S68)時間の計測はされない。次いで、CPU12
から第2の速度でステッピングモータ66を回転する為
の信号がデータバス18を経て、ステッピングモータ制
御装置22に伝えられる。ステッピングモータ制御装置
22は第2の速度に応じたステップパルス周波数を発生
し、ステッピングモータ66が第2の速度で回転し(S
70)、駆動装置68の減速装置46を経て、駆動部材
48によりトナー供給ローラー44が回転し、トナー3
6がトナー供給ローラー44の回動により現像器32内
に落下・供給され、適切な時間で必要量のトナーを供給
することができる。その後、メインルーチンに戻る(S
72)。
【0037】ここで、現像器内のトナー濃度が第2基準
値より高く(S56・NO、S58・NO)、第1基準
値より低い場合は(S60・YES)、ループカウンタ
がリセットされ(S74)、時間の計測はされない。次
いで、CPU12から第1の速度でステッピングモータ
66を回転する為の信号がデータバス18を経て、ステ
ッピングモータ制御装置22に伝えられる。ステッピン
グモータ制御装置22は第1速度に応じたステップパル
ス周波数を発生し、ステッピングモータ66が第1速度
で回転し(S76)、駆動装置68の減速装置46を経
て、駆動部材48によりトナー供給ローラー44が回転
し、トナー36がトナー供給ローラー44の回動により
現像器32内に落下・供給され、必要量のトナーを供給
することができる。その後、メインルーチンに戻る(S
78)。
【0038】その後、現像器内のトナー濃度が第1基準
値より高くなったときは(S56・NO、S58・N
O、S60・NO)、ループカウンタがリセットされる
(S80)。次いで、CPU12からステッピングモー
タ66の回転を停止する為の信号がデータバス18を経
て、ステッピングモータ制御装置22に伝えられる。ス
テッピングモータ制御装置22はステップパルス周波数
の発信を停止し、ステッピングモータ66の回転が停止
する(S82)。その後、メインルーチンに戻る(S8
4)。
【0039】もし、現像器32内のトナー濃度が第3基
準値より低いままであるときは(S56・YES)、ル
ープカウンタの時間計測が続き(S62)、同時にステ
ッピングモータは第3の速度で回り続ける(S64)。
そして、ループカウンタの計測時間tが制御装置10の
ROM14に予め記憶している規定の時間t3を越える
と(S52・YES)、トナーエンプティフラグがON
となり、制御装置10のRAM16にトナーエンプティ
フラグがONが記憶される(S86)。その後、メイン
ルーチンに戻る(S88)。
【0040】ここで、トナーエンプティフラグがONな
ので(S20・YES)、タイマ割込が禁止され(S2
2)、トナーエンプティ処理が行われれ(S24)、図
示しない操作パネルにトナーエンプティの表示を行う。
従って、利用者は、トナーホッパーを交換する。その
後、ループカウンタがリセットされ(S26)、タイマ
割込が可能となる(S28)。
【0041】次に、本実施例のトナー現像装置において
トナーホッパーから現像器にトナーを供給する速度の決
定について、図5に示すグラフを参照して説明する。
【0042】この例で用いているキャリアは、フェライ
トの粉砕キャリアでその平均粒径は約50μmである。
現像剤中のトナー濃度が大きすぎると未帯電トナーが増
加し、下地かぶりの程度が悪くなる。そしてトナー36
が消費されてトナー濃度が低下すると、画像濃度が低下
し、感光体34上にキャリア付着が起こり易くなる。こ
れらのことによってトナー濃度の上限と下限(トナー濃
度許容範囲、TCL)が決定できる。本実施例では、ト
ナー濃度は9%〜14%の範囲に設定している。トナー
濃度が低下した場合には、制御装置10は最下限9%を
守るようにトナー供給速度を決定すればよい。
【0043】本実施例におけるトナー濃度信号と、トナ
ー供給ローラー回転速度の関係を図6に示す。図6から
明らかなように、トナー濃度に応じてトナー供給ローラ
ーの回転数を変えることで、単位時間あたりのトナー供
給量が変化するため、急激なトナー濃度変化に対して速
やかに供給が行われ、安定したトナー濃度を得ることが
できる。また、トナーエンプティ時にトナーホッパーを
交換したときにもトナーの供給が速いため、待機時間を
極めて短くできる。
【0044】なお、本発明は上記に詳述した例に限定さ
れず、その主旨を逸脱しない範囲で変更を加えることが
できる。例えば、駆動装置と制御装置はDCモータとロ
ータリーエンコーダの組合せによってもよいし、トナー
供給用手段としてトナー供給ローラーの代わりに溝付ロ
ーラと掻き落し板の組合せでもよい。また、ステッピン
グモータの回転数の制御を段階的でなく連続的に可変し
てもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したことから明かなように、本
発明のトナー現像装置によれば、現像器内のトナー量の
レベルを検出する検出手段の検出値に基づいて、トナー
供給ローラーを回転駆動する速度を可変できるので、簡
易な構成でトナーを必要に応じて急速に供給し、印字速
度を落とすことなく安定した画像濃度の印字を得ること
ができる。また、トナーホッパー交換時の待機時間を極
めて短くするという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の制御装置の電気的構成を示す図であ
る。
【図2】本実施例の機械的構成を示す図である。
【図3】本実施例の制御のメインルーチンのフローチャ
ートである。
【図4】本実施例のトナー濃度検出とステッピングモー
タの制御のフローチャートである。
【図5】現像剤中のトナー濃度と画像濃度及び下地かぶ
りの程度との関係を示した図である。
【図6】本実施例のトナー現像装置によるトナー濃度
と、トナー供給ローラーの回転数の関係を示す図であ
る。
【図7】従来技術のトナー現像装置の機械的構成を示す
図である。
【図8】従来技術のトナー現像装置によるトナー濃度
と、トナー供給ローラーの回転数の関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 制御装置 20 トナー濃度センサ 30 トナー現像装置 34 感光体 32 現像器 38 トナーホッパー 44 トナー供給ローラー 46 減速装置 48 駆動部材 66 ステッピングモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を坦持した感光体に対向し、着
    色微粉末によって前記静電潜像を可視像に現像する現像
    器を備えたトナー現像装置において、 下部に開口部を有し、トナーを蓄えるトナーホッパー
    と、 前記トナーホッパーの開口部に配置され、回動に伴って
    前記トナーホッパー内のトナーを現像器に送り出すため
    のトナー供給ローラーと、 そのトナー供給ローラーを回転駆動する駆動手段と、 前記現像器内のトナー濃度を検出する検出手段と、 前記検出手段からの検出値に応じて前記駆動手段を制御
    する制御手段とを備えることを特徴とするトナー現像装
    置。
  2. 【請求項2】 最も速い予め定められた回転速度で、前
    記駆動手段によりトナー供給ローラーを一定時間回転し
    たときに、前記検出手段の検出値が基準値以下の場合
    に、トナーエンプティと判断する判断手段を有する請求
    項1記載のトナー現像装置。
JP5073592A 1993-03-31 1993-03-31 トナー現像装置 Pending JPH06289715A (ja)

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JP5073592A JPH06289715A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 トナー現像装置

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JP (1) JPH06289715A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5974280A (en) * 1997-06-13 1999-10-26 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a toner concentration controlling mechanism based on a clocked time period for the recovery
JP2016110023A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5974280A (en) * 1997-06-13 1999-10-26 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a toner concentration controlling mechanism based on a clocked time period for the recovery
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