JPH09277977A - アシストモータ付き自転車 - Google Patents

アシストモータ付き自転車

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JPH09277977A
JPH09277977A JP8095712A JP9571296A JPH09277977A JP H09277977 A JPH09277977 A JP H09277977A JP 8095712 A JP8095712 A JP 8095712A JP 9571296 A JP9571296 A JP 9571296A JP H09277977 A JPH09277977 A JP H09277977A
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chain
crankshaft
assist motor
body frame
power unit
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Takehito Moriiwa
毅人 守岩
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Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/55Rider propelled cycles with auxiliary electric motor power-driven at crank shafts parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
    • B62K11/02Frames
    • B62K11/04Frames characterised by the engine being between front and rear wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で軽量であり、しかもパワーユニ
ット及びチェーンとの干渉を容易に回避することが可能
なリヤフォーク脚を備えたアシストモータ付き自転車を
提供する。 【解決手段】 車体フレーム1の下端に設けたクランク
軸7のトルクを後輪Wrに伝達するチェーン12が車体
右側面に配置されており、アシストモータ13のトルク
を前記チェーン12に伝達するパワーユニットPがクラ
ンク軸7の近傍の車体フレーム1に支持される。車体フ
レーム1から後方に延びる左右一対のリヤフォーク脚6
L ,6R のうちチェーン12と同じ側に配置されたリヤ
フォーク脚6R は、中間の屈曲部63 において屈曲する
前半部64 及び後半部65 からなり、前半部64 は前端
を車体フレーム1に結合されてパワーユニットPの上方
を通って車体後下方に延び、また後半部65 はチェーン
12の回転面を車体内側から外側に通過して車体後方に
延びる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランク軸のトル
クとパワーユニットのトルクとをチェーンを介して後輪
に伝達するアシストモータ付き自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるアシストモータ付き自転車は、例
えば、特開昭58−89483号公報により公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開昭
58−89483号公報に記載されたアシストモータ付
き自転車はパワーユニットがリヤフォーク脚に支持され
ているため、リヤフォーク脚に沿って配置されたチェー
ンとパワーユニットとの干渉を回避するためにリヤフォ
ーク脚の構造が複雑化するだけでなく、パワーユニット
の重量を支持するためにリヤフォーク脚が大型化して重
量が増加する問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、構造が簡単で軽量であり、しかもパワーユニット及
びチェーンとの干渉を容易に回避することが可能なリヤ
フォーク脚を備えたアシストモータ付き自転車を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、クランクペダルにより回転するクランク
軸を側面視で略V字状の車体フレームの下端近傍に支持
し、車体フレームに前端を結合した左右一対のリヤフォ
ーク脚の後端に支持した後輪に前記クランク軸のトルク
を車体の左右一側に配置したチェーンを介して伝達する
とともに、車体フレームの下端近傍に支持したパワーユ
ニットのトルクを前記チェーンを介して後輪に伝達する
アシストモータ付き自転車であって、車体の左右一側に
配置した一方のリヤフォーク脚が中間の屈曲部において
一体に連なる前半部及び後半部からなり、前半部は前端
を車体フレームの下端近傍に結合されてパワーユニット
の本体部の上方を通って車体後下方に延び、また後半部
はチェーンの回転面を車体内側から外側に通過して車体
後方に延びることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0007】図1〜図9は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はアシストモータ付き自転車の全体側面図、
図2は図1の要部拡大図、図3は図2の3方向矢視図、
図4は図2の要部拡大図、図5は図4の5−5線断面
図、図6は図5の要部拡大図、図7は図6の7−7線断
面図、図8は図6の8−8線断面図、図9は図6の9−
9線断面図である。
【0008】図1に示すように、自転車Bは側面視でV
字状をなす車体フレーム1を備えており、この車体フレ
ーム1の前端に設けたヘッドパイプ2に回動自在に枢支
されたフロントフォーク3の上端及び下端に、それぞれ
ハンドル4及び前輪Wfが支持される。車体フレーム1
の下端近傍から後方に延びてステー5,5によって補強
された左右一対のリヤフォーク脚6L ,6R に後輪Wr
が支持される。車体フレーム1の下端に回転自在に支持
されたクランク軸7は左右一対のクランクアーム8L
R を備えており、これらクランクアーム8L ,8R
先端にそれぞれクランクペダル9L ,9R が設けられ
る。クランク軸7によって回転するクランク軸スプロケ
ット10と後輪Wrの車軸に設けた後輪スプロケット1
1とがチェーン12で接続されており、クランクペダル
L ,9R の踏力によりクランク軸7が回転すると、そ
の回転がクランク軸スプロケット10、チェーン12及
び後輪スプロケット11を介して後輪Wrに伝達され
る。
【0009】車体フレーム1の下部に設けられてクラン
ク軸スプロケット10に接続されたアシストモータ13
は、クランクペダル9L ,9R の踏力をアシストする駆
動力を発生する。車体フレーム1の前部に設けられたバ
ッテリボックス14にはアシストモータ13を駆動する
複数のNi−Cd電池よりなる走行用バッテリ15が収
納され、バッテリボックス14の前端にメインスイッチ
16が設けられる。車体フレーム1の後部にはアシスト
モータ13の駆動を制御する電子制御ユニットやモータ
ドライバー等の制御装置17が設けられる。
【0010】図2及び図3から明らかなように、V字状
をなす車体フレームの下端に左右一対のガセット1
L ,18R が溶接されており、これらガセット1
L ,18R間に前記アシストモータ13を含むパワー
ユニットPの前上部が挟持されて2本のボルト19,2
0で固定される。
【0011】左右のリヤフォーク脚6L ,6R は、その
前端に形成した偏平部61 ,61 において前記ガセット
18L ,18R の後上部に結合されるとともに、その後
端の偏平部62 ,62 が車軸支持部材21,21を介し
て後輪Wrの車軸22及び前記ステー5,5に結合され
る。リヤフォーク脚6L ,6R は長手方向中間の屈曲部
3 ,63 を境にして前側の前半部64 ,64 と後側の
後半部65 ,65 とを備えており、前半部64 ,64
ガセット18L ,18R から側面視で車体後下方に延び
るとともに平面視で車体外側に延びており、また後半部
5 ,65 は側面視及び平面視で車体後方に延びてい
る。尚、図2において、手前側にある左側のリヤフォー
ク脚6L を一部破断し、向こう側にある右側のリヤフォ
ーク脚6Rを見せている。
【0012】クランク軸スプロケット10と後輪スプロ
ケット11とを接続するチェーン12は車体中心線の右
側に配置されて鉛直な回転面を持っており、そのチェー
ン12の右側面がチェーンカバー23によって覆われ
る。チェーンカバー23の後部には前後方向に延びる開
口部231 (図2参照)が形成されており、右側のリヤ
フォーク脚6R の後半部65 はチェーン12の回転面及
びチェーンカバー23の開口部231 を車体内側から外
側に通過する。
【0013】次に、図4〜図9に基づいてパワーユニッ
トPの構造を詳述する。
【0014】パワーユニットPのハウジング31は、複
数本のボルト32…で相互に結合された右ハウジング3
3及び左ハウジング34と、左ハウジング34の開口部
を着脱自在に覆う左カバー35とを備える。アシストモ
ータ13は左ハウジング34の後部右側面に出力軸36
を車体左側に向けて搭載されており、その搭載状態で車
体右側に配置されたチェーン12の回転面の左側に位置
している。アシストモータ13の出力軸36の前下方に
配置された第1中間軸37は、その両端部を右ハウジン
グ33及び左ハウジング34にそれぞれボールベアリン
グ38,39を介して支持される。また第1中間軸37
の前方且つクランク軸7の後下方に配置された第2中間
軸40は、その両端部を右ハウジング33及び左ハウジ
ング34にそれぞれボールベアリング41,42を介し
て支持される。
【0015】アシストモータ13の出力軸36に固着し
たプライマリギヤ43は第1中間軸37に固着した第1
中間ギヤ44に噛合し、第1中間軸37に一体に形成し
た第2中間ギヤ45は、第2中間軸40に第1一方向ク
ラッチ46(図5参照)を介して支持した第3中間ギヤ
47に噛合し、第2中間軸40に一体に形成した第4中
間ギヤ48はクランク軸7の右端に相対回転自在に支持
したファイナルギヤ49に噛合する。プライマリギヤ4
3及び第1中間ギヤ44の左側面は左ハウジング34に
着脱自在に設けた左カバー35に臨んでいる。
【0016】前記プライマリギヤ43、第1中間ギヤ4
4、第2中間ギヤ45、第3中間ギヤ47、第4中間ギ
ヤ48及びファイナルギヤ49は、動力伝達機構Dを構
成する。図5から明らかなように、動力伝達機構Dは車
体右側に配置されたチェーン12の回転面の左側に配置
されている。
【0017】ファイナルギヤ49は右ハウジング33に
ボールベアリング50を介して支持されており、そのフ
ァイナルギヤ49の中心にクランク軸7の右端がローラ
ベアリング51を介して支持される。右ハウジング33
から車体右側に延出するファイナルギヤ49の筒軸部4
1 に、クランク軸スプロケット10がナット52で結
合される。またクランク軸7の左端は左ハウジング34
にボールベアリング53を介して支持される。
【0018】従って、アシストモータ13が回転する
と、その出力軸43のトルクはプライマリギヤ43、第
1中間ギヤ44、第1中間軸37、第2中間ギヤ45、
第3中間ギヤ47、第1一方向クラッチ46、第2中間
軸40、第4中間ギヤ48及びファイナルギヤ49を介
してクランク軸スプロケット10に伝達される。また、
走行用バッテリ15の放電等によりアシストモータ13
の駆動が停止したとき、クランクペダル9L ,9R の踏
力によるクランク軸スプロケット10の回転を妨げない
ように第1一方向クラッチ46が空転する。
【0019】図6〜図8から明らかなように、クランク
軸7の軸線に沿って形成されたスリット71 に装着され
るトーションバー61は、スリット71 の左右の内壁面
2,72 間に回転自在に嵌合する円柱状の軸部611
と、軸部611 の左右両端から半径方向に突出する一対
の腕部612 ,613 とを備えている。トーションバー
61の左側の腕部612 はスリット71 の左右の内壁面
2 ,72 に密に嵌合してクランク軸7に対して一体に
結合されており、その腕部612 及びクランク軸7の外
周に回転数検出用ギヤ62が圧入される(図7参照)。
これにより、クランク軸7の左端に、トーションバー6
1の左端と回転数検出用のギヤ62とが一体に結合され
る。またスリット71 の左右の内壁面72 ,72 に遊嵌
するトーションバー61の右側の腕部613 は、前記内
壁面72 ,72 との間に隙間α,αを有しており、従っ
て前記隙間α,αの範囲内でトーションバー61の右端
は左端に対して捩じれ変形することができる(図8参
照)。尚、回転数検出用ギヤ62の外周には、左ハウジ
ング34に支持されたクランク軸回転数センサ73(図
5参照)が対向する。
【0020】図6及び図8から明らかなように、クラン
ク軸7の右端外周に第2一方向クラッチ63が配置され
る。第2一方向クラッチ63は、ファイナルギヤ49と
一体に形成されたアウターリング492 と、クランク軸
7の外周に相対回転自在に嵌合するインナーリング64
との間に複数のクラッチ爪65…を備えており、インナ
ーリング64の内周に形成された凹部641 にトーショ
ンバー61の右端の腕部613 が係止される。
【0021】而して、クランクペダル9L ,9R を踏ん
でクランク軸7を正転させると、クランク軸7のトルク
はトーションバー61、第2一方向クラッチ63及びフ
ァイナルギヤ49を介してクランク軸スプロケット10
に伝達される。またクランクペダル9L ,9R を踏んで
クランク軸7を逆転させると、第2一方向クラッチ63
がスリップすることにより、前記クランク軸7の逆転が
許容される。
【0022】クランクペダル9L ,9R からクランク軸
7に図8の矢印a方向のトルクが入力されたとき、後輪
Wrの負荷がファイナルギヤ49の筒軸部491 及びク
ラッチ爪65…を介して伝達されるインナーリング64
は前記矢印a方向のトルクに抵抗するため、トーション
バー61の右端の腕部613 がクランク軸7に対して矢
印b方向に捩じれて相対回転する。その結果、クランク
軸7とインナーリング64との間に、クランク軸7に入
力されるトルクに応じた相対回転が発生することにな
る。
【0023】図6から明らかなように、クランクー軸7
の外周にスライダインナー66が相対回転不能且つ軸方
向摺動自在に支持されており、このスライダインナー6
6の外周に複数のボール67を介してスライダアウター
68が相対回転自在に支持される。左ハウジング34に
支点ピン69を介して一端を枢支された検出レバー70
は、その長手方向中間の入力部701 が前記スライダア
ウター68に当接するとともに、その他端が左ハウジン
グ34に設けたストロークセンサ71の検出子711
当接する。検出レバー70は左ハウジング34との間に
縮設したスプリング72により付勢され、前記入力部7
1 がスライダアウター68に弾発的に当接する。
【0024】図6及び図9から明らかなように、第2一
方向クラッチ63インナーリング64の端面には凹状の
カム面642 が形成されるとともに、スライダインナー
66の端面には前記カム面642 に係合する凸状のカム
面661 が形成される。
【0025】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0026】自転車を走行させるべく乗員がクランクペ
ダル9L ,9R を踏むと、クランクアーム8L ,8R
介してクランク軸7が回転し、そのクランク軸7のトル
クはトーションバー61から第2一方向クラッチ63、
ファイナルギヤ49、クランク軸スプロケット10、チ
ェーン12及び後輪スプロケット11を介して後輪Wr
に伝達される。このとき、クランクペダル9L ,9R
踏力の大きさがストロークセンサ71により検出され
る。
【0027】即ち、クランクペダル9L R の踏力に応
じたトルクがトーションバー61に作用すると、トーシ
ョンバー61の捩じれ角に応じた相対回転が第2一方向
クラッチ63のインナーリング64とスライダインナー
66との間に発生する。トーションバー61の腕部61
3 がクランク軸7に対して捩じれると、図9に示すよう
にクランク軸7に相対回転不能且つ軸方向摺動可能に支
持されたスライダインナー66が、トーションバー61
の腕部613 に結合された第2一方向クラッチ63のイ
ンナーリング64に対して矢印c方向に相対回転する。
【0028】その結果、スライダインナー66のカム面
661 がインナーリング64のカム面642 に押圧され
ることにより、スライダインナー66がスプリング72
の弾発力に抗してクランク軸7上を矢印d方向に摺動
し、スライダインナー66と一体に摺動するスライダア
ウター68に入力部701 を押圧された検出レバー70
が支点ピン69回りに揺動してストロークセンサ71の
検出子711 を押圧する。このとき、ストロークセンサ
71の検出子711 のストロークはトーションバー61
の捩じれ量、即ちクランクペダル9L ,9R の踏力に比
例するため、ストロークセンサ71の出力に基づいて踏
力を検出することができる。
【0029】而して、制御装置17は、クランクペダル
L ,9R の踏力を検出するストロークセンサ71の出
力と、クランク軸7の回転数を検出するクランク軸回転
数センサ73の出力とに基づいてアシストモータ13の
駆動をデューティ制御する。前記デューティ制御のデュ
ーティ比は、アシストモータ13の回転数(即ち、クラ
ンク軸回転数センサ73の出力)の増加に応じてリニア
に増加するように設定されるとともに、クランクペダル
L ,9R の踏力(即ち、ストロークセンサ71の出
力)の増加に応じてリニアに増加するように設定され
る。
【0030】図4及び図5から明らかなように、アシス
トモータ13はその出力軸36をクランク軸7と平行な
車体左右方向に配置しているので、前記出力軸36から
クランク軸スプロケット10に至る動力伝達機構Dを全
てスパーギヤ或いはヘリカルギヤで構成することが可能
となり、動力伝達効率の向上とコストの削減とが可能と
なる。また車体右側に配置されたチェーン12の回転面
よりも車体左側に動力伝達機構Dを配置したので、チェ
ーン12と干渉することなく動力伝達機構Dを合理的に
レイアウトしてスペース効率を増加させることができる
ばかりか、動力伝達機構Dの構造を大きく変更すること
なくアシストモータ13の位置をクランク軸7の周囲の
任意の位置に移動することができるので、設計自由度を
大幅に増加させることができる。
【0031】また、右側のリヤフォーク脚6R の前半部
4 はパワーユニットPの上方において車体フレーム1
の下端屈曲部近傍に結合され、そこから車体後下方に延
びてパワーユニットPの上方を通って後方に達してお
り、更に前半部64 の後部に連なる後半部65 は車体後
方に延びてチェーン12の回転面を車体内側から外側に
通過するので、前半部64 と後半部65 とを中間の屈曲
部63 で屈曲させただけの簡単の形状のリヤフォーク脚
R であっても、パワーユニットP及びチェーン12と
の干渉を合理的に回避することができる。これにより、
強度に優れ且つ製造コストの低廉なリヤフォーク脚6R
を得ることが可能となるばかりか、パワーユニットPの
レイアウトの設計自由度も増加する。
【0032】図10及び図11は本発明の第2実施例を
示すもので、図10は前記図2に対応する図、図11は
図10の11−11線拡大断面図である。
【0033】第2実施例は、アシストモータ13からク
ランク軸スプロケット10に至る動力伝達機構Dの構造
が第1実施例と一部異なるもので、その他の構造及び作
用効果は第1実施例と同一である。
【0034】第2実施例はアシストモータ13の位置が
側面視でチェーン12の上端よりも更に上方にあるた
め、その出力軸36と第1中間軸37との距離が第1実
施例よりも増加している。そのため、アシストモータ1
3の出力軸36から第1中間軸37への動力伝達を、出
力軸36に設けたプライマリスプロケット43′と第1
中間軸37に設けた第1中間スプロケット44′とに無
端チェーン74を巻き掛けることにより行っている。無
端チェーン74の中間部には、その張力を調節するため
のテンションスプロケット75が当接する(図10参
照)。
【0035】尚、第2実施例ではパワーユニットPの一
部であるアシストモータ13が側面視でリヤフォーク脚
L ,6R から上方に突出しているが、パワーユニット
Pの本体部(パワーユニットPのアシストモータ13を
除く部分)はリヤフォーク脚6L ,6R の下方に位置し
ているため、該本体部がリヤフォーク脚6L ,6R と干
渉する虞はない。
【0036】次に、図12に基づいて本発明の第3実施
例を説明する。
【0037】第3実施例は第2実施例の変形であって、
動力伝達機構Dのレイアウトが異なっている。即ち、ア
シストモータ13がクランク軸7の前方位置に配置さ
れ、第1中間軸37がアシストモータ13の後下方に配
置されるとともに、第2中間軸38が第1中間軸37の
後方且つクランク軸7の下方に配置されている。
【0038】而して、この第3実施例によっても、前記
第1、第2実施例と同様の作用効果を奏することができ
る。
【0039】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パワーユ
ニットを車体フレームに支持したので、リヤフォーク脚
に加わる荷重を減少させて該リヤフォーク脚を小型軽量
化することができる。またチェーンと同じ側のリヤフォ
ーク脚を中間の屈曲部において屈曲させ、その前半部は
前端を車体フレームの下端近傍に結合されてパワーユニ
ットの本体部の上方を通って車体後下方に延び、またそ
の後半部はチェーンの回転面を車体内側から外側に通過
して車体後方に延びるように配置したので、簡単な形状
のリヤフォーク脚でありながらパワーユニット及びチェ
ーンとの干渉を合理的に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アシストモータ付き自転車の全体側面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】図2の要部拡大図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図5の要部拡大図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】図6の8−8線断面図
【図9】図6の9−9線断面図
【図10】本発明の第2実施例に係る、前記図2に対応
する図
【図11】図10の11−11線拡大断面図
【図12】本発明の第3実施例に係る、前記図2に対応
する図
【符号の説明】
1 車体フレーム 6L リヤフォーク脚 6R リヤフォーク脚 63 屈曲部 64 前半部 65 後半部 7 クランク軸 9L クランクペダル 9R クランクペダル 12 チェーン P パワーユニット Wr 後輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクペダル(9L ,9R )により回
    転するクランク軸(7)を側面視で略V字状をなす車体
    フレーム(1)の下端近傍に支持し、車体フレーム
    (1)に前端を結合した左右一対のリヤフォーク脚(6
    L ,6R )の後端に支持した後輪(Wr)に前記クラン
    ク軸(7)のトルクを車体の左右一側に配置したチェー
    ン(12)を介して伝達するとともに、車体フレーム
    (1)の下端近傍に支持したパワーユニット(P)のト
    ルクを前記チェーン(12)を介して後輪(Wr)に伝
    達するアシストモータ付き自転車であって、 車体の左右一側に配置した一方のリヤフォーク脚
    (6R )が中間の屈曲部(6 3 )において一体に連なる
    前半部(64 )及び後半部(65 )からなり、前半部
    (64 )は前端を車体フレーム(1)の下端近傍に結合
    されてパワーユニット(P)の本体部の上方を通って車
    体後下方に延び、また後半部(64 )はチェーン(1
    2)の回転面を車体内側から外側に通過して車体後方に
    延びることを特徴とするアシストモータ付き自転車。
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