JP2003252280A - 電動アシスト装置 - Google Patents

電動アシスト装置

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JP2003252280A
JP2003252280A JP2002050901A JP2002050901A JP2003252280A JP 2003252280 A JP2003252280 A JP 2003252280A JP 2002050901 A JP2002050901 A JP 2002050901A JP 2002050901 A JP2002050901 A JP 2002050901A JP 2003252280 A JP2003252280 A JP 2003252280A
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side wheel
input shaft
wheel body
rotary input
electric assist
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Masaru Kumagai
勝 熊谷
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TRA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動アシスト装置において、チェンスプロケ
ットを移動させずにアシストモードを切り換える。故障
時の分解作業やメンテナンス作業を容易にかつ迅速に行
う。ばね体が折損しても人力で自転車を走行させること
を可能にする。 【解決手段】 チェンスプロケットの負荷が大きくなっ
たときに一方側輪体20が軸方向に移動してアシストモ
ードが切り換わるようになっている。他方側輪体30を
回転入力軸10に定位置相対回転可能に嵌合し、他方側
輪体30に回転入力軸10の回転を出力するための出力
用輪体90を固着する。一方側輪体20をばね圧によっ
て他方側輪体に常時弾圧付勢しておく。一方側輪体20
の回転が他方側輪体30を経て出力用輪体90に伝達さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動アシスト装
置、詳しくは、自転車で登坂路を走行する場合のように
負荷が大きくなった場合に、その負荷の大きさに見合う
アシスト作用をアシストモータのトルクによって得るこ
とができる電動アシスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電動アシスト装置を装備した自
転車(電動アシスト式自転車)では、後輪にアシストモ
ータのトルクが加えられるようになっていて、ペダルを
踏み込むのに大きな力が必要になったときの負荷を検出
して上記アシストモータを起動し、後輪にそのアシスト
モータのトルクを加えてペダルの踏込みに要する力を軽
減するようにしている。
【0003】たとえば特開平11−248566号公報
(先行例1)や特開平2001−151184号公報
(先行例1)にこの種の電動アシスト装置についての記
載がある。この電動アシスト装置は、等角度おきの複数
箇所に周方向に延びる傾斜面を各別に備えた一対の輪体
の傾斜面同士を同心位置で摺動可能に弾圧状態で重ね合
わせ、それらの輪体のうちの一方側輪体をペダルの踏込
みによって回転する回転入力軸に軸方向摺動可能に嵌合
し、かつ、その一方側輪体をチェンスプロケットに固着
してあるのに対し、一対の上記輪体のうちの他方側輪体
を上記回転入力軸に相対回転不能に連結してある。そし
て、チェンスプロケットに固着されている一方側輪体が
回転入力軸の軸方向に移動する量に見合ってアシストモ
ータのトルクが変化するようになっている。
【0004】先行例1や先行例2に記載されている電動
アシスト装置によれば、他方側輪体の傾斜面がその相手
方である一方側輪体の傾斜面に弾圧状態で重なり合って
いるため、人力でペダルを踏み込んで回転入力軸を回転
させることによりその回転入力軸と共に他方側輪体を回
転させると、チェンスプロケットに加わっている負荷が
小さい範囲では、他方側輪体の傾斜面が一方側輪体の傾
斜面に回転方向で係合して一方側輪体がチェンスプロケ
ットを伴って他方側輪体に対して追従回転する。これに
対し、登坂路を走行する場合のようにチェンスプロケッ
トに加わる負荷が大きいときには、一方側輪体の傾斜面
が回転入力軸と共に回転する他方側輪体の傾斜面を上記
の弾圧力に抗して摺動して乗り上がるために一方側輪体
が回転入力軸の軸方向に移動し、そのような一方側輪体
の移動が行われると、その移動量に見合ってアシストモ
ータが起動されてチェンスプロケットに加わる負荷の増
大がアシストモータのトルクによって軽減される。
【0005】また、特開平9−297077号公報(先
行例3)には、補助動力付き自転車に用いられる踏力検
出装置において、チェンスプロケットに加わる負荷の検
出精度を高めて検出遅れを防ぐための対策についての記
載がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行例
1や先行例2に記載されている電動アシスト装置では、
自転車のチェンスプロケットに固着されている一方側輪
体が回転入力軸の軸方向に移動することを検出してアシ
ストモータを起動ないし制御するようになっているの
で、アシストモータのトルクによってチェンスプロケッ
トに加わる負荷の増大が抑えられるごとに(アシストモ
ードが切り換わるごとに)、そのチェンスプロケットが
回転入力軸の軸方向に移動する。ところが、チェンスプ
ロケットは後輪側のチェンスプロケットに無端チェンで
連結されているため、そのチェンスプロケットが回転入
力軸の軸方向に移動するようになっているとチェンがス
プロケットから外れやすくなるという問題があった。
【0007】また、先行例1や先行例2に記載されてい
る電動アシスト装置では、その構成部品の点数が多く、
しかも複雑に組み付けられているために故障時の分解や
メンテナンスが面倒であるという問題もあった。
【0008】さらに、先行例1や先行例2に記載されて
いる電動アシスト装置では、一方側輪体と他方側輪体の
傾斜面同士を弾圧させているばね部材が折損したりして
その機能が果たされなくなったような場合には、人力で
ペダルを踏み込んで自転車を走行させることができなく
なるという不便があった。
【0009】先行例3に記載されたものについても同様
の問題があった。
【0010】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、チェンスプロケットのような出力用輪体を軸方
向に移動させずにアシストモータのアシストモードを切
り換えることのできる電動アシスト装置を提供すること
を目的とする。
【0011】また、本発明は、構成部品点数を少なく抑
えることができて故障時の分解作業やメンテナンス作業
を容易にかつ迅速に行うことのできる電動アシスト装置
を提供することを目的とする。
【0012】さらに、本発明は、一方側輪体と他方側輪
体の傾斜面同士を弾圧させているばね部材が折損したり
してその機能が果たされなくなったような場合でも、人
力でペダルを踏み込んで自転車を走行させることが可能
な電動アシスト装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電動アシス
ト装置は、周方向に延びる傾斜面を備えた一対の輪体の
上記傾斜面同士が同心位置で摺動可能に重ね合わされ、
かつ、それらの輪体のうちの一方側輪体が回転入力軸に
軸方向摺動可能に嵌合され、その一方側輪体が上記回転
入力軸の軸方向に移動する量に見合ってアシストモータ
のトルクを変化させる制御機構を備えている。
【0014】そして、一対の上記輪体のうちの他方側輪
体が上記回転入力軸に定位置相対回転可能に嵌合されて
いると共に、その他方側輪体に上記回転入力軸の回転を
出力するための出力用輪体が固着され、上記一方側輪体
が上記回転入力軸に相対回転不能に連結され、その一方
側輪体の上記傾斜面がばね圧によって上記他方側輪体の
傾斜面に常時弾圧付勢されてそれらの傾斜面同士の係合
によって一方側輪体の回転が他方側輪体に伝達されるよ
うになっている。
【0015】この構成であれば、他方側輪体に自転車の
チェンスプロケットのような出力用輪体が固着されてい
て、回転入力軸の軸方向に移動してアシストモータのト
ルクを変化させることに寄与する一方側輪体が出力用輪
体に固着されているものではないので、アシストモータ
のモード切り換えに際して出力用輪体が回転入力軸の軸
方向に移動することはない。そのため、この電動アシス
ト装置を自転車に装備させても、出力用輪体としてのチ
ェンスプロケットがアシストモードの切換えに際し移動
してそのチェンスプロケットからチェンが外れるという
事態が起こり得ない。
【0016】したがって、本発明の電動アシスト装置で
は、上記出力用輪体が駆動側チェンスプロケットでな
り、この駆動側チェンスプロケットとその相手方である
従動側チェンスプロケットとに無端チェンが巻き掛けら
れているものであってもよい。
【0017】本発明では、上記回転入力軸の一端部に上
記他方側輪体が軸方向嵌脱可能に支持され、この他方側
輪体の内側で上記一方側輪体が上記回転入力軸に軸方向
嵌脱可能に支持され、これらの一対の輪体の径方向外側
に離脱可能に嵌合されてそれらの輪体を取り囲む円筒体
を有し、その円筒体の端部に具備されて上記回転入力軸
の他端部に嵌合された取付部が、上記回転入力軸の他端
部に回転不能にかつ離脱可能に結合され、上記回転入力
軸に離脱可能に嵌合された弾性体が上記円筒体の内部で
上記一方側輪体を上記他方側輪体に対し弾圧して上記ば
ね圧を発生させていると共に、上記制御機構が、上記一
方側輪体に設けられた可動部材とこの可動部材の位置に
よって上記一方側輪体の上記回転入力軸の軸方向での移
動量を割り出す制御機構本体とを備え、その制御機構本
体が上記円筒体の内部でその円筒体に取り付けられてい
る、という構成を採用することが可能である。この場
合、上記取付部と上記回転入力軸の他端部とが、それら
を貫通するピン孔に抜取り可能に挿入された取付ピンを
介して結合されていることが望ましい。
【0018】この発明によれば、円筒体の取付部を回転
入力軸の他端部から離脱させることによってその円筒体
を一方側輪体や他方側輪体から抜き出すことが可能であ
り、そうして円筒体を抜き出すことによって制御機構の
制御機構本体が円筒体と共に抜き出され、また、一方側
輪体や他方側輪体、ばね体を回転入力軸から抜き出すこ
とも可能であり、さらに、制御機構の可動部材も一方側
輪体と共に回転入力軸から抜き出されるので、分解が容
易で、しかも組立状態では円筒体の中にほゞすべての部
品が収容された状態になるのでコンパクト化を図ること
が容易になる。特に、取付部と回転入力軸の他端部と
が、それらを貫通するピン孔に抜取り可能に挿入された
取付ピンを介して結合されているものでは、取付ピンを
引抜くだけで容易かつ迅速な分解作業を行うことができ
るようになるという利点がある。
【0019】本発明では、上記回転入力軸に自転車の足
踏みペダルが取り付けられ、かつ、上記従動側チェンス
プロケットが上記自転車の後輪に取り付けられているも
のであってもよく、このように構成することによって、
電動アシスト式自転車を得ることができるようになる。
【0020】本発明では、上記一方側輪体に具備された
キー孔に上記回転入力軸に一体に設けられたキー部が嵌
合されることによってその一方側輪体が回転入力軸に軸
方向摺動可能及び相対回転不能に連結されており、上記
他方側輪体に、上記回転入力軸がこの他方側輪体に対し
相対回転して一方側輪体の傾斜面の頂部が他方側輪体の
傾斜面の頂部を乗り越えるまでの間に、上記キー部の上
記キー孔からの突出箇所が回転方向で係合する係合部が
設けられている、という構成を採用することが可能であ
る。
【0021】これによれば、仮にばね体が破損したりそ
の弾圧機能を果たさなくなったりしたような場合でも、
ペダルを踏み込んで回転入力軸を回転させれば、その回
転入力軸のキー部が他方側輪体の係合部に係合してその
他方側輪体を回転させるので、他方側輪体が固着されて
いる駆動側スプロケット(出力用輪体)も回転する。し
たがって、人力で自転車を走行させることが可能にな
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る電動アシスト
装置Aを装備した自転車を示し、電動アシスト装置Aの
出力用輪体を形成している駆動側チェンスプロケット1
と後輪5側の従動側チェンスプロケット2とに無端チェ
ン3が巻き掛けられている。また、従動側チェンスプロ
ケット2には、アシストモータ4の回転軸(不図示)が
連結されていて、アシスト時にはアシストモータ4のト
ルクが従動側チェンスプロケット2を介して後輪5に伝
達されているようになっている。なお、6,6は左右の
ペダル、7,7はクランク部、8はアシストモータ4の
電源としてのバッテリである。
【0023】図2は実施形態に係る電動アシスト装置A
を一部破断して示した縦断側面図、図3は一方側輪体2
0の正面図、図4は図2のIV−IV線に沿う部分の概
略断面図、図5は図2のV−V線に沿う部分の概略断面
図、図6は一方側輪体20と他方側輪体30との組付け
構造を示した縦断側面図、図7は作用説明図、図8は制
御機構80の動作説明図、図9は一対の輪体20,30
の噛合い状態を示す展開説明図、図10は一対の輪体2
0,30の他の噛合い状態を示す展開説明図である。
【0024】図2において、回転入力軸10は周方向反
対側の2箇所に軸方向に延びるキー部12,12を有し
ていると共に、その一端部と他端部にそれぞれ具備され
た一端側取付軸部13と他端側取付軸部14とにペダル
6,6を備えたクランク部7,7が取り付けられてい
る。また、これらの取付軸部13,14が図1で説明し
た自転車の車体に軸受(不図示)を介して回転自在に取
り付けられる。なお、上記キー部12,12の代わりに
スプラインでなる溝形部を回転入力軸10に設けておい
てもよい。
【0025】回転入力軸10には一対の輪体20,30
が嵌合されている。このうち、一方側輪体20は、図3
のように中心孔21とその中心孔21の反対側の2箇所
から径方向外方に張り出したキー孔22,22とを有
し、中心孔21に回転入力軸10が嵌め込まれ、かつ、
2つのキー孔22,22に回転入力軸10のキー部1
2,12が嵌め込まれていることによって、回転入力軸
10に軸方向摺動可能及び相対回転不能に連結されてい
る。ここで、回転入力軸10にキー部12,12の代わ
りにスプラインなどの溝形部が設けられている場合に
は、一方側輪体20にその溝形部に回転不能に嵌合され
る溝形部が設けられて、その溝形部が回転入力軸10の
溝形部に嵌合される。これに対し、他方側輪体30には
凹入状の中心孔部31が具備されていて、図6で類推で
きるように、その中心孔部31は図2の回転入力軸10
の2つのキー部12,12(又は上記溝形部)を回転自
在に収容し得る直径寸法を有している。また、他方側輪
体30には中心孔部31に連通する中心孔32とベアリ
ング収容部33とが備わっていて、図2のように、回転
入力軸10の一端側取付軸部13が中心孔32に摺動回
転自在に貫挿され、かつ、ベアリング収容部33にベア
リング34が設置されていると共に、回転入力軸10の
一端側取付軸部13の基部に形成されている段付面15
が中心孔部31の底面35に摺動自在に突き合わされ、
かつ、回転入力軸10の2つのキー部12,12(又は
上記溝形部)が中心孔部31に回転自在に収容されてい
る。したがって、図2のように、他方側輪体30が回転
入力軸10の一端部に軸方向嵌脱可能に支持されている
と共に、この他方側輪体30の内側で一方側輪体20が
回転入力軸10に軸方向嵌脱可能及び相対回転不能に支
持されている。
【0026】そして、一方側輪体20及び他方側輪体3
0のそれぞれの対向面は互いに噛み合い可能な波形に形
成されている。図9及び図10には一方側輪体20の波
形対向面を展開して符号40で示し、他方側輪体30の
波形対向面を展開して符号50で示してある。これらの
図で判るように、一方側輪体20の波形対向面40は、
逆向き勾配の相隣接する一対の傾斜面41,42によっ
て形作られた山部43と谷部44とを備えているのに対
し、他方側輪体30の波形対向面50も、逆向き勾配の
相隣接する一対の傾斜面51,52によって形作られた
山部53と谷部54とを備えている。図例では、一方側
輪体20の一対の傾斜面41,42が同一勾配に形成さ
れ、他方側輪体30の一対の傾斜面51,52が同一勾
配に形成されている事例を示したけれども、この点は、
一方側輪体20の一対の傾斜面41,42が異なる勾配
に形成され、他方側輪体30の一対の傾斜面51,52
が異なる勾配に形成されていてもよい。要するに、一方
側輪体20の一対の傾斜面41,42と他方側輪体30
の一対の傾斜面51,52との間において、自転車を前
進させる方向にペダル6,6を踏み込んで回転入力軸1
0を正回転させたときに、その回転入力軸10と共に回
転する一方側輪体20の一対の傾斜面41,42のうち
の一方が、他方側輪体30の一対の傾斜面51,52の
うちの一方に係合して一方側輪体20の回転が他方側輪
体30に伝達されるようになっておればよい。図9及び
図10では矢符Rによって回転入力軸10を正回転させ
たときの一方側輪体20の回転方向を示しているので、
この図例では、一方側輪体20の矢符R方向の回転によ
って一方側輪体20の傾斜面42が他方側輪体30の傾
斜面52に係合して一方側輪体20の回転が他方側輪体
30に伝達されるようになっている。
【0027】図2のように、回転入力軸10にはコイル
ばねでなるばね体(弾性体の一例)60が離脱可能に嵌
合されている。また、円筒体70が一対の輪体20,3
0の外側に嵌合されていて、この円筒体70の片側の端
部に具備された取付部71が、回転入力軸10の他端部
に形成されている径小軸部16に嵌合されている。そし
て、取付部71と径小軸部16とが、それらを貫通する
ピン孔72,17に抜取り可能に挿入された取付ピン7
3を介して結合されている。図例では、円筒体70と取
付部71とを2つの部材に分割し、その分割箇所にボー
ルベアリング74を介在して両者を相対回転自在に連結
しているけれども、ボールベアリング74を省略して両
者を連結しておいても、あるいは、円筒体70と取付部
71とを分割せずに一体に形成しておいてもよい。ここ
で、上記ばね体60は、取付部71と一方側輪体20と
の間に圧縮状態で介在されている。そのため、このばね
体60のばね圧によって、一方側輪体20の波形対向面
40が他方側輪体30の波形対向面50に常時弾圧付勢
されている。したがって、図9のように一方側輪体20
と他方側輪体30とが回転ずれを起こしていないときに
は、一方側輪体20の波形対向面40を形成している傾
斜面41,42が他方側輪体30の波形対向面50を形
成している傾斜面51,52にそれぞれ重なり合うのに
対し、図10のように一方側輪体20が他方側輪体30
に対して正方向に回転ずれを起こしているときには、一
方側輪体20の波形対向面40を形成している一方の傾
斜面42が他方側輪体30の波形対向面50を形成して
いる一方の傾斜面52にそれぞれ重なり合う。
【0028】図2において、80は制御機構である。こ
の制御機構80は、一方側輪体20が回転入力軸10の
軸方向に移動する量に見合ってアシストモータ4(図1
参照)のトルクを変化させる機能を有していて、円筒体
70の内部でその円筒体70に取り付けられた制御機構
本体81と、一方側輪体に設けられた可動部材82とを
備えている。すなわち、図8に説明的に示したように、
制御機構本体81は、可動部材82の進退動作を許容す
る空間83を備え、この空間83の外側部分と内側部分
とに複数のフォトセンサーを並べて配備してなる。個々
のフォトセンサーは、1つずつの投光素子84と受光素
子85とを1組として形成されていて、投光素子84か
ら投じられた光を受光素子85で検出するようになって
いる。したがって、可動部材82が上記空間83に進入
して幾つかの投光素子84から投じられた光を遮ると、
それらの投光素子84の相手方である受光素子85によ
って光が検出されなくなる。図例の制御機構80では、
可動部材82によって光が遮られた投光素子84の数が
演算器86で演算され、その演算結果によって図1に示
したアシストモータ4に対する供給電圧が制御される。
そして、可動部材82によって光が遮られた投光素子8
4の数が増えると、アシストモータ4に対する供給電圧
が増大してアシストモータ4のトルクが増大し、その数
が減るとアシストモータ4に対する供給電圧が減少して
アシストモータ4のトルクが減少するようになってい
る。
【0029】また、図2及び図8で判るように、制御機
構本体81がコ字形に形成されているのに対し、可動部
材82は一方側輪体20の背面から同心状に突き出た筒
状に形成されている。したがって、一方側輪体20が回
転入力軸10の軸方向に移動すると、可動部材82が制
御機構本体81の空間83に対して進退動作する。
【0030】次に、図2のように、他方側輪体30の背
面には、大径の出力用輪体90が取付ボルト91を介し
て固着されており、この出力用輪体90に上記円筒体7
0の開放端75が摺動自在に突き合わされている。この
出力用輪体90は、図1に示した駆動側チェンスプロケ
ット1に相当している。なお、円筒体70と他方側輪体
30との間にはボールベアリング76が介在されてい
て、円筒体70と他方側輪体30とが相対回転可能に連
結されている。
【0031】以上のように構成された電動アシスト装置
を備えた自転車を平地走行させた場合や降坂路を走行さ
せた場合には、駆動側チェンスプロケット1を形成して
いる出力用輪体90にそれほど大きな負荷が加わらな
い。そのため、ばね体60によって弾圧付勢されている
一方側輪体20の波形対向面40が図9のように他方側
輪体30の波形対向面50とほとんど回転ずれを生じて
いない状態で噛み合っている。そして、ペダル6,6を
踏み込んで回転入力軸10を正回転させたときには、そ
の回転入力軸10と共に回転する一方側輪体20の傾斜
面42が、他方側輪体30の傾斜面52に係合して一方
側輪体20の回転が他方側輪体30に伝達されるので後
輪5が人力で駆動される。
【0032】これに対し、ペダル6を踏み込むことによ
って自転車を登坂路で走行させた場合などには出力用輪
体90に大きな負荷が加わるようになる。このように、
出力用輪体90に大きな負荷が加わっている場合には、
ペダル6を踏み込んで回転入力軸10と共に一方側輪体
20を正方向に回転させると、一方側輪体20の波形対
向面40を形成している傾斜面42が他方側輪体30の
波形対向面50を形成している傾斜面52に対し摺動し
て図10のように傾斜面42が傾斜面52に乗り上がっ
ていき、そのときの乗上り量に見合う距離だけ一方側輪
体20が回転入力軸10の軸方向(矢符a)に移動す
る。このときの一方側輪体20の移動によって、制御機
構80の可動部材82が制御機構本体81の空間83に
進入して投光素子84から投じられた光を遮ると、可動
部材82によって光が遮られた投光素子84の数が演算
器86で演算され、その演算結果によって図1に示した
アシストモータ4に対する供給電圧が制御されてアシス
トモータ4が起動してアシストモードが切り換わり、ア
シストモータ4のトルクによってアシスト作用が発揮さ
れる。さらに、そのようなアシスト作用が発揮されてい
る間でも、ペダル6の踏込みに要する力が増大する程度
に出力用輪体90の負荷が増大した場合には、一方側輪
体20の傾斜面42の他方側輪体30の傾斜面52に対
する乗上り量が増大するので、それに見合って一方側輪
体20がさらに移動し、可動部材82によって光が遮ら
れる投光素子84の数が増大する。そのため、演算器8
6による演算結果によってアシストモータ4に対する供
給電圧が制御されてアシストモータ4のアシストモード
が切り換わってトルクが増大し、さらに強いアシスト作
用が発揮される。
【0033】出力用輪体90の負荷が減少した場合に
は、ペダル6の踏込み力も減少して一方側輪体20の回
転が他方側輪体30に伝わりやすくなるので、一方側輪
体20の波形対向面40と他方側輪体30の波形対向面
50との噛合い状態が図9の状態に近付いていき、出力
用輪体90の負荷が一定値以下になるとその噛み合い状
態が図9の状態になる。
【0034】上記した2つの場合、すなわち、出力用輪
体90の負荷が増大した場合と減少した場合とのいずれ
の場合においても、駆動側チェンスプロケット1として
の出力用輪体90は定位置で回転し、その軸方向に移動
するような事態は起こらない。そのため、図1のように
駆動側チェンスプロケット1に巻きかけられている無端
チェン3が、駆動側チェンスプロケット1の移動に起因
して外れるという事態は起こり得ない。
【0035】ところで、この実施形態の電動アシスト装
置において、最も起こりやすいトラブルはばね体60の
破損であり、その他の部分にはほとんどトラブルが生じ
ないことが判っている。そして、仮にばね体60が破損
してその弾圧作用が発揮されなくなってしまうと、一方
側輪体20が他方側輪体30に対し弾圧されなくなって
しまうので、ペダル6を踏み込んで回転入力軸10と共
に一方側輪体20を回転させても、その一方側輪体20
の回転が他方側輪体30にうまく伝達されなくなった
り、まったく伝達されなくなったりする。そのため、ば
ね体60が破損してその弾圧作用が発揮されなくなった
状況下では、ペダル6を踏み込んで自転車を自力で走行
させることができなくなってしまう。そこで、この実施
形態では、ばね体60が破損してその弾圧作用が発揮さ
れなくなった状況下でも、ペダル6を踏み込んで自転車
を自力で走行させることができるようにする対策を講じ
てある。
【0036】すなわち、図5〜図7に示したように、他
方側輪体30の中心孔部31の底面35の180度隔て
た2箇所にそれぞれ突起でなる係合部36,36を具備
させ、ばね体60の破損などによって回転入力軸10が
空転する状況下では、その回転入力軸10のキー部1
2,12が図7のようにその係合部36,36に係合す
ることによって、回転入力軸10の回転が直接他方側輪
体30に伝達されるようにしてある。具体的には、回転
入力軸10が他方側輪体30に対し相対回転して一方側
輪体20の傾斜面42の頂部が他方側輪体30の傾斜面
52の頂部を乗り越えるまでの間に、キー部12,12
のキー孔22,22からの突出箇所が回転方向で係合部
36,36に係合するようにしてある。こうしておく
と、ばね体60の弾圧作用が正常に発揮されていて、出
力用輪体90の負荷が極端に大きくないときには、係合
部36にキー部12が係合するという事態は起こらな
い。これに対し、ばね体60の弾圧作用が正常に発揮さ
れていて、出力用輪体90の負荷が極端に大きくなった
ときには、一方側輪体20の傾斜面42の頂部が他方側
輪体30の傾斜面52の頂部を乗り越えるまでの間に、
係合部にキー部12が係合して回転入力軸10の回転が
直接他方側輪体30に伝達されるようになるので、一方
側輪体20の傾斜面42の頂部が他方側輪体30の傾斜
面52の頂部を乗り越えてペダル6の踏み込みに違和感
を生じたり異音を発生したりすることがなくなり、ペダ
ル6の踏み込み感触が損なわれるといった事態が起こら
ない。なお、係合部36の設置箇所を他方側輪体30の
周方向で変更することによって、係合部36にキー部1
2が係合する際の出力用輪体90の負荷の大きさを調節
することが可能である。
【0037】この実施形態では、図2などで説明した構
造を採用していることにより、分解や組立を容易かつ迅
速に行うことが可能であり、しかも、一対の輪体20,
30やばね体60、制御機構80などの各部品がすべて
円筒体70の中に収容されているために全体がコンパク
トになっている。たとえば、分解を行うには、回転入力
軸10からクランク部7を取り外し、他方側輪体30か
ら出力用輪体90を取り外した後、取付ピン73を引き
抜けば、円筒体70、ばね体60、一方側輪体20、他
方側輪体30を、すべて回転入力軸10から抜き出すこ
とができる。したがって、ばね体60が破損した場合の
故障修理やメンテナンスを容易に行うことができる。
【0038】図11は変形例による一対の輪体20,3
0の噛合い状態を示す展開説明図である。同図の事例で
は、一方側輪体20及び他方側輪体30のそれぞれの波
形対向面40,50が鋸歯状に形成されている。この事
例は、図9又は図10で説明した波形対向面40,50
を形成している一対ずつの傾斜面41,42、51,5
2のうちの他方に相当する面(図9及び図10の傾斜面
41,51)を直角に立ち上げた垂直面41´,51´
として形成したものである。これによっても、自転車を
前進させる方向にペダル6,6を踏み込んで回転入力軸
10を正回転させたときに、その回転入力軸10と共に
回転する一方側輪体20の傾斜面42が、他方側輪体3
0の傾斜面52に係合して一方側輪体20の回転が他方
側輪体30に伝達される。その他の事項は、図9及び図
10で説明したところと同様である。
【0039】上記した実施形態では、他方側輪体30の
中心孔部31の底面35の180度隔てた2箇所にそれ
ぞれ突起でなる係合部36,36を具備させることによ
って、ばね体60の破損などによって回転入力軸10が
空転する状況下では、その回転入力軸10のキー部1
2,12が図7のようにその係合部36,36に係合す
ることによって、回転入力軸10の回転が直接他方側輪
体30に伝達されるようにしてあるけれども、この点
は、たとえば、上記係合部36,36を省略し、その代
わりに、図2又は図10に仮想線で示したように円筒体
70の内周側にリング状のストッパ36aを具備させて
おき、一方側輪体20の傾斜面42の頂部が他方側輪体
30の傾斜面52の頂部を乗り越えるまでの間に、その
一方側輪体20の後退によってストッパ36aが一方側
輪体20に当たってその後退を阻止するようにしておい
てもよい。これによっても、ばね体60の弾圧作用が正
常に発揮されていて、出力用輪体90の負荷が極端に大
きくなったときには、一方側輪体20の傾斜面42の頂
部が他方側輪体30の傾斜面52の頂部を乗り越えるま
での間に、ストッパ36aに一方側輪体20が当接して
回転入力軸10の回転が一方側輪体20を介して他方側
輪体30に伝達されるようになるので、一方側輪体20
の傾斜面42の頂部が他方側輪体30の傾斜面52の頂
部を乗り越えてペダル6の踏み込みに違和感を生じたり
異音を発生したりすることがなくなり、ペダル6の踏み
込み感触が損なわれるといった事態が起こらない。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る電動アシス
ト装置は、駆動側チェンスプロケットのような出力用輪
体を軸方向に移動させずにアシストモータのアシストモ
ードが切り換わるようになっているため、駆動側チェン
スプロケットに巻き掛けられている無端チェンが外れて
走行不能に陥るといった事態が起こり得ない。また、構
成部品点数を少なく抑えられて故障時の分解作業やメン
テナンス作業を容易にかつ迅速に行うことができるよう
になる。さらに、一方側輪体と他方側輪体の傾斜面同士
を弾圧させているばね部材が折損したりしてその機能が
果たされなくなったような場合でも、人力でペダルを踏
み込んで自転車を走行させることが可能な電動アシスト
装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動アシスト装置を装備した自転
車の概略側面図である。
【図2】実施形態に係る電動アシスト装置を一部破断し
て示した縦断側面図である。
【図3】一方側輪体の正面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う部分の概略断面図で
ある。
【図5】図2のV−V線に沿う部分の概略断面図であ
る。
【図6】一方側輪体と他方側輪体との組付け構造を示し
た縦断側面図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】制御機構の動作説明図である。
【図9】一対の輪体の噛合い状態を示す展開説明図であ
る。
【図10】一対の輪体の他の噛合い状態を示す展開説明
図である。
【図11】変形例による一対の輪体の噛合い状態を示す
展開説明図である。
【符号の説明】
1 駆動側チェンスプロケット 2 従動側チェンスプロケット 3 無端チェン 4 アシストモータ 5 自転車の後輪 6 ペダル(足踏みペダル) 10 回転入力軸 12 キー部 17,72 ピン孔 20 一方側輪体 22 キー孔 30 他方側輪体 36 係合部 36a ストッパ 42,52 傾斜面 60 ばね体 70 円筒体 71 取付部 73 取付ピン 80 制御機構 90 出力用輪体 81 制御機構本体 82 可動部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に延びる傾斜面を備えた一対の輪
    体の上記傾斜面同士が同心位置で摺動可能に重ね合わさ
    れ、かつ、それらの輪体のうちの一方側輪体が回転入力
    軸に軸方向摺動可能に嵌合され、その一方側輪体が上記
    回転入力軸の軸方向に移動する量に見合ってアシストモ
    ータのトルクを変化させる制御機構を備えた電動アシス
    ト装置において、 一対の上記輪体のうちの他方側輪体が上記回転入力軸に
    定位置相対回転可能に嵌合されていると共に、その他方
    側輪体に上記回転入力軸の回転を出力するための出力用
    輪体が固着され、 上記一方側輪体が上記回転入力軸に相対回転不能に連結
    され、その一方側輪体の上記傾斜面がばね圧によって上
    記他方側輪体の傾斜面に常時弾圧付勢されてそれらの傾
    斜面同士の係合によって一方側輪体の回転が他方側輪体
    に伝達されるようになっていることを特徴とする電動ア
    シスト装置。
  2. 【請求項2】 上記出力用輪体が駆動側チェンスプロケ
    ットでなり、この駆動側チェンスプロケットとその相手
    方である従動側チェンスプロケットとに無端チェンが巻
    き掛けられている請求項1に記載した電動アシスト装
    置。
  3. 【請求項3】 上記回転入力軸の一端部に上記他方側輪
    体が軸方向嵌脱可能に支持され、この他方側輪体の内側
    で上記一方側輪体が上記回転入力軸に軸方向嵌脱可能に
    支持され、これらの一対の輪体の径方向外側に離脱可能
    に嵌合されてそれらの輪体を取り囲む円筒体を有し、そ
    の円筒体の端部に具備されて上記回転入力軸の他端部に
    嵌合された取付部が、上記回転入力軸の他端部に回転不
    能にかつ離脱可能に結合され、上記回転入力軸に離脱可
    能に嵌合された弾性体が上記円筒体の内部で上記一方側
    輪体を上記他方側輪体に対し弾圧して上記ばね圧を発生
    させていると共に、上記制御機構が、上記一方側輪体に
    設けられた可動部材とこの可動部材の位置によって上記
    一方側輪体の上記回転入力軸の軸方向での移動量を割り
    出す制御機構本体とを備え、その制御機構本体が上記円
    筒体の内部でその円筒体に取り付けられている請求項1
    又は請求項2に記載した電動アシスト装置。
  4. 【請求項4】 上記取付部と上記回転入力軸の他端部と
    が、それらを貫通するピン孔に抜取り可能に挿入された
    取付ピンを介して結合されている請求項3に記載した電
    動アシスト装置。
  5. 【請求項5】 上記回転入力軸に自転車の足踏みペダル
    が取り付けられ、かつ、上記従動側チェンスプロケット
    が上記自転車の後輪に取り付けられている請求項1ない
    し請求項4のいずれか1項に記載した電動アシスト装
    置。
  6. 【請求項6】 上記一方側輪体に具備されたキー孔に上
    記回転入力軸に一体に設けられたキー部が嵌合されるこ
    とによってその一方側輪体が回転入力軸に軸方向摺動可
    能及び相対回転不能に連結されており、上記他方側輪体
    に、上記回転入力軸がこの他方側輪体に対し相対回転し
    て一方側輪体の傾斜面の頂部が他方側輪体の傾斜面の頂
    部を乗り越えるまでの間に、上記キー部の上記キー孔か
    らの突出箇所が回転方向で係合する係合部が設けられて
    いる請求項5に記載した電動アシスト装置。
  7. 【請求項7】 上記回転入力軸が上記他方側輪体に対し
    相対回転して上記一方側輪体が後退してその傾斜面の頂
    部が他方側輪体の傾斜面の頂部を乗り越えるまでの間
    に、その一方側輪体に当たってその一方側輪体の後退を
    阻止するリング状のストッパを有する請求項1ないし請
    求項5のいずれか1項に記載した電動アシスト装置。
  8. 【請求項8】 上記一方側輪体が回転入力軸にスプライ
    ンでなる溝形部を介して軸方向摺動可能及び相対回転不
    能に連結されている請求項7に記載した電動アシスト装
    置。
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