JPH09277542A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH09277542A
JPH09277542A JP12233796A JP12233796A JPH09277542A JP H09277542 A JPH09277542 A JP H09277542A JP 12233796 A JP12233796 A JP 12233796A JP 12233796 A JP12233796 A JP 12233796A JP H09277542 A JPH09277542 A JP H09277542A
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JP
Japan
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wiping
cleaning
print head
ink
unit
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Application number
JP12233796A
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English (en)
Inventor
Takesada Hirose
武貞 広瀬
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH09277542A publication Critical patent/JPH09277542A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ヘッドのインク吐出面のワイピング性能
を向上させ、吐出回復性能の向上を図る。 【解決手段】 キャリッジ手段10は、前記印字ヘッド
1を保持し印字桁方向に移動する。ワイピング手段3
は、印字ヘッド1のノズル面の汚れを除去し、クリーニ
ング手段4は、ワイピング手段3の汚れを除去する。移
動手段5は、ワイピング手段3をインク吐出口形成面を
ワイピングする位置まで移動させる。ワイピング手段3
による印字ヘッド1のワイピング回数が設定可能で、ヘ
ッド1の吐出面の付着物を効率的に除去する。又、ワイ
ピング手段3をクリーニング手段4でクリーニングする
回数も設定可能で、ワイピング性能を維持し、吐出回復
性能を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イングジェット記
録装置、より詳細には、インクジェット記録装置におけ
るヘッドのインク吐出回復装置、換言すれば、印字ヘッ
ドのワイピング装置及び該ワイピング手段のクリーニン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置においては、長
時間インク吐出が行なわれない場合等には次のような問
題が生じる。 インクの蒸発等によりインク液室内に気泡が混入し、
インクの吐出ができなくなる。 インク吐出口近傍のインクの蒸発により、インク吐出
量が不安定となり画像品質が低下する。 インクの増粘によりインク吐出不良を生じたり、イン
クの固化によりインク不吐出を生じる。 インク吐出口形成面の吐出口近傍にインク滴や増粘イ
ンクや塵埃が付着すると、インク吐出方向が偏向し画像
品質が低下する。
【0003】また、記録装置の初期設置時に始めてイン
クカートリッジをセットして印字を開始する場合や、イ
ンクカートリッジのインクがなくなり、カートリッドを
交換して印字を再開する場合には、次のような問題が生
じる。 多量の気泡がインク液室内に存在しインクの吐出がで
きなくなる。 インク吐出口形成面のインク吐出口近傍にインク滴や
塵埃が付着し、インク吐出方向が偏向し画像品質が低下
する。
【0004】上記不具合を解決するためインクジェット
記録装置では、従来、以下のようないくつかの回復モー
ドでインクの吐出回復を行なっている。例えば、長時間
吐出が行なわれない場合(リフレッシュモード)等に
は、 インク吐出口近傍のインク排出するため、記録時以外
にインク吐出を行なわせ、インク液路内のリフレッシュ
を行なう。 インク吐出口から吸引等の手段で強制的にインクの排
出を行なう。 吐出口形成面を弾性部材でワイピングし、インク吐出
口近傍の付着物を清掃する。 前記の組合せで吐出回復をおこなう。
【0005】また、記録装置の初期設置時やインクカー
トリッド交換時(充填モード)には、 インク吐出口から吸引等の手段で強制的にインク排出
を行なう。 インク吐出口形成面を弾性部材でワイピングし、イン
ク吐出口近傍の付着物を清掃する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以下に
述ベる様に、従来の吐出回復方法ではインク液室内の気
泡は除去できるが、インク吐出口近傍の付着物を除去し
きれないという問題がある。キャップを用いてインクを
強制的に排出すると、強制排出されたインクの一部が記
録ヘッドのインク吐出口形成面に付着する。続いて、ワ
イパにてインク吐出口形成面のワイピングを行なうが、
この際、付着インクの量が多いと、インク吐出口近傍の
インクを除去しきれないで、残ってしまい、インク吐出
不具合を生じる事がある。
【0007】インク吐出口近傍にインクの付着しやすい
状態としては、 充填モードの様にインク吸引量の多い場合、インク吐
出面のインク付着量が多くなる。 複数ヘッドを搭載して印字を行なうカラー記録時、イ
ンクの違いにより吐出面の濡れ状態が違い、濡れやすい
インクを吐出するヘッドの吐出面は吸引後のインク付着
量が多い。 複数ヘッドを搭載して印字を行なう場合、ヘッドを順
次ワイピングしてゆくと、後のヘッドほどワイパ自身の
インクによる濡れが多くなり、吸引、ワイピング後の吐
出面の残インク量が増す。 等のケースがある。
【0008】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、ヘッド吐出面のワイピングの性能を向上さ
せ、インク吐出回復性能の向上が図れるインク吐出性能
回復方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、印字
ヘッドを印字桁方向に沿って走査することにより印字を
行なうインクジェット記録装置において、前記印字ヘッ
ドを保持し印字桁方向に移動するキャリッジ手段と、前
記印字ヘッドのノズル面の汚れを除去するワイピング手
段と、該ワイピング手段の汚れを除去するクリーニング
手段と、前記ワイピング手段を前記印字ヘッドのインク
吐出口形成面をワイピングする位置まで移動させる移動
手段を有し、前記ワイピング手段による印字ヘッドのワ
イピング回数設定手段及び前記クリーニング手段による
前記ワイピング手段のクリーニング回数設定手段を有す
ることを特徴とし、もって、ヘッドの吐出面をワイピン
グ手段でワイピングする回数を設定して、ヘッドの吐出
面の付着物を効率的に除去し、又、ワイピング手段をク
リーニング手段でクリーニングする回数を設定でき、ワ
イピング性能を維持し、吐出回復性能の向上を図ったも
のである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の発明
において、複数の印字ヘッドを印字桁方向に沿って走査
することによって、印字を行なうことを特徴とし、もっ
て、複数ヘッドを搭載したイングジェット記録装置にお
いても、請求項1の発明と同様に、吐出回復性能の向上
が図れるようにしたものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の発明において、前記ワイピング手段による印字ヘッド
のワイピング回数を、印字ヘッドの回復モードに応じて
設定可能にしたことを特徴とし、もって、ヘッド吐出面
のワイピング回数を、ヘッドの回復モードに応じて設定
できるようにし、ヘッドの吐出面の付着物を、付着量に
応じたワイピング回数で効率的に除去できるようにした
ものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項2に記載の発明
において、前記ワイピング手段による印字ヘッドのワイ
ピング回数を、印字ヘッドの種類に応じて設定可能にし
たことを特徴とし、もって、ヘッド吐出面のワイピング
回数を、ヘッドの種類(インクの種類)に応じて設定で
きるようにし、ヘッドの吐出面の付着物を、付着量に応
じたワイピング回数で効率的に除去できるようにしたも
のである。
【0013】請求項5の発明は、請求項1又は2に記載
の発明において、前記ワイピング手段のクリーニング
は、前記クリーニング手段を前記ワイピング手段をクリ
ーニングする位置まで移動させる移動手段を有し、前記
クリーニング手段が前記クリーニング位置において前記
キャリッジ手段と連動して動くことにより行なわれるよ
うにしたことを特徴とし、もって、ワイピング手段を清
掃するクリーニング手段を、キャリッジと連動させて駆
動させ、特別な駆動源を必要とせず、また、任意回数の
クリーニングを実行でき、ワイピング手段の清掃を効率
的に行なえ、ワイピング手段の性能を維持することがで
きるようにしたものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項1又は2に記載
の発明において、前記クリーニング手段による前記ワイ
ピング手段のクリーニングは、そのクリーニング回数が
前記ワイピング手段による印字ヘッドのワイピング回数
に応じて設定可能にたことを特徴とし、もって、クリー
ニング手段によるワイピング手段のクリーニング回数
を、ワイピング手段によるヘッド吐出面のワイピング回
数に応じて設定してワイピング手段の性能を維持し、ヘ
ッドの吐出回復性能の向上が図れるようにしたものであ
る。
【0015】請求項7の発明は、請求項1又は2に記載
の発明において、前記クリーニング手段による前記ワイ
ピング手段のクリーニングは、そのクリーニング回数が
前記印字ヘッドの回復モードに応じて設定可能にしたこ
とを特徴とし、もって、クリーニング手段によるワイピ
ング手段のクリーニング回数を、ヘッドの回復モードに
応じて設定でき、ワイピング手段の性能を維持し、ヘッ
ドの吐出回復性能の向上が図れるようにしたものであ
る。
【0016】請求項8の発明は、請求項2に記載の発明
において、前記クリーニング手段による前記ワイピング
手段のクリーニングは、そのクリーニング回数が前記印
字ヘッドの種類に応じて設定可能にしたことを特徴と
し、もって、クリーニング手段によるワイピングのクリ
ーニング回数を、ヘッドの種類に応じて設定でき、ワイ
ピング手段の性能を維持することができ、ヘッドの吐出
性能の向上が図れるようにしたものである。
【0017】請求項9の発明は、請求項2に記載の発明
において、前記ワイピング手段により印前記字ヘッドを
順次ワイピングする場合、その順序に応じて各印字ヘッ
ドのワイピング回数を設定可能にしたことを特徴とし、
もって、ワイピング手段により複数のヘッドを順次ワイ
ピングする場合、ワイピングの順序に応じてワイピング
の回数を設定でき、ワイピング手段自身のインク付着が
多くなる後の方のヘッドでも、ワイピング手段の性能を
維持することができ、ヘッドの吐出性能の向上が図れる
ようにしたものである。
【0018】請求項10の発明は、請求項2に記載の発
明において、前記ワイピング手段により前記印字ヘッド
を順次ワイピングする場合、その順序に応じてクリーニ
ング手段によるワイピング手段のクリーニング回数を設
定可能にしたことを特徴とし、もって、ワイピング手段
により複数のヘッドを順次ワイピングする場合、ワイピ
ングの順序に応じてクリーニング手段によるワイピング
手段のクリーニング回数を設定でき、ワイピング手段自
身のインク付着が多くなる後の方のヘッドでも、ワイピ
ング手段の性能を維持することができ、ヘッドの吐出性
能の向上が図れるようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるインクジェ
ットプリンタの概略構成図で、図中、1は印字ヘッド、
3はワイピング手段、4はクリーニング手段、5はワイ
ピング移動手段、6はクリーニング移動手段、10はキ
ャリッジ、11はキャップ、15はインクカートリッ
ジ、16はガイドシャフト、17はモータ、18は記録
紙、19はプラテンローラ、20はポンプ、この図は、
単一ヘッド1で印字を行なうプリンタの例で、キャリッ
ジ10はヘッド1、インクカートリッジ15を搭載しモ
ータ17によりガイドシャフト16に沿って走査され、
プラテンローラ19により搬送される記録紙18上にヘ
ッド1よりインクを印写して記録を行なう。
【0020】図2は、他のインクジェットプリンタの概
略構成図で、図中、30はキャリッジ、31〜34は印
字ヘッド、35はワイピング手段、36はクリーニング
手段、37〜40はインクカートリッジ、41はワイピ
ング移動手段、42はモータ、43はガイドシャフト、
44は記録紙、45はプラテンローラ、46はクリーニ
ング移動手段で、このインクジェットプリンタは、複数
ヘッド31〜34で印字を行なうものの例で、キャリッ
ジ30はヘッド31〜34、インクカートリッジ37〜
40を搭載しモータ42によりシャフト43に沿って走
査され、プラテンローラ45により搬送される記録紙4
4上にヘッド31〜34よりインクを印写して記録を行
なう。
【0021】図3は、本発明によるワイピング手段とク
リーニング手段を説明するための要部斜視図で、図中、
7はワイピングホルダ、8はクリーニングホルダ、9は
固定板、21,22,26,27,47,48はガイド
ピン、23,28はカム、24はカム軸、29は溝、図
1に示した単一ヘッドの場合と図2に示した複数ヘッド
の場合のワイピング手段3,35とクリーニング手段
4,36とは全く同じ構成なので、ここでは図1の構成
を使用して説明する。
【0022】ワイピング手段3は弾性体(ゴム、プラス
チック)のブレードにより形成されており、ホルダ7に
より保持されている。ホルダ7には溝7aが設けられて
おりガイドピン21,22にガイドされ上下に移動可と
なっている。ホルダ7の下端は軸24に固定されたカム
23に接しており、軸24,カム23の回転に伴いワイ
ピング手段3を上下させる。クリーニング手段4はイン
クの吸収体で形成されており固定板9に取付けられてい
る。固定板9は側論のピン47,48でホルダ8の溝2
9にキャリジ10の移動方向にスライド可能に支持され
る(反対側の側面も図示しないが同一構成)。ホルダ8
には、溝8aが設けられておりガイドピン26,27に
ガイドされ上下に移動可となっている。ホルダ8の下端
は軸24に固定されたカム28に接しており、軸24、
カムの回転に伴いクリーニング手段4を上下させる。
【0023】図4は、ヘッド1のワイピング状態を説明
するための図で、カム5を上昇位置に回転してきてお
り、ホルダ7、ワイピング手段3が上昇しワイピング位
置に位置決めされる。キャリッジ10が移動してきてヘ
ッド吐出口面2をワイピング手段3がワイピングする。
ワイピング時には、クリーニング手段4はキャリッジ1
0と当接しない位置に下降している。
【0024】図5は、ワイピング時のヘッド1とワイピ
ング手段3の状態を説明するための図で、同図は、ヘッ
ド吐出口面2がワイピング手段3により清掃され、付着
物(インク、塵埃等)49が掻きとられる様子を示して
いる。
【0025】図6は、クリーニング手段4によるワイピ
ング手段3のクリーニング状態を説明するための図で、
図6(A)は正面図、図6(B)は図6(A)のクリー
ニクグ状態を右側から見た側面図で、カム28が上昇位
置に回転してきており、ホルダ8、クリーニング手段4
が上昇しクリーニング位置に位置決めされる。カム23
は下降位置に回転してきており、ワイピング手段3は下
降位置に下がっている。キャリッジ10が移動してきて
固定板9の折り曲部9aに当たり、クリーニング手段4
を押してワイピング手段3に接触させクリーニングを行
なう。
【0026】図7は、インク吐出口50からインクを強
制的に吸引排出するたるのキャップ11とヘッド1の関
係を説明するための図で、ヘッド1の吐出口形成面2に
キャップ11を密着させポンプにつながる吸引口12よ
り吸引し吐出口50よりインクを排出させる。キャップ
11には、もう一つ大気開放用の口があり、これに繋げ
られたチューブの先は大気開放弁になっており(図示せ
ず)、ポンプ吸引時には閉じられ、待機時には開かれ
る。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によると、印字ヘッドを
印字桁方向に沿って走査することにより印字を行なうイ
ンクジェット記録装置において、前記印字ヘッドを保持
し印字桁方向に移動するキャリッジ手段と、印字ヘッド
のノズル面の汚れを除去するワイピング手段と、ワイピ
ング手段の汚れを除去するクリーニング手段と、ワイピ
ング手段を吐出口形成面をワイピングする位置まで移動
させる移動手段を設け、前記ワイピング手段による印字
ヘッドのワイピング回数が設定可能で、前記クリーニン
グ手段による前記ワイピング手段のクリーニング回数が
設定可能にし、ヘッドの吐出面をワイピング手段でワイ
ピングする回数を設定できるので、ヘッドの吐出面の付
着物を効率的に除去でき、又、ワイピング手段をクリー
ニング手段でクリーニングする回数を設定できるので、
ワイピング性能を維持でき、吐出回復性能の向上が図れ
る。
【0028】請求項2の発明によると、請求項1の発明
において、複数の印字ヘッドを印字桁方向に沿って走査
することによって印字を行なうようにしたもので、複数
ヘッドを搭載したイングジェット記録装置においても、
請求項1の発明と同様に、吐出回復性能の向上を図れる
ようにしたものである。
【0029】請求項3の発明によると、請求項1又は2
の発明において、前記ワイピング手段による印字ヘッド
のワイピング回数を、印字ヘッドの回復モードに応じて
設定可能にし、ヘッド吐出面のワイピング回数を、ヘッ
ドの回復モードに応じて設定できるので、ヘッドの吐出
面の付着物を、付着量に応じたワイピング回数で効率的
に除去できる。
【0030】請求項4の発明によると、請求項2の発明
において、前記ワイピング手段による印字ヘッドのワイ
ピング回数を、印字ヘッドの種類に応じて設定可能に
し、ヘッド吐出面のワイピング回数を、ヘッドの種類
(インクの種類)に応じて設定できるようにしたので、
ヘッドの吐出面の付着物を、付着量に応じたワイピング
回数で効率的に除去できる。
【0031】請求項5の発明によると、請求項1又は2
の発明において、前記ワイピング手段のクリーニングは
前記クリーニング手段を前記ワイピング手段をクリーニ
ングする位置まで移動させる移動手段を設けるととも
に、クリーニング手段がクリーニング位置においてキャ
リッジ手段と連動して動くことにより行なわれ、ワイピ
ング手段を清掃するクリーニング手段を、キャリッジと
連動させて駆動させるようにしたので、特別な駆動源を
必要とせず、また、任意回数のクリーニングを実行で
き、ワイピング手段の清掃を効率的に行なえ、ワイピン
グ手段の性能を維持することがてき、ヘッドの吐出回復
性能の向上を図ることができる。
【0032】請求項6の発明によると、請求項1又は2
の発明において、前記クリーニング手段によるワイピン
グ手段のクリーニング回数を、ワイピング手段による印
字ヘッドのワイピング回数に応じて設定可能にし、クリ
ーニング手段によるワイピング手段のクリーニング回数
を、ワイピング手段によるヘッド吐出面のワイピング回
数に応じて設定できるようにしたので、ワイピング手段
の性能を維持することができ、ヘッドの吐出回復性能の
向上を図ることができる。
【0033】請求項7の発明によると、請求項1又は2
の発明において、前記クリーニング手段によるワイピン
グ手段のクリーニング回数を、印字ヘッドの回復モード
に応じて設定可能にし、クリーニング手段によるワイピ
ング手段のクリーニング回数を、ヘッドの回復モードに
応じて設定できるようにしたので、ワイピング手段の性
能を維持することができ、ヘッドの吐出回復性能の向上
を図ることができる。
【0034】請求項8の発明によると、請求項2の発明
において、前記クリーニング手段によるワイピング手段
のクリーニング回数を、印字ヘッドの種類に応じて設定
可能にし、クリーニング手段によるワイピングのクリー
ニング回数を、ヘッドの種類に応じて設定できるように
したので、ワイピング手段の性能を維持することがで
き、ヘッドの吐出性能の向上を図ることができる。
【0035】請求項9の発明によると、請求項2の発明
において、前記ワイピング手段により印字ヘッドを順次
ワイピングする場合、その順序に応じて各ヘッドのワイ
ピング回数を設定可能にし、ワイピング手段により複数
のヘッドを順次ワイピングする場合、ワイピングの順序
に応じてワイピングの回数を設定できるようにしたの
で、ワイピング手段自身のインク付着が多くなる後の方
のヘッドでも、ワイピング手段の性能を維持することが
でき、ヘッドの吐出性能の向上を図ることができる。
【0036】請求項10の発明によると、請求項2の発
明において、前記ワイピング手段により印字ヘッドを順
次ワイピングする場合、その順序に応じてクリーニング
手段によるワイピング手段のクリーニング回数を設定可
能にし、ワイピング手段により複数のヘッドを順次ワイ
ピングする場合、ワイピングの順序に応じてクリーニン
グ手段によるワイピング手段のクリーニング回数を設定
できるようにしたので、ワイピング手段自身のインク付
着が多くなる後の方のヘッドでも、ワイピング手段の性
能を維持することができ、ヘッドの吐出性能の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインクジェットプリンタの一例
を説明するための概略構成図である。
【図2】 本発明によるインクジェットプリンタの他の
例を説明するための概略構成図である。
【図3】 本発明によるワイピング手段とクリーニング
手段を説明するための要部斜視図である。
【図4】 印字ヘッドのワイピング動作を説明するため
の図である。
【図5】 ワイピング時の印字ヘッドとワイピング手段
の状態を説明するための図である。
【図6】 クリーニング手段によるワイピング手段のク
リーニング動作を説明するための図である。
【図7】 インク吐出口からインクを強制的に吸引排出
するたるのキャップと印字ヘッドの関係を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1,31〜34…印字ヘッド、2…ヘッド吐出面、3,
35…ワイピング手段、4,36…クリーニング手段、
5,41…ワイピング移動手段、6,46…クリーニン
グ移動手段、7…ワイピングホルダ、8…クリーニング
ホルダ、9…固定板、10,30…キャリッジ、11…
キャップ、12…吸引口、13…大気開放用口、14…
液流路、15,37〜40…インクカートリッジ、1
6,43…ガイドシャフト、17,42…モータ、1
8,44…記録紙、19,45…プラテンローラ、20
…ポンプ、21,22,26,27,47,48…ガイ
ドピン、23,28…カム、24…カム軸、29…溝、
49…付着物、50…インク吐出口。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを印字桁方向に沿って走査す
    ることにより印字を行なうインクジェット記録装置にお
    いて、前記印字ヘッドを保持し印字桁方向に移動するキ
    ャリッジ手段と、前記印字ヘッドのノズル面の汚れを除
    去するワイピング手段と、該ワイピング手段の汚れを除
    去するクリーニング手段と、前記ワイピング手段を前記
    印字ヘッドのインク吐出口形成面をワイピングする位置
    まで移動させる移動手段を有し、前記ワイピング手段に
    よる印字ヘッドのワイピング回数設定手段及び前記クリ
    ーニング手段による前記ワイピング手段のクリーニング
    回数設定手段を有することを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  2. 【請求項2】 複数の印字ヘッドを印字桁方向に沿って
    走査することによって、印字を行なうことを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ワイピング手段による印字ヘッドの
    ワイピング回数を、印字ヘッドの回復モードに応じて設
    定可能なことを特徴とする請求項1又は2に記載のイン
    クジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記ワイピング手段による印字ヘッドの
    ワイピング回数を、印字ヘッドの種類に応じて設定可能
    なことを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記ワイピング手段のクリーニングは、
    前記クリーニング手段を前記ワイピング手段をクリーニ
    ングする位置まで移動させる移動手段を有し、前記クリ
    ーニング手段が前記クリーニング位置において前記キャ
    リッジ手段と連動して動くことにより行なわれることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録
    装置。
  6. 【請求項6】 前記クリーニング手段による前記ワイピ
    ング手段のクリーニングは、そのクリーニング回数が前
    記ワイピング手段による印字ヘッドのワイピング回数に
    応じて設定可能なことを特徴とする請求項1又は2に記
    載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記クリーニング手段による前記ワイピ
    ング手段のクリーニングは、そのクリーニング回数が前
    記印字ヘッドの回復モードに応じて設定可能なことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装
    置。
  8. 【請求項8】 前記クリーニング手段による前記ワイピ
    ング手段のクリーニングは、そのクリーニング回数が前
    記印字ヘッドの種類に応じて設定可能なことを特徴とす
    る請求項2の記載のインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 前記ワイピング手段により前記印字ヘッ
    ドを順次ワイピングする場合、その順序に応じて各印字
    ヘッドのワイピング回数を設定可能なことを特徴とする
    請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 前記ワイピング手段により前記印字ヘ
    ッドを順次ワイピングする場合、その順序に応じてクリ
    ーニング手段によるワイピング手段のクリーニング回数
    を設定可能をことを特徴とする請求項2に記載のイング
    ジェット記録装置。
JP12233796A 1996-04-18 1996-04-18 インクジェット記録装置 Pending JPH09277542A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002283590A (ja) * 2001-01-22 2002-10-03 Canon Inc インクジェット記録装置及びその取り扱い方法
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