JPH09277487A - 感熱孔版原紙の製版方法並びにそれに用いる感熱孔版原紙及び組成物 - Google Patents

感熱孔版原紙の製版方法並びにそれに用いる感熱孔版原紙及び組成物

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JPH09277487A
JPH09277487A JP8265600A JP26560096A JPH09277487A JP H09277487 A JPH09277487 A JP H09277487A JP 8265600 A JP8265600 A JP 8265600A JP 26560096 A JP26560096 A JP 26560096A JP H09277487 A JPH09277487 A JP H09277487A
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heat
absorbing layer
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sensitive stencil
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Hideo Watanabe
秀夫 渡辺
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Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/14Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing
    • B41C1/147Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing by imagewise deposition of a liquid, e.g. from an ink jet; Chemical perforation by the hardening or solubilizing of the ink impervious coating or sheet

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体吸収層を表面に備えてなる感熱孔版原紙
の該液体吸収層上に、液体中に含有せしめた光熱変換材
料を該液体とともに液体吐出装置から吐出して転移させ
た後、該感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を照射し
て、該光熱変換材料が転移した部位を選択的に穿孔して
製版する感熱孔版原紙の製版方法において、液体吸収層
上に転移した液体を、液体吸収層上で忠実に定着させ、
鮮明な印刷物が得るようにする。 【解決手段】 親水性樹脂と撥水性化合物とを含有して
なる液体吸収層を感熱孔版原紙の表面に設ける。液体吸
収層は、液体が該液体吸収層に転移した際、接触角が2
0度〜150度の範囲となるに十分な比率で親水性樹脂
と撥水性化合物を含有していることが好ましく、該液体
は水、アルコール系溶剤又はグリコール系溶剤等の親水
性溶剤からなることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱孔版原紙の製
版方法に関し、さらに詳しくは可視光線または赤外線を
照射して感熱孔版原紙を穿孔し製版する方法、並びに、
それに用いる感熱孔版原紙及び組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感熱孔版原紙としては、和紙等か
らなるインキ通過性の多孔質支持体と熱可塑性樹脂フィ
ルムとからなる複層構造のものや、熱可塑性樹脂フィル
ム単独からなる単層構造のものが知られている。
【0003】かかる感熱孔版原紙の製版方法としては、
例えば(1)手書き若しくは既製の原稿又は電子写真方式
でコピーされたトナー画像原稿と感熱孔版原紙とを重ね
合わせて、フラッシュランプ、赤外線ランプ等の光で原
稿の文字部や画像部を発熱させ、接触している孔版原紙
の熱可塑性樹脂フィルムを溶融穿孔する方法、(2)文字
等の画像を電気信号に変換した画像情報に従って該画像
を再現するようにドット状の熱を発生するサーマルヘッ
ドを用い、該サーマルヘッドを感熱孔版原紙に接触させ
て該孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルムを溶融穿孔する方
法が挙げられる。
【0004】しかしながら、上記(1)の製版方法では、
感熱孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルムと、熱を吸収する
原稿またはコピーのトナー画像部との密着不良により穿
孔不良が生じたり、原稿表面のゴミや非画像部のトナー
が熱を吸収して、所望とする穿孔部分以外のところが穿
孔されてしまう現象、即ち、所謂ピンホール等の問題が
あった。また、上記(2)の製版方法では、感熱孔版原紙
のサーマルヘッドに対する押し付け圧の不均一により穿
孔不良が生じたり、感熱孔版原紙にシワを発生させた
り、搬送不良が起こる等の問題があった。
【0005】かかる問題点を解決するために、本出願人
は、特願平7−284610号において、液体中に含有
せしめた光熱変換材料を該液体とともに液体吐出装置か
ら感熱孔版原紙上に吐出して該感熱孔版原紙に転移させ
た後、該感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を照射し
て、該光熱変換材料が転移した該感熱孔版原紙の部位を
選択的に穿孔して製版することを特徴とする感熱孔版原
紙の製版方法を提案した。
【0006】この製版方法は、光熱変換材料を含有する
液体を、感熱孔版原紙と非接触状態の液体吐出装置から
感熱孔版原紙上に吐出して該光熱変換材料を該感熱孔版
原紙に転移させる第1工程と、該感熱孔版原紙に可視光
線又は赤外線を照射して、該光熱変換材料が転移した該
感熱孔版原紙の部位を選択的に穿孔する第2工程とから
なる。
【0007】この製版方法によれば、製版時に、原稿や
液体吐出装置の何れをも孔版原紙に接触させる必要がな
いので、ピンホールの発生が無く、また、従来の製版方
法におけるような感熱孔版原紙と原稿又はサーマルヘッ
ドとの密着を要することもないので、かかる密着不良に
起因する穿孔不良の問題も生じることがなく、画像情報
に忠実な製版が行われる点で好都合である。
【0008】また、前記特願平7−284610号は、
感熱孔版原紙の表面に吐出された液体の滲みを防止した
り液体の乾燥を促進するために、該液体が吐出される感
熱孔版原紙の表面に液体吸収層を積層しておくことを提
案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる製版方
法では、液体吸収層上に転移した前記液体の状態が感熱
孔版原紙の製版品質に大きな影響を与えることがある。
つまり、液体吐出装置から吐出された液体の液滴の大き
さに対し、転移した液体が液体吸収層上で滲んだり拡が
った状態で可視光線又は赤外線が照射されると、穿孔径
が大きくなってしまい、孔版印刷時に穿孔部からインク
が多量に出て、その結果印刷物は滲みのある不鮮明な画
像となる。一方、液体と液体吸収層との親和性が乏しい
と、液体が液体吸収層上で反撥され、いわゆるハジキ現
象を生じ、この状態では、該吸収層上の液体が定着しに
くく、また液体の乾燥が遅くなる。この状態で可視光線
又は赤外線を照射すると、穿孔に必要な製版エネルギー
が多くかかり、製版時間が長くなり、又、文字等の画像
の穿孔形状が断続的になり、その結果印刷物は不明瞭な
濃度の低い画像となる。
【0010】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、液体吐出装置から吐出されて液体吸収層上に転移
した液体を、液体吸収層上で忠実に定着させ、鮮明な印
刷物が得られる感熱孔版原紙の製版方法、該方法に用い
る感熱孔版原紙、及び該方法に用いる感熱孔版原紙製版
用組成物を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、液体吸収層を表面に備えてなる感熱孔版原紙の該
液体吸収層上に、液体中に含有せしめた光熱変換材料を
該液体とともに液体吐出装置から吐出して転移させた
後、該感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を照射して、
該光熱変換材料が転移した部位を選択的に穿孔して製版
する感熱孔版原紙の製版方法において、該液体吸収層が
親水性樹脂と撥水性化合物とを含有してなることを特徴
とする感熱孔版原紙の製版方法によって達成される。
【0012】かくして、本発明の製版方法では、感熱孔
版原紙として、表面に液体吸収層を備え、該液体吸収層
が親水性樹脂と撥水性化合物とを含有してなるものを用
いたので、光熱変換材料を含有する液体の滲みを防止
し、液体吸収層上への定着を促進し、該液体の乾燥を促
進することができる。
【0013】本発明の液体吸収層に用いられる親水性樹
脂としては水及び/又はアルコールに可溶性の樹脂が挙
げられ、具体的には、ポリビニルアルコール、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ポリビニルピロリドン、エチレン−ビ
ニルアルコール共重合体、ポリエチレンオキサイド、ポ
リビニルエーテル、ポリビニルアセタール、ポリビニル
ブチラール、ポリアクリルアミド等が挙げられる。これ
らの樹脂成分は単独もしくは混合して、又は共重合体と
して用いてもよい。
【0014】本発明の液体吸収層に用いられる撥水性化
合物は、弗素化合物系、シラン化合物系、ワックス系、
高級脂肪酸系、高級脂肪酸アミド系、ポリオレフィン系
などの化合物が挙げられ、例えば、四フッ化エチレン樹
脂、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体、
四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体、シリコーン樹脂、ジメチルシリコーンオイ
ル、メチルフェニルシリコーンオイル、環状ジメチルシ
ロキサン、変性シリコーンオイル、シリコーン樹脂、カ
ルナバワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリ
エチレンワックス、モンタンワックス、パラフィンワッ
クス、キャンデリラワックス、シェラックワックス、酸
化ワックス、エステルワックス、蜜ロウ、木ロウ、鯨ロ
ウ、ステアリン酸、ラウリン酸、ベヘン酸、カプロン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸アミド、ラウリン酸ア
ミド、ベヘン酸アミド、カプロン酸アミド、パルミチン
酸アミド、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げら
れる。これらの撥水性化合物は、固体粉末、液体のいず
れも使用でき、液体吸収層中では溶解状態又は分散状態
で使用される。
【0015】また、本発明の液体吸収層中、前記親水性
樹脂と前記撥水性化合物は、光熱変換材料を含有する液
体が液体吸収層上に転移した際、該液体と該液体吸収層
との接触角が20度〜150度の範囲、好ましくは、3
0度〜130度の範囲となるに十分な比率で含有される
ことが望ましい。接触角が20度未満では、転移した液
体が液体吸収層上で滲んだり広がった状態になり、接触
角が150度以上では、液体が液体吸収層上で反撥され
たいわゆるハジキ現象の状態になる。
【0016】かかる接触角を達成するための前記親水性
樹脂と前記撥水性化合物の混合比率は、光熱変換材料を
含有する液体の種類によって異なり、その種類に応じて
当業者が適宜選択することができるが、一般的には、9
9/1〜1/99、好ましくは10/1〜1/10の範
囲とすることができる。
【0017】さらに、本発明の液体吸収層には、光熱変
換材料を含有する液体の液体吸収層上での吸収と定着を
促進させるために、有機又は無機の微粒子を含有させる
ことができる。かかる微粒子としては、例えば、ポリウ
レタン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリシロ
キサン等のシリコーン樹脂、フェノール樹脂、アクリル
樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の有機微粒子が挙げら
れ、また、タルク、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化けい素、カオリン等の無機
微粒子が挙げられる。
【0018】また、本発明の液体吸収層は、40〜12
0℃の範囲の軟化点又は融点を備えることが好ましく、
50〜100℃の範囲であることが特に好ましい。40
℃未満では、感熱孔版原紙の保管状態で環境温度の影響
を受け、感熱孔版原紙の機械的特性や熱的特性が変化
し、製版時や印刷時にトラブルが発生する事がある。1
20℃以上では感熱孔版原紙を穿孔する際、必要以上に
エネルギーを消費し、製版に時間がかかり、また製版装
置も大きくなるという欠点が生じる。
【0019】本発明の液体吸収層の厚さは、0.01〜20
μm、好ましくは0.05〜10μmの範囲であることが望
ましい。0.01μm未満では吐出された光熱変換材料を含
有する液体を定着させるのに不十分であり、20μm以
上では感熱孔版原紙を穿孔する際に、熱エネルギーが大
量に必要となり、製版に時間がかかり、また大きな製版
装置を必要とするという欠点が生じる。
【0020】本発明の液体吸収層を感熱孔版原紙上に設
けるには、例えば、前記親水性樹脂と撥水性化合物と、
必要に応じて有機又は無機の微粒子とを含有した混合液
を、グラビアコーター、ワイヤーバーコーターなどの塗
布手段で感熱孔版原紙上に塗布し乾燥すればよい。
【0021】本発明の感熱孔版原紙は、光熱変換材料の
発熱によって溶融穿孔され得るものであればよく、熱可
塑性樹脂フィルム単独の孔版原紙であっても、熱可塑性
樹脂フィルムとこれに積層された多孔質支持体とを備え
る孔版原紙の何れであってもよい。
【0022】かかる熱可塑性樹脂フィルムとしては、例
えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹
脂、シリコーン樹脂などの樹脂成分から成るフィルムが
用いられる。これらの樹脂成分は単独でもしくは混合し
て、又は共重合体としてもよい。熱可塑性樹脂フィルム
の厚さは、0.5〜50μmが適当であり、好ましくは1
〜20μmの範囲である。フィルムの厚さが0.5μm未
満では取扱性及び強度が劣り、また50μmを越えると
穿孔する際に大量の熱エネルギーが必要となり経済的で
ない。
【0023】上記多孔質支持体としては、マニラ麻、パ
ルプ、ミツマタ、コウゾ、和紙等の天然繊維、ポリエチ
レンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン、ビ
ニロン、アセテート等の合成繊維、金属繊維、ガラス繊
維などを単独又は混合して用いた薄葉紙、不織布、スク
リーン紗等が挙げられる。これらの多孔質支持体の坪量
は1〜20g/m2の範囲が好ましく、より好ましくは5
〜15g/m2の範囲である。1g/m2未満では原紙として
の強度が弱くなり、20g/m2を越えると印刷時のイン
キの通過性が悪くなることがある。また、多孔質支持体
の厚さは5〜100μmの範囲が好ましく、より好まし
くは10〜50μmの範囲である。厚さが5μm未満で
はやはり原紙としての強度が弱くなり、100μmを越
えると印刷時のインキの通過性が悪くなることがある。
【0024】本発明で用いられる光熱変換材料は、光の
エネルギーを熱のエネルギーに変換することができる材
料であればよく、光熱変換効率の良い材料、例えば、カ
ーボンブラック、ランプブラック、炭化珪素、窒化炭
素、金属粉、金属酸化物、無機顔料、有機顔料、有機染
料等が好ましい。有機染料の中では、アントラキノン
系、フタロシアニン系色素、シアニン系色素、スクアリ
リウム系色素、ポリメチン系色素のように特定の光波長
域で大きな光吸収性を示すものが好ましい。
【0025】本発明において、上記光熱変換材料を含有
せしめる液体としては、水及び/又は親水性溶剤を使用
することができる。この場合、光熱変換材料を含有した
液体が液体吸収層に転移すると、まず撥水性化合物の効
果によって該液体が液体吸収層上で適当な接触角を保
ち、次に親水性樹脂の効果で、該液体が液体吸収層を溶
解又は膨潤させる。
【0026】したがって、光熱変換材料を含有する液体
が液体吸収層上に定着する際、滲んだり広がる事はな
く、さらに液体が反撥されたりする事もなく、光熱変換
材料によって感熱孔版原紙上に所望の文字又は画像が忠
実に再現される。ここで可視光線又は赤外線を照射して
製版することで、感熱孔版原紙上に所望の文字又は画像
状の穿孔部を得ることができる。
【0027】親水性溶剤としては、メチルアルコール、
エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルア
ルコール等のアルコール系溶剤、エチレングルコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、エチレングリコールジブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、チオグリ
コール、チオジグリコール、グリセリン等のグリコール
系溶剤の他、ケトン系、アミン系、エーテル系などの親
水性溶剤を用いることもできる。
【0028】かかるケトン系、アミン系、エーテル系溶
剤としては、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン、2−ピロリドン、N
−メチル−2−ピロリドン、ホルムアルデヒド、アセト
アルデヒド、メチルアミン、エチレンジアミン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、ピリジン、
エチレンオキサイド等が挙げられる。
【0029】更に、該液体中には、必要に応じて、顔
料、充填剤、結着剤、硬化剤、防腐剤、湿潤剤、界面活
性剤、pH調節剤等を含有せしめることができる。
【0030】かくして、上記液体中に上記光熱変換材料
を液体吐出装置から吐出可能な形態で適宜分散又は混合
することにより、感熱孔版原紙製版用組成物として調製
することができる。
【0031】本発明の製版方法は、表面に液体吸収層を
備えてなる前記感熱孔版原紙を用い、光熱変換材料と液
体とからなる前記感熱孔版原紙製版用組成物を液体吐出
装置から感熱孔版原紙の該液体吸収層上に吐出して該光
熱変換材料を該液体吸収層に転移させる第1工程と、該
感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を照射して、該光熱
変換材料が転移した該感熱孔版原紙の部位を選択的に穿
孔する第2工程とを行うことによって実施することがで
きる。
【0032】この第1工程は、例えば、液体吐出装置を
感熱孔版原紙に対して非接触状態で移動させるとともに
予め電気的信号に変換された画像情報に従って該液体吐
出装置から上記液体を感熱孔版原紙の液体吸収層上に吐
出させるように該液体吐出装置を制御し、該画像を該光
熱変換材料の付着体として該感熱孔版原紙の上に再現さ
せることで実施できる。
【0033】本発明で使用する液体吐出装置としては、
例えば、1インチ当たり10〜2000個(10〜20
00dpi)の開口部を有するノズル、スリット、多孔質
材、多孔フィルム等を圧電素子、発熱素子、送液ポンプ
等に接続し、光熱変換材料を含有する上記液体を文字画
像の電気的信号に従って間欠的または連続的に、即ち、
ドット状またはライン状に吐出するようにした装置が挙
げられる。
【0034】第2工程では、第1工程において光熱変換
材料が転移された感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を
照射すると、光熱変換材料が光を吸収して発熱し、その
結果、感熱孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルム及び液体吸
収層が溶融穿孔されるので、製版を達成することができ
る。このように、本発明の製版方法では、製版時、孔版
原紙を原稿やサーマルヘッド等のいかなる物とも接触さ
せる必要がなく、感熱孔版原紙を単独で可視光線又は赤
外線照射にかければよいので、製版時に孔版原紙にシワ
が発生することがない。この可視光線又は赤外線の照射
は、キセノンランプ、フラッシュランプ、ハロゲンラン
プ、赤外線ヒーターなどを用いて容易に行うことができ
る。
【0035】本発明に従って製版した感熱孔版原紙は、
一般的な孔版印刷機での印刷に供することができる。例
えば、製版された感熱孔版原紙の一方の面に印刷インキ
を載置し、他方の面に印刷用紙を重ね合わせ、上記印刷
インキを押圧、減圧又はスキージなどの手段により穿孔
部分から通過させて印刷用紙にインキを転移させて印刷
物を得ることができる。印刷インキには、従来の孔版印
刷に用いられている油性インキ、水性インキ、油中水滴
(W/O)型エマルジョンインキ、水中油滴(O/W)
型エマルジョンインキ、熱溶融性インキなどが使用でき
る。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、実施例に基づいて
本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は該実施例に
よって何等限定されるものではない。
【0037】実施例1 厚さ2μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにポ
リビニルアルコール1重量部、アルコール変性シリコー
ンオイル1重量部、水70重量部、イソプロピルアルコ
ール28重量部の混合液を、ワイヤーバーコーターで塗
布乾燥し、厚さ0.5μmの液体吸収層を設けた。次
に、このフィルムの液体吸収層の反対側に、200メッ
シュのポリエステル布はくを貼り合わせて図1に示すよ
うな液体吸収層1、熱可塑性樹脂フィルム2、及び多孔
質支持体3からなる3層構造の感熱孔版原紙を得た。
【0038】一方、カーボンブラック3重量部、水70
重量部、エチレングリコール27重量部を混合して光熱
変換材料含有液体を得た。
【0039】そして、図1に示すように、感熱孔版原紙
の液体吸収層1上に、360dpiのノズルを有する液体
吐出装置から該光熱変換材料含有液体の液滴5を文字画
像として吐出させ、図2に示すように、感熱孔版原紙上
に文字画像状の液体6として転移させた。この時、液体
吸収層1上に転移した該液体6の接触角は70度であっ
た。
【0040】そして、図3に示すように、転移した光熱
変換材料含有液体6が固着した文字画像部分に光反射板
8付きのキセノンフラッシュ7(SP275:理想科学
工業株式会社製)を用いて光線9を照射すると、図4に
示すように、文字画像部分の光熱変換材料の発する熱に
よって液体吸収層1及び熱可塑性樹脂フィルム2が溶融
して穿孔10が形成され、感熱孔版原紙が製版された。
【0041】この製版された感熱孔版原紙のポリエステ
ル繊維側に、孔版印刷用インキ“ハイメッシュインク”
(商品名:理想科学工業株式会社製)を載置し、簡易孔
版印刷機“プリントゴッコ”(商品名:理想科学工業株
式会社製)で印刷すると、画像情報に忠実で、鮮明な画
像が得られた。
【0042】実施例2 厚さ7μmのポリ塩化ビニリデンフィルムに、カルボキ
シルメチルセルロース2重量部、ポリエーテル変性シリ
コーンオイル1重量部、酸化けい素微粒子1重量部、水
70重量部、イソプロピルアルコール26重量部の混合
液を、ワイヤーバーコーターで塗布乾燥し0.4μmの液
体吸収層を設けた。次に、このフィルムの液体吸収層の
反対側に、200メッシュのポリエステル布はくを貼り
合わせて感熱孔版原紙を作製した。
【0043】次に、実施例1と同様の液体吐出装置で、
光熱変換材料含有液体を文字画像状に転移させたとこ
ろ、この時液体吸収層上へ転移した液体の接触角は60
度であった。
【0044】そして、実施例1と同様にキセノンフラッ
シュ(SP275:理想科学工業株式会社製)を用いて
光線を照射して感熱孔版原紙を製版し、簡易孔版印刷機
“プリントゴッコ”(商品名:理想科学工業株式会社
製)で印刷すると、画像情報に忠実で、鮮明な画像が得
られた。
【0045】実施例3 厚さ2μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに、
ポリビニルアセタール1重量部、弗素樹脂粉末1重量
部、水50重量部、イソプロピルアルコール48重量部
の混合液を、ワイヤーバーで塗布乾燥し、0.7μmの液
体吸収層を設けた。次に、このフィルムの液体吸収層の
反対側に坪量10g/m2の和紙を貼り合わせて感熱孔
版原紙を作製した。
【0046】次に、この孔版原紙の液体吸収層上に60
0dpiのノズルを有する液体吐出装置から、フタロシ
アニン系近赤外吸収染料5重量部、水50重量部、ジエ
チレングリコール30重量部、N−メチル−2−ピロリ
ドン15重量部からなる光熱変換材料含有液体を文字画
像状に転移させた。この時液体吸収層上へ転移した液体
の接触角は80度であった。
【0047】ここで、光熱変換材料の固着した文字画像
部分を実施例1と同様にキセノンフラッシュ(SP27
5:理想科学工業株式会社製)を用いて光線を照射する
と、文字画像部が吸収した熱により溶融穿孔し、感熱孔
版原紙が製版された。
【0048】この製版された感熱孔版原紙をデジタル孔
版印刷機GR275(理想科学工業株式会社製)の印刷
ドラムに巻き付けて印刷すると、画像情報に忠実で、鮮
明な画像が得られた。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、親水性樹脂と撥水性化
合物とを含有してなる液体吸収層を感熱孔版原紙上に設
け、この液体吸収層上に光熱変換材料を含有する液体を
直接吐出させるようにしたので、転移した液体が液体吸
収層上で滲んだり拡がったりすることなく、又、該液体
が液体吸収層上で反撥され、いわゆるハジキ現象を生じ
ることもないので、転移した液体を液体吸収層上で所望
の画像に忠実に定着させることができ、鮮明な印刷物が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体吐出装置から光熱変換材料含有液体を感熱
孔版原紙の液体吸収層に向けて吐出する状態を模式的に
示す側断面図である。
【図2】光熱変換材料含有液体を感熱孔版原紙に転移さ
せた状態を模式的に示す側断面図である。
【図3】光熱変換材料含有液体が転移した感熱孔版原紙
に光線を照射する状態を模式的に示す側断面図である。
【図4】光線を照射することにより製版された感熱孔版
原紙の状態を模式的に示す側断面図である。
【符号の説明】
1 液体吸収層 2 熱可塑性樹脂フィルム 3 多孔質支持体 4 液体吐出装置 5 光熱変換材料含有液体の液滴 6 転移した光熱変換材料含有液体 7 フラッシュ 8 反射板 9 光線 10 穿孔

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体吸収層を表面に備えてなる感熱孔版
    原紙の該液体吸収層上に、液体中に含有せしめた光熱変
    換材料を該液体とともに液体吐出装置から吐出して転移
    させた後、該感熱孔版原紙に可視光線又は赤外線を照射
    して、該光熱変換材料が転移した部位を選択的に穿孔し
    て製版する感熱孔版原紙の製版方法において、該液体吸
    収層が親水性樹脂と撥水性化合物とを含有してなること
    を特徴とする感熱孔版原紙の製版方法。
  2. 【請求項2】 前記液体吸収層は、前記液体が該液体吸
    収層に転移した際、該液体と該液体吸収層との接触角が
    20度〜150度の範囲となるに十分な比率で親水性樹
    脂と撥水性化合物を含有している請求項1に記載の製版
    方法。
  3. 【請求項3】 前記液体は、水及び/又は親水性溶剤を
    含有してなる請求項2に記載の製版方法。
  4. 【請求項4】 前記液体吸収層は、有機又は無機の微粒
    子を含有する請求項1に記載の製版方法。
  5. 【請求項5】 前記液体吸収層の軟化点又は融点が40
    〜120℃の範囲である請求項1に記載の製版方法。
  6. 【請求項6】 前記液体吸収層の厚さが0.01〜20μm
    の範囲である請求項1に記載の製版方法。
  7. 【請求項7】 前記感熱孔版原紙は熱可塑性樹脂フィル
    ムからなる請求項1に記載の製版方法。
  8. 【請求項8】 表面に液体吸収層を備えてなる感熱孔版
    原紙であって、該液体吸収層が親水性樹脂と撥水性化合
    物とを含有してなることを特徴とする感熱孔版原紙。
  9. 【請求項9】 前記液体吸収層は、液体が該液体吸収層
    に転移した際、該液体と該液体吸収層との接触角が20
    度〜150度の範囲となるに十分な比率で親水性樹脂と
    撥水性化合物を含有している請求項8に記載の感熱孔版
    原紙。
  10. 【請求項10】 前記液体は、水及び/又は親水性溶剤
    を含有してなる請求項9に記載の感熱孔版原紙。
  11. 【請求項11】 前記液体吸収層は、有機又は無機の微
    粒子を含有する請求項8に記載の感熱孔版原紙。
  12. 【請求項12】 前記液体吸収層の軟化点又は融点が4
    0〜120℃の範囲である請求項8に記載の感熱孔版原
    紙。
  13. 【請求項13】 前記液体吸収層の厚さが0.01〜20μ
    mの範囲である請求項8に記載の感熱孔版原紙。
  14. 【請求項14】 前記感熱孔版原紙は熱可塑性樹脂フィ
    ルムからなる請求項8に記載の感熱孔版原紙。
  15. 【請求項15】 水及び/又は親水性溶剤を含有してな
    る液体中に光熱変換材料を含有せしめてなる、液体吐出
    装置から吐出可能な感熱孔版原紙製版用組成物。
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