JPH09279884A - 二連駐車室を有する立体駐車設備 - Google Patents
二連駐車室を有する立体駐車設備Info
- Publication number
- JPH09279884A JPH09279884A JP9065696A JP9065696A JPH09279884A JP H09279884 A JPH09279884 A JP H09279884A JP 9065696 A JP9065696 A JP 9065696A JP 9065696 A JP9065696 A JP 9065696A JP H09279884 A JPH09279884 A JP H09279884A
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- JP
- Japan
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- parking
- room
- space
- parking room
- rooms
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 限られた空間を有効利用して駐車室を増加さ
せる。 【解決手段】 第1駐車室14の奥側に第2駐車室15を連
続して配置し、第1駐車室14の一部にエレベータ装置16
A,16B を設けた二連駐車室を有する立体駐車設備におい
て、エレベータ装置16A,16B の昇降空間17に隣接して第
2駐車室15に対応する空間部を、奥側に拡張とともに支
柱と横梁の上コーナー部に火打ち材を取付けた補強構造
として、第3駐車室25を形成し、この第3駐車室25に車
を移動自在に支持する第3駐車室コンベヤ装置27を設
け、前記昇降台16aの昇降台コンベヤ装置24の動力を第
3駐車室コンベヤ装置27に伝達する動力伝達装置16Bを
設けることにより、昇降台16aと第3駐車室25との間で
車を受渡し可能に構成した。
せる。 【解決手段】 第1駐車室14の奥側に第2駐車室15を連
続して配置し、第1駐車室14の一部にエレベータ装置16
A,16B を設けた二連駐車室を有する立体駐車設備におい
て、エレベータ装置16A,16B の昇降空間17に隣接して第
2駐車室15に対応する空間部を、奥側に拡張とともに支
柱と横梁の上コーナー部に火打ち材を取付けた補強構造
として、第3駐車室25を形成し、この第3駐車室25に車
を移動自在に支持する第3駐車室コンベヤ装置27を設
け、前記昇降台16aの昇降台コンベヤ装置24の動力を第
3駐車室コンベヤ装置27に伝達する動力伝達装置16Bを
設けることにより、昇降台16aと第3駐車室25との間で
車を受渡し可能に構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2室の駐車室を連
続して並設した二連駐車室を有する立体駐車設備に関す
る。
続して並設した二連駐車室を有する立体駐車設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の駐車室を連続して並設した二連駐
車室を具備する立体駐車設備は、図7に示すように、各
駐車階1の中央部に搬送台車2の走行空間3が形成され
ている。そして、この走行空間の両側に沿って第1駐車
室4が形成され、搬送台車2と第1駐車室4との間で車
を受渡し自在に構成されている。また第1駐車室4の奥
側には連続して支持コンベヤ装置が配設された第2駐車
室5が並設されている。また第1駐車室4に一部に、エ
レベータ装置の昇降台6の昇降空間7が形成され、昇降
台6と搬送台車2との間で車を受渡しすることができ
る。
車室を具備する立体駐車設備は、図7に示すように、各
駐車階1の中央部に搬送台車2の走行空間3が形成され
ている。そして、この走行空間の両側に沿って第1駐車
室4が形成され、搬送台車2と第1駐車室4との間で車
を受渡し自在に構成されている。また第1駐車室4の奥
側には連続して支持コンベヤ装置が配設された第2駐車
室5が並設されている。また第1駐車室4に一部に、エ
レベータ装置の昇降台6の昇降空間7が形成され、昇降
台6と搬送台車2との間で車を受渡しすることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記駐車設
備では、空間の有効利用の観点から2連駐車室4,5が
設けられているのであるが、昇降空間7の奥側の空き空
間8が有効に利用されていないという問題があった。こ
れは、昇降空間が幾分広い奥行きを必要とする点、また
補強構造として、図8に示すブレース部材9を取り付け
たブレース構造を採用している点で、この空き空間8に
駐車室を設けることができなかった。
備では、空間の有効利用の観点から2連駐車室4,5が
設けられているのであるが、昇降空間7の奥側の空き空
間8が有効に利用されていないという問題があった。こ
れは、昇降空間が幾分広い奥行きを必要とする点、また
補強構造として、図8に示すブレース部材9を取り付け
たブレース構造を採用している点で、この空き空間8に
駐車室を設けることができなかった。
【0004】本発明のうち請求項1記載の発明は、上記
問題点を解決して、立体駐車設備の空き空間を有効に利
用して駐車室を配設でき、収容効率を向上することがで
きる二連駐車室を有する立体駐車設備を提供することを
目的とする。
問題点を解決して、立体駐車設備の空き空間を有効に利
用して駐車室を配設でき、収容効率を向上することがで
きる二連駐車室を有する立体駐車設備を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、複数の駐車階に、搬
送台車の走行経路に沿って第1駐車室を配置するととも
に、第1駐車室の奥側に第2駐車室を連続して配置し、
第1側駐車室の少なくとも1つを昇降装置の昇降台の昇
降空間に構成した二連駐車室を有する立体駐車設備にお
いて、昇降空間の第2駐車室に対応する空間部を、奥側
に拡張とともにフレームのコーナー部に火打ち材を取付
けた補強構造として、第3駐車室を形成し、この第3駐
車室に車を移動自在に支持する第3コンベヤ装置を設
け、前記昇降台の搬送装置の動力を第3コンベヤ装置に
伝達する動力伝達装置を設けることにより、昇降台と第
3駐車室との間で車を受渡し可能に構成したものであ
る。
に本発明の請求項1記載の発明は、複数の駐車階に、搬
送台車の走行経路に沿って第1駐車室を配置するととも
に、第1駐車室の奥側に第2駐車室を連続して配置し、
第1側駐車室の少なくとも1つを昇降装置の昇降台の昇
降空間に構成した二連駐車室を有する立体駐車設備にお
いて、昇降空間の第2駐車室に対応する空間部を、奥側
に拡張とともにフレームのコーナー部に火打ち材を取付
けた補強構造として、第3駐車室を形成し、この第3駐
車室に車を移動自在に支持する第3コンベヤ装置を設
け、前記昇降台の搬送装置の動力を第3コンベヤ装置に
伝達する動力伝達装置を設けることにより、昇降台と第
3駐車室との間で車を受渡し可能に構成したものであ
る。
【0006】上記構成によれば、従来に使用できなかっ
た昇降空間の奥側の空間を駐車室として利用することが
でき、限られた空間を有効に利用することができる。
た昇降空間の奥側の空間を駐車室として利用することが
でき、限られた空間を有効に利用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る立体駐車設
備の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
備の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
【0008】この立体駐車設備は、図1,図2に示すよ
うに、たとえば地下に埋設された構造物10内に設置さ
れたもので、各駐車階11の中央部に搬送台車12の走
行空間13が形成されており、この走行空間13の両側
に沿って第1駐車室14が形成され、また第1駐車室4
の奥側には連続して第2駐車室15が並設されている。
そして各第1,第2駐車室14,15にわたって車を支
持し横送り可能な前輪用スラットコンベヤおよび後輪用
スラットコンベヤからなる遊転式の駐車室コンベヤ装置
21が設置されている。
うに、たとえば地下に埋設された構造物10内に設置さ
れたもので、各駐車階11の中央部に搬送台車12の走
行空間13が形成されており、この走行空間13の両側
に沿って第1駐車室14が形成され、また第1駐車室4
の奥側には連続して第2駐車室15が並設されている。
そして各第1,第2駐車室14,15にわたって車を支
持し横送り可能な前輪用スラットコンベヤおよび後輪用
スラットコンベヤからなる遊転式の駐車室コンベヤ装置
21が設置されている。
【0009】また搬送台車12にも前輪用スラットコン
ベヤおよび後輪用スラットコンベヤからなる駆動式の台
車コンベヤ装置22が配設されており、搬送台車12に
設けられた台車動力伝達装置23Aを介して駐車室コン
ベヤ装置21を駆動し、搬送台車12の台車用コンベヤ
装置22と駐車室コンベヤ装置21との間で車を受渡し
可能に構成されている。
ベヤおよび後輪用スラットコンベヤからなる駆動式の台
車コンベヤ装置22が配設されており、搬送台車12に
設けられた台車動力伝達装置23Aを介して駐車室コン
ベヤ装置21を駆動し、搬送台車12の台車用コンベヤ
装置22と駐車室コンベヤ装置21との間で車を受渡し
可能に構成されている。
【0010】また第1駐車室14の一部には、昇降装置
である入庫用エレベータ装置16Aと出庫用エレベータ
装置16Bが設置され、各昇降台16aの昇降空間17
が形成されている。これらエレベータ装置16A,16
Bの昇降台16aにも、前輪用スラットコンベヤおよび
後輪用スラットコンベヤからなる駆動式の昇降台コンベ
ヤ装置24が配設されている。
である入庫用エレベータ装置16Aと出庫用エレベータ
装置16Bが設置され、各昇降台16aの昇降空間17
が形成されている。これらエレベータ装置16A,16
Bの昇降台16aにも、前輪用スラットコンベヤおよび
後輪用スラットコンベヤからなる駆動式の昇降台コンベ
ヤ装置24が配設されている。
【0011】さらに、各昇降台16aの昇降空間17の
奥側で第2駐車室15の対応位置に、本発明に係る第3
駐車室25が形成されている。この第3駐車室25は、
昇降空間17が奥側に広く占有する寸法Dだけ、奥側の
フレーム26aが外側に拡張されて奥行き方向の空間が
確保され、さらに図6に示すように、従来のブレース構
造に代えて、これら第3駐車室25を形成するフレーム
の支柱26bと横梁26cの上部コーナー部に、それぞ
れ火打ち材25dが取り付けられ補強されている。ま
た、第3駐車室25の底部には前輪用スラットコンベヤ
および後輪用スラットコンベヤからなる遊転式の第3駐
車室コンベヤ装置(第3コンベヤ装置)27が配設され
ている。
奥側で第2駐車室15の対応位置に、本発明に係る第3
駐車室25が形成されている。この第3駐車室25は、
昇降空間17が奥側に広く占有する寸法Dだけ、奥側の
フレーム26aが外側に拡張されて奥行き方向の空間が
確保され、さらに図6に示すように、従来のブレース構
造に代えて、これら第3駐車室25を形成するフレーム
の支柱26bと横梁26cの上部コーナー部に、それぞ
れ火打ち材25dが取り付けられ補強されている。ま
た、第3駐車室25の底部には前輪用スラットコンベヤ
および後輪用スラットコンベヤからなる遊転式の第3駐
車室コンベヤ装置(第3コンベヤ装置)27が配設され
ている。
【0012】また前記昇降台16aには、昇降台コンベ
ヤ装置24の駆動力を第3駐車室コンベヤ装置27に伝
達する昇降台動力伝達装置23Bが設けられている。こ
の昇降台動力伝達装置23Bは台車動力伝達装置23A
と同一構造であるため、昇降台動力伝達装置23Bのみ
を図2〜図5を参照して説明する。
ヤ装置24の駆動力を第3駐車室コンベヤ装置27に伝
達する昇降台動力伝達装置23Bが設けられている。こ
の昇降台動力伝達装置23Bは台車動力伝達装置23A
と同一構造であるため、昇降台動力伝達装置23Bのみ
を図2〜図5を参照して説明する。
【0013】すなわち、昇降台16aの昇降台コンベヤ
装置24に連結された連動軸31に電磁クラッチ32を
介して駆動ギヤ33が設けられるとともに、この連動軸
31の両側に揺動アーム34が中間部を回動自在に支持
されている。この揺動アーム34の先端側には、伝動軸
35を介して駆動ギヤ33に噛合する伝動ギヤ36が回
転自在に支持され、また伝動軸35の両側に伝動ギヤ3
6のピッチ円と同一直径のアイドルローラー37がそれ
ぞれ設けられている。また、昇降台16aには、揺動ア
ーム34を回動して伝動ギヤ36を出退させる電動式連
結ジャッキ38が配設され、その出力ロッド38aが揺
動アーム34の基端部に連結されている。前記連結ジャ
ッキ38には、その推力を検知する推力検知器と出力ロ
ッド38aの出退量を検出する移動量検出センサーが組
み込まれている。
装置24に連結された連動軸31に電磁クラッチ32を
介して駆動ギヤ33が設けられるとともに、この連動軸
31の両側に揺動アーム34が中間部を回動自在に支持
されている。この揺動アーム34の先端側には、伝動軸
35を介して駆動ギヤ33に噛合する伝動ギヤ36が回
転自在に支持され、また伝動軸35の両側に伝動ギヤ3
6のピッチ円と同一直径のアイドルローラー37がそれ
ぞれ設けられている。また、昇降台16aには、揺動ア
ーム34を回動して伝動ギヤ36を出退させる電動式連
結ジャッキ38が配設され、その出力ロッド38aが揺
動アーム34の基端部に連結されている。前記連結ジャ
ッキ38には、その推力を検知する推力検知器と出力ロ
ッド38aの出退量を検出する移動量検出センサーが組
み込まれている。
【0014】一方、第3駐車室25で第3駐車室コンベ
ヤ装置に連結された受動軸41に、前記伝動ギヤ36に
噛み合い可能な受動ギヤ42が固定されるとともに、前
記アイドルローラー37が当接可能な一対の受けアイド
ルローラー43が受動ギヤ42の両側で受動軸41に取
り付けられている。
ヤ装置に連結された受動軸41に、前記伝動ギヤ36に
噛み合い可能な受動ギヤ42が固定されるとともに、前
記アイドルローラー37が当接可能な一対の受けアイド
ルローラー43が受動ギヤ42の両側で受動軸41に取
り付けられている。
【0015】上記構成において、昇降台16aと第3駐
車室25との間で車を受渡しする場合、昇降台16aを
所定階の第3駐車室25に対向して停止させた後、昇降
台動力伝達装置23Bを作動させる。
車室25との間で車を受渡しする場合、昇降台16aを
所定階の第3駐車室25に対向して停止させた後、昇降
台動力伝達装置23Bを作動させる。
【0016】すなわち電磁クラッチ32を作動して連動
軸31と駆動ギヤ33とを切離し、伝動ギヤ36を遊転
状態とした後、連結ジャッキ38を作動して出力ロッド
48aを収縮させ、揺動アーム34を矢印A方向に回動
させて伝動ギヤ36を受動ギヤ42側に突出移動させ
る。そして、アイドルローラー37が受けアイドルロー
ラー43に当接すると、連結ジャッキ38が停止され、
この接触を連結ジャッキ48の推力検知器と移動量検出
センサーの検出値により、伝動ギヤ36が受動ギヤ52
に正確に噛み合ったことを確認する。噛み合いが確認で
きない場合は、連結ジャッキ38により伝動ギヤ36を
後退させ、電磁クラッチ32を非作動としてコンベヤ駆
動モーターを僅かに作動し伝動ギヤ36をおよそ1/2
ピッチ分回転させた後、前記動作を繰り返せばよい。
軸31と駆動ギヤ33とを切離し、伝動ギヤ36を遊転
状態とした後、連結ジャッキ38を作動して出力ロッド
48aを収縮させ、揺動アーム34を矢印A方向に回動
させて伝動ギヤ36を受動ギヤ42側に突出移動させ
る。そして、アイドルローラー37が受けアイドルロー
ラー43に当接すると、連結ジャッキ38が停止され、
この接触を連結ジャッキ48の推力検知器と移動量検出
センサーの検出値により、伝動ギヤ36が受動ギヤ52
に正確に噛み合ったことを確認する。噛み合いが確認で
きない場合は、連結ジャッキ38により伝動ギヤ36を
後退させ、電磁クラッチ32を非作動としてコンベヤ駆
動モーターを僅かに作動し伝動ギヤ36をおよそ1/2
ピッチ分回転させた後、前記動作を繰り返せばよい。
【0017】これにより、昇降台16aの昇降台コンベ
ヤ装置24の駆動力を第3駐車室コンベヤ装置27に伝
達して駆動し、昇降台16a上の車を昇降台コンベヤ装
置24から第3駐車室25の昇降台コンベヤ装置24上
に入庫し、または昇降台コンベヤ装置24上の車を第3
駐車室コンベヤ装置27上に出庫することができる。
ヤ装置24の駆動力を第3駐車室コンベヤ装置27に伝
達して駆動し、昇降台16a上の車を昇降台コンベヤ装
置24から第3駐車室25の昇降台コンベヤ装置24上
に入庫し、または昇降台コンベヤ装置24上の車を第3
駐車室コンベヤ装置27上に出庫することができる。
【0018】上記実施の形態によれば、従来、エレベー
タ装置16A,16Bの幾分大きい昇降空間17により
狭められた奥側の空き空間を、昇降空間17が奥側に広
く占有する寸法Dだけ、奥側のフレーム26aを外側に
拡張して奥行き方向の空間を確保し、ブレースによる補
強構造に代えて、火打ち材26dによる補強を行うこと
により、構造上の強度も確保できて、第3駐車室25を
設置することができ、限られた構造物10内の空間を有
効に利用することができる。
タ装置16A,16Bの幾分大きい昇降空間17により
狭められた奥側の空き空間を、昇降空間17が奥側に広
く占有する寸法Dだけ、奥側のフレーム26aを外側に
拡張して奥行き方向の空間を確保し、ブレースによる補
強構造に代えて、火打ち材26dによる補強を行うこと
により、構造上の強度も確保できて、第3駐車室25を
設置することができ、限られた構造物10内の空間を有
効に利用することができる。
【0019】またこの第3駐車室25は、昇降空間17
に隣接しているため、エレベータ装置16A,16Bの
昇降台16aと直接車の受渡しを行うことができ、迅速
に入出庫を行える利点がある。その際昇降台コンベヤ装
置24の駆動力を昇降台動力伝達装置23Bを介して第
3駐車室コンベヤ装置27に伝達するように構成したの
で、第3駐車室コンベヤ装置27を、第1,第2駐車室
14,15の駐車室コンベヤ装置21と同様に、駆動装
置を必要としない簡単な構造にすることができる。
に隣接しているため、エレベータ装置16A,16Bの
昇降台16aと直接車の受渡しを行うことができ、迅速
に入出庫を行える利点がある。その際昇降台コンベヤ装
置24の駆動力を昇降台動力伝達装置23Bを介して第
3駐車室コンベヤ装置27に伝達するように構成したの
で、第3駐車室コンベヤ装置27を、第1,第2駐車室
14,15の駐車室コンベヤ装置21と同様に、駆動装
置を必要としない簡単な構造にすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上に述べたごとく、請求項1記載の発
明によれば、従来の昇降装置の幾分大きい昇降空間によ
り狭められた奥側の空間を、必要分だけ外側に拡張しす
るとともに、ブレースによる補強構造に代えて、火打ち
材26dによる補強構造とすることで、第3駐車室にす
ることができ、限られた空間を有効に活用することがで
きる。
明によれば、従来の昇降装置の幾分大きい昇降空間によ
り狭められた奥側の空間を、必要分だけ外側に拡張しす
るとともに、ブレースによる補強構造に代えて、火打ち
材26dによる補強構造とすることで、第3駐車室にす
ることができ、限られた空間を有効に活用することがで
きる。
【0021】またこの第3駐車室は、昇降空間に隣接し
ているため、昇降装置の昇降台と直接車の受渡しを行う
ことができ、迅速に入出庫を行える。その際、昇降台の
搬送装置の駆動力を昇降台動力伝達装置を介して第3コ
ンベヤ装置に伝達するように構成したので、第3コンベ
ヤ装置を駆動装置を必要としない簡単な構造にすること
ができる。
ているため、昇降装置の昇降台と直接車の受渡しを行う
ことができ、迅速に入出庫を行える。その際、昇降台の
搬送装置の駆動力を昇降台動力伝達装置を介して第3コ
ンベヤ装置に伝達するように構成したので、第3コンベ
ヤ装置を駆動装置を必要としない簡単な構造にすること
ができる。
【図1】本発明に係る立体駐車設備の実施の形態を示す
平面断面図である。
平面断面図である。
【図2】同立体駐車設備を示す横断面図である。
【図3】同立体駐車設備の昇降台と第3駐車室を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】同立体駐車設備の動力伝達装置を示す側面図で
ある。
ある。
【図5】同立体駐車設備の動力伝達装置を示す平面図で
ある。
ある。
【図6】同立体駐車設備の第3駐車室のフレーム構造を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】従来の立体駐車設備を示す平面断面図である。
【図8】従来の立体駐車設備の空き空間のフレーム構造
を示す説明図である。
を示す説明図である。
10 構造物 11 駐車階 12 搬送台車 13 走行空間 14 第1駐車室 15 第2駐車室 16A 入庫用エレベータ装置(昇降装置) 16B 出庫用エレベータ装置(昇降装置) 16a 昇降台 17 昇降空間 21 駐車室コンベヤ装置 22 台車コンベヤ装置 23A 台車動力伝達装置 23B 昇降台動力伝達装置 24 昇降台コンベヤ装置 25 第3駐車室 26a 奥側のフレーム 26b 支柱 26c 横梁 26d 火打ち材 27 昇降台コンベヤ装置
Claims (1)
- 【請求項1】複数の駐車階に、搬送台車の走行経路に沿
って第1駐車室を配置するとともに、第1駐車室の奥側
に第2駐車室を連続して配置し、第1側駐車室の少なく
とも1つを昇降装置の昇降台の昇降空間に構成した二連
駐車室を有する立体駐車設備において、 前記昇降空間の第2駐車室に対応する空間部が奥側に拡
張されるとともに、フレームのコーナー部に火打ち材を
取付けた補強構造を備えた第3駐車室を形成し、 この第3駐車室に車を移動自在に支持する第3コンベヤ
装置を設け、前記昇降台の搬送装置の動力を第3コンベ
ヤ装置に伝達する動力伝達装置を設けることにより、昇
降台と第3駐車室との間で車を受渡し可能に構成したこ
とを特徴とする二連駐車室を有する立体駐車設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9065696A JPH09279884A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 二連駐車室を有する立体駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9065696A JPH09279884A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 二連駐車室を有する立体駐車設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09279884A true JPH09279884A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14004577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9065696A Pending JPH09279884A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 二連駐車室を有する立体駐車設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09279884A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114673391A (zh) * | 2022-02-11 | 2022-06-28 | 杭州大中泊奥科技股份有限公司 | 辊道传输组件及车库 |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP9065696A patent/JPH09279884A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114673391A (zh) * | 2022-02-11 | 2022-06-28 | 杭州大中泊奥科技股份有限公司 | 辊道传输组件及车库 |
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