JP4714134B2 - 自転車 - Google Patents

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この発明は、三輪又は四輪を有し、ペダル体を下方に踏み込むことで後輪を駆動輪として駆動させて前進走行する自転車の改良に関する。
左右一対のペダルを有し、このペダルを交互に踏み込むことで走行するように構成された三輪車がある。(特許文献1参照)
この種の三輪車や四輪車にあっては、坂道などでの走行をモータによって補助(アシスト)できるようにすることが望まれるところであるが、ペダルを踏んでクランクを回転させる通常の自転車に比べると駆動軸への駆動力の伝達機構が複雑になるため、こうしたモータやその電源装置を単純には搭載させ難いところである。また、この種の自転車にあっては、実用上、その幅は60cm以内である必要があり、この観点からもこうした伝達機構の合理化と適切な配置が望まれるところである。また、特許文献1の三輪車のように一方向ホイールを利用する場合には、これを実用化するにあたっては、坂道などで後退方向に力が作用されたときなどの配慮や、バック(後退走行)への配慮をさらになす必要がある。
実用新案登録第3079137号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の自転車における駆動軸への駆動力の伝達機構を合理的且つ適切に配置されたものとし、これにより自転車のフレーム後部に走行補助のモータやその電源装置を自転車の幅を過大とすることなく搭載できるようにし、さらには、坂道での自転車のバックを防ぐようにすると共に、バックが必要なときにはこれを許容できるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、自転車を以下の(1)〜(7)の構成を備えたものとした。
(1)三輪又は四輪を有し、ペダル体を下方に踏み込むことで後輪を駆動輪として駆動させて前進走行するように構成された自転車であって、
(2)フレーム後部に回転可能に支持された駆動輪の駆動軸と、
(3)ペダル体に連係された第一フリーギアと、第一スプロケットとを備えた入力側回転体と、
(4)入力部分と出力部分とを有する変速機と、この変速機の入力部分に備えられて入力側回転体の第一スプロケットに連係された第二スプロケットと、この変速機の出力部分に備えられる第三スプロケットとを備えてフレーム後部に支持された変速回転体と、
(5)駆動軸に備えられて変速回転体の第三スプロケットに連係された第四スプロケットとを有しており、
(6)前記入力側回転体を駆動軸を中心とした回転可能にこの駆動軸に備えさせてなると共に、
(7)駆動軸又は駆動輪に備えられる第二フリーギアと、
この第二フリーギアのギア部分に掛合部を掛合させるバック阻止位置と、この掛合を解くバック許容位置との間に亘る移動操作可能にフレーム後部に備えられるバックストッパと、
駆動軸に形成されたスプライン部に組み合わされた一方クラッチ体と、
第四スプロケットと他方クラッチ体とを有し駆動軸にこの駆動軸を中心とした回転可能に備えられる第四スプロケット構成体と、
一方クラッチ体の噛み合い部を他方クラッチ体の被噛み合い部に常時押し付けさせる向きにこの一方クラッチ体を付勢する付勢手段と、
バック阻止位置にあるバックストッパをバック許容位置に移動操作したときに一方クラッチ体を付勢手段の付勢に抗して移動させる連係手段とを有している。
ペダル体を踏み込むと、入力側回転体、変速回転体を経由して駆動軸を正転させることができることから、自転車を前進させる向きに駆動輪を正転させることができる。変速回転体によって入力側回転体の正転を変速して駆動輪に伝達することができる。それと共に、入力側回転体は駆動軸を利用してフレーム後部に備えられていることから、これを別段の軸を用いてフレーム後部に備えさせた場合に比べ、機構的に合理的であり、かつ、フレーム後部のスペースを無駄なく利用できる。この結果、駆動軸を正転駆動させるように備えられる図示しないモータおよびその電源装置(バッテリー)を自転車の幅を自転車の幅の実用上の限界とされる60cm以内に納めつつこのフレーム後部に無理なく搭載させて、モータによっても走行可能あるいはモータによって走行をアシスト可能な自転車を適切に構成させることができる。
バックストッパのポジションがバック阻止位置にあるときは、その掛合部によって第二フリーギアのギア部分がフレーム後部に留められることから、このときには自転車の前進走行をもたらす駆動軸の正転のみを許容させることができる。これによって、自転車が前輪を上側にして坂道などにあるなどした場合であっても自転車のバック移動(後方への移動)をこの第二フリーギアとバックストッパとにより阻止させることができる。
また、通常時は、第四スプロケット構成体の他方クラッチ体の被噛み合い部に一方クラッチ体の噛み合い部は付勢手段により押し付けられ両者は噛み合わされることから、入力側回転体と変速回転体とを介してペダル体の踏み込み力は駆動軸の正転力として伝達されることとなり、ペダル体を踏み込めば自転車は前進走行される。自転車のバック移動が必要になった場合、バックストッパをバック許容位置に移動操作すると連係手段によって一方クラッチ体は付勢手段の付勢に抗して駆動軸のスプライン部を移動され、第四スプロケット構成体の他方クラッチ体との前記噛み合いが解かれる。この噛み合いが解かれると、第四スプロケット構成体から駆動軸はフリーになり、さらに、バックストッパからも駆動軸はフリーとなることから、駆動軸と駆動輪のみを逆転させての自転車のバック移動ができるようになる。
この発明にかかる自転車によれば、駆動軸への駆動力の伝達機構を合理的且つ適切に配置されたものとすることができ、これにより自転車のフレーム後部に走行補助のモータやその電源装置を自転車の幅を過大とすることなく搭載できるようにすることができる。また、自転車にバックストッパなどを備えさせて構成させた場合には、坂道での自転車のバックを防ぐと共に、バックが必要なときにはこれを許容することができる。
以下、図1〜図3に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1は、実施の形態にかかる自転車の全体構成を平面視の状態で表しており、また、図2および図3は、かかる自転車のフレーム後部6側の構成を平面視の状態で表している。
この実施の形態にかかる自転車は、三輪又は四輪を有し、ペダル体3を下方に踏み込むことで後輪2を駆動輪2aとして駆動させて前進走行するように構成されたものである。
かかる自転車は、三輪又は四輪のうちの、一輪又は二輪を前輪とし、残りを後輪2とすると共に、ハンドル4を操作することにより前輪1の向きを変えて進行方向を変えることができるように構成される。図示の例では、後輪2を二輪としている。
また、かかる自転車は、前輪1と後輪2との間に位置されるフレーム中央部5にペダル体3を備え、このペダル体3を踏み込むことで後輪2を駆動させて走行するようになっている。図示の例ではかかるペダル体3は、フレーム中央部5に中間部3aを回動可能に組み付けると共に、この回動組み付け位置を挟んだ前側に位置される前バー部3bの先端に踏み板部3cを備えた構成のものとしてある。踏み板部3cを踏み込むと前記回動組み付け位置を挟んだ後側に位置される後バー部3dの先端が前方に移動される。この後バー部3dの先端と後述する第一フリーギア9aとがチェーン7によって連係されており、この踏み込みによって入力側回転体9が回転され変速回転体10を介して駆動輪2aが前進方向に駆動される。かかるペダル体3は、図示しないバネによって前記踏み込みを止めると再び踏み板部3cを上方の元の位置に復帰させるようになっている。図示の例ではまた、かかるペダル体3は左右にそれぞれ備えられており、これに対応して後述する入力側回転体9の第一フリーギア9aも左右にそれぞれ備えられている。
かかる自転車は、
(1)駆動軸8
(2)入力側回転体9
(3)変速回転体10
を備えている。
駆動軸8は、フレーム後部6に回転可能に支持されたている。図示の例では、かかるフレーム後部6は、左右一対の前後フレーム部6a、6aと、この一対の前後フレーム部6a、6aの前端間と後端間とにそれぞれ亘る左右フレーム部6bと、一対の前後フレーム部6a、6aの間において一対の左右フレーム部6b、6b間に亘る中間フレーム部6cとから構成されている。自転車の中心線x位置において前側に位置される左右フレーム部6bにパイプ状をなすフレーム中央部5の後端が接続されている。駆動軸8は、中心線xに直交する向きに軸線を配するように、自転車の左側に位置される前後フレーム部6aと中間フレーム部6cとによって、ベアリング8aを介してフレーム後部6に回転可能に支持されている。この駆動軸8における自転車の左側に位置される前後フレーム部6aの外側に位置される軸端部が駆動輪2aとしての左側の後輪2のハブに止め付けられている。図示の例では、この駆動軸8の軸線上に軸線を配するようにして自転車の右側に位置される前後フレーム部6aに右側の後輪2bが支持されている。
入力側回転体9は、ペダル体3に連係された第一フリーギア9aと、第一スプロケット9bとを備えている。図示の例では、入力側回転体9は、筒両端間に第一スプロケット9bを一体に備えた筒体9cにおけるこの第一スプロケット9bを挟んだ両側にそれぞれ第一フリーギア9aを取り付けることで構成されている。右側のペダル体3と右側の第一フリーギア9aとがチェーン7によって連係され、左側のペダル体3と左側の第一フリーギア9aとがチェーン7によって連係されている。第一フリーギア9aは、前記筒体9cへの固着部分と、ギア部分とを備えており、ギア部分を正転させる向きの力がこのギア部分に作用されたときは固着部分を一緒に回転させひいては入力側回転体9全体を正転させるが、ギア部分を逆転させる向きの力がこのギア部分に作用されたときはギア部分のみが逆転又は相対的に逆転されるように構成されている。図示の例では、ペダル体3を踏み込んだときにこのペダル体3と第一フリーギア9aとを連係させるチェーン7を介して入力側回転体9が正転され、この踏み込みを止めたときにその第一フリーギア9aのギア部分の回転が止められてもこの第一フリーギア9aを除く入力側回転体9の正転を妨げることがないようになっている。
変速回転体10は、入力部分と出力部分とを有する変速機10aと、この変速機10aの入力部分に備えられて入力側回転体9の第一スプロケット9bに連係された第二スプロケット10bと、この変速機10aの出力部分に備えられる第三スプロケット10cとを備えている。図示の例では、かかる変速回転体10は、駆動軸8の後方において、フレーム後部6の中間フレーム部6cと自転車の左側においてこの中間フレーム部6cとの間に間隔を開けて自転車の後側に位置される左右フレーム部6bから前方に突き出すブラケット部6dとの間に亘るように設けられフレーム後部6に固着された、軸線を左右方向に配した固定軸10dを内側に通して、フレーム後部6に支持されている。そして、入力側回転体9の第一スプロケット9bと第二スプロケット10bとを連係させるチェーン11を介して第一スプロケット9bが正転されたときに一緒に正転される入力部分の回転を、変速させて出力部分に伝達するように構成されている。変速機10aは図示しないハンドル4側からの図示しないワイヤの操作により変速比を切り替えるようになっている。かかる変速回転体10は、例えば、ハブ内装三段変速機に第三スプロケット10cを組み合わせることで構成させることができる。
そして、この実施の形態にあっては、前記駆動軸8に変速回転体10の第三スプロケット10cに連係された第四スプロケット8cが備えられている。それと共に、前記入力側回転体9を駆動軸8を中心とした回転可能にこの駆動軸8に備えさせている。
図示の例では、フレーム後部6の枠内において、駆動軸8の長さ方向略中程の位置に第四スプロケット8cが備えられていると共に、この第四スプロケット8cと駆動軸8の右側の軸端部との間においてこの駆動軸8を前記筒体9cの内側に通してこの駆動軸8に入力側回転体9を備えさせている。(つまり、駆動軸8に入力側回転体9を遊嵌させている。)
ペダル体3を踏み込むと、入力側回転体9、変速回転体10を経由して駆動軸8を正転させることができることから、自転車を前進させる向きに駆動輪2aを正転させることができる。変速機10aをハブ内装三段変速機としておけばその作用により出力部分側からは回転力が入力部分に伝わることがなく、例えば自転車を坂道で重力により前進走行させるときは入力側回転体9側には回転力が伝達されない。変速回転体10によって入力側回転体9の正転は変速されて駆動輪2aに伝達される。それと共に、入力側回転体9は駆動軸8を利用してフレーム後部6に備えられていることから、これを別段の軸を用いてフレーム後部6に備えさせた場合に比べ、機構的に合理的であり、かつ、フレーム後部6のスペースを無駄なく利用できる。この結果、駆動軸8を正転駆動させるように備えられる図示しないモータおよびその電源装置(バッテリー)を自転車の幅を自転車の幅の実用上の限界とされる60cm以内に納めつつこのフレーム後部6に無理なく搭載させて、モータによっても走行可能あるいはモータによって走行をアシスト可能な自転車を適切に構成させることができる。
また、この実施の形態にあっては、前記駆動軸8に第二フリーギア12が備えられている。この第二フリーギア12は駆動輪2aのハブ側に取り付けさせておくこともできる。図示の例では、駆動軸8における自転車の左側に位置される前後フレーム部6aの外面と駆動輪2aとの間にある部分に第二フリーギア12が備えられている。この第二フリーギア12は第一フリーギア9aと同様に構成されており、駆動軸8への固着部分とギア部分とを備えている。そして、かかる第二フリーギア12は、ギア部分が後述するバックストッパ13を介してフレーム後部6に留められた状態において駆動軸8の正転は許容するが駆動軸8の逆転は許容しないようになっている。
そして、この実施の形態にあっては、かかる第二フリーギア12のギア部分(スプロケット)に掛合部13aを掛合させるバック阻止位置と、この掛合を解くバック許容位置との間に亘る移動操作可能にフレーム後部6にバックストッパ13が備えられている。図示の例では、かかるバックストッパ13は、フレーム後部6の自転車の左側に位置される前後フレーム部6aに中間部13bを回動可能に組み付けられこの中間部13bを挟んだ下端側に前記掛合部13aを備え且つ上端側を操作部13cとしたレバー状をなすように構成されている。かかる掛合部13aは、例えば、第二フリーギア12のギア部分に噛み合うチェーンの一部をバックストッパ13の下端に固着させることで形成させることができる。そして、この操作部13cを利用して前記バック阻止位置(ポジション)とバック許容位置(ポジション)とに亘る回動操作ができるようになっている。
バックストッパ13のポジションがバック阻止位置にあるときは、(図2)その掛合部13aによって第二フリーギア12のギア部分がフレーム後部6に留められることから、このときには自転車の前進走行をもたらす駆動軸8の正転のみを許容させることができる。これによって、自転車が前輪1を上側にして坂道などにあるなどした場合であっても自転車のバック移動(後方への移動)をこの第二フリーギア12とバックストッパ13とにより阻止させることができる。
また、この実施の形態にあっては、さらに、駆動軸8に形成されたスプライン部8fに組み合わされた一方クラッチ体14と、
第四スプロケット8cと他方クラッチ体8dとを有し駆動軸8にこの駆動軸8を中心とした回転可能に備えられる第四スプロケット構成体8bと、
一方クラッチ体14の噛み合い部14aを他方クラッチ体8dの被噛み合い部8eに常時押し付けさせる向きにこの一方クラッチ体14を付勢する付勢手段15と、
バック阻止位置にあるバックストッパ13をバック許容位置に移動操作したときに一方クラッチ体14を付勢手段15の付勢に抗して移動させる連係手段とを有している。
第四スプロケット構成体8bは、駆動軸8を内側に通した筒状をなすと共にその筒一端側に第四スプロケット8cをその筒他端側に他方クラッチ体8dを備えこの駆動軸8を中心に回転されるようになっている。また、一方クラッチ体14は、駆動軸8に形成されたスプライン部8fを通してこれに嵌る円盤状をなし駆動軸8の軸線方向にのみ移動可能な状態でこの駆動軸8に組み合わされている。図示の例では、第四スプロケット構成体8bにおける自転車の左側に向けられた側に他方クラッチ体8dが備えられ、駆動軸8におけるこの第四スプロケット構成体8bと自転車の左側に位置される前後フレーム部6aの内面との間に一方クラッチ体14が備えられている。一方クラッチ体14の他方クラッチ体8d側に向けられた面が噛み合い部14aとされ、他方クラッチ体8dの一方クラッチ体14に向けられた面が被噛み合い部8eとされる。図示の例では、一方クラッチ体14の噛み合い部14aはこの一方クラッチ体14の端面に凹所を形成させることで構成され、他方クラッチ体8dの被噛み合い部8eはこの他方クラッチ体8dの端面にかかる凹所に納まる突所を形成させることで構成されている。そして図示の例では、一方クラッチ体14の噛み合い部14aの形成側と反対の端面にバネ一端を接しさせ且つバネ他端を自転車の左側に位置される前後フレーム部6aの内面に接しさせるように駆動軸8に巻回された付勢手段15としての圧縮コイルバネの弾性により通常時は一方クラッチ体14の噛み合い部14aと他方クラッチ体8dの被噛み合い部8eとが噛み合わされるようになっている。
連係手段は、一方クラッチ構成体に対する引っかかり部16を備えたクラッチ解除体と、バック阻止位置にあるバックストッパ13をバック許容位置に移動操作したときにこの引っかかり部16を前記バネの付勢に抗する向きに移動させるワイヤなどの図示しない連係体とから構成されている。この連係手段によってバックストッパ13をバック許容位置に移動操作すると駆動軸8のスプライン部8fにより他方クラッチ体8dの被噛み合い部8eとの噛み合いを解く位置まで一方クラッチ体14を移動させることができるようになっている。(図3)
通常時は、第四スプロケット構成体8bの他方クラッチ体8dの被噛み合い部8eに一方クラッチ体14の噛み合い部14aは付勢手段15により押し付けられ両者は噛み合わされることから、入力側回転体9と変速回転体10とを介してペダル体3の踏み込み力は駆動軸8の正転力として伝達されることとなり、ペダル体3を踏み込めば自転車は前進走行される。自転車のバック移動が必要になった場合、バックストッパ13をバック許容位置に移動操作すると連係手段によって一方クラッチ体14は付勢手段15の付勢に抗して駆動軸8のスプライン部8fを移動され、第四スプロケット構成体8bの他方クラッチ体8dとの前記噛み合いが解かれる。この噛み合いが解かれると、第四スプロケット構成体8bから駆動軸8はフリーになり、さらに、バックストッパ13からも駆動軸8はフリーとなっていることから、駆動軸8と駆動輪2aのみを逆転させての自転車のバック移動ができるようになる。
自転車の平面構成図 同要部平面構成図 同要部平面構成図
符号の説明
2 後輪
2a 駆動輪
3 ペダル体
6 フレーム後部
8 駆動軸
8c 第四スプロケット
9 入力側回転体
9a 第一フリーギア
9b 第一スプロケット
10 変速回転体
10a 変速機
10b 第二スプロケット
10c 第三スプロケット

Claims (1)

  1. 三輪又は四輪を有し、ペダル体を下方に踏み込むことで後輪を駆動輪として駆動させて前進走行するように構成された自転車であって、
    フレーム後部に回転可能に支持された駆動輪の駆動軸と、
    ペダル体に連係された第一フリーギアと、第一スプロケットとを備えた入力側回転体と、
    入力部分と出力部分とを有する変速機と、この変速機の入力部分に備えられて入力側回転体の第一スプロケットに連係された第二スプロケットと、この変速機の出力部分に備えられる第三スプロケットとを備えてフレーム後部に支持された変速回転体と、
    駆動軸に備えられて変速回転体の第三スプロケットに連係された第四スプロケットとを有しており、
    前記入力側回転体を駆動軸を中心とした回転可能にこの駆動軸に備えさせてなると共に、
    駆動軸又は駆動輪に備えられる第二フリーギアと、
    この第二フリーギアのギア部分に掛合部を掛合させるバック阻止位置と、この掛合を解くバック許容位置との間に亘る移動操作可能にフレーム後部に備えられるバックストッパと、
    駆動軸に形成されたスプライン部に組み合わされた一方クラッチ体と、
    第四スプロケットと他方クラッチ体とを有し駆動軸にこの駆動軸を中心とした回転可能に備えられる第四スプロケット構成体と、
    一方クラッチ体の噛み合い部を他方クラッチ体の被噛み合い部に常時押し付けさせる向きにこの一方クラッチ体を付勢する付勢手段と、
    バック阻止位置にあるバックストッパをバック許容位置に移動操作したときに一方クラッチ体を付勢手段の付勢に抗して移動させる連係手段とを有していることを特徴とする自転車。
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