JP2002307698A - ヘッド吐出特性維持装置及びそれを備えたインクジェット式プリンタ - Google Patents
ヘッド吐出特性維持装置及びそれを備えたインクジェット式プリンタInfo
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Abstract
ズの発生やインクの飛散を防止することができるヘッド
吐出特性維持装置及びそれを備えたインクジェット式プ
リンタを提供すること。 【解決手段】 ワイパークリーナー113は、スリット
113Sが設けられており、プリントヘッドを払拭する
ワイパー111をスリット間に通過させることにより、
ワイパー111に付着している付着物を掻き取る。これ
により、ワイパークリーナー113はワイパー111と
衝突せずにワイパー111に付着している付着物を掻き
取ることができるので、衝突音等のノイズ発生による誤
動作等は発生せず、さらに、ワイパー111は弾性変形
及び復元しないので、インク飛散による記録精度の低下
も発生しない。
Description
ンク滴を吐出するプリントヘッドのインク吐出特性を一
定な状態に維持するヘッド吐出特性維持装置及びそのヘ
ッド吐出特性維持装置を備えたインクジェット式プリン
タに関する。
主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載されたプリ
ントへッドと、印刷用紙等の記録媒体を副走査方向に間
欠的に設定量ずつ送る記録媒体送り手段を備え、記録媒
体を副走査方向に送りつつプリントヘッドを主走査方向
に移動させ、プリントへッドから記録媒体にインク滴を
吐出するように構成されている。
ンタでは、プリントへッドが1つ搭載されている。ま
た、フルカラーのインクジェット式プリンタでは、ブラ
ックインクを吐出するブラックインク用プリントへッド
と、イエロー、シアン、マゼンタ等の各色のインクを吐
出する複数のカラーインク用プリントヘッドとが搭載さ
れている。
タにおけるプリントヘッドには、圧力発生室とそれに繋
がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にイン
クを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口
から記録媒体に向けてコントロールされた大きさのイン
ク滴を吐出するようになっている。従って、プリントヘ
ッドのノズル開口におけるインク吐出特性が変動すると
記録画像の品質に大きく影響するため、インク吐出特性
は常に一定に維持される必要がある。
るインクの蒸発乾燥による粘度上昇や固化、固形物によ
る目詰まり、更には塵埃の付着や気泡混入等が原因とな
って変動する。そのため、インクジェット式プリンタに
は、上記各変動原因を排除してインク吐出特性を一定な
状態に維持するためのへッド吐出特性維持装置が備えら
れている。
ング装置、吸引ポンプ、ワイピング装置を備えている。
キャッピング装置は、非記録時にプリントヘッドのノズ
ル形成面を封止してノズル開口を外部と隔離するように
構成されており、インクの蒸発乾燥を抑制して粘度上昇
や固化を抑える機能を有している。また、キャッピング
装置でノズル形成面を封止していても、ノズル開口の固
形物による目詰まりやインク流路内への気泡の混入等を
完全に防止することができないため、それらを完全に防
止する目的で吸引ポンプが設けられている。
形成面を封止している状態でノズル開口に負圧を作用さ
せるように構成されており、インクをノズル開口から強
制的に吸引排出させて固形物や気泡を除去する機能を有
している。この吸引ポンプによるインクの強制的な吸引
排出処理は、インクジェット式プリンタの長時間の休止
後に記録動作を再開する場合や、ユーザーが記録画像の
品質が低下したことを認識して操作パネルにある専用ス
イッチを操作した場含に通常は実行されるようになって
いる。
吸引排出処理を行うと、プリンタへッドのノズル形成面
にインクが飛び散って付着することがあると共に、各ノ
ズル開口におけるインクのメニスカスが乱れる。さら
に、プリントへッドのノズル形成面には経時的に異物が
付着しやすいため、必要に応じてノズル形成面を払拭す
るワイピング装置が設けられている。
持されたゴム等の弾性板からなるワイピング部材を有
し、このワイピング部材の先端側の縁部分をノズル形成
面に弾性的に押し付けつつ相対的に往動及び復動させて
ノズル形成面を清掃するように構成されており、ノズル
形成面に付着したインクや異物の払拭の他に、各ノズル
開口におけるインクのメニスカスを一様に整える、即ち
安定させる機能を有している。
ンクや異物を取り除くことにより、ワイピング部材のク
リーニング特性を一定に維持することができるため、ワ
イピング装置はクリーニング部材も有している。このク
リーニング部材によるクリーニング方法としては、クリ
ーニング部材として例えばスクレイパーをワイピング部
材の進行方向と垂直に配置しておき、ワイピング部材を
スクレイパーに衝突させ、ワイピング部材を弾性変形さ
せてスクレイパーを通過させることにより、ワイピング
部材の表面に付着したインクを取り除くという方法が一
般に採られている。
吐出特性維持装置におけるクリーニング方法では、ワイ
ピング部材がスクレイパーと衝突する際に衝突音が発生
するので、ノイズとして電子部品に悪影響を与えて誤動
作するおそれがあり、また、ワイピング部材がスクレイ
パーから離れる際にワイピング部材が復元するので、イ
ンクが飛び散って記録精度を低下させるおそれがあると
いう問題があった。
なされたものであり、その目的は、ワイピング手段をク
リーニングする際にノイズの発生やインクの飛散を防止
することができるヘッド吐出特性維持装置及びそれを備
えたインクジェット式プリンタを提供することにある。
発明の請求項1に係るヘッド吐出特性維持装置では、記
録媒体にインク滴を吐出するプリントヘッドのインク吐
出特性を維持する装置であり、前記プリントヘッドを払
拭するワイパーを備えたヘッド吐出特性維持装置におい
て、スリットが設けられており、前記ワイパーを前記ス
リット間に通過させることにより、前記ワイパーに付着
している付着物を掻き取るワイパークリーナーを備えた
ことを特徴としている。
ーと衝突せずにワイパーに付着している付着物を掻き取
ることができるので、衝突音等のノイズ発生による誤動
作等は発生せず、さらに、ワイパーは弾性変形及び復元
しないので、インク飛散による記録精度の低下も発生し
ない。
のヘッド吐出特性維持装置において、前記スリットの幅
は、前記ワイパーの厚さと略同一に形成されていること
を特徴としている。これにより、プリントヘッドを払拭
した際に付着物が特に残留し易いワイパーの両側面をク
リーニングすることができる。
2に記載のヘッド吐出特性維持装置において、前記ワイ
パークリーナーと前記ワイパーは、相対的に動作するよ
うに構成されていることを特徴としている。これによ
り、ワイパーとプリントヘッドが干渉する範囲に付着し
ている付着物をくまなく掻き取ることができると共に、
掻き取る範囲を最小限にすることで、ワイパーがワイパ
ークリーナのスリットを通過する際の負荷を小さくする
ことができる。
のヘッド吐出特性維持装置において、前記ワイパーは、
払拭時の位置及び非払拭時の位置が回転位置決めされる
ように構成されており、この回転中に前記スリット間を
通過することを特徴としている。これにより、ワイパー
がプリントヘッドを払拭した後にワイパーを常にクリー
ニングすることができる。
4に記載のヘッド吐出特性維持装置において、前記ワイ
パークリーナーは、一端部に前記スリットが設けられ、
他端部が装置本体に回転可能に軸支持されていることを
特徴としている。これにより、ワイパークリーナーはワ
イパーとの相対動作、特にワイパーの回転動作に対して
容易に相対動作可能となり、ワイパーに付着している付
着物を確実に掻き取ることができる。
何れか一項に記載のヘッド吐出特性維持装置において、
前記ワイパークリーナーは、一端部にガイドピンが設け
られており、前記ガイドピンが前記ワイパーを保持する
ワイパーホルダーに設けられているガイド溝に挿入され
ていることを特徴としている。これにより、ワイパーク
リーナーはワイパーの動きに常に追従することができ、
ワイパーに付着している付着物を確実に掻き取ることが
できる。
ク滴を吐出するプリントヘッドを有するインクジェット
式プリンタにおいて、請求項1〜6の何れか一項に記載
のヘッド吐出特性維持装置を備えたことを特徴としてい
る。これにより、上記各作用を奏するインクジェット式
プリンタを提供することができる。
施の形態について詳細に説明する。
ジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であり、図2
は、本発明の実施の形態に係るユニット化されたへッド
吐出特性維持装置の構成例を示す斜視図であり、図3
は、そのへッド吐出特性維持装置を反対側から見た斜視
図であり、図4は、そのへッド吐出特性維持装置の分解
斜視図である。図1に示すインクジェット式プリンタ
は、例えば用紙幅が594mm(JIS規格のA1判)
や728mm(JIS規格のB1判)といった比較的大
型のサイズの印刷用紙にまで印刷できる大型のプリンタ
である。
斜め下の手前に向かって給紙部11、記録部12及び排
紙部13と配置されている。印刷用紙は、給紙部11か
ら記録部12、そして排紙部13に送られる過程で所定
の印刷が実行されて外部に排出される。印刷時の用紙搬
送路14は、水平面に対して65度の傾斜をもって形成
されている。駆動ベルト15によりガイド軸16に沿っ
て主走査方向に往復移動するキャリッジ17に搭載され
たプリントへッド18のノズル形成面も、用紙搬送路1
4に平行となるように65度に傾斜して配設されてい
る。
部分には、プリントへッド18のインク吐出特性を一定
な状態に維持するためのヘッド吐出特性維持装置100
が配設されている。そして、キャリッジ17がホームポ
ジションに位置している状態のときにへッド吐出特性維
持装置100によって、プリントへッド18のインク吐
出特性を維持する処理が行われるようになっている。
図3及び図4に示すように、ワイピング手段110、キ
ャッピング手段130、吸引手段150及びそれらを駆
動する駆動手段170を備えている。なお、図2では内
部構造を見せるために図4に示す一方のサイドフレーム
101の記載を省略し、図3では内部構造を見せるため
に図4に示す他方のサイドフレーム102の記載を省略
し、また、図4では図を簡略化するために吸引手段15
0の記載を省略している。
要に応じてノズル形成面を図2及び図3の矢印aで示す
プリントへッド18の主走査方向、いわゆる横方向に払
拭するワイピング手段110、非記録時にプリントへッ
ド18のノズル形成面に押し付けられてノズル開口を封
止するキャッピング手段130、ノズル開口の目詰まり
や混入した気泡を除去するためにインクを強制的に吸引
排出する吸引手段150及びワイピング手段110とキ
ャッピング手段130を所定位置に位置決めするために
駆動し、また吸引手段150を駆動する駆動手段170
が2枚のサイドフレーム101、102の間に配設さ
れ、ほぼ箱形にユニット化されている。
130はプリントへッド18の主走査方向に並設されて
おり、吸引手段150はワイピング手段110とキャッ
ピング手段130に対して図2及び図3の矢印bで示す
副走査方向に並設されている。そして、ワイピング手段
110とキャッピング手段130と吸引手段150が連
動可能なように駆動手段170が配設されている。すな
わち、駆動手段170は、ワイピング手段110を副走
査方向に回転させ、ワイピング手段110と共にキャッ
ピング手段130を図2及び図3の矢印cで示す上下方
向に移動させ、吸引手段150を動作させるように構成
されている。
図4に示すように、ワイパー111、ワイパーホルダー
112及び本発明の特徴的な部分であるワイパークリー
ナー113を備えている。ワイパー111は、ゴムによ
り略矩形平板状に形成されている。そして、先端部がプ
リントへッド18のノズル形成面に対して擦れるように
なっている。これにより、ワイパー111はノズル形成
面に付着しているインクを払拭することができる。な
お、インクの種類によってはワイパー111をフェルト
あるいはプラスチック等により形成してもよい。
により略矩形平板状に形成されている。そして、上端部
からワイパー111の先端部が突き出る形でワイパー1
11を保持しながら、下端部に設けられ、後述するキャ
ッピング手段130の第2キャップホルダー133に軸
支持されている欠歯ギア112aを中心に副走査方向に
回転するようになっている。これにより、ワイパーホル
ダー112はワイパー111を使用時には上方に配置
し、未使用時には下方に配置することができる。
クによりブレード状に形成されている。そして、一端部
に設けられているガイドピン113aがワイパーホルダ
ー112に設けられているガイド溝112bに案内され
つつ、サイドフレーム101に軸支持されている他端部
を中心に回転しながら、一端部に設けられている断面が
U字状、すなわちワイパー111の厚さと略同一の幅の
スリット113Sを有するインク掻き113bがワイパ
ー111を挟んで擦れるようになっている。
ワイパー111と衝突せずにワイパー111をインク掻
き113bのスリット113S間に通過させることでワ
イパー111に付着しているインクを掻き取ることがで
きるので、従来のような衝突音等のノイズ発生による誤
動作等は発生せず、さらに、ワイパー111は弾性変形
及び復元しないので、従来のようなインク飛散による記
録精度の低下も発生しない。
13Sの幅は、ワイパー111の厚さと略同一に形成さ
れているので、プリントヘッド18を払拭した際にイン
クが特に残留し易いワイパー111の両側面をクリーニ
ングすることができる。
び非払拭時の位置が回転位置決めされ、この回転中にイ
ンク掻き113bのスリット113S間を通過するよう
に構成されている。一方、ワイパークリーナー113
は、ガイドピン113aがワイパーホルダー112に設
けられているガイド溝112bに挿入され、ワイパーホ
ルダー112に追従するように構成されている。すなわ
ち、ワイパークリーナー113とワイパー111は、相
対的に動作することになる。
は、ワイパー111とプリントヘッド18が干渉する範
囲に付着しているインクを確実にくまなく掻き取ること
ができ、またワイパー111がプリントヘッド18を払
拭した後にワイパー111を常にクリーニングすること
ができる。
び図4に示すように、キャップ131、第1キャップホ
ルダー132及び第2キャップホルダー133を備えて
いる。キャップ131は、ゴムにより略直方体状に形成
されている。そして、上部に設けられている窪み131
aがプリントへッド18のノズル形成面に押し付けられ
るようになっている。これにより、キャッピング手段1
30はノズル開口を封止することができる。
ックにより略直方体状に形成されている。そして、上面
からキャップ131の上縁部が突き出る形でキャップ1
31を保持しながら、図示しないバネが第2キャップホ
ルダー133との間に介され、側面に設けられている突
起132aが第2キャップホルダー133の爪133a
に係止され、全方向に微動できるようになっている。こ
れにより、第1キャップホルダー132はキャップ13
1の上縁部をプリントへッド18のノズル形成面に合わ
せて押し付けることができ、両者を確実に密着させるこ
とができる。
ックにより略直方体状に形成されている。そして、上端
面に第1キャップホルダー132を保持しながら、側面
に設けられているガイドピン133bが両サイドフレー
ム101、102に設けられているガイド溝101a、
102aに案内されつつ、ワイパー111及びワイパー
ホルダー112と共に上下動するようになっている。こ
れにより、第2キャップホルダー133はキャップ13
1を使用時には上方に位置決め固定し、未使用時には下
方に位置決め固定することができる。
あり、回転方向に一定間隔で取り付けられた複数のロー
ラでキャップ131に接続されたチューブTの一定範囲
を連続的に押すことにより、チューブ内の空気を送り出
してプリントへッド18のインクを強制的に吸引排出す
るようになっている。これにより、吸引手段150はノ
ズル開口の目詰まりや混入した気泡を除去することがで
きる。
示すように、駆動力伝達手段171、正逆転切替手段1
72及び回転・上下動手段173を備えている。駆動力
伝達手段171は、サイドフレーム101の外側に出る
ように配設される第1ギア171aと、この第1ギア1
71aと同軸で一体的に配設されると共に、両サイドフ
レーム101、102間に配置される第2ギア171b
を備えている。第1ギア171aは、サイドフレーム1
01の外側に配設された図示しないモータに連結されて
いる。第2ギア171bは、図2に示す吸引手段150
のギア151と噛み合わされている。
された切替アーム172aと、その各端部に回転可能に
取り付けられた正転用ギア172b及び逆転用ギア17
2cを備えている。切替アーム172aは、中央部が第
2ギア171bの軸にはめ込まれ、図示しないバネを介
して第2ギア171bに押し付けられている。第2ギア
171bの回転方向により正転用ギア172b及び逆転
用ギア172cのどちらかが第2ギア171bと噛み合
い、さらに後述する回転・上下動手段173のギア付き
カム173aの欠歯ギア部173aaに対して交互に噛
み合うように配置されている。
に配設された2つのギア付きカム173a、173bを
備えている。各ギア付きカム173a、173bは、欠
歯ギア部173aa、173baとカム部173ab、
173bbが一体化された構成となっている。欠歯ギア
部173aaは、上述したように正逆転切替手段172
の正転用ギア172b及び逆転用ギア172cと交互に
噛み合うように配置されており、欠歯ギア部173ba
は、ワイパーホルダー112の欠歯ギア112aと噛み
合うように配置されている。そして、カム部173a
b、173bbは、第2キャップホルダー133の下部
両側に配設された2つのガイドピン133bの下部にそ
れぞれ接触するように配置されている。
1a及び第2ギア171bを経て、切替アーム172a
の回転による正転用ギア172bまたは逆転用ギア17
2cからギア付きカム173aの欠歯ギア部173aa
及びギア付きカム173bの欠歯ギア部173baを介
してワイピング手段110に伝達され、さらにギア付き
カム173aのカム部173ab及びギア付きカム17
3bのカム部173bbを介してワイピング手段110
及びキャッピング手段130に伝達され、またギア15
1を介して吸引手段150に伝達されるようになってい
る。これにより、ワイピング手段110を回転させ、ワ
イピング手段110と共にキャッピング手段130を上
下動させ、吸引手段150を動作させることができる。
の主要部とキャッピング手段130とギア付きカム17
3bの配設関係の詳細を図5を参照して説明し、その後
に各手段110、130の動作を図6〜図21を参照し
て説明する。図5に示すように、ワイピング手段110
のワイパーホルダー112に設けられている欠歯ギア1
12aの軸穴には、キャッピング手段130の第2キャ
ップホルダー133に設けられているガイドピン133
bが挿入されている。
ア部173baがワイパーホルダー112に設けられて
いる欠歯ギア112aと噛み合い、カム部173bbが
第2キャップホルダー133に設けられているガイドピ
ン133bと接触するように配設されている。これによ
り、ワイピング手段110は図示矢印a方向に回転し、
キャッピング手段130はワイピング手段110と共に
図示矢印b方向に上下動することができる。
〜図17を参照して説明するが、各図のうち図6〜図
9、図10〜図11、図12〜図14、図15〜図17
はそれぞれ同一動作状態を視点を変えて示した図であ
る。すなわち、図6〜図9はワイパー111によるワイ
ピングが可能な状態を示し、図10〜図11はワイパー
111の収納途中の状態を示し、図12〜図14はワイ
パー111の収納完了の状態を示し、図15〜図17は
ワイピング手段110がキャッピング手段130と共に
上昇したときの状態を示す図である。
可能な状態では、図6に示すように、ワイパー111は
上方を向いて位置決め固定され、ワイパークリーナー1
13はワイパーホルダー112の一端部側に位置決め固
定されている。これらの位置決め固定は以下の作用によ
る。
イパーホルダー112に設けられている欠歯ギア112
aの歯形成部の両側から所定部分は、厚さが歯厚の半分
以下であって、半径が歯先円半径以上の円弧形状112
aa、112abに形成されている。また、ギア付きカ
ム173bに設けられている欠歯ギア部173baの歯
形成部の両側から所定部分は、上記円弧形状112a
a、112abの形成側とは逆側に、厚さが歯厚の半分
以下であって、半径が歯先円半径以上の円弧形状173
bc、173bdに形成されている。
ギア112aの一方の円弧形状112aaと欠歯ギア部
173baの一方の円弧形状173bc同士が噛み合わ
されることにより、円弧形状112aaの両端部分、す
なわち欠歯ギア112aの端部の歯112acと円弧形
状112aaの壁部112adが円弧形状173bcを
挟み込む。これにより、ワイパーホルダー112はギア
付きカム173bに対して位置決めされることになるの
で、ワイパー111を上方に向けて位置決め固定するこ
とができる。
ナー113のガイドピン113aは、図6及び図7に示
すワイパーホルダー112に設けられているガイド溝1
12bにはめ込まれている。これにより、ワイパークリ
ーナー113はワイパーホルダー112に対して位置決
めされることになるので、ワイパークリーナー113を
ワイパーホルダー112の端部側に位置決め固定するこ
とができる。
回転する際の案内となるワイパーホルダー112に設け
られているガイドピン112cと、サイドフレーム10
2に設けられているガイド溝102bとの配置関係を示
す図であるが、このときの状態、すなわちワイパー11
1によるワイピングが可能な状態においては、両者は離
れており、機能していない。
は、図10に示すように、ワイパーホルダー112が傾
いてワイパー111がワイパークリーナー113のイン
ク掻き113bに挟み込まれている。これは、図10及
び図11に示すように、ギア付きカム173bが回転
し、ギア付きカム173bの欠歯ギア部173baがワ
イパーホルダー112の欠歯ギア112aに噛み合うこ
とにより、ワイパーホルダー112自体が回転し、同時
にワイパークリーナー113のガイドピン113aがワ
イパーホルダー112のガイド溝112bに案内された
ためである。これにより、ワイパークリーナー113の
インク掻き113bはワイパー111を挟んで擦ること
になるので、ワイパー111に付着しているインクを掻
き取りつつワイパー111を収納することができる。
は、図12に示すように、ワイパー111は斜め下方を
向いて位置決め固定され、ワイパークリーナー113は
ワイパーホルダー112の他端部側に位置決め固定され
ている。これらの位置決め固定は以下の作用による。
に、ワイパー111をセット方向に動かそうとした場
合、欠歯ギア112aの端部の歯112aeがギア付き
カム173bの欠歯ギア部173baの他方の円弧形状
173bdに当たるため、ワイパー111をセット方向
に動かすことができない。
1をリセット方向に動かそうとした場合、ホルダー11
2のガイドピン112cがサイドフレーム102のガイ
ド溝102aの左壁に当たるため、ワイパー111をリ
セット方向に動かすことができない。これにより、ワイ
パーホルダー112はギア付きカム173bとサイドフ
レーム102に対して位置決めされることになるので、
ワイパー111を斜め下方に向けて位置決め固定するこ
とができる。
ーナー113のガイドピン113aは、ワイパーホルダ
ー112のガイド溝112bに沿ってワイパーホルダー
112の他端部側まで相対移動している。これにより、
ワイパークリーナー113はワイパーホルダー112に
対して位置決めされることになるので、ワイパークリー
ナー113をワイパーホルダー112の他端部側の最端
に寄った位置に位置決め固定することができる。
ング手段130と共に上昇したときの状態では、図15
及び図16に示すように、ワイパー111は斜め下方を
向いたままギア付きカム173bから離れて位置決め固
定され、ワイパークリーナー113はワイパーホルダー
112の他端部側に位置決め固定されている。これらの
位置決め固定は以下の作用による。
カム173a、173bが回転することにより、ギア付
きカム173a、173bのカム部173ab、173
bbが、第2キャップホルダー133のガイドピン13
3bを両サイドフレーム101、102のガイド溝10
1a、102aに沿って押し上げる。
ルダー112のガイドピン112cがサイドフレーム1
02のガイド溝102aの垂直部に入り込む。これによ
り、ワイパーホルダー112はギア付きカム173a、
173bとサイドフレーム102に対して位置決めされ
ることになるので、ワイパー111を斜め下方に向けた
ままギア付きカム173a、173bから離して位置決
め固定することができる。
ーナー113のガイドピン113aは、ワイパーホルダ
ー112のガイド溝112bに沿ってワイパーホルダー
112の他端部側の最端に寄った位置まで相対移動して
いる。これにより、ワイパークリーナー113はワイパ
ーホルダー112に対して位置決めされることになるの
で、ワイパークリーナー113をワイパーホルダー11
2の他端部側の最端に寄った位置に位置決め固定するこ
とができる。
18〜図21を参照して説明するが、各図のうち図18
〜図19、図20〜図21はそれぞれ同一動作状態を視
点を変えて示した図である。すなわち、図18〜図19
はキャップ131が収納完了した状態を示し、図20〜
図21はキャップ131によるキャッピングが可能な状
態を示す図である。
では、図18及び図19に示すように、キャッピング手
段130は最下端に位置決め固定されている。この位置
決め固定は以下の作用による。すなわち、図18に示す
ように、ギア付きカム173aの欠歯ギア部173aa
は、切替アーム172aの回転により正転用ギア172
bと逆転用ギア172cが、欠歯ギア部173aaにお
ける幅方向にずれた位置にて交互に噛み合うように配設
されている。そして、この欠歯ギア部173aaには、
2箇所の欠歯部173ac、173adが周方向及び幅
方向にずれた位置に形成されている。
ア付きカム173a、173bのカム部173ab、1
73bbは、略長円形状に形成されており、外周途中に
は第2キャップホルダー133の下部両側の2つのガイ
ドピン133b、133bと接触可能なストッパ173
ae、173beが設けられ、側面部には第2キャップ
ホルダー133に設けられている別の2つのガイドピン
133c、133cを外周に沿って案内するガイド溝1
73af、173bfが設けられている。
から最下端に達したときは、ギア付きカム173a、1
73bのカム部173ab、173bbのガイド溝17
3af、173bfが、第2キャップホルダー133の
2つのガイドピン133c、133cを移動させ、第2
キャップホルダー133の下部両側の2つのガイドピン
133b、133bを両サイドフレーム101、102
のガイド溝101a、102aに沿って最下端に押し下
げている。
ム173aの欠歯ギア部173aaの欠歯部173ad
に掛かって空回りしている。これにより、第2キャップ
ホルダー133はギア付きカム173a、173bと両
サイドフレーム101、102に対して位置決めされる
ことになるので、キャッピング手段130を最下端に位
置決め固定することができる。
が可能な状態では、図20及び図21に示すように、キ
ャッピング手段130は最上端に位置決め固定されてい
る。この位置決め固定は以下の作用による。すなわち、
キャッピング手段130が最下端から最上端に達したと
きは、ギア付きカム173a、173bのカム部173
ab、173bbが、第2キャップホルダー133の2
つのガイドピン133d、133eを移動させ、第2キ
ャップホルダー133の下部両側の2つのガイドピン1
33b、133bを両サイドフレーム101、102の
ガイド溝101a、102bに沿って最上端に押し上げ
てストッパ173ae、173beに接触させている。
ム173aの欠歯ギア部173aaの欠歯部173ac
に掛かって空回りしている。これにより、第2キャップ
ホルダー133はギア付きカム173a、173bと両
サイドフレーム101、102に対して位置決めされる
ことになるので、キャッピング手段130を最上端に位
置決め固定することができる。
0、キャッピング手段130、吸引手段150及び駆動
手段170を備えたヘッド吐出特性維持装置100の全
体動作を図22〜図31を参照して説明するが、各図の
うち図22はヘッド吐出特性維持装置100の動作例を
示すタイムチャート、図23〜図25、図26〜図2
8、図29〜図31はそれぞれ同一動作状態を視点を変
えて示した図である。すなわち、図23〜図25はワイ
パー111によるワイピングが可能な状態を示し、図2
6〜図28はワイパー111の収納完了の状態を示し、
図29〜図31はキャップ131によるキャッピングが
可能な状態を示す図である。
25に示すように、キャッピング手段130は最下端に
位置しており、キャップ131は「開」の状態、すなわ
ちキャッピングしていない状態にある。また、ワイピン
グ手段110は上方に位置しており、ワイパー111は
「セット」の状態、すなわちワイピング可能な状態にあ
る。また、吸引手段150であるポンプのローラはチュ
ーブに対し「レリース」の状態、すなわち吸引していな
い状態にある(開始時点t1)。
て第1ギア171aと共に第2ギア171bを回転させ
ると、切替アーム172aが回転して正転用ギア172
bがギア付きカム173aの欠歯ギア部173aaに噛
み合う。そして、第2ギア171bの回転力が正転用ギ
ア172bからギア付きカム173aの欠歯ギア部17
3aaに伝達され、ギア付きカム173a、173bが
回転する。続いて、ギア付きカム173bの欠歯ギア部
173baがワイパーホルダー112の欠歯ギア112
aと噛み合い、ワイパーホルダー112が回転開始する
(時点t4)。
部173bとワイパーホルダー112の欠歯ギア112
aとの噛み合いが外れると、ワイパーホルダー112の
回転が停止し、図26〜図28に示すように、ワイピン
グ手段110は下方に位置しており、ワイパー111は
「リセット下」の状態、すなわちワイパー111が収納
された状態にある(時点t5)。
が回転すると、ギア付きカム173a、173bのカム
部173ab、173bbの作用によりキャッピング手
段130はワイピング手段110と共に上昇開始する
(時点t6)。そして、正転用ギア172bがギア付き
カム173aの欠歯ギア部173aaの欠歯部173a
cに達すると、正転用ギア172bは空転するので、キ
ャッピング手段130とワイピング手段110の上昇は
停止する。
に、キャッピング手段130は最上端に位置しており、
キャップ131は「閉」の状態、すなわちキャッピング
している状態にある。また、ワイピング手段110は先
程よりは上方に位置しており、ワイパー111は「リセ
ット上」の状態、すなわちワイパー111は収納された
まま上昇している状態にある(時点t7)。
駆動して第1ギア171aと共に第2ギア171bを回
転させると、吸引手段150が作動する。このときはポ
ンプのローラはチューブに対し「噛み込み」の状態、す
なわち吸引している状態にある(時点t8、t9)。な
お、ワイピング手段110及びキャッピング手段130
が動作中はポンプに動力が伝達されないようになってい
る。
用ギア172cによりキャッピング手段130及びワイ
ピング手段110は上記動作とは逆動作をする。図2に
示すギア151が半回転するとギア151の爪が円盤1
52の爪を押して円盤152が回転し始める。その間に
ワイピング手段110及びキャッピング手段130は動
作を終了している。ただし、吸引手段150は時点t
3、t4で「レリース」の状態に戻る。
性維持装置100によれば、ワイピング手段110を位
置決めする際に位置決め案内及び位置決め固定する手段
112a、112b、113a、173a、173b、
112c、102b及びキャッピング手段130を位置
決めする際に位置決め案内及び位置決め固定する手段1
33b、101a、102a、173a、173bがそ
れぞれ設けられている。
ャッピング手段130を一定の位置に保持しておくこと
ができるので、仮にユーザがワイピング手段110やキ
ャッピング手段130に触れてもワイピング手段110
やキャッピング手段130は位置ズレを起こすようなこ
とはない。したがって、ワイピング手段110やキャッ
ピング手段130を所定の位置に復帰させるような作業
は不必要となり、さらに、ワイピング手段110やキャ
ッピング手段130等を構成する部品が衝突して破損す
るような事態も無くなるので、メンテナンスが簡易とな
る。
ング手段130を常に高精度に位置決めすることができ
るので、ヘッド吐出特性維持装置100を組み立てる際
に、ワイピング手段110やキャッピング手段130等
を構成する部品を正確に位相合わせする作業も不必要と
なる。したがって、ヘッド吐出特性維持装置100の製
造コストを低減させることができる。
グ手段130及び吸引手段150を1つ備えたヘッド吐
出特性維持装置100について説明したが、これに限定
されるものではなく、例えば図32に示すように2つの
キャッピング手段130及び吸引手段150を備えたヘ
ッド吐出特性維持装置200であっても同様に構成する
ことができ、同様の効果を得ることができる。
ド吐出特性維持装置及びそれを備えたインクジェット式
プリンタによれば、ワイパーはワイパークリーナーと衝
突及び弾性変形等せずに、ワイパーに付着している付着
物、特にプリントヘッドを払拭した際に付着物が特に残
留し易いワイパーの両側面を掻き取ることができる。こ
のため、衝突音等のノイズ発生による誤動作等は発生せ
ず、インク飛散による記録精度の低下も発生せずに、ワ
イパーとプリントヘッドが干渉する範囲に付着している
付着物をくまなく掻き取ることができる。
リンタの構成例を示す斜視図である。
ッド吐出特性維持装置の構成例を示す斜視図である。
た斜視図である。
ある。
段の主要部とキャッピング手段とギア付きカムの配設関
係の詳細を示す斜視図である。
ある。
ある。
ある。
ある。
である。
である。
である。
である。
である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
すタイムチャートである。
第1の図である。
第2の図である。
第3の図である。
第4の図である。
第5の図である。
第6の図である。
第7の図である。
第8の図である。
第9の図である。
へッド吐出特性維持装置の別の構成例を示す斜視図であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 記録媒体にインク滴を吐出するプリント
ヘッドのインク吐出特性を維持する装置であり、前記プ
リントヘッドを払拭するワイパーを備えたヘッド吐出特
性維持装置において、 スリットが設けられており、前記ワイパーを前記スリッ
ト間に通過させることにより、前記ワイパーに付着して
いる付着物を掻き取るワイパークリーナーを備えたこと
を特徴とするヘッド吐出特性維持装置。 - 【請求項2】 前記スリットの幅は、前記ワイパーの厚
さと略同一に形成されていることを特徴とする請求項1
に記載のヘッド吐出特性維持装置。 - 【請求項3】 前記ワイパークリーナーと前記ワイパー
は、相対的に動作するように構成されていることを特徴
とする請求項1または2に記載のヘッド吐出特性維持装
置。 - 【請求項4】 前記ワイパーは、払拭時の位置及び非払
拭時の位置が回転位置決めされるように構成されてお
り、この回転中に前記スリット間を通過することを特徴
とする請求項3に記載のヘッド吐出特性維持装置。 - 【請求項5】 前記ワイパークリーナーは、一端部に前
記スリットが設けられ、他端部が装置本体に回転可能に
軸支持されていることを特徴とする請求項3または4に
記載のヘッド吐出特性維持装置。 - 【請求項6】 前記ワイパークリーナーは、一端部にガ
イドピンが設けられており、前記ガイドピンが前記ワイ
パーを保持するワイパーホルダーに設けられているガイ
ド溝に挿入されていることを特徴とする請求項3〜5の
何れか一項に記載のヘッド吐出特性維持装置。 - 【請求項7】 記録媒体にインク滴を吐出するプリント
ヘッドを有するインクジェット式プリンタにおいて、 請求項1〜6の何れか一項に記載のヘッド吐出特性維持
装置を備えたことを特徴とするインクジェット式プリン
タ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001118744A JP2002307698A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | ヘッド吐出特性維持装置及びそれを備えたインクジェット式プリンタ |
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JP2001118744A JP2002307698A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | ヘッド吐出特性維持装置及びそれを備えたインクジェット式プリンタ |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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A02 | Decision of refusal |
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